今日、ホームページのアクセスカウンターが45000を超えた。45000というキリ番をゲットしたのは、中学3年の「たまけん」君。「たむけん・ず・バー」(勝手連BBS)の「ひとこと掲示板」でそのことを教えてくれた。
今の中学3年生は、5年後には20才。民主党は、マニフェストの中で、成人(選挙権も含めて)を18才にすると宣言しているので、18才まではわずか3年。日頃、朝の駅前での街頭活動でも出来るだけ中学生や高校生にもチラシを渡すようにしているが、これからも、そういう世代にも響く訴えができるよう頑張っていきたい。
小泉首相が内閣改造を行った。私は民間人女性のサプライズがあるかと予想していたがはずれてしまいました。打診したものの断られてしまったのかもしれません。
新閣僚の顔ぶれには、色々な切り口があると思いますが、例えば、大蔵省出身が3人(文部・公安・防衛)、通産省出身が3人(外務・官房長官・科技)で、官僚出身が17人中6人を占めています。私も「官僚出身なのに、なぜ自民党から出ないの」とよく言われますが、今50代60代の現職議員には、省庁である程度のところまで出世してから、自民党の大物のバックアップを受けて出馬、という定番コースで議員となった人が多いのです。そういう方々は、政策通ですが、官僚と対決することはせず、官僚と自民党政権の橋渡し役をやってきました。俗に「官僚支配政治」とも言われてきた体制に、一役も二役もかってきたのです。そういう意味でも「実務家」をそろえたのだと思いますが、「改革実現内閣」にはほど遠いと言わざるをえないでしょう。
また、官僚出身ではない11人のうち5人(総務・国交・行革・財務・経産)は2世か3世。そして小泉首相と、官僚出身の2世(外務)を合わせれば、18人中7人が2世か3世です。
小泉首相は「郵政民営化実現内閣」と銘打ち、次の首相を狙う平沼氏・古賀氏・高村氏らを「中2階」と揶揄して入閣させませんでした。郵政改革を軸に、派閥の領袖や中2階の人たちを「抵抗勢力」として、対決姿勢を鮮明にすることにより、支持率のアップを狙っているのだと思いますが、もはや多くの国民は、そのような自民党の内輪もめが茶番劇であることに気付いています。民主党は、党内は岡田代表のもとでしっかりと結束し、徹底的に政策論議で自民党と対決していきます。
自民党の新幹事長には、武部氏が就任しましたが、武部氏と言えば、農林水産大臣だったときにBSE対策等のいくつかの問題で、危機管理能力を問われて大臣ポストを去った人。新聞に「山崎拓氏のかいらい」と言われても仕方がないかもしれません。小泉首相が、山崎拓氏以外に、参謀役となる議員仲間がいないことが改めて露呈されたと言えるでしょう。古賀潤一郎議員が辞職して、来年春に福岡2区の補欠選挙が行われますが、民主党は、魅力ある候補を立てて、総力をあげて闘わねばなりません。
余談ですが、中山・文部科学大臣の奥様は、北朝鮮拉致問題対策の中山参与ですが、中山参与は数少ない大蔵省女性キャリアのOBで、省内カップルだったわけです。また、村上誠一郎・行革等担当大臣の妹が岡田克也代表の奥様であることは、私も初めて知りました。知り合いでもある岡田事務所の秘書に聞いてみたところ、岡田代表と村上大臣は大学の親しい同級生だったそうです。
今日の昼すぎから、小糸運輸(小糸製作所の運送部門子会社)の労働組合の定期大会に来賓として参加させて頂き、さらに夕方からの、労組役員の懇親会にも参加させて頂いた。大型トラックの運転手で、関東地方から九州まで運送するので20代30代の若者がほとんど。不規則・長時間連続の勤務体制のため、私と同じ年の書記長は「ようやく生まれた子供にも1週間に1度しか会えない」とぼやいている。その上、職員全員の待遇改善などに奮闘する労働組合の役員としての活動はいわばボランティア。休日をつぶして会議などの活動をしている。なかなか積極的に手をあげる職員は少なく、人選に苦労するそう。夜中まで、さまざまなお話を伺えて、非常に有意義な夜となった。
これからも、さまざまな労働組合の方々をはじめとする現場の方々との親密な意見交換をできるよう、積極的に色々なところにお邪魔させて頂きたいと思っています。
今日は、私の事務所がある草薙で最大の行事「草薙の大龍勢」。龍勢とは古代ロケット式花火で、江戸時代から草薙神社で行われていた祭りが、昭和46年に周辺の宅地化等の事情ででいったん中止されてしまったが、地元の方々の努力で昭和59年に復活した。詳しくは「大龍勢煙火」をご覧頂きたいが、竹を材料に、15くらいの地元グループ(1グループに10〜20人)が数ヶ月前から週末をほとんど費やして、手作りをする。龍勢の伝承地は全国に4か所あり(こちらを参照)、その1つの静岡県吉田町のHPに工程が写真入りで紹介されている。私も何度か龍勢製作に参加させて頂いたが、200人以上の方々が、趣味の一つとして活動していることに深い感銘を覚えた。
