Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2011年05月23日(月) シェルシ、シェルシ、ジェチント・チェルシ!

FMファンに夢中だったあの日にかえりたいそしてあなたにあいたい・・・なきながらちぎった番組欄をカセットに貼ってみるの、悩みなききのうのほほえみわけもなくにくらしいのよ・・・

シェルシ、シェルシ、ジェチント・チェルシ。ちゃんとジェチント・シェルシきいてないだろ。うまくいえないだろ。

NHK-FMで白石美雪と近藤譲の声でジェチント・シェルシの名は聞いたことあるけど、黒田恭一の声では聞いていないかなあ。

こないだコンサートのあとに月光茶房へ行ったら「山羊座の歌」公演パンフレットがみんなの関心をあつめ、「これは行かなければならないでしょう」「おお、ついに」「平山美智子を聴けるとは」と飛び交う声、おれはなに?なに?なにが起こったの?状態でございました。


彩耳記15(堀内宏公)

シェルシ!謎なおっさんですねえ・・・。それにCDでは良さの半分も伝わってこないものなのかあ・・・。

福島恵一「ジャチント・シェルシ/山羊座の歌(完全版)  Giacinto Scelsi / Canti del Capricorno 1962-1985」

「アヴァン・ミュージック・ガイド」(作品社)で「声のパフォーマーたち」の章で紹介された16枚!ど、どんなラインナップなんだあああ。
おれこの本持ってるぞ、えええと、ええと。


というわけでいずれにしても6月3日(金)は有休を使って杉並公会堂へ出かける予定です。

エクスドット


2011年05月22日(日) 現代ジャズ新譜50枚ラインナップだ、益子さんのブログ

こないだ益子博之さんがおいらの車に入りながら「おお、コニッツかけてますね!」とすぐにわかったのはさすがだと思います。
コニッツの『モーション』をかけていたんですけど。
おれなんかきっと「お、いい演奏ですねー、・・・、エルヴィン・ジョーンズですねー、・・・て、ことはコニッツのモーション???」
ぐらいの反応が関の山かなあ。

益子さんのブログ
を見ると、すさまじいラインナップのニューヨークダウンタウンシーン新譜が並んでいる!
メンバーのつらなりを読みながら、テン年代の現代ジャズの生成を見る思いがしてうきうきする。
エスケリン、シュビヨン、レイアンダーソン、といったベテランも、現代ジャズに果敢に・・・、いや、そういう意識はないだろう、ミュージシャンは現代ジャズのために演奏するのではない、彼らの演奏本能と感性が必然的にそこへ足を進めているだけに過ぎないのだ。

6月の後半にはまたニューヨークにライブの定点観測に出かけられるとのこと。

「益子多田Yotsuya Tea Party」現代ジャズ新譜のリスニング・セッション、第2回目が楽しみ。
選りすぐりのトラックをまとめて聴けます。まあ、築地の大将が最も活きのいいネタを厳選して寿司を握ってくれるという風情です。
おれは・・・石塚英彦みたいに「まいうー!」「まっ!いっ!うううっ!!!」と言っている風情です。
7月下旬あたりを日程調整中です。今度は日曜日にやる予定ですので、みなさん、空けといてくださいっ!!!


2011年05月21日(土) 編集CDR『KOU 2 2011.5.21受』 ノーツ

ぐうう。若き友人からいただいた編集CDRを曲目を見ずにコメントを書いてみた。
おおはずれ!がたくさんー。この壮絶なとほほは残しておかなければならない。
2曲目、なにこれ、ペンデレツキ、って、ああた、こんな90年代な作品をずいぶんむかしに書いていたのねー。

いやーじつにすばらしい構成の編集CDRである。
ドネダ斉藤の春の旅を所有しているのもさすがだ。


Heater / Refrigerator (4:59) / Toshimaru Nakamura from 『EGRETS』 (SAMADHISOUND) 2010
音響?エクスペリメンタル?ハウリングした持続音?お、ドネダ!的。サックスの管の入り口に住んでいる小人のような気にさせられる。よだれや吐息のそばにいる小人。打音も響く空間性。5分。

