Land of Riches
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ここ数日は必要最低限の買い物以外は寄り道せず即帰宅してDQ3。 ファミコン版に比べるとオートセーブや呪文の効能など 遥かに難易が下がっていて、比較的さくさくと進めています。 行き詰まるのは私の目がグラフィックの階段を見抜けない時くらい…。
今年ほぼ全てを費やしているやりたいこと探し、よく子供の頃に 夢中だったことを挙げるように言われ、いろいろ書き出してきましたが、 ファミコンは挙げてませんでした。本当に夢中だったものの 時間を瞬時に消費させる威力をDQ3で思い知らされました。
残念なのはこれが私固有の反応ではなく、むしろ時代的なものであること。 少女時代の私はそれに気づけず、もらったものを返す、あるいは 繋ぐ立場になりたいと『将来の夢』を描き、プログラマーになりたがりました。
この想いが変化した結果、氷河期時代に性格的な適性だけは最高な システムエンジニアになりたいと就活して爆死してしまったのです。 (いわゆる第二新卒として正社員になるも3ヶ月でクビの続編付き)
今でこそ他人の職業調査の浅さを感じられる身になりましたけど、 昔の私も、エニックスが当時出していた番外小説集(今回のリメイクで SNSで改めて注目され、私は数十年ぶりに目撃。まだ大切に保管してる方も 世の中にはたくさん。確かに名作)に制作者インタビューとして プロデューサー堀井さん、イラスト鳥山先生、音楽すぎやま先生と並んで、 チュンソフトのプログラマー中村さんがいただけの知識で進路選択を やらかしてますから、他人のこと笑う権利など微塵もありません。
私の学生時代に桜井政博さんの『ゲーム作るには』動画があったら、 情報業界は選択から外す、あるいはプログラミング以外の道もいろいろあると 知ることができたでしょうに。生まれる時代を間違えました。
今いる金融業界のダメなところは学生時代でも気づけてて、 絶対に回避していたのに、どうして飛び込んだのかと呆れてしまいます。 (金融は土日祝が絶対休みでサッカー観戦には都合良かったから)
マネージャーが1年掛けて考えた我が部署内でのキャリアパス。 評価基準が実務ではなく育成や運営能力なので苦笑いしてしまいました。
どんどん人が減る時代における育成。かつてのように母集団から 選抜する方式はできなくなるので、以前であれば戦力外であった たとえば発達障害者なども教育して戦力にしなければいけないかもしれません。 あるいはAIに代替できるかを検討するなど。発想の転換が求められます。 人を増やしたり、すげ替えたりに頼らない解決方法を探して。
2024.11.20 wrote
2024年11月17日(日) |
phishは魚ではないがfishから生まれた |
先月開催のオンラインイベントで7人しかいない当選者になり、 その賞品として韓国からアロマハンドクリームが送られてきました。 海外通販未経験なので、自宅住所の入力も一苦労でした。 ハングルで読めないパッケージもGoogleレンズで即翻訳。 凄い時代になったものです。書き言葉に関しては機械翻訳で充分ですね。
2024.11.21 wrote
もうすぐ10周年を迎えるポチポチゲーム刀剣乱舞。 2年前にあった唯一?のゲーム内シナリオイベント大侵寇、 初期刀に思い入れが深くない私は全てを好意的に受け止めたわけではないです。 (でも今web検索したら怒り狂って帰還した三日月を折ったnoteが出てきてびびる)
それでも、あの時の本丸の危機がなかったら、今でもうちの近侍は 澄ました顔して側仕えしているのかと考えると、あれは黒い方かもしれないけど、 紛れもなく『うちの本丸で起きた歴史的出来事』なのだなと思いました。朝から。
初期刀以外に思い入れの強い審神者に対する対処としての秀作は 数年前のSCRAPコラボだなと今でも感じます。名前の出ない6振り目。
月曜から午後の仕事をサボって刀ミュすえひろがり3面上映見てきました。 リバイバル初週は夜上映もあるんですが、いかんせん3時間半近い 大作映像なので、夜上映見てから帰ると日付が変わりそうに…。 (なお2週目は昼間のみになるっぽい)
『美しい悲劇』のフィーチャリングカメラを筆頭に、この3面上映でしか 見られない表情たくさんあるんですけど、長谷部単推しには 正直見てなくてもいい時間が結構あります(こら) 目を休めてました。
すえひろがりでは歌うの楽しい木原さんらしさが散見されましたが、 今年の音曲祭は祭りと言うよりは節目の儀式みたいな重めのイベントなので 長谷部も笑わなくなったと言うか硬くなったと言うか。良化ですけど。
