「This is it」
レデイスデーに観てきて、「すっごく良かった!!」と長女にすすめました。
長女も観に行って
「最高だった!」と三女にすすめました。
三女はあいにく高校のテスト中で、
今日、テスト終了後、友人と映画館まで全速力で走り
観てきました。
なにしろ今日が最終日ですから。
「すっごく良かった!!」と大絶賛です。
世代を超えて感動させてくれるスーパースターに
心からありがとう、と言いたい。
数日前 誕生日でした。 長女の買ってきてくれたケーキは ろうそくの数が一本足りませんでした。 許しましょう。
遠くにいる次女からも焼き菓子が届きました。
ゆうべ、コンビニで私の漫画の載った雑誌の ちょうど私のページを立ち読みして下さってる方がいました。 ありがとうございます。
なんのへんてつもない田園風景、と思われるかも知れません。 でも ここね 12世紀からこのまんま ずっと変わらない「荘園」なんです。 「荘園」って 日本史で習ったでしょう。 藤原氏の荘園で、のちに中尊寺のお坊さんたちの食材処と なりました。 中世日本の田園風景がそのまま残っているんです。 世界遺産に申請中です。
「骨寺村荘園」
この梵鐘も当時からのもの、 第2次世界大戦の時、軍部の鉄、鉛供出命令にさからって 村人が田圃に埋めて守ったのだそうです。
日本の12世紀の風景、ご堪能下さい。
遠くには 「栗駒山」。
前記の秘湯の近くです。
岩手、宮城、秋田の3県の県境近くです。
携帯電話は「圏外」です。
岩手宮城内陸大地震で 「祭畤(まつるべ)大橋」 が崩落したのは昨年2008年6月のこと。 こんな内陸部でこんな大規模の地震が起きるのは珍しいのだそうです。
災害から復興して、一軒宿の温泉旅館もやっと復興できました。
露天がまだ無理のようですが、アツアツのお風呂で暖まってきました。 この橋は、復興の記念碑として残すそうです。
一関ICから 国道342号線を西に約40分。
2009年11月18日(水) |
たぶん庭の最後のバラ |
「ハッピーチャイルド」頑張るねえ。 4日前 中央公民館の紅葉のライトアップを見に行きました。 昨日はみぞれで 犬の散歩が、とってもさむかった・・・。 夜にスイーツを作ろうと頑張ったのですが カラメルソースを作ろうとしたのに なぜか出来たのは 「べっこう飴」。
この人形は 実家の母が私の娘達に作ってくれた物です。 三姉妹のために、三体も作ってくれました。 一体は娘達が遊びすぎてボロボロになり、修理のため 実家にあります。
久々に出して 居間の棚に飾っておきました。 母が遊びに来たらさぞや喜ぶかと思ったからです。
日曜日、M市から遊びに来た母は それを見つけて、こう言いました。
「あら、このお人形は誰が作ったの??」
最初は母特有の「照れ」かと思ったのです。 でも、何度も、訊ねます。目が本気でした。
私 「何、言ってんの、おかあさんが作ったんでしょ」 母 「いや、私ではない、私は作った覚えがない、絶対違う 顔の表情が違う、この顔の綿の入れ加減も違う、絶対わたしではない」
大変な押し問答になってしまいました。
長女三女呼んで、遠くの大学の次女にまで写メを送ったり ちょっと大騒ぎになりました。
夜になって帰宅した母に電話してみたら 実家に一体残った人形と 顔も綿の固さも同じだったそうで、母は、自分が作ったと 納得したようです。
あんなに人形作りに入れ込んで、次から次へ作って喜ばせてくれたのに・・・
母は74歳、超元気者で、弟運転のドライブが大好き、 暇なときは地図を眺めている、という人間です。
「いつかトシをとって、全部忘れてしまったらどうしよう」と 母は 言うけれど 「すべてを忘れてしまったら、その時はもう本人は悩む必要はないんだよー」 と言って 笑い飛ばしました。
笑い飛ばすしかありませんね。
「桃香」とってもいい香り。 毎日くんくんふがふが、幸せ〜。
