Land of Riches
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2021年11月30日(火) |
11月読書録その2『世界は贈与でできている』 |
どうして珍しく月に2冊も読めているのかって? それは診察時に待合室で待つ時間が長すぎるからですよ!
哲学者が描いた本です。分類上は倫理学? ある事象に名前を付けて人間に意識をさせるのが哲学者の仕事ですが、 この本では人間が脳が発達しすぎて未熟児で生誕するようになった結果、 生まれながらにして親などから『贈与』を受けることになる…という定義に基づいた 経済心理学者を悩ませる人間の理屈では説明しにくい行動に取り組んだ本でした。
―贈与は必ずプレヒストリーを持つ。
贈られた物は物の価格とは別の価値を持つ、だから『自分へのご褒美』は空しい…など バサバサと自分の理屈で世界を切り捨てていくゆえ、いまいち納得いかない部分も 多々ありました。そもそも先述の贈与を自覚せずに生きていける人もいるはず。
―自由な社会とは誰にも頼ることができず、誰からも頼りにされない世界。
―他者と共に生きるとは、言語ゲームを一緒に作っていくこと。
こんな調子でバサバサと。同意できる箇所もあれば同意できない断定もありました。 自分のルールで世界を解体するのが哲学者ならば、これはまさに哲学書でした。
人間ドックでOUTが出まくり、おまけに再検査では専門の違う医師たちの 勤務スケジュールに振り回された私。頑張った自分へのご褒美として、 南柏駅から歩いて行けるスーパー銭湯(でジャンル的に合ってるはず)に 行ってきました。住所的には流山なんですけどね。
ここの自慢はミュージックロウリュ…と言っても『サウナで整う』が よく分からない(そしてサウナとロウリュと岩盤浴の区別もつかない)私は、 岩盤浴を満喫してきました。45〜38度で温度が違う3ルームを行ったり来たり。
水分出し過ぎて頭が痛くなるぐらいには汗かきました。良かったです。 本当は自分で水分(ペットボトル)を持ち込むべきだったのと、 岩盤浴でべたべたになるアンダーの替えを持っていけば最高だったなと。 また次回に生かしたいです。ハンモックでゆらゆら揺れるのも気持ち良かったです。
サンガとジェフは12年J2に居座り続けたのですが、今日の試合でサンガは昇格決定。 ジェフは13回目のJ2シーズンを来年、迎えようとしています。
フクアリのジェフホーム最終戦、50%制限でアウェーゴール裏を買えなかったらしい サンガサポが南サイドスタンドのホーム側(アウェー割り当ての逆半分)にも 隠れもしないで散在して拍手したり盛り上がったりしている有様。
8位のジェフ(これでも1桁順位は4シーズンぶりらしい)との地力差は明らかで、 特に前半はハーフコートサッカーと思うほど。1対1で負けて奪われ、かつ セカンドボールを拾えないジェフはもちろん苦しいのでした。
あまり認めたくないですが、助っ人外国人ではなく、34歳のベテラン(船山さん)と 高卒ルーキーが2トップでスタメン張ってる時点で正しい方向に進んでるとは 言い難いものがあります。今年も上半期は船山さん割とベンチスタートだったような…。 (シーズン終わりに一応12試合負けなしを記録しているジェフ)
サンガサポの熱―今日結果を出せば栄誉をつかみ取れるという独特の高揚感は ジェフの試合ではとんと味わうことができず(プレーオフ出たの何年前だっけ?) 私個人としては今年正月のルヴァン決勝以来だったかと。快かったです。
荒木さんは出番なかったですが、サンガベンチは出る選手や下がってくる選手に 全員が寄って声を掛けていて、とても良い雰囲気に感じられました。
選手個人のファンには、11月末は最も苦しい季節です。 来年のことは契約が決まらないと何も考えられないという。
2021年11月27日(土) |
Spirit Keeper of the East |
タイトル考えるの面倒(…)な時はオラクルカードを引くのですが、ぴったりですね。 新たなる時間の始まりを告げる日の出、その方角の守護者。
