あずきの試写室

2001年07月31日(火) 「プルーフ・オブ・ライフ」

映画を見る前から
この映画で主人公2人が恋人になってしまったんだあ。
なんて余分な知識を持って
見ているせいか
余計なことが気になってしまいましたが、
それはさておいて本編です。

ある架空の町(なかなか素敵なところですがどこだったのかな)
で起こる誘拐事件。
その町ではELT(笑)なる、組織が
活動資金を誘拐の身の代金でまかなうことが
まかり通っているのでした。
誘拐されたのは、ダム設計士をしている男性。
その妻と無償で引き受ける交渉人の男性が
誘拐犯と接触し、行われた取引きとは。。

2時間15分というわりと長めの映画で
ありますが、退屈はしないです。
手に汗握るという感じではないのですが、
実際起こりうるだろうなあという
設定が、不気味でした。

ここでまたまた悪い癖。。
気になったのがなぜ、交渉人が
仕事とは別に自分の意志で
しているのかということ(そうなんです)。
その理由はあえて明かされていないのですが
やはりそれは○○さんが気に入ったから???
ってことだけじゃないですよね。。
そのことを考えると
とってもしらけてしまうので
あえて目をつぶっていましたが。
ううううん、気になる(脱線してますね)

それにしても、ラッセル・クロウ。
「グラディエーター」ではとっても
かっこよく見えたのに。
この作品では、ただの交渉人にしか
見えないのは何故なのか。

と細かいことを気にしないで
見ないとね(反省)



2001年07月30日(月) 「ブレアウィッチ2」

前作「ブレアウィッチプロジェクト」は
低予算ながら、実際の町を舞台に
行方不明になった大学生3人の
残したフィルムを見るという
発想が面白く、大ヒットしましたが
(で、映画自体はどうかというと・・・なのですが)
今回はその第2弾。

前作は、白黒場面といかにも素人がとったような
カメラのぶれさかげんが
恐怖をあおっていたところがあったのですが、
この作品は、カラー作品で
怖さはほとんどないです。

映画で撮影された場所を巡るツアーなるものを
実施し、訪れた5人の男女が
体験する、夢なのか現実なのか
わからないような事件とは。。

うーん、2と名をうっているだけあって
内容にそった作りにしているのですが
それが逆にマイナス(くう)に
なっているような。。

別に、無理にそうしなくても
いいのになあと最初から思ってしまったのでした。
でも、きっと単独で2という作品じゃなく
上映されたとしたら
日本未公開だったかも。。
難しいですね。

B級ホラー映画を見慣れている私には
勿論怖いというよりも
なんかドタバタ、訳の分らないうちに
終わってしまったという感じでした。

最後まで訳が分らなかったのは
エリカという女性。
うう。なんで上半身裸のままなの??
謎だあああ。
映画とお色気がミスマッチのところが
より哀愁を(ってそういう映画じゃないのでは)



2001年07月20日(金) 「パールハーバー」

制作費もハンパではなく、上映時間も3時間5分。
そこに描かれる、戦争映画+恋愛映画は
どんな世界になっているのでしょう。

戦争についての知識も乏しく
真珠湾攻撃の話は
断面的にしか知らず、
3時間も分って見ていられるかな
なんて心配をしたのですが
はい。まったく無用でした。

女性ひとりと男性2人の
恋愛劇を織り込みながら
真珠湾攻撃の日を迎えます。

映像は、制作費を根こそぎつい込んだと
思える戦闘シーンは圧巻でありますが、
内容自体は、ちょっと待ってと
思える所も多々あって。。

感想を読むと必ず書かれているのですが
やはり笑ってしまったのが
屋外で行われる軍国会議。
まるで武田信玄の時代??
なんて思えるような雰囲気。。。(笑)

彼女の揺れ動く感情も。
一昔前の恋愛映画みたいで。。

映画館で見たほうが迫力はありますが、
うーんビデオでも十分かな
なんて失礼な私。



2001年07月19日(木) 「姉のいた夏、いない夏」

関東でも新宿単館上映で、
気になっていたのですが
偶然大阪に旅行中
梅田で上映している事を知り、
見に行ってきました。

主演のキャメロン・ディアスが
台本を読んだ時に
泣いてしまったというので
どんなかなと。

サンフランシスコに母と2人で住む
フィービーは、7年前に
旅行中亡くなった姉が
なぜ死んでしまったのか
永遠の謎でした。
高校を卒業したことを機に
姉の旅程と同じ道を辿ることによって
その死因を知ることができるのではと
旅に出ますが、そこに待っていた
姉の秘密とは。。。

