Land of Riches
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2023年08月31日(木) |
太陽は見返りを求めない |
月末、仕事で不安を覚えて、1枚タロットを引いたら大アルカナの太陽でした。 結果として、特に問題はなかった(このLRは9/1に書いてます)のですが、 フレーバーテキストとしてタイトルのフレーズが書いてありました。 凄すぎませんか、このワード。確かにそうなんですけど、人間に求める姿勢なのかと。
8月最終日、来月のすえひろがりに向け、木原さんが取材を受けた雑誌が発売されました。 私は木原さんのファンクラブ系には未加入なので、彼が長谷部について語るのに 触れたのは初めてでした。ウルトラマンのフィギュア10体以上と同居し、 置き場がないからと引っ越しを考え、仕事の現場で布教活動に勤しむものの なかなか良い手応えを得られずにいる木原さんの夢は、もちろんウルトラマンになること。 最近では3大特撮を全制覇する俳優もいるので、夢物語ではないのですが…。
そんな木原さんは長谷部を射止める前から刀ミュのオーディションを受けていました。 (パンフレットで鬼丸役の林さんが同じ話をしてました。刀ミュはプロジェクト全体が とうらぶを踏み台というか利用して花を咲かせてやろうという気風を感じます) ゆえに、既出メディアミックスでセンターに近い立ち位置に長谷部がいるのもご存知。 幕が開けるまで、いや開けてからも大楽まで重圧と戦い続けていたようです。
長谷部といえば姿勢の良さ。普段から意識したら演出の茅野さんに褒められたとか。 (厳密には他の役者への発破に使われた?) 7年くらい前に聞いたような話です。 長義の高慢さを削り一部で不評を買っている茅野さん曰く、長谷部は仕事ができる男。 1部では長義との手合わせ…肉体言語シーンにやはり注力したようです。
木原さんは歌うのが大好きですが、どうしても楽しんでしまい、曲ごとに 気持ちを切り替えて…とはいかなくなってしまう様子。七夕のライブでも そこを意識したと言っていましたが、やはりエンジョイ感が強いような。 役をまとってとはいえ、コニファーは未経験の…歌い手としてはアガる大舞台。 果たしてRainy...で演出のように雨が降ったりするのでしょうか? (現時点での長期予報だと、すえひろがり期間はかなり雨が降る確率が高い)
31日にしてやっとあったニコ生では、和田さんにメッセージを久々に読んでもらえました。 名乗りを考えた甲斐がありました(笑) とても満足しています。
2023.9.1 wrote
2023年08月30日(水) |
dissonance |
8月下旬から来年3月下旬まで7か月にわたって2.5茶屋で刀ステ&刀ミュの 大型公演コラボが開催されます。刀ステ七周年感謝祭は45振りを3分割、 刀ミュすえひろがりは34振りを2分割。感謝祭の余韻も残る8月の第1弾に 刀ステ薬研が含まれていたため、早速「栄養たっぷり幕の内弁当」を食べに行きました。
今回の大型公演コラボではキャラではなく公演をモチーフにしたドリンクが 提供されます。まずは夕焼け空をイメージした无伝からスタート。 同じ赤モチーフでも炎の虚伝がストロベリーシロップなのに対し、无伝は オレンジジュースにパインアップル・レモンゼリーと柑橘系仕立てです。 雲を描くためのホイップは必要な要素ということで目を瞑りました(得意ではない)
淡いグラデーションが写真で気になって頼んだ悲伝ドリンクが曲者でした。 グレープフルーツとブルーベリー、メロンシロップが混ざった緑茶で、 ミントが添えられています。もともとフルーツフレーバーの緑茶とは相性悪い舌ですが、 こんなにまとまりのない味のドリンクは初めて飲んだ…と呆れる程のまずさでした。 今後の来店でもオーダーすることはないでしょう(苦笑)
最後に頼んだお茶菓子セット(webのメニューには掲載されていない、 温かいほうじ茶とあられのありがたいセット。昔からある)でおめあての 薬研コースターが引けたのは助かりました。7か月で何回来店する羽目になるでしょうか。
2023.12.10 wrote
2023年08月28日(月) |
A cat may look at a king. |
2/22に第1弾(沖田組+琉球刀+三条派)が発表されて以降、各月22日の午後2時22分に 新情報が発表される刀猫男士。第4弾が源氏+粟田口で、薬研が入っていました。 これまで何度も入店まではしながらも何一つ購入していなかった秋葉原高架下の店で ようやくお金を使う機会が訪れました。月曜からストレス満載の退社後に直行(苦笑)
グッズだけではなくGratteも併設されており、猫耳姿の薬研をクリームにプリントした アイスティーを店外の小さなテーブルに乗せて癒されました。長谷部はいつになるやら。 (長谷部はどう考えても猫ではなく犬だと思いますが…刀犬男士かわいかった…)
2023.12.10 wrote
新宿駅の構内でHOPPIN' GARAGEがバラ売りされているとtwitterで知って、行ってきました。 HOPPIN' GARAGEはサッポロビールが展開している通販限定プロジェクトです。 アルコール離れが叫ばれる昨今、誰かのストーリーと紐づいたビールを1から造り、 また、その物語に触れた複数のブルワーに同テーマで醸造させています。
