コリア/ジャパンを追いかけろ - フィリピン - 2005年10月31日(月) さて、アグリバンクカップ2005も終了し、そろそろ大詰めとなって きた東南アジア各国チームの仕上げ。これもSEA GAMES(東南 アジア競技大会)の大注目が成せるコトであります。 一応、東南アジア各国はこんな感じで強化をしております。
どの国も、かなーり力を入れており、優勝を予想するのはかなり難しい 状況です。 その中で、一番台風の目になりそうなのが、ミャンマー。 ミャンマーは以前も書いたとおり、かなり力をつけてきていまして、 3位以内は入る可能性が高いです。 そして次に注目なチームは、フィリピン。 なんつっても今大会のホスト国でありまして、これまで以上に協会が 力を入れてきているのであります。 そして、こんなことも考えております。 以下をお読みくださいませ。 ---- ■フィリピンサッカー協会会長、フィリピン代表のサポートを求める 土曜日、フィリピンサッカー協会(PFF)会長のジョニー・ロムアルデス氏は、 地元開催のSEA GAMES(東南アジア競技大会)におけるサッカー競技の 全試合※で、代表チームの色を見につけて欲しいとサッカーファンに呼びかけた。 (※男子サッカー:バコロド市 11月20日〜 女子サッカー:マリキナ市 11月23日〜) 会長は2002年日韓W杯で、韓国・日本の両国の”ファンのサポート”が、 代表チームに良い結果を与えたと指摘する。 「チームカラーを身につけ、旗を振り、そしてフェイス・ペインティングや、 髪の毛を色を代表チームの色に染めることも心理的に両国にいい影響を与え、 そしてW杯で彼らのベストとなる記録を作ったと思う」 「韓国はベスト4、そして日本はベスト16まで勝ち進んだ」 さらに会長は、バコロド市、マリキナ市での多くの観衆が集まることが、 フィリピン代表チームがメダルを得る後押しとなると考えている。 PFFドメカ・ガラマンディ事務局長は、大会初戦は”ほぼ確実に”代表チームは 青いユニフォームを着ることになると語った。 韓国では、W杯のポルトガル戦での勝利を喜ぶ50万人以上の市民が赤いTシャツや ユニフォームを身につけ、街へ繰り出した。日本では、5万5千人以上の青いユニ フォームを着たサポーター達が、W杯初戦のベルギー戦でスタジアムに押しかけ満員 となった。 この光景は、彼ら代表チームが大会で破れるまでずっと続いたのである。 Football president calls for support for RP team(10/30) ---- 以前どっかで書いた覚えがあるのですが、日韓W杯が東南アジア諸国に 与えた影響というのは、僕らが想像する以上にデカかったと思います。 スタジアムを一色にして揃って声援 というのは、あまり見たことがなかったのかもしれませんし、それが 凄く印象として残っているという話も、インドネシアやマレーシアで 僕自身が聞きました。 あ、ここで言いたいのは、サッカーの情熱が東南アジアは薄い、というの ではなく、 揃って(1つになって)声援 というのがポイントかと。 それが声であれ、色であれ、です。 まあ、僕ら日本人が「韓国と日本は違う国なんじゃー」と強く言おうが なんと言おうが、きっと東アジア以外の人がこんなん見ると、 ファナティックではあるが、なぜ行儀が良さそうなんだ。 さすが東アジアである。 とか思わずには居られないでしょう。 こんなん見て あー西アジアだな(笑) と僕らが思うように。ちなみに左がサウジで右がイラン。 両国は違うとは言え、やっぱ一緒に括っちゃうよな、きっと。 最初に話が戻りますが、日韓W杯というのは、僕らは当事者だった だけに、きっとまだちゃんと認識できていない部分があったりすると 思うのです。 でも、欧州でも南米でもなかったW杯ってのは、あらゆる意味で 全世界(不出場国も含めて)に対して、僕らが思う以上に、 相当に妙チクリンなインパクトがあった 様な気がしてなりません。 多分、いい意味で。 ... わが青春のACL - タイ - 2005年10月24日(月) 第3回ACLも大詰めで、今週水曜日に決勝戦となり、UAEのアル・アイン と、サウジアラビアのアル・イテハドの対決となります。 