+女 MEIKI 息+
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2002年01月31日(木) 物忘れが激しすぎるだお!


 さすがに博打のような月一行事中は睡魔にも魅入られてます。
 お腹の具合は緩い感じだし、ひたすら眠くなりませんか?>女性の方
 寝ても寝ても、痛いくせに眠れるのですよね。

 会話の途中で眠ってしまう程の深夜(明け方)に及んだわけでもないのに、大好きな方達との会話中に不覚にも寝てしまいました。


 〆切りが近くなる頃や、途中に変更がかかったりでオセオセ状態の時ほど、忙しくともあまり重要なことを忘れることはないのだから、時間が充分ある時は尚更、完璧なものが出来そうなのですが・・・その時の方がおもいっきりの忘れん坊になります。ちゃんと確認をしたはずでも「あれえ?」ってな感じでズッポリ重要なことが抜けたりします。

 普段がこんな状態なのだから、このような博打期間はそれが顕著に表れて生活状態が凄いことになっています。
 たとえば、近所の店(家庭用品全般と薬局が入っている店)に鎮痛剤と、どうせそこまで行くのだから猫の餌もと思い、買いに行きました。たった二つのものを買いに行くのだからメモ書きはせずに、財布と煙草をポッケに入れて自転車でスイスイと行ったのが間違いでしょうか。
 店に着いて自転車を止めると、目の前にティッシュ(5箱セット)の安売りが並んでいました。早急に必要な物でもないけれど、買い置きしていても腐るものでなしと安易な気持ちで、ティッシュの箱を片手に下げて猫の餌を選びました。普段から購入している餌を手に取り、その隣に陳列してある毛玉防止用の物も見てみたくなり、ティッシュの箱を床に置いて両手に猫の餌を持ちました。成分や内容を見比べているうちに両方を購入しようと両手に抱えたままレジに向かってしまったのです。
 会計を済ませ、出口に向かうと床にポツンと置かれたティッシュ箱。見ない振りはさすがに出来ないので、それを掴んで再びレジに行きました。(ちょっぴり恥ずかしかったお!)

 自転車の前カゴにティッシュ箱を入れ、ハンドルのに付いている無用のベルに猫の餌が入っているスーパーのビニール袋を掛け、ヨロヨロと自宅に戻ってきました。

 おー寒い!部屋に戻って、暖房をつけホットカーペットにうつ伏せに寝てお腹を温めてる時に鎮痛剤を買い忘れたことを思い出しました。
 冷蔵庫の中も空っぽに近いので、夕方スーパーに買い物に行くついでに買ってこようと決め、とりあえず手元に一回分残っている最期の鎮痛剤を食べました。
 コロコロと転がっている間にとっぷりと日が暮れてしまって、寒い中をのろのろスーパーに出向くとそこで知人に会いました。彼女と買い物を済ませた後に近所の喫茶店に誘われるまま行ってしまいました。
 ここまで読んでいて、イライラし始めた貴方。そうです!ご想像の通り、わたしはまた鎮痛剤を買い忘れていました。
 その旨を喫茶店のママに話して呆れられながらも鎮痛剤を分けてもらって無事、家にたどり着きました。

 今日の一番欲しかった物は、遠い道のりを巡った末に結局自分では購入出来ませんでした。


 ++ 私信 ++
 なんだか、わたしの具合にならってPCの調子がダダをこねてます。
 立ち上がったり寝転んだりの状態が交互にきています。もしかすると、更新が滞る時があるやもしれず。

 昨日、無言オチしたのもそのせいで、何度もご機嫌伺いをしてもヘソをまげてしまったようで再入室することができませんでした。
 賭け事は好きではないのに、博打のような日々は続きます。


2002年01月30日(水) 傍に居て

 ベンチに座って話に夢中で気が付いた時には、陽が西に傾き始めていたので、芝生で敷き詰められた高い土手を慌てて駆け上がった。 流れのゆっくりとした川は、夕陽を受けるとキラキラとオレンジ色に輝いて素敵だからと言われたからこんな遠くまで来たというのに、話に夢中になってまだ川面すら見ていなかった。
 湿り気の帯びた枯れた芝生は、急ぐ足をもどかしくさせる。
 高くなるにつれ急斜面になるとそれが一層増して、歯痒い気持ちを起こさせた。少し先を行くあなたは後ろを振り返り、わたしの袖口を掴んで引っ張ってくれた。
 はあはあと息遣いも荒くなった頃にやっと高い土手の上に登りきり、遠くに川岸が一望できる場所にたどり着くと陽は川面に色を与えていた。
 息が落ち着いたのに、二人とも何も語らずに総ての色を陽色に染めていくさまを、じっと見とれていた。
 夕焼けも次第に暗くなり、気の早い星が姿を現し始めた頃、大きな川の手前に中州があるのに気付いた。頼りなく生えている葦も夕闇の中では密林にさえ見えた。
 陽の光に映し出されたオレンジ色の景色に気を取られている間に、突然そこに密林が出現したのだと思った。
 辺りが暗くなっても尚、そこを動かない二人とは違って周りはどんどんと顔を替えて、わたしは漆黒の闇をまとった密林が気がかりで目が離せない。
 ジッと見ていると、一羽の鳥が羽根を休ませている姿が浮かび上がってきた。

 ずっと黙ったままだったので、擦れた声でわたしは言った。
 「あそこに、鳥が居るね。」
 あなたはわたしの見ていた方に向き直り、何の躊躇いも無く「毛繕いしてるんだよ。」と答えてくれた。

 日も暮れ風も冷たくなって、時折強い風が吹き出した。その風に煽られてさっきまでの水鳥が、葦の陰だったことは判っていた。それでも彼に伝えたかった。
 そして、答えてくれたことが嬉しかった。

 その時、初めて彼の手に触れた。



2002年01月29日(火) 天岩戸

 パーマ液も浸透しないんだって。

 もちろんヘアダイもカラーも色よく出ないそうよ。

 出来たら歯の治療も避けた方が良いって。

 季節関係無しに、カブレるもんはカブレるのよね。

 同じ鎮痛剤だと効き目が薄れるし。

 お腹だけじゃなくて、腰にも温湿布よ。

 お風呂で温まるのも良いって。

 で、誰がお風呂の準備するの?