この『誰か』に、ニトロプラスでとうらぶのライセンス管理を担当している OK間さんが選ばれたのです。アルコール大好きな方で、お陰でとうらぶの関連商品に やたらアルコールが出てくると囁かれ(8年間で缶チューハイ・日本酒・ワインが登場。 加えて、かつての刀剣茶寮では日本酒アフォガードが提供されていた)ています。
興味深く感じていたのですが、HOPPIN' GARAGEは通販限定で、最低本数が6本と なかなかハードルが高かったため、期間限定でも実店舗はありがたさしかありません。 早速、昼間の新宿で『刀剣キラリ』の缶を開けてしまいました(笑) つまみは同じく新宿南口にある宮崎県アンテナショップKONNEで調達。 店内のテゲバジャーロポスターに運命の2文字を認め、うっ…となってしまいました。
本当は澄み切った刀身を思わせるライトイエローの液色を楽しむためにも、 刀剣キラリはグラスで味わうのが良いみたいですが…切れ味冴えたライトラガーでした。 私は日本酒では大吟醸が好きなんですけど、ビールにはキレを求めていないので、 実は一緒に買った『婚姻のグレジュビール』のコクの方が好みだったりしました。 こちらは柑橘系の口当たりと高アルコールで、スクリュードライバーを彷彿とさせました。
刀剣キラリも別に悪かったわけじゃないです。島根県の奥出雲で生産された たたら焔米を原料に使うなど、工夫された配合で表現された重すぎないキレでしたから。 クラフトビールのお店に行くと、どうしてもある要素に振り切った製品が多いので (商業流通に対する同人誌みたいな)優しめにまとめたのって案外見つからないんですよ。
ちなみにビールだけなら改札内で済んだんですが、LUMINEの壁面に展開された すえひろがりの広告が見たくて改札を出ました(笑) グッズがランダム地獄だったり、 バスツアー(特に帰路)が増便されなかったり、いろいろ問題も勃発している すえひろがりですが、キャストは現地(屋外!)での2日連続場当たりを行い、 終えてからも有志がキャンプで親睦を深めていて、本番が近づいていると感じます。
2023年08月25日(金) |
plant-based for..... |
年に一度、最も苦痛な業務と言える人間ドック。私は極度のドライアイなのもあり 眼圧検査があまりにも苦手で、今回は子供のように看護師を困らせてしまいました。 加えて設定タイミング(酷暑時期の絶飲は厳しすぎる)やバリウムに起因する諸問題 (職場の先輩たちが胃カメラの評判で受診先ジプシーしている理由がやっと分かったかも)に ぶつかってしまい、来年は良く考えて予約するよう、手帳にあれこれメモする羽目に。
解放後はKOMEDAisでモーニング。オモコロの記事で知った、植物性素材のみ出すコメダです。 パンに塗られているのは豆乳。コーヒーのシロップは甜菜。ミルクはアーモンドかオーツ。 今回は食べていませんが、バーガーの肉もソイミートです。東銀座にあるのですが、 私がヴィーガンを初めて知ったアインソフも東銀座にあるので、不思議な縁を感じます。
とはいえ、アインソフに足を運ばなくなったのはメニューが昔の倍近い価格になったからで、 KOMEDAisも普通のコメダに比べたら全ての品が(銀座にあるのを差し引いても) 明らかに割高で、何らかの意思がなければチョイスするのが難しいのも現実です。 私の場合は、健康に良さそうだから…という倫理も何もない打算になります。
2023.8.26 wrote
2023年08月21日(月) |
後悔は生きて経験する最高の地獄 |
ミュージカル「ヴィンチェンツォ」で一番印象に残ったセリフがタイトルです。 (Netflixドラマ版の日本語訳は微妙に表現が違い、私は舞台版の方が好き) 後悔だけはしたくないと、中学時代に岐阜で開催されたプロ野球の試合を 受験勉強優先で見送って以来、ずっと考えて生きてきたつもりですから。
癖が強く、日本でも一部に熱狂的な支持者がいる韓国ドラマ。 翻案してミュージカル化するプロジェクトの主導はエイベックスです。 和田さんは、彼を2.5次元舞台に引きずり込んだ張本人である吉谷さんが 演出だという理由で主人公のオファーを引き受けたようです。この主人公、 原作ドラマでは多くの女性陣から一目惚れされ、また男性陣からも立ち振る舞いで 心酔される(終盤では韓国版カサノファミリーが爆誕してしまう)カリスマの権化。 吉谷さんは小劇場の舞台に立つ和田さんに初見で射抜かれ戦国無双のオーディションに 誘った経緯を持つので、きっとヴィンチェンツォに重なったのでしょう。 (そして舞台戦国無双の主催・マーベラスが和田さんを長谷部へ推挙する流れに)
ストレートプレイでなくミュージカルになったのは、90分×20話=1800分の 原作ドラマを3時間強の演劇へ圧縮するに際して、歌で状況や心情を説明できる ミュージカルの方が適していたからでしょう。ミュージカルの経験が乏しい 和田さんはボイストレーニングを頑張る羽目になるのですが。加えて、 ヴィンチェンツォは格闘術に長けている設定(現代劇ゆえ固有武器があるわけではなく、 拾ったパイプで殴ったり、蹴り飛ばしたり)のため、キックボクシングにも励みます。
