2004年06月30日(水) |
聞いてびっくりな(?)冷蔵庫 |
UC関係の方で帰られる方も周りに何人かいらっしゃって、今日はその一人の方やUC関係の方にお会いした。女性ばかりで、日本、韓国、中国と、国籍は多様。中国の女性はこの前うちにいらっしゃったが、韓国のお二人は初対面だった。
韓国というと、言葉など似ているところがたくさんある反面、話していると、違う国なんだなあと思う。こう書くと誤解されるかもしれないが、文化的な影響を受けているのは確かだが、日本は日本の、韓国は韓国の歴史があるわけで、話を聞くと、いろんなことが聞けて面白い。日本人は中国の歴史は習っても、韓国の歴史というと、案外知らないことが多いんだろうなあと思った。知ってるのというと李氏朝鮮とか・・・・。
今日聞いて面白かったのは、韓国にはキムチ用の冷蔵庫があって、最近は人気があるそうだ。キムチ用の冷蔵庫はキムチを作るのにいい温度を保つらしい。 韓国は行ったことはないが、なかなか面白そうだ。歴史博物館に行ってみたいなあ。
それはさておき、お昼ご飯や手作りのお菓子などを頂きながら、子供たちはあとでアパートのプールに行ったり、私は最後まで長居をしてしまい、申し訳なかった。
2004年06月29日(火) |
ディスカバリーガーデン@シンシナティ |
シャロンビルというハミルトン郡の公園に行って、梨奈がお友達と一緒に遊んでもらったのだが、お友達のお母さんに聞いた話によると、うちの近くにあるGlenwood GardensにHighfield Discovery Gardenが今月の16日にオープンするらしい。
Glenwood Gardenは近いところなのに一度しか行ったことがない。一度行った時には梨奈が歩きたがらなかったので、結局あまり歩けず、疲れて帰ってきて、それ以来行ったことがなかった。
今度オープンするDiscovery Gardenにはディスカバリーツリーやトロリーガーデン、バタフライガーデン、フロッグ&トーズガーデンなど、楽しそうなものがある。オープンしたら行ってみようかな。
2004年06月28日(月) |
ジャングルジムズで→ゲート |
ジャングルジムズも銀行が入ったり、コーヒー屋が入ったりして拡張している。モノレールはういつできるのかなあ・・・?
ジャングルジムズに車で入る時に、道路の脇に棒ができていたのだが、それがゲートの形になり、帰る時には、高速道路の出口みたいに標識が出ている。
ゲート↓

行き先↓

標識には、北はデートン、コロンバス、セダーポイント(約4時間の距離)、南はシンシナティ、レキシントン(ケンタッキー州)、ディズニーワールド(・・・って)。ちなみに、ジャングルジムズはシンシナティ郊外のフェアフィールドという町にある。
1.パネラにて 朝食も兼ねて、近くのパネラに行った。パネラでUC関係のご家族とお話しするというもので、いろんな話題で盛り上がった。シカゴの話にも及んだのだが、周りの日本人の方からよく耳にする、ミツワ近くのアメリスイーツを後で調べて見ると、朝食に日本食があるらしい。ジャパンTVも入るらしい。えーーーーっ!!! ここに泊まりたかったなあ・・・。
(といっても、3月に行った時にはネジャーティの会議のためにダウンタウンにホテルに泊まらないといけなかった+駐車料金も高かったし。)
2.Winton Woodsで お昼に別れて、私たちはWinton Woodsに。梨奈が水遊びをした後、隣の遊具で遊んでいたら、年配夫婦が6~7才の女の子を一緒だった。年配のおじいさんがネジャーティの隣に座ったので話していたら、何とひ孫とのこと。孫にしか見えないんだけど・・・・。