Penderecki: Partita for harpsichord, electric guitar, bass-guitar, harp, double bass and orchestra
Elzbieta Stefanska-Lukowicz (harpsichord), Helga Bohnstedt (electric guitar), Wolfgang Bargel (bass guitar), Annemarie Schmeisser (harp) & Norbert Brenner (double bass) Sinfonieorchester des Sudwestfunks
クレーメル。シュニトケ?やがて飛翔する管楽器群がはっとする美しさ。コンポジションの骨格的必然は薄い?あれ?ギターもいるのだあ・・・。90年代っぽいな。ゆるインプロ+現代音楽ふう?13分すぎあたりから俄然説得力が押し寄せてくる。わお。17分。

Revolution / The Beatles
ここでかかるか!レボリューション。こんな痛快に中2の夏に連れていってくれるなおっかさん!まだまだ世界はビートルズの残響にすぎない。

Turns Me On (feat. Sleepy Brown & Joi) (2:00) / Big Boi from 『Sir Lucious Left Foot...The Son Of Chico Dusty』 2010
かっこいい!だれこれ。エレピのセンスもいいラップ。ラップが成熟しはじめた最近のものだろうか。

..And the World Laughs With You [ft. Thom Yorke] / Flying Lotus from 『Cosmogramma』 2010
ドラムンベースとテクノの、これは日本人の制作かなー?00年前後。

S'ombre Part 1 / Eric La Casa from 『W2 1998-2008』 1999
フィールドレコーディングを用いた表現。ジル・オーブリーに近い空間性は耳のストライクゾーンを刺激するもの。構造の意図が見えるあたりと、パラメーターのなだらかさが安心感を生んでしまっているのが少し残念。ここ数年の作品。

I Ching 3. The gentle, the penetrating (Hexagram Nr. 57) (6:22) / マグヌス・エドネ - Magnus Aadne (1982)
カリンバのなだらかなソロで始まる。浜村昌子が描く世界と隣接している気がする。即興色はなく、ナチュラル系。

Rade / Jim Black Alasnoaxis from 『Habyor』 2004
よよよ。ジム・ブラックのバンドだ。クリス・スピードの棒読みトーンがたまらんずらー!!!ほんとロックなかんじだよなー。ソニック・ユースだよなー。

Sunday June 3rd, Nightfall on the Île de Layoule featuring the Théatre2 l'Acte. (3:17) / Michel Doneda Tetsu Saito from 『Spring Road 01』 2002
屋外での即興演奏。最強、ドネダ、斉藤徹しか浮かばねー。とほほ。


2011年05月20日(金) (追記2)

Jazz Tokyo投稿コンサートレビューを2本書く。

削除した追記をここに置きます。


(追記2)
おれ、来週、やしろ、だっけ、やだいだっけ?「ピアノ協奏曲」聴きに行くんだ、と、相棒に告げると、たださん、やしろあきおの名前の憶えすらそんなものなんですか!とあきれられる。矢代のチェロ協奏曲をコンサートで聴いて感動したと言ってたじゃないですか!もしかしてそのことも忘れてしまったとか?どうしてぼくが憶えていてたださんが忘れているんですか。