10分の1に圧縮するのですから、劇中の展開は非常に速く、言ってしまえば 終始ダイジェスト版状態。3時間越えの作品は長さを苦痛に感じがちですけど、 世間での評判通り、今作は時間の長さを忘れてしまう没入度に圧倒されました。 (あと原作から引き継いだ要素ではあるのですが、シリアスな親子愛や復讐で 涙腺を熱くさせられるかと思えば、客席参加型のコメディシーンも随所にあって テンションのアップダウンが凄く激しいのも時間経過を感じさせない要素かも)
和田さんのトレーニング成果は刀ステの七周年感謝祭やリアフェのライブパートで 実感していたのですが、それでも今作は脇をがっちりと歴戦のミュージカル猛者で 固めてもらっており、また相対するヒロインが初ミュージカルとは思えない パフォーマンスを披露した日向坂46の「すーじー」こと富田鈴花さんで、 これまた見事な歌を聞かせて下さったので、まさに『別に身長がないわけでもないのに 周囲の男士が長身揃い過ぎて相対的に可愛く見えてしまうへし切長谷部』状態。
富田さんは今回が念願の初ミュージカルだそうですが、初なのが信じられません。 今作は堂々と歌い上げればそれで済む作品でもなく、父との相克、ギャグシーン、 ヴィンチェンツォとの分かりづらい恋愛…と表現しなければならない要素が てんこ盛りだったのに、何一つ不足を感じませんでした。良いヒロインに恵まれたと思います。 (7/23に公式SNSで公開された和田さんインタビューがグダグダで、猫ひたで インタビューに慣れている和田さんにつっこまれまくっていたのとは別人のよう…)
彼女のファンらしき男性も客席にはたくさんいて、また韓国ドラマは日本での 支持年齢層が高めなのもあってか、和田さんを見に行く客席は普段、その9割が 女性(それも若い人が多い)なのですが、今回は驚く程に老若男女の幅を感じました。 多様な客層に和田さんの演技を届ける機会が得られたのも、良かったと感じました。
圧縮するにあたり、展開を主人公母子とヒロイン父子周辺にまとめる工夫もあったようで、 現実世界でも家族を大切に思っている(ゆえにTVドラマに出たいと強く願っている) 和田さんの演技は涙腺が熱くなりました。板の上でも目元に光るものがあったような。 韓国と日本とでは家族を巡る文化が少し違うんだよな…と感じる場面も時々あったり。
母を奪われたヴィンチェンツォはラスト、銃殺など生ぬるい…とマフィア仕込みの 怖ろしい殺し方で敵を葬ります。入場者特典カード、9分の4は和田さんが引けるのに、 ラスボス(配布時にはそう書かれてません)を引いてしまう自分の運に苦笑いです。
総じて、和田さんはとても大変だったと思いますが、素晴らしい作品に 巡り合わせてくれたことへの感謝で胸がいっぱいです。今回も通路席だったので、 目の前に来たクムガプラザの住人に笑顔で手を振ってみたり、和田さんがすぐ隣を 歩いて行ったり(背が高くて頭が小さいと思いました…)する幸運にも恵まれました。
椎名鯛造さんの感想=このミュージカルの稽古をしながら刀ステ感謝祭に出たのか、には 120%同意しかありません。感謝祭の稽古合流が直前になるほどヴィンチェンツォに 心血を注ぎながら、末満さんに努力の跡が見えると言われるレベルで落語を仕上げ、 かつリアフェでも段取り間違えたりもしましたが、あれだけの歌唱を披露。
ザ・テレビジョンの連載では、感謝祭での出番の多さは末満さんの愛を感じると 言ってましたけど、休む時間があるなら台本読んだりダンス動画を見たりしたいと ワーカホリック発言もあって、ヴィンチェンツォのスーツ姿とても良かったですが、 掌を見ても骨と皮だけに見える…と心配にもなってしまいました。
東京楽だったので最後に座長の一言挨拶があって、和田さんファンにはお馴染みの、 こんな時代ですけど一緒に生きていきましょう…というフレーズだったんですけど、 この言葉、そっくりそのまま和田さんにお返ししたい心境です。しなやかに生きて、と。
2023.8.26 wrote
REAL⇔FAKEのファイナルイベント "For GOOD" に行ってきました。 1st・2ndも放映後にはイベントがあり、前回はパシフィコ横浜だったので 午後半休を取っていきましたが、今回は国際フォーラムなので退勤後駆け込み。
イベント名の意味は「永遠」ですが、foreverが今まで続いてきたことが 今後も続く…という継続性の永久なら、for goodは続けてきたことを絶ち、 金輪際手を付けないという決別の永続を指すとイベント後に知りました。 (goodはgood-byeの略であるらしい)
4年前に始まった1stシーズンではStellar CROWNSは俳優、アイドル、歌手など 各界のスターたちが一同に揃う新ユニットと銘打たれてました。綺羅星の集まりなので 国民的人気があるという設定なのですが、演者の不祥事があって5人に減り (作中では海外留学での離脱)刀剣男士4振り+刀ステ歴史上人物になった 役者陣の年齢が上がっていく(2023年現在、28歳の流司さんが最年少のアラサー) 当たり前の事象に年長組がしんどくなってきたのかな…というのが伝わってきました。
アイドルらしい可愛い挨拶を冒頭から瀬名征行リーダーが捨てた(牧野凪くんが 懸命に「卒業した」に訂正していた)と言い放っていたのが分かりやすかったかと。 そう考えると、現実社会でアラフィフになっても国民的アイドルを務めあげている ジャニーズ事務所の誰とは言わない年配組はメンタル強いんだと感じさせられました。
