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民主党の政権政策(たたき台) 2006年11月30日(木)

 夕方、民主党の全議員政策懇談会が開かれた。9月の代表選の際に小沢代表が示した「小沢ビジョン」にもとづいて、政権政策委員会(赤松広隆委員長で事務局長は松本剛明政調会長、計8名)がまとめた「政権政策(たたき台)」(全文はこちら)について議論。
 2日ほど前から新聞でも報道されているが、例えば、消費税は、現行の5%を維持し、税収全額を基礎年金の財源にする、といったことも含まれている。
 私は、2年前にまとめた年金改革案(基礎年金部分については2〜3%の消費税増税でまかなう)が、岡田代表の参院選でも評価されたと思っている。それを、今から「増税は国民受けしない」ということで撤回するなら、かえって、無責任野党と言われ、信頼を失うのではないか。国民受け第一で、将来に無責任な自民党政権との違いをしっかり見せるためには、徹底的な歳出削減にあわせ、年金を本当に安心なものにするための増税についても、国民に理解を求めることが、政権を目指す政党として信頼を得られるきかっけになると思っている。
 今日の懇談会でも発言しようと思っていたが、発言者が相次ぎ(私と同じ考え方の大物議員の発言もあった)、時間切れ。来週も2回開かれるので、しっかりと発言していきたい。


「雑誌ネット」に連載を始めました〜よく読む雑誌〜 2006年11月29日(水)

 今週から「雑誌ネット」というインターネットの雑誌紹介サイトの「私のおすすめ」というコーナーに連載を始めました。
 日ごろから色々な雑誌を見ていますが、自分が大事と思う記事をより真剣に読む機会にもなるかな、と思い、お引き受けしました。基本である週1本のペースを守れるかどうか分かりませんが、掲載されるたびに、この日記でお知らせしようと思っています。

 ちなみに、定期購読しているのは月刊の「選択」「日経エンタティメント」と季刊の「金融ビジネス」だけで、後は、本屋で読みたい記事があると買います。どうしても政治・経済系に偏ってしまいます。よく買う雑誌は、「週刊文春」「週刊新潮」「週刊東洋経済」「週刊エコノミスト」「週刊ポスト」「週刊現代」「週刊ダイヤモンド」、本屋で出来るだけチェックしようとしているのは、月刊の「日経トレンディ」「中央公論」「Voice」「諸君!」「現代」や週刊の「オリコン」など。


【教育】 「いじめ」「未履修」「やらせ」問題調査対策本部 2006年11月28日(火)

 今日、「いじめ」「未履修」「やらせ」対策本部の第一回会合が開かれた。鳩山幹事長の肝いりで、野田佳彦国民運動委員長が本部長、小沢鋭仁幹事長代理が事務局長となり、国民運動委員長代理である私と「次の内閣」文部科学副大臣の蓮舫参議院議員が事務局長代理となった。

 「いじめ」による子どもの自殺が後を絶たず、高校の必修科目である世界史の「未履修」が全国で明らかになった。更に、教育基本法が衆議院を先週通過し、参議院で現在審議中だが、昨年、全国各地で開催された教育改革タウンミーティングにおいて、一般参加者からの質問というのが、事前から特定の人に依頼され、場合によっては講演料としてお金まで支払われた「やらせ」であったことが判明した。
 政府・自民党が、教育の根幹に関わるこれらの問題に真剣に取り組まず、ごまかしに終始し、とにかく教育基本法を数の力で押し通そうと腐心している中、民主党としては、全国で実態調査を行い、調査結果を国会で取り上げ、問題提起していこうという趣旨で、この対策本部が設置された。
 会議の写真はこちら。私も小さく写ってます。

 私は、かねがね、「自分が特に力を入れたい政策分野は、財政金融、教育、子育て支援・少子化対策、年金・医療・介護」と言ってきた。今回の役目は、とても有難い機会。
 日本の教育を少しでも良くするため、日本の未来のため、子どもたちのために頑張っていきたい。


