コレコレ詐欺 - 2004年10月30日(土) おKさん食欲∞2歳児ギャル。 炊飯器横のお菓子置き場のおせんべいを見上げて「これこれこれ!」と絶叫している。おそらく「このお菓子をくれ」と主張している模様。 「ダメだよ。ごはんのあとでね」 と言って黙るようでは「∞ギャル」ではない。これこれこれ!と絶叫がとまらなくなる。そこで1枚おせんべいを渡して「ご飯もしっかり食べるんだよ。」と言い聞かせてその隙にご飯を作り上げる。 しかし、ご飯をあんまり食べずに「ごちそうさま!」と叫び、ご飯が片付けられたのを確認した後、おもむろに炊飯器置き場の下に行き、「これこれこれ!」と絶叫する。 ご飯食べると約束しても、さっくり約束を反故にし、コレコレ叫んでおせんべいゲットを目指すおKさんはこのごろ我が家では「コレコレ詐欺師」と呼ばれている。 ... コラボレーション - 2004年10月28日(木) さてマルコは専門学校で「NGO論」という何やら怪しい授業を持っている。その授業でこのたびマルコが籍を置いている大学院の有志がやってる「K☆FINE(仮名)」という学校訪問NGOを招いた。K☆FINE(仮名)は途上国で青年海外協力隊だったり留学生だったりした経験のある修士課程の院生さんたちが、日本の小中高校を訪問して、途上国での経験や環境問題などを日本の子どもに伝えるという団体である。いわいる総合学習というやつが始まって,こういう校外講師による出前授業というのは需要・供給ともにわりと増えている。私のクラスではも学生によるNGOの立ち上げなんて出来ないかしらん,なんてことも考えていたので,先行事例としてのK☆FINEの試みを聞いておこうと思ったのだ。 専門学校と言うのは、子宇部大(仮名)の修士課程の皆さんには未踏の領域なのでどういうレベルに生徒を想定するかかなり苦慮したご様子。「あんまり甘く見ないほうが良いですよ」と一応忠告した上で,生徒のほうには「出張講師を泣かすぐらい鋭い質問をしてみい」と発破をかけておいた。 出張授業は前半を「ブラジルの熱帯雨林」のことをブラジル留学経験者の人が語り、後半部分を「学生NGOの立ち上げとその維持発展」と別の人に語ってもらった。両方とても練られた良い授業だった。数人で事前にいくつかの授業案を作ってコンペにかけて勝利者が出張授業に来ると言うことだった。うむう、すごい。 しかし微妙に修士課程の院生は専門学校生を子供扱いしていた。専門学校生はそれを見逃さない。「ブラジルの熱帯雨林」の段では講師がポルトガル語を学びに現地に行っていたと知るや在日ブラジル人の学生がポルトガル語で質問をし,軽くびびらせ、またスライドを見せながら「この部族は最近アマゾンで発見された部族です」と説明を受ければ「誰もが主体的存在であるべき人間を『発見する』とはどういう意味ですか?またその言葉を人間に対してためらいなく使うことについてどう思いますか?」と果敢に質問を投げかけていた。 やるじゃないか小僧ども。 なんか先生は胸が熱くなっちゃたよ。先生もダルがってないで、コンペで勝てるぐらいの授業案ねって、みんなに泣かされるぐらい、真剣な質問してもらえるように精進するよ。 と、今回一番学んだのはほかならぬマルコだったかもしれない。 ... 地震。 - 2004年10月26日(火) 新潟で地震が起こった。 冬を目の前にした雪国で、復旧への道筋が非常に厳しいようだ。 亡くなった方は30名超。星野和美さんに「下着もちゃんと身につけるんだよ」と声をかけたことを悔いているおばあちゃんの記事や奇跡の生還を遂げた2歳の男の子とその姉と母の死に関する記事にいちいち涙がでる。 そして10年前の阪神大震災で亡くなった方の数が6433名だったことを思い、あまりに多くの命が失われ、個別の死に関しては語る余裕もなく数字として認識されていたことに今更粛然とする。 私が調査に入っているNGOは震災がきっかけで立ち上がったということもあり、災害時に情報が届き難い在日外国人へのそれぞれの母語による情報普及などの支援を計画しているようだ。今新潟では何語が必要とされているか調査中だという。 子宇部大学の研究室で背中あわせに座っているIくんは豊岡の水害復旧ボランティアから帰ってきたと思ったら、次は新潟の方に行くことも計画しているらしい。 神戸はボランティア組織が発達しているので行政側の社会福祉協議会やボランティアセンターなどが朝6時集合のバスをしたててボランティア参加者をバスに乗せて被災地まで運んでくれて、整然と現地のボランティアセンターと連係してボランティアワークを支援している。豊岡や出石の水害普及にはかなりたくさんの週末ボランティアを送り込んだようだ。 こんなぺーじもある。 さて、私自身何か出来ないかと考えた時、やはりいくばくかの義援金を送ることしか出来ないのかな〜となんとなく自分の無力さを感じていたのだが、今日愛読中のなみなみさんことけろよん日記を読んで1人1円出して、1億人が出す1億円の資金が必要な時、10円の寄付は10人分だし、100円の寄付は100人分、1000円の寄付は1000人分に該当するのだという記事を読み、「そうか1000人分って凄いな」と得心して義援金を送ろうと思った。 現場に入っているIくんやその他郵便局に行く余裕の無い人の分の1円を私は払おうと思った。 ... 茶色い恐怖 - 2004年10月23日(土) 金曜の深夜から本格的にはじめた善意の文章の編集も夜明け前に終了。なんとか人様に見せられるようなニュースレターの初稿が完成しました。そんで本日は神戸の活動現場へとできたてほやほやの初稿を携えて参りました。 そんで1日あんなことやこんなことをして過ごし、夜帰宅すると、夫@あめでおさんがもう子らを寝間着に着替えさせて寝る準備OK状態にまで持って行ってました。相変わらず早い。 マルコは帰宅後、本日の唯一のやり残し家事の洗濯をしました。そ、そして洗濯物を脱水した後、洗濯機から取り出すとそこには! (以下れ禁) 茶色い3センチ直径の固形物が洗濯物の間に潜んでいました。こ、これは!と緊迫してにおいを嗅ぐと!!! 、、、、、チョコレートブラウニーでした。 ようございました。マルコはホッと一息をつき、洗濯物を夜干しし、1号さんが「エルマーとりゅう」を読んでくれというので(「エルマーシリーズは図書館で借りて読んだら、1号さんが熱狂してしまったので今年の誕生日プレゼントにまとめ買いいたしました)、寝床に行ってカナリアのカン11世が「知りたがり病」になったくだりを読んで聞かせます。 