前回はドラマ2nd stageで出てきたQUEEN RECORDS SUPER LIVEを開催した体でしたが、 今回は同じくFinal Stageで芸能界から足を洗いかけながらも連れ戻された 凪くん復帰後初イベントのファンミーティングを事務所仲間のASTRA RINGと 合同開催という設定でした。でも前回と違って役者によるバラエティパートが 先に行われたので、空気感はかなり違ったように感じられました。
今回は声出しOK(と言われてもなかなか振り切れないのが客席の私たち)・ いわゆる客降りありでした。ドラマタイトルにちなみ、ゲームの賞品に向けて 頑張る5+2名の中に密かに邪魔するFaker2名が入り、リアルとフェイクのどちらが 賞品をゲットするか…というルール。勝敗以外にMCが個人的に感銘を受けた MVPが選ばれ、賞品がワンピースカード(円盤では固有名詞カット予定)だと 発表された瞬間の染谷さんや和田さんの喜び方、やばかったです(笑)
Fakerはくじ引きで決定したそうですが、流司さん+笹森さんと年少組になったためか、 最初のピンポン玉運び(通るルートが客席通路)からかなり分かりやすかったです。 これは名探偵和田(自認。作中でもリーダーが最後に探偵してましたね)でなくても 解けてしまったのでは。2つ目のお絵描き伝言ゲームは最初が荒牧さん、 ラストが和田さんとW画伯がセッティングされた時点で伝わるはずもなく。 ここでは蒼井さんの絵描き力が凄まじかったです。正解は伝わってませんでしたが(苦笑) 最後の大玉運び(やはり客席通路を使用)の時点でFakerは見抜かれていて、 最終走はリーダーがFakerペアとぐだぐだ運ぶめちゃくちゃな展開に(笑) 3ゲーム中1ゲームクリアでFaker以外のメンバーは焼き鳥をゲットしたのでした。
ライブに向けた着替えタイムの間、染谷さん(MCのフォローが良かったと まさかのMVPを受賞してましたが、刀ステ感謝祭に引き続きの活躍で納得でもあり)が グッズ紹介しつつ今後の展開についてもキンレコの偉い人たるMCにつっこんでましたが、 集大成とした最大の要因は役者陣の多忙だと口にしていました。仕方ないですね…。
ライブパートでは前回ライブで有志が作成したキンブレ用QRコードをメモリーに セットしてきたはずなのに、間違えて花影の6色で始めてしまった私がいました。 気づいたのは育田くんのオレンジが出てこなかった時。卯野くんの緑が妙に薄いとは 思っていた(一期のミントブルー)んですが…つまり水色の瀬名リーダーには 小竜のノマディックブルーを振っていたというわけです。ぎゃふん!
1st stageの曲を選んだ流司さんもいて、懐かしい曲までたくさんペンラ振れました。 まさかの2階席客降りもあって、感謝祭に続き荒牧さんと至近距離(しかも二度も)に なってしまいました。ブロックの角、前と右横に通路がある席で、最後の曲では 染谷さんや植田さんもすぐ目の前で見ることができました。和田さんは残念ながら 2階席上がりは逆側のブロックだったので、これまた感謝祭に続き遠いままでしたが、 当日の私は前夜髪を乾かすのに失敗して酷い外見だったので、結果的には良し、でしょう。
和田さんは他の仕事が忙しすぎて、全然違うタイミングで朱音社長を呼び込んでしまい、 周囲につっこまれてましたが、他の仕事が忙しすぎて…と瀬名リーダーとしても 外れてないけど、珍しく弱音を吐いていたので、胸がギュッとなりました。 あと、コール&レスポンスで「2階席ー! 1階席ー! まさゆきー!」と どこでも相方だなとつっこまれてしまうフレーズで落とした荒牧さん、流石でした。
凄い楽しかったです。唯一、銀テープにご縁がなかった2階席になってしまった点を除けば。 前回は来場者特典として配布してくれたので、今も通勤用リュックにつけているのです。
2023.8.19-20 wrote
台風で出勤できないかも…と言われて金曜はノートPC背負って退社したのですが、 どうやらそのまま背負って出勤する羽目になるようです。悪いことではないですが。
当初の予想よりランこと台風7号の動きは遅く、また西寄りになったため、 和田さん(神戸でヴィンチェンツォ)や植田さん(大阪でワーステ)の移動が 懸念されていたリアフェのファイナルイベントはどうにか開催されそうです。 帰り道土砂降りかもしれませんが。それでも、台風で既に諦めた地方ファンが そこそこいるような状況なので、退社後ぎりぎりでも行けるだけ恵まれています。
何より先週の感謝祭、最終日に雨こそ降ったけれど、何事もなく開催できて (遠征を諦めたのは飛行機が飛ばなかった沖縄県民くらい)良かったと改めて。 三日月が歌わなかったことによる暗い考察もいっぱい出てきましたが…。
山姥切国広の単独行は時系列では維伝の前となり、黒い山姥切国広が描かれそうなこと。 悲伝パンフで小さな結の目となっていた長谷部の近侍願望は、主の一番になりたいという キャラ設定からではなく、山姥切国広が近侍になっていなかったら別の展開に なっていたのでは…という持ち越しに起因する説、実に笑えません。
2023年08月11日(金) |
いくつもの面(かお)を持つ |
馴染みのある早稲田駅近くでまーささんが「夏の鑑定小祭り」を開くというので 行ってきました。といっても、まーささん本人にはプチ占い待機勢がご本人曰く 歯医者の待合室がごとく並んでいたのでサポートのささきさんとだけ話しました。
