2002年05月31日(金)
 『タイミング 〜Timing〜』 ブラック・ビスケッツ (開幕☆フランス×セネガル)

チケット騒動にやきもきしながらも、ワールドカップがいよいよ開幕☆
デパ地下でお惣菜とワインを買ってきて、ささやかなお祝いをしながらの観戦。

今日は相棒のしゅうさんが、このワールドカップ開幕にタイミングを合わせ
十数年勤務した会社を退社した日でもあるのだ!
長い間本当にお疲れさまでした。


さて試合!
この結果は、そう予想外のことでもなかったよ。いやマジで。

セネガルの選手はほとんどがフランスリーグにいるとのことで
私たちの代表は10月にランスで対戦する機会があった。
いいチームらしいという噂は目に耳にしていたけれど、
実際対戦してみるまで実際にはよく知らないチーム・・・
それがまあ深夜にテレビの前で、それは驚いた。

それまでのアフリカのイメージを覆す見事な組織プレー、
そこにあの運動能力が合わさっているのだ。

失点にがっかりしながら、画面の中ですごい勢いでグルグルグルグル
回る(いったい何回転したんだろう。。。)敵選手を
あぜん、ぼーぜんと眺めていた。
プレーにもそうだけど、そのグルグル姿は私の想像の範疇を超えていたので、
思考能力も止まってしまっていたような気がする。

いい時のナイジェリアやカメルーンを観たらうはうはしてしまう私、
彼らのプレーはとっても自由度が高い感じがして、
そこがまた魅力だったりするんだけど、同時に欠点でもあったはず。

それをあんなにきちんとされたらかなわんっ。
うー。。。もう対戦したくないよーーー。


あの時からセネガルにはすごい可能性を感じていたし、
逆に、今回のフランスは用意万端な状態ではなかった。
オープニングマッチは荒れるとよく言うしね・・・

フランスは長い間、文句の付けようもなく王者だった。
ジダンという絶対の存在がいて、常に彼を中心にしたチーム作りをしてきた。
多分、それが長すぎたんだと思う。

韓国戦でのジダンの負傷は本当に不幸なことだった。
でも「彼が出れないかも知れない」となった時に
ではどうするのか?という問いの答えは、
「彼の場所に彼以外の選手を置く」の、一通りしかなかった。

結局、長い間それ以外の戦い方をしてこなかったツケ・・・
チームが強かったことと、あまりにもジダンが絶対過ぎたせいで
それを試すタイミングさえなかったことが、
本番での敗因だったんじゃないかなーと私は思う。

せめてピレス(観たかったよ〜)がコケた時点で
考えておかなければいけなかったんじゃないかなぁ・・・
たとえジダンがどんなにデリケートな選手であったとしてもね
うまいこと言ってなんとかごまかしてさ〜(苦笑)

ジョルカエフにジダンの代わりが務まるハズないじゃん(爆)


さて、実は基本的にジャイアントキリングがだーいスキな私、
波乱の幕開けにウキウキワクワクはよりいっそう高まっておりました。

いよいよ明日は、日本でもワールドカップの開幕!
朝になったら、新幹線に乗って新潟だ〜♪

と、スポーツニュースのハシゴをしながら旅支度をして
最後はワールドカップジャーナルの残り30分くらいをみて就寝。
期間中、毎日こんな酔っ払いの与太サッカー談義みたいな番組やるんだ?
楽しそう(笑)


2002年05月30日(木)
 『Return to myself』 浜田麻里 (ワールドカップの準備)

しばらくお仕事おっしまいっ!明日にはサッカー三昧の日々突入、うれしーっ。
学生やめたら、一ヶ月丸々のバケーションなんて、そうないもんね。
・・・4年ぶりだわ(爆)

働くのは決して嫌いじゃないけれど、今の仕事が本当に自分に向いていて
やりたいことなのかと問われれば、否。
がまんが苦手な私が、じゃあなんでがんばれたのかといえば、
ただただ『だって、ワールドカップなんだもんっ!!!』に、尽きるのです。
先のことは後で考えよう(苦笑)そんな無計画さも、私らしいといえば、らしいのだし。
お疲れさまでしたーーーっ!!!

