anxious for Heaven

鳥かごなんて、最初からなかった。

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2011年07月12日(火)
今度の週末。
地元から友人がふたり、遊びに来ることになった。
わざわざ飛行機に乗って、結構唐突に。

幼なじみと言ってもいいくらいの付き合い。
もう20年になる、中学生時代の友達…いや親友、ふたり。
両方男だっていうのが、私らしいといえば私らしい。

ひとりは一昨年結婚した。
奥さんとも、病気(婦人科のね)繋がりもあって、メールしたりする。
帰省すれば必ず、おうちにお邪魔してしまうくらいの仲の良さ。
(実家から歩いて10分ちょっとの距離だし)
今回は残念ながら、奥さんは仕事があって来られないらしいけど。
かけらほどのやましさもない、純粋な親友。
『なんであんたたち、結婚しないの?』なんて親によく言われたけど、お互いに全く性別を意識したことがない、という…ね。

もう片方。
いわゆる『元彼』でもあるYosshyだ。
円満に付き合い、円満に別れて、普通に親友だという…たぶん珍しいほうのパターン。
むしろ別れてからのほうが本音を言いまくれる気がするんだけど!
ヤツは一昨年かな、彼女と別れて、それ以来『もう、しばらく彼女はいらない!』と言い続けている。

Kyoといたほうが楽だし楽しかったなぁ、と言うけれど、それは…もう性別を超越しているからだよ!
恋人同士を4年も続けたおかげで、逆にサッパリとぶつかり合える仲になったんじゃないか、とすら思う。

前者の親友にしか話さないこともあるし、反対にYosshyにしか話さないこともある。
それは私たち3人の間ではごく当たり前のことなんだけど、だからこそ、20年も続いているのかなって思ったりする。


今回の上京は、Yosshyの発案らしい。
面倒くさがりで腰の重いアイツにしては珍しい。
『Kyoに一年半も会ってない、顔見に行かないか』
と急に言い出したらしい。
愛されてるなー私!友達って意味でw
確かにしばらく会っていない、帰省のたびにスケジュールが噛み合わなくて。
でも、たったそれだけの理由で、わざわざ会いに来てくれる、それは何より嬉しいことだと思う。

と同時に。
何か落ち込んだりしてるのかな?なんて心配でもあったりする。
何もなければいいんだけど…ねぇ。
仕事キツそうだし。



男女間の友情は存在する、と言い切る私。
それは、お互いを異性だと全く感じなくても。
それは、お互いに異性としての付き合いを経たものであっても。
間違いなく断言できる、わざわざこうして、顔を見るためだけに来てくれるこのふたりは、私にとっては最高の親友だって。



そして、その関係を理解してくれる冬寿もね。
あはは、冬寿は仕事なんだわ…w
でも『せっかくだから、羽伸ばしておいで。俺は仕事でいないから、逆に(私の)面倒見てもらって助かるw』らしい。
ホントそういうところ、包容力のあるいい人だなって思う…んだけど。
ちょっとくらいヤキモチを焼かれたいと思ったりもして、ね!
片方はともかく、片方は元彼なのに、こう、全幅の信頼を置かれているというのも…嬉しかったり、ちょっと寂しかったり?
ちなみに当然、元彼だっていうのは知ってます…というか、私をかっ攫って行ったのは、他ならぬ冬寿だからねぇw

一緒にいられると思ったのは
たぶん、間違いじゃない。
written by:Kyo Sasaki
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