CORKSCREW Diaries(米国編) |
職場の仲間とも今日でお別れ。 何だか寂しい・・・と言ってられないぐらいに仕事は残ってるのです。うげえ。 ってかこんなことなら土日にちょこっとでも出勤して、 身辺整理(なんかやな四文字熟語だね)をしておけば良かったんだってば! まあなんとか職場のパソコンのパスワードやクッキーも外しておきました。 エンピツ日記を誰かが勝手に書くって事はないはずです。 いや、今までの訳分からん日記は実は他の誰かが書いていたんです。 僕じゃないんです! 信じて下さい。 と言っても無理か・・・ ま、寂しいのは本当です。 だから「同僚」じゃなくて、「仲間」なんてコトバを使ってるんです。 今年に入ってからは本当にそうだったな。 仲間なんですよ。 だから寂しい。 1年前とか半年前だったらそんなこと思わなかったはず。 で、そうやってあんまり今の職場を出たいとか思わなかった人に限って、 異動させられんですよねえ、そんなもんです。 ま、行き先に文句は全く無いのですけど。 でも患者さんの喧騒って、確かに煩いし鬱陶しかったのですけど、 自分自身客商売苦手な方でなかったのでそれ程苦でも無かったですね。 一般事務になって時間の流れが止まるほうがよっぽど怖いかも。 人間関係リセットも辛いなあ。 やっぱり職場に馴染むには時間かかりますからね。 現在の人間関係も6・7月頃からやっと馴染んできたんですもの。 「ここは気を遣わなくても大丈夫だよ。」 って言ってくれたけど、 遣わない訳ありません。そりゃあそうです。 基本的に折り目正しい好青年? ですから。 やっぱりとても緊張します。 TOEICで高得点を取って日本語教師の資格を取って、 こんな業界オサラバしてアイスランドに住むんじゃ! と言う野望をうちに秘めているなんて事は内緒ですよ。 なんて適当な事を書いてるけど、 やっぱり懐かしく思うんだろうなあ。 |
全くもって無為に休日を過ごした。いかんいかん。 とは言え今日はまだTOEIC受けに行っただけマシと言うものだろう。 ・・・全く勉強してなかったけど。 全く勉強してなかったからかどうかは知らないが、 出来としてはなかなかひどいものである、たぶん。 まあまあこれから頑張ればいいって事で。 しかしなんだね、二時間試験受けるって言うのも大変かも知んない。 集中力続かねえよ、それが一番の問題かも知んない。 ま、試験会場は久しぶりに行ったうちの母校でありました。 すげえ近所に住んでる割には行ってねえ。 図書館に入れるカード作ったくせに行ってねえ。 未来のくるりやママスタジヲを探そうかと思ったがだるいのでやめ。 家に帰ってから部屋の片付けを今日こそは敢行しようと思ったが、 とても面白いサッカーコラム日記を見つけてしまったので、 ついつい夢中になって読んでしまった。 ちなみにGoogleで検索したのよコレ、 「空を飛ばないオランダ人」でヒット。 最近すっかりまたサッカー熱が再燃してるのよ俺。 まあ昨今のネットって何でもありよね。 Googleで文字たたき込みゃほとんどの情報得られるんだから。 なんて言ってるうちにこんな時間だ。 ちゅんすけ頑張れ! (日記の作者さんが書いてるから僕もこう書くことにする) |
二週連続で引き籠ってます。 明日はTOEICだけれども何もしていない。 ま、出来無さ加減を認識するためにうけるってのもあるんですが・・・ それにしても部屋が汚すぎる・・・ これだけ散らかっていては何もする気が起きません。 で、昨日は送別会だったんです。 いろいろ本当に思うところは多かったんだけど、 ちょっと今は書けないかも。 書けたら、また追記しておきます。 |
僕にとって職場の同僚は、「同僚」じゃなくって「仲間」だった。 一緒になって仕事を行う仲間だった。 今までのようにギスギスした関係がある訳じゃなくって、 一体化してチームワークを誇っている仲間だった。 少なくとも僕はそう信じている。 今年に入ってからはそうだ。 4月以降はそうだ。 新しい風が入ってきて、それがようやく綺麗なハーモニーを奏でるようになった。 送別会なんてものを行って頂けるようなこと、 僕は何一つやってはいないし、そんなご大層な人間でもない。 結構遊んだし、迷惑もかけたと思う。 ワールドカップも北欧も東京も行った。 ワールドカップを生で観戦出来るなんて思ってもみなかった。 行かせてもらって感謝してます。 送別会は楽しかった。 色んな人と色んな話をした。 これからなかなか会えない人も多いだろうと思う。 そりゃそうだ。一般的に仕事というのは忙しいものなのだ。 だからそうなかなか会えるものではない。 同期の人だってなかなか会ったりしないのだ。 一期一会って言うのはあるのだけれども、 やっぱりそれは大事にしたいの思うのです。 それは韓国でも思ったのだけれども。 |
小難しいことを書いてると思われるかも知れないけれども、 要するに、如何に楽をして仕事を終わらせてとっとと帰って余暇を充実させるかってことです。 って言うのが僕のモットーです。 なんかヤン・ウェンリーのコトバみたいだなあ。 あ〜こんなこと書くからますますサラリーマンっぽく無いんだよなあって思うのです。 「俺ってサラリーマンっぽくねえよな」 って今日隣のヨコヤマくんに言ったら、 「山岡さん(美味しんぼ)みたいですねえ」とか言われた。 う、それってホメコトバなんだろうか? 僕も栗田さんみたいな嫁欲しい。 美味しんぼの栗田さんってかなり理想! 誰か賛同して、お願い! 自分に人望があるかどうかって言うのは正直全然分かんなくって、 確かにそんなもの自分自身で決められるもんじゃねえってのも重々承知してんだけど、 だけどどうなんだろうって時々考える。 いんや、今この状況だから本当に考える。 急に人事異動が決まって、今日明日は送別会。 今日のは課の送別会だからまあ言ってしまえば公式行事なんだけど、 明日のは掛の中の有志?みたいな感じで急遽やってくれることになった。 昨年何回か日記に登場したモリシマさんが音頭を取ってくれた。 「TEAM SAIRAI」(TEAM HIKIKOMORIにあらず)での送別会。 「異動が決まったら送別会やるのにいい店があんねん」 「いやいや僕は異動なんかしませんってば! 何言ってるんですか!」 とか先週笑って話してたのが懐かしい。 ・・・昨日は特にお世話になった診療科の主任看護士さんの所に挨拶に行った。 「ええっ〜!! 異動なの? 本当に?」とここまで残念がってもらうと、 男冥利に尽きるってものですね。 ま、看護婦と言っても主任さんゆえ皆さんもう50過ぎられた方々ばかりなのですが。 おばちゃんキラーの本領発揮かもしれないなあん。 まあ、僕自身かなり無茶なことをしてきたんだけど、 こう言ってもらえたり送別会をやって頂けるのは本当に有り難いこと。 そう言ってもらえるようにこれからもやるようにしたいとは思っています。 今日は新しい職場に挨拶に行って来ました。 何もかもが今までと違うことになるのでとても緊張です。 職場の規模は小さく、アットホームな雰囲気でした。 とてもいい雰囲気でした。 仕事を適当にやろうなんてことはこれっぽっちも思ってないんだけど、 せっかく今度も時間に余裕がある部署に行けたのだから、 自分の勉強というのは忘れずに、欠かさずにやっていこうと思います。 でないと、勿体無いもんね。 30迄は自分に投資を怠らないようにすべし、 ってのは川上はんのお言葉だけど、 本当にその通りだと思う。 日本語教師への道も全然やっていないよなあ。 やらないといけないなあ。 なんて思う今日この頃なんです。 けれどもしばらくは仕事のことでかなりいっぱいいっぱいになりそうです。 |
今度のゴーイングのアルバムは前作と比べても格段にパワーアップしてると思うんだけど、 特に好きなのはこのフレーズが出てくる曲。 タイトルは、「流線型」。 あ、そのまんまだね。 改めてCD聴き返すと松本ソウくんはホントにいい声してるなあと思いました。 ゴーイング、売れるか売れないかは分かんないけど、 勝負は次回作だね。 これでガツンと行くかどうかの分かれ目でしょう。 梅田の駅前も心斎橋にも新作のポップが普通に街並に置かれていて、 ビクターが売り出しにかかってるってのが良く分かりました。 で、昨日人事異動が決まりました。 病院の受付のお兄ちゃんから経済研究所の会計係に異動です。 今度の秋に人事異動はないだろうと踏んでいたので、 青天の霹靂と言った感じで一番驚いているのは僕自身。 話に聞くと宝くじに当たったぐらい幸運な人事らしく、 10月からも英会話とかも普通に続けられそうです。 今度こそ誕生日は西海岸へ計画はちょっと頓挫ですが、 (やっぱり仕事に慣れるまで最低3ヶ月はかかるものね) 自分らしさというものを失わずに済めそうです。 ただ、今の職場は今、本当にいい仲間に恵まれて楽しいところなので、 後一週間も経たないうちに去らなければならないのは寂しい限り。 心の準備を全くしていなかったので、 なんだか寂しさばかりが残ります。 紙切れ一枚で飛ばされるのがサラリーマンとは言え、 (それにしても書いてる文章サラリーマンとは思えないよなあ・・・) なんせ初めての異動、センチメンタルになるのは止むを得ないのかもしれません。 いろいろ大変になるかと思いますが、 10月以降もよろしくお願いします。 しかし京都女子大学のヘルマンとゴーイングのジョイント学祭ライブ、行きてえなあ。 (やっぱり全然変わってない・・・) なんかセンチメンタル具合が全く伝わってませんね。 ぶっちゃけた話寂しくてかなり泣きそうです。 今回は何にもないやろ、なんて言ってたのに、 まさかまさかだったんです。 さよなら、お世話になりました。 それを何人もの人に言わなくちゃいけないのに、 なかなかコトバにならなくって。 ちょっと前まではこんなこと思ったこともなかったのに。 こんな気持ちになるなんて思ってもみなかったのに。 BGMに聴いてるゴーイングがまたどうしようもなく泣ける雰囲気にしてくれたりもするんです。 思えばいろんなことがあった二年半だったなあって。 ホント急すぎて何が何だか良く分からない状況だったりします、未だに。 仕事と言うのは遊びとかとは違ってどうしようもないのは分かってるのだけど、 だけど寂しいのはどうにもならないですね。 どうもあまり感情的なことを書くのは苦手なんですけど、 ダメだなあ、どうしても昔から別れの時って希望よりも寂しさが先に出てきてしまうんです。 泣きたいときには泣けるだけ泣いたらいいものなの? |
とソウくんが言ってライブは始まりました。 ってか、久しぶりにやってしまったんですわ、 書いた後に過去日記を付け足して書いたばかりの日記を消してしまうってヤツ。 もう今更書けないので書きませんが、 ライブは良かったゴーイング。 先週のライブの1000倍ぐらい良かった。 ソウくんいい声してます。 ホントに。 しかもめっちゃいい人です。 いい人オーラがあふれてます。 曽我部なみです、本当に。 コーラスも結構好きでしたね。 温かい気分になりました。 ありがとうゴーイング。 もひとつ大事なトピックがあるのですが、 夜も遅いのでまた明日書こうと思います。 |