それでも福岡公演では小さな子の前でしゃがんで顔をあわせ、 頭をポンポンしていたというレポートを見かけました。 うちわのリクエストには応えない、なぜなら『みんな』こと『お前たち』は 審神者ではなく他本丸の男士が好きな物好きな人間でしかないから。 そんなスタンスを通す『るいべ』も、小さな子には優しかったようです。
コロナ禍真っ只中のキラメイジャーでヒーロー(キラメイイエロー)になり、 子どもたちと直接触れ合える機会を持てぬまま代替わりとなった木原さん。 変身形態は変われど、ようやく彼が望んだ通りのヒーローになれたのかと 思ったらとても嬉しくなりました。イヤモニは相変わらずの黄色と紫です。
あくたーず☆りーぐ唐橋さんDAYの1公演目ライビュに行ってきました。当日購入で。 それでJ列だったんですけど…昨夜見た刀ミュ音曲祭(愛知県セントレア開催!)が花影のターンで 支倉常長と兼役で本阿弥光徳役の唐橋さんは、小道具抜きで研ぎのシーンを演じ切ったり、 花影部隊(長義は不在なので代理で大包平)が剣舞で刃文を見せつけてくるファンサを受けたり、 実に素晴らしく、恐らく今日横浜移動の激務に対して感謝の気持ちを表現したかったですし、 唐橋さん回の執事は刀ステでお馴染み・荒牧さん&梅津さんコンビだったので興味があったんです。
今後を嘱望される若手5人(うち2人は来年刀ステで小竜景光&石田正宗として登場予定)を 『ぼーいず』として3日間9公演皆勤させ、業界の大先輩たちと共演させて経験を積ませる企画でもあります。 荒牧さんは事務所の後輩がでていたので、社長としての顔も見せていましたね。
冒頭に若干の芝居もありました(これが中継会場のIMMシアターに出張執事として来ていた 小坂さんを唸らせるレベルの凄さ。出張執事にお出迎えされると思わず、普通に「お疲れ様です、 よろしくお願いします」と挨拶して苦笑いされたのが私)けれども、大半はゲーム。 台本を無視して暴走する荒牧さんと、エチュードを中心にいつものクセの強さを披露する梅津さんに 会場は盛り上がり、案の定ぼーいずの面々は苦戦していました(笑) とにかく笑えまして、 拍手のしすぎで私の指輪がパーツ外れる始末。帰宅後、無事に修理できて良かったです。
帰りには松戸クラフトビールフェスではしご酒もしまして、前夜と異なりいい気分で帰宅できました。
刀ミュ音曲祭の前半締めくくり回のライビュに行ってきました。現地にトータル3回も行くので、 ライビュはいいかなと思っていたのですが、SNSでの盛り上がり見ていたら行きたくなって買いました。
この回で前半参戦の髭切は千秋楽。芸歴が長いので周囲の役者から一目も二目も置かれる三浦さんですが、 年齢は木原さんと一緒で、座組ではまだ若い部類。ご飯は奢ってもらう側だったりします。 彼がフィーチャーされるのは予想できましたが、残念ながら回替わりデュエットはソワレではなく この日のマチネでした。髭切と長谷部。なんでナミダドロップなんですか…と思ってしまいます(笑)
映像で見ると改めて長谷部が0番へ頻繁に立っているのに気づけ、またすえひろがりに比べると 表情は抑え気味(木原さんは歌うのが好きなのでつい楽しそうな顔になってしまう)に感じました。 特に2部。刀を振るう場面での(刀ミュの目元強調メイクも合わさっての)眼光は実に鋭く、 長谷部だ!ーと感嘆する程でした。欠席のメインキャストに代わり大事な本公演1部曲を任されたのですから。 (SNSでの現地報告を見るとカメラに抜かれない場面ではそれなりに楽しんでいたようではあります)
「お前たちの本気を見せてみろ!」 センターで煽り、うちわのリクエストには応えず、mistakeでは髭切に負けじとアレンジを加え、 今回の旅を通して座組の軸としての経験値を積んだと感じさせるパフォーマンスでした。 歌がうまいのは1部2部と毛色の異なる曲を安定してこなしているので分かるのですが、 単に上手なだけではなく、柱(厳密には継承者かな?)としての自覚が伝わりました。
2部では小竜vs髭切の手合わせが雑談に陥った場面で叱りに登場。日替わり手合わせでも初めての 演出に会場は騒然としますが、「やることがあるからな」と手合わせも見ないで去っていきました。 一部審神者が手合わせには今後の伏線が仕込まれていると主張してますけど、長谷部はミュ本丸内で 審神者に信頼され、それなりの責務を負っていることが推測できました。最悪だと監視かな…。