自民党の復党問題 2006年11月25日(土)

 自民党の復党問題が世間をにぎわせている。
 昨年総選挙前に郵政民営化法案で造反し、総選挙では刺客を送り込まれ、さらに選挙後に自民党離党に追い込まれた現職無所属議員や落選議員をどうするか?
 自民党とすれば
・ 来年7月の参院選で、民主党が2年前の岡田代表時の参院選の勢いで勝利すると、参議院は与野党逆転してしまう。
 1人区の勝敗がカギだが、造反議員の何人かの選挙区は1人区の県内であり、彼らの協力が参院選勝利のために必要
・ 今年中に造反組が復党すれば、その人数分、来年の政党交付金が増える
といったところだろう。
 しかし、昨年の総選挙のことを思い出して欲しい。小泉首相は「郵政民営化は改革の本丸」と断言し、その是非を問うために衆院を解散した。そして、改革の本丸である郵政民営化に反対するような議員はいらない、ということで、造反組を自民党から追い出したのだ。造反組は、総選挙後の特別国会では、郵政民営化法案に賛成票を投じ、さらに先日の総裁選では安倍晋三氏に票を投じたが、それは、彼らが自民党に早く戻りたい一心で恭順の意を示しているにすぎない。
 造反組の復党を認めるということは、自民党の「改革路線」というのが「まやかし」「ごまかし」であることを露呈するものなのだ。

 造反組の中で、平沼議員を除く現職議員は、ほとんど年内に復党するだろう。その後に、さらに落選議員が控えている。静岡県だと、7区の城内実氏が有名。現職に加え落選議員まで復党させたりすれば、自民党のいい加減さが、国民に知れ渡ることになるだろう。


ファッションショーにモデルで登場!? 2006年11月22日(水)

 夜、静岡商工会議所青年部の20周年記念式典が開催された。そのメイン企画が、素人をモデルとしたファッションショー。商工会議所青年部OBや市長に混じって、私もモデルとして参加した。式典参加者が実際に試せるようなちょっとしたお洒落を提案するという趣旨で、私は、普段のスーツの上に、今年はやり出している、ややカジュアルなハーフコートを着て登場。事前のリハーサルは、歩き方(一直線上を歩く)とターンの仕方を数分間教わっただけ。舞台の上、100名以上の参加者の前で、気取って?歩くという、生まれて初めての経験。もう二度と無いかもしれないなぁ・・・


たむけんショップin「おいべっさん」/沖縄県知事選敗北・福岡市長選勝利 2006年11月19日(日)

 清水の西宮神社大祭(通称「おいべっさん」)で、次郎長通りに「たむけんショップ」を出店。
 後援会の20代30代の若者が中心になって、おでん・肉まん・焼きそばを販売。あいにくの雨で人通りは少なかったが、目標以上に売り上げることが出来た。儲けようと思っているわけでは全くないので、利益はほとんど無いが、若手の支援者がまだまだ少ない中、若手支援者がお互いに仲良くなり盛り上がってくれるいい機会になったと思う。

 今日が投票日だった沖縄県知事選では民主党候補が敗北。共産党も含めた野党共闘は、保守層の支持を失うという批判もあるが、負けたからと言って、その批判が正しいとは限らない。この選挙におけるプラスマイナスはどうだったのだろうか。
 その一方、福岡市長選では民主党推薦の新人候補が勝利。


娘の誕生日 2006年11月18日(土)

 今日は娘の萌々羽(ももは)の2歳の誕生日。私の初登院の3日後に生まれた。
 地元の挨拶回りの合間をぬって自宅に寄り、ケーキでお祝い。最近は徐々にしゃべれる単語が増えてきた。誰かが「たむけん」と言うと、それに続いて、「けんじゃーん(見参)」と言ったり。国会の委員会での質疑の中継も、家内がインターネットで娘に見せていて、「パパ、パパ」と応援してくれているそうだ。私が参加するイベントなどに連れていくと、私の横で、一歩前に出て深々と(90度以上!)お辞儀をする。私や家内の真似をしているのだ。嬉しいような、かわいそうなような・・・
 家内の子育てブログは、トップページにバナーがあります。