そのとき、1号さんが思いつめたような目をして「絶対誰にも言わないで」と1本の釘をさした後 「今日1号ちゃんおはじきを飲んじゃったの。1号ちゃんはどうなるの?死んでしまうのかしら?」 とお問いかけになりました。 むむう、おはじきかああ。 インターネットで「おはじき、誤飲、7歳児」あたりをキーワードに検索をかけます。まあ大問題にはならないようです。 「雲古から出てくるのではないか?」 という結論に達し、お構い無しということにしました。 それから、、1号さんは毎回大便をなさるたびに「おかあちゃん見て頂戴」とおっしゃるので割り箸もって便所に駆けつけるマルコなのでした。やっぱちゃんと体外に出たことを確認しないと心配なのでね。 そんなわけで茶色いものにうなされるこのごろの私なのでした。 ... サルベージー相性診断する私たち(やっと相性診断編) - 2004年10月22日(金) さてこの相性診断、お他所のサイトにも波及しております。こちらやこちら(それにしてもこんなしょーもないネタでリンクはって申し訳ない)。MagMellサイトのFeliceさんの10月18日の日記によるとこの相性診断は2年位前に既に存在したらしいですな。ま〜私たちってば「遅れてきた青年」? そんで前回は自分性格を相性診断さんに怒られてむきーというところで話が終わったのですが、そうそうこれは2人一組でやる相性診断だったということに気づきます。 ********************* 投稿者:ダイヤ 投稿日:10月12日(火)12時52分7秒 >相方が協力してくれた方、2人でやるとどうなるのか教えて〜 どうも、やりたがりのオットのいるダイヤです。 てゆーか、これは「結果報告せんかい!」というご指名ですよね。 なんと、ウチの夫婦は91%だそうですわ。数字上は非常にうまくいっている夫婦のようです。 意外〜。 オットが「結果教えて教えて」とメールしてきたのですが、最初やったときには 「別れた後はどうなる?」 という設問に対して 「オット:平然 ワタクシ:未練たらたら」 という診断が出たので非常にむかついてやり直しました。 そしたら、 「オット:平然 ワタクシ:平然」 となったので、オットに結果URLを送信してやりましただ。 挑戦なさった皆様、話のネタにぜひパートナーにも! って断られたみたいっすけど。 ********************* 相性診断やってみたいが、夫は相性診断に協力的でない。そこで苦肉の策としてマルコが夫@あめでおさんになり代わって診断してみました。その結果! ********************* 投稿者:マルコ 投稿日:10月13日(水)23時36分5秒 仕事中なのにこんなことやってしまいました。 マルコがあめでおさんになりきって相性診断やってみました。 あめでおさんはかなり特殊な方なので設問の範囲では語りきれなかったのですがこんなに低得点になるとは(マルコのあめでおさんへの評価が低評価ってことでしょうか?)。 ********************* んで、以下この一人遊びへのコメントが続きます。しかしみんな夜中にナニをやっているのだ? ********************* 投稿者:いとなん 投稿日:10月14日(木)02時02分51秒 あんな面白いもの公開して、、、 これで今晩あめでおさんの雰囲気がおかしかったら 完璧にマルコ掲示板みているなー。(全く見ていないらしいが) でもあの結果をみるかぎり やっぱりあんたはすれている。 奴さんより下にみられる あめでおさんに完全に勝っている。 わたしもみ見習いたい。 うちの父親とでも相性占いしてみるかなー。 「同族嫌悪」とかでるんだよ、きっと。 ********************* 投稿者:ダイヤ 投稿日:10月14日(木)12時40分9秒 >なのにこんなことやってしまいました。 あめでおさま、ホントにこんな人なんですかー! 考える力のところが、5段階の1なんですけど。 おまけに「とっくに結婚適齢期を過ぎています。少しは焦りましょう」なんて書かれてました。 しかし、お2人の相性はなかなか素晴らしく、 外敵については「ライバル無し」とのことで、未来は安泰ですね。 しかし、これはあくまでもマルコさまから見た「あめでおさん像」ですものねー。 >こんなに低得点になるとは(マルコのあめでおさんへの評価が低評価ってことでしょうか?)。 ということなのか、 マルコさまの手のひらでいつまでも踊っていてくれよ、悟空あめでお という隠された願望なのか、なかなか分析の難しいところでございます。 しかし、この占いサイト作った人ってどんな人なんでせうねえ? なかなか楽しませてくれますが、やっぱその道の人のお遊びなんでせうかね。 ********************* そこへ28歳(男)slashさんが乱入します。ちなみに今回本人がやった生データを公開なさっちゃったのはこの方だけでした。まあ若いからさ。やり直しも効くし、ってなんの? ********************* 投稿者:slash 投稿日:10月14日(木)13時28分17秒 お久しぶりに突然おじゃまします。既に適齢期をすぎてしまったようです。。。 http://hanihoh.com/love2/result/index.cgi?k=041014-94-20198 ********************* そこへぱるたさまの夫様がついにやってくれました。ゴキブリ級という診断結果を引っさげての登場です。ぱるた夫さまは単身赴任で北海道にて研究生活のはず。このやりとり、メールでなさったのでしょうか、、ぱるたさま。 ********************* 投稿者:ぱるた 投稿日:10月15日(金)22時24分7秒 私もマルコ様を真似て、夫noripになり代わって恋愛診断やってみたのですが、あまりの点数の低さに絶句。これは本人にやってもらうしかない! とURLを知らせたところ更にひどい結果が戻って参りました・・・ 恋愛レベルは最低レベル。繁殖ゴキブリ級。18段階中最下位です(涙) あめでお様と良い勝負です。。。。ていうか、勝ってるし(滝涙) で、相性やってみたら、50%でした。 でも、笑えたのは、外敵の所で、 ぱるたさんがなかなかモテます。またnoripさんはそれを我慢できないタイプで、邪魔者への過敏な反応を示してしまいそうです。 はっはっは!どうだ参ったか!(←バカ) がしかし。 別れた後は、私:呆然、norip:憎悪 でした。 ・・・憎まれるのなんていやですから、死ぬまで別れないことにしておきます。 あ、ちなみに、自分の結果に関してnorip曰く「こんなものがあたるはずがないが、結果を見るとある程度はあたっているようですな。」ですと。 お前は自分がゴキブリ級だと認めるのか〜〜〜っ!!?? ******************** ぱるたさんおちついて。そして、ゴキブリ級亭主をお持ちのもう一人の重鎮が現われます。 ******************** 投稿者:どらりん・ぱせり 投稿日:10月16日(土)18時53分14秒 あー、ぱるたさん、うちと結果おんなじだぁ〜 ワタシも夫になったつもりで質問に答えていったんだけど 恋愛プロセス 2 振る舞い 1 向上心 1 考える力 1 こころ 1 オプション 2 で、繁殖ゴキブリ級でございました。 でも暴力ふるうわけでもなし、結構いい人だし、そんなにけなされるほどでもないんだけどなぁ。と、自分ではさんざんけなしておきながら、人にけなされるとむっとするというのは「ミウチ」感覚なんだなぁ…。 あ、「恋愛」の相手じゃないんだな、すでに。なんか納得しちゃった。 ******************** で、ここでワタクシ、この相性診断的恋愛観な人々とは異なるベクトルをいきてんじゃねえか>私たちの低評価な亭主は。と思い至ります。 ******************** 投稿者:マルコ 投稿日:10月17日(日)23時56分9秒 ♪ゴキブリ夫をもつ私たち>どらりんさん、ぱるたさんその他相性診断ないとなん、ダイヤさんslashさん 思うにですね、なんというか世間のもてる/もてない価値観を基盤とした「もてる中心主義」と逆行したい男たちというのがいるんじゃないかな〜、と考えています。レオン的オトコがニキータに「ちょいもて」したがる世俗的価値観を笑うって言うか、世間的にもてるオトコでないことが誇りでありアイデンティティな男の人っているような気がするんざんすよ。そういう世俗的価値観に基づいたあの相性診断で測定すると、まあぱるたさんちやどらりんさんちやうちのあめでおさんはああいう結果になっちゃうとおもうんざんす。夫あめでおも本人があの相性診断をやったらきっとゴキブリを目指したとおもいます。 で、ゴキブリ夫たちの価値観の上での「すばらしいこと」はあの設問では炙り出せないのだとおもいますわ。そんなわけでゴキブリさんのよさがわかる私って通俗的価値観に縛られてないの〜と自らのオトコ選球眼をえばることも出来ますが、単なる負け惜しみである可能性も非常に高いです。 そしてslashさんやダイヤ夫さまはおそらく通俗的価値観にも抵触せずに生きていける技をお持ちなんだとおもいますわ。それにしてもslashさんも含めて向上心が野望方向ばっかり服と肉体に向かないというのは、も〜どういうことでしょ。 ダイヤ夫さまはおされさんですから、大丈夫でございますわね?向上心 なみなみ夫さまの結果も忘れたころにご報告くだされ〜。 ******************** 投稿者:ダイヤ 投稿日:10月18日(月)14時46分5秒 >相性診断 オットねー、実は憎たらしいぐらい成績がよかったんですわ。 実名でやりおったので皆様にお目にかけられないのが残念ですが。 ぱせりさんのフォームを借用すると 恋愛プロセス 5 振る舞い 5 向上心 5 考える力 3 こころ 4 オプション 3 で、 恋愛レベル 「恋愛ドラマ級」 (18段階中 3位) 恋愛タイプ 「損得勘定型」 だったのですっかり不愉快になりました。 5段階でいくと、私が彼を上回ったのは「考える力」のみ。アンタ、相当自分に甘いんじゃねーの。って感じだったんですが、「いちばんもてる時期 10代」という箇所でやはりオットはピークを過ぎたようじゃの、と妙に満足しました。 >ダイヤ夫さまはおされさんですから、大丈夫でございますわね?向上心しかしオット肉体の向上心は△でした。半身浴くらいじゃダメみたいっすね。 ******************** 投稿者:らいむ 投稿日:10月20日(水)23時49分42秒 遅まきながら、やってみました恋愛テスト。 恋愛レベル: 「夫婦漫才級」 (18段階中 4位) なんなのさ、夫婦漫才って。いいのか悪いのか?漫才を求めてるわけじゃないか、良いとはいえないのかな。読み応えがあるので、じっくり読んで楽しもうと思っとります。 ******************** んで、最後に核弾頭ジェニファーさんのこのお書き込み。 夫と妻とで人格交代して性格判断して。自分でやった結果とつき合わせて自己評価と相方からの評価を比較検討するなんてさすがでございます。この夫婦は夫(天文学者)妻(物理学者)なんですがどういう日常送ってんのか非常に興味を引きました。 ******************** 投稿者:ジェニファー 投稿日:10月18日(月)12時38分39秒 相性診断!皆様の報告が面白く,息をひそめてみていました。 だって,我が家は夫婦ともに実行しましたが,ご報告するほど楽しい結果ではありませんでしたので,傍観していました。しかし,マルコさまの夫になりきり診断で(!)と思い,夫婦で互いになりきって相性診断してみました。 実行前に夫は,人を判断する場合,女性は減点主義/男性は加点主義でみるから女性が男性に成り代わった場合,点数が厳しくなるのは当然だと言っていました。我が家の結果はその主張にそったものになり,私が夫に成り代わった結果は評価をかなり下げていました。しかし,チャートの形(6角形)は変わっていないので評価は厳しいが,見立ては間違っていないって所でしょうか。夫が私に成り代わって行った結果は,かなり評価を上げていて,すばらしく魅力的な人物となっていました。 18段階中2位ジュリエット級!誰それって感じ。 (考えていたよりも謙虚だったようだな。とつぶやいていました。) お互いこんなに見立て違いをしていますが,相性は83%から78%と5%下がっただけ。恋愛階級がかなり違っても相性が低くならないのは実際に夫婦として長い時間過ごしていられているからでしょうか? やっぱり付き合っていない二人を診断させてみたいなあ。 ********************* とまあこんな感じでした。男は加点主義、女は減点主義ってのは、ジェニファー夫妻にのみ言えることかもよ。しかし点数が変わっても全体としてチャートの形が代変わらないというのは、相手に変な妄想も幻想も抱いていない健全カップルですな>ジェにファー夫妻。 しかしここまで裏も表もしゃぶり尽くされて相性診断、本望であろう。 