午前中、民主党静岡県連の常任幹事会。
来年4月の県議選に出馬表明している富士宮市の四本康久市議の民主党公認が承認された。
私と四本市議の出会いは、3年前の春の統一地方選。四本さんが市議選初挑戦に向けて活動しているとき、何度も事務所を訪れた。そして投票日の夜は、四本候補の支援者の方々と事務所で断トツのトップ当選を喜び合った。
その後の私の2回の選挙でも大きな力になって下さった。そもそも、私が政治活動を始める前、2000年の総選挙や2001年の参議院議員選挙(榛葉賀津也氏)も、当時サラリーマンだった四本さんは民主党候補を応援してくれていた。
今回、県議選に挑戦するとの英断。私の選挙区内には1人も民主党の地方議員がいなかったので、同志が現れて心強い限り。
通常国会最終日、村上ファンドへの出資が問題視されている福井日銀総裁が財務金融委員会に参考人として呼ばれた。もともと、年に1回恒例の、国会に対する日銀報告の場としてセットされていたもので、私もゼロ金利解除のタイミングなどを質問しようと準備していたのだが、国会対策委員会の指示で、村上ファンド問題だけを取り上げることになり、民主党の質問者は国対メンバーの古本伸一郎議員と近藤洋介議員に。財務金融委員会は、重要案件も4月中に終え、ここ1ヶ月ほど開かれることもほとんどなかったが、最後の最後に大きなヤマ場。
福井氏が、富士通総研理事長時代に出資していたことはともかく、総裁就任後も放置していたことが大問題。アメリカのFRBでは、家族も含めた金融資産を公開しなければならないし、イギリスの中央銀行では、就任時に金融資産を凍結する(信託財産とする)義務がある。日本銀行で、総裁を含めた幹部の資産の取り扱いについての規定が不十分だった。
近藤議員が、村上ファンドへの1000万円の出資が最終的にいくらになったのか、資料提出を強く求め、来週火曜日に総裁が財務金融委員会に提出することになった。
今日で通常国会は閉会。教育基本法、憲法改正のための国民投票法、共謀罪に関する法など、多くの重要法案がタナ上げされた。自民党の中でさえ、延長を望む議員が多かったのに、小泉首相の鶴の一声。
150日の通常国会は、選挙があるとき以外は、少なくとも7月中旬ころまで、場合によっては8月上旬まで延長されるのが通例。選挙も無いのに延長無しで、3ヶ月も国会が開かれないというのは、過去10年以上ないことらしい。
重要法案だけでなく、社会格差をどうするか、財政再建をどのように進めるか、など、国会で議論すべき課題は沢山あるのに、それをムシして、最後の花道のことばかり考えている小泉首相。
私は、とにかく地元を歩きに歩いて、1人でも多くの方の願い・思い・怒りを聞いて回ろう。