3.裏庭で 隣の家から兄妹が遊びに来た。去年のハロウィン以来とんと見かけなかったので、果たしてこの子達が隣の家に住んでいるのかどうかも謎。男の子は近くの小学校に行っているという。隣人も時々見かけるが、この子達の両親にしては老けてるので、祖父母かも。
シンシナティにせっかく野球チームがあるので、見に行きたいなあと思うが、チケットを取るまでには至らない。ネジャーティは野球のことは全くわからないので、行こうとも思わないらしい。
今日はニューヨークメッツとヤンキースの試合がテレビであって、W松井のプレーを見た。球場の雰囲気もいいのだが、家で見るほうが涼しいのと、解説も入るのと、(といっても聞いてるわけじゃないが)、梨奈を連れて行っても大変なので、今のところ家での観戦がお手頃かもしれない。
お昼から出かけて、最後にWalmartにオイル交換に立ち寄った。入り口近くにはロンドンを走るダブルデッキのバスが止まっていたが、ロンドンに拠点を置く化粧品会社の宣伝カーだった。中では無料でメイキャップをするというので、人が入るのかなと眺めていたが、入って行くので、どんなものかと入ることに。
まず2階部分へ行って、コンピューター備え付けのカメラで写真を撮り、あとは目や口部分に好きな色を合わせて、気に入ったものを印刷し、下に下りてその紙を見せてメイキャップをしてもらう、というもの。
結論としては、何を塗っても変わらない顔だ、ということがわかったが、ここをこうすればいい、とかちょっと聞けたので、今後の参考に。
それで2階にあったコンピューターに、移動のスケジュールが載っていて、この後デートンの方に行くようだった。多分化粧品が置いてあるWalmartを回るんだろうけど、キャンペーンもなかなか大変そう。
<セミ日記> 枝の先が枯れているところには卵が植えつけられているそうなので、それが孵って土にもぐったものが17年後に大人のセミになって飛び交うわけだが、植え付けられた卵だけが次の世代への頼りなんだなあと、次の世代への託され方、というのは人間より厳しい。飛んでるセミをよけているときはそんなことまで思わなかったが、セミから学ぶこと多々あり。
2004年06月24日(木) |
水遊び@ウィントンウッズ |
お昼からウィントンウッズで梨奈がお友達と水遊びをした。ウィントンウッズの水遊びは今年初めてだ。5月の終わりから開いていたが、セミがいなくなった今、セミを気にしなくて遊べるのし、いい季節となった。 今日はどういうわけかスクールバスで来たグループもあって、とてもにぎやかだった。
さて、水遊びの前後に梨奈は近所のヒスパニックの子達と遊んでいたのだが、昨日の戸惑いがずっとひかかってて、まぁでもいいか、と思った。梨奈も一緒に遊んでもらってるし・・・。でも決まりごとをはっきりさせて、ちゃんと言わないといけないんだろうな。
ところでうちにある「Dora, the Explorer」の本を裏庭で読んでやったら、スペイン語しかわからないブレニーもお話をずっと聞いていた。スペイン語で1、2、3、4、5と数えるところがあって、数えていると、ブレニーが、知ってるよ、といわんばかりに目を輝やかせていた。ところどころスペイン語が出てきて、意味がわからなかったところはお姉ちゃんのグアダルーペに聞いたり、発音を確認したりしたのだが、本を読んでやるというのは大切なんだなあと思ったし、英語がわからないブレニーでさえ本を見ているのが好きそうだった。
>梨奈にももうちょっと本を読んでやらないと・・・・。
Doraは英語だけでなくてスペイン語の絵本も出ているらしいのだが、その子達の家にはビデオはあっても絵本はないらしい。明日本屋の近くを通るので寄ってみようかな?