堕落と墜落はよく似てると、 某漫画に書いてあったような気がしますが、 結局どうしようもないほど堕落した3日間でした。 寝て寝て寝て終わりました。 本当によく寝ました。 寝過ぎです。 何やってたんだろう一体・・・ 何となくプータロー時代を思い出しました。 あの時も何もせずに一月ぐらい過ごしたんだよなあ。 気が狂いそうになります。ハッキリ言って。 |
私は文科系、とりわけ人文科学系の学問を学んできました。 国際関係学部と言う学部で学んだことは、各国の政治や経済、文化と言ったものを比較して研究することによって、日本のあり方に付いて考えることです。 まあ、研究者になれるほど真面目に勉強したわけではないのですが、それよりも国際関係学部で一番学んだことは、実際に世界を自分の目で見て、歩いてみて、そして感じることの必要性、そしてそのために出来うる限りの語学力を身に付けることでした。学問云々よりも、こちらの方が現在私の中で大きな存在として生き続けています。 前置きが長くなりすぎてしまいましたが、かつて京都府埋蔵文化センターで調査補助員の仕事をしていたこともあり、こういった人文科学の研究を行う機関に大変関心を持っています。@@@に就職を決めたのも、こういった人文科学的な研究に対する事務に関わりたいと思ったからです。 @@@も勿論、世界に対する情報の発信源として大変重要な存在でありますが、今回の意向調査に対しましては、こういった人文科学系の研究機関に置いて、自分が今まで学んできたことを活かしてみたいと思い、これらの希望を記入させていただきました。 異動希望を書けと言われたのでこんなものを夜なべして書いてみた訳です。 なんかかなり嘘ばっかりの気もしますが、 コレ読んで思ったのは、俺文章力上がったよな〜、 ってことで御座居ます。 案外、日記をつけるのは文章力の向上に役に立つかも知れませんよ。 |
眠い。 どうも休日になると眠くなること必至。 勉強やってないわ部屋片付けてないわ旅日記は書けないわ。 どうしようもない。 したがって日記に書くこともない。 ・・・あ、ありました。 曽我部チケットは無事に入手成功です。 |
と言うことで明日は曽我部チケット争奪戦です。 争奪戦と言っても朝10時にローソンに行くだけですが。 まあ特電があるわけでもないから、 下手なことさえしなけりゃあ取れるのではないかと思われます。 で、取れなかったりして・・・ 今日は課のボーリング大会でした。 いやあボーリングなんて久しぶりで、 スコアは100を越すのがせいぜいでした。 こんなもんかなあ。 スペア後にガーターを出すという勝負弱さを思いっきり発揮、情けない。 で、ナンバーガール解散ですか。 一回ぐらいライブ行きたかったなあ〜 最初雑誌の記事見たとき、あのメガネの地味なボーカルは誰だ? と思ってしまいましたよ。 しかしもうちょっとちゃんと聴くべきだったよなあ、うーむ。 ホフも活動停止だし、なんか好きなバンドがどんどん活動を停止して行くのは寂しいかぎりです。 こうやって音楽から離れていくのかなあ。 アルフィーのファンとかすごく幸せなのかもね。 結成25周年だもんね。 ま、曽我部の新作にはとにかく期待します。 しかしライブでは何演奏するんだろ? 大阪は2DAYSなんですが。 |
相変わらず夜になると書くネタに困る今日この頃。 なので何となくイエモンの曲をタイトルに使ってみたり。 本文とはあまり関係ないと思われ。 いんや、昼間はいろいろ考えてんのよ。いろいろ。 なのですが、夜になると忘れます。 本気で忘れます。 コラムみたいな感じで考えてるのですが、忘れます。 旅日記もなかなか進みませんね。 まあちょっとずつ書いてくしかないんですけど。 テーマはあるんですよ。 しかしそれを文章にするのは難しい。 いんや、決して難しくはないんだけど、 やる気が今一つ起きないんです。 やれやれです。 テーマってのは、「恋人と一緒にライブに行けるか」 ってのですが、ムリだなあ僕的には。 いや、恋人が熱烈的に演奏者が好きというならば話は別なんですが。 あんまり興味が無い人と行くのは辛いかも知れない。 と言うのは「うるさい音楽は嫌い」とかつて言われて却下されて、 それで仲がこじれたことがあったからかも知れません。 難しいよな〜。 ま、僕は、ジャニーズのライブに行く事になろうともそれなりに楽しむ自信はありますけどね。 |
といつまでも引きずっててもしょうがないんだよなあ。 と思いつつ今日は水泳に行った。 泳いで帰ってみるとなんかいろいろ書こうと思ってたことも、 すっかり忘れてしまってどうでも良くなってしまう。 ま、そんな訳で、また書けるときに沢山書こうと思います。 |
久しぶりにライブに行ったってのに、 気分悪ぃのは、モッシュに巻き込まれて、 あーうざいと突き飛ばしたら逆ギレされてからまれたから。 あんねえ、あなたライブ見に来てるんでしょ? 俺にからむ暇あったらライブ見ろよ。 って思うのは俺だけじゃないはず。 まあ俺も悪かったけどね。 頼むからまわりにぶつかってくるのやめてよね。 こっちも後ろの方で見てんだからさ。 折角いい曲なんだから暴れるなとは言わないけれども、 ほどほどにして聴けよと言いたい。 少なくとも他人に迷惑は掛けんなよ。 一気にやる気無くして最後まで見ないで帰った。 パフォーマンスが悪いとか以前の問題。 あんだけ楽しみにしてた曲も、 聴いても全く心に響かなかったから、 あ〜こりゃ今日はダメだと思って退散。 なんかやっぱり腕力は付いたのかな。 喧嘩やって負ける気はあんまりしなかった。 でもそういうのって、大事な人を守るために使うべきでしょやっぱ。 なんだかなあ。 まあこういうライブに行く年齢でも無いってことかね。 サニーデイもクラムボンもヘルマンもバンプですら、 ここまでじゃなかったもんね。 なんて言うか、客層の品が良かった。 結局ガキに対してムキになってもしょうがないんだよなあ。 ちっとは大人になれよ>俺 って感じ? まあたぶん二度と逝かないであろうと思いますGOING STEADYのライブ。 ライブビデオは見てもライブには行かない。 たぶんそう言う年齢でも無くなったねそろそろ。 曽我部のチケットは頑張って取ってそして是非ともまったりしたい。 |
2002年9月1日 ストックホルム 長かったこの旅もいよいよ最終日になる。 なんだかかなり疲れた旅行になってしまったのだが、ストックホルムはなかなか素敵な街だ。何と言っても物価が安い! そんなに物価が安いところが好きならばそんな場所に行きたまえとか言われそうだがそれはごもっともな話である。 うーん、って言うか想像以上に高かったのだよ。初日にラディソンSASホテルなんかに泊まってしまったのもある。ちょっと贅沢すぎたね、我々の身分からしたら。 しかしまあこの頃になるとようやく時差ボケも直ってきて、朝早く起きても普通に眠いのである。と言っても現地時間で8時過ぎなのだが。日本時間じゃ午後3時。こりゃあ日本に帰ってからが思いやられるわ。やれやれ。 で起きてから思い出した。今宵泊まれるかどうかはキャンセル待ちなんだった。一応判明するのは9時らしい。一体全体どういうシステムを取っているのか分からないが、当日飛び込みでも泊まれるようにするための配慮なのだろうか・・・? Waiting List には既に名前を載せてもらってあるから、後は結果を聞きに行くだけである。出来れば早い時間から行動したかったのだがやむを得まい。折角だって言うんで朝食を食べることにする。 ユースの朝食はまあ当然の如くバイキング方式だった。そして朝食を食べるために長蛇の列が出来ている。どっちにせよ9時まではどうしようもないのでそれに並ぶことにする。キャパシティに対して食堂狭すぎるんだよね〜コレ。 そして食事自体もこれまでと代わり映えのしないものだった。と言うかこんな所でも初日に贅沢をし過ぎたツケと言うものが出てきて、なんだか朝食、日に日にダウングレードしていくような感じなのだ。サンドイッチ風にして食べる。美味しいんだけどもう飽きた。 結局現地の人は普段こんなものを食べてんだよねえ。北欧だからみんなスモークサーモンとか食べてると思ったら大間違いなのだ。やれやれ。しかしミルクもオレンジジュースもコーヒーもさすがに美味しかった。 食べてる間に9時を回ってしまった。早速レセプションに向かう。どきどきどき。 「あなた達は・・・大丈夫。同じ部屋でもう一日宿泊できるわよ」 一安心。と言うか予約で一杯じゃねえのかよ。 ますますシステムがよく分からなくなったのであった。 ま、とりあえず宿探しに無駄な時間を割かれることも無くなったのはいいことだ。 こうしてまたもやユースを出たのは9時半と言う体たらくになってしまった。旅行というのは何と言っても早寝早起きが基本なのにも関わらず、この時間になってしまうのは情けない限り。それもこれも宿の予約がちゃんとなってなかったのが悪いんだ。 予約の重要性は認識しているはずなのにも関わらず同じ過ちを繰り返してしまう辺り全くもってどうしようも無い。 気を取り直していこう。今日のまず最初の行き先はドロットニングホルム宮殿。 世界遺産にも登録されているスウェーデン王室の宮殿だ。 なにやら「北のヴェルサイユ」とも呼ばれているらしい。 こういう二番煎じ的呼ばれ方は大抵オリジナルには敵わないというように相場が決まっているもんだが、それでも世界遺産登録と言うのはやっぱり見るべき価値は十二分にある。 街の中からはちょっと離れているのだが、その辺は我慢して見に行くことにした。船で優雅に行く事も出来るんだが、いつ発船するか分からないのでとりあえず行きは地下鉄とバスを乗り継いで行く。結構遠いと言っても中心部からは40分ぐらいの距離だった。 ドロットニングホルム宮殿は、まあ思ったよりは豪華絢爛な宮殿という訳ではなかった。 内部もまあそれなりには豪華なんだろうけど、ふーむ、と言う感じで。 この辺、テレビとかでもっと豪勢な宮殿を見慣れてしまってるからなのだろうか? 建物としてもそうだなあ、ドイツの古城とかの方が好みかもね。 ダーラナ地方の古城巡りをするべきだったね。ノルウェー無視してでも。 でも美しい宮殿であることは確かだった。 全然関係ないのだが内部にはアウグストゥスとかマルクス・アウレリウスとかティベリウスの胸像が飾られており、(ハドリアヌスもあったっけ)そっちの方がかなり萌えと言う感じだった。おおっ〜! と言う感じで(笑) ついでに隣にあった宮廷劇場にも行ってみた。 ここは自由に見学と言うわけでは無く、定時入れ替え制になっている。ガイドツアーっていう訳。で、ガイドは当然英語なのだ。英語ガイドじゃあ辛いよなあ、なんて思って敬遠しようと思っていたのだが、今井くんの主張で中に入る。いいのか今井くん? 英語聞取れるのか? 「いやわからん」 大丈夫なのかなあ? ・・・大丈夫じゃなかった。 