先日久々奈良に実家に行った

父と母はその日はカラオケ教室の合同練習だったとの事

三時には帰宅して糸のでやっと母の日のプレゼントを届けれる事が出来た☆

「どんな歌歌って来たの？」と聞くと

「よしゃ　聞かせたろか」とカラオケの部屋で準備始める

「いややわ…お父ちゃん　やめとき」と母…むりむり　言う事聞きません

歌い出すと・・・おお〜〜音程も合ってるし　上手くなってるぅ

歌詞のサビ中には《愛した人が居るから・・・》（好きな人が…？どっちだけ）
所が２番は　《愛される人になりたい・・・》なんだけど・・・一番と同じ歌詞を歌うから　間違えてるぅ〜と思ったら

「こう歌いたいねん　これでええねん…な　おかあちゃん　」と母の方を見る


またか…マジ【惚れてる】アピールか…

母は数年前に脳梗塞で倒れそれからは身体と言葉が不自由になった

それからは「今まで苦労掛けた恩返しやこれからはボクがおかあちゃんの世話をする！…それが嬉しいや！」と父が母の世話をしている

本人も糖尿と癌をわずらい手術は成功したものの再発予防に病院に通っている

若き日　お見合いにも関わらづ父は母に一目ぼれで
（お目目クリクリでムッチャ可愛かった…）
（おじいちゃんの気にいったらしい）
父はスクーター（若いのにバンバン乗り回し羽振りは良かったようだ…可愛い顔してい喧嘩も強くもてたとのこと）に乗っていつも母の店に通い続けたとの事

（二人の子どもなのにくみちゃんは不細工やな〜と親戚のおじさんに言われ続けた）


　母の実母も美人で魚屋の看板娘で　とある大きな屋敷の一人息子に見染められ嫁いだが母を産んでから余りの家柄の重みに耐えかね　

「孫だけは…」と言うその祖父母の言葉を振り切り母を連れその家を飛び出し実家に帰り　兄夫婦の勧めで母を兄夫婦の養女にして自分は兄嫁のお兄さんと再婚して４人の子どもをもうけた

　もし母がそのままお屋敷に残されていたら…お嬢様やん＝＝＝☆

てことは…Ishidaは…この世には存在しないのだわ…


で…Ishidaがおばちゃんと呼んでいたのが本当のおばあちゃんで　おばあちゃんと思っていたのが　おばちゃんで・・・・兄ちゃんと呼んでいたのはおじさんで…お姉ちゃんはおばちゃんで…ありゃりゃって感じ

それを知らされたのは…父方の祖母から「ナイショやで…くみにだけ教えるけどね…」と中学生の時

「あ〜そうか　だからおばちゃんとお母さん似てるんや…小学生の時　おばちゃんととお母さんって似てるよね…と言ったらおばちゃんちょっと困った笑い方して…そうかな…って…意味がわかった」

おばちゃんが亡くなる時に…兄ちゃん（おじさん）から「本当のおばあちゃんだ…最後におばあちゃん…と言ってあげて」と言われた…知ってたんだけどな…と思いながら苦しんで意識のないその人に「おばあちゃん」と言った

　でもな…なんでおかあさんを手元で育ててくれなかったんだろ…と心で呟いて

母はよく　泣ける場所がある幸せ　両親が傍に居る幸せ　我がまま言える幸せを語ってくれた

母は育ての親の親とその娘さん（姉）の不治の病の世話と店の手伝いや家事をいつも笑顔でしてきたと聞いた…良い子と皆が褒めていた

でも　母いわく…本当の子どもではないからね…と私に呟いた　その意味の深さはとてもよくわかった

　父は最初母の生まれた家は気にならなかったそうだが　私が二十歳ぐらいになった時に調べに行ったらしい・・・（娘の結婚に差し支えたらと思ったらしい）

するとその家は実在していてそれはそれは大きな家で何処までも続く長い塀…だったらしい…結局　母の実父もそれから家を出てしまい　他で家庭を持ち子どもがいるらしい…だから母には妹がいるとか（マジ父は探偵か？？）

ま　なんにしても母は嫁いだ後も気難しい　寝たきりのお爺ちゃんやおばあちゃんの世話を商売しながら子育てしながら健気に何十年もしてきたわけで　

マジ書ききれない苦労はあったし…

女性がまだ乗ることまなかったバイクも車も仕事とはいえカッコよく乗り回す母は小学生の私と弟には自慢だった

…でもいつも笑顔の母が陰で泣いているのを何度か見た

「それぞれに生まれ持った星の下があってね　お母ちゃんは人の面倒を見る星の下に生れていて　お母ちゃんが苦労した分　くみは幸せやな皆に助けてもらえる星の下に生れてるんだよね　いつも笑っときや」と言われた事がある