今日は久しぶりに6時間以上寝た(平日は退社後1万歩ウォーキングに悪戦苦闘中のため、 帰宅して洗濯や入浴と最低限度のタスクを消化すると25時台になってしまう)のですが、 ふと何故か保存してあった昔の手帳を処分しようという気分になり、 2010年以降の手帳と、使わないタオル(ヴォルティスやジェフのタオマフ、 一番くじ商品など)をドサドサと燃えるゴミの袋に投入したら、あっという間に 最も大きなサイズの規定ゴミ袋がいっぱいになってしまい、びっくりしました。
完全にインクが裏抜けした手帳(ジェットストリームは歳月が経過すると こうなってしまう)をパラパラとめくると、昔は出かけるのに地図を印刷して 貼り付けなければいけなかった(google mapはスマホ以降)り、ゆかりさんの占いや 本を読んで気になったフレーズを切り抜いたり書き写したりしていたのに気づきました。
少し前のLRにも書きましたが、私は複数回のメンタルクリニック通院歴を持つ心が弱い人間で、 今も決して強いわけではないんですけど、10年以上前はもっと弱ってて、 占いを何回も読み返して支えにしていた時期があるのです。
もう一つ、とうらぶと出会う前の私は跡部景吾に入れ込んでいたのだとも思い出しました。 役者の“裏切り”でテニプリを離れる羽目になったり、原作者についていけなくなったり、 いろいろあって現在に至っています。今も学プリのアンソロに参加したりしてるのですが。
とうらぶは船山さんがフロンターレに移籍して出番が得られなくなった年に ふっと現れて私の心と予定を奪っていったのも思い出せました。 水戸に行ったり福岡に行ってるんですよね、初年の上半期から。
服やスクラップなど、この部屋には整理したいものがまだまだたくさんあります。 整理できるまで何度でも書きますよLRに。ニトリに棚を見に行ったのですが、 さすがに7kg近い棚は配送してもらわないと無理があるのも実感できました。 コロナ禍でいろんな物が不足している中、家具も木材不足で大変なようですが…。
部屋から物が減るばかりではなく、今日はイオンのブラックフライデーで 投げ売られていたHDMIケーブルつきDVDプレーヤーを買ってきました。 TVがHDMIに対応したからですが、HDMIに対応したDVDプレーヤーが少ない理由が 身をもって理解できました。今までDVDはノートパソコンで再生していたので 画質は気にならなかったのですが、TVで見ると物足りなさを感じます…初体験! (今も无伝のバクステ見ながらタイプしています。こういう作業がしたかった!)
何かを手放し、別れることは新しいものを迎え入れる準備にもなる。 終活に励む親父のメールにも書いてありましたね……。
2021年11月25日(木) |
share and share alike |
月に1回30分から2回15分になり、かつ課長が研修で部下から自由に喋らせないと ダメだと習ったらしく、話題にますます困るようになってしまった1on1(笑)
私が課長に提出している自己啓発目標として毎月ノンフィクションを読む、としているので 本の感想をシェアしてほしいと言われたのですが、私、拒否しちゃいました。
相手がつまらないと感じるのが嫌だから?―と理由を問われたのに対し、 自分の感情を他人にシェアする意味や価値を感じない、自分の感情に対して 独占欲がある…と謎の回答をしてしまった私。面談を終えてから、 この感情の動きは記録しておこうと思い、オフィスで取ったメモを見ながら 2日後(11/27)にこのLRを書いています。付箋→スマホ→PC。
独占欲は好意に対して抱く感情で、どちらかと言えば優越感かもしれません。 私、昔から他人の感想(主観)をノイズと感じがちで、レビューからも 万人共通のインフォメーションを読み取ろうとしがちなのです。
感情を醜いと捉え、他者に見せたがらないのは風の星座・天秤座らしさと 思っていたのですが、ホロスコープ割と水の星座もありますし、よく分かりません。
そもそも抱え込みすぎるからwebに独白する手段として精神科医のアドバイスを踏まえ 20年以上前に始めたのがこのLRだったはず。20年経っても変わってない…?