今井くんは宮廷劇場と言うぐらいだから、(しかも定員入れ替え制)なんかお芝居でも見せてくれるのだろうと期待してたみたいなんだけど(まさかとは思ったのだが僕も多少は期待した)勿論そんなはずは無く、劇場の解説だけであった。僕も最初は頑張ってヒアリングをしていたのだが、途中からもう訳が分からなくなってきて、なんだか解説を流していただけ。 「苦痛や」と言っていたが、確かにそうであろう。分かんないもんなあ。 しかもガイドの人が、「質問は無いですか?」と聞くと、次々に質問が浴びせかけられるんだもん。さすがに欧米人は違うねえ。日本人は本当に無意味に慎み深いのだ。 それでも宮廷劇場はね、外観は!!!??!!と言うぐらいぼろっちい感じなんだけど、内部はさすが! と言うぐらいしっかりと造られていたのだった。しかし疲れたね、英語のガイドツアー。僕の英会話の欠点が見事に判明。 それは集中力が続かないこと! なんとかしないとなあ。 と言っているうちにもう12時を回っている。 何と言うことだ! あれこれ回るところまだあるのに〜。 それもこれも宮廷劇場で無意味に長い時間解説を訳もわからずに聞いていたのが悪いのだ。 しかも! 間の悪いことに市の中心部行きのフェリーはタッチの差で出てしまった後なのであった。次のフェリーは1時間後・・・ ストックホルムは水の街だから、出来る限りフェリーを使いたいんだけど、(だってそっちの方が楽しいじゃん!)どうしようもなく地下鉄で戻る。ここから先は市庁舎、そしてガムラスタンに行く予定。 何とも言えずのどが渇いたので地下鉄駅前のスーパーでペットボトルのコーラを買ってそして市庁舎へと向かう。500mlのコーラも、ノルウェーで買ったら320円もしたのだが、こっちで買ったらせいぜい160円と言った具合。なんだ、日本と変わらないじゃん。ま、日本のスーパーで買ったらもっと安いんだろうけど。 適当な駅で地下鉄を降りて歩いた。 土曜日と言うこともあって開いてない店の多いこと。この人たち趣味でやってんじゃないだろうか? やっぱりたとえ店が潰れても国家が生活を保障してくれるのだろうか?(これは実は偏見なのかも知れない。真実を教えて欲しいトコロ) どうしようもなく適当に歩いていたのだが途中で通行人に助けてもらった。ありがとう。しかし思ったよりも市庁舎は遠い。もう少し近くの駅は無かったのだろうか・・・ なんせ時刻は13時を回っている。これではもう行くところがないじゃんもう・・・ お昼はカフェで適当に食べた。パンとパイ、そしてスープが付いてこれもまた700円ぐらいだった。やっぱり日本と変わらないじゃん。もっとも日本だったら400円が基本の僕であるが。 なんかどれも不思議な感じの味だった。店の雰囲気は欧風カフェ(そりゃ当然だ)と言った感じでとても良かったのだが・・・ この辺は大変難しい。そんなこと言ってるうちに後食べられる食事は一回のみではないか。最後の大仕上げは何とかしたいなあと思う僕であった。 しばらく歩いてようやくのことで市庁舎に到着した。微妙に距離、長かったね。 もう二時前じゃん。市庁舎の内部を行くガイドツアーと言うのもあったのだが、時間がないからとりあえずは市庁舎の上まで上る。いや、あるにはあったのだが英語のみのガイドツアーだけだったのだ、僕らの行った時間帯は。英語のみのガイドツアーにちょっと怖じ気づいた上に時間もなかった僕らはとりあえずパス。しかし実はココはノーベル賞の授与式が行われる結構すごいところだったらしい。うーむ、ちょっと惜しいことしたかもね。 そこからの眺望はかなり素晴らしいらしい。エレベータで展望台まで行けるのかと思ったが、残念ながらそんなことはなく、途中からは徒歩になった。螺旋状の通路をかなり歩く。また時間のロスじゃん、とかとか思いながら。割となだらかな登り阪、こんななだらかな通路にするぐらいなら急な階段ですぐに登れるようにして欲しい、よっぽど。とか思う。 が、市庁舎の上からの眺望は素晴らしかった。ストックホルム市内が全て見渡せるというのは本当だった。水の街ストックホルムと言うのは本当だ。世界一美しい街と言うのも、決して言いすぎではないと思う。こんなところにも割と日本人が多くって、結構見かけた。カップルと思ったら兄妹なふたりなんかもいたりして。ストックホルムまで兄妹でよく来るよなあ。妹と一緒に行く? と言われたらかなり微妙であると思われる。 市庁舎からそのまま歩いて市内の中心部へ。 今井くんが彼女に北欧製のアクセサリーを買うとのことなのだ。さすがである。値段も手頃な感じのものを見つけて彼はご機嫌に。ええこっちゃ。その後僕も雑貨屋に行ってこまごまとしたものを購入。北欧デザインのものが欲しかったのだ。時間がないのにも関わらずいろいろ見とれてしまう。欲しいものいっぱい。されど金は無し。困ったものだ。 なんか必要以上に時間を取られてしまっている。 もう既に午後3時半。 王宮とか教会見てねえや、間に合うかなあって思いながら地下鉄に乗って再びガムラスタンへ。 辿り着いたころには・・・閉まっていた。。。 あ〜あ、なんか買い物とか夢中になりすぎると駄目だねえ。 ノーベル博物館なんてトコロにも行ってみた。Macが使用されているところになんか萌え。 とか思いつつも、スウェーデン語が主体で良くわからない。 結局すぐに出てきてしまったのだった。 しかしまあ、北欧の国ってのは(他のヨーロッパ諸国でもそうなのかも知れないけど)土曜日は夕方には一部を除いてピタッと店を閉めちゃうね。こう言う姿はある意味すごく正しいと思うけど、旅人に取っては困る。非常に困る。やれやれ。 店は閉まってるし、museumも終了してしまっているし、最後の日というのにどうしたもんだかと言う状態。 何かねえのかと探してみたら、あった! ありましたよ。 ボートによる水上観光ってのが。 これも何げにストックホルムカードで行けるらしい。 と言うことでこの旅最後の観光は、これに決まり! ボートが出るまでまだ多少時間があったから、カフェに行く。 「カフェラテある?」って聞いたら、「あ〜、カプチーノね」って言われる。 出てきたのは日本で飲むラテと同じものだった。 そっか〜、カフェラテってこっちではあまり言わないものなのかもね。 勉強になりました。 ストックホルムのオープンカフェで小指立てて小粋にカプチーノを飲む私。 写真さえなければ完璧だな。 あ、ちなみに今井くんはとなりでビール飲んでました(笑) ボートに乗り込むべく並んでいると突然の雨。 なんかスウェーデンと言う国はあまり天気が安定していなくって、 朝は晴れていたと思うと急に曇ったりするし、 遂には雨まで降り出した。しかも大雨。 朝のあの快晴っぷりを見ていた僕は傘もウインドブレーカーも何も持ってなく、 とにかくずぶ濡れになった。 この雨は今回はじめての雨かも知れない。 まあ雨が降って困るプレーケストーレンを乗り切ることが出来ただけでも十分なのだが。 まあそうやってさんざん待たされたものの、ようやくのことでボートに乗れた。 傘持っている人あまりいなかったのか、周囲を見てもずぶ濡れだ。 ボートの中の窓はガラスが曇って外あんまり見えないし、 日本語のの解説は表示があるのに流れてこないし、 なんかよく分からないままに1時間をボートに乗ってストックホルムを街を水上から見た。 そう、ストックホルムはいくつもの島から構成されているのだ。 張り巡らされた運河のように海が街の周囲に広がっており、 世界一美しい都市と言われるのも頷けるのだ。 雨はすぐに上がったらしく、夕暮れどきの景色を眺めながら遊覧を楽しんだ。 濡れた体は気持ち悪かったけれども。 そしてしばらく街の市街地を歩いたのだが、 土曜の夕方はもう、街はまるでゴーストタウンのようだった。 昨日の夕方はあれだけ多くの人で賑わっていたのに、 今日は店は全て閉まっているわ、人はいないわ。 なんだか不思議な気分だった。 と言うことで、いよいよ大詰めラストは夕食を食べるのみである。 最後の食事ぐらいはちょっと贅沢をしたい。 で、選んだのは、やはりガムラスタン。 昨日も見かけたやたらと混みあっているレストランに入る。 どうもイタリアンっぽいところで、ピッツァとステーキとワインを頼む。 美味♪だった。 さすがに混んでいる店が美味いというのは本当なのかも知れない。 しかしなんだか結局スウェーデン料理を食べてないような。。。 重厚な内装だったが、値段の方は予想以上に大したこともなく、 やはりスウェーデン、物価はそこそこ安い。 スウェーデン、好きになりそうだ。 そうしてガムラスタンから再びユースに戻る。 メールチェックしたり荷物のパッキングしたりして夜は更けていく。 明日は日本に帰るのみ。 って言うか早いんだけどね、朝。 朝食にも当然間に合わなかったりする。 まあ取りあえずこうして後は日本に帰るのみとなったのだった。 それでは、おやすみなさい。 |
2002年8月30日 オスロ-ストックホルム 遠い街へ連れてってよ Runnaway Train ここじゃないよ そう ここじゃないよ 僕が生きたいところは 始発のX2000(スウェーデン国鉄の誇る特急列車)に乗ってようやく僕らはスウェーデンに向かう。 思えば昨日の夜のうちにストックホルムに来る予定だったのだが、予定が狂ってしまった。 しかもホテルは結局取っていない。駅のインフォメーションで取るしかないのである。 どうなるんだ一体。果たしてホテルはあるのか? 寝られる場所は確保できるのか? かなり不安なまま電車に乗り込む。ってかなんせ朝6時の発車ゆえ、とにかく眠い。 日本時間では午後の1時なのだが、ここまで来るとさすがに現地時間に慣れてしまったようだ。 ホテルのフロントには当然誰もいなかった。昨日一昨日のあの感じの悪い女性もいない。 鍵をフロントの中に預けて僕らは外へ出た。 サマータイムを採用しているノルウェーでは午前6時は外はまだまだ暗かった。 人もほとんど歩いていない。日本もサマータイムを導入すればいいんだよな、 絶対そっちの方が時間を有効に使えるって。 ストックホルム到着は11時。5時間は長いよなあ・・・ それにしても朝は早い。乗り込んで早々、眠りにつく。しばらく爆睡した。飛行機じゃあれだけ寝られないくせに、どうして電車では寝られてしまうのだろう、不思議だ。2・3時間ぐらい爆睡したら外はもう明るかった。食堂車に行こうかと思ったが、結局車内販売の朝食セットにした。フルーツジュースにベーグルサンド、コーヒーとヨーグルトと言う組合わせ。どうでもいいんだがジュースとコーヒーは別に一緒でなくてもいいんではないか? なんて思ったり。 コーヒーだけでいいから値段安くしてくれよ。 ちなみにセットで大体700円ぐらいでございました。 まあそんなもんですかね。車内販売だしね。 気がついて車窓を眺めてみたら針葉樹林が広がっている。 森と湖の国と言われる所以がよく分かった。 うーん、ドライブとかしたいよなあと思う。 お金が足りないというのはなかなか辛いものがある。 電車は11時に予定通りでは無く、やっぱり少し遅れてストックホルムに到着した。 