「軒下の散歩」
僕にこの穏やか過ぎるくらいな日常を。君は振り向きざまに何?というような顔をする。
「眠るまで」
とめどなく続くその音に暖かい温度を聴いた。素足に板の間がひんやりして障子からお日様が透けて見えてやるべきことがたくさんあって湯飲みがほんのり暖かくてそして眠るまで僕は眠たくなるまで僕はその音を聴いた。