Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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おれの遺伝子が濃い次男の恋ちゃんが受験修行で上京してきている。 ごはんたべに行けるのは3日の夕方かな。げ、7せんえんしかない!
2月5日の鈴木俊哉(リコーダー)×吉村七重(二十絃箏)■ に行けるよう夜勤を調整。
・・・11月7日の藤村実穂子メゾソプラノ・リサイタル@所沢市民文化センター???・・・あらら、これは昨年の情報だった・・・ 行きそびれた・・・
Jazz Tokyo連載のタガララジオ、新春特大号を書くぞとばかりに対象CD24枚を紙袋にいれたまま、つい寒い部屋で 布団にくるまって福島恵一さんに教わったジル・オーブリーの作品を聴いて冬眠するようにしているばかりですううう。 ふつうの音楽がトゥーマッチに聴こえるような心境にもなってしまうのでありまする・・・。
中嶋香ピアノ・リサイタルのレビューが更新されました。■ 現代音楽、おもしれーじゃん!とにわかに萌えております。
中国の現代音楽、て、聴いてみたいよなあ。 むかしエアチェックして聴いた以来、接する機会がないのです。 港南図書館で石田一志のぶあつい本をめくりながら。
エジプト政権転覆しそうで、イスラム圏の統一的な動き(必然的に反米になる)につながる予測です。
2011年01月30日(日) |
「ミュージサーカスこの10枚」第一回更新 |
「ミュージサーカスこの10枚」■の第一回が更新されました。
多田、堀内宏公、岡島豊樹、益子博之の4氏が一堂に会するわたくしにとってのドリーム・サイトの様相で、岡島さん、益子さんにおがみたおすように原稿をいただいて、それでいてわたくしめがアタマに位置するのはまったく席順がちがう、耳の深さが違うともうしわけない気持ちでございます。さらに、現在、福島恵一さんにユリシーズ誌に昨年掲載されたベスト30の2010年版をぜひ読ませていただきたくお願いした次第。月光茶房の原田正夫さん、チャーミングな明日香さんも待機中でございます。
わお、座間裕子さんの2010年ベストの記事がありました。■
2011年01月28日(金) |
月光茶房、「絶対、誰にも、教えない」 |
ぶううう、寒い寒い。日記を更新してなかた。先週金曜は2年ぶりのオオモリさんと蛇骨湯と白子など。 今日は長男長女と蛇骨湯と焼肉。来月12日の夜から三鷹寮から浅草への引越しに。日曜の日中の渋滞回避。
たばこを吸うときの赤コーラからブラックコーヒーへの移行を進めているがなかなかうまくゆかない。
たばこを吸わない友人が月光茶房のコーヒーはまじうまいという。 この友人はスピーカーもCD選盤も耳がいいし、味覚もすぐれているし、友人選びもすぐれている(わはは、おれのことだし)。
たばこ吸ってるかぎりわかんねーだろーなあ。
お。月光茶房、「絶対、誰にも、教えない」というレビューが・・・>■
音楽サイトmusicircusに掲載する年間ベストの原稿を書きあげた。 チャールズロイドのECM盤も良かったし、あ、フレッド・ハーシュのピアノ・ソロはまだ聴いてないや、なんで嵐なの?と、いろいろあるが、2010年を思い出すセレクトを封じ込めた。
このかたのベスト25、気になるセレクトです。 ■
2011年01月22日(土) |
Gilles Aubry と池袋東口ビル9階サウンドスケープ |
池袋東口の雑居ビル群のひとつの9階のベランダ。午前5時。 これから土曜の朝を迎えようとする明けてゆく空、と、風、つめたい空気のハウリングするような音。 向かい側の年末から建設していたビルが外装をまとい始めている。徹夜の工事業者が断続的に金属音やわめき声をたてている。 ごみ回収のトラックの作業音や、断続的な新聞配達のバイク音、交差点の信号の変化を反映した排気ガスの音。
赤コーラはなぜ中毒になるのだろう、赤は共産主義で、コーラは資本主義で、そんなドリンクであるわけではない、単に、カフェイン。 カフェインが中毒症状を起こしているなら、ブラックコーヒーのホットで煙草を吸ってみよう。糖分だけ避けられる。
