英国人の彼女
6年間の遠距離恋愛の末、イギリスに嫁いできました。ロンドンで息子と3人で暮らしています。

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2008年08月31日(日) ご招待

フラットの上の階に住んでいるカップルからご招待を受け、
今日は夕方からお宅訪問の予定。
うう・・・行きたくない・・・。
家の中はちょっと見てみたいけど、
特に共通の話題があるとも思えないし、
社交性が低いわたしには、ハードルの高いイベントです。

何か日本的なものを持って行きたいという夫の要望に答え、
抹茶白玉団子(きな粉と黒蜜がけ)を作るつもりではいるものの・・・
約束の時間まですでに2時間を切り、
まだお菓子作りに着手するどころか、
朝食の後、一歩もソファから動いていないわたし。
だって〜、何もしたくないんですもの〜。
先ほどから、夫が猫なで声で、そろそろ準備をすれば?と
言ってきていますが、ずっと無視しています。
あー、でもそろそろ動き出さないと・・・
おなかでも痛くなって、夫だけで行ってきてくれないかしら・・・
(小学校の頃から何も変わっていない)



2008年08月27日(水) マフィン

先週末からダーリン(仮)は激務で、
週末はずっと家でお仕事。
今日もまだ帰ってこない〜。
(いま夜10時。)
夕食も作り終え、することのない専業主婦は、
ベイビーのためのブランケットを編んだり、
マフィンを焼いたりして
夫の帰りを待ちわびているところでございます。

マフィンはダーリン(仮)用。
遅くなってもおうちでご飯を食べる人なのですが、
途中でおなか空かないの?と聞いたところ、

(なんたって、わたしは仕事をしていたときは
きっちり19時には晩御飯を食べていたので。
仕事の手は休められないので、
パソコンに向かいながらですが、
おなか空いたら仕事に集中できないんですよね。)

シリアルバーを食べてしのいでいるとのこと。
シリアルバーは、日本でいうカロリーメイトみたいな位置づけで、
こちらではいろんな種類があるのですが
シリアルとか、ナッツとかを砂糖で固めたものが一般的です。
スナックに比べるとジャンク度は低いですが、
それでもかなり甘いし、カロリーも高そうなので
ある日、試しにバナナブレッドを焼いて、
サンドイッチ(これは朝ごはん代わり)と一緒に
彼のカバンに忍ばせてみたところ
これがかなり好評だったのです☆

以来、やたらと焼き菓子を作る日々。
ほとんどお菓子作りはしたことがなかったのですが、
ずいぶん上達しましたよ〜。
ちなみに、小麦粉は全粒粉を使用し、
砂糖はきび砂糖で、レシピの半分以下の量にしています。
甘みは果物で十分代用できますよね。

明日用のおやつは、バナナブルーベリーマフィン。
栄養を取って欲しいので、ブルーベリー大量投入です(笑)
ベリー類が安いのがイギリスのいいところ。
わたしはあんまり好きではないのですが、
お菓子作りに使いやすいので、最近はよく買っています。

それにしても、ダーリン(仮)まだかしら。
待ちくたびれた〜。



2008年08月23日(土) ロンドンの物価

いつ来ても高い・・・と思うロンドンの物価ですが、
住んでみてもやっぱり高いです。

まず、外食。
外で晩御飯を食べると、庶民的なお店でお酒を飲まなくても
1人6000円は下りません。
っていうか、30ポンドで食べられたらかなり安いお店かも。
だいたい1万円は見ておいた方がよさそうです。
ランチでも、ドリンクをつければだいたい1人3000円くらい。
これまでで一番安かったところで、
チップを入れて1500円でした。
テイクアウトなら頑張れば1000円を切れるかな?
丸の内でもランチを800円くらいで食べられるレストランがあったし、
お弁当なら500円くらいのものも探せば売ってますよね。
ほんと、ロンドンの外食は高いです。

自炊ならそれほどかからないかといえば、
確かに外食に比べればずいぶん安く済ませることができますが、
なにせ売っている単位が大きくて・・・。
日本みたいにキャベツや白菜が4分の1切りになってたりしないんですよね。
お肉も、スーパーのパックになっているものだと
500グラム以下で売っているのを
まだ見たことがありません。
余る〜〜!!
どうしても使い切れなくて、無駄になってしまうこともあります。
そして鳥のモモ肉は全部骨付きだし、
薄切り肉は日系スーパーにしか存在しないので、
こちらに越してきてからかなり肉の解体&スライスがうまくなりました。
いや、これはエチオピアでも同じ状況だったはずなんですけどね。
あの頃はお手伝いさんがいたから・・・(遠い目)

ジャガイモや玉ねぎ、一部の果物などは日本より安いかな?と思いますが、
葱(日本のスーパーで売ってる半分の量で200円くらい)や
ベーコン(6枚入りで400円くらい)など
明らかにこちらの方が高いもののほうが多く、
やっぱり外食でもかなり割高になっていると思います。
ちなみに、なぜ葱とベーコンだけ
やたらと詳細な値段を書いているかといえば
今日買ってきたばかりで記憶が新鮮だからですけど。
あとお豆腐とか、お味噌とか、お米とか、
なくても死なないけどやっぱり欲しい日本の味は
だいたい日本の2倍くらいの値段がしますね〜。

そんなわけで最近は、うどんも、餃子も、パンも、ピザも、
ぜんぶ小麦粉から自力で作っています。
時間も有り余っているもので・・・。
うどんとかけっこう簡単にできて、
下手な乾燥うどんなんかよりもずっとおいしいんですよね。
フルタイムで働いていたら、とてもできないですけれど。
いいの!暇だし!!




2008年08月07日(木) グルメなイギリス人

専業主婦なので、家事くらいはちゃんとしようと、
掃除をし、洗濯をし、アイロンをかけ(大嫌い・・・(涙))、
これまでは週末くらいにしか作らなかった
手の込んだ料理を毎日作っています。

エチオピアやカナダの片田舎では考えられなかったのですが、
ロンドンではお金さえ出せば、日本の食材は何でもほぼ手に入ります。
おでん種や、シラスもあるんですよ。
シラス、超小さいパックが750円もしてビックリしましたけど。

そんなわけで、日々、和食・洋食取り混ぜて
いろいろと作っているのですが
昨日は、夕方ごろ家でネットをしながらダラダラ遊んでいたら、
ダーリン(仮)から突然「いまから帰るから〜」コールがありました。
ギャー、まだ夕食の準備何にもしていないー!!
(深夜帰宅予定と聞いていたので、
8時過ぎくらいから準備すればいいや、と思っていたのです。)

もともとは、メインディッシュにチキン南蛮を予定していたのですが、
手作りのタルタルソース☆なんて作ってる時間ないっ!!ということで、
凍った鳥のモモ肉と玉ねぎのざく切りを鍋入れて、
火が通るまで放置。
その後、水、トマト缶、キャベツ、コンソメ、オレガノを放り込んで
煮込むだけという超手抜きディナーになりました。
煮込んでいる間に茄子のマリネだけ作成。
残り物のジャガイモをマッシュして鶏肉に添えたら
見た目だけは何とかそれっぽくなったけど、
いかにもイギリス風なワンプレートディッシュに
果たしてダーリン(仮)の反応は・・・??

結果⇒これまでで一番のヒット。

料理に時間をかけていたのがバカバカしくなりました。
友人が昔彼について言い放った
「グルメなフリしてても、所詮はイギリス人」
というせりふを思い出したり(笑)
イギリス人は、とりあえず肉にゆでた野菜が2種類添えられていれば、
満足なようです。




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