続・無気力童子の紙芝居
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「楽しいのかい?」
いいえ ちっとも。
「行かなければ良いじゃないか」
そうなんですけど。
ここでやめるの悔しいじゃない。 あー あきらめるのね って思われたくないじゃない。
ただ 傍から見たら 滑稽だろうなあ。 「失敗して覚えろ」 これだけ失敗しても ちっとも覚えられないわたしは… バカみたいだ はずかしい 消えたいね 人に迷惑かけておいて なにかひとつもお返しができない せめて楽しんでくれていればいい でも とてもそんなふうには見えない
悔しくて毎日涙が出る 悔しかったら結果出せば? って声聞こえる ぎぎぎぎぎぎぎぎ
こんなつまんないことで やめちゃえばいいじゃん
いや、そうなんだけどさ
どうしたらいいのかなぁ。 どうしてほしい? って聞いたって なんの答えも返ってこないので 自分で決めるしかないのだけれど この先もずっとずっと こうやって悔しいことが続くなら もう 階段を降りるべきなのかもしれないね
青さんが何気なく言った「がんばったね」で わたしの涙腺は決壊して 久しぶりに声を出して泣いた 悔しい涙が、悲しい涙が、 一気に嬉しい涙に変わって 胸につっかえていた大きな黒いモヤモヤが喉から外に出た
あぁ、認められたいだけなのか ほんとに小さい人間で吐き気がする
本人に言っても きっと何のことか分からないだろうけど わたしは今日少し救われた気がします ありがとう。
温かかったのにね
小さい頃のわたしは 家族と買物に行くと 自分でレジに行きたがりました。 100円玉をいちまい、にまい、握り締めて並んで レジの係りの人に お菓子と お金をわたす お菓子にはテープをはってもらって じゃらりと お釣りを受け取る でもね さっきまでの 温かかった100円玉ではなくて 冷たい10円玉や1円玉。
さっきまで温かかったのにな って なんだか寂しくなる 小さい頃に それを父に言ったら 「お前は優しい子だね」って 頭をなでてくれたんだ
すべて そんなもの
今日はしゃぶしゃぶに行こうって母が言って でも お出かけから帰ってきた母は 風邪がぶりかえし 「今日はちょっと むりだね。」 そうか その予定ができたから 他の約束をキャンセルしたのにな それを友達に伝えたら 「そんなもんだよ。」
そんなもの か さっきまで いくつもりだったのにね
゛あんなに一緒だったのに" 夕暮れはもう違う色。
僕は なにがあったのかわからないまま もう何を言っても届かない気がする 口を開けば否定される 「そんなもの」
沢山生きてきたつもりで 色々諦めなきゃいけないことも知って 沢山の「そんなもの」にも 慣れたつもりだけど やっぱり 痛いものは痛い
さっき が もう遠いけど 温かかったのにね
さっきまで 温かかったのにね。
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なんだろう とても悲しいはずなのに なんだか心が晴れやかで
わたしは 新しい道を またすすむ。
ねえ もしかして
「自分で天井に穴をあけた」ってのは
「わざわざ悩みをつくる」ってのは
「見なくていいものを見るからよ」ってのは
みんな わかってたんだ わかってないの あたしだけだったんだ?
なに 痛みを感じるために
一人ぼっちじゃないと確認するために 人に心配してもらうことで自分の存在を肯定するために 私のことを忘れさせないために 私のことを考えてもらえるように
全て 自分の仕業? まさかね
ほんと まさかね…
気になる女の子が二人いて 正直言ってその二人ともにわたしは評価され とても慕われている。 共通の友人からは絶対に合わないから会ってはいけないと言われているので きっとそうなのだろうと思う。 会うつもりもなければ 積極的に関わるつもりもない。
彼女らの日記を読むたびわたしは苛々する
彼女らは実に奔放で。 私が苦手とする恋愛ネタを ずばずばと 時に生々しく描く 自分に甘くとても女性的で
私はそれが鼻につく でもよく考えてみると 私も 周囲からはそんな風に思われているのかもしれない 多かれ少なかれ 自分に甘く女性的であるのだろう 自分の嫌なところを見ているようで 苛々するのだ
少し前に友人に言われた
『難しく考えるのが好きだねえ。 そうしないと みんなと同じになっちゃうのかな。』
わたしにアラート!それはだめ
直ぐに話を打ち切らせてもらい 動揺を隠すように布団にもぐりこむ あぁ みんなばれちゃってるんだ
彼が好意をもって話をしてくれている限りは 私が満足するようにカードを配っている限りは わたしは 与えられる水で泳ぎ 踊る