ヤミ金視察 2006年11月17日(金)

 今日は、昨日に続いて民主党は国会全体で審議拒否。そんな中、財務金融委員会は、午前の視察も午後の参考人質疑も外部の人が絡むため、予定通り行われた。
 午前中の視察は、まずは神田駅前に。雑居ビルに貸金の看板がズラリと並んでいる。随行の東京都庁の方に聞くと、半分位はヤミ金ではないか、とのこと。これでは、一般の人には、ヤミ金なのか合法の貸金業者なのか区別がつかない。一般の人が、すぐに見分けがつくよう、何らかの工夫が必要だし、ヤミ金も、警察の取締りだけでなく、地方自治体や金融庁が一丸となって取り組む必要がある。


和歌山県知事逮捕〜【官製談合と自民党】〜 2006年11月16日(木)

 福島県に続いて、和歌山県知事が官製談合事件で逮捕された。改革派と評価されている木村知事が、談合体質を一掃できないどころか、その中に浸かってしまったのだ。
 公共工事をめぐる官製談合の摘発は、中央省庁でも地方でも後を絶たない。相次いで知事が逮捕されているのは、今までは、司法(検察・警察)も知事までは手を出さなかった(=見逃していた)のを、今年に入って方針転換したから。政治家(自民党議員や知事)と中央省庁・地方自治体と公共事業に関わる業界の、利権をめぐる癒着関係が、いかに根深く行き渡っているかの一端を示したにすぎない。
 公共工事の競争入札の落札率(役所が提示した予定価格の何割の価格で業者が落札したか)が、例えば95%を超えているというのは、業者側が、本来知ることが出来ない予定価格を事前に知った上で、入札に参加する業者同士で事前に示し合わせる(これが談合。)ということをしないと、まずありえないこと。100%近い落札率を見れば、談合があると考え、改革をすることはできるはずなのに、いまだに、日本の至るところに、そのような異常に高い落札率の競争入札は残っている。
 司法にばかり頼ってもいられない。地方では「真の」改革派首長がどんどん出てこなければ変わらないし、中央では、利権の癒着関係を一掃することは自民党では出来ない。


財務金融委員会で質問〜【貸金業制度改革法案の問題点】〜/教育基本法成立阻止で国会全面審議拒否へ/議員2周年 2006年11月15日(水)

 今日から財務金融委員会で貸金業制度改革法案についての審議が始まった。私は、民主党案の責任者として、民主党のトップバッターで質疑に立った。1時間の昼休みをはさんで午前1時間、午後30分の計90分。
 与党案においては、出資法の金利(29.2%)が利息制限法の金利(20%)まで引き下げられるのが3年後となっていて、その間はいわゆるグレーゾーン金利は維持される。その間、さらに多重債務者に陥る利用者が増えることには何の対策も示されておらず、ひたすら「多重債務救済対策本部を立ち上げて検討する」と答えるだけ。また、3年後の金利引下げを見据えて、貸し金業者の貸し渋り・貸しはがしも厳しくなることが予想されるが、それによって不利益を被る事業者や個人への対応策も何も無い。
 また、利用者が多重債務者に陥らないようにするためには、利用者に対するカウンセリングが非常に重要であるというのは、先進諸国では常識であり、日本以外のあらゆる先進国ではカウンセリング体制の整備に力を注いでいるにも関わらず、自民党政権は、今までカウンセリング体制については何もしてこなかったし、今法案においても、「体制整備に努める」といったお題目を唱えているだけで何の具体性も無い。
 多くの問題点について厳しく追及した。渡辺喜美副大臣は、さすが金融の専門家だけあって、追求をかわす答弁も(他の議員に比べれば)うまかったが、後で「山本大臣を徹底的に責めればよかったなぁ」とちょっと後悔。
 渡辺副大臣とは4年前から面識があって(家内も、生島ヒロシさんが渡辺議員と仲がいいので、縁がある)、質疑終了後、副大臣から「知らない人が知っている人に聞くのを『質問』っていうんだけど、知ってる人が知ってる人に聞くのは『追求』っていうんだ」と笑いながら言われた。

