anxious for Heaven

鳥かごなんて、最初からなかった。

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2005年10月29日(土) まったり休日。
昨夜、冬寿が帰宅したのは、何度AM5:00過ぎ。
夜勤&残業&送別会のトリプルコンボだったので、仕方ない。
仕方ないのだけど、この日、かなりいろんなことがあった自分としては
話を聞いてほしかった…ので、即寝した彼に当り散らしてしまった。
タバコが切れていて、イライラしたせいもあった、と思う。
反省。

朝、目が覚めて、とりあえず仲直りをする。
マクドナルドで朝食兼昼食をとり、彼のボイトレに向かう。
今日は私の入校手続きも済ませてきた。
「ついでだから一緒に受けませんか」とインストラクターに誘われ
ありがたく発声練習だけ、一緒に受ける。
ストレッチ。発声練習。
幼い頃に腹式呼吸を叩き込まれたので、まだ体が覚えている。
私のほうが褒められて、少し冬寿は悔しそう。
まあ、それがモチベーションになればいいな、と。

というか、合唱団入ってて、合唱部にも入ってて
中学時代は毎時間体操服に着替え
足上げ腹筋をしながら歌わされたりして
大学以降は声を使うバイトばかりしていたのだから
自分が負けたら、ものすごくやるせない…w

そんなこんなでボイトレを終える。
来週から正式に通うことになるので
とりあえず、自分が歌いたい曲のCDを探してうろちょろ。
いろんなお店を回ってみたものの、見つからず。

肉の専門店に寄り、生モツやソーキ(豚の軟骨つきあばら肉)を購入、帰宅。

家に帰って、モツ鍋を食べながらお酒を飲む。
冬寿はビール。私は自家製イチゴ酒のミルク割。
鍋を一通り食べたところで、合鴨のスモークロースをつまみに切り替える。

なんだか幸せな時間。



というか一番心配なのは
最近喘息が酷いのに、酒飲んだりタバコ吸ったりボイトレ行ったり
…大丈夫なんだろうかw
まあ、好きなことをしていれば、多少具合が悪くても本望、よね。

2005年10月25日(火) 自分だけの。
2DKの、決して広くない家の中で
「自分だけの場所」というものがない。
キッチンがそれに近いのだけど
キッチンはキッチン、所詮作業をする場所でしかなく
確かに料理をしていると気が紛れるのだけれど
くつろぐ、安らぐ、というものではない気がする。

そんな私に出来た、「自分だけの場所」。
ささやかで、くだらないことなんだけれど。

アクセサリー製作が、既に「単なる趣味、時間つぶし」ではなく
思い切り「生活サイクルの一部」になっている私。
夏の間に腰をやられてしまい、いまだに左側に違和感を覚える。
通っている整骨院の先生と話をしていたところ
椅子生活に切り替えたほうがいい、と言われた。
それを聞いて、冬寿が一言。

デスクセットを買いに行こうか。

ご祝儀で少し懐が潤っていることもあり
(とはいっても貯金に回していたのだが)
今日、デスクセットを見に行ってきた。
チェアに少しの不満があるものの、そこそこ気に入ったものを発見し
車の後部座席に積んで帰宅。
冬寿が出勤したあと、部屋の隅をこそこそと片付けて
白いテーブルを配置してみた。

うん、いい感じの大きさかもしれない。

あまり壁に穴を開けるわけにはいかないので(悲しいかな賃貸)
間仕切り(パーティション)が欲しいな、と思っていた。
何かの本で見たのを思い出し、100円ショップの材料で作成。
といっても、つっぱり棒2本を立て、ワイヤーネットを固定しただけ。
それでも、軽いものを引っ掛けるにはちょうどいいものが出来た。
アクセサリーのパーツ類を収納するには、十分。
ネットを固定するための結束バンドを紛失してしまい(家のどこかにはある)
とりあえず、ということで、麻紐で仮留め。
すっきり。
あとは、手元を照らすためのクリップライトを設置すればいいかな。

畳1枚にも満たないであろう、小さなスペース。
でもそこは、完全に「自分だけの場所」。
そう思うと、なんだか気分がいい。
逃げ場が出来たような、不思議な感じ。

ここに引っ越してきて1年
いまだ友達はできない(引き篭もってるから当然か…)。
そろそろバイトでもしたいな、と思うものの
まだまだ、体が全然ついていかない。
冬寿とばかり一緒にいて、冬寿とばかり話をして
だから、冬寿とばかり喧嘩をする。
だけど、癒してくれるのも彼しかいない。
大きな矛盾を抱えて、フラストレーションを溜め込んで
逃げ場がない、逃げ場がないと喚いて。
喧嘩をしても同じ屋根の下にいるしかなく
逃げる場所といえば、車の中だったのだけど
(ってここまで書いたら、相当暗い人みたいだ自分 orz)
同じ屋根の下であっても、プライベートなスペースが出来たことで
まだまだ頑張っていけるかな、という気がする。

プライバシーは全く守れませんけどね!w
そのうち、カフェカーテンでもつけて、目隠しをするか…。
でも、第一、隠したいプライバシーすら存在しないというw
それは相手も同じだと思うのだけど、うーん。
どうなんだろう、それってw

