Niseko-Rossy Pi-Pikoe Review
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2004年07月31日(土) 二羽のカラスが猫を食べていた。

はっぴーで!(グォー)、はっぴーで!(グォー)。
大塚愛の「Happy Days」の、(グォー)という効果音は、任天堂のスーパーマリオに出てくる怪獣の咆哮に似ている。

「マツケンサンバII (フルバージョン) / 松平健」

「素顔 / 岡崎律子」

東京では墨田川の花火大会があった。深夜の若者たちの動きで花火大会があったことを確認しただけの夜だった。
台風10号が西日本を通過しているあいだの東京は、巨大な満月が舞う雲と沈黙・・・

内面は遅延することで形成される。インターネットは内面を作らないほうに作用する比率が大きい。
インターネットでのコミュニケーションについて、ノーム・チョムスキーおじさんは。
「良い面もあると思うが、心配な面もある。これは直感的な回答なので証明はできないのだが、人間は火星人やロボットではないので、直接のふれ合いが生活のきわめて重要な一部であると感じている。」




ふざけんな、柏市民!路上喫煙を禁止する条例を自分らで作るらしい。
禁止する条例を作って罰則を設けるといい、という、罰則によって人心をなにするという姿勢が気にくわない。
そのうち、労働は自由を生む、という標語を自分たちで作るのだろう。

朝、氷川台から平和台に向かう路上で二羽のカラスが猫を食べていた。


2004年07月30日(金) Okka Diskの『Underground / FME』と、自主制作で藤井郷子トリオの『Illusion Suite』を聴く

げ。稲岡さんところの集まりは昨夜だったのか。終日死んでいた27日に留守電があったから、すっかり終わったもんだと思っていた。

Okka Diskの『Underground / FME』と、自主制作で藤井郷子トリオの『Illusion Suite』を聴く。

このような演奏に、ジャズの持つ現代性なり、“現在(いま)を刻むというジャズの特権(菊地雅章)”を、感じる。これを、Jポップと較べたところでまったく意味はない。同様に、ジャズという制度のより狭い枠にしか視野の無いそのような演奏と優劣をつけることも、たいして意味がない。

モンダイは、すばらしい演奏と、落とし穴のようにツボのある見過ごされがちな逸品と、すばらしくはない演奏と、楽しんでしまう謎に戯れてしまう音盤が、世界にはあるということであって、

ポールニルセンラブは、60年代や70年代ジャズの果実をしっかり継承していて、それでいてやはりニューウェーブ〜ポストパンクを過ごした身体感覚も同時に持っていて、とてもヨーロッパ(ノルウェー)人とは思えない、瑞々しいジャズを演奏できる、そこが聴いていて嬉しい才能だ。
『Underground / FME』に収録されている4曲は、それぞれ、ジョーマクフィー、ポールリットン、ジョーモリス、ペーターブロッツマンに捧げられている。4人とも、即興のシーンの、それぞれに感覚的には決してリンクしない、才能である。この4人を並列的に選ぶ行為は、ニセモノであるように思わせるようで実は挑発的な不遜な態度なのだ、と、じかに演奏に触れるとわかる。

この「わかる」ということは、どういうことか。


2004年07月29日(木) 高野寛のライブ2CD『ライド・オン・タイド』を聴きながら

マタチッチのブルックナー7番と9番。高橋悠治ソング・ブック『ぼくは12歳』。マーク・アーモンド&ザ・マンバスの『アンタイトルド+1』『トーメント・アンド・トレーロズ+7』。小谷美紗子の『Then』『feather』『虹色の吹雪』。長田弘『詩人であること』。
アマゾンから届く。