 私の質問が終わり、民主党2人目の鈴木克昌議員の質問へ、と思ったら、急きょ委員会がストップ。
 教育基本法特別委員会で、与党が採決を強行する方針であることを受けて、民主党が全面的に審議拒否に入ったとのこと。他の委員会はすべてストップしていた。財務金融委員会も、やや遅ればせながら、野党議員が退席することになり、ストップした。
 審議拒否は、与党の方針への野党の反対姿勢をアピールする手段である一方、「昔の社会党みたいなことやって」というマイナスイメージもつきまとう。今回の審議拒否が吉と出るか凶と出るか・・・

 ちなみに今日は、私が衆議院議員となって2周年。一昨年のこの日、初登院した。その日に色々と起きるのも感慨深いものがある。
 昨年総選挙の大敗など、当時予想だにしなかったことが沢山起きた。この激動の時代、とにかく日本の未来のために頑張っていきます!


アメリカの中間選挙で民主党勝利〜【日本にも2大政党制を!】〜 2006年11月14日(火)

 アメリカで、日曜日に中間選挙が行われて、民主党が勝利、上院・下院の両院とも民主党が過半数を占めることとなった。共和党のブッシュ大統領のイラク政策に、国民がNOを突きつけたのだ。
 私が13年前に2年間アメリカに留学したときも、2大政党制のダイナミズムを目の当たりにした。ちょうどその頃、細川政権が誕生して以来、日本でも2大政党制となれば、もっと政治が良くなる、という確信を持った。

 今の日本は、投票する際の判断基準が「(候補の所属)政党より人柄」という方が結構多い。私に対しても「民主党は好きじゃないけど、これからの政治は若い人が頑張ってもらわなきゃ」と応援して下さる方がたくさんいて、それはとても有難いことなのだが、「政党より人柄」というのは、自民党政権は変わらないということを前提にしたもの。
 2つの政党が、国民に対して政策を競い合うということになれば、今よりずっと多くの人が、「どちらの政党がいいか」→「どちらの政党の政策がいいか」ということを考えて投票するようになる。政党も、より一層、国民の声を聞き、国民の賛同を得られる政策公約を打ち出すようになる。
 日本では、とにかく民主党が政権を取らないと2大政党制にはならない。今の野党のままでは、民主党の提案は「どうせ実現しない」と多くの人に思われてしまうからだ。
 民主党の政権奪取のために、私が出来る最大の貢献は、私自身が次の衆院選で選挙区で勝つこと。そうすれば、比例で別の候補が当選し、確実に民主党議員が1人増えるのだから。


福島県知事選勝利 2006年11月12日(日)

 今日が投票日だった福島県の知事選挙で、民主党参議院議員を辞職して立候補した佐藤雄平候補が当選した。福島県といえば、「平成の黄門さま」こと渡部恒三衆議院議員(前民主党国対委員長)のお膝元。佐藤氏も、渡部議員の秘書から参議院議員となった人。
 談合疑惑で逮捕され辞職した前知事と同じ苗字であることを心配する向きもあったし、そのうえ、玄葉光一郎衆議院議員(元民主党選対委員長で、私が新人・浪人時代にとてもお世話になった方。当選5回にしてまだ42才!)の奥様が前知事の娘という複雑な事情もあったが、大差の勝利。
 渡部議員が長年かけて築きあげた地盤と人気の強固さを示した。渡部議員が自民党幹部を経て民主党幹部となった経緯から、自民党支持基盤をも取り込んでいるという特別の事情もあると思うが、若手のわれわれも長期的目標として見本にしなければならないと思う。
 ちなみに、与党候補の森雅子氏(弁護士)は、この夏まで金融庁に出向して貸金業制度改革を担当していた人。相当偏った議論を誘導したという評判を聞いていた。若手の女性なので浮動票が流れないかと心配したが、杞憂に終わり、ホッとした。
 10月の衆議院補選2敗以降の、なんとなく沈滞したムードを払拭する会心の勝利!