ノルウェー国鉄もそうだったのだが、時間通りと言う事はないのだろうか。 日本の鉄道が時間通りに到着するのはものすごい努力の賜物なのかも知れない。 さてストックホルムに着いたらまずはインフォメーションに行かなければならない。 果たしてホテルは無事に見つかるのか? 非常に不安である。 まあ例によって駅構内で迷う。 やっとインフォメーションも人だかりが出来ており、 例によってここでもホテル探しは難航しそうであると予想される。 ってかあるのホテル〜? 昨日のあの全て断られた日々を思い出して不安になる。 何処に電話しても3日連続はダメだったからなあ。 今日は良くても明日の宿はあるのか? ・・・で結局、本日分の宿しかありませんでした。 しかも安いホテルを頼むと言ったところ、紹介してもらったのはズィッケンズダムのユースホステル。明日以降はキャンセル待ちか、それでもなければまた明日ここへ来いとのこと。明日来たらまた紹介するって。一体どういうシステムになってんねん。疑問だ。 でもってさらに紹介手数料をちゃっかり一人20SK(スウェーデンクローネ)払わなければならなかったりして。これだったら直接電話した方が早かったよなあ・・・ と文句を言っても始まらない。ズィッケンズダムのユースに向かうことにする。 幸先の悪いスタートになった挙げ句、駅構内でまた迷ってしまった。地下鉄の駅と鉄道の駅が微妙に離れてるんだよこれがまた。地下通路みたいなものは後から調べたらどうやらあったようだが、とりあえずは分からなかった。 まあ来たての街ってのは得てして迷うもんなんだけど、時間が無いときにこのタイムロスは痛いなあ。結局地下鉄に乗った時は12時を回っていた。 ズィッケンズダムのユースはストックホルムのセントラルステーションから地下鉄で約10分ほどの距離にある。そっから歩いて10分だ。立地的には今ひとつだが設備的には新しくてそれはそれでなかなか素敵なところだった。 明日の宿泊について聞いたところ、やっぱりキャンセル待ちってことらしい。 宿泊可能かどうか判明するのは明日の9時だって。うーむ、システムがよく分からないんですけど、 果たして明日も宿泊出来るのかなあ・・・? ちなみに二段ベットの部屋で一人あたり150SK(=2000円)って所で、 やっぱりスウェーデンはノルウェーに比べると物価は安い。 価格自体はそれほど変わらないけど、為替レートが違うんだよね。 で、ようやく行動開始! と言うことでユースを出たのは午後1時を回っていた。 昼ご飯を食べたのはズィッケンズダム近くのチャイニーズレストランだった。 パンとかを食べ飽きた感がある僕らはもうご飯が食べたくてたまらないのだ。 昨日も失敗してるしねえ。 ランチタイムはかなりお得に食事が出来るみたいで、ここもランチバイキングにビールを飲んで700円ぐらいだった。これならもう日本とほとんど変わらないね。 焼きそばとかを食べて満腹。 飲んで良かったのか分からないが(ビール頼んだし)コーヒーまで飲んでさらにお腹一杯になる。 で、これで本格的に行動開始! ってもう時はお昼の2時前。 早速地下鉄に乗って次の目的地に急ぐのだ。 そうそう、ストックホルムでは「ストックホルムカード」なるものを購入。 これがあればストックホルム市内の地下鉄、郊外電車、博物館の入場料等がかからないのだ。 二日間有効のは389SEKである。 5000円で博物館見放題、電車乗り放題だったらいいでしょう。 実は学割使いまくった方が安いという説は確かにあるのだが、いちいち買うのは面倒なのだ。 と言うことでズィッケンズダム駅から出発! まずは武器博物館(ARM MUSEUM)に向かう。武器博物館・・・その名の通り武器を陳列してある博物館だ。近くにあってそこそこ面白そうだったので行くことにした。中世からのスウェーデンの歴史とともに、様々な武器が陳列されている。RPGなんかをやり慣れている僕にとってはおなじみの武器ばかり。 うーむと言った感じで見学。 英語の資料もパンフレットしかないのですよ。 だからパンフレットを読みながら行くんだけど、なかなかパンフを解読するのも面倒だったりする。 どうしてもスウェーデンと言う国はヨーロッパの列強とは言い難いものがあって、 フランスとかイギリス、スペインと比べると国家としても弱く、マイナーだったと思われる。 王宮とかの規模とかでも全然違ったりするからねえ。 まあ我々からしてみれば豪華なんだけど。 中世よりも近現代の方が歴史的には面白く、スウェーデン王国軍とかの歴史も陳列してあった。 第一次・二次大戦中も戦争に参加せずに独立を貫き通したと言うことで名高いスウェーデンだけど、 それまで長らくフィンランドを支配下に置いていたりしたし、なかなかあくどいこともやっている。 18世紀までは戦争を繰り返してきたのだ。(これ、なんとなくって感じで読んでるから間違っていた場合はごめんなさい。訂正するので連絡して下さい。) 結局の所スウェーデンが独立を維持できたのも強力な軍隊が国を守っていたと言うことはあるのかも知れない。これ以上書くと自衛隊はどうのこうのと言う問題になりそうなのでこれぐらいにしておくが、中立を守るというのも大変なのだ。永世中立国のスイスにしてもそうなのだけれども。 欧州は地続きだから、隣国からの脅威と言うのはあるのだ。その辺り、四方を海に囲まれた日本とは全く違う。結局そういう意味で我々は全く平和ボケしていると言っても過言ではない。韓国だって、何時攻め込まれてくるかも分からない状態にあるからなあ。市民は至って平和だし、南北が統一される日が近いのかも知れないが。あと、たぶん日本の自衛隊じゃ役に立たないだろうなあ、きっと。自衛のための軍隊って確かに必要だとは思うけど、日本ではどれぐらいの価値があるのかは分かんないな。 話が横道にかなりずれてしまったがそう言うことで武器博物館はなかなか面白かった。 で、次は音楽博物館に行く。 欧州に行くと何でも博物館にしてしまうらしい。ロンドンでもそうだったよなあ。なんで此処に行ったのかと言えば、武器博物館の隣だったからにほかならない。まあストックホルムカードを使えばどうせお金がかかるわけではないのだ。と思って入る。う〜ん内容は・・・もうちょっとインタラクティブなものを期待したがそれほどでもなかった。お金払って見ていたら文句を言いまくってるに違いない。まあいいのだ。カードで入ってるから。 帰りに受付の女の子から、「明日はここでバザーをやるのよ。是非いらっしゃい」と言われたのは結構うれしかったかも。とは言え次の日はドロットニングホルム宮殿に行ってしまってバザーを見に来る余裕が全く無かったのであるが。 時刻は15時30分。なんだか駆け足で二つの博物館を回ってしまったが、まだもう少し時余裕はある。もうひとつぐらいは見て回れそうだ。ここから歩いてさほどの距離もない国立美術館に行くことにする。 国立博物館に向かう途中に国立劇場がある。当然の如く通りかかるだけなのだがとりあえず写真は撮っておく。パチリ。旅行者だよなあ。そのすぐ近くにはスウェーデン館のインフォメーションがあってとりあえず寄ってみる。こちらの方も相も変わらず大盛況。北欧自体はややシーズンオフと聞いていたがスウェーデンに関しては今がシーズン真っ盛りなのかも知れない。 そして王立公園を通って国立美術館に向かう。欧州にはやたらと「王立」が多い。「王立」と銘打ってあってもちゃんと市民には公開してあるのが心憎いばかりだ。全く日本なんて全然なんだから。 とは言え時々京都御所の中に行ったりするのだが。あそこは中の建物以外は出入り自由だもんね。 しかし修学院離宮は綺麗だった。常時公開していないだけのことはあった。やっぱり庭園というのは整備にとにかく手間がかかるというものだ。 なんて話がまた脱線してしまっている。いかんいかん。 で国立美術館へ。レンブラントの絵画を沢山所有しているというここ、国立美術館。「でレンブラントってよく聞く名前だけど何処の人だっけ?」「知らん」 所詮我々のレベルはこの程度である。全くもって情けないことこの上なし。 美術館等にありがちなのだが、我々素人からしたら誰が誰だか分からないと言うのがあるのだ。 ムンク美術館みたいにムンクの作品ばかり集めてあったら分かりやすいのだが。一般の美術館はそうも行かない。で、やっぱり例によって例の如く通り過ぎるように眺めて終わったのであった。 だって、名前見るまでレンブラントって分かんないんだもん。 素人なんてこんなもんさっ。 と絵画の部屋ではそんなことを思いながら見ていたが、一方で階下の現代の実用品の展示室は大変面白かった。何せ、北欧家具等々、北欧デザインが陳列してあったのである。不必要なまでに優美なデザインとか、シンプルさを追求して無駄なものを徹底的に排除したデザイン。 北欧デザインは素晴らしい。家に是非欲しい。純日本風の我が家には似合いそうもないけど。 ミーハー根性丸出しで見てしまった。隣で今井くんはあきれている。 でも掃除機とかでもデザインから違うんだよね。性能は絶対に日本製の方が上だろうけどさ。 で出てきたんだけどまだ時刻は午後5時になる前だった。 しかしほとんどの施設はもう5時で閉まっている。ここはひとつ今井くんの行きたがっている世界最古の野外博物館、「スカンセン」に行くことにしようか。 しかし実はあまり僕はスカンセンに行くことは乗り気じゃなかった。大抵この手の野外テーマパークと言うのは大したこと無いと相場が決まっているのだ。が、確かにもうこれ以上行くところも無いし、どうせストックホルムカードを使えばお金はかからないってんで行ってみることに。 本来ならば船で行こうとしていたんだけど、夏場しか出ていない(北欧はもう秋なのか?)と言うことでバスで向かう。船の方が風情があって好きなんだけどね。 果たして・・・スカンセンは何とも言えずさびれていた。 第一入場者自体が少ないのである。昔家族で行った長島温泉(スパーランドじゃない方。名前既に忘れてる)とか浜名湖の遊園地を思わせる。だってジェットコースター乗ったの僕と妹だけだった門なあ。となりにはスウェーデン版のチボリ公園があったのだが、こちらもまたなんだかさびれていた。さすがに遊園地に男ふたりで入る気にもなれず、そっちは外から眺めただけ。 まあしかし本当にスカンセン、人がいなかった。観光シーズンちゃうんかい! と思えるぐらい。たぶん沢山の人が訪れることを想定して造られたであろうステージは閑散としているし、レストランもショップも閑古鳥が鳴いている。入った時間が遅かったから? そうだ、きっとそうに違いないと信じたいが、どうもこの小汚い感じを見るとそうは思えなかった。昼間だったら混んでいるとも思えない。おまけに天気は曇りがかってきて一層うらぶれた感じに拍車をかけている。 うーむ。大丈夫なのかここスカンセン。如何せんどうにもならんのではないか? 日本だったら整理の対象になること確実。国民、と言うか市民の皆様から怒りの意見が出されそうだ。あ、でもここは貴重な市民の憩いの場だから大丈夫なのかな。