この同じ場所の32年前、1Fにあった喫茶店でオリジナル・コンフィデンス(オリコン)たしか200円、を、読んでいた。 クリスタル・キング「大都会」、サザンオールスターズ「いとしのエリー」、もんた&ブラザーズ「ダンシングオールナイト」、 そんな曲が並んでいたっけ、みんな時期が少しずつ違うなあ、記憶がごちゃごちゃになってら。
出勤前に聴いてきたGilles Aubryの音響作品の記憶と、目の前のサウンドスケープが共鳴しているように思えた
とたんに、巨大な音響空間に投げ出されていることに気付いてしばらく耳をすまして動けなくなる。
2011年01月21日(金) |
女流義太夫を録音してくださいー |
歌舞伎町大久保界隈はおいらのテリトリーなのですが激辛韓国料理とか食べたことないんです。 ■ カムジャックとかカムジャタンとか、辛さの奥深い官能って味わってみたいものです・・・。
群馬に住んでいた頃においしいキムチ屋があって1パック2せんえん以上するけどあれは別格に美味いものだった。 おいしいキムチを食べると格下のキムチが食べられなくなりまする。
アパートの大家さんから地デジの工事のお知らせ。いよいよ新しいテレビを購入しなければならないのかー。 テレビの無い生活にしよう、猫を飼って楽しく暮らそう、とも思っているのだけれど。
NHK「芸能花舞台 − 女流義太夫の魅力“娘義太夫”“阿古屋”」■ チャンネル:教育/デジタル教育1 放送日: 2011年1月23日(日) 放送時間:午後11:30〜翌日午前0:15(45分)
これを録画してもらえませんでしょうか。せんえんで。
2011年01月20日(木) |
ジャズライフ誌の浅野廣太郎の年間ベスト1はハインツザウアー? |
「うつくしむくらし―窪島誠一郎ひとり語り」 (文屋文庫―かたりあう近未来ベーシックノート小布施 (第5巻)) 「海炭市叙景」 (小学館文庫)佐藤 泰志 を注文したついでに ブノワ・デルベックのジャン・ジャック・アブネルがベースのピアノ・トリオ新譜 ジョー・マネリとハラダマサシ(アイスペインティングの美術家としても有名)の『Pinerskol』 ヘンリー・スレッギルのなんとかかんとかVol.2 も購入してしまう。
「年のはじめは、音楽ファンにとって、まったくすがすがしい情報を得る時期である」■ と書いたのは6年前か。おおずいぶんミスチルにはまっているな、この時期のおれ。 2010年、年末に突如発売されたミスチル『sense』、すっかり古くて創造性のないバンドになってしまった。
ジャズ・ライフ誌をチェックしていたら、浅野廣太郎さんの年間ベストに激しく注目する。 10年ほど前にカルロ・アクティス・ダートのご縁で意気投合した記憶のあるナイスガイであった浅野廣太郎さん。 じつにいいラインナップを挙げているではないか・・・と、ここで作品名をスラスラ書き出せないオイラの老化した脳にがくぜんとするが・・・ 驚いたのは1位に挙げているのはアクト・レーベルのハインツ・ザウアー盤・・・。 たしかこれ、おれは車の中で聴いたあとそのままコンビニのゴミ箱に入れてしまったような気がします。やばい、もいちど聴かなければ。
2011年01月19日(水) |
少女時代の「Gee」 |
わたしはKARAちゃん騒動には■ 少女時代に対する敵前逃亡であるという図式をあてはめています。
少女時代の「Gee」が 橋爪亮督グループの「十五夜」と SKE48の「青春は恥ずかしい」と 年末12月のおいらの心のヒット・チャート・ベスト3で三つ巴の死闘を演じたことはここでしか書きません。
さすがに、今週配布しているオイラの編集CDR『お年賀 onenga 2011』には少女時代も嵐もSKE48も入れませんでした。
ミュージサーカスの年間ベスト10をこれから書きます。
2011年01月18日(火) |
新着記事:非平均律の魅力、NEO都々逸 |
インプロ以外音楽じゃない(!)と毎日のように新宿・御茶ノ水・吉祥寺・渋谷の新譜棚と中古CDえさ箱をチェックしていた 時期もあるのでございます。 棚のCDの背表紙の色彩帯を一瞥しただけで、どこになにがあり、それらがどのような音なのかがわかり、 瞬時に脳内にそれらの音響を再生することができた、という、神がかった青年だった時代もあったのだよ。
神聖かまってちゃんにうんうん唸っているところである。