というか、まーさサポート=Horoskopskiの投資好き・ささきさんと今回初めて知りました。 (ホロスコープと株価チャート、どちらも動きの観察になるため、占星術好きには 少なからぬ数の投資家がいます。投資法として主流でないから実際当たらないのでしょうが)
twitterで見た紙製筐体に仕込まれた大人のガチャ「まーさの天体おみくじ& キラキラ天体お守りby Horoskopski」がやりたかったので、回しました。 アストロダイスはweb頒布の半額で売られてましたけど、このお守りも (金星はバラ売りされてないのですが)ばらまきの惑星守りとしてwebで買うと 1000円するから長文おみくじと一緒で600円なら大特価と言えるでしょう。
出てきたのは金星。まーささんのweb占いではコア波動がピンク色だと言われる 私には縁のある惑星です。良い意味でも悪い意味でもイメージはFGOのイシュタル。 愛と美と豊穣の女神…必ずしも恩恵のみをもたらすわけではないという点で。
私の愛は、周囲の人のみならず趣味や仕事等あらゆる対象にことに注がれていると web占いでは言われました。好きこそがパワーと引き寄せエネルギーの源。 10代後半からずっと趣味に引きずられて生きてきましたから、よく当たってますね。
ささきさんのセールストークに負けて(?)天秤座の小さいジルコニアチャームも購入。 ガチャで引いたルーラーの金星と一緒にショルダーバッグに付けました。
Horoskopskiの「開けアセンダントペンダント物語」で昨年の七夕に届いた 大アルカナ星のペンダントをつけてうかがったのですが、すぐバレました(笑) ハンドルネームとても言えませんでした。まーささんのフォロワーでしかないので…。 (ささきさんは木星が星座を移るたびにグッズで新展開を行っているそうです。 昨年の牡羊座期間はタロット、今年の牡牛座期間はリュクスなアクセサリー制作)
まーささんに『聖者の朝露』のリングを組んでもらったのは2011年。 東日本大震災の年で、私は栃木SCの練習場の長椅子でシルバー925に傷をつけたのを 今でも覚えています。そりゃ私もまーささんも歳をとりますよ。
そして、家族がどうとか深刻な悩みをまーささんに尋ねる依頼者の横で、 特に何も聞きたいことが思いつかないから別にプチ鑑定はいいです、と 言ってしまう私はある意味で幸せな日々を送れているのかもしれません。
2023.8.12 wrote
2か月連続でランチにうかがった銀座しんのうでは薬酒も飲めます。 しかしランチタイムではセルフサービスの薬膳茶2種(どちらも3種類の材料を使い、 身体に良さそうなもので気に入ってますが)しかサーブされません。 飲みたければ、夜に行くしかないのです。退社後、webで引いたタロットカードが 休息を意味するソードの4だったのもあり、思い切って飛び込んでみました。
当初プランでは体質チェック付き薬酒ぐい呑み1100円と前菜4種盛1540円のみでしたが、 web予約では2名〜のコースも現地では1名OKと分かり、5000円の薬膳コースにしました。
体質チェック表は中医学の8体質に分類するための項目が紙の裏表にびっしり。 特に舌の色を確認する質問が執拗にありました。実は舌の色が体質判定には 重要だとされているのです。他人の舌なんてまじまじと見たことないですから、 みんな白っぽいのだと思ってました…。こんな私は当然の如く「血虚」とされました。 月経のある女性は血が足りない(≠西洋医学における貧血。血≒体を巡る 栄養・エネルギー)または血が滞っていると判定される確率が非常に高いそうです。
こんな体に良いものとしてレバーや卵を提示されるのですが、一般的には 健康食品の優等生とされるこの二つ、私、医者から控えるように言われています。 イカも乳製品も。加齢に伴う代謝の低下でLDLコレステロール値が高いためです。 脂っこいものや甘いものは今でも好きなままのつもりでいますが、間違いなく 若い頃程は受け入れられなくなっているのが現実です。なんだかんだで、 身体が食べたいと欲するものを食べるのが一番心身に良いのでは…と勝手に思ってます。 今月末には人間ドックありますが、恐らく結果は良くないでしょう。 1日1万歩を免罪符として、スイーツ頬張ったりしてますから、近頃は。 長い目で見据える健康よりも、目先の酷暑を乗り切る方が重要だと感じてますから(苦笑)
血虚に良いものはライチ、松の実、ほうれん草、ニンジン、レバー。 良くないものはゴーヤ、梨、リンゴ、スイカ、緑茶、豆腐。 ぐい呑み薬酒の材料は竜眼肉、紅花、黒木耳でした。ほんのり苦かったです。
とはいえ、サイトによっては豆腐(植物性蛋白質)は推奨しているものもあったり。 緑茶はタンニンが鉄分の吸収を阻害するためだと思われます。 西洋医学的には鉄分やマグネシウムの不足だとされるようです。
ぐい呑み薬酒、前菜4品(岩手産鶏の砂肝コンフィ、2種木耳のポテトサラダ等)、 薬膳ドレッシングのサラダ(ランチより食材も量がup)with国産高麗人参スプラウト、 メインの薬膳スープ煮(魚をチョイス。添えられた五色の野菜が綺麗)、 デザート(先日も食したトマトスイーツのミニトマト版)の7品を堪能しました。
ちゃんとコースにして良かったと心から思いました。体にいいことしている感というか。 (ただし、薬膳はむしろ心身のコンディションが良好でないと楽しめないとは思いました) 次に行く時は薬酒をグラスできちんと呑みたいです。体質はもう分かりましたから!