今日は打って変わって、青空が広がるいい天気。
お昼過ぎから梨奈は近所のヒスパニックの子供たちと遊んだ。
昨日はサディラもいたが、サディラに限らず、なぜかお菓子がほしいだの、のどが渇いただの、うちにはペーパーナプキンがないだのと子供たちが言ってくる。これにはどう対処していいのか、いまだに戸惑ってしまう。隣の家のサディラは梨奈と同じばんそうこうがほしいために、うちにはばんそうこうがないからほしい、という(あんたのお母さん、病院で働いてるぐらいやから家に絶対あるって・・・)。ネジャーティもこれには不思議がっている。
コーヒーが途中なので、外に出て、コーヒーを飲んでいようかな。ただいま晩の9時16分。蛍がやっと飛び始めた。日が沈んだばかりなので空はまだ青い。
夕方のこと。梨奈と近所の子どもたちが裏庭で遅くまで遊んでいたが、遅くといっても午後8時半を過ぎてももうすぐしたら日が沈むかな、という明るさだ。
外に出てふと空を見上げると、そんなにはっきりとはいかないものの、端から端まで目をやれる大きな虹が出ていた。
このところ曇りがちだが、夕日も雲に覆われているものの、夕日が照らした雲はオレンジ色に染まっている。こんなはっきりとした強い色のオレンジは見たことがあるだろうか、というぐらい幻想的だった。
西の空はオレンジからだんだんピンク色になり、その色も次第に消えていった。
夕日が沈むのを待たないうちに蛍が舞い始めて、薄暗くなってくる中で新たな色を見せてくれた。
人名用漢字が増えるという案があるというのを先日の記事で読んだ。人名用漢字は「常用平易」と認められるかどうかの観点から選定が行われたそうで、「桔」「梗」「撫」「苺」という字もあるらしく、「桔梗」「撫子」「林檎」などの名前も可能になるそうで、女の子の名前にはかわいらしい。
もし名前をつけられるとして、「桔梗」なんてかわいいなあと思ったが、うちの苗字と組み合わせると途中で舌をかみそうなので、無理だろう。その前に、梨奈の名前を選んでいるとき、ネジャーティに「きょうこ」はどう?と聞いたら、発音しにくい、といってたから、桔梗はなおさら難しそうだ。
それで、法務省のページでPDFファイルになっている漢字のリストを印刷して見てみたが、下の名前に使えそうな漢字と言うのはとても少なく、常用平易かな?と思ってしまう難しい漢字もあった。意見を募集しているらしいが、意見と言われても、一つ一つ漢字を挙げていくのは難しい・・・。
①私>父 一応カードと梨奈の写真、梨奈のお絵描きを送ったが電話を入れる。日本と半日時差があるここでは、父の日に日本に電話しようとすると前の日の夜の方が都合がいいので、昨日の夜かけた。本当は梨奈と父を電話で話させたかったが、梨奈は寝ていたので、私だけ話すことにした。
父と話すのは久しぶりで、少ししか話さなかったが、父はネイティブの大阪人で、昔のやわらかい大阪弁で話すので、こちらもそれにつられたが、電話を切った後で、ほんわかした後味があり、自分の中にある関西弁と微妙に違うんやなあと思った(そのために電話したわけやないけど・・・)。
②梨奈>ネジャーティ 昨日の補習校で「お父さんの顔」を描いたので、それを渡してネジャーティ、ご満悦。カードも渡す。 お昼ご飯を食べて、アパートのプールへ(今年初めて)。
梨奈がこの前お魚が見たいと行っていたので、補習校が終わってから、ニューポートの水族館に行ったが、ゆっくり見てたら1時間近くかかった。梨奈がお魚を楽しんだのかはやはり謎。
その後、オーガニックのお店に行って、ちょっと腹ごしらえしたついでに、ライスフラワー(米粉?)を買った。それでカザンディビというトルコのお菓子を作ろうと思っている。隣のOld Navyのお店にも寄って帰ってきたが、帰宅後梨奈はずっと寝たままだった。
今日はプレイグループでお別れ会をした。グループの中で近々お一人が帰国、お一人がアメリカ国内のお引越しだ。