11月6日の 蕾の状態
知り合いのアレンジメントの先生が、 結婚式場の花材のバラが イメージに合う花がないと うちまでバラを探してやって来られまして。 この「桃香」嬢、他を切って行かれました。
結婚式場で使われた我が家のバラたち。 さながら「花嫁の母」気分ですね。
アレンジメントの先生のブログもご覧下さい↓
A先生のブログ
元気な「グレンドーラ」 庭の冬支度をはじめました。もうすぐバラも見納めです。
夫は ビルメンテナンスの会社に勤めています。 毎年 今時期は、清掃チームが午前3時に集合して 商店街のアーケードの屋根の清掃をします。
夜明け前の歓楽街ですから、酔っぱらいの騒ぎがあり パトカーがきたり、24時間密着の番組さながら・・
ふと 夫は、歩道脇に落ちている花束を見つけました。 紫のリボンがついて、きれいにラッピングされていました。 「パーティのあと 花束を落とした人が?でもなんでこんなに 花びらが全部痛んでるんだろう?」 夫は不思議に思い、もったいない、と家まで持ち帰ってきました。
それを見て、私は以前、出版社の編集さんに聞いた話を思い出しました。 よっぱらいが目当てのホステスさんに送った花束を、ホステスさんは 近くの花屋に安値で引き取ってもらう・・ それを花屋はまた店に並べる・・。 六本木などではフツウだそうで、盛岡でも同じように 花束のリサイクルがあるのでしょうか。
花びらはどれもこれだいぶ痛んでしました。 ガーベラ、アルストロメリア、カスミソウ、そしてスプレーバラ。 庭の花と違って、花やさん用に作られる花々は人工のようで 造花に近い気がします。
誰かが誰かに送り、それをまた誰かが買って別の誰かに送られ、 何度も店の騒ぎを盛り上げた花々は 最後に道ばたにポイ、と捨てられたのでしょうか。
我が家のバラを足して、飾ってみました。
夫が 大きなブナを見に行こう!と言うので 軽い気持ちでつきあったら・・・
山登りでした。
賢治も良く登ったという盛岡の南西にある小高い山 「南昌山」です。
岩鐘のきわだちくらき 肩に来て 夕の雲は銀の挨拶
宮澤賢治
階段が急で 7合目付近で根を上げて 引き返しました。 普段 足腰鍛えてないから無理。
カラマツの黄葉
あとから振り返るとこんな山 後ろの山です。無理だっちゅうの!!
標高は848メートルだけど 急な階段で有名らしいです。
夫は 山歩きにはまって 最近では 岩手山やら姫神山やら あちこち 登ってるから ちょろいもんでしょうが 私は 無理ですなあ、 もっと鍛えてから出直しますわ。
高校生の若い力作がいっぱいでした。
入賞祝いです。 レストランでのデザート付きは 三女だけ。 それを長女と私とで脇から つまみぐいしました。
2009年11月07日(土) |
岩手の小径、安比高原のブナ林 |
一昨日 雨のすきをついて 安比高原の「ブナの二次林」を散策してきました。
ネイチャーガイドの石坂さんに説明していただきながらの 散策は素晴らしかった。
二次林とは、ブナの実が落ちて育った若いブナで構成された林です。 ブナの実は毎年結実しませんから、実ができてそれがここまで育つのは大変なことです。
かつてここで牛馬が放林されて、ブナの生長を阻むササを食べてくれた。 そして、炭焼きが行われていたので、適度な木の間引きがあり、空間が開け 日光が行き渡った。 奇跡のように出来上がったブナ林、青森県八甲田にも同様の2次林があります。
この若い木、これでも樹齢70年〜80年。 直径は約30センチ。この木一本に田圃の一枚分の水が蓄えられるそうです。
この林は どんなに大雨が降っても、たちまちブナが吸い込んでしまう。 地面を水が流れることがほとんどないそうです。
クマの爪痕。 これは実を食べて降りて来たときの爪痕だそうです。 ブナの実はクマの大好物。とても美味しいのだって。
5年から7年に一度、ブナの実の大豊作があります。 クマもリスも鳥たちも 森の動物たちの喜ぶ姿が目に浮かぶようです。