父は母が自分の環境から逃げ出したいから自分と一緒になったのかもな…などとコンプレックスがあるようで

だから　母が具合悪くなってから俄然父は元気になり（…まもともと気持ちは少年！元気なのさ…武勇伝も多々あるさ）

やっと母を独占できる的感じで　行くたびに「お母ちゃんに惚れてるねん」とのろけられる…我が家族は呆れるばかり

料理も父はなかなかの腕前で…店で出来るんちゃうんと口々に言い合う

　ま…長くなったが　我が家の歴史はおじいちゃんにさかのぼると　これまたまるでドラマで…語りつくせない人生の歯車の絡み合いがある


　　　しかし　母はどうだか分らぬが

父いわく「おかあちゃんさえ傍に居てくれたらそれだけでええねん」

・・・との事

　　　　　おかあさん・・・お父さんの為にも長生きしてね…て感じです





　

やっとこさ　時間つくって　娘っちの勤めるアメ村の美容室へメッシュを入れに行った☆
　六月の髪色の相談も兼ねて…

席に座りメッシュも終わり掛けた　そこに「こんにちわ」と深みのある切れの良い声が響く　鏡に映る男性…

「この声って…舞台人？」とIshida感じた

「いらっしゃいマセ　こんにちわ」と弾むスタッフの声

・・・おおお鏡に映るあの頭のカットの感じ！？歌舞伎役者の方ではないかい？」…そう思った時　Miyukiがそっと…「キクノスケさんよ…菊チャン」とささやく・・・・菊チャン？？？ほ〜〜

「やっぱり　わかるよ」と云った時　Ishidaの隣の席にキクノスケさんが座った　　

げえぇ〜〜顔見てぇ〜〜〜しかし…オフの日だしプライベートだし…知らんふりしとこ〜〜♪

　で…Ishidaがメッシュ入れてる間に　我が娘っ子Miyukiが菊さまの方マッサージ・・・・・会話が自然に入ってくる…（耳ダンボの訳ではないが）

「お久しぶりです〜」から「肩凝ってませんね」「凝らないようにしてるからね（笑い）」…などとのどかな会話

Ishidaは何気に雑誌に目をやる

…そして　Ishidaシャンプー台へ・・・そこからが悪夢だ

☆ここからは…シャンプーされてるIshidaと洗ってるMiyukiをご想像下さいマセ☆

Miyuki「菊ちゃんと喋れへんの？」

Ishida「そんなん自分から行けへんよ！　オフの日に失礼やん」

Miyuki「顔も見てへんの！？…あ…芯ちゃん（先生の１歳チョイの息子チャン）と写真撮ってる　あ菊ちゃん　帰りはるわ・・・」

Ishida「残念　会いたかったな〜」…・この一言が悪夢への扉を開けた

Miyuki「じゃ　声かけてくるわ」　げええ〜〜いいて！！

Ishida「まって…こんなんであわれへん…美由紀！美由紀…」

　　ああ遠くで声が・・・

「お母さんキクノスケさんに逢いたいって言ってますぅ」

「え？何処にいらっしゃるの？」「シャンプー台に」・・・

　　　　　　　おいおいヤメテくれ〜〜〜〜（アセアセ）

Myuki心で慌てるIshidaのもとにやって来て

「キクノスケさん写真一緒に撮っていいよって」とIshidaのびしょびしょの頭にタオル巻いて起き上がらせる

「何でよ！こんなんで会えるわけない…（んん…会ってみたい気持ちも…）」

とMiyukiに呟く言葉もまるで無視！引きずるように連れていかれて…

Ishida必死でタオルで頭ふきふきしながら…・

来てしまった…キクノスケさまの前に…


「はじめまして…こんな姿で……いつも娘がお世話になってます」

頭下げるとビトビト滴が・・・なんでこんな目に合うねん

「母は芝居してるんですよ」・・・うううもっとちゃんとしてる時に言えよ！

「そうなの」…うう呆れられるぅ

先生が「ポスターがそこに貼ってあります」…へ？あ！見ると・・・

歌舞伎の公演ポスターの上に貼ってあるぅ〜〜〜げ！

「これね…そうなんだ」…うううひとり芝居のポスターを菊さま見てるぅ

「ほら　早く写真　撮ってもらって」

…いくら拭いても…ビジョビジョ…（美女美女で会いたかったデス）

　「あの…写真は…また今度…と言う事で…」

菊さま　そう言うIshidaをみて…

「そうですよね」とにっこり扉を開け店を去った…

　　　　　　　悪夢だ…他の客も居る…事に気がついた
　

「騒ぎすぎ〜」　おまえのせいだろ！！

「写真とれたのになぁ」　あんなんで撮れるわけないないだろ！！

「別に誰も気にしてないのに」　気にするわ！！こっちが！

「じゃ　シャンプー台にもどって」　え？？まだ途中だったの？？？

その後…の静寂は…なんとも言い知れぬ…はずかし…このバカやろ！！

「ねえ　三角公園でアイスクリームのイベントで女の子三人で写真撮ったらアイスクリームくれるんだって　それで優勝者にはパリ旅行だって
ねえ終わったら　撮りにいこ…一緒に」

