星 - 2001年12月31日(月) 2002年です。 一人暮らしをする前は、家にいると、外へ行きたくて行きたくて仕方なかった。どこか、焦りみたいなものをずっと感じていた。 一人暮らしを始めてから、その焦りは感じなくなった。家にいても、苦痛ではなくなった。 ということで、今年のお正月はあまり外へは出歩きません。忘年会も最小限にとどめました。 もう、一年が経ちました。 去年の日記を読み返していると、結構忘れている話があります。 「もう一年」と感じるのは周りで、「まだ一年」と感じるのは、私のようです。 相変わらず、悩んでいることは一緒だったりするんだと、読みながら思いました。 こうして、私はまた少しずつ、大人になっていくのかもしれませんが。 昨日も今日も、月がとても綺麗でした。 ほぼ満月に近い形で。 昨日の月の側にずっと、一つ星が寄り添っていました。私が歩くと、その月と一緒に、星も動きます。 明るい月に負けないくらい、光って、でも月よりも控えめで。 あんな星に、なれればよかったな。 - 一人暮らしの会 - 2001年12月27日(木) 今日は、珍しいメンバーでの飲み会でした。 もともとは、私と同期でインド料理を食べに行く予定だゥたのですが、その店が予約が取れなかったので、急遽餃子専門店に変更したんです。 もっとも、その餃子やさんもつぶれてしまったので、結局近くの居酒屋になったのですが・・・。 結構、楽しかった。ふと、思いついて誘ったメンバーだったのですが、気づくと皆一人暮らし・・・ということで、「一人暮らしの会」の結成になりました(笑)。 明日は今日とほぼ同じメンバーと他にも何人か足して忘年会です。 その前に、掃除が待っていますが。 「去年の今ごろは」 なんて、考えなくなりました。いえ、あえて考えないようにしているのかもしれませんが。 今一番会いたい人は、今一番会いたくない人でもあります。 - 来年の目標 - 2001年12月26日(水) もうすぐ、今年も終わります。 実家にいるときは、家を出たくて、というよりも、家にいると妙な焦燥感に駆り立てられていました。 だから、ほとんど家にはいませんでした。 ほぼ連日、飲みに行っていた気がします。 一人暮らしを始めてからは、自分が一人っ子だということを思い出しました。 一人っ子は、元来一人でいることになれているものだと思います。 一人での時間をつぶす術を知っている。 それは、私はもう長い間忘れていた術ではありましたが。 だから、一人暮らしを始めてからは、飲みに行くことはめっきり減りました。 それでも、まだ連休を部屋で過ごす、ということを経験していません。 なぜか、土日のどちらかに予定が入ったり、友達が泊まりにきたり、忙しかったからです。 なので、遅く起きてボーっとしながらごろごろしたり、ビデオを見ながら、お茶をゆっくり飲んだり、一日中、好きな本を読む、なんてことをまだ十分していません。 そう、来年の目標は、ゆっくりすること、でしょうか。 - ざわざわ、ざわ - 2001年12月25日(火) ざわざわと、 心がざわつきます。 もうすぐ帰るから ざわざわざわと、心がぐらつきます。 そろそろだと、覚悟をしていても、 ざわざわざわと、心は波立ちます。 少しの、短い文章と、 送られた時間で、 君の現状を推し測るクセはまだ変わっていなくて、 そこから導き出した「想像」に 私は心の片隅でほっとする。 一年という時間が短いのか、長いのか、私にはわからなくて 周りは「長い」と感じるみたいなので 私もそうなのかと思ってしまう。 それでもまだ 私の心は ざわついている。 - あなたは、何をしたのか - 2001年12月24日(月) いろいろなことを、考えました。 そして、いろいろなことに、焦りを感じました。 自分の、すべてについて。 世界の、すべてについて。 「一緒に煉瓦造りがんばろう」といったのは、アフガニスタンの少年。 「私たちに嫉妬をしているのだ」といったのは、アメリカの少女。 どこかで、憎しみを断ち切ることを 誰かが、憎しみを断ち切ることを 示さなければ、話さなければ、あらわさなければ 永遠にそれは続いていく連鎖。 「空から食料を落としつづければいつかはわかってくれるだろう」 そういったアメリカの少女は、それを「拾って」食べる者の気持ちを考えたのだろ うか。 お涙頂戴者の報道番組を批判する人がいる。 気持ちはわかる。わかるけれど、私はそういう人に聞きたい 「じゃあ、あなたはなにをしたのか?」 狙いの定められた報道の仕方でも、その報道で、遠からず似た現状にいる被報道者の存在を知ることがある。 その報道が原因で、広がっていく支援があるかもしれない。 ただ「いやだ」というのなら、 あなたは何をしたのか、 それを示して欲しい。 - 年の数 - 2001年12月23日(日) 今日は、友達とのクリスマス・パーティです。 まあ、いつものメンバーといえば、それまでですが(笑)。 それでも、一緒にいるとほっとする友達には代わりがないから。 