お庭で子供たちが水遊びを楽しんだり、大人はもちろん持ち寄りの料理に舌鼓を打ったり、それぞれの写真を交換してあらかじめ用意して頂いたアルバムに収めたりしたのだが、このメンバーで集まれるのは今日で最後なんだなあと思うと、ちょっとさみしくなった。
2004年06月17日(木) |
ケンタッキー・ニューポート |
お昼すぎにニューポートのカフェ・イスタンブールに行って、ランチを食べた。
ランチはスープとドネルケバブ(回転焼肉をそいだスライスで、牛と羊)、デザートがついて$9.95ととてもお得なものだった。私はそれにチャイ(紅茶)を注文した。ドネルケバブは思い描いていた通りだった。ランチメニューには入っていなかったが、トルコ風ロールキャベツもあるようなので、今度はそれに挑戦しようかな(味を覚えておいて、作れるようになりたいな)。
ここに来ると、もちろん英語は通じるのだが、自分の身の回りのことを、トルコ語で言えるようにしたいなあと思う。でも、一人の従業員がもう一人の従業員を呼んで、それに応えた言葉は知っていたので、帰った後に、確か本でも見た表現だったなあと思って、確かめた。ネジャーティに、こんなこと言ってたよ、というと、最初はとても丁寧なのに、次の言葉が丁寧じゃない、と笑ってた。一度行ってみたら面白いよ、と言ったのだが、いつか行ったら、少しはお店の様子がわかるかも。
さて、このニューポートには何回も来ているのに、今日珍しく梨奈がお魚を見たい、と言っていた。2年前、引っ越してすぐに、デトロイトの友人が遊びに来た時に、一緒に水族館に行ったのだが、中が暗くて怖かったらしいのと、おなかが空いていたようで早く出たかったらしい。そんなもんだから、駆け足で見た。当時は3歳になる直前だったので、年齢的にそうだったのかもしれないが、水族館に入るのはまたこの次として、水族館のお土産屋さんに入った。おもちゃを見て喜んでいた。今度は水族館の中に入ってみるかな?
ネジャーティが朝出かけてしばらくして、窓を打つような大雨が降ったが、バス停に行くまでの間は雨に降られずに済んだらしい。
6月に入ってから、梨奈が朝起きて、一人で下りてくるようになった。それまでも自分で起きてきたのだったが、いつ頃からだったか、二階から私を呼ぶようになった。しかし、今月に入ってちょっとしてから、何も言わずに一人で下りてくるようになった。この心境の変化は何だろう?
最近、梨奈が人の顔を描くようになって、服は私が描いてから、手足を付け足している。この前、服を描く前に見たら、顔の横から手が伸びていた。でもそれがおかしいと気が付き、私がTシャツを描いて、手はどこにあるかな? と聞いたら、Tシャツの袖を通さずに肩から手が伸びていた。それもおかしいと気づいて笑い出し、やっと袖から出るようになった。それ以降、顔を描いた後に、私にTシャツとズボン、女の人だとスカートを描いてほしいと言ってくる。
それで、何人かの絵を描いていたのだが、一人だけ髪の毛がなく、「これは誰?」と聞くと、「ダディー」と言っていた。子供の観察力は侮れない。その後、悪いと思ったのか髪の毛を描き始めたが、そのまんま東の髪形になっていた・・・。
気がつけば、今月も半分終わってしまった。
セミの時期もほとんど終わりかなと思っていたが、ホームセンターに行った時に、飛んでいた1匹のセミをよけたにもかかわらず、私に飛んできた。どうも気によく似たものに飛ぶ、という習性があるらしい(?)。セミがまだ多い時期に、ネジャーティがバス停で待っていたら、ジーンズにすでに何匹か止まっていたらしい(私たちは木か・・・・)。
ところで、このところ、雨が多い季節とあってか、気圧が下がって眠たくなる日がたびたびあったり、夜暑い時もあり、ちょっとガス欠気味。
2004年06月14日(月) |
ショッピングモールが標的に? |
題名から物騒な話になってしまったが、最初にMSNのニュースで記事を読んだ時にはびっくりした(日本語はこちら)。
オハイオのコロンバスにあるショッピングモールでの爆破計画を立てていたようで、実際に起きなくてよかった、と思う反面、テロとは無関係そうなオハイオでそんな計画を立てていた人間がいた、というのに驚いた。
