Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2006年02月25日(土) |
でも、アート・ガーファンクルの最高傑作は『ウォーターマーク』 |
1ヵ月後に18になる娘と西千葉駅前のここで待ち合わせてドライブ。 葛西JCルートが渋滞していたので、レインボーブリッジ〜銀座〜池袋〜川口JC〜館林というルート。途中、芝浦P、蓮田SA。 東京湾のお台場あたりに屋形船が浮かんでいる。 後部座席から助手席の背もたれにつかまって何かを話している娘の話とか質問の内容をいまはすっかりわすれてしまっている午前2時。 途中で食べた焼きたてのメロンパンがうまかった。
最近の月刊『優駿』はDVDが付いている。春が近づくと桜が咲いてダービーに向かってく。
アート・ガーファンクルのファースト・ソロ『天使の歌声』■。 1曲目の「Traveling Boy」のイントロに、おざけんの「天使たちのシーン」を想ってしまった。ちょっとびっくりした。 5曲目の「Feuilles-Oh/Do Space Men Pass Dead Souls on Their Way to the Moon?」が好きでして。後半はバッハなのです。
うーん。でも、アート・ガーファンクルの最高傑作は『ウォーターマーク』で不動でしょう。 「All My Love's Laughter」はジャレットの匂いがするし、「木製飛行機」の意識の彼方。
たまご焼きを3個焼きしてごはんを一杯。もう一杯をたまごごはんにしておしまい。 小谷美紗子『adore』を聴いて夜更かしして。
良寛の言葉に、たいへんなことに遭遇するときはたいへんなことに遭遇することがよろしい、という意があり。
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2006年02月22日(水) |
『ベルリン・コンテンポラリー・ジャズ・オーケストラ』のドイツ製ECM原盤アナログ盤を持つわし |
げ。ECMのジャケがTシャツに、だそう。>■
な、なぜに『ベルリン・コンテンポラリー・ジャズ・オーケストラ』なのだろう。 菅谷梨沙子似のはたちすぎの可憐な美少女がこのTシャツを着ていたとする。公園のベンチでツルゲーネフを読んでいたとする。 そこへ『ベルリン・コンテンポラリー・ジャズ・オーケストラ』のドイツ製ECM原盤アナログ盤を持つわしが通りかかる。 「あの・・・もし。」 ふりむくわし。「なんでしょう、おじょうさん。」 「おじさまが手にしておられるその・・・」 「ああ、これは・・・、おじょうさんのTシャツと同じものですね。」 (運命を感じる菅谷梨沙子似のはたちすぎの可憐な美少女) 「もしおじょうさんさえよろしければ、これからこのレコードに参加しているミュージシャンたちのひとりひとりの物語をお聞かせしませう・・・」 「・・・はい」(恥らう菅谷梨沙子似のはたちすぎの可憐な美少女)<くどい! 「それではどこでお聴かせいたしましょう」 「わたし、レコードプレイヤーを持っておりませんので、おじさまのお部屋まで・・・」 「うむ。少々ちらかっておるがそれでも良いか。」 「・・・はい。わたしが片付けて差し上げます。お礼に夕餉の支度をさせていただき、お風呂の準備もいたします。おじさまの背中を流しとうございます。」
2006年02月21日(火) |
トーキング・ヘッズ 痙攣したファンクとコンピューター乱数の至福の出会いの40秒 |
トーキング・ヘッズの「ヒート・ゴーズ・オン (ボーン・アンダー・パンチズ)」を25年ぶりに聴く。 これをマイルスのジャック・ジョンソン・セッションズ『ウィリー・ネルソン(インサート2)』におけるソニー・シャーロックのギターに聴いた。 この2分37秒から3分17秒までの40秒間を。 痙攣したファンクとコンピューター乱数の至福の出会いの40秒間を。
菅谷梨沙子(すがやりさこ)■、これを別格という。俄然パラパラ学園のらむちゃんには負けてるがな。なぜ世界はらむちゃんだけの踊るDVDを制作しないのだ?こんなかわいい子、おれの子以外で見たことないぞ。俄然パラパラとらむちゃんでぐぐってみても、おれの作文しか引っかからん。なんで?世界に美意識はあるのか!わけわからん。