2023.8.13 wrote
日本号つれづれ酒がめでたく単行本2巻発売となったので、メイト限定特典の 4pリーフレットを求めて秋葉原のアニメイトまで買いに行きました。
すっかりインバウンドが復活したこの頃、秋葉原の街も日本人の方が少ないと感じます。 メイトにも一家揃って来てレジ列に並んだりするので、なかなかにぎやかです。 新生秋葉原店では1Fに新刊が並んでいるのですが、つれづれ酒はなく3Fまで上がりました。
3Fのレジは1人体制で、なかなか客がさばけず、スタッフが決して列が短くはない、 しかし4人体制の1Fへ必死に誘導していました。それでも会計は3Fでしたのですが、 特典(つれづれ酒特典以外にとうらぶフェア特典もある)は改めて1Fで並ばないと もらえませんでした。どの紙単行本もメイト限定特典が多いから、10冊ぐらい まとめて購入するのが普通な世間の人相手だと一人当たりの所要時間がかなり長く。
なんだかなあ、と思いながら隣の隣にあるとうらぶSTOREへ。こちらは閑散としてました。 インバウンド客もいませんし、何より御供散歩は人気キャラの分がほぼ残っておらず。 最近、長谷部のグッズがとにかく多く、御供散歩みたいな『瞳が死んでいる』ものは スルーしているのですが、それでもこの目で見て見たかったとは思いました(苦笑) 6周年祝画の灯篭流しも、飾るのは何か違うと感じるためウインドーショッピングで終了。
今、秋葉原にはとうらぶSTORE以外に刀猫男士のポップアップショップと、 メイト秋葉原の改装での4Fの1コーナーになったニトロプラスストアがあります。 もともと女性向けは秋葉原ではなく池袋(こちらはこちらでぽてだんカフェが 開催されているんですが)だし、こんなに分散しても…と思ってしまいます。
つれづれ酒はアプリで毎月更新をチェックすることができておらず、 単行本でまとめ読みする状態になっています。どのメディアミックスよりも 新参勢の出番が多いように感じますし、日本号の顔も可愛くなってきているような。 まだまだ連載は続くようなので、魚をさばくのが得意な長谷部の出番も期待してます。
2023.8.13 wrote
2023年08月06日(日) |
There is a dream, dreaming us. |
鬼滅ステ以外にも最近は東宝ミュージカルにも引っ張られるなどお忙しい末満さん。 刀ステのスケジュールは早めに発表される傾向にあり、昨年5月15日の綺伝大楽では 2月の禺伝、10〜11月の単独行、虚伝アニメ化、2023年夏7周年感謝祭の4大発表がありました。 今年元旦には感謝祭が8月幕張開催だとリリースされ、以降ショッピングモール等で 願い事を書くイベントがあると毎回『刀ステ七周年感謝祭全通!』と書いてました。 刀ステ7周年当日の5月3日には、すっかり刀ステのシンボルと化した番傘を持った (元は末満さんの別作品から流用されたもの)出演男士のビジュアルが解禁。 ホテルの食事コラボや京葉線ジャックなどプレ企画もあってとても楽しみにしていました。
肝心のチケットは禺伝DVDシリアルによる大楽1枚しか取れず…全公演配信されたので 先に見ておくか迷ったのですが、昔から一方的にお世話になっている同人作家さんが ネタバレ厳禁だとXでポストされていたので、ぶっつけ本番を選びました。 回替わり要素が想像以上に多い(虚伝初演からの伝統とも言えますし、 今回の主要部分にも関係していますが、刀ミュが若手の育成も兼ねた公演なのに対し、 刀ステは実力ある役者の力量に依存している節があり、それが原因の一つ)ため、 後日、別の回の配信を見ようと思っています。特にファンクラブ会員限定回に出た一般人…!