 ひたすら眠いよね?なんでなんだろう?

 デートの誘い?ハン、厭なこった!

 もちろん遠出は絶対にイヤァ!


 雑記の更新?

 ・・・

 ・・・・

 ・・・・・

 うわー、何にも思いつかない!


2002年01月28日(月) 落ち着きの無い癖


 最近、好きな人たちが、確実に一歩づつ前に歩んでいくのを感じる。その才能を見出されて硬い芽だった部分が養分を与えてもらったかのように膨らみつつある。ものすごく嬉しい、と同時に自分を振り返る感は否めない。
 元々同じ景色を夢見ている分けでも、先に進もうと努力もしていないけれど。そもそも、自分の目指す先すら見えてないチンタラ野朗は他人の良い処だけを羨ましがるのが似合っているのかも知れない。
 美しく泳ぐ水鳥は、水面下では足を必死でバタつかせているんだよ。なんてことを聞くけど、わたしの見た上野不忍池の水鳥は悠々と足を交互に出しているだけであった。

 この努力があるからこそ、こうして立派な人になるんだよ的な偉人の伝記を読んでも「ふうーん。」としか感想を持たない奴には、感情の一片をどっかに忘れてきてしまってるのだろうか。
 子供の頃は、先生の望む感想文を書くのは得意な方だったと思う。けれどもそれは自分の思った事柄でなく、あくまで評価対象のための偽文だったし、思った通りのことを書いて再提出になるより大人に褒められる方が歩きやすかっただけのことである。
 大人の顔色を窺いながら、ソレを見せないようにすることは子供でも容易いものなのだ。
 ある程度の歳が過ぎ、主張したいことを表現すると「ちょっと解釈が間違っていますね。」と訂正を受けたことは確かである。その言葉が、指導する側に渡されるマニュアルとのずれから生じたものだと知ったのは、もっと先になってからだ。
 そういった規格からのズレを無くすように指導するのが教育なのかなあ、と当時は思った。

 投げかける立場から、受け取る立場に代わって子供の持つその時の素直な感想を、正面から受けてあげたいと思っていても、指導をする集団の中ではまたそれが特異な立場を産むことにもなり統制が取れないと、注意を受けた。
 結局は、感想文の提出となんら変わらない。

 きっとこれは、わたしだけじゃない!少なからず他人も感じてることなんだと思いたい。

 はっきりと答えの出る算数と同じように、ニュアンスだけでも答えになりうる国語も好きなのは、その名残?



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 さて、みなさま
 こちらに移転してだいぶ落ち着いてまいりました「女MEIKI息」でございますが、ブックマークをして下さってる方にお願いがあります。
 現在、上に表記されているアドレス:
http://www.peri-a.net/~cherrybomb/ は、変更されることが多々あると思われますので、初期の設定のアドレス:http://pucchi.net/kiss/ で。
 この場所で段々と根をはるつもりではおりますが、レンタルサーバーの都合上、アップ不能(ファイル転送不能)のための一時移転・若しくは下に出る広告の都合上(見やすいデザインとは言い難いけど、いつものようにデザインあれこれ)・某かのクダリが禁止事項(アダルト)に引っかかってアウト!等々の関係により他頁を使用することが起こらないとも限りません。
 お越し頂いている身でありながらのお願いは図々しいのですが、出来ましたらhttp://pucchi.net/kiss/にて登録をお願いできればと思っております。これからも、宜しくお願い致します。


2002年01月26日(土) 彼にくびったけ



 先日、ここで意気込んで日々雑記の更新をしていないってなことを記したら、お叱りを受けました。うーん、そう表現するとまた語弊があると思われますが。

 今日はこれだけのことを書き出しました。どうぞ、見て下さいませ貴方様!な気持ちが無いって訳ではないのですが、きっとセンセイのようにご指導くださるような方には、気持ちは伝わらないのだと思っています。あ、人に伝わる文を書けとの課題かもしれない?(尚更、無理ですが・・・)

 けれどそういった反応すらも、わたしは嬉しいので、やっぱりこうして続けています。



 某かの反応が嬉しいから(それが、あばばであっても)垂流しの日々は続くのです。これがちーっとも嬉しくなくなったら、やっぱり止めてしまうのかなあ。





 家の猫が我が家にやってきたのは、2年前の5月です。4月末生まれの彼は生後一ヶ未満で家族に加わりました。団地に住む彼の母猫は2児の男の子をもうけ、その時のご主人様は70越すおじさまでした。おじさまは、仔猫を譲り受けてもらえる人を探していました。

 わたしは以前の場所から引っ越す理由が、ペット可条件の物件だったので、引越しが済むと即座に仔猫(当時は、仔犬も)を探していました。

 引越ししてすぐに、近くの喫茶店の常連になったわたしは、同じ常連客であるおじさまと知り合い、譲り受けることになりました。

 最初は、この子のお兄さんが来るはずだったそうですが、お兄さん猫はスバシッコクておじさまには早々に捕まらない状況だったそうで、ポケラ〜っとしてたこの子になりました。当時ポケラ〜っとしていた理由は、目ヤニが酷く、鼻も詰まっていたのでミルクの摂取も少なかったからです。

 我が家に加わった翌日に病院で検査を済ませ、ミルクの時間割と与え方(スポイト)を貰って来ました。ぷにぷに言いながらミルクを飮んでいたあの可愛らしい小さな仔猫は、今やこっちが寝ている時にでも抱っこをせがんで乗って来れば、まるで即座に金縛りにあえるぐらいに、逞しくなりました。

 動物に人間の言葉が理解できるとは思っていません。

 その時に発する音の調子で、読み取るのがせいぜいかと思っています。



 が、やはり感情移入とは恐ろしいもので、こちらが楽しそうで居れば擦り寄って甘えてくるし、悲しい気持ちで落ち込んで居ればそっと隣に座ってくれて居るように勝手に思っています。



 彼の要求である「遊んでくれろー」「メシよこせー」や「ったく、いつまで放っておくんだよ」などの態度に、声を出して対応しているさまは、他の人が聞くと妙なもんなんだろうと。それでも、声に出して話しかける飼い主は少なくないですよね?