ほんの一部分の人間のせいで、イスラム国やその国の人たちの評判がまた悪くなる、とネジャーティの顔が曇る。それに一般市民を標的にしたテロで評判がまた悪くなるのに、意味をなさないというのがネジャーティの考えらしい。それに、何で罪もない一般市民も巻き込まれないといけないのか。
でも二人でちょっと話していたのは、計画がちょっと非現実的、非効率だということで、縦長に高いビルならともかく、コロンバスにある大きなショッピングモールは2階建てで横に細長く、端から端を歩くのが大変なぐらいだ。建物全部が吹っ飛ぶようにするというのはできないだろう。
でも、何だかこわいなあ。
本当は昨日の朝から首が痛くて回らない。朝起きた時には寝違えをした、という実感がなかったのだが、時間が経つにつれて、首が回らなくなったことに気がついた。
ところで、セミも少しずつ少なくなっているようで、といっても、車に物を取りに行って帰ってきたら、いつのまにか、Tシャツにセミが止まっていて、自分では気が付かなかった。昨日行った近所の人の家の近くはまだセミがたくさん鳴いている。
以前その年配の人に、青い目のセミを探した人には懸賞金がある、というのを聞いた。17年周期のセミは目が赤いのだが、フランク・シナトラのニックネームでもあったというブルーアイズではないが、子供たちが青い目のセミを探しているらしいと聞いた。
たまたまシンシナティドットコムのサイトを見ていると、3州にまたがるこの地域(トライステートと呼んでいるが)で青い目のセミが40匹見つかったらしい。1%は青い目だろうというので、シンシナティに10億匹出るといわれるセミの中に40匹見つかっても不思議ではないのだろうが(10億匹だと1000万匹が青い目なのかな?>そんなに多いの?)、懸賞金のうわさはうそらしいので、もし賞金目当てに探していた人にとっては残念なニュースだ。
今日は補習校から帰ってきた後、近所の年配の人のパティオにすだれをつけに行った。
すだれといっても、本当は室内用と思うのだが、パティオにつけていたものが古くなって(といっても何十年ともっていたらしい)、この前買いに行ったので、取り付けをネジャーティに頼んでしてもらった。
掛けるだけならすぐに済むと思ったのだが、掛けるところが微妙にずれていたりして直さないといけなかったり、やっぱりこういう時に男手と言うのはありがたい。
もし私でも、しないといけないことがあるのにできないというのは気が重いし、一日にできることというと限られてくる。年配の方も長い間気にかかっていたことらしく、一つ用事が終わっただけでもホッとされたようだ。お掃除もして、何だか楽しかった。
ネジャーティによると、大学によってはボランティアのグループがあって、一人暮らしのお年寄りのおうちに行って、いろいろお手伝いをするというのがあるらしいから、探してみようかなと思っている。
このところ雨が多い。
今日はネジャーティの研究室の教授が卒業する学生のために自宅で開く恒例のパーティーがあるようで、ネジャーティと一緒にキャンパス近くにある教授宅へ向かった。
パーティーに来ていた研究室の学生以外には、去年1年間ペンシルベニアから来ていたジョン家族もいて、ハナやデニスが大きくなっていてびっくりしたが、ジョンの奥さんも梨奈が大きくなっていてびっくりしていた。
 ジョンの奥さんが抱いてるのは研究室の学生の3ヶ月の赤ちゃん
アメリカでのパーティというと、最初の1時間は飲み物を片手におしゃべりして、その後食事をするのだが、その1時間は、ホスト側も料理を並べたりして準備の時間になっている。後で聞くと、料理自体は昨日から準備したらしく、ローストビーフやポーク、ターキーに、マカロニサラダやポテトサラダ、普通のサラダやお豆の料理とすばらしいものだった。でもおなか一杯になってもご飯類がないと何かが欠けてるように思えてしまうのは日本人のサガである。
その後も、数々のデザートがあって、これを教授の夫人が一人で準備されたというのは頭が下がるのだが、それでもパーティーのために料理するのは好きらしい。