突然の通り雨さえあった(これは最終日だけ出演の本田さんが雨男だからではないかと 言われてます…本人全力否定)当日。現地からの帰途では興奮のあまり 「良い夢見れました」とポストしてしまいましたが、冷静に省みれば、 夢は夢でも風邪ひいて高熱出した際に見るタイプの夢でした。 『はちゃめちゃ本丸ランド』ですから。このネーミングもそうですが、 全体的に昭和のTVバラエティ感が強く(認めたくないですが末満さんと同世代なので めちゃくちゃ元ネタが分かってしまいました。役者陣の若手には通じていないのでは) また、劇中でもセリフにありましたが、いつもの公演はシリアスで俳優にも 精神的な負荷が大きく、これに対する慰労会的な面もあったように感じました。 出演したキャスト、みんな楽しそうにポストしてましたから。 私もかつて天王寺で買ってから死蔵していたSPORTS DEPOコラボの 織田組シャツを引っ張り出し、ペンラに軽装クリアシートを入れて参戦しました。
日替わり部分を差し引いた、最も主軸となっている構成要素は夢籤によって発生した 三日月と山姥切国広の入れ替わり。これを二人の演技だけで表現する無茶ぶりの極み。 しかも、拡樹さんは直前まで舞台本番で、感謝祭への合流は和田さんよりも遅い 幕張メッセ現地での場当たりから。それなのに、ファンの観察眼を唸らせる 絶妙な『見た目だけ三日月になっている山姥切国広』を演じられるのですから流石です。 荒牧さんも同様に。映画黎明といい、二人の能力が突出しすぎているから ハンディを与えてみんなと同レベルに揃える方向になっている気がします?!
時間としては過去公演のOP/ED歌唱が最も長かったかと。割と直前になって うちわやペンライトが使用可と発表され、審神者界隈を騒然とさせました。 感謝祭の中でも歌い踊るのはステ本丸の本分ではないと何度も繰り返され、 最後は歴史上の人物を演じた役者を集めた軍議映像(中河内さんがひたすら おはぎを食べさせられる茶番ですが)でようやく踏み切った形になっていました。 でもやっぱり嬉しかったです。いい曲ばかりだからずっとアルバム出してほしいと 思ってましたし、まさかライブで…現地でペンライト(軽装シート入り)振れるなんて。 色も発表されなかったのですが、ほぼ紫振ってましたね。伯仲デュエットでは白などを。
ヴィンチェンツォ(ミュージカル)に向けてボイトレを積んだ和田さんの歌唱は 真影の炎で1フレーズ歌った時点で明らかで、心底感動しました。しかも、 長谷部は出演作が多いので恐らくどの男士よりも曲数が多くて幸せでした。 今回、センステから5列目という良席を頂いたのでオペラグラスも使ってません。 (メインステージは流石に遠くて、実は映像化されて初めて気づいたこと多数) おまけに一人で落語をやるという末満さんからの無茶ぶりまでありました。 稽古参加日数1日の役者に与えられるタスクとしては異常。嬉しかったですけどね。
おまけに刀ステ大千秋楽でよくあるサプライズ発表が、始まりの刀5振り揃い踏みに 特命調査・慶応甲府の新選組集結とWであって、めちゃくちゃに興奮しました。 松田凌さんの清光は理想的なので、彼の演じる清光で慶応甲府が見られるなんて…! 安定を演じるのは他作品の大楽から駆け付けた植田さん。ラストの刀剣乱舞音頭で 軽装姿になった長谷部と安定が一緒にいたのが印象的でした。いや、現地では 役者に疎い私は誰だか分かってなくて、キャストを退場後に知ってから腑に落ちたんですが。
熱を出した時に見るタイプの夢なのに、ひどく幸せで、ずっと刀ステシリーズを 見続けてきて良かったと心から思える満たされた時間でした。キャストとスタッフの 皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。いつか大団円を迎える日まで応援し続けます。
2023.8.20/2023.8.26/2024.1.27 wrote
食材一覧に名前があってギョッとしましたが、調べてみたらライチの親戚でした。 種が大きく、パッと見ると竜の目玉に見えるゆえのネーミングだそうです。 可食部は必然的に多くなく、滋養豊かなドライフルーツとして用いられるとのこと。 疲れが取れない私には一緒だった棗と合わせて、ぴったりの食材でした。
特に縁もないきりん堂の夏祭りに訪れたのは、会場が先月立て看板を見て飛び込んだ 薬膳カレーの銀座しんのうで、ランチした翌日にコーヒーカードで占ってもらった 瑞樹先生が夏祭りに呼ばれて、鑑定(無論私は申し込み間に合わず)を行うからでした。
カレーの盛り付けを四神五行十二支をイメージしたレイアウトに変更した特別版と、 トマトを紅の羽衣玉に見立てた薬膳スイーツを頂きました。トマトは正直嫌いな 野菜なんですけど、ビックリするぐらい美味しく頂けました。名前に偽りなしの「薬膳甘味」。 周囲に添えられたのも亀ゼリーなど身体によい食材ばかりで、一緒にサーブされた 薬膳茶も竜眼肉や棗、クコの実入り(全部食べられる)のスペシャルバージョン。 ここ数日、twitter改めXでグッズ交換を検索してはレートの高さにうんざりしていた 七周年感謝祭の長谷部ランブロをついに交換できたのは、運気上昇の証かもしれません?!