 彼との生活の中で、彼の示す欲求(鳴き声、態度)で止めて欲しいのが、わたしが夜更かししていると定刻に必ず「もう、PCの電源切って寝ようぜ!」です。その時間を一時間でも過ぎれば、諦めて傍で寝てくれるのですが、その間は彼の好きなおもちゃを見せても、抱いていても嫌がりキーボードの上に座り込みます。何度でも。



 そして同じように、朝の定刻には(目覚し時計より5分早くに)オデコを叩くことです。目覚し時計の音が嫌いなのか何なのか不明ですが、土・日曜お構いなしに同じ時間に猫パンチです。

 最近は、朝の寒さに布団の中に突っ込めば大人しくなります。ところがその調子で、あと五分!の楽しみがすっかり寝過ごすことにもなりかねないです。



 猫好きと呼ぶより、猫バカと自負するわたしですが、猫の好きなように生活させてあげているのと言いながらの、人の都合の良い同居だけは避けようと思っています。





 とか何とか書いているうちに、彼の監視の目が光ってきました。そろそろ定刻も近づいてきているようです。






2002年01月24日(木) やぱしらぶ

 どこぞの日記で見かけたプチ可愛いフレーズ!
 「やぱしらぶ」


 お互いに、付き合い始めて数年は向かい合って、見詰め合って、囁きあって、語りあって、喧嘩しあって、愛し合って。

 そしてそのまま夫婦となって数年過ぎた頃からは、向かい合った状態から段々とソッポを向くのでなく、同じ方向を見つめ進むのが宜しいような。
 いつでも見ている方向が一緒なら向かい合う時間が少なくとも寄り添えるのかもしれない。

 そんな時に想うのかな。

 やぱしらぶ。


 なんてことを想ってしまいました。




 ったく、先ずは 春よ恋!


2002年01月23日(水) 無駄に長文

 以前はちゃんとした前歯(上)だったのに、治療して隙っ歯にすることってあるんですか?
 や、マドンナがね。
 最近のマドンナの笑顔を見る度に思うのですが、彼女隙っ歯になってやしませんか?


 以前のサイトから、何も気にせずに「テキスト庵」「日記才人」等の、登録制のモノに参加していた。それはまだ、文を垂流すのにヒッソリとしてるよりは誰かとの接触欲しさに見てーんってな感じだと思う。そして同じような人がそのリストの中に居るかも知れないと、そんな簡単な気持ちからだった。
 もちろん、今でもそんな単純な気持ちは変わってはいないのだが。なので他サイトリンクに飛ぶ時も心して飛んだことも無い。ある程度の決まりごとに反れたからと言って、このサイトは登録の資格云々も思いつかなかった。例え、気付いたとしても「だから?」が正直な気持ちである。

 昨晩、近頃楽しみでもある彼女のチャットにお邪魔した。
 そこに参加された方の発言を読んでいくと、雑文や日記を日々更新することに対してわたしよりもずっと真剣なことが判った。思いを込めた文をアップするにも産みの苦しみだったりすることもあるそうな。そして、上記の自己参加型の登録に関してもそれぞれの感じ方があり、中には敷居が高く感じて登録を躊躇するモノもあったのだそうだ。

 わたしと言えば、リストに登録するにあたって、そこの持つ雰囲気すら掴めないまま安易に登録し現在に至っている。真面目に取り組んでいる方達から思えば、なんとフシダラなことだろう。
 だったら外せば良いと少し思った。それすら面倒なのか?
 そこをツテで飛んで来てくださる方が居るかもしれないと、僅かな望みで進行形。言い換えればアクセスアップなのか?と訊かれると違うとも言い切れないが、当サイトにはカウンタは無い。「わーい!今日の総アクセス数が二桁行ったよー!」ってな目安は無い。縦横無尽に絡み合う触手に何かのキッカケで触れられたらと思うだけ。

 今迄、駄文(作文?)の垂流しなので産みの苦しみも、地団太を踏んだ事も、そういった思いを込めて捻り出した経験がないので、もしや何かもキッカケで飛んできてくださった方には「チッ!」っと思わせているのかも知れないと少し思ったが、やっぱり少しだけなので、このままGO!
 どう足掻いても、全登録者の文を読みきれるものでもないし、ましてや最近はお気に入りフォルダに相当数登録されているにも関わらず、日参しているサイト数は12、3だ。
 そんな感じで飛んできて下さった貴方に気に入られたら嬉しいとは思っている。(気に入ってもらえる秘訣やら、掴まえておくための秘儀や、飛び道具は無いのですが)
 なんせ、キャッチコピーが「ネカマ」だし。もう少し、爽やかなインパクトは研究せねば、だからとて「汁」はいやん。


 先日、念願のDVDを購入した。プレステ2との脳内戦争によって見事に勝ち抜いたDVDは、さほどの大きさではないが一緒に購入したスピーカー5本が妙に場所を取っている気がする。狭い部屋でのサラウンドは、銃撃戦モノの映画を見ていると思わず伏せたくなるし、恐怖映画はコレデモカ!ってなぐらい怖い。イヒヒ!
 もとからラブロマンス系の映画は、瞼を閉じて観る癖があるのでわたしの好きな映画のジャンルからは外されている。