「ん？女の子…だろ？」

「大丈夫！１８歳以上の女の子だから」…それって女の子？なん

って事で　なかなか上手くメッシュも入り　カッコよくブローもしてもらい…

それを見た先生

「いいですね良く似合いますよね…この姿で写真撮れたら良かったですよね」

　　　　　当り前だぁ〜〜〜忘れさせて〜〜〜〜悪夢を！！★

って事で　Myuと新人staffと３人で写真撮りに行った

「テレビ来るんですかね」
「来ないよ」
「雑誌に載るんですかね」
「載らないよ」
「じゃ　なんで撮るんですか？」
「アイスクリーム貰えるの」
「え？それだけなんですか？」
「優勝したら　パリ行けるの」
「ひゃ行きたいですね〜☆」

…と　MYUと新人さんの会話です…どちらがどっちかわかりますよね


　「チーム名は？」と聞かれ新人staffの子が『「ビューティーシスターズ」でいいんじゃないですかぁ〜〜』って事で三人カメラの前に立つ

そりゃ〜舞台人の我々「アイスクリームを仲良くおいしく食べる感じで」

　なんて言われて　カメラ向けられたらぁ…そりゃ〜やりますよ

「おお＝＝＝いいな」なんて言われたら…
益々　ポーズ＆笑顔決める我々でした

お疲れ様〜とアイスクリーム貰って…「これおやるよ」とMIYUに渡すと
「え？いいの」
「一人で食べながら帰る事なんか出来んでしょうが」

「あ！そうか　じゃ　ばいばい有難う」…と二人と別れたIshidaでした


　　　　はぁ〜〜疲れた…なんか濃いい一日だった★






　　　

やはりメイシアタ〜ぐらいの空間での芝居は一番好きです
自分の気持ちを抑えなくて良いから

やっと本来の自分が表現出来る

（なんで 歌の中にはその自分が出せないのか…好きなのに力量だけの問題ではない…それを克服すれば芝居と同じ感情感じる事が出来るのか…わかってる事もあるのだけど…）

椿乃の言葉も 刹那の言葉も
自分の中にあるもの…そして使った言葉感じた言葉の組み合わせ

愛しい二人です

ソレほどまでに愛せる人と巡り逢えたら…でもこの愛はもっと深い…

肉親のあいでも恋人の愛でもなく…もっと深い…

…感じさせてくれる人と出逢いたいとの想いが創り出した物語り…
逢いたいよ　逢いたいよ・・・どれ程の逢いたい思いが重なり合うのか…

この言葉　大切に届けたいです

大切に大切に想い届けたいです

刹那を…椿乃を愛してやって欲しいです



Ishidaは１人です…でも独りではない事の有り難さ感じます

同じ想い…感性の人との出逢いが嬉しいです

Ishidaは妖怪であり…異性人で生きていきたい

舞台に恋して 自分に恋して
共に進んでくれる人と夢見て 愛して

いつか…狂うほど愛せるナニかに出逢って…

その想い舞台で演じれれば幸せデス

真夜中に感じた長い長い…思いです

　ドキドキハラハラ二年目のジャズスト【夢列車】

　ご乗車の皆さま有難うございました☆

　もう…五月…げええええぇ汗！汗！あせる〜〜〜！！

やってきましたjazzストです

先日は吹田メイシアターへ照明と場当たりに行って来た…勿論照明の打ち合わせは　まだ照明はなく本番はもっとすてきになる

衣装を付け音響も合わせた…流れを追う…

思いの他に時間がかかり（複雑な照明注文してるしな）
…朝7時45分に出発9時着…5時半には帰宅予定が…4時半過ぎに片づけ終わり…5時過ぎにIshidaだけ（初めての道　運転ひとりじゃ不安でYUMIッチ同行）先に帰宅することになった　　
何故かと言うと　6時からアダルトチーム【クレジーラビット】のレッスンがあったし　その後　いつものように西宮の義父のもとへ行かなくてはならんかったから…


焦った〜〜〜〜しかし渋滞もなんのその　YUMIっちとあっちだこっちだとナビ頼りながら車飛ばして　帰宅


まにあった〜〜〜！！と二人で感激

後から到着したミーナとアキちゃんと一緒に荷物音響類を三月うさぎの倉庫に運び込んだ


　　そんなこんなで【クレラビ】も無事終わり…夜9時過ぎに西宮に車を飛ばし着いたのは10時…

翌日はYUMIっちとお歌の練習ぅ〜〜〜♪

　なんか…周りから「大丈夫？」と言われて　よく考えたら　凄くない…異常なテンションの自分が怖い…

歳に逆らうように　若き日の自分に戻ってる…テンション…いやもっと凄かった気がする…確かに周りはついてこれなかったかも…

あの頃　貧血ひどかったのに…風邪ひいて稽古してたら「具合悪いぐらいが丁度よいかも」　なんて言われたな〜（笑）

　
げえええ〜〜そんなの言ってる場合ではなく　ジャズストじゃん…Ishidaヤバくない…頑張らねば…焦る

　お歌…サインランゲージ…マジ挑戦の時

昨年よりは成長　覚醒されてきた…と思う


jazzではないが…それっぽいのも入れたしな…


頑張るよ

　　皆有難う　メイシアター・・・いい舞台なるよな

　　　　凄くたくましい仲間達のお陰で　メイの舞台に立てるよ


　　　　　本当に感謝！！　頑張るからね！！

　最高の刹那と椿乃を演じて見せるさ！！

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