第1回はアル・アイン対BECテロサーサナ(タイ)、第2回はアル・イテハド 対城南一和(韓国)という決勝カードだったのですが、今大会は西アジア勢 同士、という東アジアンにとっては屈辱の決勝戦になってしまったわけです。 普段、横浜FMはクソだの言っている俺ですが、やはり某チームを 応援している俺としては、同じリーグの代表ということで、複雑ながらも 若干応援したワケであります (磐田は普通に応援した。ベトナムのチームの時以外)。 んで、磐田や横浜を倒した韓国や中国のチームも、 わがJリーグチームを倒したのであるならば、おそらくKもCも アジア最強なのである。 たまたま運悪く、ちょっとの差でJのチームはヤラレタだけに すぎんのだ。 というわけで、西アジアのチームには楽勝して欲しいものよ。 そうなれば、俺のラブな某チームも、アジアでは戦えんが、 実はアジアのレベルで見ても強豪チームなハズである! とか思ってたら、ボコボコにやられて、 あううう、、、東アジアって・・・ その中でも、昨年まで下部リーグに居た我が愛すチームって・・・ とか落ち込みまくっていたのです(大袈裟に書いてますが)。 んでも、ちょっとだけ下の記事を読んで、勇気付けられました。 てなわけで、第1回ACL準優勝チーム、BECテロサーサナの当時 主力選手だった、タードサック・チャイマンへのインタビュー。 --- ■タイのダイナモ、AFCを振り返る Thai dynamo can only watch from afar Oct 19, 2005 2年前のACLで活躍したターサック・チャイマン(Therdsak Chaiman)。 そんな彼だが、今回は来週行われるアル・アイン対アル・イテハドの決勝戦 に関しては、観戦する立場になっている。 このタイ代表MFは、ACL02/03でタレント揃いのBECテロサーサナ で主力選手であり、強豪勢とされた相手に多くのジャイアントキリングを 行った。 当初それほど期待されていなかったこのバンコクのチームは、日本の鹿島 アントラーズ、中国の上海申花を破り、そしてウズベキスタンのパフタコール を合計2−1で破って決勝戦でアル・アインと対決した。 決勝戦で破れはしたが、ターサックは4ゴールを挙げるだけでなくチームで 大活躍をし、この年の大会MVPに選出された。 「BECテロサーサナ時代で思い出深い出来事だね」 32歳のターサックは語った。 「凄くいいチームだったけど、決勝戦に行けるとは思っていなかった。 でも、僕らはホームでは強く激しく戦って、多くの強豪を破ったし」 「2点差からもう少しで引き分けに持ち込みそうに出来たから、 決勝戦で破れたことは残念だよ。でも審判がピラタット・ポールアンディー (Preratat Phoruandee)のゴールを取り消したから、それも出来なかったしね」 「僕はMVPを受賞して本当に嬉しかったよ。いいパフォーマンスが出来た と思ってたからね。でも優勝を目前にしてそれができなかったことは 後悔している」 その運命の試合から、テロサーサナとアル・アインの進んだ道は大きく 違った。アル・アインは来週、2度目の王座に就こうとしており、BEC テロサーサナは国内リーグで不振が続き6位となり、来期のACLには出場 できない見込みだ。 この不振の大きな原因は、03シーズンの主力の多くがチームを離れたことによる。 MFのドゥシット・チャラムサーン(Dusit Chalermsan)、DFのニルト・スラシアン (Nirut Surasiang)、大型FWのウォラウット・シーマッカ(Worrawoot Srimaka)らが ベトナムのチームに移籍した。 ターサックはベトナムのイーストアジア・バンクに移籍するものの怪我に 悩まされた。そして現在はシンガポールのSAFFCに2度目の所属と なっている。 「今のBECテロサーサナの不振は本当に悲しいよ。タイ代表選手の多くを ここ2年で失い、弱体化してしまった。ACL出場の他のチームが強化 しているのにね」 多くのアジアサッカーファンのように、ターサックもアジアでのクラブ シーンでのパワーは西に傾いていると感じている。