それはそうと、ハリー・パーチ!不思議な音楽だったなー。 97年にジョー・マネリに遭遇して、微分音、ビザンチン教会音楽、藤枝守、ハリー・パーチという耳の進路指導をトヨツキー教授に受けて、 手にしたハリー・パーチのCDを思い出します。
おお。じゃぽ音っとブログで「非平均律の魅力、NEO都々逸」という新着記事!■
な!な!な!美しすぎてあなたがこわい。
自動演奏熱もさめてヒマにしているだろうメセニーに「いますぐピカソギターもってこっちにこい!」と言いたい。
2011年01月17日(月) |
キース・ジャレットについての読まれるべき考察 |
14日、ラーメン屋で口内を怪我する。抜歯あとのすき間でベロの奥地を噛み切ってしまい血だらけのラーメンを食する。 15日、次男のセンター試験受験の送迎任務のため東洋大学板倉キャンパスを往復する。 16日、板倉キャンパスへ届けたあと館林インターから都心へ急行、北方ECM左派空間聴取評議委員会に出席する。
神聖かまってちゃん、The Mirras ザ・ミイラズ、凛として時雨、嵐などの楽曲が 次男および次女およびエクスワイフによる編集CDRに並んでおり、耳の試運転に四苦八苦するばかりである。 これらの楽曲をあのような情熱と中毒症状で聴きまくれるようになる、なぞ、なかなかのハイレベルな修行のようである。
キース・ジャレットについての読まれるべき考察があった>■
ジャレットについて、レイディアンス以降の諸作品についてはどうであれ、耳を傾けてしまうのには、 彼のトーンがピアノに内在しているのであり、そのトーンにはさまざまなこれまでの傑作が捉えている射程が映し出されていることによる。
「Spirits」も、「Book Of Ways」も、ひときわ重要な作品だ。
小沢健二のサイトで「手」■という作文があることを、ピノコちゃんのついったで知る。
小沢健二が叔父の小澤征爾復活に接して、・・・ 権代敦彦の現代曲や内田光子のピアノ、下野竜也の指揮を感じていたことにも、ぼくはとてもうれしい気持ちになったし、 ・・・
手。
わたしの今年の抱負は「惑星になる」というもの。 小杉武久がウイリアム・パーカーを評して語った言葉によります。 ぐるぐる自信をもって。照らされて。引き合って。今年もよい一年でありますように。
2011年01月12日(水) |
16日吉祥寺カフェズミで古谷暢康を体験せよ |
古谷暢康を体験せよ
Jazz Tokyoで年間一枚に大西順子を掲げたのはおれです。おれだけでした。東芝EMIでの11ねんぶり(!)の復帰作『楽興の時』(2009)、ドルフィー楽曲入れててジャケ上方に掲げてあるアウトトゥランチ風時計もうれしかったが、ユニバーサルに移籍しての『バロック』(2010)■には、1曲目のジェームス・カーターの入りかたに「あたたた・・・どうしてそんな音出しスケコマシから始まってしまうのおー!」と胸を打たれて、ついさいごまでからだをゆるしてしまったわけです。Jazz Tokyoの09年年間一枚に『楽興の時』は成田正さんが挙げていましたが、もし10年年間一枚にさらなる上位作である『楽興の時』がだれにも挙げられなかったとするならばこれはつじつまが合わないとも思いおれは挙げました。というか悠雅彦さんがディスクレビュー■でこの語感で書いていたので、悠さんと2票かなと予測、成田正さんもおそらく、であれば3票を集めてしまうだろうとまで思ったりも。さて、悠雅彦さん、成田正さんはどの作品を10年年間一枚に掲げたのだろう。
Jazz Tokyo年間一枚で4票を集めたディスクがあった。フリージャズサックス奏者古谷暢康の『シュトゥンデ・ヌル Stunde Null 』だ。前作はクリーン・フィードからの作品で、本作は地底レコードから。昨日の日記で「60年代フリー・ジャズもこうやって伝統となって伝承されてゆくものなのですね」なんて書いていたおいらだが・・・。
そしたらこのブログ■ で、古谷暢康が高木元輝からマウスピースを譲り受けたというエピソードを知る。 おれは『苦悩の人々』よりも高木元輝『モスラ・フライト』のほうが体験の衝撃が大きい。■ 高木元輝は特別だ。 あ、コジマ録音に高木元輝と土取利之のデュオ作があるし・・・。
そんなわけで『シュトゥンデ・ヌル Stunde Null 』を聴きなおそうと机のまわりをガサゴソ探しているうちに仕事の時間になってしまった。