偉大な森の母、ブナの母樹。
「ヨーロッパも北アメリカにも ブナの二次林はできなかった。 こんなに美しい里山が残されている先進国は、日本だけ」だそうです。
↑先月 東北大学教授、中静 透先生に直接聞いたお話です。
先生のご著書
2009年11月06日(金) |
盛岡の小径、いろいろ |
カラマツの並木道。 私の写真の腕で、この道の美しさが撮れません。 東北農業試験場の緑が後ろに広がる広大な景観です。
家の近くの通り。 「アメリカフウ」の紅葉も終盤です。 寒さで凍えていますね。
材木町のモニュメント 4月から11月まで毎週土曜日に 市がたち、観光客も多く賑わいます。 頑固な地権者数人が通りのリニューアルに反対し その地権者をよけて蛇行した道になったら 逆に 人が集まった商店街です。
材木町の奥にひっそりと 宮澤賢治「注文の多い料理店」発行の地の碑です。 ここは元は印刷所「光原社」でした。 今は 良質な手仕事のおしゃれな土産物店です。
「光原社」の喫茶店。
右側が喫茶店の内部。 脇に井戸あり、なぜか巨大な甕あり。 コーヒーが美味しいので有名です。 盛岡においでの際は ここ材木町の散策をオススメいたします。 駅からすぐです。
岩手大学構内に保存されている 旧盛岡高等農林学校の校舎
その内部
回りの木々 これは6月の樹木巡りの時の画像なので、紅葉してません。 手前は「ユリノキ」とても美しい花の咲く木です。 ヨーロッパの街路樹に多いそうです。 工学部のところのユリノキの紅葉 「ユリノキ」は和名は「袢纏木」 葉の形が職人さんの着る「袢纏(はんてん)」のようだから。
今日も健気に咲くバラ 我が家の「チャールズ・ウオーカー・ミニョネット」 気温が低くなったので ふちが赤くなってさらに愛しい。 まだまだバラは頑張ってます。
今日は 県の高校美術展で三女の油絵が特賞でした。 娘三人、美術部で、特賞をいただいたのは初めてです。 あんまり嬉しいので日記に書いてしまいますね。
岩手大学の裏門です。 この辺は桜も見事。
きれいなイチョウの黄葉にひかれて進むと・・・
「旧盛岡高等農林学校」正門です。 岩手大学の前身、宮澤賢治が入学した高等農林学校です。 賢治はここに立って、この門に触り、 何の石でできてるか確かめたことでしょう。
岩手山に雪!! 手前の黒い雲は 正真正銘の「雪雲」です。
それでも咲いてる今日のバラ「コンスタンフィン」
2009年11月02日(月) |
盛岡を紹介しましょうか |
「盛岡城趾公園」 もともとは「岩手公園」という名前で 宮澤賢治の文章にもよく登場します。 なんでか知りませんが、名称が変わりました。
ここのお城は「不来方城(こずかた城)」とも呼ばれます。 啄木が詠ったのはここです。
「不来方のお城の草に寝ころびて空に吸われし十五の心 」
こんなすごいヒマラヤ杉のある通りもあります。 これを市が伐採するというので またもめています。 ここは 県立図書館があった場所で、図書館は移転して 博物館が できるようです。
と、このように岩手近辺は大木、巨木が多い。 岩手大学構内「樹木巡り」というイベントもあります。 日本でも珍しい古い巨木、大木の多い大学構内です。 ボランティアの方々に説明してもらって回り楽しかったです。 賢治が愛した巨木「ギンドロの木」(ポプラ・アルバ)もそのまんまあります。
中津川の川沿いにこんな喫茶店もあります。 木に覆われて、イイ感じです。ランチは500円なり。 外の椅子に座って川を見ながらいただくこともできます。 場所と名前はここには書きませんが 有名なお店です。
こちらは オープンガーデンをしてらっしゃる 岩手県奥州市のKさん宅。
裏庭もご自宅の持ち物です。 そのまま京都の庭園のような・・・
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