マーメイドの日記

2004年09月12日(日) 久しぶり・・そして秋。

夏が終わり、秋です。感受性が例年に増して(数年ぶりにというべきか)、敏感になっているようです。朝晩の虫の音、空気の質感、風の感触・・などを、全身で堪能しています。最近、「死」ということを考えます。命は有限なのだということを。私も実はいつ死ぬかわからないということ。もうすぐ父の七回忌だからかな。もうひとり、若くして亡くなった従兄弟のことも思い出す。彼に似た面を感じさせた人が職場にいる。だからかな。今まで、まるで別世界と感じていた「死ぬということ」それを少し身近に感じ始めました。別に今、命にかかわる病気にかかっているわけではないけど、季節の移り変わり・・過去、何十回と経験してきたことも、いつかは終わる。有限なんだ、ということに気づいた。感受性を病気のせいで、しばらく失っていたのだけど、また取り戻すことができた。何気ない、私の日常の中に、命のいとなみがある。いとおしい命たち。そして、私自身も。感じることは(感動することは)生きている証だと思う。これから、生きているだけで、毎日何かしら感動はある。(小さなことでもね)だから、生きているということは、それだけで、すばらしいと思う。そして、1日1日を、感性をあらわにして、丁寧に生きていきたいと思う。目の前のできることを、一生懸命やっていこうと思う。いつ死んでも、悔いが残らないように。

なんだか、目にはみえないけど大きな命のいとなみの流れの中に、自分がいるのを感じるよ。地球規模の命の営みの中の、私は、ひとつの命なんだね。


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