そんなエピソードひとつで聴こえかたが変わってしまいそうなおいらはまったくモンダイである。
わお。なんですと?地底レコード社長が怒りでこのCDを廃盤扱いにしてしまったのですと? ■
16日(日)午後4時半から吉祥寺カフェズミでのソロ公演、必見ものですぜだんな。■
2011年01月11日(火) |
告知:古谷暢康さんのソロ・ライブ |
今年はたしかに寒いのですが。 北国出身のわたしとしては吹雪に向かって前進しなければとうてい寒いという所感は許されないわけで、 逆に平和台駅に向かいながら「ここは札幌ー」と自己暗示をかけた瞬間に「今日は暖かいなあー」と思っているのです。
むかしから時々「ここは京都!」と思いながらドライブしたりしていました。
正月の新聞で姜尚中が年間ベスト3冊に選んでいた『自我の源泉―近代的アイデンティティの形成』(名古屋大学出版会) 本人のブックレビューを見つけた。> ■ 練馬区の図書館で現在おいらは予約の4番。
10日の夜勤前に行った中嶋香ピアノ・リサイタル@東京オペラシティ、いいコンサートだったー。 Jazz Tokyoにレビューを入稿する予定になっていてカメラマンまで手配してあったものだ。 いいコンサートでよかった。 こないだのニセコロッシ・コンサート・ツアー18はバリゾーゴンの嵐みたいなものだったし。 ミュージサーカスの最新更新■からのご高覧をお願いします。
おー、それにしてもJazz Tokyoよ、年間ベストはいつになったら読めるのかね。■ ジャケをチェックする限り4にんのコントリビューターが古谷暢康さんのCDを年間ベストに挙げているという快挙だ。 ブロッツマン聴いて渡欧してしまったという猛者だ。おれもCDを聴いたけど、パワフルですさまじかー。60年代フリー・ジャズもこうやって伝統となって伝承されてゆくものなのですね。
★ 16日(日)4時半開演で吉祥寺ズミにてリスボンから一時帰国中のマルチリード奏者古谷暢康さんのソロ・ライブが予定されております。 ■ 演奏楽器は、テナーサックス、クラリネット、フルート、パーカッション 古谷さんは、ハイティーンの頃、ヨーロッパに出奔、その後、ヨーロッパを転戦、リスボンに落ち着くまで各所を遍歴、十数年振りに帰国し、3月にはまたリスボンに戻るとのこと。
2011年01月08日(土) |
橋爪亮督4=宮野裕司as,吉野弘志b,池長一美ds @ノー・トランクス No Trunks (国立) |
12月に新宿ピットインでツインギター編成、橋爪亮督(Ts,Ss,Loops)市野元彦(G)馬場孝喜(G)吉野弘志(B)池長一美(Ds)、を聴いて、 タイコの池長一美に激しく注目していたのですが、 今日は、2年前に平井庸一グループのガボール・ザボ・トリビュートで増田ひろみとともに2アルトを聴かせたマイスター宮野裕司との、橋爪亮督カルテット、タイコ・池長一美、であるからして、これは聴き逃すことができない。
演奏が始まって最初の数秒で今日は特別なライブ、大当たりのライブであることがわかった。 こういうのはすぐにわかる。至福の2セットでした。
コニッツ、マーシュではないけれど、これだけ水準の高いアルトとテナーが重なってクルクル目がまわるような響きの生命体は得がたい。
それにライブでのこの響きの豊饒さ、は、CDでは無理なのだ、といえば、当たり前すぎてお話にならない。
アルトの宮野さんとテナーの橋爪さんは22さい差の同じ岡山の高校出身で、橋爪さんは高校のブラスバンドで宮野さんの姪っこさんがクラリネットで一緒だったという。
おれは今年から2管だ。
2管耳男だ。
この2管をパーマネントで聴き続けたいと思っていたら、ノートランクスの店主も予想以上にすばらしいのでもう一度演るべきだとアナウンス。
2011年01月07日(金) |
高橋悠治×茂木健一郎 「他者の痛みを感じられるか」 |
高橋悠治×茂木健一郎 「他者の痛みを感じられるか」 テキスト>■
以前なにかの機会でこの対談を視聴したことはあったんだが、こうしてテキストで読みなおすと、すごい応酬をしているのだな。
科学と芸術の対決、「高橋悠治は全世界の芸術家を背負って代弁しているかの凄まじいものだ」とスヌスムムリク公爵。
血みどろになって闘う高橋悠治・・・血みどろは手負い傷があることか、適切ではないな・・・ 高橋悠治。さすが高校生時代にすでに教師の丸谷才一を超えていたと言われる天才。