 買ったら即観たい!近くのレンタルショップに行って「ハンニバル」を借りてきた。
 本「羊たちの沈黙」のレクター博士にメロメロになり、「レッドドラゴン」で恋しい人に昇進し「ハンニバル」で道行きしそうに惚れていた。
 羊たちの沈黙が映画になって、あの「ハムレット(だったっけ?)」のアンソニー・ホプキンス?と、観る前はシックリいかなかったのに、もうすっかり顔である。
 医学博士の肩書きを持つ連続猟奇殺人鬼、天才的な頭脳と豊かな教養、服装から食事、音楽などの芸術にいたるまで、超一流の趣味を極めた現代のバンパイアだと。

 ---ここから先は、映画(+本)の感想になるのでネタバレです、いやんな方はどうぞ進まないように---

 前回、行方を眩ませた博士は、イタリアのフィレンツェで、ダンテ研究の専門家として司書の座に就いているという、あまりにもラシイ登場の仕方であった。
 彼の平穏な日々を壊そうと仕掛けるのが恨みを抱く大富豪メイスン・ヴァージャーである。
 バージャーは若いころ幼児レイプで逮捕されたが、莫大な財産のおかげで刑務所入りを免れた。彼が必要としているのは心理療法、ところが治療に携わったのはレクター博士だった。醜悪なものや、尊敬の念を抱かない者へのレクター博士の「治療」は、その時のバージャーにとってはまさに密の味であり、その結果、バージャーは片手以外は全身麻痺の状態で人工呼吸装置につながれる身となった。
 表向きは、レクター博士に恨みを抱いているように見せているが、自分を理解し解き放ったってくれたと勘違いした彼は、レクターに惚れ込んでいたようにも感じる。例え薬による麻痺状態だったのしても、自ら顔の皮を剥いで犬に食わせた陶酔感を再び味わいたい、レクター自身にもそれを分けたいと、本人も気づかないところで思っていたのかもしれない。脳内では恐ろしい訓練を受けたペットにレクター博士を時間をかけて食わせる妄想に支配されながら。究極の美食家に対する究極の屈辱となる報復だと思いついた時点で終っているとも知らずに。

 ところがクラリスとの関わりは、なんともはややっぱりの純愛路線を行ってしまっているし、第一、冷酷な横顔すら出さないままで歩み寄るような感じさえ受けた。レクター博士も、やっぱり理解者には甘えてしまうのか?
 映画であの結末に無理矢理してしまった内容では、ジョディ・フォスターが降板したのも、残念だけど頷ける。

 「今も羊たちの悲鳴が聞こえるか…?」

 以前に観た「レッドドラゴン」のレクター博士は、アンソニー・ホプキンスではなかった。ところがアンソニー・ホプキンスでの「レッドドラゴン」があるそうな。どれどれ、探してみるかな。




2002年01月21日(月) やさしく使ってね


 あれほど文字だけでは気持ちは伝わり難いと言っておきながら、Web関連から頂いた郵便(eメールでなく)の年賀状に一枚もお返事を出していない事実。これは、気持ちを伝える云々以前の問題でケシカラン!な。
 さりとて、これだけの日が経ってしまった後では寒中見舞いなのか。思いついただけで、果たしてちゃんと出すのか。

 年賀状のお返事を出さなくとも「ああ、そんな奴だから。」と微笑ましく思ってくれるだろうなんて、勝手に良い方に解釈するはどっか間違ってるよね、きっと。

 メールで思い出したけど、
 受信トレイに、送信者別のフォルダを作って受けています。
 フォルダ名は、判れば良いんだからと適当ですが。なかには、仕事付き合いな人でありながらも「お茶目さん」と名が付けられたフォルダに振り分けられている人も居ます。本人は、そんなつもりはないのだろうけれど、カタイ文であればあるほどに、そのギャップで少しは紛らわしている変な趣味です。

 ひとつのフォルダにESSEがあります、これはいわゆる「無料・毎日の夕食レシピをメールでお届けします!」な生活の豆知識風、雑誌抜粋のようなものです。受信されたメールは昇進順に設定してあります。深夜の12時過ぎに受信することが殆どなのですが、昨晩の受信メールが一番下に見当たらないのです。それでもフォルダ名は太文字で表示され(1)と一通受信されたことを示しています。
 うーん、どこにあるんだろう?
 上の方に一覧をスクロールさせると、なんと受信日時が2001年1月20日8:11になっています。
 その他のメールは通常に受信されているので、対処法が分かりません。とうとうPCがボケましたか。

 トロメールが普通に送られてきていれば、それで良いです。世の中安泰です。

 更新をサボっている間に、幾通かの催促のメールありがとうございました。宛先がここに表示しているAddressではなく、以前のサイトに掲載していたAddressだったので長いお付き合いをして頂いてる方からでしょう。と、言うのは、送信者である貴方様がどなたか存じ上げないので、小心者のわたしは返信するにビビル性分です。(だから、ありがとうは敢えてここで)


 変な汁が出て妙な具合になっていた手の傷も、大勢のnetの母達(占い師・新宿の母のような表現だなあ)に尻を叩かれながら病院に行ったので、おかげさまで、汁どころか傷はどこ?ってな具合になりました。
 本当に病院に行ったかどうかを電話でチェックするよと警告を受けたので、翌日に慌てて病院に行ったのに残念ながら翌日には電話はかかってこなかったので、安堵しながらも感謝してました。
 ところが、嵐は突然襲ってくるもので。
 すっかりその事も忘れた翌々日に電話がかかってきました。
 普段から、寝起きの声とか、ダルそうな(オカマ)声とか良く言われます。
 何をすることが無い日でも、朝の7時には起き「おじゃる丸」を観つつ朝食を済ませている生活を送っているので決して寝起きではありません。まして、気分が優れない時は電話には出ませんので出たと言うだけで気分は最高な状態なんです。
 アレでも。

 と、ここでツベコベヌカしているのは、これから先色々な関わりで、メールの返信が来ないよ!とか電話でダル声を聞かせてしまうかも知れない貴方に向かっての、取扱説明書ってことで。よろしくお願いします。