ところで、この教授のお宅は初めて伺うのだが、このお宅も日本人形や日本の絵などがあった(別の教授もそうだった)。その一つの絵の下にローマ字で「さかいほういつ」と記されてあったが、その絵は「燕子花(カキツバタ)に鴫(シギ)図」だろう。なぜカキツバタとシギの組み合わせかというのは下をご参考に。
酒井抱一:江戸時代の姫路城主、酒井忠以の弟。「燕子花」を描いた尾形光琳の影響を受けたそうだ(といっても生きてた時代は1世紀違う)。 |
Q1.カキツバタとあやめの違い A1.カキツバタ→水湿地に咲くもの。あやめ→水がないところで(も?)咲くらしい。
Q2.シギはどういう鳥? A2.開けた湿地に生息して、目立たない灰褐色で多くは夏冬異色らしい。
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今週は昨日、おとといと出かけていて、今日は家でゆっくりしていた。それで芝生の反対側にあるアパートの一つが空になっているのに気が付いた。
その家は梨奈より一つか二つ上の男の子がいたのだが、梨奈がもう少し小さい時に怖がってか、遊びに来たのは数えるほどだった。でもそこの黒い犬(ゴーウィーだかゴーディだか呼んでいた)はよく来てて、パンをやったりしていた。
そしてその家のお父さんは日中に見かけることがたびたびあって、どんな仕事をしてるんだろう、とネジャーティと話したものだった。お母さんはアフガニスタンの人だったと思う。6世帯あるそこのアパートの2世帯にお母さんの姉妹家族が住んでいる。
芝生を隔てているので近所付き合いはほとんどなかったが、犬の姿が見られなくなったのはさみしいかな。
2004年06月09日(水) |
トレーディングスペースィズ その2(たぶん) |
アメリカのTLCの番組トレーディングスペースィズは前にも書いたことがあって、シンシナティにも3組がこの番組に参加するというのがいつだったかあった。
この番組では、近所の2軒が、お互いの家の一つの部屋を改造するといったもので、この番組が始まった頃にはとてもいい部屋になったなあと思っていた。ところが、住みやすさよりも芸術性をもたらすほうが多くなったのか、実際に住むとなると住みよいかなあと思うことがあった。
それで、住人が「きらいだ!」といった部屋の紹介がこちら。10の部屋が紹介されている。「Before(前)」「After(後)」とあって、番号の右にある矢印をクリックすると、次の部屋が見られる。
改造後の部屋でいいかなと思ったのは、おそらく2つか3つで、実際に住むとなるとちょっとすみにくいかなあと思うものが多かった。ちなみに10番目の家の持ち主は、製作会社のクルーに、その部屋の何もかも持って行ってくれ、と頼んだらしい。それで残ったのは、黒くペイントされた壁だけだった、というエピソードが書いてあった。確かに10番目の部屋は色がいただけなかった。
日本家屋だとペンキで塗る、ということはないが、欧米の家だとどんな色の壁もありなので、黒に塗られた壁って・・・と何だかおぞましい。
オハイオに長く住む近所の年配の女性から、オハイオの生活は好きかどうか、と聞かれて、一つだけ足りないものを挙げるなら、それは海から遠いことかなと思った。
海のことは折に触れ書いてるが、海まで歩いて行けるところに生まれ育ち(といっても泳ぐわけではないが)、今でも海が見えるところに実家があると、海がない生活というのがたまに不安になる。昨日の日記には静岡について触れたが、私が学生時代に住んでいた三島は盆地で海に面していなかったが、ちょっと電車で走ると、海岸線が見えたし、伊豆半島をちょくちょく回って海を見ていたので、何とかなっていた。フロリダではビーチには遠いまでも、海までは1時間もあれば行けたし、透き通るような川や淡水泉もあったので、そこも何とかなっていた。ニューハンプシャーに至っては、町が海に面していて、海岸線をよくドライブしたが、何もないニューハンプシャーで、海があることは得点としては大きかった。