西谷修の『世界史の臨界』(
を読む。

毎朝みているNHK教育テレビの「日本語であそぼ」。
この番組を突如登場させた番組プロデューサーの革命性、を、賞賛する。

わたしたちには、意図した結果を回避してしまう傾向があるようです。

高野寛のライブ2CD『ライド・オン・タイド』。
夢の中で会えるでしょう、か。
ぼくがこの日記を書くほんとうの意味は。

手作りの灰皿。風。ひかり。

あなたといっしょに 春のそよ風 夏の花火 秋の三日月 冬の夜空

おやすみなさい 19:45 か 


2004年07月28日(水) 17連勤目

まだ明るい午後6時に。和光市の郊外の高台になっている駐車場から見渡すと、夏の雲が音を立てて流れていた。

また台風が近づいてきているとな。

光ヶ丘公園を抜けるとセミがわんわん鳴いていた。

ぼくの子どもたちは遠くで夏休みを過ごしているのだろう。

深夜に友だちとふたりで駆け込むように100まいはCDを並べて口早に品評しながら焼肉を食べた。

リー・コニッツ。アトミック。シガー・ロス。ニール・ヤング。小谷美紗子。曽我部恵一。ヨン・クリステンセン。

本日のトップ賞は焼肉屋のバイトの渡辺真理ちゃん。実名。

ぼくたちの階層では40を過ぎると夏休みはどこかへ行ってしまうようなのだが。


2004年07月27日(火) ヴィックス・ヴェポラップ

なに言ってんですか、高木久仁子ちゃんのおっぱいの上部に塗るのが私の信条です。
その上部概念に、フェミニーナ軟膏があるわけ。

たださん、高校生のお嬢さんが読んだら泣きますよ。青木雄二さんは去年の9月に亡くなっていました。>

郵政民営化は賛成。大学の法人化も賛成。天皇制も保持することを希望します。
君が代、日の丸は、法制化するまでもない、と思います。歌わないやつは放置しとくだけでいいのです。

音楽教師が君が代の演奏を拒否して処分されたのが不服だとか言ってますけど、アホちゃいますか?その一事で音楽を扱う資質に欠けてますよ、音楽教師辞めたほーがいい。教わる子どもがめーわくだ。国旗の掲揚に悩んで自殺する校長、その存在に戦慄を覚えます。

オトナが死ぬのは、ツインタワー911でも、34427人の自殺者でも、あきらめがつく。
コドモを餓死させ続ける、は、いかん。

能條純一『哭きの竜−青龍編』、ノーム・チョムスキー『秘密と嘘と民主主義』、福田和也『イデオロギーズ』、チャールズ・テイラー『<ほんもの>という倫理−近代とその不安』、斎藤環『フレーム憑き−視ることと症候』、内田樹『疲れすぎて眠れぬ夜のために』、高橋哲哉×斎藤貴男『平和と平等をあきらめない』、森嶋通夫『なぜ日本は行き詰まったか』、を購入。

森嶋通夫『なぜ日本は行き詰まったか』、これはすごい。

『拒否できない日本』を買わなきゃ。


2004年07月26日(月) フェミニーナ軟膏

「九条の会」の記者会見における鶴見俊輔さんのコトバはいい。
女と女に引っ張られる男に期待するというのが私の信条、だそうです。

「九条の会」はですねー、大江健三郎という存在がねー・・・。顔が下品つうか。
なんで姜尚中と辺見庸と青木雄二と坂本龍一とCoccoが賛同者名簿には入ってないのだろー。
高橋哲哉と大塚英志は入っている。お、三善晃が入っている・・・けど、作曲家の三善晃なんよね、念のため。

投票は日本共産党に入れたけど、はっきり言って日本共産党は党員がダメです。自分らの科学的社会主義つう世界観が宗教の一種であるという前提を持ってないもの。それに市議会議員の50歳未満の人材は、単に党の受け売りしか述べられないヒヨワな連中ばかり。
無謬性に自覚的でないわけ。

ピストン西沢氏は、“うつぶせブラはずし”でサンオイルを塗る、というのを、潜在的テーマとしているようですが、
わたしはもう、フェミニーナ軟膏を塗ってあげる、というのが人生の潜在的テーマとしているもので、日本共産党に投票はできても、行動は共にできないわな。

財界にとっての自民党のオルタナティブとして民主党が用意されているだけです。よくみてください。

BGM。UAの『空の小屋』。


2004年07月25日(日) 「九条の会」

ポール・ブレイとゲイリー・ピーコックの入ったCDのレビューをする宿題があって、
これはもう、ジミー・ジュフリーとスティブ・レイシーを参照点として聴くべきところに真価がある、と、書き切るべき作品である。
ブレイとピーコックのミュージシャンシップにも感動する、すばらしい演奏だ。
自分の中で結論が出てしまうと、あとはそう原稿をまとめるだけなのに、手が付けられないままに2週間が過ぎた。



24日に「九条の会」発足記念講演会があった。
井上ひさし、梅原猛、大江健三郎、奥平康弘、小田実、加藤周一、澤地久枝、鶴見俊輔、三木睦子(三木武夫の奥さん)。

商業メディアでは、かなり無視されています。自民党と民主党による大政翼賛会的なムーブメントを象徴しています。
これで、よくわたしたちは日本国に(情報的に)拉致されていないと言えるものだと、思うものです。