一年が、経ちました。 完全に吹っ切れえいるわけではないのだと。最近よく思います。 会いたい気持ちは、変わらない。 それはきっと、いつまでたっても変わらない。 変わるのはきっと、周りの状況と、年の数、かな。 - 不安の裏返し - 2001年12月19日(水) 年末進行の割に、いつもとほぼ同じペース、というのはなかなかいいのではないかな、なんて思います。 やることはあるんですが・・・。 今日、残業をしていると来年から同じチームになる同僚からメールがきました。 来年から私が関わる仕事に関する番組をやるとのこと、残業で見れない私に彼女は「ビデオとっておこうか」といってくれました。 ありがとう。 誰かの優しい言葉に最近とてもほっとします。 とがったものの言い方をする人も、います。 そういう人には、その人にとって私はそういう風に見えるのかなあ、なんて考えたりしますが、嫌なら話かけなければいいのに、なんてことも、考えます。 人との距離の保ち方は、とっても難しい。 本来、あまり周囲に興味を持たない私にとっては、今の状況は結構しんどい。 探られるような情報なんて、もってないんですけれど・・・笑 というか、周囲を探らないと自分の立ち位置を確認できない人を見ていると、疲れるし、かわいそうだと思う。 それを「世渡り」と呼ぶのかもしれないけれど。 世渡りって、不安の裏返しなんだ。 - 決めるのは、いつも自分 - 2001年12月17日(月) たくさんの人に囲まれれば囲まれるほど、泣きたくなる気分になります。 それは、きっと時間が逆戻りしているせい、だったりします。 去年は、自分の立っている位置がとても不安定で、今にも崩れそうで、どうしようもない自分の中の空洞を感じていました。 そのころに戻るつもりなど、全然ないのに。 どうして、これほどの不安をイマサラ感じるのでしょうか。 もしかすると、今は転機かもしれない。 それは、ある意味賭け、のような気もします。 けれど、決めるのは、いつでも自分です。 - 極上な時間 - 2001年12月11日(火) 今日は思ったよりも早く家へ帰ることができました。 予定の仕事はすべて終えることができたせいです。 遅くなることを見越して、手軽にできる料理を準備していたため、今日はゆっくりできました。 お風呂に入ったと、チャイを淹れ、それを飲みながら、久しぶりにゆっくり本を読むことができました。 ずっと、そうしたかったことでした。 ゆっくり本を読む それは、社会人になって難しくなったことのひとつでした。 通勤時間がそれほど長くない私は、電車の中で本を読んでも、すぐに降りなければならず、なかなか物語りに「はいって」読むことができずにいました。 お茶を飲みながら、好きな本をゆっくりと読む。 それは、とても贅沢で、極上な時間。 - カラーと、特別な日 - 2001年12月10日(月) 今日は、帰りに花屋へ寄りました。 黄色い、カラーを5本買いました。 花の中で、カラーが好きです。 でも、今まではその好きなカラーを部屋に飾ったことはありませんでした。 理由は、特にありませんが。 今日は、なぜか、カラーが欲しかった。本当は、白いカラーのほうがすきなのだけれど。 私の部屋に白い花を飾ると、ちょっと寒々しくなるので、明るい色の花にしました。 カラーの、飾らない、すらりとした姿が好きです。 まっすぐに伸びた茎がそのまま花びらになっているようで、無駄なところが少しも見当たらない。 今日は、少し、特別な日です。 - 時間がない - 2001年12月05日(水) 「時間がないというのは、無駄な時間が多いからだ」 という言葉を、よくききます。 でも、最近の私は、本当に、「時間がない」。 仕事に関して、ではありません。 プライベートに関して、です。 家に帰っても、当然のことながら、すべて自分でしなければなりません。不慣れから来る、手際の悪さもあってでしょうが、やはり家事が結構時間がかかります。たいしたご飯をつくらなくても、作って、食べて片付けると、約1時間半がたっていますから。 そうすると、なかなか、本を読んだりする時間が、思ったほどは取れないんです。今は特に、いろいろな課題をする時間すらなく、ほとんど付け焼刃状態です(笑)。 それでも、与えられた課題のなかで、作文(論文?)を書く課題は大好きです。まあ、一応それでご飯を食べているわけですから・・・。 でも本当に、私は書くことがすきなんだと、最近つくづく、感じます。 - いっぱい - 2001年12月04日(火) いよいよ、12月になりました。 毎年、毎年、本当に毎年言うことだけれど、 一年って、早い。 今年はそれでも、私にとって転機の年だった気がします。 仕事も、プライベートも。 それでも、21世紀最初の年は、私にとって「始めて」がいっぱいつまった年になりました。 -
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