手渡し交換のために海浜幕張へ行ったのですが、グッズ購入待機列が噂に聞いた以上に 凄まじい長さで、今回ばかりはメルカリでとんでもない価格がついていても SOLDしてしまうのも分からなくもない…という気持ちになりました。 肉体や精神に多大なる負荷を強いてくるので、代行費だと思えば…みたいな。 ともあれクリアランブロをようやく入手できたので、キンブレの筒に入れて出陣です!
「蓼食う虫も好き好き」の対義成句で、「巨人大鵬卵焼き」の高尚版が本日のタイトル。
6/16に刀ステ感謝祭ビュッフェが突如発表(と同時に予約開始)された際も 騒然となりましたが、7/14正午にまたも突然、1週間限定開催のコラボ和御膳 企画が追加されました。ランチ30食・ディナー20食限定。当初は一人席がないとも 言われてましたけど、これは予約した日付によったらしく、平日夜はOKでした。 七周年感謝祭が幕張=千葉県開催で助かっている面が今回いろいろあります。 (結局、イベント後3日間延長開催されることになりました)
本当に急遽だったのかな…と感じたのは、決済がビュッフェの事前と違って 当日現地支払いだったこと。クレジットカードで払ってしまったので、 私としては請求されるタイミングは結果として一緒なんですけれども。
45振りが参戦する感謝祭ですが、和御膳にモチーフメニューが登場するのは9振りのみ。 ラストの彩り豆カンジェラート添えがメインビジュアルをイメージしたデザインなので、 全員いると言えなくもないのですが、特別扱いを強く感じ、長谷部がいて嬉しかったです。
▼先附(俗に言うお通し):三日月豆腐と順才(三日月宗近)
▼壱の膳・前菜:鶴盛蟹霙和え(鶴丸国永) 鮑肝ソース香味焼きと赤パプリカ(加州清光) サーモン牡丹見立ていくら添え(歌仙兼定) 炙り鰹(陸奥守吉行)
▼弐の膳 焼物:銀鱈西京焼き(山姥切長義) 鶏松風(へし切長谷部) 笹麩(三日月宗近)
奉書焼き:鶏南蛮仕立てと夏野菜煮浸し 和風タルタルソース添え(山姥切国広)
▼お食事:ミニすき焼き丼(和泉守兼定)
三日月の形をした豆腐、鶴の形の器に入ったみぞれ和え(なますかと思って 食べてしまいましたが大根おろしなのでみぞれ和えが正解)、銀髪≒銀鱈と 割と分かりやすいメニューもある中で、長谷部はぱっと見ではよく分かりません。
しかし、メニュー発表時にtwitter改めXですぐに考察があがってきました。 松風焼きとは能の「松風」に由来するネーミングで、表側だけにけしの実を振り、 うら寂しい=裏側は何もなく綺麗な状態として作ります。これが裏のないまっすぐな 生き方をしよう…という縁起でおせち料理にラインナップされるようになったのです。 まさに、舞台刀剣乱舞の、和田さんが演じる長谷部そのもの。唸りました。 争奪戦に勝てて予約取れて良かったと心底感じたのは、このタイミングです。 (あまりに嬉しくてりんたこのお便りにも投稿してしまった)
縁がないと思っていた8月のキャラクターイメージカクテルもオーダーできました。 年配の店員さんが加州清光を言えなかったり、山姥切とだけ言ったり (一部の伯仲こじらせが聞いたら激怒しそう)するのも当たり前な、 本当は割と格式高い日本料理店です。コラボさせてもらえるだけありがたいというか。
最初の1杯、清光のが凄く美味しかったので、7月のビュッフェでカクテルだけ コラボカフェレベルだと感じたのはたまたまかも…と思ったのですが、 2杯目の山姥切国広からはやはり何故かこのコラボだけドリンクのレベルが…でした。 喉が渇いていたのかも。迷ったのですが渇きを覚えたので3杯目の次郎太刀 (ノンアルコール日本酒がベースなのですが、正直普通のお酒吞みたかった)も オーダーし、ここで入手した陸奥守コースターが感謝祭本番の交換で役に立ちました。
鱈の西京焼きが口の中でとろけるように味わえたのは初めての感覚。 松風も中にレーズンが入っていて甘み(優しさ要素?)もありました。 コース全体の品数が多く(男士はほぼ蛋白質で構成されている) ミニすき焼き丼辺りから正直、胃袋がギブアップ気味だった点を除けば、 非常に美味で、かつ接客も一流ホテルで文句のない、素晴らしいコラボでした。 数年前、徳川美術館がコラボ料理を出した時に羨ましかったのが昇華されたと言いますか。
感謝祭本番を終えてから、山姥切国広が宮崎の定番料理チキン南蛮だったのは 彼に太陽要素を付与する一環だという考察を見かけて、震え上がりました。 (奉書焼きは布をイメージしているのは流石に分かりましたが、本来は魚料理だとか) 他の男士も実は長谷部並みによく考えられた献立なのでしょうか。 和風タルタルの和風部分がピクルスの代わりに漬物だと気づけないレベルの味音痴な私です。
2023.8.13 wrote
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