また伊達政宗の歌唱に対して「人間はしぶどいなあ」と合いの手を入れる役も担当。 実は花影の振り返りもこの愛知が担っていて、光徳に花影部隊が刃文を次々と見せつける 常人には理解不能のファンサ曲もかっこよくこなしていました。この唐橋さんがすごすぎて、 ライビュに駆けつけて良かったと思えました。花影のシーンでは当然のように0番です。部隊長なので。
なんだか楽しかったように書いてますが、実は途中から視神経がオーバーヒートしてしまい、 目の奥が物凄く痛くて、長谷部がでていない曲は目を閉じてやり過ごす有り様でした。 これは午前中に放置していた三体3の上巻を読破したからか、強引に修理したばかりのメガネを かけていったからか、映画館の4列目は画面が近い部類だからか、理由は分かりません。 帰宅後も22時台に蒸気でアイマスクを付けて就寝してしまったくらいでした。
あと私が2部の振り返り不得手なのも再確認しました。だから目を閉じてしまうようになったとも言えます。 特に1曲目のパライソで本来は人間が歌う曲が私の個人的トラウマを刺激して大の苦手です。 刀ミュは花影から積極的に見始めただけで、それ以前の過去作はストーリーを把握するのに一度見るだけ。 おまけにそのストーリーもあまり好きではない(特に伊藤さんが脚本していた作品)ため、 振り返られてもなんの感慨もありません。私が映画館で涙をぬぐっていたのは眠気が原因です。
この振り返りをあと現地で2回も見なければいけません。長谷部が、いや木原さんが頑張っているから なんとか踏みとどまれるだけで、正直1部で帰ってしまう人の気持ちがとても良く分かります。 (1部で帰るのはファンサ受けたいだけの人でしょうが、現地オフィシャルグッズのペンラ使っている人少ない…)
刀ミュは連作として設計されたわけではなく、後付けで黎明期の悲惨(初期刀が折れているのは 悲惨でしょ…)な部隊構成が出されました。次回作も未発表で、今後どうなるか分かりません。 ゲームのイベントにもあまり沿わない(参騎はアレでも珍しくゲーム内の遠征に沿っている)ですし。 長谷部が中心に据えられたからこそ覚悟は決めないといけませんけど、現時点ではやっぱり あんまり好きな本丸ではないと再確認したので、それを今ここに書き残しておきます。
あとコロナ禍に対するトラウマを誰よりも深く抱えているのは演出家だと最近のインタビューで知りました。 もう過去のものだという感覚が私としてはあるのですが、昨年の花影だってコロナで福岡全滅して いまだに木原さんとそのスタッフが気にしているのだから、決して過去形になったわけではありません。 それでも、来た人も来れなかった人も肯定する心覚での水心子のセリフはピンとこないんです…。 モヤモヤはモヤモヤとして認識しつつ、木原さん演じる長谷部を応援していきたいと思ってます。
2024.11.4 wrote
退社後にピアノマリアージュというピアノ演奏会にコーチングを掛け合わせたイベントに行ってきました。 コーチングの世界も占いと同じで同業者で傷の甜め合い(言い過ぎ)をする業界だと感じていて、 開始前の名刺交換タイムでも私は一人とうらぶでかぼちゃを集めていました(笑) 夏に麗澤大まで講演を聞きに行った前野マドカさんが参加されていたのには世界の狭さを感じました。 (私がお世話になったTAOさんが前野さんの関わっているウェルビーイング学部の手伝いに行っていた)
足でリズムを取る音も交じる自由な感じの演奏では、私がピアノに対して負の感情を現在進行形で 抱いているのに気付かされました。今でもあるんですよ、実家に、誰も弾かなくなったアップライトピアノが。 ピアノの演奏自体を聴くのは嫌いではないんですけど、それはメロディーを楽しむだけだからで。
あと演奏した男性が屋久島が好き過ぎて通っているのですが、私にとっては福岡が似たように エネルギーをくれる土地なのかなと感じました。できるなら福岡にも本拠を構えて、 東京と移動する二重生活を送りたいという願望があるんですよ、実は。
参加者が楽器を奏でたり歌ったり、あるいは聴いて想起したものをシェアしたりしました。 アルコールとつまみ付きで。そこで和歌山県の山奥で満天の星空を眺めた話が出てきて、 最後に予祝をした際に私が想像したのも、らしく手帳でもやりたいこと冒頭に出てきた 『南の島に船で行って天の川を見る』になりました。予祝は楽しかったです。想像だけで ここまで気分は上がるんだって新鮮でした。あとは忘れてしまわないと叶わないようですが。
2024.11.4 wrote
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