FMしみずマリンパル「たむけん見参!」スタート 2006年11月05日(日)

 今日、私自身のラジオ番組がスタート!毎月第一日曜日、午後3時から30分間、FMしみずマリンパル「たむけん見参!」
 パーソナリティーは、私とayuchi(そう、家内です)。番組内容もすべてayuchiが企画してくれた。今日のゲストは、5年来の盟友、まっちゃん(千葉県流山市の松野豊市議会議員)。
 エスパルスドリームプラザの1階ホールの片隅にあるサテライトスタジオ(外から窓越しに様子が見れる) で、何人かの支援者が見物に来てくれた。
 最初のコーナーは「たむけんニュースを斬る!」。高校生の世界史未履修問題を中心に、ソフトバンクの携帯料金、曽我ひとみさん拉致実行犯逮捕状を取り上げ、私とまっちゃんでコメント。
 お勧めの歌コーナーで、私が自分のテーマソングと思うくらい好きなMr.Childrenの「終わりなき旅」。
 そして「たむけん瓦版」では、「金帰火来」の解説から、国会議員の一日・一週間の生活を話す。途中で、咳をしたくなってきたのを我慢していたのだが、我慢しきれずに、マイクから離れて咳払いをして、いざ話し出そうとしたら、なんと声が出ない、というか、ヒキガエルのようにつぶれた声に・・・。それから数分間、ayuchiとまっちゃんに話してもらっている間に、お茶を飲んだりして、喉の調子を取り戻そうとする。あぁ、のど飴を持ってくるべきだった・・・。
 この事故のほかは、つつがなく30分が終了。なかなか楽しいものだ。
 聴いて下さる方が、楽しめる番組づくりをこころがけて頑張っていきたい。
 この日記をブログに転載しますので、番組を聴いて下さった方はぜひコメントを書き込んで下さい!


富士宮秋まつり! 2006年11月03日(金)

 今日から3日間、富士宮の浅間大社を中心とする秋まつり。浅間大社周辺の20の地域が、山車(だし)を引き回し、お囃子の競り合いをする。
 3年前、このお祭りを始めて見たときは、総選挙真っ最中だった。たすきをかけて、人込みの中を歩いたのが懐かしい。年を追うごとに、声をかけてくれる人が増えるのを実感する。
 1ヶ月前から毎晩、夜中まで打ち合わせや練習を続けて本番を迎える。街のいたるところで、大勢の集団が盛り上がっている。老若男女みんなが熱くなっている。「浅間大社があるおかげ」と地元の人が言っていたが、これだけ盛り上がるお祭りも、そう無いだろう。
 こういう伝統文化を大事にしていきたい。
 あぁ、スーツで歩き回るんじゃなくて、僕もハッピ着て大騒ぎしたかったなぁ・・・
 お祭りの模様はたとえばこちら


財務金融委・法務委合同審議で質問 2006年11月01日(水)

 信託法の全面改正法案が主として法務委員会で審議されているのだが、今日は、財務金融委員会との合同審議。私も、一昨日月曜の夕方、急に委員会理事の古本議員から「質問に立ってくれないか」と打診があり、昨日大慌てで準備。
 20分間の質疑の中で、新しい信託法で創設する「自己信託」という制度が脱税などに悪用されないようにするための方策として、課税の仕組みを綿密なものにしなければいけないのに、「課税の仕組みについては、年末に向けた来年度税制改正議論の中で」という姿勢は無責任だと主張。
 新しい制度導入の際に、税制が大きな役割を占めることは少なくないが、いつも「税制は年末に財務省主税局と自民党税制調査会で決める」ということが、与党内では暗黙の大前提となっていて、税制についての議論ができない。このような硬直的なシステムを反面教師として、民主党は、政権交代後の体制を考えておかなければ。


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