今後はジェニファーさんも言ってるけど、是非、付き合っていない男女、もしくは同性同士の診断なんてのが楽しみです。ってまだやるのか?この相性診断は時間かかるのがマイナスポイントですわ。お忙しいところ皆さんお疲れ様でした。 ... 秋の凶事 - 2004年10月20日(水) 台風だった。「最大規模の」という形容詞にも、「またか」と感じてしまい、油断していたが今回のはかなり大きかった。関西を直撃した時、私はまたしても神戸の西におり、保育園と学童からの連絡を受けて、東への列車に乗った。大阪で奈良方面の列車を待っていると、同じホームから出る関西空港・和歌山方面行きの列車は既に運転を取りやめていた。 幸いにも奈良方面はまだ動いていたので2時前には子どもを回収することが出来た。1号さんの級友のYちゃんが1人学童に取り残されそうになってたので、Yちゃんもうちにきてもらうことになる。学童の先生たちのお子さんが学校から帰されており、留守宅を放って、遅くまで学童に待機しなければいけないのが苦痛なようだったし、奈良で教員をしているYちゃんの母上とは日ごろから緊急時には子どもを預かりあうという協定を結んでいる。 夕方Yちゃんの母上がYちゃんを回収しにやってきた。あめでおさんも非常に早い時間に帰宅し、6時前にご飯を作ってくれたのでみんなでいつもより手の込んだあめでおさんの牛筋肉じゃがを食べて、もうすることがなくなったので、トランプをしたり日本一周すごろくをしたりして遊んだ。 8時前、雨がやんだ。それと入れ替わるように激しい風が吹き狂った。地鳴りのような音をたてて風が吹いた。 8時過ぎ、町中にサイレンがなった。てっきりすぐ近くを流れる富雄川が氾濫したのだと思った。ベランダの窓から外を見ると物凄い強風の中、家から200メートルほどのところで炎が上がっているのが見えた。 火事だった。 地図で確認するとさっきまで一緒に遊んでいたYちゃんの家の方角だった。またそのへんにはわがマンションから出て1戸建てを建てたばかりのSさんの家もあり、とにかく不安だった。 さっきまで雨が降ってたのに。どうして今は風だけなんだろう。今降っていれば、それは恵みの雨なのに、台風は人に恵みをもたらすのがそんなに嫌なのかと、天を見上げ、タイミングの悪さを思う。 火事は強風にあおられ、物凄い勢いだったが、しばらくして消防車が駆けつけると、わりと素直に消えた。 翌朝の新聞で、農業倉庫の火事で、けが人もなかったことがわかりひとまずほっとする。しかしこの秋の収穫のコメが9トン燃えてしまっていた。先週末、台風の到来を予測し、多くの農家がコンバインでコメの収穫に励んでいた。たわわに実った稲の穂は誇らしげで、農家の人々も1年の労働が報われる収穫に斑鳩の里は活気に満ちていたのに。 実りも天がもたらすものなら、禍事も天がもたらす。久しぶりにままならぬ自然の前でのヒトの無力さを見せつけられる。 ... 善意の文章 - 2004年10月18日(月) さて、私、現在D論執筆のために,某NGOに潜入調査をしております。そのNGO内での私の肩書きはもったいなくも「学生ボランティア」。学生ボランティアとして他のボランティアな本物の学生さんと入り混じって(いや私だって本物ですが),何事か活動したり,ニュースレターに記事を書いたりするんです。マルコは二年前まで、この道で飯を食ってた国際協力NGOのプログラムオフィサーなので、いっしょに活動をしてくださってる若人の皆さんに対して、なんというか、「ぬるい!」と魂がシャウトしちゃうこともままあるのです。でもそこは黙ってボランティアに徹するべきではないかと思います。なんてったって潜入調査中なんですから。 そんでも時々,企画案を書いてくれといわれれば、素人さんでは書けない企画案を書いてみたりして慎ましくも存在感をアピールしていたわけです。そんなことをしてたらいつのまにか,その団体の二ヶ月ごとに発行するニュースレターの編集長になっちゃいました。って潜入調査じゃなかったのか? しかしこれがまた難しい。 前職時代も編集長こそはしなかったですが三万部ほど発行するニュースレターの記事を書いたり,校正に関わったりしてたのです。そこで得た教訓ですが、NPO・NGOなど社会正義を掲げた活動に関する「善意の文章」を人様に読んでもらえるような形で提示するのはものごっつい難しいのです。正しいことを正しいまま思い入れたっぷりにかいてもよっぽどコアな関係者以外読んでくれません。それでは活動は濃縮還元されるばかりで広がりませんし、活動のアカウンタビリティ(説明責任)を果たすというニュースレターの役割すらまっとうできません。 読んでもらえる善意の文章というのはどう言うものかというと「公正なデータに基づいた客観性のある記事」とか、「普通の人は知りえないトリビア的ネタをちりばめる」とか,「普通は見られない写真をずっかずっか使う」とか、「人をひきつけるキャッチーなタイトルをつける」とか、「とにかく読みやすい段組を工夫する」とか、まあテクニックはいろいろあるのです。 さてニュースレター原案があがったときから,マルコ大鉈ぶんぶん状態。現在記事が集まり出していますがやっぱり前途には大山が待ち構えているご様子。そして編集長マルコの執筆分も1200字ほどあるのですが,なんだか一番思い入れたっぷりな部分を引き受けてしまいました。気を抜くと,善意の文章の悪い文例になりかねない感じ。皆さんに様々に改善案をお伝えした以上、自らその悪い例を示すわけには行きません。 世の中に数ある善意の文章のなかで、第三者として、読んで面白いものを発見したら,その書き手は並々ならぬ鬼才と思って間違いありません。鬼才ならぬマルコ、苦難の一週間が始まろうとしています。 ... サルベージー相性診断する私たち(個人診断編) - 2004年10月17日(日) それはある晴れた日、当HP掲示板の最重鎮の一人、ダイヤさんのタレコミから始まりました。 *************************** 投稿者:ダイヤ 投稿日:10月 8日(金)14時34分24秒 オットが「相性診断しよう〜」と言ってこのようなサイトのアドレスを送ってきました。 http://hanihoh.com/love2/ おめー、職場でなにしとるんじゃと思いながらついやってしまいました。 恋愛力の低い私でした。自分のことで頭がいっぱいで相手に無関心で冷たい人だそうです。恋愛への努力が足りないそうです。 当たってるかもー。 オットかわいそ〜。 *************************** まあたくさん設問のある性格テストみたいな奴の男女の求愛行動に的を絞ったものですな。まずチャレンジャーろくちゃん、研究室でナニやってんのってかんじですが、きっと周りのヒトと一緒にやったんだろうな〜(白衣着て)、とおもわれる書き込みが。 *************************** 投稿者:ろくちゃん 投稿日:10月 8日(金)17時01分57秒 ダイヤさま> 私とりあえず一人でやってみました. ・どんな人生だったかはわかりませんが、かなりすれている印象があります。純粋さに欠けます ・男性を弄んで捨てることができる素質があります。可能だとしてもやめてください ・ろくさんには年下の彼氏がお似合いです 「可能だとしてもやめてください」に笑ってしまいました... いやー,しかしそんな素質があるのか.未だ能力を発揮していないのう... そういやこの前,学生が持っていた「anan」でアナタの恋愛タイプは?という占いもやってみましたが そこでの結果はあなたは「蟷螂(かまきり)」です,でございました. 「男性の顔が苦痛に歪む瞬間にあなたは快楽を感じます」とかいうとんでもないことになりました. 襲名しようかな.「かまきり夫人」. ************************** そして北の大地からトッコさんも。以下続々と報告が続きます。みんな仕事は大丈夫か? ************************** 投稿者:トッコ 投稿日:10月 8日(金)21時00分43秒 >ダイヤさま やってみました。 夫とはもう惰性、男友達のほうが多い・子供っぽい考え方、という結果。残念な結果ですね〜とまで書かれて、散々でした(^^; しかし、難しい話は聞いてないですね、って、、、大汗、当たってるかもwith夫。 ************************** 投稿者:マルコ 投稿日:10月 8日(金)21時51分29秒 ・どんな人生だったかはわかりませんが、かなりすれている印象があります。純粋さに欠けます ・かなり冷たい印象があります ・36歳のわりには、かなり老成した考え方をしています そんでファッションと肉体への向上心が皆無で野望だけはめらめらしていて 夢があるのはいいことですがそれで全ての言い訳をしてはいけないそうです。はい。 *************************** 投稿者:いとなん 投稿日:10月 9日(土)00時07分16秒 初期に好印象をもたれ、後は尻すぼみタイプだとか。。 情けなかったのは、私の「恋愛における向上心」でし。 「向上心についてはほとんどありません。 今が良いにせよ悪いにせよ、その姿勢は男性からはがっかりされそうです。 肉体面やファッションで気を抜きすぎではありませんか? 男性にこびを売る必要はありませんが、 自分に甘い人は当然同じような人からしか好かれず、それは望ましくないはずです。 何か夢があって頑張る姿は素敵で良いのですが、 それを理由に他の部分で努力できないというのはもったいない気がします。」 これではまるでうちの母に説教されているようだ...。 **************************** で、ここでなんで私たちはみんな「すれて」んだ?という疑問が持ち上がります。それに対するぱるた夫さまによる最初の突込みが入ります。 **************************** 投稿者:ぱるた 投稿日:10月 9日(土)15時35分48秒 私も初期に好印象を持たれ後は尻すぼみタイプで、恋愛における向上心はほとんどないそうでした。で、やっぱりかなりすれた印象で、かなり冷たい印象なのだそうです。なんか、マルコさんとといとなんさんを足して2倍にしたみたいな通信簿だわ。 夫に話したら、そもそもそんなテストは若い子向けなんだから、大人が正直にやったら、すれた印象になるに決まってるんだよ、はははは!と笑われました。 身も蓋もない言い方だ!とちょっと怒って見せたら、真実は身も蓋ももないものだ、とやり返されました。しかも、あえて、真実と言いたい(身も蓋も無いものが)などとほざいております。 とほほです。 **************************** 投稿者:れいこな 投稿日:10月10日(日)00時38分8秒 >ぱるたさま >夫に話したら、そもそもそんなテストは若い子向けなんだから、 >大人が正直にやったら、すれた印象になるに決まってるんだよ、 >はははは!と笑われました。 この板で、占いをやった人がみんな「かなりすれている」ので内心ビビッていたのですが(当然私もすれていた)、なるほど、年齢のせいですね。 さすがの洞察ですわ夫@ぱるたさま。 そういえば私自身、同年代の人に比べて収入が云々というところで引っかかってしまっていたのですわ。収入と年代が比例するカテゴリーにないしなぁと思いつつ、パートタイマーなので「アルバイト程度の収入」しかないわけですが、正直にそう回答したら収入面での魅力が超低かったですわ。 でも夫の収入があるので別にビンボー暮らしをしているわけでもないし…。 *************************** 投稿者:どらりん・ぱせり 投稿日:10月10日(日)00時45分45秒 ごぶさたしてまっす♪ わたしもやってみました〜。 ・どことなくどよーんと湿ったオーラがどらさんから漂っています ・どんな人生だったかはわかりませんが、かなりすれている印象があります。 純粋さに欠けます ・どらさんには年下の彼氏がお似合いです ・かなり冷たい印象があります ・38歳のわりには、かなり老成した考え方をしています どよ〜んとしたオーラ…。漂ってた?>こないだお会いした方々。 でもそういえば、うちに来る人はなんか眠くなるんだよなぁ、昔から。 年下とはつきあったことないなぁ。夫は同じ年だけど精神年齢はかなり 上だし〜。わたしも向上心ないって説教されました>いとなんさま *************************** 投稿者:マルコ 投稿日:10月11日(月)23時35分49秒 ♪すれてるわたしたち>いとなんちゃん、ぱるたさん、れいこな様、どらりん・ぱせりさん ぱる>夫に話したら、そもそもそんなテストは若い子向けなんだから、 ぱる>大人が正直にやったら、すれた印象になるに決まってるんだよ、 ぱる>はははは!と笑われました。 うおおおお、れいこなさんと一緒に夫@ぱるた様の慧眼に脱帽。 ではでは、向上心が野望(夢?)