2021.11.27 wrote
長期離脱から戻ってきた仲間さんを見るべく、久しぶりに日立台へ行きました。 対戦相手のアビスパは輪湖さんがいたらいいな…という気持ちありましたけど、 結果的には非常に甘すぎる願望でした。
日立台のスタジアムグルメは基本的にキッチンカーで期待は持てないのですが、 揚げ物とチーズを選択肢から外すと食べられるものが少ない現実にうちのめされました。
仲間さんは先発で、それなりにチャンスメイクも頑張っていたように見えましたが、 試合は真冬仕様のアウターでも寒い膠着状態。J2みたいだと思っちゃいましたが、 J1の残留争いなのでした。決定機がなかったわけではないのですけれども、 ドワッと盛り上がるような惜しいものとも言い難く…評するのが難しいです。
とにかく印象に残ったのはアビスパの外国籍選手枠の使い方。 今は一度に5人まで起用できる(11人中5人って結構な割合ですよね)のですが、 レイソルがFW・MF・GKとよくあるセンターラインに並んでいたのに対し、 アビスパは2TOPと4バックの3人(左SBは志知さんだから身体能力ではじく感じ)でした。
J2生活4年目に昇格を決めて、翌年1シーズンで降格。これを四半世紀も 繰り返してきたのがアビスパ。今年、ジンクスを打破(残留決定)したら 記念グッズを出しちゃうぐらい囚われていただけあって、物凄い現実的なのです。 そもそもお金があるクラブでもないのに、外国籍選手8人も抱えてるのです。 とにかく目の前の壁を破る、その一点で貫かれた布陣によって レイソルの武藤さんや仲間さんといった小柄アタッカーは跳ね返されるばかり。
これが正解なのは悲しくもあるのですが、クラブの存続を考えたら 綺麗事なんか言っていられない…というのも分かるのです。 日本という国がしぼんだように、写し鏡であるサッカーも縮みましたね。 いや、欧州でさえ貧者のストレス発散手段だったフットボールは 金持ちしか現地観戦できない選ばれし者のお遊びになりつつありますが。
2021.11.21 wrote
2021年11月18日(木) |
Life is a journey, not a destination. |
タイトルは英語のことわざで、今日から始まった石井ゆかりさんの サンシャイン60展望台コラボのグッズにも記されているフレーズです。 解釈は人によって違うらしく、単純なようで奥が深い言葉と言われています。 誰もがたどり着く人生の目的地…最終地点とは…(遠い目)
今日は仕事がほぼ定時に終わったので、初日なのに池袋行っちゃいました。 twitterでパブサしてもコラボ目当てで行っている人ほぼいなさそうでしたし。 (審神者やってるせいで初日が一番混むのでは刷り込みが強い)
実際、パネルは売店でもずらりと並べられた(実は全部読んだわけではない) ゆかりさんの著書でも見かけたようなフレーズもあり…そんなに新鮮味が あったわけでもなかったりします。でも、チケットの特典としてもらえた プチおみくじカードを来年の星ダイアリーに挟んだら(挟む物で今年は ここ数年ダイアリーが出ると開催されてた池袋いちのいちコラボがないと気づく) 昔は雑誌の切り抜きを挟んでて、それを日々何度も読み返して支えてもらっていた 時期も私には確実に存在していたとも思い出して、しんみりしてしまいました。
ゆかりさんの言葉は優しいから、今の私には物足りなく感じられても、 昔の…もっと不安定だった私には必要だったんですよ。変わったのは私。 給与明細を見て、私の年収こんな額になってたんだ(もちろん年齢からすれば 一般的には全然少ないんだけど、私は新卒で就職できず、大学卒業後は フリーターデビューだった負け組なので)と今更ながら気づいたのと同じように。
コラボ以上に“まっくらたいむ”と称して照明を落とし夜景を楽しむ仕様になってる 展望台が心に沁みました。いや、これも単に都心の高い場所で眺めるだけなら 会社の福利厚生で某かなり高いビルの展望台にタダで入れてしまうので、 そっちに年2回ぐらい行ってるから、そんなインパクトあるものでもないんですよ。
だけど、ピオニーとバイオレットのブレンド+ムスクの甘い香りが漂う 薄暗い場所で……夜景を撮影した時に気づいてしまったのです。 私がずっとスマホのカメラを夜景モードにしていたことに!