とりあえず、何となく時間の無駄になってしまったことを後悔しつつ、ソッコ出てしまう。40分ぐらいしかいなかったよなあ、ココ。 時間がない人は行かない方がいいかも。 ということでスカンセンはすぐに出てきてしまった。いよいよ空は鉛色になっている。昼間はあれだけ晴れ渡っていたのが嘘みたいだ。王立劇場前まで元来た道をバスで戻る。 時刻はもう6時半。これから先は特にやることも無し。中央駅の方に向かって大通りを歩いてみる。デパートなんかにも入ってみるが、7時には閉店になってしまうらしくすぐに追い出される。 うーん、本当にやることないなあ。疲れた足をひきずって目抜き通りを歩いてみる。歩行者天国の道は、週末ということもあって多くのスウェーデン人が歩いているが、やっぱりここも大概の店が閉まっている。まだこの日はいい。次の日なんて土曜だからか知らないけどこの繁華街が夕方になったらゴーストタウンになっちゃったんだから。北欧恐るべしと思い知らされた瞬間だった。住むにはいいけど、旅するにはちょっと辛いかも知れない。ま、治安とか言う点ではそれほど問題ないのだろうけど。 そろそろ疲れているわ(朝早かったしなあ)お腹空いたわで何処かで食事と行きたかったのだが、なかなかいい場所が見つからない。旅も残り僅かだし、ファーストフードなんて食べたくもないしなあ。 駅前とかで食べても良かったのだけど、なんとなく通り過ぎているうちに店が無くなってしまい、結局おもーい足を引きずって旧市街地のガムラ・スタンに向かった。地下鉄で二駅分。 疲労困ぱいと言った感じの僕らには非常に辛い。ガムラ・スタンに行ったらなんか食べ物屋あるだろうと目論んでと言うこともあるし、ま、夜のガムラ・スタンを歩いてみたかったと言うこともある。 さすがに観光地であるガムラ・スタンは土産物屋を中心に夜でもお店は開いていた。 しかし日本人は多い。本当に何処にでも行きやがるな日本人。北欧って結構それなりにメジャーな場所だったのね。アイスランドは良かったよなあ。少なくとも日本人に1人も会わなかったもの。 なんて思いながら夕食を取る場所を探す。地球の歩き方はもはや頼りにならないゆえ(だってウソばっかりなんだもん)、頼りになるのはカンダナオユキの有り難いお言葉「混んでいる店は美味しい」を頼りにすることにする。コレハッキリ言ってどんなガイドブックよりも正しいと思う、ね。 でなんだかんだで結局見つけたのは「KARACHI」と言う店。うーんカラチって何処だったっけ今井くん? と聞いてみたが、知らんとのお言葉。うう。なんか「沈まぬ太陽」で恩地が飛ばされてた国の街だっ田と思うんだが。聞き覚えはあるんだよ。 内容はインド料理の店だった。スウェーデンまで来てインド料理かい! とツッコまれそうなこと必至だが、この店、大繁盛してたのだ。表通りから一歩逸れた道にあるにも関わらず、だ。と言うことで決定。もういい加減米の飯(まともな)が食べたかったのである。(オスロフードコートの焼き飯も今一つだったもんなあ。王将オスロ店とか作って欲しいわ。) 後から調べたのであるが、「カラチ」はパキスタンだった。と言うことはここはパキスタン料理の店だったのか? 〜んしかしタージマハルのポスターが思いっきり店内に貼ってあったのを見たような気もするぞ。 実は案外いかがわしかったのかも知れませんわ。 が、しかし、ここは大変美味だった。僕の中ではこの食事、ベストである。(昨年のアイスランド紀行の時のベストフードもタイ航空機内食のタイカレーだったもんなあ) ビーフカレーとタンドリーチキンを頼んだのだが美味。こういう食事にだったらインディカ米も非常に合うのである。酢豚をおかずに主食としては物足りないのだが。久しぶりにまともなものを食べられた気がする。ついでに調子に乗ってガーリックナンまで頼む。ビールによく合って美味い! ストックホルム美味!(しかしスウェーデン料理は何処に行ったのだ?) 今井くんには物足りなかったみたいだけど、ライトビールは僕にはちょうどいいぐらいの味加減だった。日本でももっと軽めのビールが飲みたいわ。 おまけにこれだけ飲み食いして1人あたま1300円だった。安いよ〜。酒まで飲んでこれぐらいだったら許す! 美味かったし。スウェーデン、物価が高い高いと言われているけれどもノルウェーに比べたら全然安いよなあ。これなら日本とそう変わらないね。 しかしご機嫌になって帰ろうとした我々を襲うアクシデント。 それは・・・ガムラ・スタンの路地を撮影しようとしたところ、デジカメを落としてしまったのだ。今井くんに取ってもらって渡してもらう時のことだった。どっちが悪いのかもよく分からない状況だから何とも言えないのだが、ボディーはへこむわ液晶部分はつぶれるわ。とんでもないことになってしまった。唯一の救いと言えば撮影がかろうじて出来る点ぐらいだったのだが、買ってまだ半年なだけに、ショックは隠しきれず。機嫌、急降下。どうするの俺。新しいの買うの? 無言になった二人、折角のいい気分もなんとなく興ざめなまま、ユースに帰る。足取りは重い。カメラのことを考えるとかなりブルー。旅行終わりかけの頃で良かった・・・。 と言うことでふて寝加減で今日はもう寝る。が、肝心なことを忘れていた、実は明日の宿もキャンセル待ちだったのだ。大丈夫なのだろうか・・・。ともあれ寝る。寝て忘れよう。無理だけど。 後日・・・事前にかけておいた海外旅行保険で、無事に修理代を出してもらった。こう言う破損の場合は、同行者の証明書を書いてもらえば修理代を払って貰えるらしい。(一人旅の場合もなんとかなるらしいよ) とりあえず保険に入ってて良かった! |
やってみなけりゃあわかんねえ そうだろう? 北欧旅行記 後書きに代えて はじめに いつもはとにかく長い「序章」から始まるのは僕の文章でありますが、 今回は、後書きに代えて始まりの文章からお送りします。 って言うか、今回の旅は宿は取れないわ、行くはずだった世界遺産は行けないわ。 (地球の歩き方には結構簡単に行けそうなことが書いてあった) あるはずのフェリーは無いわ、物価は死ぬほど高いわ。 数々の罠が仕掛けられていてそれをかわすのに必死で旅行を楽しむどころではなかったと言うのが現状。 同行者の今井くんとはまあ喧嘩一つせずに旅を終えられたこと。 無事に生きて帰ってこられたこと。 これだけでもまあ合格点はあげられるとは思うけど・・・なんせ行ったのは治安のいい北欧だし・・・ 治安の良し悪しが旅の良し悪しに影響するって訳でも無いみたい。 むしろインフォメーションの使えなさとかが際立ったような気がする。 忙しかったのもあるんだけど。 韓国の方がよっぽど親切だったよなあ・・・ まあ、期待しすぎてたってのもあるし、旅のリズムが悪かったって言うのもあるし、 個人旅行ってモノはいつもそう言った危険と隣り合わせになっているものだから仕方が無い。 思えば昨年のアイスランド以降当たりが多すぎたのだ。 特にアイスランドなんてどれを取っても行動が上手く行ったもんなあ。 リズムに乗れない旅と言うのも確かに時々はあるのだ。 けれどもやはり点数を付けるならば辛目に付けざるを得ない。 アイスランドが150点とするならば今回は65点。 合格すれすれである。 もう今回は旅人レベルは向上したのみと言う感じだ。 全く北欧までわざわざ出掛けて行って何してんねん>俺 と言うことで、最初の方は日記付けてて、 かなり希望に満ち溢れたモードなのですが、 途中からどんどんおかしくなっていくのです。 特に旅の中盤でかなり苦労してるモードに入って、 写真もほとんど撮る気を無くしちゃったりしてますが、 今回みたいな旅もあるって言うことで、 そこんとこだけ、どうぞよろしくお願いします。 2002年9月12日 ♪「童貞ソーヤング」GOING STEADY |
しまった! 昨日のタイトルを今日使うべきだった。 と気付いても既に遅かったりして。 いや何となく、昨日は使ってみたかったんです。 「デブのドラムは安定感が違う」とのたまったのは、 ってのはこないだ結婚して今はカナダにいる川上はんである。 (勿論新婚旅行であるのは言うまでもない) まあ今時代が3ピースなのかどうなのかはよく知らない。 シンプルなオトってのはいいんだけど、 突き詰めるところまで行っちゃうと何でどのバンドもエレクトロ・サウンドに走っちゃうんでしょうね? 「デブのドラム」って誰やねん? って決まってるがなあの人に。 川上はんは彼の高速ドラムを聴いてかなり感動したらしいのだ。 そんときのイベントで「バンプって言うのはすげえぞ」って見つけてきた彼は大変素晴らしいと思う。さすが! 確か3組のイベントだったのだがもう一組は何だったのだろうか・・・合掌。 その後、僕も何度か高速ドラムを体験させていただいた。 噂の「青い空」うん、すげかったぜよ。 母校にもう一度凱旋してくれないかなあ。 とは言えもうもっくんはいないんだよね。 と言うことで北欧から帰ってきて以来、 デブデブ街道まっしぐらの僕はさすがにこれはいけんと思い、 久しぶりに水泳に行った。 一ヶ月ぶりだよ。如何に自分がさぼっていたかを実感。 体重は・・・やべえな、増えてるよ。 後少しで悪夢の60kgの大台行きじゃ。 体脂肪率も13%迄増えてるじゃん。 やべえよなあ、やべえよ。 体力落ちてんのか、1km泳いだところで今日はダウン。 これでもかなり体力使ってる。 ダメだなあ・・・ しかしおかげでかなり美味しく晩ご飯は頂けることになり、 そして多分体重は逆戻り。 さらには明日は祇園の「にんにくや」に行く予定なので、 今日泳いで燃焼した脂肪分なんて明日一気に戻ってしまうこと必至。 だけどあそこのハニートースト本気で美味いんだよなあ。 楽しみ♪ そうそうそう、そう言えばエグザスで叩き売りしてた水泳パンツ買ったんだった。 1000円! 安い! これで高校時代のスクールもっこりパンツともおさらばだわ。 ちこっとずつですが、過去日付に北欧紀行追記していますよ。 またよろしくお願いします。 |