とにかくおれはもっかいよく読まなきゃ。
「なぜ、そう言えるのか。」
わたしなぞ、わたしと同じように感じるひとがいる、わたしの言葉のつかいかたと同じで、という、はなはだ甘えたもっと言えば暴力的な、白痴的な信憑性に寄りかかって、堂々としてしまう。言葉で、哲学で、芸術をとらえるのは土台無理がある。無理があるのに、それでも伝えたいとするならば、やはり慎重になるのが倫理というものだろう。
だが、言葉はわたしの言葉だ。誰かの言葉と響きあうのに辛うじて出来ていないか。ほんとはおそれつつもジャンプして、
2011年01月06日(木) |
ジョニー・ウォーカーのCM |
ジョニー・ウォーカーのCM ■
おれは字幕があるのを見てるけど。 マンフレート・アイヒャーに似て・・・ませんか? 風景もECMっぽいですし。
2011年01月05日(水) |
ウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団ニュー・イヤー・コンサート |
東京文化会館でウィーン・ヨハン・シュトラウス管弦楽団ニュー・イヤー・コンサートを楽しんだあと、 浅草の長女とレバニラいため定食をたべて蛇骨湯デート。
水仕事でパリパリに硬くなった手のひらが痛々しい。
大晦日元旦はホテルに泊まって午前4時起きでデパートのお魚屋さんの準備から閉店午後9時までノンストップのお祭り騒ぎアドレナリン出まくりなのだそう。
小さな頃のぷにゅぷにゅしたもみじの手が太陽に照らされている。
中央線に乗って彼女の保育園の遠足に行った、夕暮れの中央線の車両に太陽のひかりはあたり、こどもたちははしゃぎまわり、それを見ているぼくの頭には「天使たちのシーン」が流れていた。
まあおれもジジイになったがおまえもじきにババアになる。
そのへんにあふれているジジイやババアももとはそこらへんの保育園児だと思えば、ちょっと改めてほしいことのひとつやふたつあるものでも。
退職後の老後の正月にヨハン・シュトラウスを聴いているので良いのか。
田中宇国際ニュース解説の会員用拙速分析すごいぞ。ドル、まもなくだな。 ■
2011年01月04日(火) |
ムーンライダーズ『青空百景』 |
ぼくはミッナイにじまでバイトさ、やつはミッナイ2じまでデートさ、深夜2時すぎの山手通りや明治通りや川越街道を仕事で走る。
聴いているのは懐かしの80年代名盤ムーンライダーズ『青空百景』(1982)なのだが、 「真夜中の玉子」「トンピクレンッ子」「 二十世紀鋼鉄の男」とたてつづくポップな3曲がお気に入り。
カセット交換会をしていた友人たち。 部屋の黒板に会員番号と名前とレーベル名を書いて新作リリース予定を書いて、いました。 その数、なんと34。 部屋中が友人たちが作った編集カセットの山になっていました。
いろんなことがすべて変わってしまって当時を思い出すことは少ないけれど、 いつだか小金井公園へ行ったときに、その当時に戻った視界になった気が一瞬だけした。
雑誌「TOHUBOHU」をロスアプソンに注文。
2011年01月03日(月) |
パフュームの「ねぇ」をもいちど観たい |
元旦にはNHKで「ウィーン・フィル ニューイヤーコンサート2011@ウィーン楽友協会」生中継を観ていました。
紅白で観たパフュームの「ねぇ」、こんなに踊りがかわいいものなのか!どきそきするものなのか! PVでは3にんの動きを同時に観ることはできないものだったけど、3にんがそれぞれ瞬間瞬間決まっているのなんて、すごすぎ! これがライブでしか体験できない、という、実にいい営業戦略だと思う。2月9日発売のライブDVD、買うかも。
わかったよ、買わないよ。
今日は少女時代のビデオばかりくり返して見ています。
わかったよ、もう観ないよ。
箱根駅伝、復路6区で逆転し、山道で転倒もした早稲田・高野寛基、4年、初出場。 観ていて、転倒した瞬間まっ白になりました、その後首位を奪い返しリードする激走。 のちの特集番組で、転倒の際にできたひざと腰のスリ傷を映し出されました。
職場の若者が議論していたので、「統計的には・・・」と話しました。ただの受け売りです。 内田樹の研究室「既視感のある青少年健全育成条例についてのコメント」■
2011年01月02日(日) |