ばかりで肉体やファションにむかないといとなんちゃんとマルコとぱるたさんとどらりんさんが言われちゃってるのはどうしてなのでしょう〜?もうファッション肉体は若人と違って「完成」しているから〜? しかしこの性格診断は個人への通信簿ではなく相性占いなのです。 相方と一緒にやるとどんな感じなのでしょうな。うちのあめでおさんはマルコがやってるのさえ白い目で見てとてもご自分の診断はしてくれそうにありませんでした。 相方が協力してくれた方、2人でやるとどうなるのか教えて〜 ぱる>あえて、真実と言いたい(身も蓋も無いものが) 真実を確かめるために夫様は相性診断やってくれたのでしょうか〜。 批判して慧眼を披露して去って行ってはこれからの産学連携時代生き残れませんわよ〜、って何の話だったけ。でもかっこいいですわ。慧眼のパルタ夫様。そのコメント力にしびれました。 ****************************** と、まあ意味もなく産学連携の話が出たところで、個人への通信簿から相性診断へと話は突き進んでいくのです。そしてぱるた夫が始めた「相性診断に対する分析」があちこちでいろいろなされるて行くのです。(続く) ... 秋を拾いに - 2004年10月16日(土) さて秋の週末。空は澄み渡り、稲穂はたわわに実り、斑鳩の里は稲の収穫と観光シーズンとでなんだかとってもわくわくした空気がみなぎっております。 今週末のテーマは「どんぐり拾い」ということで土曜日はまずはご近所の法隆寺に参りました。 おおお、期待させます。500年物のトトロが棲んでそうな「ドンの木」です(我が家ではどんぐりを落としてくれる木のことを総称して「ドンの木」と呼んでます)。 駄菓子菓子、掃除が徹底してしまっている法隆寺には塵ひとつ、ドンの実ひとつ落ちていません。管理が甘い法隆寺の穴場、峰の薬師にも登ってみましたが小さい実がちょっこりあるだけでした。 あきらめて今日は帰ろうか、とおもったらおKさんがなにやらかぶりつき状態に!そこにあったのは! お魚でした〜。ここはほんとにちょろちょろと水が流れてくる「側溝」で、その水の出所は神社仏閣にはいる前に手を洗って身を清めるためにある「手水舎」(龍の口から水が出るやつ)の余った水が流れてきてるんですわ。そんな水環境にもこうやって生態系が出来ちゃうとは。ちなみにこのちっこい魚は家に帰って図鑑で調べてみるとモロコ、タナゴ、ゼゼラなんかが該当する小さい魚なんですがしっかりと特定は出来ませんでした。あめでおさんの友人の魚生態学者(あめでおさんの友人は何故か魚生態学者に集中している)が遊びに来たら鑑定させようとおもいます。 そんでこの日はあきらめて、帰宅しました。 さて、よく17日、今度は家から北に向かってまずは「幸前神社」という超穴場の斑鳩じもてぃしか知らない神社に参りました。どんぐり、ありましたありました。様々な種類のドンの実が。ペットボトルにわさわさとどんぐりを入れて、次にどんぐりハンターの聖地、法起寺にまいりました。 途中いつも散歩で来る法起時前のコスモス畑を通りかかると、うわ〜なんじゃこりゃってかんじの人手でした。「あんた素人じゃないな」って感じの巨大レンズをつけたカメラをぶら下げたおじさんや、写生をする人々など、50人近くの人々が法起寺とコスモスに焦点を合わせて何事か作業をしておりました。 写真でレフ版掲げてる方が写ってますが、花を美しく取るためにやってるようですな。 まあ今日はそんな芸術への情熱が渦巻くコスモス畑は軽くスルーし、法起寺の境内へ。 ありましたありました!たわわに実をつけたドンの木が。その下はどんぐりだらけでした。おKさんあまりのドンの実の多さに興奮して叫びだしてしまい、観光客の皆さんが「ど、どうしたんですか!」と駆け寄ってくれました。「え〜と、どんぐりに興奮してるんです。」と冷静に応える母マルコ。 どんぐりはドンの木にあるときは緑で、それで縞々だったりします。見えます? 入れ食い状態ですな>子ら。 さてこうやって拾ってきたどんぐりを家に帰ってボールに浮かべて見ます。このとき浮いたどんぐりは中が虫さんにもう食べられちゃってたりいろいろ原因があって植えても芽が出ません。沈んだどんぐりを植えるとお庭にドンの木が生えます。 調べてみた結果、80%のどんぐりが浮かんでしまいました。恐るべし!虫さん。 いろいろとパワフルな生態系を実感した秋の週末でした。 ... 奴さんってナニさ - 2004年10月11日(月) 娘1号@7歳。折り紙で作った奴さんを友人からもらった。 「私この奴さんが大好きになちゃった〜」 と申します。奴さんとはこれなわけですが、ナニが気に入ったのか大変愛着を抱いた様子。 「おかあさんは、奴さんと1号とどっちが好き?」などと凄い質問までしてきます。 「そ、そりゃあ奴さんより1号が好きよ」と応えたのをきっかけにお互いに「OOと奴さんとどっちが好き」という奇妙な禅問答を繰り広げることになりました。 1号「奴さんとパソコンはどっちが好き?」 マルコ「パソコン」 1号「奴さんとおとうちゃんはどっちが好き?」 マルコ「おとうちゃん」 1号「奴さんとゴキブリはどっちが好き?」 マルコ「奴さん」 1号「奴さんと鹿とどっちが好き?」 マルコ「奈良公園にいる分には鹿だけど、この部屋に入ってきちゃったら奴さんの方が好き」 ってなかんじ。 マルコにとっては奴さんは迷惑なものもしくはいやなものと普通のものとの分水嶺に位置しているようで、マイナス価値を付与している物事は「奴さんへの敗北」という形で明示されるのです。 ちなみに1号さんに質問 マルコ「おかあちゃんと奴さんはどっちがすき?」 1号「おかあちゃん」 マルコ「おとうちゃんと奴さんはどっちが好き?」 1号「おとうちゃんはカニバサミするからな〜、奴さん」 マルコ「プリキュアと奴さんはどっちが好き?」 1号「奴さん」 マルコ「どれみちゃんと奴さんはどっちが好き」 1号「どれみちゃん」 マルコ「法隆寺と奴さんはどっちが好き?」 1号「奴さん」 どうも1号さんの場合、普通のものと好きなモノとの分水嶺のメルクマールとして奴さんがあるようです。 しかし法隆寺、1400年の歴史よりも適当に作られた奴さんが良いとは幼児世界観相変わらず謎に満ちています。そして紙の奴さんに負ける父の存在とは、、。 カニバサミはとりあえずやめておきなさい>あめでおさん。 ... 昔この日は体育の日だった - 2004年10月10日(日) 10月10月は現在は単なる目の日ですが、ちょっと前まで体育の日でもありました。そしてこれからも変わらず我が家の長女1号さんのお誕生日でございます。