前にも海は解放感があって、水がないところは息が詰まるような気がする、というようなことを書いたように思うし、日本から来た友人にも漏らしたのだが、それ以外で、海がないところでたまに不安になる、というのは、内陸に自分一人がポツンといるわけではないものの、内陸にいるというのが、どこか置いてきぼりにされているような気がしてしまうのだった。もちろん自分は運転もするし、地理的感覚もそれなりにあるから、行こうと思うところへ行けるのだが、なぜか海辺にいる方が安心な気がするのだ。
「高所恐怖症」とか「閉所恐怖症」とかあるけど、あえてつければ「海がない内陸恐怖症」となるのかな。
オハイオに来てから日本に帰ってないし、海があるところにも行っていないので、こんなに長く海を見ていないのは初めてだ。
この前の土曜日に、補習校で本を2冊借りてきた。その1冊を読んでると、静岡の話が出てきたので、興味深く読んでいた。
その本を読んでバブル崩壊前は、静岡の海岸線を利用して、ウォーターフロント計画などが持ち上がっていたことを知ったのだが、計画の段階で終わったらしい。海岸線を開発しなくても、十分美しいところがあるのが静岡だ。へたに開発すれば損なわれるものがたくさんある。その本にもあったが、静岡の保守的な部分が攻を奏したらしい。
東西にも広い静岡で結局行けた海岸というと、伊豆半島や西は静岡市辺りまで、それより西は行く機会がなかった。海から望む富士山も絶景で、伊豆半島の西では富士山が海に浮かび、三保の松原では、松並木と富士山の絶妙な風景が見られたが、富士山が近い東部に住んでいたこともあって、海と富士山の組み合わせを楽しむことができた。 よく考えたら静岡を離れて10年が過ぎていた。
2004年06月06日(日) |
2つの謎・・・今のところ |
謎 その1 デートンの高校に留学していて、今日帰国するS子ちゃんから日本の雑誌をもらった時に、これまで抱いていた謎が一つ解けた。
これまで誰かに聞いたらわかるかもと思いつつ、誰かに会うときにはすっかり忘れているぐらいのことなので、大したことではなかったのだが、梅酒のコマーシャルに出ていた女の子の名前が知りたかった。それでS子ちゃんからもらった雑誌にその子の特集が載っていて、それでやっとわかったのだった。名前は聞いたことがあったのだが、それがどの子であるのか、というのがわからず、コマーシャルはコマーシャルで、この子は誰だろうと思っていたのだった。
私だけかもしれないが、コマーシャルを見た時に、中山美穂に雰囲気が似てるなあと思いつつ、もちろん中山美穂ではないのだが、それが誰かわかってホッとした。ちなみにそれは伊東美咲です。
謎 その2 うちの家に、黄色いミニカーがある。4月にうちでプレイグループがあった時に誰かが忘れていったのだろうと思い、この前の金曜日にやっと心当たりのある男の子に聞いたのだが、違うとわかり、謎が深まる・・・。一人一人、男の子にも直接当たったが、違うということで、そのミニカーがいつからあったのか、なぜうちにあるのかもわからなくなってしまった(頭の中では渦が巻いている・・・)。
土曜日に他の人にも当たってみようかな(>ここで連絡するなって)。
2004年06月05日(土) |
寝起きの梨奈、学校へ |
補習校に梨奈を送りに行って(車の中で初めて寝てた)うちに帰ったら、ネジャーティが起きていた。二人で静かな(というところがミソ)朝食を取る。
ネジャーティがバスで学校に行った後、一人の静かな時間を過ごし、補習校に迎えに行き、帰ってきて二人で熟睡。
・・・・と土曜日はこんな感じになりそう。
ところで、MSN(アメリカ)のHPを見ていたら、レーガンの顔と「1911-2004」とあったので、亡くなったということがわかった。アメリカのニュースでは誰かが亡くなった時に、生まれた年と亡くなった年を「1911-2004」のように載せている。
ここシンシナティにも、「ロナルドレーガンハイウェイ」という幹線道路が東西に通っている。