写真は小谷美紗子『adore』の裏ジャケ。 マイラバの「めぐり逢う世界」。ずっとそばにいて、と、願う、のは、そばにいられるのはそんなに長くはない、から。
2006年02月20日(月) |
『一冊の本』で四方田犬彦さんが書いた「アルバート・アイラー」 |
輸入牛肉再開をしなければ経済制裁もありだと多勢が主張する米国である。狂牛病にかかっていた牛肉を送りつけておいてそれはないだろ。
berry工房のどのコが好きかという、ほんとうにもう、どうでもいいような質問しかないのか?ちなみに、おれはだな。
『Mat Maneri Times Two』■ マット・マネリ2題とする2枚のCDレヴュー。この共演の価値に手を握る。
今月の『一冊の本』で四方田犬彦さんが書いた「アルバート・アイラー」。これまで読んだアイラーについて書かれたテキストでもっともシンプルかつ本質的な記述だった。読んでいてアイラーが聴こえてきたし、何時間も文章のちからについてじっと思い知らされた。
おいけいま。80分CDRは長いので、おとうちゃんにくれるときは2枚組みに再編してほしいのだけど。 アジカンの新曲「ワールドアパート」はこないだもらったCDRのどっかに入ってるの?そっちで買ったんならおれアルバムまで待つし。 こないだのCDR「誰が為の未来」、おれのきらいなレミオロメンを1曲目に持ってきて、だいっきらいな広瀬香美も入れるという大胆な選曲をしてくれたな。しかし、・・・いい曲じゃんかー!いい展開じゃんか。ミスチルの貴重音源といい、吉井和哉の新曲といい、全体的にこのCDRは聴き応えがあって感動してしまったぜよ。3年ぶりに部屋に鳴る「いつでも何度でも」がおまえのCDRからだというのにまいったし。写真はこないだのミスチルのコンサートの開演前の東京ドーム。
編集CDR 8th「誰が為の未来」・・・2月16日作 01. 昭和/レミオロメン 02. いつも何度でも/木村弓 03. タガタメ/Mr.Children 04. Valon-1/Salyu 05. 花はどこへ行った/Mr.Children 06. BEAUTIFUL/吉井和哉 07. クライング・オン・マンデイ/NOKKO 08. Ave Maria/広瀬香美 09. マワルソラ/矢井田瞳 10. めぐり逢う世界/My Little Lover 11. and world/ACIDMAN 12. パレード ('82リミックス・ヴァージョン)/山下達郎 13. 未来/小松未歩
2006年02月19日(日) |
ロヴァ耳の多田親分と言やあ、海道一の耳者と知られた親分さんでござんす。 |
まもなく18になるむすめとドライブ。サービスエリアの売店に走ってゆくセーラー服姿に15ねんまえを映して早朝の風が音をたてる。
夜は家族みんなで豆腐料理屋へ。
東京都現代美術館■の “No Border −「日本画」から/「日本画」へ”を観たい。こないだ東京新聞のレビューを読んで行きたくなったのだ。 3月26日まで。時間が取れるかなあ・・・。
ジャズライフ誌の輸入盤コーナーで健筆をふるう浅野廣太郎さん■のバンドVAJUWAJU■が25日に吉祥寺のシルバーエレファントでライブをするとのこと。浅野さんもかなりの耳者であるので・・・
・・・耳者(みみもの)。良い言葉じゃ。
ロヴァ耳の多田親分と言やあ、海道一の耳者と知られた親分さんでござんす。バッハ、パーカー、マイルス、マッカートニー、ウイルソン、ケージ、タケミツ、ミスチル、おざけん、広澤虎造、あがた森魚、マネリ、ドネダ、デルベック、メルドー、ECMを領地にお持ちになさっていながら、Berry工房「なんちゅう恋をやってるぅ YOU KNOW?」■ (おいけいま、Galleryをクリックしないように)までお聴きになる・・・
2006年02月17日(金) |
ピチカート派とフリッパーズ派 |
それはだいたい12年まえ。リスナーたちはピチカート派とフリッパーズ派に分かれてて、前者が都会生まれであり後者が救いようのない田舎者であったことは、わたしの理論で言えば、ピチカートのコンセプチェアルなセコい性向と、フリッパーズの刹那な直球だけがもつ高級感が、それぞれにプラスとマイナスが引き合うように、リスナーを惹き付けていたものであったこと。
ひとはね。欠如に誘惑されるの。
そんなことを菊地成孔の200CD本をめくっていて。 うおお。チック・コリアのサークル『パリ・コンサート』、『ARC』を挙げている一事で信用に足る。