しかし 彼の気まぐれで 少しのイタズラで 悪意のこもったカードを見せれば わたしはたちまち 崩れて 水槽のガラスが弾けて びちびちと床を転がる金魚。
その友人とはそろそろ2年の付き合いになるのだろうかね 初めは彼の使う言語をさっぱり理解できなかったのだけれど一年ほどで漸く掴めた 言われることに対し腹を立てることもなくなった
決して人を信用しないわけではなく 信用しきるのも問題なんだろうね
ヒナコの結婚披露宴にいってまいりました
旦那さまにはリアルで初めてお会いしましたが 穏やかで優しい人で 面白く そしてオタでした
しかしながら入場のイントロで吹いた 「嵐の〜中で輝い〜て」 あんたたちマジ最高 FFだったりアイシテルーだったり ニヨニヨしっぱなし いいなぁ
和装もドレスもよく似合っていた とてもキレイでした うるうるしたぜ
これまで参加した披露宴は 職場の上司のスピーチを聞かなければいけなかったり なんともいえない余興に拍手しなければならなかったり なかなか落ち着いて食事ができなかったのですが(食事メイン) 余計なものは一切なく 穏やかにアットホームに過ぎていく披露宴で とっても居心地がよかったです
ただ なんの連絡もなしに スピーチをあたしに回さないでください… あの兄弟めwwwww おもしろかったけれどwww 話し終わって席についてから あれこれネタが思い浮かび 一人反省会になってしまうのは仕様ですな。。
披露宴の後は 新郎新婦+たそ子とおいらで二次会 次に実写化する漫画はなんだ とか 楽しい時間を過ごしました いい・・・会話がとてもいい・・・
新居にも是非遊びに行きたいもんです 日本酒担いで行こう
翌日はこふろう+ばとん、ハラ嬢。たそ子とおいらというカオスなメンバーでお誕生日会 絡んではいるが かぶっていないメンバー おいしいお酒とおいしい料理で幸せ 忙しい中 みんなどうもありがとうね
ばとん邸で泥のように眠り 起きて お子さんの顔をみて帰還。 赤ちゃんはたった一ヶ月で大きく変化して 頼りなかった体が締まっていたし 動くもの、声のするほうを見つめるようになっていたし なにより よく動く かわいいなぁ。
うーん どうにも疲れが出てイマイチでした テンションももっとこうハイパーなかんじで上げていけるといいんだけどなぁ 毎日たそ子に心配をかけてしまって申し訳なかった 元気です。
こふろうにいわれた 「きっと喪失感が大きくて 元気がないんじゃないかなあと 思っていたので」 喪失感、かぁ あまり考えていなかった
4ヶ月かけてきた研究単元も一区切りして 気を遣う中でおめでとうと友達を送り出して
そうか 山を越えたのかもしれません
去年の初夏 沢山の結婚のお知らせが届いたときに わたしは酷くショックをうけました “みんな 私を置いてどこかへ行ってしまう” でも次第に噛み砕いて納得し 誰も どこにもいかないんだ と ようやく体感できてここにいる どこかにいってしまう そう思われることが 彼らにとってはショックで 思い込みで身を引くのは なんとももったいないハナシ
誰もボールを取りにいかないバレーボールなんて やろうとは思わないでしょう?
わたしがこの場所を守るのか 友人を追って動くのか 新たな場所を見つけて進むのか そういうことは 自分で決めるしかないので
そうだなぁ やれるだけのことをやってから考えよう 迷って遠慮がちに出した手は いずれ引っ込めてしまうから 手を出すのなら きちんと掴む 掴めなかったときのことは 掴み損ねてから考えたらいいんだと思うので
大きな喪失が あとひとつ控えていそうですが まぁ なるようになるかなぁ
楽しい三日間でした。
例えば 夕暮れの海に佇む恋人同士
一人は 真っ赤に染まる 空を見る 一人は 真っ赤に染まる 海を見る
真っ赤だね、きれいだね そうだね、真っ赤だね、きれいだね。
同じ赤かもしれない 同じとき 同じ方向を向き体を寄せて座って それでもなお 目線の先の赤は違うもの
わたしが両足で強く立ったとし 瞬きをせずに見据えようとする その一点には?
目が開いていても その目に映るものを 映像として認識しない それが私のいけないところ 見えるものから 得られる情報を 直感だけではなく においだけではなく 得られる情報を 的確に処理しなければいけない 少なくとも 言葉に 少なくとも 言葉に
そうでないと 伝わらない 伝える必要があるのかどうかは よくわからない 伝えることによって なにかが良い方向へ変わるのかは もっとよくわからない
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