RATIO別冊片山杜秀責任編集『思想としての音楽』(講談社) |
福島恵一さんのブログで雑誌RATIO別冊片山杜秀責任編集『思想としての音楽』(講談社)を知る。■
年末にアマゾンから届いていたのだ。ぱらぱらと。
菊地成孔×片山杜秀の対談。菊地さんが「マゾヒズムで退屈を合理化した音楽」「段階的に勉強してわかってきた音楽」「無邪気に最初から好きだった音楽」と3つのタイプに分けてマゾヒズムはやばいという会話があったけど、自分に照らしあわせてみて・・・3つ全部混じってるかもしんないー。音楽を女性に置き換えると?・・・。あ、おいらそもそも退屈になったら聴くのやめてるよね。ただね、どう聴いてもつまらない・わからない音楽が、その音楽を好きなひとと一緒に聴いて相手の顔見ててポンと感じかたがわかったり、編集カセットテープに入っていた曲順の流れでするする耳の栄養分になっていたり、するけよ。嫌いが好きに、違和感がチャームポイントに、驚きはそのまま果実やし、退屈はほんとうに退屈なのだろうか。この分類に、片山せんせは分類できます!と当の菊地さんが驚くような反応を。菊地さんが現代音楽がクラブでかかってクールだと。あー、たぶんクールかもー。知識が聴取受容に組み込まれているゲンダイオンガクを、知識なしで大丈夫なのかという問いについては、これは、むしろ知識を得る前に聴け!とおいらは言いたい。知識を得てしまうと、知識を得る前の聴取体験が不可能になる。
菊地成孔ペペ・トルメント・アスカラールの2枚組CD『野性の思考』を聴いた以来なおいらだけど、ミシェル・ルグラン、細野晴臣、ウエザー・リポートとクレジットを見て・・・料理の素材を確認するように?、4回聴いたけど、なかなかピンとこないのですね、お金持ちで暇で憂鬱で退屈な時間つぶしならアリなのかな、と、思うばかりでした。あ、菊地さん自身の音楽のキーワードが「退屈」なのか。アカデミックな音楽をやっていると自称するだけはある。「現代音楽とラテンラウンジを繋ぐストレンジ・オーケストラ」だとアマゾンに定義付けが載っていました。片山さんならこれを聴いて「さすが料亭の息子ならではの音楽ですよねー」以上のことを言うとは思えない。
沼田さんのテキストで、ジョン・ゾーンの『Voo Doo』が出てきて、そうそう、あれは名盤だと思います。CDになってなさそうですが。今聴いたら、どうかなあ。ジョン・ゾーンも遠くになりにけり。
大里俊晴カットアップでは、大里が坂本龍一の転向に言及して、それに対して坂本龍一自身がFAXで回答をしたこと、そのFAXの内容が読めた。 坂本龍一も高橋悠治も誠実だと思う。
スヌープ・ドッグのあのPVのかっこ良さにはおいらもリアルタイムでうっとりしていたんだが。二重視線、は、たしかにそうなのだろう。スヌープ・ドッグに「なめてんのかオラア」と言われてしまいそうだぜ。ナズ、ドクター・ドレ、スヌープ・ドッグは聴いてきたけど、黒人の才能がジャズじゃなくヒップホップへ行ってしまっている気もする。
2011年01月01日(土) |
守護神伝 ―第二章― Keeper Of The Seven Keys Part 2 |
謹賀新年。
今年いちばん最初に聴いたのは、これかよ! ハロウィン、『 守護神伝 ―第二章― Keeper Of The Seven Keys Part 2 』
鋼鉄のきしむ音、鳥のはばたき、行進するリズム、高揚するオーケストレーション、天使の合唱隊、いやがうえにも盛り上がる 「インヴィテーション」 そしてメロディアス&ハード、華麗なるツインギター、「イーグル・フライ・フリー」 マイケル・キスクのハイトーン・ヴォーカル、カイ・ハンセンとマイケル・ヴァイカートのツインギター。
ジャーマン・メタル、ベルリンの壁崩壊(89年11月9日)の前年のジャーマン・メタルだったのかー。
1988年にECMジョンサーマンとジョンゾーンとレベッカとオーネットコールマンとあがた森魚を並べて聴いていた光景がよみがえり。
ファミマTカードが届いて買い物をしたら、ツタヤの2枚無料レンタル券が出てきて、ツタヤに行くと、この懐かしいハロウィンがあり。
22ねんも経っているのかよー。おんなじふうにのりのりになって聴いているの、って、どうなの。
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