ここ最近、昼間の日光直下でも暗くしか撮影できないと感じてたんですよ。 合うケースも見つからないぐらい長く使っている機種なので、 性能が落ちてきたのだと勝手に思い込んでました。ひどい濡れ衣! スマホは私のシチュエーションに合わない指示を忠実に守っていただけなのです。 いつからか思い出せないのですが、確実に月単位で夜景モードだったはず。アホか!
今週月曜日の致命的なミス寸前の時にも強く感じたのですが、私は自分自身が 世界で一番信用に値しないともっと自覚すべきだし、それなりに長く生きてきて 無意識が自動的に下す判断(今回だとカメラを起動するたびにマニュアル設定は 終了するんだという思い込み)が最強の敵だと強く意識して向き合うべきだと悟りました。
2021年11月17日(水) |
Save the Day |
誰が平日25時キックオフのアジア予選を見るんだよ、と内心で毒づいてたのに もう残り30分を切った時刻に、眠い目をこすりながらLR書いてます。
いろんなことがあり過ぎて、書こう書こうと思いながら書けずに日が経ち、 何を書くかだけ手帳へto doリストのようにメモしている昨今です。
日曜(11/14)は初日の朝に750人ほどが列を作ってしまい、急遽ハズレ交じりの 整理券を配布してtwitterで悪い意味でバズっていたとうらぶSTOREの2日目に。 16時からフリー入場となるのにもらった整理券が15時半の回でした。 行列のすぐ前に並んでいたのは男子2人組。一人はとうらぶではないにしろ 痛バッグを持っていて、これがwebで見かける腐男子というやつか…と思いました。
STOREで商品が発表された時は買うものないな、と感じてたんですけど、 まさかの全振り発売パスケースが蘇我の100均で買って思いのほか使い倒し 紐がちぎれかけているパスケースの代替に即なるとは予想外でした(苦笑) 職場の机には目薬やハンドクリームなど既に長谷部の刀紋がゴロゴロしてるのに。 カプセルから出され、店員から手渡しされランダムの魅力ほぼゼロのぽてだんアクスタも ほぼ同サイズのアクリルストラップをデスクのカレンダーにぶら下げてるのでした。
アクスタも5周年祝画の缶バッジも長谷部は全くかすらず。どころか、 あの組分け(長谷部、大倶利伽羅、大包平、豊前、白山、肥前、南海太郎、北谷菜切)で 北谷菜切のバッジを2個渡されてしまう私のツキの無さですよ…。
月曜はそんな長谷部度が増した職場で働いてましたが、18時過ぎに かなりやばい入力ミスをやらかしてしまい、19時半の日次クローズまでに システム部門の方々が対応してくれるのを祈る心地で待つ羽目になりました。 最近は他人に教える立場になって、すっかり慢心していたようです。反省猛省。
今回のタイトルはシステム部門の人が同僚に送っていたメッセージ。 土壇場で救った、という意味の口語。本当に助かりました。 後続に流れていたら私じゃない別部署の人たちが取引相手に頭下げまくる羽目に…。 セルフチェックを慎重にやるのはもちろんですが、遅い時間にミスが増えるのは ここ最近感じていて、もういっそ緊急事態以外は残業しなければ良いのでは、という 結論に達したので火曜から頑張って実践してみることにしました。 課長は早く帰る私にびっくりしてましたけど(ひどい)
早く帰ってアンソロの原稿をやる予定が、刀ミュ新作発表の衝撃で いつもの8000歩超えコース歩いてしまい、意味なかったんですけどね…。 若くない私の体力気力では「仕事ミスなし+1日1万歩+原稿」の3つを 両立させるのは無理みたいです。自分の限界を知るのも大事。
2021年11月13日(土) |
waste of space |
必要に迫られてとはいえ大の苦手な水回りの掃除をしたり、 アウターや食器をリサイクルに出したり、整理整頓に励んでしまうのも 原稿からの逃避だと考えると腑に落ちてしまうのが曲者です(苦笑)
この部屋は狭く、ゆえに割と物を買うの我慢しているのに、 昔の私には大事だった…けれど今の私にはあまり思い入れのない品が多すぎです。
買い物にも気力体力使いますが、処分は更にエネルギー奪われますからね。 その原因は面倒くさいゴミ分別にあるのが否めません。 流山は燃えないゴミの収集が週に2回もあって羨ましいです(柏は月に2回)
フットボーラーは引退すると、私の中では過去の人と節目の向こうに分類されてしまうのです。
先週は祝日と通院有休があって3日しか出勤しなかったから、 今週が原則オフィス出勤に戻って初めての週5出社。しんどかったです。 もう火曜辺りで心身とも折れそうになってました。 金曜まで頑張った自分を甘やかすべく、午後には加糖の午後ティーを久々に。
そして、退社後は池袋のアニメイトカフェへ。FGOグラカニコラボです。 開幕直後以外はフリー入場なのは知ってて行ってますけど、いくら19時過ぎ来店とはいえ まさか先客がぼっち女子×二人だけ、挙げ句最後には自分以外の客ゼロなんて シチュエーションに陥るとは完全に予想外でした。アニメイトカフェは池袋に 複数店舗ありますけど、今回は7F/8Fと2フロアある一番広い店舗で開催ですよ???