ここ2年、ACL王者 となったアル・アインとアル・イテハドが東アジアのチームと対戦し勝利を 収めている。 しかし、彼はこの状況は長くは続くものではなく、すぐに西以外の地域が アジアのクラブシーンで花開くことになるだろうと考えている。 「アル・イテハドとアルアインは、今年の大会でベストのチームである ことを証明した。特にアル・イテハドは、山東魯能、釜山相手に大勝 したことには驚かされたよ。アル・アイン、アル・イテハド、どちらも いいサッカーをしているとは思うけど、今年はアル・イテハドが2冠を 達成するんじゃないかな」 「今の中東のチームは、日・韓・中のチームよりも強いのかもしれない。 でも、この状況はずっと続くわけじゃない。 タイのチームはいつも韓国や日本のチームに大敗してたけど、僕らは 2003年に彼らを破り、そして決勝戦に進んだことがそれを証明 している」 「シンガポールも発展しているし、将来どのチームが優勝しても僕は 驚かないよ。発展するためには、強豪たちと戦う必要がある」 ターサックはACLの経過に興味を示している一方で、彼は現在シンガポール のSAFFCが来年のAFCカップ出場をかけた戦いを助けている立場だ。 だが。彼のチームは現在首位タンピネスとの勝ち点差は、2試合を残して4 という厳しい立場にいる。 とはいうものの、チームが優勝するしないに関わらず、ターサックは ベトナムからシンガポールに戻ったことを後悔していない。 「今年はSAFFCのためには精一杯プレイできた。僕はシンガポールに 戻ったという決断は後悔していない。ここでは2年間の契約をして、 2006年までプレイするつもりだ。シンガポールに戻って来れて 嬉しいよ」 「できれば、AFCカップ出場を決められるようにして、タイ代表で 2007年のアジアカップに出場したいね」 Thai dynamo can only watch from afar(footballasia, 10/19) --- シンガポールは、ACLの下位大会、AFCカップに出場するのですが、 今年はAFCカップもレバノン・ヨルダンの西アジア勢に持っていかれました。 (昨年は確かシリア勢対決) 東・東南アジアンにはここんとこツライACL、AFCカップですが、 ターサックの言うように、あと10年後ぐらいにはACL決勝戦・ SAFFC対川崎フロンターレ、という水色・水生動物ダービーが 出来ているかも知れぬ! これがSAFFCのユニ&マスコットである。 それまでは死なぬ、死なんぞ、俺! ... アグリバンクカップ出場チーム:最近の成績 - 2005年10月22日(土) さてさて、ベトナムでアグリバンクカップという大会が10月 26日から開催されまして、それになんと日本U20代表が出る そうであります。 昨年はこんな感じの大会でありまして、なんで五輪でもないのに 日本以外はU23とかなんじゃい?な人も多いと思いますが、ここで相当 しつこく言っているとおり、今年はフィリピンで東南アジア競技大会という、 東南アジア限定版オリンピック が11月末にあって、その大会のサッカー競技はU23が出場する のです。 (実は今年、東アジア版五輪もあります。東南アジアに比べると 熱狂度もレギュレーションも全然違いますが) そこで東南アジア各国はこの時期「U23の強化である!」と ばかりに色々な国に遠征に出たり、大会に出たりしているわけです。 (ミャンマーU23代表も日本に来るわ、フィリピンすら中国 遠征するわで、なかなか各国気合を入れております) その流れはベトナムでもありまして、この大会を、 本番前のU23チームの準備、という位置づけで開催した のです。 まあ、アグリバンクカップを楽しみにしている日本U20代表 ヲタの人もきっといると思うので、もーちょっと大会そのもの が楽しめるようにと、他出場チームの最近の結果を集めてみました。 ビビるも良し、舐めきるのも良し、で少しでも大会がオモロしろく なれば幸いであります。 てなわけで、以下に最近の記録を書いておきます。