草薙の大龍勢は、昼間の部は「龍勢」、夜の部は「流星」と呼ぶ。秘書の田中幸太郎は製作グループの1つに最初から参加させてもらっていて、打上げの際には、私も一緒に発射台へ。前の花火が大失敗(通常、5分の1くらいは失敗する)した後、緊張の瞬間。点火。そして高く高く打ちあがった。大成功!後で聞けば、その日の最高記録420mの高さに上がったとのこと。皆で大騒ぎの喜びよう。
昼の部、夜の部を通じて、多くの方々とお酒を酌み交わしながら、いろいろな話をすることができた。
身近なところで、日本文化の伝統継承が市民の手で行われ、地元の祭りとして定着しているのは本当に素晴らしい。
今日、午後の民主党臨時党大会のために上京。岡田代表の続投が満場一致で承認され、新しい役員人事が発表された。当日の模様はこちら。
岡田代表の就任演説は、政権交代に向けた力強いものだった。「細川政権成立後10年を経て、いまようやくにして政権交代を成し遂げ、国民の手に政治を取り戻す最大のチャンスが目の前にあります」「私の任期であるこれからの2年間で民主党を日本の政治の本流を担う国民政党に育て上げ、次の総選挙で政権交代を実現することが私の唯一最大の使命です」「戦後初めての本格的な政権交代という大きな仕事を全員一丸となって何が何でも成し遂げようではありませんか」。現職議員、そして私と同じ新人候補予定者と一緒に代表の演説を聞き、私も大いに鼓舞された。演説の全文はこちら。また、代表選前に岡田代表が発表した「2015年、日本復活ビジョン」「党改革の方向性」は、これからの民主党の政策・党改革の土台となるものです。岡田代表のHPを是非ご覧下さい。
お誘いを頂いて、夕方の「創憲を考える一期生の会」に参加させて頂いた。私も親しくさせて頂いている馬淵澄夫議員や長島昭久議員が中心となって立ち上げた会で、今回が第一回。参加議員は25名ほど。講師は鳩山由紀夫元代表。安全保障(9条関係)だけでなく、天皇や地方自治まで、改正条文の試案まで踏み込んだ、非常に興味深いものだった。
その後の懇親会では、党内の状況などメディアでは知りえないことを多々教えて頂き、非常に有意義だった。
夜11時40分発のムーンライトながら号で静岡へ。聞くところによると、昔の夜中の「大垣行」の代わりにあたるものらしい。学生時代、サークルで関西に行ったときに利用したことを思い出す。乗車券に300円ほどプラスするだけで、快適なシートに3時間。利用価値大かもしれない。
8月22日の「政権の不作為と官僚の責任」に、ブログの方で多くのコメントとトラックバックを頂きました。
政治家とおカネについてですが、トラックバックして下さった650さんが「650の無味乾燥:ちょっと政治に目を向けてみよう」にとても的確な分析をしてらっしゃいます。確かに政治にはお金がどうしてもかかります。国会議員の給与は、調査費なども含めると2500万円を超えますが、例えば秘書給与を考えると、永田町の議員会館に2〜3名、地元に4〜5名以上(多い場合は10名以上)雇うとすれば、公設秘書3名は別途給与が支払われますが、それ以外の秘書への給与だけで2000万円前後かかります。地元の事務所や車の維持費などの経費を含めると、あっという間に議員の給与の分は無くなってしまうのです。一部の議員は、他に企業経営などをしていてそこからの給与がありますが、多くの議員は、すべて企業や個人からの献金に頼っています。議員の活動や生活自体が、献金無しには成り立たないのです。民主党の若手議員には、自分と家族のためには年に200〜300万円しか残らないという人もいます。
その献金が野放しになってしまうと、利益誘導目当ての団体や企業からの賄賂が横行することになるため、できるだけ献金をオープンな形にして(すなわち、もらった献金は、役所に提出する収支報告に記載し、その収支報告を誰でも見れるようにする)、国民が監視できるようにしよう、というのが今の政治献金についての法律の趣旨です。民主党は、その趣旨をより徹底する法改正をしていこうと主張しています。もちろん、今よりもできるだけ政治にお金がかからないようにしていく努力も続けています。選挙におけるインターネット利用の解禁などは、真っ先に実現させるべきと考え、国会でも働きかけを強めています。この点については、私の記事にも以前トラックバックを頂いたひできさんが「HPO:個人的な意見 ココログ版: 参議院選挙とはなんだったのか?」にかなり詳細に書いて下さってます。
私の支援者もそうですが、野党民主党の議員や候補者に献金して下さる人は「自分の仕事には何のプラスもなくていいから、とにかく日本を立て直してくれ」という思いで応援して下さっている方が多いです。確かに、民主党が政権をとって与党となると、利権目当ての業界団体がすりよってくる可能性はあります。そこで毅然とした態度が取れるかどうか、民主党の各議員の資質を問われることになると思います。多くの民主党議員は、今の自民党政権と業界団体の癒着が日本をダメにしているのであり、それを壊さねばならないという思いで活動しておりますから、私は大丈夫だろうと思っていますし、私自身も「初心を忘れず」に頑張っていきたいと思っています。