カニカマグラタンとジンジャーエール、ホットマシュマロドリンク頼んで、 コースターはガウェインとギルガメッシュ、2000円ごとにもらえるクリアカードは おめあてのエレシュキガルwithドゥムジとパーフェクトな引きでした。 この日は朝のとうらぶ演練でも2連続で有利隊形を当てたり、妙についてました。
にしても、ハンズやアドワーズが閉店したのは知ってましたが、 それ以外にも思い出深きはなまるうどんや、池袋駅のNewDaysなど 思っていた以上にいろんな店が潰れていて、衰退を感じた池袋でした。 コラボカフェで客が自分一人なんて人生で初めてですよ…どんなマイナージャンルよりも…。
2021.11.13 wrote
11月から週5出勤になったのですが、初週は水曜の祝日と金曜の部屋点検&通院で 休暇を取って結局3日しか出勤してないので、今週は火曜・水曜辺りで挫けそうです。
運動不足な自分に課している退勤後ウォーキングで1日1万歩目標でへろへろになって 帰宅して何もできない(このLRも先週末からずっと書こう書こうと思っていた) マイナススパイラル。やるべきことを消化するのにそこそこの時刻まで 起きているため寝不足になって…とどんどん悪化していきます。
先週金曜は通院頑張った(長すぎた待合室滞在含む)自分へのご褒美として 久しぶりのスーパー銭湯にも足を運びました。ゴロゴロしながらのスマホゲーム、 そこそこくつろげましたけど、やはり料金3桁ではイモ洗い状態もやむなしでしょうか。 ちゃんとした温泉旅行と比べると、所詮は気休めなのは否めませんでした。
あと今の私に電気風呂は禁物ですよ自分。
2021.11.10-11 wrote
2021年11月07日(日) |
forget about time |
SCRAP出版の新作を2週続けて買いました。『Four Eyes』はノベル形式で、 松戸のとある書店では文芸のハードカバー新作と並べて平積みになっていて ビックリしました。いくらミステリー作家が帯で称賛しててもダメでしょ(笑)
最後まで読むとタイトルもネタバレになっているのが分かり、 執筆には相当苦労しただろうと察せられますが、そんなに楽しめませんでした。 (ライティングの哲学に“執筆→筆に執着する”とあったのを思い出しました)
翌週出た『イラスト謎解きパズル』はSCRAP出版でよくあるたくさんの謎を解き続け、 ラストに小謎を使った大謎が来るパターンの本。ラストに凄いことが起こる、と 銘打っているだけあって、最後の図画工作は大阪メトロ謎歩きで体験した 驚きの立体物製作を超えた、確かに物凄いものを作る過程となりました。 これは見本動画を公開してまででも作らせようとするのも納得です。
何より、小謎が18あるんですが、これを解き続けるのが楽しくて(ダジャレ問題除く) 土曜の夜は3時半まで夜更かし、日曜もパンをつまんだだけで16時過ぎまで 寝食忘れた状態で熱中してしまいました。ここまで何かにのめりこんだの久しぶりです。 夢中になってなかなかの時刻まで夜更かししたの虚伝初演の円盤見た時以来かも。
それなりに長く生きてきて、大抵の出来事に新鮮味を感じられず、 もう何かに熱中するなんてないのかも…と思っていたのに。 そんな状態に陥ったこと自体も嬉しかったです。
2021.11.10 wrote
2021年11月06日(土) |
11月読書録『ライティングの哲学』 |
今月は妙に早く登場したこのタイトル。本との相性が良かった…と言うよりは、 医者の待合室で過ごす時間が長すぎただけ、というのが正直なところです。