レーガンが大統領に史上最高齢の69歳で就任したというのを聞いて、日本の首相ならこの年齢でもありそうだが、アメリカの大統領は若いんだなあと思った。
おわり。
2004年06月04日(金) |
久しぶりのプレイグループ |
今日は3週間ぶりのプレイグループで、毎週補習校でみなさんに会えるものの、なんか久しぶり~という待ち遠しい気分だった。
今日伺ったお宅周辺ではセミを見かけずびっくりした。うちの方はシンシナティでも少し西なのだが、西の方はセミがよく飛んでいるらしい。アパートから駐車場までたった何メートルの距離でも、最近ではかさをさして歩いている。木から急降下したり、芝生や地面にいるセミが急に飛んだりするので、昼間はかさは必要だ。セミよけグッズを考えたら売れるかも、と思っていたが、あるお店ではそのサンプルかが飾られていたそうな。
お庭で子供たちがビニールプールで遊ぶことができて、梨奈もお友達に水を向けたりしたが、楽しそうだった。お母さん方も外でくつろぎ、屋外というのもなかなかいい。
話はやはり日本での事件に及んで、子供を抱える親としては心配すればキリがないが、自分ももし子供が加害者や被害者に巻き込まれたら、と考える親の一人だ。そういう意味では何はともあれ、健康なこと、みんなと仲良くすること、まっすぐに育ってほしいこと、という(たぶん他にもあるだろうけど)最小限の願いでもかなってくれたらと思う。
先月PBSというチャンネルをつけていたら、6月初めの満月は上がってからも大きいということを言っていて、見てみようと思っていた。
それがちゃんとカレンダーを見ていなくて、昨日見た時に、上がりたての月が大きかったし、てっきり昨日が満月だと思い込んでしまった。しかし、今日もネジャーティと外に出て月を眺めていて、結局は満月を見た。
双眼鏡を手にしたが、しっかり持つというのは案外難しいもので、ちゃんと持っているはずなのに、手がぶれている(決して病気ではない・・・)。
その後、どうも私がセミを家に持ち込んだらしく、発見した時はひぇ~となった(ネジャーティが外へ逃がす)。
毎月初めの水曜日の正午にサイレンが鳴るのだが、この前の日曜日だったか、深夜の12時に近くに突然サイレンが鳴り出した。そういえばちょうど買い物から帰る時に、ネジャーティが校区になっている小学校近くにあるスピーカーを見て、ここからサイレンが鳴るんだよね、というようなことを話していたのだが、その日にサイレンが鳴るなんてタイミングがよすぎる。
別に雨も降っていなかったので何だろうとテレビをつけると、ななめに伸びている帯状の雲がインディアナからどんどん東に流れていて、あと30分ぐらいで雷雨がある、というものだった。ネジャーティに電話をしたら、ここは建物の中だから大丈夫だけど(>そりゃあんたは地下室の研究室にいるねんから)、すぐ帰るね、といって、すぐ帰ってきた(そうでなければ、車を持っていかれた私と梨奈はおいてきぼりになって何かあった時に困る)。
結局この辺は雨もそれほど激しくなく、雲もさっと東に流れて大丈夫だったのだが、かえってダウンタウンや大学辺りが激しかったらしい。竜巻警報も出たのだが、竜巻も起こらなくてよかった。
この2年間で、サイレンが鳴ったのは2回だが、なぜか2回とも深夜だった。
近所の人のお誘いで日本食を食べに行った。いつもお寿司ばかり食べているのは芸がないように思えて、今日は他の物にしてみた。
シンシナティの日本食は総じて高いかな、とニューハンプシャーのポーツマスの日本食のお店と比較してしまうのだった。当時同じアパート群に住んでいたトルコ人やその友達のトルコ人も、そこのお店でよくお寿司のテイクアウトをしていたが、ランチでお寿司の多い方を頼んでも11ドル、ランチボックスでも7~8ドルだったもんなあと、なぜか懐かしく思うのだった。
最近は涼しい日が多くて、ニューハンプシャーの涼しい爽やかな夏を思い起こした。
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