今週はアクセサリー製作はお休みする予定。
部屋を片付けたり、いろいろしますよ。
料理も相変わらず、きちんとやっています。
主婦のお仕事、だからね。
ちなみに、思いつきで煮てみたソーキが大好評でした。

美味しいって言ってくれると、また頑張ろうって思うね。
意外と単純なのかな、自分w

2005年10月21日(金) 近況。
挙式は10月9日に無事に終了しました。
写真撮影であまりにも笑い過ぎて(ふたりとも笑い上戸なので)
「式前にこんなに爆笑するカップルは初めて見た」とびっくりされたり
挙式中、冬寿にトレーンを踏まれて躓きそうになったり
食事会の時、彼のコメントが頭からブッ飛んで突っ込みを入れたり
二次会では冬寿とその友人がダウンし、前者は記憶を飛ばしたり
…それ(モノ扱いv)を別の友人と担いで帰ったり

大変だったけれど、楽しかったです、非常に。

まあ、最後までためらいや後悔はありましたが。
やっぱり父親にも見せてあげたかったですよ。


式が終わってしまうと、目先の目標がなくて一挙に気が抜けてしまい
ふたりでまったりと、そしてやや茫然と過ごす日々。
私は来月出店予定のフリーマーケットに向けたアクセサリーを作り
冬寿は仕事とボイストレーニングにやる気を向け
のんびりと夕食を食べ、たまにドライブをし。
まあ、休日出勤が増えたので、遠出は出来ませんが。
愛車・クマクマ号は、購入7ヵ月で走行距離15000キロを突破。
さ、3年もつかしら…(中古車だから orz)

まあ、まったり元気に過ごしていますよ。
壮絶に喧嘩もしますが、仲直りも早いのです。
食事したら引きずらない、寝て起きたら引きずらない
それが最初の約束ですからね。

週末は
冬寿のボイトレ、その間私は買い物(アクセサリーのパーツ仕入れ)
それからフリマの下見に行ってきます。

2005年10月05日(水) AM3:40
作業をしていたら、眠るタイミングを逃した模様。

日曜に結婚式を控え、準備も大詰めに。
とはいえ、手先の作業ばかり。
席札を印刷し、ペーパーフラワーと貼りつけビーズで飾る。
ティアラの編み直し(ワイヤーが弱かったので)。
親族の食事会時のお色直しアクセサリー作成(ドレスは着替えない)。
母親のイヤリング&コサージュブローチも作る。
整骨院。
まつげパーマはまだ…。
明日は冬寿のヘアカラーもしなくちゃ。

時間、足りない。



18の頃
「あと10年もすれば、お嫁に行ってるんだろうなぁ」
母親にそう思われていたそうだ。

22の頃
「これは、あと10年は無理だろうなぁ」
母親にそう思われていたそうだ。

そして27の現在。


19からの8年間は、あっという間で。
そのほとんどが、ストレスとの戦いだった気がする。
少し平安な今だからこそ
「ストレスを感じないなんて、そんなの生きてるとは言わない」
なんて開き直ったりもできるけど
昔は全然ダメだったなぁ、と回顧。


何度も救急車に乗ったし
胃洗浄とカテーテルと人工呼吸器のトリプルコンボも食らったし
1日に処方される薬が、精神科だけで50錠ほどもあったり
累計で半年も閉鎖病棟に入ったり

何やってたんだろう、なんて思うときもある。
でも、なるべくしてそうなったとも思う。
ならなきゃ、たぶん、生きていられなかった。
そして今のこの状態も、なるべくしてこうなっているんだと。
思う。
だから、無駄だとは思わない。
いろんな意味で高い代償を支払ったと思うけれど
その価値はあったんじゃないかと感じる。
今、こうして生きていることが、結果だよなぁって。
都合いいよな、自分。


まだ
治っちゃいません。
精神面で揺れが少なく見える分
身体表現性障害はかなりのものがあったり。
自律神経がダメっぽくて、体温が調節できないし。
過換気も偏頭痛も心因痛も不眠も健在(って表現は変か)。
でも、以前のように、入院を要する事態には陥っていない。
記憶障害も最近はたぶん、あまりないし。
どこかしら悪かったりするのが人間でしょうから
まぁいいじゃない、と思いつつ過ごしています。


先週金曜日
弟がバイクで事故に遭い
顔を36針縫うという大怪我を負いました。
傷が残るだろうという話。
本人は全く気にも留めていないどころか
事故翌日に映画館に出掛けるというお気楽マイペースぶり。
それでも、不憫だなぁと思う。
傷が残るという事実が、ではなく
いつか本人が気に病むこともあるだろうなぁ、という可能性が。


きっと
弟にしろ、母親にしろ、冬寿にしろ、Yosshyにしろ、友人にしろ
私の傷を見たときに、同じことを思ったんじゃないかしら。
ドレスに付属の長手袋からも、くっきり透ける、腕の傷。
コンシーラーやファンデーションで消える傷じゃない。

でも、ホントの傷は、見えないところにあるんだろうなぁ。


とまぁ
いろんなことを考えたり。
人生最大、一大イベント前ですからね。

たまにしか考えないなら
考えてみせようほととぎす

一緒にいられると思ったのは
たぶん、間違いじゃない。
written by:Kyo Sasaki
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