ぱふぱふ〜。掲示板の方で寿いでくれたぽぽにい隊長、トッコさん、いとなんちゃんありがとうございます〜。1号、誕生日を元同級生の母ぽぽにい隊長が憶えていてくれたのにちっと胸が熱くなりました。 ちなみにおKさんの誕生予定日は5月5日でこのまま行ったらゾロ目姉妹になるところでしたが、彼女は4月のうちに帝王切開で出てきてしまいました。残念。 そんで本日は1号さんの希望に出来るだけそうカタチで1日をすごそうということになり、奈良ドリームランドに繰り出すことになりました。でもその前に朝飯前の散歩でご近所の世界遺産法起寺のコスモス畑に自転車で参りました。 8月から既にコスモス畑はかなり満開状態だったんですが、10月に入り、花のサイズがでかくてなかなか見ごたえのある様子です。 でも子どもらは寺より花より足元の草花が好きで、1号さんはひたすら四葉のクローバー探しに余念がなく、おKさんはネコじゃらしコレクションの充実に余念がないのでした。 水路には立派なアメリカザリガニなんかもいて。手前のバランがちょっとゆるい感じもしますが。とにかくアメリカザリガニは派手だし動きがのろのろしておりこんなあなたにいったいどんな生物が捕食されるというのか、少し疑問です。 物凄い機敏なアマガエルに接近を試み、むなしく振られていました。あなたの食生活が心配です。 そんなふうにのどかに朝の散歩を楽しんでいると、2〜3名の写真マニアな皆様が似たようなアングルでコスモスと法起寺を撮影してたんですがそこへ8名ほどのグループの写真サークルと思しきご老人の集団が現われ、いきなりカメラの砲列状態になってしまいました。 今日のカメラマンさんは11名。夏の間もこのコースはよく散歩してたんですが、こんなにたくさんのマニアな皆様はいらっしゃりませんでした。このカメラマンの多さにも秋の到来を感じます。 でも子らはひたすら足元の草をまさぐります。後ろの2台の自転車が私とあめでおさんの愛車です。この自転車で我が家はかなり広範囲に移動します。お隣の郡山くらいまでは平気で行きます。 まあそんなわけで朝の散歩を終えて朝食後私どもは奈良ドリームランドにまいりました。 ハイシーズンの休日。混んでいました。 奈良ドリームランド、2003年3月5日にも来た事があるのですが(今、過去の日記見て日付を確認しました)、そのときは寒いし平日。ガラガラにすいており、明らかに客より従業員の数の方が多かったのです。川崎時代ご近所の遊園地、向ヶ丘遊園が倒産するのを間近に見、さらに奈良引越し後、あやめ池遊園地の終焉にも近くで接した私は、なんとなく哀しい未来が仄見えるような気がしていたのですが、ハイシーズンの奈良ドリームランドはそれなりに人気でした。 でも予断は許されませんが。 そして適当に遊んで、がっくり疲れて帰ってきて、夜は恒例のケーキ鍋をいたしました。そろそろ社会性というものを念頭においた育児をしたほうがいいな〜と思い、1号さんに 「普通のおうちではどういう風にバースデイケーキを食べるか知ってる?」 と問うと、 「、、、、え〜っとおさじで?」 と応えるので 「いや、ナイフで三角に切って食べるんだよ。」 というと未知の民俗慣行に遭遇した探検家のように驚いておりました。 ... ワンガイ・マータイ博士 - 2004年10月08日(金) おおお、ノーベル平和賞受賞!めでたい〜>マータイ博士。 ケニア在任中は不勉強にも博士の活動を存じ上げなかった。森林省のスタッフとも共同で家族計画普及セミナーとかやったのだが、当時彼女は時のモイ政権に弾圧されていた。 そして私がマータイ博士を知ったのは、このビデオ「地球白書第4集 大いなる自然の恵み」を教材として専門学校のクラスで見せるようになったから。 このビデオの中でマータイ博士は、ヨーロッパ向けに輸出されるバラを栽培するために水質が汚れ、さらにバラ栽培ハウスへの灌漑のためにぐんぐん小さくなっていくナエバシャ湖を憂えて「バラは1つの湖とあまたの生物種を滅ぼすほど必要なものなんですか?」と先進国の消費者に鋭く問い掛けている。 余談だがワンガイ・マータイ博士はお名前からしてケニア最大部族、キクユ族の出身だと思う(キクユの女性はワンボイとかワンジコとかワンが付くのがメジャーな名前)。 キクユ族は最大部族ながらモイ政権下ではとっても冷や飯食いだった。 1963年のケニヤ独立時、建国の父ケニヤッタ初代大統領はキクユ族の人だったが、1978年、2代目となったモイ大統領は少数部族のカレンジン族出身で少数部族ゆえ既存大部族の族閥政治に陥らないのではと期待された。しかし初期英明だったモイ大統領は1982年のクーデター未遂事件後、非常に独裁色の強い支配者となり、その結果出身部族のカレンジン族への優遇(公職に付きやすいとか)によりカレンジン族の人口が急増。私がケニアにいた時代に行われた人口調査では国内第4位の大部族になっていた。そんでキクユ族はこの時代とっても冷遇されて、ワンガイ博士が投獄されたりしてたのもこの時代のことだと思う。 昨年末、四半世紀にわたるモイ大統領時代が終わり、キバキ大統領(キクユ族)が第3代大統領になった。このキバキ政権下でワンガイ博士は副環境相になった。 随分風向きが変わったのかな〜とかつらつら。 ワンガイ博士の功績には手放しで拍手を送りたいが、キクユ優遇によって永遠の冷や飯食い第2部族ルオー族や今や大勢力のカレンジン族がむっとしないか、ちょっとだけ心配。 ワンガイ博士の草の根の活動はこういう部族対立と無縁であってほしいものだが実情はどうなのだろう。ケニアの動き、相変わらず目が離せない。 ... ゆれるがっぺい - 2004年10月07日(木) こんな感じでゆれております。西和市合併。 地区毎の住民説明会がまもなく開催されるそうで、わがマンション住民も指定日に小学校講堂へお呼び出しを受けております。そんでその後、住民投票だそうです。 町からの広報でいろいろ財政シュミレーションとか送られてきますが、あんまり合併してもしなくても変化はないみたいなクールな統計数字がはじき出されています。斑鳩町としても是が非でも合併という気分ではないみたい。 法隆寺を愛するあめでおさんではありますがここはクールに「行政の効率化には行政区の拡大やむなし」という意見。マルコはどうしよっかな〜?でも意見が聞いてもらえてなんかうれしいです。聞かれちゃったらしょうがねえ、応えてやらにゃあ、って感じでいそいそ住民投票に行ってきま〜す♪ ... お金をもらう - 2004年10月06日(水) 研究費が出ることになりました。