2011年05月15日(日) 編集CDR 『おせーぼ osebo 2009』

今日ドライブ中聴いていた次男がディス・ヒートに目の色が変わり奪うように持っていった以前作った編集CDRの曲目。

09年の年間ベストという気持ちで数人の友人に配布したもの。


編集CDR 『おせーぼ osebo 2009』

01. Sleep / This Heat from 『Deceit』 1981
  レコメン系でもある英国オルタナ・ロックのカリスマ、ディス・ヒート。ポップで過激で、軍隊の足音のようなビートも吉。
02. 謎謎 / Radwimps from 『アルトコロニーの定理』 2009
  歌詞の奇跡的なことの形容をする部分を聴くたびに三善晃の音楽の奇跡を連想してばかりいたのだ。
03. Dem Rebens Tanz (Rabbi’s Dance) / Art Shryer’s Orchestra 1929
  水野信男著『ユダヤ音楽の旅』(ミルトス)付録CDの1曲目、ユダヤ音楽の源流のひとつ。サーカスの音楽みたい。
04. Little Sister / Rufus Weinwright from 『Want Two』 2004
  ルーファス・ウェインライトのクラシック・オペラ好きという背景そのままの佳曲。
05. 云何唄・散華(曼荼羅供) / 大阪真言声明研究会 (7:27)
  『仏教音楽辞典』(法蔵館)1995の付属CDに収録されていたトラック。声明のコブシ、鳴り物、背景音を含め名演だ。
06. 学級崩壊 / 相対性理論 from 『ハイファイ新書』 2009
  メディア露出の無い「やくしまるえつこ」の声に家族じゅうがとりこになっていました。
07. It's All Right With Me / Marty Paich Big Band from 『The Modern Touch』 1959
  マーティ・ペイチのビッグバンドにあって独走状態の推進力見せるベースはスコット・ラファロなのであるという逸品。
08. 虹と雪のバラード / トワ・エ・モア 1971
  当時おれは男性のどぼとけばかりを見ていたが。札幌市民のテーマ曲。
09. J.S.Bach : Partita I in B-flat,BWV 825 Allemande / Sergey Shepkin 2008
10. On The Alamo / Stan Getz Quartet from 『The Complete Roost Studio Sessions』 1959
  聴いて即座に魂を抜かれてしまったスタン・ゲッツの演奏。おいらにとって間違いなく生涯ジャズベスト10トラック殿堂入りだ。
11. All My Love’s Laughter / Art Garfunkel from 『Watermark』 1977
  ジム・ウェッブ作品集となった青春の名品『ウォーターマーク』から。後半のバグパイプの鳴りと退きぎわの良さがなんともはかなし。
12. J.S.Bach : Goldberg Var, BWV 988: Var 5 / Andras Schiff 2003
13. J.S.Bach : Goldberg Var, BWV 988: Var 5 / 高橋悠治 Yuji Takahashi 1976
14. 森の水車 / あがた森魚 from 『少年歳時記』 1993
  この音痴のような歌唱法のライブにおけるスリリングさと表現の異化は国宝ものだ。このトラックはわりとまともだけど。
15. 「半端なCじゃありません」 / 高田渡
16. 年輪・歯車 / 高田渡 1996.07.20 岐阜・御浪町ホール
  スタジオ録音のオリジナルのほうがいいのだけど見当たらず。
17. Oh What A World
18. I Don’t Know What It Is / Rufus Wainwright from 『Want One』 2003
19. 恋は夕暮れ / スピッツ from 『空の飛び方』 1994
  この形容の羅列。ここでも勇敢な軍隊の足音を聴いてトラック1にもどる。


2011年05月11日(水) 今週5月14日Tactile Sounds Vol.2 橋爪亮督トリオ!

女の子たちは週末。14日(土)は橋爪亮督トリオ@喫茶茶会記、15日はシーマス・ブレイク・カルテット@武蔵野スイングホールみたいだ。・・・

14日(土)橋爪トリオはトロンボーン!とタイコ、オレは行くぜ。


2011年05月09日(月) じゃぽ音っとブログ「DVD『生きた正倉院 雅楽』」 関東各地の環境放射能水準の可視化

はやくも次のタガララジオ21を書いているんだぞ、と言いつつ、実際の読者数というものは十数人に過ぎない。

夜中に友だち電話をする。まずはお互いの体調を気遣うのが定石で、そういう年代なんで。いま何聴いてた?ときいたら、ポール・モーリアだという。ポール・モチアンの間違いではないのか。ポール・モーリアにモーツァルトを見ることも可能だ?おおお。

「恋はみずいろ」「オリーブの首飾り」「涙のトッカータ」・・・おいらの小学生時代のBGMみたいなもんだ。・・・どんな小学生なんだ!

オノセイゲンさんのFBで知った「関東各地の環境放射能水準の可視化」
これは庭師が作ったというおはなしもなにか美しい。

そろそろ当たるなトトビッグ。

じゃぽ音っとブログ「DVD『生きた正倉院 雅楽』」
これまた面白そうな音楽です・・・。


2011年05月08日(日) フェイスブック

タガララジオ20投了。Jazz Tokyo掲載は15・16日ころ???
菅原洋一, Paul Motian, Fred Hersch, William Parker, Noah Preminger, Boston, 神聖かまってちゃん。

アマゾン中古でJohn Coltrane "Infinity" ★★★★★を2499えんで購入せり(米アマゾンでは100ドル)、やたー。
積年のCD化ブツを入手。
こんなに苦戦するとは思っていなかったが待てば海路の日和ありだなや。

ゴールデンウィークは5連続夜勤。

Face Book に登録して24にんのお友だち。
「和田秀樹さんが猪瀬直樹さんと多田雅範さんと友達になりました」
実生活のネットワークと大幅にずれているような気も。そこが可能性???


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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