2006年02月16日(木) |
“10のマイナス41乗秒” |
かえすがえすもマリア・ジョアオ・ピリス、いいなあ・・・。 講談社現代新書『はじめての<超ひも理論>』■で、いまは50回目の宇宙で、ビックバンの始まりは“10のマイナス33乗メートルのひも”であるという。それは“10のマイナス41乗秒”の出来事であるという。うそつけ。
2006年02月15日(水) |
『絵画の準備を!』こんな名著が2800えん。 |
聴取の準備を!、そんな呼びかけを想ってはうっとりしてしまうの。美術史のほうが音楽史に先行してるのは自明なの。 『絵画の準備を!』こんな名著が2800えん。ヘタなCD買いはバクチに等しくて、だったら千円廉価盤CDを、どんな新譜よかこの本を。 ■■
おいけいま。やっとけよ、四字熟語。■
2006年02月14日(火) |
きよちゃん、8さいのたんじょうびおめでとー。 |
東京新聞に掲載されたガヴリリュク・ピアノ・リサイタルの評、“唖然とする上手さ”。■・・・聴いてみたい。 スタックリッジ、コーギスのジェイムス・ウォーレンの初ソロ作、ジェリーフィッシュのロジャー・ジョセフ・マニングJr.の初ソロ、そんなCDも出ているのか!ohanaのシングルと、つい高橋悠治の弾く坂本龍一の「ぼく自身のために(1981)」を聴いてみたくて『現代日本ピアノ音楽の諸相(1973-83)』を注文したので今月の予算が底だ。アジカンのニューシングルも間近か。
きよちゃん、8さいのたんじょうびおめでとー。きよちゃんが生まれたときは、スキーのジャンプで逆転金メダルの原田選手に感動してたんだよ。
2006年02月13日(月) |
スカパラがバックになってみたいのは同じKANでも三上寛のほうじゃないかな。 |
府中の森公園のめだまのオブジェ。
二夜連続、おふろの王様@光が丘、高濃度炭酸風呂。だみだ。また仕事を休んで有給を消化してしまた。 こりは初老のライフスタイルだし。たたみにころがり三上寛の『南部銃』『砂山963』を聴く。
三上寛との再会は林栄一らとの“THE TRIO+三上寛”、■ あれだよ、スカパラがバックになってみたいのは同じKANでも三上寛のほうじゃないかな。
2006年02月12日(日) |
こころがぎゅっとなる。3月が吉増剛造による柳田国男なのです。 |
わたしのジャズ即興耳に激しく同意してくれるメールを3ついただく。 うち2つがわたしがひそかに(このひとの耳には勝てないかも・・・)とひそかに尊敬申し上げるそれなりのひとからだったのでぎゅっとなる。 うん。こういうことが生きることを熱くさせるんだ。さ。ロヴァ耳幹部会議を招集。
Nくん、ありがと。■
それから、ECM。>■ モーシャンへの視点を共有していることがうれしい。こころがぎゅっとなる。
師匠。吉増剛造『石狩シーツ』の他にハナレグミとさねよしいさ子と小谷美紗子を追加させてください。いましばらく。
NHK教育テレビの「知るを楽しむ」で、3月が吉増剛造による柳田国男なのです。テキストを買いました。吉増さんの語りを聴こう。
いとしいひとにふれるように音楽を聴く。
2006年02月11日(土) |
ハナレグミは昨年の9月に小金井公園いこいの広場でフリーコンサート |
Nくんにはデビューしたてのバンプやクラムボンをいちはやく教わっていた。こないだハナレグミを教わったんだ。 ハナレグミは昨年の9月に小金井公園いこいの広場でフリーコンサートを行なっている。Nくんも行ったんだね。■ 小金井公園にはぼくの家族がそろう前からの思い出がつながってころがっている。 公園とか図書館とか、こちらの境遇がどんなふうに変化しても変わらないでそこにあるところがいいと思う。
Salyuの「Tomorrow never knows」と「Hallelujah」、おれも聴きたい。■ スカパラと奥田民生も良さそうだなあ。スカパラの歌ものシリーズ、ハナレグミ、Chara、のあとは、夢でもいいからおざけんを聴きたい。 車に衝突した、って、だいじょうぶなのかよ。
四万十川ののりのつくだに。美味。
2006年02月10日(金) |
ギャシュリークラムのちびっ子たち |
『ギャシュリークラムのちびっ子たち』エドワード・コーリー(柴田元幸訳)河出書房新社■ Dはデレク、ギターでひきつったまま という具合。
