少しゆっくりできた日 - 2001年10月29日(月) 今日はまだかぜひきです。 声がおかしいので、周囲の人も気づいたようですが。 なので、責了前にもかかわらず、早めに帰ってきました。 早く帰って、早く眠ればいいのだけれど、そうもいかないのが一人暮らし。 自分のご飯を作らなければなりません。 あたりまえですが、早く帰ってきたので自分の時間が結構あります。 ご飯を食べながら、ドラマを見ました。 私は基本的に恋愛ドラマよりも人間ドラマに惹かれます。 もちろん、恋愛ドラマも人間ドラマの一部ですが。 今好きなのは「こちら第三社会部」と「本家のヨメ」。 同僚には「先が読めるから面白くない」と言われたけれど(といってもきっと見ていない予測の言葉だろうけれど)、あたりまえです。だって二つとも、先を読む推理ドラマじゃないのですから、読めてあたりまえ。 こういうドラマの魅力は、各人物像と、せりふにあると私は思います。 特に後者は、現代ではどこか端に追いやられている「古いしきたり」を見事に本来あるべき姿で描いていると思います。 「しきたり」は窮屈だけれど、決してそのためだけにできたものではありません。あるときはその家を守るため、あるときは人との付き合いを示すため・・・。 とっても上手くその姿を描き出していると思います。 恋愛物も好きだけれど、それはあくまで他人の恋愛ですから。 どうせなら、自分の恋愛ではらはらしたいと、私は思うのです。 少し、ゆっくりできた日でした。 - 勝手にすれば - 2001年10月26日(金) 風邪をひいています。 ようやく、一人暮らしに慣れて落ち着いたという証拠なのかもしれませんが、微熱があって、どことなく、だるい。 なので、今日はあまり上手く笑顔で切り抜ける、という技は使えませんでした。 不機嫌だというわけではないのだけれど、不機嫌だと思われていたかもしれません。まあ、いいです。もう、何を思われようと。 会社に入って、思う事があります。 目立つしんどさと、目立たないしんどさがあるのだと。 そして、「目立つしんどさ」を経験している人は、「目立たないしんどさ」を経験している人よりも周囲からは同情してもらえるんです。 相手を気遣うように話す事で、逆に相手を傷付ける事もあるのだと、気付いている人は果たして何人いるのでしょうか。 そして、相手を気遣っている人が決して「優しい」からではなく、保守的な理由・・・怒りの矛先を自分に向けられないようにするためだと気付いている人は、果たして何人いるのでしょうか。 組織にいる以上、そこに長い事いれば自然と上へと行くものだけれど、長年下を経験している人が上に立ったとき、下の時代のクセが抜けていないまま上にたたれると、下はとってもやりにくい。 雑用は下に振っておいて、何かあったときには一番最後にしか教えずにいて、「チーム」だなんて、笑わせる。 私は、あなたと同じ「チーム」だと思った事は、一度もなかったのだと、そう言えたらどんなに楽だろうか。 - リセット - 2001年10月24日(水) 社会人になって3年目になります。 自分なりに、一生懸命やっていたつもりではあったのですが、それはあくまで「つもり」であって、やっぱり漠然と日を過ごしていたんだなあ、と痛感します。 全部が無駄だったとは思わないけれど。 3年目にして、漠然と先が見えるようになった気がします。 忙しい、も、雑用も、先を見ない言い訳に使っていたこともありました。 でもやっぱり、自分の人生です。 「好きなように」全部できるわけではないけれど、少なくとも、後悔しないように進んでいければと思います。陳腐な表現ですが。 とりあえず、今までの私をリセットしてしまいましょう。 経験は、経験でおいといて。 新しく始めて、また、いろいろ吸収するところから始めようと思います。 リセットしてゼロになるのではなくて、満杯にするためのリセットをするんです。 大丈夫。 やりたいことは、もうあるから。 - 自分の「これから」 - 2001年10月22日(月) なんて書いていいのかはわかりませんが。 思ったほど、ショックではないのはきっと、初めて自分の「これから」を考えたせい。 長い目で見たら、きっと今の自分は、これからの自分に役立つはず。 時間がたつにつれて、そう感じるようになりました。 本当はもっと言いたいことはあったはずなのに、相手が悩んでいるのがわかってしまうと、私はもう何も言えなくなります。 自分の気持ちをもっと優先させることができたなら、それをもっと出していたのなら、今とは違う結果になっていたのかもしれませんが。 聞きたいこともありました。 けれどけっきょく何も聞けませんでした。 今となってはもう本当に「イマサラ」な話です。 それよりも、驚いたのが自分が結構ポジティブだったということ。 どうやら、恋愛に関して以外は、ポジティブになれるらしい(笑)。 - 東京 - 2001年10月20日(土) 木曜日から横浜、東京に行ってきました。 もちろん、仕事。 久しぶりの一人の出張、一人の取材でした。 一人はとても気楽でいいのだけれど、東京方面への一人の取材はあまり好きではありません。 まるでおのぼりさんのように、街中できょろきょろしてしまうのは、まだあの子を探しているせいです。 自分の視界の中に、あの子に似た影を見つけられないかと、探しているんです。 東京に行っている間は、ずっと。 自分がネガティブになっていることと、思い出と、切なさと、泣きたい気分にずっと押しつぶされそうでした。 けれど、不思議な事に大阪に着いたとたん、その重さはすっとなくなりました。 それは、きっと「東京」はあの子の街で、「大阪」は私の街だという感覚があるからかもしれません。 会いたかったのは、思い出にけりをつけるためなのかもしれません。 - 社会人になれないこと - 2001年10月14日(日) 大学時代の友人がとまりにきていました。 最近は、ちょっとブルーな日が続いているので、いい気分転換になりました。 どうしようもない、だるさと、いってしまえばうざい人間関係を、どうして続けなければならないのかと思います。 もちろんそれは、友人のことではありませんが。 そこにいなければ知り合えなかった人もいるのだけれど、そこにいたからこそ、知り合わなければならなかった人もいるわけで。 自分とは違う感覚を持つ人たちがいることも確か。 思っていることとは裏腹の表情で笑いかける彼女たちを見ると、怖さというよりも、薄ら寒さを感じます。 それをすることが社会人で、会社、というところなのかもしれませんが。 大義名分を振りかざして自分の隠れ蓑に誰かを差し出すそのやり方は、腹立たしさよりももうあきれるとしかいいようがありませんが。 どちらが見切りをつけたかなんて、もうどうでもいいことなのかもしれません。 - 多分の話 - 2001年10月09日(火) だいぶん間があきました。 一人暮らしは、順調です。 書かなかった間に いろいろなこともあったけれど とりあえず今は元気です。 うん。たぶんね。 -
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