初陣の日本での開幕戦は、両チーム緑が基調なので、ここのところ緑色のTシャツ
を探していたのですが、本日、半袖の真緑の薄手パーカー(\750(笑))をGET☆
先日予告したネイルカラーも本当に買ってきました。

明後日は右手がカメルーン国旗イメージで、左手にはクローバー柄を計画中。
だって、どっちのサポーターでもないけど、どっちも好きで楽しみなんだもん。

あぁ、いよいよ眠って起きたらオープニングマッチなんだわ。
でもなんか、現実感ないなぁ(苦笑)


2002年05月29日(水)
 『Ready or not』 FEEL SO BAD (ワールドカップの準備)

宿泊先の予約確認と、大阪→新潟の指定席確保。

みどりの窓口で時刻表をみていて「雷鳥」は聞いたことあったけれど
「サンダーバード」号(そのままの訳だなぁ)もあることを知りました。
サンダーバードに乗るんだ!と思うと、ちょっとうれしい(笑)
今回の旅は他の移動は全部リハ済(過去に使ったことがある)なので、
ここ、とっても楽しみなのだ。

そのみどりの窓口で売っていた3千円のイオカードの絵柄は横浜国際で、
2002と入っていたのでつい買ってしまう私。(神奈川県限定販売かも)
昨日買ったパスネットは『Welcome to Japan!』で、英語でパスネットの説明
って柄だったし、身近なところにワールドカップが溢れていてうきうきな毎日です。
そういえば、観戦者用の新幹線切符にも英語のガイドラインがついてたよー。

海外からのお客様を迎える用意も目にみえてきてるというのに、チケットは・・・。


2002年05月28日(火)
 『懲りない私』 瀬川瑛子 (日記)

本日、開幕戦の新幹線切符購入♪

開幕直後の試合の分は届いていることもあって、
基本的にはのんびり構えていた私たちですが、さすがに

「DHLでの発送は今日、日本に着いたもので最後」

なんて聞くと、あせるよーーー。
だいたいなんでこっちからせっつかなあかんねん。
約束より遅れる時点で連絡寄越すのがスジだろ〜!?

あぁぁ、つい最近「アミーゴ達が日本を嫌いになったりしませんように」なんて
書いていた私ですが、それより先にこっちがメヒコ嫌いになりそうな勢いです(爆

コカコーラ社製品は飲み飽きたぁと方々で言って歩いてるのですが、この数日は
またもコーラ社製品を購入するはめに。おねえちゃん、おまけに弱いのよねぇ。。。

茶宝の開幕記念小皿は、集める価値なし(きっぱり)。
らぶぼはネイルシール、これはたくさん集めたらそのチーム観に行く時いいかも〜
なんて思いきやひっじょーにシンプルな柄(前述の茶宝のとデザインは一緒)
なもので・・・マニキュアで描けるわ・・・いいな、いっそやろうかな(イメージ中)
で、これも集める価値はなし。ところがコークとまろ茶に付いてるのはトレカ!
しかも、れっきとしたPANINI製(セリエのカード作ってるトコ)の
ワールドカップカードじゃんっ!

実はうちのニッポン、趣味はカード集め。あぁぁ、またまろ茶の日々か〜。
ちなみに1袋目は開けるなり目に飛び込む海坊主もといベーロン、
重なってたもう1枚は金髪坊主のダリオ・シルバ。
うわ、こえー・・・と思いつつベーロンは通しナンバーの「1」だから、
これが一発目って幸先いいのかも♪


2002年05月27日(月)
 『ラブリー』 小沢健二 (日記)

開幕間近、アクセス面で色々動かなきゃいけない中、
今日はふたりともお仕事はおやすみにしておにいちゃんの引越しをやってました。
築10年の物件だったのであちこちにガタがきており
大家さんを呼んで一騒動なんて一幕もありつつ、無事移転。
片付けやら何やら残ってるけど、今月中に落ち着ける状況になってよかった☆
開幕しちゃったら引越しどころじゃないもの。

夜のスポーツニュースで各テストマッチの状況をみて思ったこと。
中津江村のあれは、ほほえましい。でもでも、宮城のあれはずるいよぉ。
おねえちゃんは大の着ぐるみ好きでアルゼンチンびいきなのだ。
アルゼンチンの選手とがちゃぴんと一緒に遊べるなんて、ずるいっ。
私も混ざりたいよーーー。

・・・三瓶ちゃんが日本×ロシアを観れるのも、ずるい。そのクイズやらせろ。


2002年05月24日(金)
 『WITH OR WITHOUT YOU』 U2 (俊輔落選について・・・かな?)