どうもこのエンピツは、 大量のデータを書き込もうとすると、 その日付と最新の日付両方とも書き込んでしまうと言うエラーを起こすらしい。 ワードとかのテキストに下書きを書いてから移すとかまめなことをすりゃあいいものの、 ADSLが導入されて繋ぎっぱなしになってからどうも僕はずぼらになって直接書いてたりするもんだから、 思わず最新の日記が消えてしまったことは一度や二度じゃない。 まあ6000字ものデータを書き込む人なんてなかなかいねえだろうけどさ。 日記なんてモンはその時々の感情をほとばしりを書き留めるものだから、 後から思い出して書いたって本当に意味がない。 だってそれは「今」しかかけないんだもの。 なんてかっこいいこと書いてるけど、 どうも昔の日記を読み返してみても大して書いてることが変わってない様な気がするのは気のせいだろうか、 それとも、多少たりとも成長の跡がちゃんと見られてんだろうか? 誰か教えてよ〜!! なんて叫んだところで無駄か。 そんなの自分自身にだって分かんないのに他人に分かる筈も無い。 まあ、旅行記はそんでもその時々のことを思い出しながら書いてる訳です。 自分でもよくこれだけ書けるなあ、ってぐらいの分量を費やしてる。 今回の北欧紀行、かなり書くこと無い! なんて思ってたのに第5・6日分でそれぞれ5000字、6000字も使ってる。 ちなみに昨年のアイスランド紀行は一日平均書いたなあと思って4000字弱だった。 まあ昨年アイスランド紀行を仕上げてからすっかりはまった紀行文を書くこと。 ここまで来るとやめられないね。 しかし文章力ってのは果たして上がっているのでしょうかね? とりあえず今日で英会話、短期コースの最終日で御座居ました。 身になったかどうかは分かんないけど、楽しかったのは確か。 いや、続けないつもりは全く無いんだけど、 (つまりは続ける意志はアルって事なんですが)ちょっと異動とかも怖いので保留。 いやそんでもやっぱり旅行で鍛えられたって言うのはかなり大きいですね。 話さないとどんどんと忘れていく語学、それは大変恐ろしいもの。 だけど昔一番得意だったのは国語と歴史で、英語は嫌いだったんだよなあ。 今も嫌いだけど、とりあえず英語を話すのはとても楽しいです。本当に。 何となく鏡を見ると岸田くんに似てきたような気がする今日この頃です。 個人的には小宮山雄飛と言いたいのだけれども「違う」と言われた。 そうかなあ。(彼は岸田くんには賛同) でもどっちかって言うとどうもチューヤンらしい。 (あんまり下手なこと書くと全国48万人の岸田ファンから袋だたきにあいそうだしね) |
作りました。(前回書いたのはコレ) 昔はCGCグループの韓国直輸入キムチがあったんだけど、どうも最近なくなってしまった。 値段は安くなったけどどうもあんまり美味しくない。 なんか化学調味料漬けのキムチなんだよね・・・ それにしても韓国の料理は本当に美味しかった。 それ比べたら欧州の食事なんて・・・ と言うことで旅日記をまた書いているんですが、 どうも一日で書ける分量は半分が限界みたい。 それでも一日4000字ぐらいの分量はあるからね。 なかなか大変です。 なんで5日目から書き始めたかというと、 この辺から日記を付けるのをやめたってことと、 この辺りが一番苦労したからなのです。 ホントに今回の旅は苦労ばかりでもう・・・ だから一番辛い所からお送りします。 かなり憔悴しきった僕が見られると思います。 やれやれです。 かなり。 |
何度も何度も書いてるけど、 僕は人と同じことすんのが嫌いで、 人がやんないこと好んでするし、 人が行きそうに無いところに好んで行く。 周りにノルウェーとかスウェーデン行ったヤツって1人しかいないし、 (1人いるだけでもすごいような気がする) 韓国までわざわざワールドカップ見に行ったヤツなんていない。 韓国で日本語教師をわざわざ体験してくるヤツもいない。 ヴァカ、と言ってしまえばそれまでかも知んないけど、 まあさ、それはそれで個性とかだよね、 自分からそんなんが無くなったら、おしまいだ! なんて思う。 相変わらず僕は アンチ東京で、 アンチ巨人で、 アンチブランドで アンチドコモで アンチウインドウズで、 既成の概念とかをぶち壊したくって仕方がなかったりする。 働いてる所は既成の概念の塊みたいなもんだから笑えるんだが。 昔も書いたけど、 「貧しいことは罪ではない、 しかし貧しさから抜け出そうとしないことは罪である。」 と言うペリクレスの言葉には感動する。 本当にその通り。まさしくその通り。 だからやれよって言うんだって。 現状を打開するには努力するしか無いと思われる。 まあ僕は最近自分が世間一般のごく普通の人々とは違って、 「ちょっと変わってる」なんて事をよ〜く自覚してて、 それをかっこいいなんて勘違いだけはしてないけど、 節度をもって生きてる。 普通の人生なんてつまんないし、それが羨ましいとも思わない。 ライブも旅行も英会話も水泳も辛いこともあったりするけどこんなに楽しいのに、 なんで世間一般の人はやんないんでしょうかね? 「君とは違うからだよ」なんて言われそうだけど、 そうかも知んない。 別にいいのだ。どうだっていいのだ。 なんか言ってる事が村上春樹の小説の主人公じみてきてる。 と言ってるうちにもうすぐTOEICだった。 勉強しろよ>俺 どれだけ出来ないかを自覚するのも重要だけどね。 北欧旅行記とりあえず執筆開始! まずはなぜか5日目から。 |
疲れてんのかなあ、どうも眠ってばっかりいる日々。 まあ昨日は、川上はんの結婚式だったんだけど。 なんとなく結婚式のプロの司会さんには参りますね。 「人生最良の日」とか、「夫婦による初めての共同作業」 とかとか、お約束なんだけど、 なんかコトバをごてごてデコレーションし過ぎてる気がする。 川上はんをお祝いしようって気持ちは、勿論あるのだけど、 こんなにコトバで飾りすぎなくてもいいんじゃないの? シンプルに感謝とお祝いのコトバさえあれば。 十分かと、僕は思ってしまったりする。 よく友達とかに司会頼んだりしてるけど、 なんかそっちの方が確かに多少上手さに欠ける面はあるけど、いいかなあ。 こんなこと書いてるけど川上はん気ィ悪くしないように。 おめでとう。 あなた達の将来が幸がありますように。 心のそこから願っております。 |
8月29日 オスロ 宿はなし ストックホルムに今日の夕方旅立つ予定で今日は行動予定。 従って、午後までに市内を回ることにする。 本日の予定は国立美術館・博物館・王宮。 これらを午前中に見て、午後からはムンク美術館に行く予定だ。 国立博物館には、かのムンクの「叫び」があるのだ。 これはとりあえず、見とかないと駄目でしょう。 とは言うものの、依然としてストックホルムの宿の問題は解決していない。 その問題さえクリア出来ていれば朝早くからガンガン街歩きに徹することも出来たのだが、 それがあった為、9時まで待機してストックホルムのユース等に電話で予約をしなければならないのだ。 電話で予約! 考えただけでも神経を消耗する。 たぶんあまりいい返事は貰えないだろう、ってのが分かっているだけに辛い。 今井くんに電話してもらうわけにも行かないし・・・。 結局僕が電話することに・・・ しかしやはり3日連続で予約が出来る所はない。 仕方なくズィッケンズダムのユースに今日の夜一日だけ予約を入れた。 ストックホルムはどうかしてる。 なんでこんなに宿が埋まりに埋まっているのだ? 戸惑う我々。 って言うか電話とかしているのはすべて僕だったりするのだが・・・ これだけ断られまくるともうかなり凹む。 果たして行ったのはいいものの宿は無しという事は無いなあ。 かなり不安になる。 宿が無いと言うのはどうしようもない。 とりあえず今日一日の宿を確保しただけマシってもんだけど。 はあ〜、どうも昨日から続くこのリズムの悪さは継続している。 ひょっとして今日の電車も取れなかったりして・・・ チェックアウトは済ませたものの、一応、 「今日もしかしたらもう一晩泊まることになるかもしれないんだけど大丈夫でしょうか?」 と申し出る。 「まあ大丈夫よ」とはフロントの人のお言葉、とりあえずは一安心。 しかしストックホルムのことを聞き出したら彼女は逆ギレし、 「そんなことはインフォメーションに行って聞きなさい、こんな所で聞くな!!」 何打よその対応は。 インフォメーションにも昨日すでに冷たくあしらわれたわ。 どうにもならんし。 と言うか北欧はインフォメーションと言い対応が悪すぎる。 いや、確かにラールダールのご主人みたいに感動的にいい人もいるけどさ〜、 なんなんだよコレ。 と言うか、初めて旅において」と言うものにぶち当たったかもしれない。 今までそういうのに鈍感すぎたと言べきなのだろうか。 かなりぶち切れて、「二度とこんな国来るもんかバカヤロー!」と言うのをかなりこらえて、 (言った所で分からないんだろうけど、言ってしまったらこの旅の価値が消滅してしまう気がした)僕らは街に出た。 「まあどうせ明日からストックホルムやし、ラールダールのご主人みたいにいい人もいたやろ?」 今井くんはかなりなだめてくれたけど、どうにも腹の虫はおさまらない。 あのフロントの女性とは二度と話したくも無い! とは言え荷物も預けてあるし僕が話すしかないんだろうなあ・・・ こういう時に下手に英語が使えると困る、嫌だ。 北欧に対するイメージがどんどん悪くなって行きそう。 まあそうして気分を取り直してカール・ヨハン通りを歩いて王宮へ。 内部にまで入ることは出来ないのだが王宮内の庭とかは普通に歩けるのだ。 こういう所が北欧の王宮の気さくさってもんかなあ。 まあヨーロッパの歴史の中ではこの辺はどうしても中心では無かったと言うのもあるのかもしれないね。 でも写真は撮ってみるものの、さすがに自分を入れて撮影する気にはなれない。 どうやっても不機嫌な顔になるのは避けられそうにないからだ。 まあ王宮と言っても外見だけで当然の如く内部に入れる訳ではなく、すぐに引き返す。 宿の予約の電話の関係で時間は大分過ぎてしまった。 続いて国立美術館へ。 ここ、入場料、無料である。 さすが国立! 日本とはえらい違い。 まあ日本でも常設展だけだったらそれほど高くないのだけど。 ここの目玉は何と言ってもムンクの「叫び」 その他ムンクの絵画がかなりいっぱい置いてある。 「叫び」は思ったよりも小さな絵だったが、やはり生で見てみるとそれなりに迫力がある。 この後で行くムンク美術館でも思ったのだが、ムンクの絵は分かりやすい。 他の絵画と比べても僕ら素人にでも良く分かった。 しかし芸術って言うのはやっぱり良く分からんね。と今井くんと話しながら思う。 後印象に残ってるのは戦乙女ヴァルキリーの絵ぐらい。後はすっかり忘れてしまった。 まあせっかくだから印象に残ったムンクの絵のポストカードとNational Galleryのトートバッグを買う。 安かったんだよトートバッグ。北欧の物価からは信じられないぐらい。 本当は来年のカレンダーとか欲しかったんだけどあきらめる。 次! 続いて国立博物館へ。 Museumマニアの僕としては行かないわけにはいかないでしょう。 しかもここも、無料! 無料よりいいものはない!(断言) 博物館は美術館よりは面白かった。 エトルリア人の展示とかあったりして、「ローマ人の物語」を読んだ直後の僕にとっては大変興味深い。が、何せ表記は英語。じっくり読むにも限界がある。何ともならずに途中からもうすっ飛ばしまくって終了。じっくり見たらもう少し面白かったのかも知れないけど、我々には時間がないのだよ。 美術館博物館を見たら大分気が落ち着いた。 朝のイヤな事も大分流れ去った。まあ大丈夫。 どうせ今晩にはストックホルムに到着するのだから。 昼からはちょっと郊外まで行って大西洋をパピルスの船で横断したトール・ヘイエルダールの展示があるコンチキ号記念館に行く予定だったけどこの調子じゃ間に合わないな。 なんせもう昼過ぎなんだもん。 昼ご飯はオスロ市内の中華料理でランチを食べた。 