管理日誌「庭園の午後」
午後の庭園
/ノベルウッド
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ホームページには著作権表示を書いておいたほうがよい。 小説サイトの場合だと、メインページに書いているだけのところが 多いような気がするが、できれば各ページの末尾などに いちいち表示するほうがいい。
一般的には、 Copyright (C) 1999-2001 Afternoon Garden All rights reserved. という英語の一文を書くだけでいい。 もし書いていなくても著作権がなくなるわけではないし、 もっと詳しく書くのが正式だという人もいる。いろいろだ。
しかしここで迷うのが、「1999-2001」という部分。 2002年になったら変えなくちゃいけないのか、というところ。
そのコンテンツを作った時点での表示でかまわないという考え方もあるが、 (上述したように、著作権は敢えて表示して主張しなくても、 作った人の没後50年まで、自動的にその人の権利なんである。) 連載中の小説や運営中のホームページなどの場合、 なんとなくキモチワルイので、「今年」の年数にそろえたくなる。
しかしこれが、全ページにわたって書き直すとなると大変な手間だ。
対策を2つ考えてある。
(1) 小説ページを自動作成するフリーソフトを使って再作成
小説本文のみのテキストファイルから、 あらかじめ用意してある小説掲載ページのひな型にはめこんだ HTMLファイルを作ってくれるので、これで一気に作り直して、 アップロードし直せば、1ファイルずつ手直しするより楽である
小説整形 HTML Putterというソフトがお薦め。(Win95/98用)
しかしこの方法だと、小説本文以外のページは手直ししなくてはいけないし ダイヤルアップ接続していて接続時間が気になる人や、 FTPが使えずアップロード用のCGIで ファイルをアップしなくてはいけない人などには、 けっこう負担が残っているかもしれない。
(2) 外部呼び出しのJavaScriptファイルを利用する
(1)の欠点をふまえて手間を減らすのだけを追求した方法(2) 外部呼び出しのJavaScriptというのは、 本来ならHTMLファイルの中に一緒に書き込むJavaScriptのみを 独立したファイルにして、それを呼び出すという仕組みのもの。 まったく同じスクリプトを複数のファイルで使いたい時などに、 同一のデータを何度も何度も繰り替えし書いて ホームページ全体の総データ量が無駄に重くなるのを節約できる。
具体的には、メモ帳などのテキストエディタで 「filename.js」というからっぽのファイルを作り (※filename部分は好きな名前でよい。copyright.jsなどなど) その中にJavaScriptを記述する。
著作権表示だったら単なる文章なので以下3行のように書くとよい。 document.write("Copyright (C) "); document.write("1999-2001"); document.write(" Afternoon Garden All rights reserved."); ※上記黄色文字部分は 自分のページの内容に合わせて書き換える。
そして、著作権表示したい場所には、下記2行の呼び出し用のタグを書く。 <script language="JavaScript" src="./filename.js"> </script> ※上記黄色文字部分は 表示したいページから見て、filename.jsというファイルが ドコにあるかによって変わる。 相対パスがわからないor面倒臭い人は、 http://から始まるURLで書いてもよい。
年が改まって「2002年」になったら、filename.jsのなかの 1999-2001を-2002に書き換えてアップするだけで ホームページの全ページぶんの著作権表示を書き換えることができる。 1ファイルのみの書き換えで済むので、すごく楽だ。
ただしこれには問題点もある。 古いバージョンのブラウザだと、 外部スクリプトの呼び出しに対応していない場合もある。
これへの対策として、メインページの著作権表示のみ普通に書いて これ一個くらいはいちいち手直しするようにして、 ブラウザが古い人でも読めるような状態を確保しておき、 それ以外のページについては、表示されなくてもやむを得ないとする。等。
ただ、普及版のブラウザでは外部スクリプトも対応済みなので 大半のネットワーカーには外部呼び出しの表示は見えると考えてよいと思う。
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