2006年02月09日(木) |
さねよしいさ子の『夜光杯』2003 |
おいけいま。はしのえみ好き、つーことは、こないだ持っていった三上寛CDRを作ってくれたわたしの師匠と同じ趣味ではないか。それは音楽好きとしてこの上ない吉相と言える。精進せよ。 ちなみに。それって、松浦亜弥とマエケンも好きってことじゃん、て、わしも思うぞ。
さねよしいさ子の『夜光杯』2003。狂気と静寂の間に漂うような。時空を超えて聴こえる珠玉の音楽たち。こんなところまで来ているとは。
おふろの王様@光が丘に行く。高濃度炭酸風呂に入るとすごくいい。このところ首と背中と背骨のあたりが固くなって痛かったのだ。 お風呂のあとのフルーツ牛乳の美味いこと。 キース・ジャレットのヘンデルと、メセニー〜ヘイデンの「ザ・ムーン・イズ・ア・ハーシュ・ミストレス(ジム・ウェッブ作曲)」、ポール・ブレイの「サンタが街にやってくる」などを久しぶりに聴く。長田弘『詩人であること』(同時代ライブラリー)を再読。
1月から本社勤務になって、男子トイレの左に立つと個室の天井に手が見えるのが難点で、右に立つばかりなのだが。 社食が350えんで助かる。 回転寿司屋でテーブルに着くなり420えんの金色皿をわたたたたと6個ずつ並べるおまえたちがおれには心底怖い存在である。
羅睺星(らごうせい)■
2006年02月06日(月) |
寺山修司ラジオドラマCD8種 |
アマゾンから寺山修司ラジオドラマCD8種が届く。■ ジャケットの文字、アートワーク、中のCDを収める部分に配置されている白黒の写真までもがいい。 古いたたみの上で聴くと良いよ。
2006年02月05日(日) |
Otomo Yoshihide’s New Jazz Orchestraの『Out To Lunch』・編集CDR 6th『OLD WINTER』 |
年末に、仕掛けられた爆弾のようにリリースされたOtomo Yoshihide’s New Jazz Orchestraの『Out To Lunch』(doubt music)2005 は。 ニュージャズクインテットのファーストには興奮させられたのは憶えていた。今作はアルフレッド・ハルトにマッツ・グスタフソンが居り。ドルフィーの名作をカバー。マガジンの高評価を読んで買ってみた。実によくできた演奏で、理詰めで落ちる学芸会を参観しに来たオヤジのように驚いてあげたり解釈してあげたりする演奏で、最後に終わったからほっとしたのか。どうもタイコがぼくには合わないようでもあり。ことごとくぼくのジャズ即興耳の感覚をスルーしきるのは新しさゆえなのか。パンクアヴァンギャルド世代感覚によるジャズの偽装だろうか。海外向けにしっかり雅楽の響きもキープ。ジャケ写は森山大道。ライナーは参加していないカヒミカリイ。エンディングは尻切れてる諧謔を。捧げられるは清水俊彦。 コンディションを変えて5回熟聴したんだけど、マガジンが高評価を与える理由が見当たらなかった。どのあたりがぐっときたのか知りたい。 わたしは探究心と耳の誠実さとそれなりの感受性の可変性を保持しているつもりなのだ。雪は降り積む。大友良英はデヴィッド・シルヴィアンの録音に参加するそう。期待値はかなり高い。
編集CDR 6th「OLD WINTER」 2006年2月4日作■ 01. 雪が降る町"More Bell Mix" / UNICORN 02. Hello / 矢井田瞳 03. 彼05 / 安藤裕子 04. ドッグイヤー / レミオロメン 05. ヴィンテージ / ポルノグラフィティ 06. promise(soul bossa flavor) / 広瀬香美 07. WINTER SONG〜DANCING SNOWFLAKES VERSION〜 / DREAMS COME TRUE 08. 夢で逢えたら / 坂上香織 09. おやすみなさい、仔猫ちゃん! / 小沢健二 10. Dialogue / salyu 11. 夢と現実の狭間 / 小松未歩 12. 季節の灯 / ACIDMAN 13. 会いたい / 沢田知可子 14. HERO / Mr.Children 15. いつでも微笑みを / Mr.Children ますます進化しているな。なかなかの聴き応え。曲の発表年を書き加えてほしいぞ。それにしても、死というテーマが好きだな。 安藤裕子とドリカムとsalyuが特にいいな。 レミオロメンはさー、ジャケなどのイメージ戦略のセンスと、実際のヴォーカルのど根性おやじっぽさのアンバランスがびみょーだと思うのです。 Bridge誌で桜井とふざけあう藤巻の短足写真はミスチルの「マシンガンをぶっ放せ」ジャケにあった人形みたい。 矢井田瞳の曲はサウンドプロダクションが適度にドンがっていてとても気持ちいい。