72NRK。高いけどまだノルウェー内の物価を考えたらマシな方。 ランチは酢豚だった。 実は僕、酢豚があまり好きじゃなかったりする。 だからどうも損した気分。例によって今井くんは食べて一言「美味い!」ってのたまっていたが、どうも酢豚というのでかなりテンションが下がる僕。ご飯も日本のご飯じゃなくってインディカ米だしなあ。インディカ米はカレーとかチャーハンにすると美味いんだけどやっぱり白ご飯で食べるにはどうも辛いのだ。 と言うことでようやく米の飯を食べることに成功した僕だったのだが、 どうもかなり後悔の残る代物となってしまった。うう。 ま、気分を取り直してオスロ駅までストックホルム行きの切符を買いに行く事にする。 が、ここで大きな罠が。 ・・・ストックホルム行きの今日の夕方の席は既に予約で一杯です。 「Full booked.」 冷たく響く言葉。。。 (☆_★)ガーン。マジですかそれ。 ええっ〜。がっくり。と言うことは今日中にストックホルムに行く事は出来ないのね。 仕方なく明日の朝一番の電車の切符を買う。朝の6時発。早すぎる。 不幸中の幸いといえば、またもや国際学生証が役に立って、200クローネ引きでチケットが買えたぐらいだろうか・・・ そんなんどうでもいいから早くストックホルムに行かせてくれ〜!!!!(T_T) まあしかし冷静に考えたら1人当たり3000円以上の値引きは大きいよな。 と思ったりもするけど。一泊分じゃん。 がしかしもひとつ問題が、 と言うことはあの感じの悪い受付のお姉ちゃんに、 「今晩も泊まりたい」ことをいわなければなんねえじゃん。 もうイヤや〜、あの人とこれ以上交渉するのイヤじゃ。 交渉は今井くんがやってくれ。「無理」。そうだよな〜。 はあ〜。あ、もうそろそろ勤務交代してるかも知れないしな。 うん、それに期待しよう、それに。 そしてとぼとぼと重い足取りを引きずってホテルに戻る我々。 うう、今更どの面下げてあの人の前に顔見せられるんじゃ。 はあ〜。どうも今回の旅はため息が多いなあ。 そして・・・重い足取りを引きずって帰った我々を待っていたのは果たして、 あの女性だった。ガーン。 うう、やっぱりイヤじゃ。今井くん交渉してよ〜。 「ムリ」 やっぱり? 仕方なく交渉する。 「電車に乗り遅れちゃったので、出来たらもう一泊したいんだけど」 「出来れば? どうなの? あなた達は泊まりたいの?」 「泊まりたいです」 (なんでこの傷心中の我々(と言うよりも僕)にここまでキツく言うかなこの人。クソっいいよな今井くんはさ〜自分だけ彼女に電話してご機嫌でさ〜)とかとか思いつつ、もう一晩泊まれることになった。 あ、もう一つここはいっておかねばならないことがあったんだった。イヤやけど言おう。 「あの〜、明日の朝起きるの早くてとても朝食食べられそうにないんだけど〜、宿代って朝食代含まれてるでしょ? Discount出来ないの?」 ちょっと面倒くさそうな顔はしたものの、彼女はそれ程怒ることなく答えた。 「お金は今払わなくていいから、またこの後で再チェックインしたときに聞いて。私はもう帰るから、交代でこれから来る人に聞いてもらってよ。」 じゃあそうすることにして、再びオスロの街に出ていくことにする。 ストックホルムのホテルはしょうがない、明日の朝インフォメーションに行く事にしよう。 まあ何とかなるだろう。ストックホルムに着くのはお昼前だし。 と言うことで気を取り直してフェリーに乗ってコンチキ号記念館に行く。 あの辺にはいろいろ博物館とかあって面白そうなのだ。 ホテルから歩いて少しのところに要塞跡があり、そしてその隣に船着き場がある。 船着き場はオスロ市庁の目の前、歩いて15分ぐらいの距離を歩いて向かった。 ちょうど船は出発するぐらいで飛び乗る。 ここから博物館のある地区までは船で20分なのだ。 船に乗っているとオスロと言う街がよく分かる。 ま、正直かなりこの時間はへこんでいて観光どころでは無かったんだったけど。 コンチキ号記念館は面白かった! 自説を証明するためにアフリカ大陸からアメリカ大陸までパピルス船で横断と言うことを敢行したトール・ヘイエルダールの偉業を残すために作られたこの記念館。実際の航海風景なんかを撮影したドキュメンタリーフィルムなんかもあって(これで昔オスカーも取ったらしい)かなり感動。 昔実はヘイエルダールの話を読んだことあるんだよね〜。小学生の頃の話だけど。 小学生版のノンフィクション全集で確か読んだ。 アンコール・ワットの話もこれで読んだんだった。 小学生時の記憶力ってすごいよなあ、と今でも思う。 コンチキ号、あまりにも面白かったので、ポケット英語辞書を持ち出して翻訳しようとしたぐらい! が今井くんにはどうも今一つだったみたいでソッコ出てしまったようです。 まあ仕方ないか、コンチキ号とかヘイエルダールを知っているか知らないかで全然違ってくるもんね。 ついでにフラム号博物館と言うのにも行ってきたのだがこっちはすぐに出てきてしまった。 ノルウェー語の表記しか無かったんだもん〜。時々日本語の表記もあったけどさ〜。 なんか勿体無かったがこれは仕方が無いよなあ。 ここまで終了して時刻は午後5時。 博物館とかは大体5時で終わってしまうところが多い。ここから歯内中心部まではフェリーで20分かかるし・・・ ムンク美術館もあきらめるしかなあと思ったが、 !!!木曜日は18時まで開館と書いてある。地球の歩き方にだけど。 でも地球の歩き方本当に信用できないことが今回よ〜く分かってしまったし。 もっとインターネットで下調べしておくべきであった、ま、仕方ないんだけど。 でドキドキしながら地下鉄に乗ってムンク美術館に向かう。 ・・・果たしてムンク美術館は開いていた。あ〜良かった。 時刻は5時を少し回ったぐらいだった。 そそくさと入場し(またも国際学生証を悪用する、当然の如く)見学する。 ムンク美術館、かなり良かった。 やはりムンクの作品ばかり集められているので、 作品に系統性があって分かりやすい。 と言うか、ムンクの作品自体すごく分かりやすい。 人間の精神世界を良く表現してる。現代人なら誰でも共感出来そうなぐらいね。 「ジェラシー」なんて絵があって、仲良くしている男女を背景にくらーい顔した男が描かれてるの。 何度となく漫画とかで見たような構図だけどおそらくオリジナルはこれやな。たぶん。 しかしなぜか、国立美術館で見た「叫び」がここでもあったような・・・ レセプションでそれについてツッコんだら、 「同じ絵を何枚も描いたのよ」だって。マジですかそれ?? なんでも日本の出光興産はこのムンク美術館に年間「60万」ノルウェークローネ寄付しているらしい。 結構大層な金額だけど、ムンクの絵は確かにすごかった。 これだけの金額を寄付する価値はある。 日本でムンク展をやったらさぞかしはやるに違いない。 ホント、分かりやすいし、ネームヴァリューも高い。 まあやったことは何度もあるのだろうけど、また是非是非。 やったら絶対に見に行きますから。 ムンクの作品についての解説も買えば良かったなあ。 てか買いたかったのだ。日本語版も売ってたし。 重くなりそうだったから泣く泣くあきらめたのだった。 ムンク博物館を出たら午後6時。 と言っても北欧の8月の6時なので外はまだ全然明るい。 しかし今更何処にも行くところもない。ついでに言うとお金も無い。 切符を買うときにオスロでギリギリ過ごせるだけのお金しか残さなかったのだ。全ては計算ずくなのだ。ストックホルムへの鉄道の切符さえ取れてたら・・・だったのだが。 そんな訳ですごすごと一度宿に戻ることにした。昼間に一度戻ったときにはまだ部屋に入れないと言うことだったのだ。もうお金も無いし大した距離でないから歩いて帰る。 オスロの街はいかにもヨーロッパと言う感じの街で、しかし次の日に行くストックホルムに比べたら確かに凡庸なイメージを拭えず。 ホテルに着いたらレセプションの女性は交代していた。 交代した女性は優しそうだった。良かった〜。 朝食を食べられそうにないから値引きして欲しいことを言ったら、「それは出来ないわ」といいながらも、ウィンクしてちょこっとだけディスカウントしてくれた。 うう、優しさが身に染みるなあ。朝の人のこと考えたら。 まあ明日のストックホルムのことはかなり気になるがとりあえずは、晩ご飯を食べて今宵は寝ることにする。もうお金もないし昨日行ったフードコートで。今度こそ迷わずにフライドライスを食べようってことで。 食べたフライドライスは何とも言えず自分が作った方が美味いとまでは言わなかったが、まあ久しぶりにちゃんとした米の飯だし(昼間の酢豚のことはすっかり忘れている)それなりに満足した。長粒種は炒めるとそれなりに美味いのだ。 そしてほぼ一週間ぶりにインターネットを触る。 ここのホテルは何とインターネットサービスがあったのだ。 なんとiMacが置いてあった。物価がアホみたいに高いノルウェーだがなぜかインターネットサービスは30分25NRKとまあまあそれなりにリーズナブルな値段だった。 こんなところでマックに出会うなんて世の中はまだまだウィンドウズ一色って訳でも無いらしい。しかもOSはX。ちと動きが重かった気がするけどまあ気にしない。 北欧では他のところでもかなりマックに出会ってる。ノーベル記念館とかにも思いっきりマックが置いてあった。あそこは受付までマック使ってたよ。米国と日本以外ではマックはほとんど使われていないって言うのは案外嘘なのかも知れない。 ところでストックホルム行きの電車は、朝一の出発って言うのは既に書いたが、 何と午前6時20分発なのだ。早すぎる。 と言うことで今日は早く寝ることにする。 昨日は部屋には我々だけだったのだが、今日はすでに先客がいた。 「ごめん明日の朝僕らはすごく早く起きなきゃダメなんだ、 ひょっとしたらうるさくて眠りを妨げてしまうかも知れない。」 って言ったら、彼は 「大丈夫俺はDEEP SLEEPERだから」って言った。 ディープスリーパーってすごいコトバだなあ。初めて聞いた。 「深い」の反対って何? って今井くんに聞いたら 「Shallow」だって。 よく知ってるなあ。こっちも初めて聞いたよ。 適当に英語分かるくせに本当にボキャブラリーが無い僕なんです。 と言うことで、今日も寝る! おやすみなさい。 あ〜明日は安眠できるのかなあ・・・。 |
夜中に亮佑から電話がかかってきて、 「今日はなんの日か知ってますか?」なんて言って来た。 知らねえよそんなん、おまえの誕生日かよ? でも確か3月だったしなあ・・・! 思い出した! 今日は「恋する乙女」の誕生日だった。 (一日既に過ぎてるけど、レイキャヴィークじゃまだ昨日だからいいのだ) 誕生日おめでとうタハラ先生! センセもこれで・・・! イヤこれ以上言うのはやめておこう。 北欧旅行はかなり辛い旅だった。 いやちゃんとやっぱりホテルをネットでも電話でもいいから予約しておかなかった僕が悪いのだが。 交渉とかを全部僕がやったのでかなりしんどかった。 まあホテルの予約を電話とかで聞くことがそんなに難しく無いことが分かっただけでもめっけモンだったけど(勿論全て英語) まあつまり、この旅行はかなり苦労はしたのだけれども、 英会話能力はかなり上がったと言える。本当に。 と昨日英会話に帰国後初めて行って思った。 大分流暢になってるのが分かる。 かなり単語が分からないけど。 いや、問題なのは知っている単語を如何に使いこなせるかなのだ。 昨日も、「性格」って言う単語がどうも出てこなくって、 いろいろあれこれ考えていたのだが、 結局、「personality」だった。 なんだ知ってんじゃん。 でも使いこなせなきゃダメじゃん。 こんなもんなんです。 |