2002年01月16日(水) 伐採


 ちょいとした仕事の打ち合わせを兼ねて、昼間の新宿に出ました。
 話はそれほどの時間がかからなかったので、あっけなく解放。

 2時・・・か。

 3時過ぎなきゃ、仕込みにママは来ないだろうし。
 などと考えながらも、久々にオカマのパラダイス2丁目の店に足は向いていました。
 店が始まる前にちょっと新年の挨拶でもしてこようかと。
 (それは体の良い考えで。本当は、マッタリと珈琲が飲みたかったのと、ママに会いたかったの単純な思惑から)

 雑居ビルの2階。
 外階段を、久々のヒールでカンカンと音をたてて登っていきました。
 他の店ではビールケースが雑に並んでいるのに、2階のフロアーだけはキレイに重ねてありました。

 あー、几帳面なママらしい。(のではなく、単に力が有り余ってるせいだろう)

 ドアノブを回したけど、鍵が掛かってる。
 やっぱり早すぎたか・・・。

 ビールケースに腰をおろして煙草に火をつけると、夜とは違った顔の新宿の雑踏が遠くに聞こえました。雑居ビル(しかも飲み屋だらけ)の昼間は、恐ろしい程に静かです。

 二本目の煙草を消す頃に、厚い外階段に通じるドア越しから浜崎あゆみの「M」の歌声が地響きのように聞こえてきました。
 あ、ママだ!

 店の扉の鍵を開ける彼女の野太い声に負けないように、ドアをドンドンと叩くと
 「ああん?だれ?(巻き舌レロレロで)」「ドンドン叩くな、じゃかーしー!」と。

 久々に来ても、何も変わってないわん。

 外階段のドアを勢い良く開けてもらって(危なかった!)中に入ることができました。


 店の仕込みの傍らで、美味い珈琲を入れてもらってご満悦。


 「それ、飲んだら手伝いなさいよ。」そう言われたのですが、この手を見せるとあっけなく却下してくれました。その代わり、戦時中の軍医がするような治療を受けましたが。

 水バンソウコウなるものを初めて見ました。聞いたことがあってもどんなものかがちょっと想像出来なかったので。
 あれは、まるでセメダインです透明ボンドです。切り傷をくっ付けておくには充分過ぎるほどの接着剤です。
 「ちょっと、シミルわよ。」と言われたので、やや治りかけの指から試してみました。

 激シミです。痛いです。
 ちょっとどころではありません。しかも、見た目どころか香りもヤヴァイ匂いです。間違ってアロンアルファとかじゃないよね?と、パッケージを何度も見てしまうほどに。最初はドロッとした水バンソウコウは、時間と共に乾燥してカピカピの透明な膜になりました。
 「さ、これで水仕事もOKよ!じゃ、次ね♪」
 治りかけの指でさえこんなに激痛なのに冗談じゃないよ。丁寧に辞退させていただくと、渋々違うものをもってきました。傷に付かないシートと薄手の防水テープ。「ぬ?ちゃんとあるんじゃないの!」サクサクと手際良く治療をしてもらいました。
 「いくら防水だからって、水仕事は我慢しなさいよ。」そう言われてバシッと叩かれました。

 オニッ!

 その後、仕込みの手伝いが出来ないのなら歌を聴きなさいと強制的に、浜崎あゆみを聞かされ続けました。
 サビの部分しかないような「M」ばかりを。エンドレス・・・。
 MARIA愛すべき人がいて時に深く深いキズを負い、だけど愛すべきあの人に結局何もかも癒されてる、MARIA誰もが皆泣いているだけど信じていたいだから祈っているよこれが最後の恋であるように(これが最期の歌であるように)

 そこへ、ママのお友達がやってきて賑わってきたのでコッソリと退散してきました。

 帰りしな、傷だらけの手を労わってくれたのお友達の暖かいお言葉、忘れません。

 「ワタシも一昨年の年末に伐採したところが、なかなか治らなくてね。やっぱり日陰だと生育状況が悪いみたい。かといって陽なたぼっこさせるのもアレだし。傷は乾かした方が良いのよー!お大事にね。」


 貴女の伐採と、わたしの手の傷は一緒ですか。


2002年01月15日(火) 切っちゃった。


 あー、また切りました。
 股を切ったのではなく。

 久しく連絡の取れなかった人と、連絡が取れて嬉しい日だったのになあ。


 先日、包丁で切ってしまった中指はちょいと力を入れて作業をすると、パクッとくちが開いてしまうのでカットバンは必須でした。
 2日ぐらいは血が滲む程度だったのですが、もうすっかり良いだろうと思ってた頃から変な液が出始めていました。
 傷口には、台所仕事は辛いです。
 カットバンで傷口が開かないようにして、その上から薄手のビニール手袋をはめて炊事をしていました。

 そろそろ痛さも無くなり変な液も出なくなった今日、「今夜風呂に入ったらもう大袈裟な治療は止めるぞ。」と、思ってた矢先のことです。
 気の緩みと言ったらそれまでですが、すべるビニール手袋が太い大根を押えきれずにズルッと。
 そこに手が落ちたら・・・。

 子供でもこんな怪我はしませんて。

 手の平の外側切りました。自転車に乗る時に、一番ハンドルが当たるところです。
 手をパッと広げると、パクッとしてます。
 血はそれほど出てません。むしろ中身がシローッ。
 寿司ネタの大トロって感じの手の平。

 傷口が痛いよりも、なんとも言えない歯が浮くような感じが気持ち悪いです。

 もう、随分と長いこと自炊してたけど、包丁で切ったのは思い出せないぐらい無いのに。
 ここんと、こどうしたんでしょう。 
 何かトリツイテますか?それとも、誰かに怨まれて藁人形されてますか?なんて思ってしまう程にスパスパと切りすぎです。

 あ、早く嫁さんもらえってことですか?!