2004年07月23日(金) 現代ジャズ

えー、現代ジャズはー。
ノルウェーのスクールデイズとー、
アメリカのサースティイヤー(ブルーシリーズ)とー、
ウイーンの音響シーンとー、
あと日本の数人、藤井郷子、田村夏樹、林栄一、菊地雅章、齋藤徹、千野秀一、森山威男、菊地成孔、坪口昌恭、とー。

だぞ。

ミュージックマガジンもほぼ同様のことを書いていた。

馬券が取れたのでCDを36枚購入。おとといはジャズ館で8枚。


2004年07月18日(日) おっぱいの揺れかた

再浮上。このところ銀座地区渉外勤務が続いていた。さらに意味なくなるぞ、この日記。

テレビの撮影かと思うくらいのホンモノのやーさん4人組にもお会いしたです。黒スーツづくめで、なおかつ放つオーラが断然ちがう。カッコ良すぎ。お店の女の子がらみの護衛や監視が多いとか。ちなみに、歩き方で、その方の武道の力量が知れるものであります。演奏家と同じです。人間は語りかただな。

銀座にはですね・・・ホンモノの瀬戸朝香よりも美人みたいな、あーゆーのを“レディ”つうんだろうな、髪の毛の生え際やおっぱいの揺れかたにまで気品がある、半径1メートルの空気を変えながら生息する女性もいる。オーラ、ありすぎ。毎晩ええもん見せてもろうてま。
フィギュア愛好家のみなさん、ジャズもそうだけど、復元芸術とライブは別物です。さすが銀座です。

(・・・あ、ブランキージェットシティの「ガソリンの揺れかた」てのは、おっぱいの揺れかた、の、暗喩であることだ!いま、わかったぜ!)

選挙は不在者投票をしたのだけど、ホンネを言えば、選挙ポスターの顔を見ていて投票する気が失せてた。げんなりしてた。
オーラがなさすぎ。どいつもこいつも“バカづら”しすぎ。

姜尚中とかテリー伊藤とか佐高信とかリロイ・ジェンキンスとか不破哲三とか小谷美紗子とかスラヴォイ・ジジェクとか金子勝とか萩原健太とか吉村昭とか武満徹とか白石ひとみとかノーム・チョムスキーとか川瀬智子とかディック・ブルーナとか福田和也とか秀島史香とかマンフレット・アイヒャーとか萩原流行とか福島哲雄とか、を、みんな見習え。オーラを見習え。さあ、見習え。

選挙の結果は、議席的には民主党が共産党の議席をもらっただけの結果だった。着々と改憲二大政党化が進んでいるようです。

おっぱいの揺れかた。


2004年07月07日(水) たなばたの秀島史香ちゃん・オンリーロンリーグローリー/Bump Of Chicken

今日の秀島史香ちゃん。J-WAVEグルーブライン。
ピストン西沢さんが男女の間柄について、「あなたなしには生きていけないわー、と、なるのね。その前まで、死んでしまえー、と言っていたのにね」というフリを投げて、史香ちゃんが「そうなんでしょうね〜」とかウケた直後に、ピストンさん「秀島さんも言ってましたね」とツッコんで。
史香ちゃんは「え゛え〜!?」
という、素晴らしくレアな発音をなされました。

秀島史香ちゃんの声が現代の日本で聴かれる文化的な影響力、陶酔感といったものは、ナチスドイツが全ドイツ国民にラジオ受信機を配布していった史実とその影響くらいにおおきいものであります。ニュースステーションで渡辺真理が集客していた視聴者は、ごっそりJ-WAVEに移動してしまっています。わたしだけではないと思います。

でねー、渋谷HMVに集まったお客さんがDJブースの呼ばれて曲をリクエストするコーナーがあるのね。
今日招かれた若い女性がリクエストしたのは「ムーンチャイルド」(キングクリムゾン)だったんですよー!
ピストンさんに「ば、番組終わらせてしまうつもりですか〜(笑)」と曲のあとにリアクションされてましたが。

さあ、ぼくたちは招かれて、なにをリクエストしますか!菅原洋一による「TSUNAMI」?坂本真綾の「Feel Myself」?ミスチルの「くるみ」?
フリートウッド・マックの「オウンウエイ」、ジョンレノンの「グロウオールドアロングウィズミー」、ミスタービックの「恋するロメオ」、・・・
・・・いや、伊武雅刀の「子供達を責めないで」がいいかも!・・・と、夢想しまくり。