4人の物書きが哲学…もとい書けない苦しみを吐露し合う一種のトンデモ本。 書く際のツールについて座談会を組んだはずが、成り行きでテーマが変貌。 ライティングをテーマに8000字前後の原稿を2021/2/28 24:00締切で書き、 それについて後日再度、座談会を行うスケジュールが設定されました。
しかし、唯一間に合ったブロガーが2/27提出で残りは3/1・ 3/2(1万字の一応完成していた原稿を破棄しての書き直し)・ 3/14(この人は頭空っぽにするために旅行までしている)という大惨事。 締切に間に合うように出すのは品がない、という迷言まで飛び出しています。
他にも締切≒死(人が死ぬから良く生きるように、締切があるから書く)、 断念こそ完成に至らせる(フォントやレイアウトをいじらせ、ゴールを遠ざけてしまう wordは悪魔のツール。他のツールで書いて最後コピペにすべし)、 他人に任せられる=完璧を求めなくなったetc.刺さるフレーズ連発の一冊でした。
特に他人に任せることと完璧主義の関係は、今の私にはグッサリきました。
2021.11.10 wrote
洗濯物を干すだけなのに、よく頑張ってる私偉い、と自分を褒めてあげないと 動けないぐらい疲れています。月・火の連勤明けの祝日ですらこれなんですから、 週5日も働けるか自信ありません。来週どうなってるかな私。
疲労の原因は近頃、科学の進歩でかなり解明され(私が学生の頃は乳酸が…と 言われていたのですが乳酸は全く関係ないんですって。びっくりです。 あと栄養ドリンクにも疲労回復効果は直接的にはないそうで。なんて時代! 頭痛薬と同じで疲労感の伝達をカットするだけみたいです)ています。 老化と疲労は違うんですって!! 私を蝕むのは前者かしら!!(号泣)
2日の仕事帰りに寄ったFISHのカレーめちゃくちゃおいしかったです。 お値段相応とも言いますが。 カレーにも普段使いと気合い入れる用ができてしまいました(?)
2021年11月02日(火) |
10月読書録『失敗の本質 日本軍の組織論的研究』 |
またタイトルと記載日の月が一致しない…(呆然)
今回はあまりにも有名な1冊。いつも書店で文庫本が平積みされてる印象あります。 初版は1984年5月。1991年に文庫化され、私が買ったのは2021年4月の文庫版第73刷。 日本人に染み付いたネガティブな性質を記した書籍として知られていますが、 この本が37年以上読み継がれている時点でお手上げ感あります(苦笑)
旧日本軍が節目節目で敗北したのは、一度は成功へ至った環境に過剰適応してしまい、 自己否定的な学習ができず硬直化した結末だとまとめられています。
とはいえ、人間も動物ですから、成功体験を捨てるのは難しいと思うですよ私。 失敗した個体は死滅し、成功=生存したものの特色を繋いできたのが動物ですから。
だからこそ、この本では組織の構成経過―教育による導き(次の世代が どう振舞うかは、旧世代による教育が決定づけてしまう)や、構成員に 多様性を持たせて硬直化を防ぐ必要があったのでは、と論じられています。
今の会社がダイバーシティに熱心で、その理由として社員に多様性のある 企業の方が収益を上げているからとしているのですが、納得できなかったんですよ。 これが腑に落ちたのが、この本を読んで一番良かったと感じた点でした。
省みる、という動詞は味わい深いですね。
2021.11.3 wrote
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