 (片手でキーボードを打つなんて、オリベッティのバレンタインの頃を思い出します。あの頃は英文タイプを打つだけで英語が出来もしないのに、カッコいい女になれるかも?なんて、思い込んでました。まるで、バイエルのような指使い。懐かしい)


2002年01月14日(月) 言葉を発する動物です

 ネットでの絡みは言葉(文字)でしかなくて、絵(一枚の絵から感情を読み取ることの出来る絵というのも凄いと思っているし、そして、その場の逃げで使用するのではない、いわゆる面文字も含めて。)を追加してでも思ったことを表現しきるにはあまりにも物足り無い。

 会って話しをするのではない部分が尚更、言葉を選ぶことになって、結局は伝えきれぬまま本当に伝えたかった言葉を呑むことも多い。
 その場にそぐわないトンチンカンな内容であっても「コンタクトを取りたかったのね。」と思ってもらえる程、甘えても良い訳はないし。
 自分が思うことすら言葉で表現出来ないなんて。

 中り障りの無い言葉だけで繋がるだけじゃ物足りない人に対して、そうゆう感情を伝えられない歯痒さには参った。

 そして、なによりもわたしは言葉を知らなさ過ぎると、何度もその度に実感する。


2002年01月13日(日) 嫁と義母さま


極楽町一丁目(ごくらくまちいっちょうめ)

--新潮文庫のWeb新潮の中の1コンテンツ。


悩み相談に必ず出そうな内容のパロ。

嫁と姑の確執を漫画にしたものです。
見た目とは裏腹に強い姑が素敵です。
嫁姑問題で悩んでる人が見たら、マズイのか?
みのもんたさんよ。
でも、反対にスーッとするかもね。

パワフルな姑が好きです。


2002年01月12日(土) オトモダチ


 □ 久々に携帯メールしたら、
   「Non Delivery Notification!」と返ってきた。
   ああ、アドレス変更したのか。

   この時間なら連絡OKだろうと思って、
   電話したらモノが変更されてた。
   なーんだ!通りで携帯メールが届かないはずだ。

   ちぇっ。


2002年01月11日(金) 貴方の傍に


 鏡開きならぬ、涙腺開き。
 風の谷のナウシカは、もう何回観たんだろう。
 お約束のように、宮崎駿さん作品はダーッときます。

 暮れの紅白観ても泣いたりするから
 どこで感動とか、意味わからん。

 歳取ると、感動屋になるのかな。
 や、それだったら他でも感動しても良いもんだに。


 好きな人とたまに会えた時に
 マーキングしたりします?
 シッコで匂い付けのようにダイレクトでなくとも
 全身でスリスリとか。

 わたしは誰に対してもそうなんだけど
 (確か、パーソナルサークルって言うんだっけ?)
 他人が傍に寄って来て不安になる距離
 その範囲が大きいらしい。

 やや込みの電車の中でも不安(不快)に
 なったり眩暈したり。

 そんな事に気付かなければ良いんだけど
 わー、近くに他人が居るよ!となると
 オロオロする小心者。


 付き合った男にさえ、至す時以外には
 必要以上に傍に寄られるのが苦手で
 慣れるまでに時間がかかります。

 慣れちゃえば、手を繋ぐのも構わないんだけど。


 女の子同士で手を繋ぐ行為を毛嫌いしてる訳じゃないのよ。
 でも、学生当時はそういう光景を随分見かけたなあ。

 自分がされたら、思わず手を振り払って
 相手がキョトンとしてた。


 例えば酒の席で、女の子相手に(男でも)
 KISSしようが乗ろうが
 もちろん酒が呑めないわたしは素面だから
 何の気負いもなく平気で出来るのに
 妙なもんで、街中を歩く時に
 何気に手を絡ませられるのが、苦手です。


 相手には悪気は無いのは重々承知なのだけど
 思わず振りほどいた手の言い訳を考えることが出来ずに
 気まずい想いをさせちまってるなあ。


 リードを引くぐらいの距離が
 今は、一番良いのかも知れない。


2002年01月10日(木) こーなった訳


 立ち退きを余儀なくされてソソクサとこちらに転居してまいりました。新年早々だったので何事も新しくしようかとサイト名・HNとも新しいものにしました。自分でも、まだ落ち着いてませんが。

 新年早々、我が家にオカマちゃん(以下、リンダちゃん)の襲撃があったことを数人の方はご存知のことだと思います。
 丁度、その時にそれらの名前を考えているところでした。

 それまで最終候補に挙がっていた数件は、彼女の「だっさぁー!」の一言でいとも簡単に却下され現在に至った訳です。

 <HNの由来>
 現在、苗字にしている「香月(かつき)」は、なんてことはないリンダちゃんがまだ心身共に彼だった頃の初恋の相手の名前だそうで。一度も声を出して呼ぶことの無かったオカマの想いの篭った(まるで怨念のような)名前を苗字に頂きました。
 そして、名前の「七虹(ななこ)」は、紛れも無い彼女自身の今の源氏名。マジかよ!
 ところが、この二つを姓名判断で占うと、そこそこ運気が良い、しかも二つを足して「香月七虹(かつきななこ)」で占うと、これがどの占いをしても良い目が出るのです。「ほーら、ごらんなさい!」と、彼女の押しに負けました。

 <サイト名の由来>
 「どんなことを書きたいの?」と効かれ「なんとなくの日々模様。」と答えると、彼女は一言「陰核」と命名。
 そりゃあんまりだて。フリースペースの掟を話すと「ったく、ミミッチイことを言うのねえ。」とご立腹。机の横にある本棚の一番下に、今は懐かしいLPが仕舞ってありそこから探そうと二人でアレコレと。
 リンダちゃんは、どうしても女(おんな)という文字を使いたいらしく、それからもLPのタイトルから色々と選んでおりました。「女神(じょしん)」とか。その中で「女MEIKI息」というタイトルを見つけ、コレだ!と。
 と、言うわけでいとも簡単に決めてもらうのでした。