そんなことはさておき、はやく秀島史香ちゃんが主役のラジオ恋愛ドラマ、濃厚な大人シーン満載の、を、企画してくださいまし。

で、ふみかちゃんのアナウンスで流れたバンプの新曲「オンリーロンリーグローリー」。
“バンプ的疾走ビート”プラス“ミスチルの「PADDLE」音階”、というような、出来。
“歌詞なんてどうでもいいとはちっとも思ってやしないけど、とにかくこう歌いたいんだ”という、ほとばしる若さ、だな。

あー、今週いっぱいは、はしかにかかったようにこの曲ばかり聴いているんだろうな。

バンプのコンポジション能力は、あまりバラエティに富んではいないものである。だから、この来月発売されるニュー・アルバムは前作以来3年ちかく経っているし、これまでのシングル盤が主、であるし。
1年に1枚のシングルで、いいと思う。そういうペースのバンドだと思う。


2004年07月04日(日) 雑記 : ピアス・平井庸一グループの告知・護憲の日本でニッチに立ちまわる

・・・ピアスたくさんしたり、タンにあなをあけたり、タトゥーを入れたり、そうしてキレイになった自分のことを好きになりたい・・・

若い女性がそう願うことと、三島由紀夫が身体を鍛えていったこととは、やや相似かも。痛々しく健気な美しい純粋な態度だと思う。
それにくらべて、わしのこの、フヌけた、自堕落な、その場限りの、取り付くしまのない、似合いすぎるステテコのような精神。

告知。

今週、7月8日(木) 新宿ピットイン(昼の部) 午後2時30分から
平井庸一グループ 平井庸一(g)、増田ひろみ(as)、都築猛(p)、海道雄高(b)、竹下宗男(ds)
・・・“Cool Jazz”平井庸一のグループにピアノの都築猛が復帰することになったらしい。
ピアノの都築猛は、ドクタージャズこと内田修先生をして「日本でもっともトリスターノに近いピアノを弾く逸材」とのウワサだ。
トリスターノ研究家として、太陽肛門スパパーンの一員として、ギターマガジンのライターとして、わたしの耳の悪友として揺るぎない地位を築く平井庸一さんのCDをなぜだれも作ろうとしないのかって、わしが作ればいいのか。

エナメルキッス、と、なんなんだ、あの島谷ひとみ、ほ、ほ、ほんとにキスしてるみたいだぞ。
ふだんTV観てないから今ごろ気付くし。かわいすぎる。
カレシにDV受けてたのとちがうのか。はやく島谷をたたくみぶんになりたい。だれよりもはやく。

選挙ですか。わたしは、東京在住なので当落びみょーな日本共産党の候補に入れますな。比例は民主党にしときますな。
全体としてバランスの重みをどこに1票置いてみるか、という判断の基準按配に過ぎないのであしからず。
小選挙区議席1の地域なら民主党に入れときます。
この現況は、公明党も日本共産党も自民党をサポートするという意味で、はからずも共闘を果たしている、と思うのですが。

内田樹さんの『おじさん的思考』にあったよーに、護憲の日本でニッチに立ちまわる、という姿勢がいいと思います。
とにかく汗と知恵とトヨタとアニメとナンバ走りと禅の精神で外貨を稼ぎ、なんでもかんでもお金で解決して、力強く、媚びて生き抜く!

このたびの輸入CD規制問題についてもっとも認識があったのが民主党の議員であったから、音楽好きは民主党支持でいいかも。
桜井と槇原は「ぼくらにとって音楽は宗教」という認識を共有していました。
そういう宗教政党、いまから作ろう。
党首は氷川きよしで。
幹事長は中島美嘉。
坂本派は、坂本龍一、桜井和寿、堂本剛、グレイのヴォーカル。
美輪派は、美輪明宏、hide、ラルクのヴォーカル。・・・

『ファストフードが世界を食いつくす』エリック・シュローサー著(草思社)を読む。


2004年07月03日(土) 凶悪!タワーレコード新宿店ジャズフロアECM特化へ

ロヴァ耳じごくみみニュース!
7月2日未明、東京新宿区にある株式会社タワーレコードジャズフロアにおいて、年齢不詳フロアマネージャーが若き部下3にんほどに対して「これからちょっとECMにちからを入れたいと思う!」と指示。部下の3人は口々に「はーい・・・」「ECMって苦手なんだよなー」「ECMの売り上げデータしらべよー」と本格的にECM特化に動き始めたことが判明した。今後の動向が注目される。