今日はワールドカップ記念切手の発売日で、しっかり郵便局にいってゲットしてきました。
通販(?)で各地版も買えるけど、台紙部分のデザインが違うだけみたいだから、
全国版だけでいいや。コレクターではないので長野五輪のなんかも見事に
使っちゃったんだけど、さすがにコレは取っておこうかな。

明日は、わが代表の本番前、最後のテストマッチ。

私は今、どこにいても何をしていても「あぁもう一週間だぁ」と浮かれている状態なので、
あちこちでサッカーの話を振られ、ようやく一部の熱狂的ファンだけのものじゃなく、
一般的な話題になったんだなぁと。
ま、主に代表選出ネタとカメルーン+中津江村のことなんだけどね(笑)

代表選出についての私見は掲示板に書いた通りで私は納得してるんだけど、
世の中納得いかないひとも多いみたい。特にうちの職場は神奈川なんで、
俊坊びいきがやっぱり多い。選出理由について明かさない監督なんて珍しくないし、
小笠原と被ったから外れた訳ではないだろうなんて話は、言い飽きてしまった。。。
多分、今までのテストマッチをみてきた上で今回の選出に納得のいかないひとは、
誰が何を言おうと納得しやしないんだろうな。

これは俊輔や俊輔のサポーターの悪口という訳じゃなくて、たまたま私の周囲に
存在するひとの話だってことを踏まえた上で読んで欲しいんだけど・・・
「俊輔がいないから、代表を応援するかどうかはその時になってみなきゃ判らない」
ってなことを言ったひとが複数名いるの。代表から落ちたのは俊輔だけじゃないんだけど、
こんなこと言われたの、俊輔びいきなひとからだけなのよ。なんでなんだろう?
俊輔が好きなんであって、日本代表やサッカーが好きな訳ではないのかな?
なんだか悲しい・・・。

内部分裂なんて言い方は大げさだけど、やっぱりホームスタジアムはね、
マイチームの勝利の為に共に闘おうという気持ちを持ったひとで
いっぱいになって欲しいの。
ただでさえ、いつも観にきてるひとが入手できてないってのに。。。

好きな選手が落ちたらそりゃーがっかりするだろうけど、
中村ほどの技術を持ってしても、怪我上がりだったりバランスを考慮したら、
時には他の選手が選ばれるだなんて選手層の厚さの表れで、
日本代表を応援している私にしてみればなんと頼もしい!ってなもんだ。
私は、全員嫌いな選手だったとしても日本代表を応援するしね。
代表に呼ばれる選手には、選ばれたなりの何かがあるだろうし、
「私たち」の代表なんだもん。

「名波が私の標準値」と言う友人がいる。
代表が発表された時、さぞ落ち込んでるだろうなと思ったけれど、
彼女はがっかりしつつもしっかり「ニッポン応援モード」で、
割と冷めてる私の「でもまだ本番まで間があるし、可能性はない訳じゃないよ?」
という発言にも即答で「誰にも怪我して欲しくなんかないっ!」

私はね、好きな選手が落ちちゃったからって監督を批判したり、
応援しないかもなんて言い出すより(状況によっては監督批判ってすごく大事だけどさ)
それでも私はサッカーが、日本代表が好きなんだって言う彼女の方が圧倒的に好き。

仕上がり具合や選手の選考・交代、フォーメーション。
試合を観ながら連れとあーだかーだ言って、
先日のナイジェリア×横浜FM戦同様、私は明日も開催国である喜びを感じながら
テストマッチを楽しむだろう。
そして精一杯の拍手を送るのだ。「私たちがついてるよ」と彼らに伝えるために。
どうか、ひとりの怪我もなくいい調整ができますように。


2002年05月23日(木)
 『Ready Steady Go』 宮原学 (リニューアル)

調査関係はあまり進まなかったけれど、やっと念願の「ワールドカップ特別版」
トップページができました!
さぁ、という時にばいおくんがぶっ壊れ、一時はどうなることかと思いましたが
これでなんとか、本番が始まってもなるべくすぐに観戦「日記」をあげることができそうです。
しかしこの日程をみて、みんなどう思うんだろう。。。「バカだなぁ」ですかね、やっぱり。


2002年05月22日(水)
 『FLY LIKE AN EAGLE』 STEVE MILLER (ナイジェリア×横浜F・マリノス)

ナイジェリア 2−2 横浜F・マリノス(前半1−2 観衆:15,320人)
 得点:【ナ】オグベチェ(36、46)【横M】坂田(34)奥(44)


仕事を5時ぴったりに終えて、いそいそと平塚へ。
日程やチケット確保の難しさから、本番では観れない可能性の高い
ナイジェリア、絶対、この目で観ておきたかったんだ。

おにいちゃんは引越しの荷造りで忙しそうだったし、
横浜FM好きの友達にもふられちゃったので、この日はひとり観戦。
会場は、過去にもう何度も足を運んでいた平塚競技場。
選手は、すぐ目の前だ。
あんな小さなスタジアムで、お気に入りのチームのひとつである
ナイジェリアが観れるんだ〜・・・(うっとり)

自国リーグのチームが世界の強豪と戦う。
いつもの、あのスタジアムで戦う。
練習試合といっても、本番前の大切な調整の場。

ナイジェリアのキャンプ地である平塚駅に到着すれば、
そこは緑と白の横断幕でキャンプ地であることをアピールしていたし、
簡易ブースが作られていて、地元のボランティアらしきひとが
競技場へのアクセスを案内し、キャンプ期間に合わせたナイジェリア関係の
イベントのチラシやタウン案内を配布していて、

