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アロマな生活















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2002年03月29日(金)→→→さようなら








笑って別れよう!

僕達は
決して
永遠の
<別れ>

じゃないのだから




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2002年03月24日(日)→→→無駄なメモリー

電話したい

でも何を話したらいいかしら?

「もしもし」の先が浮かばない

まだ一度も掛けた事のない電話番号


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2002年03月23日(土)→→→理想のカタチ

Aとはうまくお喋りできないの
話合わないみたい
Bとは楽しくお喋りできるわ
話も合うみたい

Aの好み良く知らないの
何を考えているのか分からないの
Bの好きなものは知ってるわ
何を考えているかも分かるわ

Aには気を遣ってしまうの
作った自分がそこにはいる
Bには全然気を遣わない
ありのままの自分がそこにいる

「わたし、何故Aの前ではBのように振る舞えないの?」

「Aに『どう思われるか』気になるからよ」
「Aのこと好きってことよ」

「え?わたし、Aのこと何も知らないのよ」
「どこに惹かれていると言うの?」
「わたし、Aのこと好きなの?」
「そうだったの?」

Aの前では不自然なわたし
理想はBのようにAと接すること

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2002年03月22日(金)→→→あなたの車を待つわたし

夜、外に車が止まる音を聞くと
あなたが迎えに来てくれたのかと
今でも勘違いするわ
バカね、わたし

少ししか会えないのに
あなたは駆け付けてくれたわね

わたしはただただ
明日の仕事に差し支えるのでは?
と、ばかり心配していた

あなたを想ってしたこと
それは
あなたを遠ざける結果になった

「会えない」

冷たい返事をした わたし
そう言ったのは
嫌いになったからじゃないの

今更遅いわね
こんな言い訳
バカなわたし

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2002年03月18日(月)→→→強い風の吹く日

強い風が窓をたたいています
私を呼んでいます
外へ出て行かないことに不満そうに
ゴウゴウと音を立てています

でもね、
どんなに強い風が吹こうとも
どんなに強く願っても
私は飛ぶことなんてできないの

「あなたの所へ行けたらいいのに」

そう願った日も
今みたいに強い風の吹く日だった


強がってる風も
いつしか淋しそうに弱っていった


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2002年03月15日(金)→→→温かい血のつながり

「おばあちゃん、
 ママを産んでくれてありがとう♪」

「お母さん、
 生まれてくれてありがとう♪」


「『どういたしまして』
 とこういう時言うんかい?」

と祖母は照れくさそうだった


わたしはあなたの孫で幸せです
わたしはあなたの娘で幸せです

辛いこともあるけれど
わたしは生まれて来て良かったわ


温かい血のつながりを感じる夜でした


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2002年03月14日(木)→→→アタシの所には春が来ない

春だから?

淋しくなるの?

春だから?

切なくなるの?

春だから?

独りが嫌なの?

春だから?

人が恋しくなるのかしら?

ぜ〜んぶ春のせいなのね


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2002年03月12日(火)→→→風の便り

風の便りで

あなたが元気にしていることを

知りました

花びらまじりのその風は

切なさだけを残して

去って行った


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2002年03月10日(日)→→→鼻歌

君が舞台の上で華やかに歌う

その歌よりも

僕の隣でなんのきなしに

口ずさむ鼻歌が

僕は好き



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2002年03月08日(金)→→→じんじんする

友人がココを離れる

昔、君が旅立った日と重なる

まるで今日、もう一度

君との別れを味わっているようだ

時で癒したはずのココロ

僕は痛みに気付かぬ振りをしていただけか?

癒される前に戻った僕

傷口がパクリと開いてじんじんする

胸の辺りがじんじんする



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2002年03月07日(木)→→→短すぎた想い出

あまりに短かったから
たくさんの想い出に埋もれることなく
いつまでも新鮮に残っているわ

瞼を閉じれば
アタシの手を優しく包む
アナタの大きな手を・・・

アタシの唇にそっと触れる
アナタのぬれた唇を・・・

アタシの耳もとでそっとささやく
アナタの甘い声を・・・

それからココロの痛みまで
今でもくっきり思い出せるの

あまりに短いあなたとの時間。。。



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2002年03月06日(水)→→→シャツの匂い

きっと錯覚ね
だけど匂った気がするの

あなたの香り
懐かしい香り
胸に抱かれた時の香り

すーーーっと
深く吸い込んでみた
一度も手を通していない
Tシャツに鼻を埋めて

あっ!
やっぱりする
あなたの香り

あなたはいつも
洗い立てのシャツの匂いがしてた



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2002年03月04日(月)→→→あなたの居ないアパート

あなたが住んでいた家の近くを通ったの
部屋に行く前に立ち寄ったコンビニも
あの日のまま何も変わらず建っていたわ

あまりに曲り慣れた道だから
そっちへ流れてしまいそうになる

2階建てのアパート
あなたが今にも出てくるんじゃないか
そんな空気が漂っていて
あなたがそこから去ったなんて
信じられなかった

あまりに突然の別れ
あの日の私は泣きじゃくっていた


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2002年03月03日(日)→→→お雛様の悪戯

ねぇ、お母さん?
お雛様、祭が終わっても
いつまでも飾っていた?
アタシの周りの子
どんどん結婚しちゃうよ。
アタシ売れ残っちゃうかも。

「ここに家建てような」

そんなリアルな話をしたのが嘘のよう。
あの日のアタシは
そこに本当に家が立つと思ってた。
大好きな人との新しい生活
大好きな人との甘い人生
リアルに見えてた。
なのに・・・
お雛様の悪戯(いたずら)かしら?

嗚呼、未来なんて夢みるものではないわ。


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2002年03月02日(土)→→→僕の嫌いなコトバ

「久しぶり!!」

僕はこのコトバが嫌いだ

そんなにも長いこと
君と僕の間に
お互いの知らない時間が流れた
と言うことだろ?

僕はいつも君の隣にいて
「元気?」
と聞かずとも元気なことを
知っていたかった

今は、毎朝
「おはよう!」
「よく眠れた?」
と君に聞くこともないんだね


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2002年03月01日(金)→→→デートしない?

「ねぇねぇ、デートしない?」

可愛い服を買ったの
それをまとった私はちょっと別人みたい

さらりとそのコトバを
あなたに言える気がしたわ

。。。

鏡の前でくるくる回る姿を見て
祖母も微笑んだ夕暮れ時



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りんご

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