何故自殺をしてしまったのかという
原因は本当に意外でした。

背景にある時代と事件を
私は知らなかったので
いまひとつピンとこなかったのですが
映画では描き切れない
物語の伏線があります。
うーん原作を先に読んだ方がいいのか。
でも、そうすると内容がわかっているし。。

キャメロン・ディアスの
イメージと死因となる出来事が
あまりにかけ離れているので
感情移入はできず
途中出てくる重要人物の男性も
いまひとつぼわっとしていて
存在感がなく、
全体的にただ流れを追っている
まま終わってしまった感じでした。

でも、姉を思う妹の心情は
ほろっとくるところもあり、
いつまでも姉を思い続ける姿は
良かったです。



2001年07月12日(木) 「初恋のきた道」

写真で見た時から
ああ。この女の子かわいい!と
思っていましたが、
先に「グリーン・デスティニー」を見て
ふむふむ。
ってちょっとイメージが
違ってしまったのですが、
やはりこれは
是非見てみないとと、
上映最終日(地元では)朝いちで
行ってきました。

父の死を知り田舎に帰ってきた
主人公は、父母の新婚の写真をみて
父母の恋愛話を回想します。
そこで描かれる恋愛物語
町から先生としてきた父と
村の少女の母との間には
どんな思いがあったのでしょうか。。

とにかくチャン・ツィイーがかわいい。
あのおしゃれとはとても言えない
服装でも、とってもかわいいのはなぜ??

思わず初めて出会って、
うれしそうに草原を走る姿を見ただけで
うるうるきていまいました。
(っておじさんかい!あずき)

回想シーンがカラーで
現実のシーンは白黒という演出でしたが、
カラーである回想シーンの方が
生き生きとし、とっても印象的でした。

母が父のために作るきのこ餃子がとっても
美味しそうで、思わずお昼は中華だな
なんて思ったのでした。



2001年07月09日(月) 「A.I」

スピルバーグ監督がどこまで
現代版ピノキオで
感動させてくれるかな。
しかし、評判を聞いていると・・・
だったのですが、
まず自分の目でチェック。
行ってまいりました。

オスメントくん演じる
ディビットは、ロボットでありながら
人間のママを愛し、
愛されることを願って
旅をします。
そこで待ち受けていたのは
愛なのかそれとも。。。

SFXは本当にどこまで
いってしまうんでしょう。
と思うほど
リアルに出来ていました。
最初の導入部分から途中までは
わりと面白かなと
思ったのですが、
うーん途中から
路線が変わっていってしまって
なんだかあれよあれよという間に
違う世界へ。

未来のお話としてみるのか
それとも現代にそった気分のままでいいのか
大人向けに作られたのか
子供向けに作られたのか
なんだか中途半端な感じがしてしまったのです。
(う。えらそうでごめんなさい)

くまのテディが映像だけだと
かわいかったのに、
おっさんみたいで意外でした。

ジュード・ロウと旅するシーンも
もう少しどうにかならなかったのかなああ。



2001年07月01日(日) 「クロコダイルの涙」

クロコダイルといっても
ワニが登場するわけでは
全然なくて(当たり前かな)
今旬のジュード・ロウが
主演の
ホラー映画でした。

主人公は、自分を愛してくれる
女性の生き血を吸うことで
生き延びる一種のバンパイア。
今までは、その対象の女性を
愛することはなかったのですが。。

さあ、愛する女性を
殺してまで
自分はいきつづけることを
選ぶのか。。。

バンパイアといっても
従来の吸血鬼ものとは
全然違うので
サスペンス物を見ている
感じで、ホラー嫌いの人でも
大丈夫の仕上がりです。

さすが今人気のジュード・ロウ。
かっこいいです。

でもなんでクロコダイルなのかなあ。
象徴ということなのでしょうが
謎のまま物語りは終わる
といった感じでありました。


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