2006年02月04日(土) |
小沢健二の「うさぎ!(2)」を読む。 |
小沢健二の「うさぎ!(2)」を読む。■
この童話はノーム・チョムスキーの警告とも一致している。 わたしたち自身は開発されていろんなもの(こどもたちが持っているたいせつなものとかその周辺)を失ってゆく。 水道事業の民営化(群馬県太田市はその最初の自治体だったと思う)に警鐘を鳴らす部分もある。
今夜のように厳しく寒い時間が心を孤独にしてしまいそうになる時、友だちと格別に美味しい下町のもんじゃ焼きをつついてみたり、暖房にあたってコーヒーをのんで他愛のない話をしたり、そんな時間がいかにもいとおしくて、 そんな時間が持つ生命感のようなものは、昭和初期に同じように過ごしていた人々やもっと昔の話したこともない祖先たちが過ごした時間たちとこの押入れのふすまを隔てるだけですぐにつながっているような心地がする。
小沢健二と、その両親の寄稿文章を読むと、おざけんはやはり父親になっている気がするし、小沢健二が育った環境のすばらしさが暖かく伝わってくる。 ぼくは『LIFE』の1曲目「愛し愛されて生きるのさ」を、どこかフィクションめいて捉えていたところがあったことを告白するけど、違っていたんだ、小沢健二自身が愛し愛されて生きてきたのであり、その説得力に触れた気がした。
おいけいま。毎日このブログを熟読して日本語を磨くように。 内田樹(うちだたつる)の研究室■ また、「天使たちのシーン」の歌詞を写経して日々を過ごしなさい。
2006年02月02日(木) |
ohana = ハナレグミ+クラムボン+Polaris |
そ、そ。シンガー・ソンガーの登場はやはり前座だったのだ。Cocco+くるりでさえ前座だったのだ。 おそらくJポップの歴史に新ページが確立されるのだ。このグループで。 ohana■ 永積タカシ(ハナレグミ)、原田郁子(クラムボン)、オオヤユウスケ(Polaris)のユニットである。ドラムスに茂木欣一(東京スカパラダイスオーケストラ)、ギターに鹿島達也、ギターに石井マサユキ(Tica)、キーボードに沖祐市(東京スカパラダイスオーケストラ)というサポートミュージシャンの存在からも相当な期待が持てる。
70年代初頭のレッド・ツェッペリンの結成・登場を思わせるところがある。
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he said, 感動した部分って親父の好きなアーティストの部分ジャネェか。 言えてる・・・ he said, 特に「Alive/Mr.Children」の位置は素晴らしい。 たしかに・・・ ミスチルは「Alive」路線の曲をこの後定期的に発表している。最初はU2のいいとこ取りみたいな印象だったけど。この曲はただ単に恋愛中毒精神病のケがあるミスチル好きな末端労働者が日々の心労を癒すための音のカンフル剤に過ぎない。こんな曲を聴いて、がんばっている自分の姿に酔っているヒマがあったら、クールに世界を眼差せよ。時間の無駄とはこういう音楽にうつつをぬかすことじゃ! ・・・て、言ってみたかっただけだもんねー
しかし、いつから「Alive」の世界に共感できる年齢になったのかおめー。
ところで一度ききたかったんだが、いつからわしは「おとーちゃーん」から「オヤジ」に、おめーは「けいまねー」から「俺は」になったんだ。 わしは一度もそんな呼称変更合意書にサインした覚えはないじゃがの。 わしにとってのおまえは抱き上げるとほおをテカテカさせてほほえむけいまなのだが。いつわしを見下ろしていいと言った!
期末テストか。 「くっだらねー」と言いながらすべての科目で学年トップの答案を書く、あの余裕の快楽は何度味わってもいいものだったなあ。 フラッシュバックしてしまうぜ。
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