わたしが売り上げ3倍保証のディスプレイを伝授しようではないか。
まずだな、ヤコブヤング、トーマススタンコ、ジョンテイラーを上からそれぞれ1列ずつ横にレイアウトするのじゃ。試聴機もその3枚でオッケー。
→この統一されたジャケの美しさに息をのむ。そして、この、ギターアンサンブル、東欧、ピアノトリオのECM珠玉ブツの必殺。
4段目と5段目は新譜・旧譜を好きなように平積みで並べるがよろし。まかす。わりとメジャーものがよかろう。
6段目は通常の在庫配置で、約100種のECM盤をずらっと番号順にならべる。番号順が肝要。わけわかんない盤がザックザク。
そして最後に(最初か?)、コーナートップにアイヒャーのモノクロ写真とレーベルのコピーをさりげなく置く、のであるー。

これで、死ぬな。

これで、何人ものリスナーの人生が踏み外すな。
人生の成功への階段を踏み外す音が聴きたいのなら、ECMに堕ちる、あの瞬間の甘美な魂の音がそれだよ。


2004年07月02日(金) 『Yarra Yarra / Iro Haala, Pepa Paivinen』

ちょっと首都圏脱出するので、2・3日留守にします。

最近ECMにのめり始めた友だちが「ポールモチアンはいいわあー、ECMの:rarumボックス2種、ぜんぶ聴きます!」と。
2004年に夢中になるECMって、どんなECMなのかな。
そうそう、ECMの簡略な流れみたいなテキストを書いておこう。そのうち。
1番から30番くらいまで、とか、70年代、黒人ジャズ・現代音楽の登場、ニューシリーズの発足(この秋には20周年を迎えます)、ロックやワールドミュージックへの模索、スティーブレイク、ノルディック路線・・・
あ、おれ、ぜってー書けねーわー。

今朝のぼくのステレオ前には、トーマススタンコ『サスペンディッドナイト』、サーマン〜デジョネットのライブ、マリリンクリスペル、そんでいま聴いている:rarumのポールモチアン、きのう聴いていたエリオットスミス、そしてこれ。

『Yarra Yarra / Iro Haala, Pepa Paivinen』→
点数低いですねー。わかるわよ、その採点基準。
でも、故エドワード・ヴェサラを心の師匠としているわたしとしては、ただただ涙流れてフィンランドの森を想うわけです。沁みるばかりなのです。
編成は、ハープとサックスのデュオ。ハープはヴェサラの奥さんでずっとバンドでハープを奏でていたひと。
このハープが鳴ると、ヴェサラをナンマドルをフィンランドを、見果てぬ魂の所在を、観るように、時間が止まる。
このCDのレーベル「November Music」→

ECMファンはご存知のサイト「an unofficial ECM fan page」
ここのBBSの会話は辛口でいい感じです。
ひさしぶりにのぞいて書き込みました。あれ?おれって、イイコぶってないか?

それではみなさん良い週末を。


2004年07月01日(木) この夏の目標。秀島史香を3時間観つづける。

今年の上半期が過ぎた。

このロヴァ耳日記を書いてて、CDを聴かない時間が増えたかもしれない。
もっともっと孤独になって、CDと友だちからの編集CDRだけに没入する密度を高めたい。と、朝から水まきしながら思う。
LPプレーヤーがほこりをかぶっている。いつでも聴けるのに。LP、山ほどあるのに。

この夏の目標。
子どもたちと夏休みの思い出を作る。左の奥歯の親知らずを治療する。部屋のLPとCDをきちんと並べて要塞化する。編集CDRを月例化して仲間を10人に増やす。不良中年の友人と渋谷のHMVに揃ってサングラスと黒スーツのいでたちでJ-WAVEグルーブラインDJの秀島史香を3時間観つづける。

このところ、つらい。
「たださん、いちばん最近買ったCDは、なあに?」と、くりくりした目でようこちゃんにたずねられても。
「・・・な、なんだっけなー」と、うつむく。
・・・倖田來未の「LOVE & HONEY(キューティーハニー)」とは言えない・・・演奏が気持ちいいのだが!

ソニーが発表した新しいウォークマンにはハードディスクが入っていてCD900枚が入るんだそうな。
なんだか、音楽聴く気がなえるなー。

備前焼の壷を鑑賞するように、1曲1曲、しみじみと味わいたいぞ。

「三菱自の新車販売64・3%減、販売網を整理へ」
三菱の販売店に勤めているひとがかわいそうだ。


Niseko-Rossy Pi-Pikoe |編集CDR寒山拾得交換会musicircus

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