 さて、とは言え上のタイトルバーにはなぜか違う文字が並んでいます。これは、転送屋さんの対応の遅さ故のことなので見なかったことにしておいて。


 今日は、お姉さま方(こちらは本物の女性)と、ランチ・デートをしてまいりました。
 以前からお会いしたかった「よるねこさん」と会えるように「茶川さん」がセッティングをしてくださいました。わたしは舞い上がったようにお話を聞き、その間に色白の肌を垣間見て、上ずった声でケーキセットの飲物はホット・ケーキと頼んでいました。


2002年01月09日(水) lalala


 どこぞより飛んで来て下さった方、ありがとうございます。

 初めましては何よりです。


 どんなに思っていても
 どんなに近くにいても
 どんなに貴方のことを
 どんなにみつめていても
 視線を反らした時の貴方は
 まるで知らない人のようです。

 泣かない強さを
 泣けないそんな弱さを
 総てを受け取って笑い飛ばしてくれますか。

 笑える強さに
 振り向かない潔さに
 憧れていること貴方は笑い飛ばしますか。


 と、misiaが唄ってました。

 消すことが出来ない柵を纏いながらも
 わたしは、ここに居ます。




2002年01月08日(火) 痛いっ!

 引越し準備で試し打ちもままならず。

 情けないことに、包丁で中指負傷。まだ、ちょっとドクドク感じ。

 只今、心臓が中指に移動しております。

 流血キーボードで斑模様。

 いくら美味しいからって、舐めすぎると後で固まって気分悪くなるよ。エドガーが、羨ましい。あ、彼も血は嫌いか。


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++上記は8日の早朝のため、同日の夜の部++


 昨晩の入浴はサボりました。もちろん、この時期の朝風呂も致しておりません。段々と芳醇な香りを放つようになりそうです。食事はサボることが出来ないので、仕方無しにビニール手袋をはめて洗いものをセッセコセッセコ。
 メイドさん希望。若しくは嫁さんでも可。
 早急には見つかりそうもないので、ゆっくりと入浴してきました。臭くなる前に。
 誰か、お風呂でシャンプーして。片手で洗うのってどうももどかしい。

 昼間、昔のお姉さん達が集う近所の喫茶店に行きました。
 そこで聞いた話。
 怪我をした時に出る血の量は、潮の満ち引きに関係するそうです。そういえば、自然分娩も潮の満ち引き大いに関係するらしいし、大そうな病院ではその時間に合わせて手術までするそうです。

 数年前、わたしの友人が妊娠中の時に出産予定日は担当医の都合で決められてしまっていました。
 ごく自然に何の不調も無く臨月を迎え、最初に決まっていた出産予定日をはるかにオーバーした訳でもないのに、担当医が学会に出席するために数日診れないという理由から急遽、予定日のその当日に人工破水による出産を経験しました。

 そういうのって、生年月日による占いからズレるんじゃないの?
 単純にそう思うわたしは、「そういう運命で生まれてきた子なのよ。」とアッサリとかわす友人の言葉に大きく頷くのでした。

 出産当初は、そんな担当医の居る病院で出産だなんてと、旦那様の親から非難轟々で少々メゲテいたのに。さすが、母は強しですね。

 人工的に破水さた時に、タイル張りの分娩室に「パーン!」と凄い音がしたそうです。風船がわれるように。これからも経験することの無いわたしには、まさに興味津々な話でした。



2002年01月07日(月) 昼夜逆転中

Drastic Nights


 □ サイトの引越しをモゾモゾとしております。仕上がったら、2月を待たずに移動する(つもり)です。

 □ きっと、落ち着くまではアチコチに移動すると思うので取り敢えずのURLを確保(?)

 □ 最近ビアスが気になります。もちろん両の耳たぶには空いているのですが、他にも開けたくなってきています。唇と舌は、食事とキスに支障きたす心配と、完治まで腫れるのことと、イビキが酷くなりそうなので却下。眉、鼻、頬も顔を洗うのみ大変そうだし。第一、鼻は花粉の季節には辛いところかも知れない。首筋や鎖骨はどうなんだろう。二の腕や、親指と人差し指の間は邪魔になるのかな。乳首は痛そうだし切れて先割れチチクビも厭だし、ヘソは腹の肉で押されてしまいそう。太ももは完治までGパンはNGだし。
   と、色々と思い巡らしてます。頭の隅に思い浮かんで離れないのがタダ一つ、パーティカルクリトリスフッド。インナーラビアは邪魔な気がするし、それに完治途中でシッコがかかっただけでも染みるだろうよ。それから言っても、いいんじゃないのー?唯一気になるのが、気をつけないとジュエリーの重みで皮が伸びるので、様子を見て伸びてるようだったら軽いのに取り替えなきゃです。気がついたらビロロンな状態になって上野クリニックにお世話になるのはイヤン。

 □ 痛いことが好きでもMな訳でもありません。念のため。


2002年01月04日(金) 正月休後半


 三が日も過ぎると、マッタリ感に磨きがかかっております。
 皆様、どのようにお過ごしでしょうか?


 朝6時頃から起きていた生活も、たった二日で昼夜が逆転してもうそりゃ日中の短いこと。お日さまは、何処?
 北風が吹く夜にわざわざ出かける処も無しで、サンダルすら履かない日が続いております。
 刺激が無い生活を送っているとこんな駄文の垂流しでさえも、ネタが浮ばずに(いや、浮んだとしてもモニターに向かう前に忘れてしまって、何が何やらで)他サイトを巡回したり、新たな発見をと新境地目指してみたりしております。

 そんな中、新年早々に大好きだったサイトの閉鎖のお報せにぶち当たったり、寂しい思いをしました。
 連載されていたものが途中で絶筆になってしまう寂しさでしょうか。本であったら手元にあっていつでも読めるのに比べ、ネット上ではもう二度と観れないのだなあと思う感。
 だったら、好きですと伝えておけば良かった。とか、やっても仕方の無いことを思ってみたり。

