小さい頃から中学まで習っていたクラシックバレエ。
足を捻挫してやめた。

その後、足首を痛めることはあまりなかったが、大人になりハイヒールを履くようになって、何度も捻挫した。
もう１０年くらいハイヒールは履かなくなったが、それでも時々挫いたりして、弱くなっている。

そして今回の痛みは、前回捻挫した時に出てしまったらしい軟骨２つのせい・・・。
手術をすれば、出ていた軟骨はなくなるが、足自体が弱くなってしまい、激しい運動などは出来なくなるらしい。そして、新たに軟骨が出てくることもあるそうで・・・。

現状を維持するならば、運動は出来るが、時々今回のような激痛に襲われるらしい。
結局しっかりと治ることはないらしい。

私は、現状を維持する方を選んだ。
これでいい。

以前のように、色々な事が出来なくなるかもしれないが、それでも、動けるのならそのほうがいい。

数ヶ月前に、ひどい捻挫をした。
完治したと思っていたが、今日突然痛みが走った。

湿布を貼っているが、痛みが引かない。
歩いていたわけでも、ストレッチしていたわけでもない。
ただ椅子に座って居ただけなのに、突然の激痛。

今夜一晩様子をみて、痛みが引かなかったら病院へ行こう。

今日から４月だ。
この時期になると、いつも新学期の中にいる自分を思い出す。
暖かい日差し、桜をはじめとする花の香りの中。
そして新しい教科書の匂い。

決まって図書館にいた私は、あの懐かしい図書館の匂いと花の香りの混ざりあった風を窓から入れて、校庭を見ている。
時には本を持ち出して、校舎の横に置いてあるベンチでのんびりすごしていたな。

あの懐かしい風景を思い出して、桜の花を見るたびにふと涙が出てくる。
回顧主義ではないが、あの頃に戻りたくなる。

卒業も新学期も何もかも嫌いだったけれど、あの春の空気の中にいることだけは好きだったな。

今も、この空気に包まれると、細胞の一つ一つが活性化する、そんな気になる。
自然の中に還っていけるその瞬間が好きだ。