時差ボケが、戻ったような、戻んないような、なんか変な感じ。 夜のお仕事の後なので昼過ぎで帰らせてもらったりしたけれども、 なんだかゆっくりは出来たけれどもあまり良くは寝られず。 旅行記を書きたいが今回はどうも辛い思い出ぐらいしかないなあ。 なんて思う。 もう少しだけ書き始めるのに時間がかかるかも知れない。 なんか疲労だけがすごく残ってる。 |
曽我部恵一ソロツアーのチケット発売日は9月21日土曜日(全国一斉)で御座居ますよ皆さま。 (一体誰に向かって言ってんねんと言うツッコミは無し) |
未だに夢うつつな状態。 こればっかりはどうにもならないかも知れない。 帰ってきたら曽我部のソロツアーも決まっているし、 もう少し今年の秋は(夏行かなかった分も含めて)ライブに行こう。 恋人がいなくなってからちょうど一年。 あんなの付き合ったうちに入らんのかも知れないけど。 すみません、こんな僕でごめんなさいでした。 迷惑を散々かけました。 と1年後にかなり思う。 (当時は思ってもいやしないのにな) 華奢で綺麗な娘だった。 まさか今頃コレ読んでねえよな。 ま、読んでても別にいいんですが。 僕個人と切り離して読んでも是は是で多分に面白いと思う。 読んでるならなおさら、僕は西の方に向かって黙祷を捧げます。 多分の感謝も込めて。 今回の旅は、かなり無茶してしまった分、 なんだか疲れがかなり残りそうな感じです。 ハードスケジュール過ぎて目が回り、 ホテルの交渉とかで神経すり減らした。 英語を話すのは嫌いじゃないけど、 集中しなければならないのでとても神経が減るんです。 旅日記は書けるかどうかはかなり未定。 憧れの北欧だったけど、正直アイスランドの方が上。 うーん、ってかアイスランドを越える国ってこれから出てくるんかなあ、 僕の中で・・・。 |
フランクフルトの空港に着くと日本人だらけで、 日本語が飛び交ってきて一気に夢の世界から現実に引き戻される。 なんだかツアーの帰りの人とかなりかち合ってしまったらしい、 それにしても若者よ、いい歳して日本人添乗員同伴のツアーなんか行くなよと言いたい。 飛び交う大阪弁を聞いているともう訳がわからなくなる。 一体この9日間は何だったんだ? と。 後ろの人とちょっとぶつかって、 思わず「sorry・・・」と言いかけたら、 「すみません」の声。 ジャイ子みたいな大学生だった。 うーん、げんなり来る。 彼女は飛行機の機内でも、 ドイツ人のフライトアテンダントに向かって、 「すみませんおにぎり下さい」とかのたまってた。 この人最強やな。 きっと外国でも全て日本語で通していたに違いない。 しかしちっとは英語を使え、ちっとは。 ドイツ語を使えとは言わないから。 パックツアーなんかで旅行をしたらこの手の類いの人々ばかりになるのだろう。 と考えただけでも恐ろしくなった。 旅好きは添乗員にだけはなれないな。こりゃ。 疲れているので今宵はこんなところで。 掲示板等へのお返事もまた明日以降致しますので。 |
ストックホルム・アーランダ空港発フランクフルト行きの飛行機の離陸時刻は10:00。 国際線カウンターが開くのは2時間前なので、それまでに空港に行っておかなければならない。 そう言う訳で7時過ぎにはユースを出なければならない。 起床時間は6時。すっかりこっちの時間に慣れてしまった僕にとっては、 6時となるととっても早い。これも最後のお勤めだと思い起きる。 ちなみにさすがに早すぎてか食堂は開いていなかった。 部屋を自分たちで掃除して明け渡せば5SKばかり戻ってくると言うことだったが、 そんな余裕も暇も無いのでそのまま出る。 申し訳ないと思いつつも。 ズィッケンズダムの地下鉄の駅から地下鉄に乗って中央駅まで。 これまで何回も通ったルートだ。 難なく中央駅に辿り着き、そしてアーランダ・エクスプレスに乗って空港まで向かう。 空港までは大体30分。 7時40分発だから集合時刻からは少々遅れるがまあ許容範囲内でしょう。 関空特急みたいなアーランダ・エクスプレス、ひとりあたり1300円ぐらいだった。 思った以上に安かったかも。 余ったお金はお土産の足しにしよう。 なんせ時刻はまだ8時にもなっていないのですこぶる眠かった。 近代都市ストックホルムを過ぎると外はすぐに自然が広がる。 スウェーデンは結局ストックホルムしか来ていない。 今後の課題は残したと思うなあ。なんかとっても車窓からの風景は落ち着いて素敵だった。 ボルボに乗って走りたい。。。 ほどなくアーランダ国際空港に到着。 ルフトハンザもスカンジナビア航空も受付は一緒だった。 こう言うところまでスターアライアンスの提携は結構進んでいるらしい。 ストックホルムの空港もそんなに大きくはないけれどなかなかに素敵な空港で、 人も少なくって、また乗り入れ航空会社も見たことが無いものがあったりして面白かった。 アイスランドエアーも発見! また行きたいなあ。 朝食はマクドナルド。 世界のマックはなかなか面白かったりするんだけど、 ここスウェーデンのマックの朝食メニューにはベーグルサンドなんてあって楽しい。 ドリンクはホットコーヒーと決められてんのも何となくクール! (まあ北欧だったら何でもOKってのはあるのかもしれないけど) そんな風に時間を過ごしてから、出国審査をして搭乗口に向かう。 そう言えば今回の旅ではスタンプを押してもらってない。 フランクフルトに行ったときもスタンプを捺してもらわずに終わってしまった。 あれれ、最終目的地で押してくれるのだろうかと思いきや、 オスロでもスタヴァンゲルでも結局何もされなかったのであった。 今回も、ストックホルムではなし。 と言うことはフランクフルトで押して貰えるんだろうか。。。 結論から先に言うと押して貰えなかった。 悲しすぎる。 今回こんだけ長く旅したのにスタンプは無し。ううっ。 悲しかった。 かくしてストックホルムからルフトハンザの飛行機は飛び立ち、フランクフルトに向かう。 今回は何人か日本人も乗っている様子。 フライトアテンダントとかさすがにいないけど。。。 機内食は行きの分とほとんど同じで、大して代わり映えがしなかった。 しかしちゃっかり完食したのであった。 なんかドイツ製の黒くて固くて酸っぱいパンがあってさ、 さすがの食欲魔神の僕でもさすがにそればっかりは食べらんなかったよ。 日本に持って帰って罰ゲームに誰か食べさせたろ(笑) そしてベルギー製のチョコレートはとっても美味しかった。ラヴリー♪ これもお土産にしてしまえ! 書こうかどうか迷うのだがやはり書かねばなるまい。 事件はこの飛行機の中で起こった。 今井くんはこの飛行機の中で携帯電話つけて、 日本での彼女からのメールを読んでいた。 と、その時、フライトアテンダントのお姉さん・・・と言うよりもおばさんが、 えらい勢いでやって来て、 「飛行機の中でモバイルホンを使っているでしょ。 機長が異常を見つけたみたいなのよ。あなたなの? 飛行中の機内でモバイルホンを使うのはとっても危険なのよ、すぐにオフにしなさい」 怖かった。。。 他人のふりをしていたのはもちろん言うまでもない。。。 電源オフにするようにとはよく言われるけど、本当に危険みたいなので注意してね、皆さん。 「そんなにおこることはないじゃないか」と今井くんは文句を言っていたが、 まあアンタが悪いと思う。しかしながら僕も止めなかったし同罪だな。 彼女は降りる際、僕らに向かってにっこり笑って、「Thank you!」って言ってた。 まあそれで済んだんだからさ、良しとしようよ。 フランクフルトの空港に着くと日本人だらけで、 日本語が飛び交ってきて一気に夢の世界から現実に引き戻される。 なんだかツアーの帰りの人とかなりかち合ってしまったらしい、 まあルフトはアクセスの良さと時間の正確さには定評があるから、 ツアーで使うには最適なのは分かるけど〜。 旅の余韻もへったくれもあったもんじゃない。 それにしても若者よ、いい歳して日本人添乗員同伴のツアーなんか行くなよと言いたい。 飛び交う大阪弁を聞いているともう訳がわからなくなる。 一体この9日間は何だったんだ? と。 後ろの人とちょっとぶつかって、 思わず「sorry・・・」と言いかけたら、 「すみません」の声。 ジャイ子みたいな女子大生だった。 うーん、げんなり来る。 彼女は飛行機の機内でも、 ドイツ人のフライトアテンダントに向かって、 「すみませんおにぎり下さい」とかのたまってた。 この人最強やな。 きっと外国でも全て日本語で通していたに違いない。 しかしちっとは英語を使え、ちっとは。 ドイツ語を使えとは言わないから。 パックツアーなんかで旅行をしたらこの手の類いの人々ばかりになるのだろう。 と考えただけでも恐ろしくなった。 旅好きは添乗員にだけはなれないな。こりゃ。 設備・サービスはいいが混んでいる飛行機と、 大したことはないがガラガラな飛行機では、 後者の方がいいに決まってる。 ルフトハンザの乗り継ぎの良さとか時間の正確性とか機体のカッコ良さには感動したけど、 満席はさすがにちっと辛かった。 エコノミーだからしょうがないけど席もなんかすごく狭いし。 ゴハンは噂で聞くよりずっと美味しかったけど。 全部ご飯物をいただいたのは言うまでもない。 いい思い出といえば日本ではまだDVDも出ていないスパイダーマンが、 機内で上映されてたのは良かったなあ。 機内では寝ることがどうしても出来なくって結局見ちゃったよ。 今回の旅は、かなり無茶してしまった分、 なんだか疲れがかなり残ってしまった感じ。 ハードスケジュール過ぎて目が回り、 ホテルの交渉とかで神経すり減らした。 英語を話すのは嫌いじゃないけど、 集中しなければならないのでとても神経が減るんです。 憧れの北欧だったけど、正直アイスランドの方が上。 うーん、ってかアイスランドを越える国ってこれから出てくるんかなあ。 なんてことを思った。 ともあれ無事に行って帰ってこれただけでも満足しよう。 確かに辛い旅だったけれども、 それは自分の中で血や肉となり、きっと僕を成長させてくれたはずだ。 いつか書いたことがある。 個人旅行は必ずしも100%の満足感が得られるとは限らない。 けれどもそれが上手く回転したときには200%300%の成果が出ると。 今回はちょっとうまくいかなかったかも知れないが、 それでもまた旅に出ようと思う。 それでは、またその時まで。 |