毎日メディアのキャンプ地情報をみていたけれど
実際にキャンプ地に訪れたのは初めてだった私は駅から大はしゃぎで
自国開催の幸せと喜びを噛み締めていた。

いつもは乗り場に行けば乗れるバスには、長い乗車待ちの列。
競技場のある公園内では、チケット譲ってくださいのボードを掲げるひと。

いよいよだ。みんな待ってたんだ。
めいっぱいのわくわくを抱えて、私は競技場へ向かって走り出した。
私の、4年に一度の長旅が、ワールドカップが始まった!


と・・・いやー・・・やけにかっこよく書いてますけどね、
うかれてて走り出したい心境だったのも本当なんだけど、
実際にはバス待ちと夕方の渋滞で、開始ギリギリだったのだ、ははは。
ほぼ満員のバックスタンド中央部に無理やり一席探し出し、
席に着くなりキックオフってな状態。
走らなきゃアウトだったよ(笑)

最初に目に飛び込んできたのは、鮮やかな、グリーン。
ナイジェリアの新ユニは産まれたてのカマキリ色だった・・・。

うげーーー
変っ変っ!絶対変ーーー!!!背番号みにくいしー!

てなことを思いつつ、両チームのメンバーを確認して、
その後は、始終ニコニコだった。
来日したての調整不足?という感じではあったものの
この試合そのものが調整な訳で流し気味のナイジェリアに
一泡吹かせようとがんばるマリノス、ってな試合展開。

俊輔は怪我を押して出るまでもないって試合なんだろうけどさ、
ねーさん的にはこう、最終メンバーに残れない悔しさなんかを
いい方に転化して、やってやるぜってとこをみせて欲しい訳さ。
そんな意味でも、おっくんはいいねぇ。いい選手を補強したね。
FK、ごちそう様でした。
(あ、もちろん波戸も偉い、がんばってた。)

ナイジェリア、さすが世界の強豪と思わせる場面は随所にチラホラ
ありつつも、まぁスパーリングだからなぁ。。。
大好きなオコチャはでなかったし、カヌは何にもしてないし(苦笑)
って中で、初見の9番オグベチェはいい!!!速い速い!!!
こちらもまた見事なFK、ごちそう様でした。
17歳なんだってよー!いや末恐ろしい。。。

こういう試合って、いわゆる主力よりも、当落線上の選手の方が
アピールしようって気持ちがあるから、いいものみせてくれるんだよね。

私が生で観て、生涯で一番テレビの中の映像と目の前の現実が
こんなに違うものかと驚いた98年のあの日から、
ナイジェリアはお気に入りのチームのひとつ。
頭では判っていた筈の身体能力の高さやあのスピードを目の当たりにして
(五輪では日本とも対戦してるし、凄いってことは判っていたのよ、うん)
スペインを観に行ったハズの私は「すげーすげー」「楽しい〜!!!」と
ひとつひとつのプレーに笑いが止まらない状態で、すっかりファンになってしまった。

オグベチェのプレーに観客がどよめき、すげー・はえー・うめー・
足が伸びるよなどのコメントを出すたびに、自身一度通った道であり
あの時のショックがまざまざと私の中によみがえってくるもので

「そうだろう、そうだろう」
「私も驚いたよ、ほんとに」
そして
「彼ひとりじゃない。本気のナイジェリアはこんなもんじゃないよー!」

などと、ひとり勝手に心の中で相槌を打ち、うなずきかけていたのでした。
少しでもSUPER EAGLESの片鱗を平塚のみなさんに観て頂けてよかった、
なんて気持ちになってみたりして(笑)

とっても楽しかったから、試合後もニコニコ。
スタンドを離れ、一服して帰ろうと試合を振り返りつつ
ぼんやりタバコを吸っていると、壁に大判用紙が貼ってあるのを発見。
気がつけば地元小中学生たちが書いたナイジェリアへの壮行メッセージが
そこかしこに掲げられていて、出口まで眺めながら進む。

女の子はやっぱり優勝してください、とか、がんばってください、
なんて言葉が多くて、何書いたらいいか困ったんだろうな〜。
中学生のサッカーやってる風の男の子たちは各選手宛メッセージも
多くて、オリセーのロングシュートはかなり印象的だったんだなぁ。
一番人気はやっぱカヌーだな。
なんて思いながら次へ進んだら、急に字が大きく稚拙になり
なんたら小学校の低学年のものに切り替わる。
目に飛び込むのは、大きくくっきりはっきり書かれた


「日本一」


どんなにナイジェリアががんばっても、日本一は無理だと思います。はい。



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