[ ふたご座流星群 ] 1998年12月14日(月)
八月のペルセウス流星群と並ぶ、毎年十二月のお楽しみ、
「ふたご座流星群」が12月14日に極大日を迎えます。
先日の獅子座流星群のような生涯に数度といった大出現ではありませんし、
ペルセウス流星群のように夕涼みがてらという気候でもありませんが、
なんといってもこの時期は、眺める者の身を突き抜ける様な輝きを放つ
冬の壮麗な星々が背景なのですから、初心者の方にとっては特に
冬の星座を見る目的だけでも、夜空を仰ぐ価値大です。
ふたご座は明るい一等星カストルとポルックスが仲良く並んで黄道
(太陽の通り道)を上り、深夜に天高くあるので、とても見つけやすく
観測しやすい星座です。
このふたご座を中心にして、一時間に50個くらい流れるもよう。
半月が沈んだ深夜、天の真上から華麗な星座群に降り注ぐ流星を見て、
雲に隠れた獅子座の無念をはらしませんか。
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