 ネットでは、儚いから良いのか?
 そうなると過去ログさえ無い方が良いのかしらん。

 いやいや、それはわたしが勿体無いと思うので消去は止めよう。


 などと、色々と自分に当て嵌めて思ってみました。


 このURLでの「はうた。」が移動するにあたり、アチコチと確保しているフリースペースのどこに移そうかと迷っています。こうした駄文の更新よりも、アレコレとTOP頁を替えて遊んでいるので広告が気になるのも確かです。(それを気にするのなら、訪問してくださってる方が見易い頁を作れと?ごもっともでございます。うあ)

 いっそのことサイト名も、この管理者名も変えてしまおうかと。

 やることは一緒の癖に、アレコレと考えています。
 なんてことはない、この状態を一番楽しんで居ます。


 二日前に、ネットで知り合った友人が電話をくださいました。
 とても元気な声でどうやらホロ酔い気分。
 「もう、オカマちゃんは居ないの?」ってな感じで、わたしより彼女目当てな感は否めませんが。
 それでも「どうしているのかな?」と、気に留めてくれてるのが嬉しかったです。

 「あれー?一人なんだ。で、何してたの?」

 「あのお、トクに何も・・・。」

 「うわあ、寂しい正月だねえ。」

 -----------ダメ押し。

 昨日、その方とチャットでお話をしたのですが
 話の内容は覚えてないそうで・・・。

 えーっと、酔った勢いで思いつく相手は好きな人だっていう定説を信じてますから。



2002年01月02日(水) 年越ちゃった蕎麦


 鶏の出汁がきいたお雑煮を作り、焼き餅を2個。
 ちょっと持余し気味な御節を突きながら、TV三昧。
 午後に某チャットにお邪魔して、指慣らし。

 新年の挨拶の後に、エロトーク炸裂しちゃうぞー!って思っていた矢先に、玄関のドアを叩く音。チャットを離席して玄関に行き覗き穴を覗くとドアの向こうには、鼻水を垂らしながら吹き晒しの中に、立つオカマ。
 うげ、新年早々に襲撃かい。

 「遊ばないよ!」と大きな声で言った後に、チャットに戻りその旨を告げている最中に、縁側の方にオカマは回って硝子窓に顔をヘバリ付けながら「入れてよおん。」
 チャットでお話して下さっていた方にも入れてあげなさいと言われたので、彼女は風邪をひくこともなくマンマと家に入ることが出来ました。普段はあまり部屋に入ることは無いのに珍しいく。

 せっかく昼下がりのネットに現を抜かそうと思ったのに。
 仕方なしに一旦、チャットを退室しました。


 お友達同士でカウントダウンを楽しんだ後に、一人で部屋に戻るのが淋しいからと我が家への訪問でした。
 そう聞けばなんとなく、ヨシヨシって気分にもなりますが・・・。

 来た早々に「年越し蕎麦を食べはぐったのよねえ。」とリクエスト。「あんたん家、なんでもありそうじゃないの。」と。

 年越しちゃった蕎麦を作りました。

 「お餅も入れてねえー!」
 家は広くないのよ、そんなデカイ声で注文しなくたって。

 「御節は無いの?お・せ・ち!」
 はいはい、ありますよ。一人では片付かない程の量と種類ですよ。どーぞ召し上がれ。

 「あら、手作りじゃないのお!おいちいわ、桜子チン。一人で食べるなんて侘しいでしょ?」
 あー、喰え喰え。だから寄るなこのオカマ!お前と一緒に食べる方が侘しいわい。

 蕎麦を食べ、御節を突きながら酒(彼女が持参)を呑み、落ち着いてTVを観だしていたので先ほどのチャットに復帰しました。早朝に演っていた歌番組のビデオを真剣に見ながらそれに合わせて歌う野太い歌声を聞きながらPCに向かってテケテケとチャットを再開しました。
 ところが、このキーボードの音が気になるようで、気がつくと黒豆を片手にもう片方の手にはスプーンを持った彼女が隣に椅子を置きモニターを覗き込んでいます。しかも、横からスクロールしていく文字を読みあげてくれます。
 彼女の頭の中は、パソコン=ヲタク・ネット=ヲタク らしく「おーヤダッ!健全な生活なさいよ!」と盛んに言っています。

 彼女に言われると、母を思い出しそうで慌てて頭をブンブンしそうですが。

 彼女を見たことの無い健全なチャット内のメンバーの中で、彼女に向かって「可愛い」と発言なさった方がおりまして、さすがオカマです。素早い反応でクネクネ喜んでおりました。

 ん?なんか、反応が激しいぞ?と、思ったら
 思いっきりの酔っ払い動物が出来上がっておりました。
 その後、数分もしないうちに猫にキックされようが顔を踏まれようが爆睡しくさっておりました。

 あまりチャットではお話が出来なかったけれど、お話したいと思った方々と少しお話が出来たので良しとしよう。


 彼女が寝ている間に小さなお重に御節を詰めて、あまり遅くならない程度に彼女を起こすと寝起きスッキリの彼女はソソクサと化粧を直して支度を整え、ちゃんと座り直して三つ指ついて新年の挨拶をして帰って行きました。
 嵐が過ぎ去った感。


 みなさまは、どんな新年をお迎えですか?
 まったりと部屋でお過ごしですか?それとも、家族団欒ですか?旅行中だとか?

 わたしは、普段の日とあまり変らない新年を迎えております。襲撃を除いては。

 「今度は、お友達も連れて遊びの誘いに来るからねえ〜っ!」と去っていった彼女。
 猫も恐がって姿を隠すので、もう来なくて良いです。
 お友達も連れてだなんて、お願いだからパワーアップしないで。



2002年01月01日(火) 元旦


 新年、明けちまって
 メデタサにより一層磨きがかかり。
 どちら様も、愛でてください今年もまた。



 数日前より、色々と仕込んだ御節の解禁日です。
 猫と差し向かいで、イイカンジにのほほんと過ごすつもりです。
 とは言っても、彼はすでに夢の中のようですが。


 閑な三が日は、凛とした空気に包まれて。
 ・・・の、気分だけを味わって。


香月七虹 |HomePage