俺的優勝候補チーム。FW陣が強力であります。ダッサコーン、 テーラテップらなど、日本のチームとの対戦経験も多いメンツも 揃っていますし、GKはアジアカップでも活躍してました。 試合結果、最初の3つは欧州チームアジアツアー、トルコで 行われたのはユニバーシアード、最後のは東南アジアサッカー 連盟の主催したU23大会です。 でも、今大会は少しメンバーを落としてくるらしいので、 どーなるかはわかりませぬ。
あんまり期待できないナァ、なチームであります。最初の方は 東南アジアサッカー連盟主催の大会なのですが、この結果を見て 協会は監督さんをマレーシア人監督に交代させてしまいました。 (それまではA代表のビクスケイさんが兼任) あ、結果だけ見ると、確かに期待できないのですが、ミャンマーは かなーり東南アジアでは強いわ、タイは飛びぬけてたわ、なので 結果ほど弱っちくは無いと思います。 それに、西アジア帰りってのは結構効くんじゃないでしょうか。
最初のはLGカップという、ベトナムで行われた国際大会です。 シリアはアジアユースで日本と3位決定戦でPKまでもつれたんで、 この結果が日本に近いかと。そして遠征は、監督さんの母国で やってます。多分下部リーグチームだと思いますが。 ちょっと嫌なムードなのは、この前U23のアシスタントコーチが 八百長云々のトラブルに巻き込まれて、変わったことです。 ベトナム側は地元での注目を集める大会ですし、最近のネガティブな 話題を勝利でなるべく吹き飛ばしたいでしょうから、結構モチベーション 高いんじゃないかな、と思います。 それでは、我が若手ジャパニーズ&強豪アセアンズとの合戦を 楽しみにいたしましょう! ... 10 minutes: BBCvsCNN - 2005年10月18日(火) 仕事がとりあえずひと段落ついたが、思いのほかウェブの更新が 出来ん。 ううーむ、結構エグイのう。 手を広げすぎたのだろうか。川崎まで手を出そうとして いるしな。メイン(ココ)の方がオザナリだし。 そもそもアジアのサッカー界が毎日動くからイカンのである。 少しは俺の体も考えて欲しいぜ、ベラパン&ハマム! とか一方的に考えたが、もう少しUO.footballAsiaの方のペースを 落とさんとシャレにならぬ。 以前、 メディアはもっとアジアのサッカー取り上げろ、ハゲ! とホザいたが、おそらくメディアの担当者も欧州やJと掛け 持ちで大変なのだろう(ま、そもそも奴らが適当に流しやがる 姿勢に問題があるのだが、この際問うまい)。 んでも、とりあえず今は楽天がTBSを買収して、 アジアのメディアも買収するぞー、 などと言っているので、はやいところシンガポールあたりの メディアを観られるようにして欲しいぜ!(アルビSが 観たいから) そもそも現状、デカい事件・事故以外でのアジアの情勢(中央 アジアとか中東とか南アジアとか)が一番手に入れられるのが BBC というのはオカシイだろ、エイジアン・メディアたるジャパンの 報道! ・・・とか思っているが、世界では大英帝国的アジア観と米国的 アジア観が存在しているという事実があって、サッカーの場合は 勿論前者で、日本で一般的には後者寄りなのは否定しようがない。 ま、BBC的アジアとCNN的アジア、みたいなもんか。 逆に言えば、日本人にとって、スリランカよりもハワイが、 サウジアラビアよりも米国の方が【感覚としての同地域度】は 高いと思う。 日本との同地域=アジア、という定義にするなら、 アジア=ハワイ・米国・日本・中国・韓国・台湾・フィリピン の方が納得される、というか。 このへんが普通の人の”日本の所属するアジアサッカー連盟”で 相手がオマーン?アジアなのそれ?なトコのデカイとこなわけで。 どー考えても、会社の食堂で、NHKの朝の連ドラ「風のハルカ」の 昼間の再放送を観ながら、 バーレーンには、同じアジア人としてプレイオフを 頑張ってもらいたいわぁ! とか、パートのオバちゃんが言わんだろう。 俺にとっては天国のような世界だが。 MLBのプレイオフ、楽しみね、 のババァの方が、まだ現実的だ。 妙チクリンな日本でのアジア観の歪みは間違っておる!許すまじ! とは全く思わんが、マレーシアとか香港とかシンガポールに行く たびに、 敗戦後は大英帝国に占領されてりゃ、もーちょっと日本での メディア含むアジア・サッカーを取り巻く環境はマシだった かもしれぬ。 