睫毛
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2015年07月23日(木) 権謀術数。

今日の彼が傷つかなくても
明日の彼は傷つくかもしれない。

今日の私は我慢できても
明日の私は欲望に負けているかもしれない。



それはとても曖昧なもの。
でもとても狡猾で醜怪なもの。


2015年07月16日(木) 花は折りたし梢は高し。

遠い
遠い

いつかは来ない。


諦めるまでもなく
抱くことすら許されず。

他人のせいにして道を進む。


ここに家はあるけれど
ここに温もりはあるけれど

私はここから動けない。
動き方を忘れてしまった。


2015年07月09日(木) 物憂い。

雨だからかな。
幸せなはずなんだ。

雨はすきなんだ。
自分に酔えるから。

なにもない。
本当に幸せなんだ。


2015年07月08日(水) 15年。

15年前の私の言葉はあまりに素直だ。

不平不満も意思意欲も飲み込むことこそが正義だ。と
そんな大人になった私を、15年前の私はバカにするだろうか。


恋と学校だけが全てだった。

長い時間を過ごした彼氏よりも
青いリュックを背負った片思いの彼は今でも眩しい。

6年付き合った彼氏よりも
片思いの彼のほうが顔を鮮明に思い出せる。

高校時代というのはそんなにも美しい物だったんだと
15年経ってようやく分かった。



素直すぎる言葉と幼稚な駄文は
消してしまいたい程に恥ずかしいけれど
それでも一生懸命に毎日を過ごした15年前の私のために残しておこう。


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