罅割れた翡翠の映す影
目次|過去は過去|過去なのに未来
2004年01月09日(金) |
pain in my heart |
ずっと逃げ続けてきた
ヒトから 感情から 痛みから 何もかもから 逃げ出したくて 僕は 僕のしたい事をしてきた 逃げ続けてきた
ずっと、解っていたんだ
答えも 未来も 感情も ただ気付かない様に 逃げられない事を 僕は 矛盾しながら生きてきた 多分これからも
逃げてきた明確な回答 知っている物語の終末 そうなるであろう事に 目を背け先延ばしにし
貪欲に知識を求めた 執拗に力を鍛えてた 逃げられるように 逃げられるように
あの暗い部屋で 日の光も射さず うずくまって 泣いている自分を否定する為に
でも逃げ出すだけでは 目指すモノに手が届かないから
闘いに往く あの暗い部屋を抉じ開ける為に 暗い闇に向き合って あの闇を受け入れに往こう
頼る者も無く ただ泣くだけのあの子と ひとつの決断を以って 逢いに往く
帰って来れないかも知れないね? でも、今僕は帰ってきたいと思っている。 感情の凍ったこのココロが、 少しだけ解けた気がするよ?
でも、消えてしまうのが怖い訳じゃない。 何でだろうね、こんなにも帰ってきたいのに。 それが、なんとなく締め付けられるような とても痛い、胸が、とても痛い、
大好きなひとができそうなんだ。
消えたくないな。 どきどきするんだ。 この想いも何も、 全て消えてしまいかねない。
黒の想いはみんな消えてしまったね。 同じ様に僕も消えるかも知れない。
恐くない、でも、 寂しいな。
もっと一緒にいたいよ。 切なくたって覚えてたい。 好きなんだ。
僕が僕を失わずにいたら。 また帰って来れたなら。 逢いに行って。 好きだよって伝えたいよ。
まだ、判らない。 僕が僕のままいられるのか。 だから、まだ伝えない。 狂おしい想いだけ此処に残す。
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