現在、某研究費をもらった他大の先生といっしょに研究しているのですが、「D論かかせてあげるから,電車賃しか出さないよ〜ん、べろべろば〜」といわれたわけではないけど、まあ電車賃だけいただいて、某国人コミュニティとそれをサポートするNGOの調査をしていました。 でも書籍費とか機材費を購入するためにもらったお金を私にも先生方と同額、平等に分配してくれることになり、わたしもそれで何事か買えることになりました。なんかいっちょ前の共同研究者として認めてもらえた感じで懐と心があったかい秋なのでした。 しかし、お金をもらった見返りに、それなりのデューティが待ちかまえてるんですけど、まあ、それは、この世のコトワリでございますな。 ... 道に迷う - 2004年10月05日(火) 本日は雨です。1号さん,天王寺動物園に遠足だったのですがあえなく延期。でも弁当だけは作らされたので、なんかやらずぼったくりってんですかい?そんな気分です。 そんで今日は久しぶりにけいはんな方面の図書館で勉強しようかと思ったんですが雨が降ってますし,子らのお迎えのことを考えて車でばびゅんとけいはんなを目指しました。 道に迷いました。 途中ならファミリー過ぎたあたりで、お、これは違うんじゃないの?という道に入ってしまい秋篠寺の裏に出てしまいました。辻辻に警察官さんが立ってます。これはどうしたことかな?誰か要人でも来るのでしょうか?とにかく辻辻に立つ警察官の前を行ったり来たりしながらなんとか県道51号に復帰しました。 うーんやっぱり、車より鉄道ですね。鉄道なら道に迷わないし、車中は寝たり、本読んだりやりたい放題ですわ。 ところで唐招提寺や薬師寺の前を通るんですがフェノロサが「凍れる音楽」と呼んだ薬師寺の三重の塔を振り仰いでる余裕はドライバーには無いので車窓観光も出来ません。この点も鉄道に負けてます。 べつに車、乗るとあめでおさんに「環境テロリスト」って怒られるからってわけじゃないけど、平時は電車に乗ろうとおもいました。 ... 法隆寺攻略作戦 - 2004年10月03日(日) このところ2週連続で土曜日に小学校と保育園の運動会がございまして、いろいろと疲労いたしましたので、本日は昼過ぎまで家族全員で布団の上でごろごろしておりました。娘2人はそれなりに飽きるし、おなかもすくので、まあどっこらしょと、適当な時間に起きてご飯を食べたり、プリキュアをみたりするのですが基本的に布団にねっころがって過ごしました。娘2人もあそんでよ〜と布団にやってくるとあり地獄のような父親の抱擁によって布団の中に引きずりこまれてそれはそれで楽しそうにきゃーきゃー騒いでおりました。 マルコは父と娘のあり地獄を横目に見つつ、篠田節子の神鳥(イピス)なんか読んじゃって一人で怖気(おぞけ)をふるったりしていました。 昼食後こんな怠惰なことではいかんと、まあお出かけしました。マルコとあめでおさんは法隆寺に行きたかったんですが1号さんは「法隆寺はもういや」ともうします。どうしたら1号さんを法隆寺に誘導出来るかと思案しながら 「1号ちゃん火曜の遠足のおやつ(200円分)を買いにいこ〜」 とまずは外出。買い物をさっくり済ませた後、 「1号ちゃん、法隆寺の裏のポケットパークでかくれんぼした後、笹の葉をとって笹舟つくろうよ〜」 と誘います。かくれんぼが3度の飯より好きな1号はあっさりOK。そしてかくれんぼ後、笹舟を作り、 「1号ちゃん、笹舟を法隆寺のお池に浮かべようよ〜」 ということでやっと法隆寺境内にたどり着きました。 これは法隆寺のお池に笹舟を浮かべる1号さんの図。 そんで、1号さんが「峰薬師に登ろう」というので法隆寺境内内の小高い丘の上にある峰薬師へ。丁度4時になったところで寺男さんが鐘をついていました。4回鳴らすんですが1回ごとにお祈りしながら鐘をならしていらっさリました。正岡子規もその句に詠んだ美しい鐘の音ですが、コレだけ至近距離で聞くと鼓膜が陰々と響きます。 峰薬師から降りてきたところにある聖徳太子二歳像。おKさんそっくりです。おとなりのお地蔵さんは最近出来ました。 まあここまで来たので、有料エリアの中門内まで行って法隆寺カルトクイズでもしよう。と1号さんを誘うとあっさりついてきて、今日も法隆寺をフルコース拝観しちゃったのでした。 秋は法隆寺ハイシーズンなんですが、5時に閉門なので4時以降に行くと人が少なくって夕焼けもきれいでいい感じです。 そんなわけで、運動会後の疲労を法隆寺で癒すことができました。そして法隆寺に今日もまんまと連れてこられてしまう1号さんなのでした。 ... くりん - 2004年10月01日(金) 本日は午後3時より、専門学校にて講義をする日なんざますが、12時より肥後橋あたりでランチオフがあったので行っちゃいました。 さてオフ会。マルコは関東時代はあんまり頻繁にはオフ会に行かない方だったのですが(当社比)、関西に来てからかなり熱心に出ています。関西にまじで知りあいがいない状態で引っ越してきたので、物理的に友人を作る機会が主にネットによるものでした。そんなわけでオフ会、結構重要事項です。それからちょっとこじゃれたお食事処情報は主にオフ会に参加することで獲得している部分があります。 この日は結構な大集団で朝日新聞ビルのアラスカという格式たかいっぽい店のレディースランチ2000円を食しました。 久しぶりの人も、よく会ってんのよ〜、な人もいらっさりました。 オフ会で結構間隔をあけながら、ときどき会っていると、突然「きれいになったな、この人」という印象を受ける人がいます。きっと仕事のこととか暮らしのこととかが「くりん」、と好転したんだろうな〜と勝手に思っています。 私はどんな風に見えてるかな。きっと再びあめでおさんの扶養を離れてガツンと働き出したら「くりん」とするかな〜。なんて夢想したりして。 ちなみに、よく会ってる当HP掲示板重鎮メンバーもわさわさといらっしゃってました。これだけ夜ごと日ごと腹割って話し合ってるのにまだ話足りないのかって感じで重鎮メンバーの皆様の近くにいそいそ座ってしまうマルコ。そして1人遅れてきて面白かったさるとるさんは、オフ後、マルコの専門学校前の喫茶店まで拉致され、2時50分まで喋り倒していただきました。もーいったい何をそんなに喋ってたのでしょう。「怖いものからは目が離せない」って話でしたっけ。あ、ちがうか。「スノッブって何だ」って話でしたっけ。これもちがうな。 ...
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