ムーミン谷のパパ
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父が脳梗塞で入院した11月15日から毎日の生活が一変した。
病魔は突然に襲い掛かり、それは誰にでも起こり得ること。
軽症だったものの右手・右足に麻痺が残り、付き添いが必要な状態。
前日まで庭いじりをし、グラウンドゴルフを楽しみ、パソコンに夢中になっていた父。
器用だった手先が自由に動かず、母の前で「悔しい…」と泣いたそうだ。
母は平日電車とバスで一時間掛けて病院へ通う。
休日は私が交替する。
これからが正念場だ。
『象の背中』を読んだ。
それぞれの立場での想いを考えさせられた。
読み終えた次の日、
父が脳梗塞で倒れた。
私は強くない…。
性分が合わない
馬が合わない
そりが合わない
そういう人には厚いバリアを張ってしまう。
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