あと、養老の滝は 「YORO’S BAR」 になっていて、Jサポがギネス飲みながら、調子っパズレに 歌っているだろう。 という、とんでもない妄想が出たりするのは内緒だ。 (まー、みんなプレミア・激ラブになっていて Jリーグ?知ったことか、の可能性もデカイけど) ... 10 minutes: 俺的危機感!! - 2005年10月04日(火) 大変である。 ついに、あのビッグクラブ・横浜Fマリノスが立ち上がり やがったのである。 みんな、これを読むんだ! --- ■横浜M―G大阪、過去最少観客も 5日に日産スタジアムで行われるナビスコ杯準決勝第2戦、 横浜M―G大阪戦の前売りチケットが約6000枚しか 売れていないことが3日、分かった。 チームは日本一の産地である長野県南佐久郡川上村提供の レタスを先着3000人にプレゼントする企画などをたて、 懸命に動員を図っている。 --- それのドコが危機なんだ、と思う人も多いと思うが、 8月17日の記事を読んで欲しい。 --- ■「夏休みスペシャルプレゼント企画」 Jリーグディビジョン1第19節vs大分トリニータ [ 川崎F ] 川崎フロンターレでは、8月20日(土)大分トリニータ戦の際、 「夏休みスペシャルプレゼント」として、来場者の皆様への プレゼント企画を実施致します。 【イベント】 ■野菜王国『川上村』「レタス」プレゼント!! ◇配布場所:競技場入場時 ゲート5番、7番にて ◇時間・数量:開門時より、抽選券を配布します。 ◇内容:ハーフタイムに場内オーロラビジョンにて、当選番号を 発表いたします!!(2,000名様) 当選された方は、試合終了後、特設テントにて賞品を お受け取り下さい!! --- 見よ! 奴らはその豊富なアディダス&ニッサン・マネーを使い、 その圧倒的な物量で、わが川崎と全面対決する姿勢だ。 やつらの次の手は、恐らく エバラ担々ごま鍋の素を5千本とか、 ウェットティッシュ10年分とか、 はしご車・乗りまわし放題とか、 とにかく考えるだけでも恐ろしい方法で川崎を潰しに かかるに違いない。 こんなことをされたら、川崎はひとたまりもないではないか。 ついこのあいだまで、横浜FMは、 ---- 横浜F・マリノスvs大分トリニータホームゲームイベント 実施のご案内 [ 横浜FM ] 2005年10月1日(土)15:00 キックオフ(13:00開場予定) 2005 J.LEAGUE Division 1 第26節横浜F・マリノス vs. 大分トリニータ 会場:日産スタジアム ◎ピクニックランド開催 試合当日、東ゲート前広場に人工芝を敷きつめ、いろいろな楽しみ方ができる 『ピクニックランド』(12時30分からキックオフまで)を開催予定です。 家族でお弁当を食べるのもよし、寝転がってのんびり秋の空を眺めるのもよし、 皆さん思い思いの方法でお楽しみいただけます。 ---- などと、まるでオサレなイベントやっていやがって、おそらく ロハスなパパとスロー・ライフなママ、そしてクソ高いユニを 身につけたコマっしゃくれたガキのハッピーファミリーとか、 スタバでテイクアウトな竹内結子風なねーちゃん&オダギリ・ジョー みたいなニーちゃんカップルが、 寝転がってのんびり秋の空、をしていたに違いない。 こんなこと川崎でやったら、 ガキ :ベビースターを撒き散らしながら暴れまくる オッサン:釣堀と間違えて釣り人来襲 ババア :ママチャリで突入 俺みたいなひとりサカヲタ:不気味に一人で饅頭を食う な、ピクニックランドとは全く違う、リアルなシン・シティと化すので、 逆に横浜スタイルを真似ようと思っても、とてもじゃないが不可能である。 ううーむ・・・好調な川崎が、リーグ王者を本気にさせて しまったようだぜ! どうする、俺!どうする、川崎! (※注:この文章には、被害妄想と自意識過剰が含まれています) ... ジャパニーズはスランゴール優勝を祝うべきではないか - マレーシア - 2005年10月03日(月) さて、マレーシアFAカップとマレーシアカップを、スランゴール というチームがどちらも優勝したのですが、ちょいと色々探って みると、どうも僕らはスランゴールを祝う必要があるのではないか、 とか思い始めました。 ↑スランゴールであります。実は2部リーグ所属のチームだったりする。 昇格したけど。 なんのことやらサッパリわからんとは思うのですが、以下を読んで 見てくださいませ。 マレーシアカップとFAカップは、この辺で違いを見てください。 (大会についてを参照) --- ■ジョホールバルの真実 国際政治さながらの交渉と言う点では、一九九七年のフランス ワールドカップアジア最終予選のことが印象深い。結果的には マレーシアのジョホールバルで開催されたが、アジア第三代表を 決めるプレーオフの開催地をめぐる交渉だ。 …中略… 日本は最終戦までUAEと二位争いを演じていた。もう一方の グループでは、サウジアラビアとイランが激しい首位争いを展開し、 最後までどちらかプレイオフに進出するか読めない状況だった。 ここである情報が飛び込んでくる。サウジアラビアが二位となった 場合、プレーオフの開催地として、ペルシャ湾に浮かぶ島国の バーレーンを希望するというものだった。 …中略… 私はすぐにマレーシアサッカー協会のポール・モニー専務理事に 電話し、グラウンド使用の件で交渉を始めた。 マレーシア協会の返事はこうだった。 「11月17日のプレーオフ開催予定日は首都クアラルンプールの 綺麗なグラウンドはマレーシアカップで塞がっている。ただし、 ジョホールバルなら空いている」 私は「プレーオフできるならどこでもいい」と思い、ジョホール バルのグラウンドを借りることにした。日本がワールドカップ 初出場を決めた記念すべき場所は、こうして決まったのである。 後になって、「いい場所を選んでくれた」と多くの人に言われたり もした。が、たまたまジョホールバルのクラブチームがマレーシア カップ(日本の天皇杯に相当する大会)で負けて、グラウンドが 空いていただけのことだ。歴史の「たら」「れば」を言い出せば きりがないが、何がどう作用するかは本当にわからない …以下略 :「サッカーの国際政治学」 p42-45 著:小倉純二 講談社現代新書より ---- さて、 > たまたまジョホールバルのクラブチームがマレーシアカップ >(日本の天皇杯に相当する大会)で負けて、グラウンドが空いていた > だけのことだ。 は、正確に言うと微妙に違います。 当時ジョホールバルにはジョホールと言うトップリーグのチームが ありましたが、そのジョホールがマレーシアカップで負けたわけ ではないのです。 マレーシアカップは、トップリーグ上位10チームが出場できるので あって、ジョホールはリーグ12位となったのです。故に、初めから 出場はできなかったわけであります。 (ついでに言うと、天皇杯に近いのはマレーシアFAカップの方かと。 歴史はマレーシアカップの方が近いけど) そんで、97年のリーグを調べてみると、こんな感じ。
てなわけで、感謝すべきはリーグでジョホールを打ち負かした チームなのであります。 97年度のジョホールの対戦成績を調べると、
この中でジョホールをお得意さんにした(2勝した) のは、サバ、サラワク、スランゴール、プルリス、ペラ。 彼らがジョホールをカモにしてくれなかったら… "マナマ(バーレーン)の悲劇"だったかも・・・です。 まさに > 歴史の「たら」「れば」を言い出せばきりがないが、 > 何がどう作用するかは本当にわからない であります。 そして、そのジョホールバルの奇跡が起こった年、その マレーシアカップを優勝したのが、スランゴールでした。 こう考えると「当時強くてありがとー、スランゴール!」 であります。 このよーに、かなりこじつけに近いのですが、 なんかの結果が、ドミノのように関係してくるのを見ると、 なかなか同地域なアジアン・サッカーってのも面白く見えて 来るもんであります。 マレーシアの来期AFCカップ2006出場は、その スランゴールとプルリス(リーグ王者)。 がんばってちょーだい! PS ついでに、ジョホールバルの奇跡から5年後のスタジアム訪問記は ココ ...
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