東南アジアサッカー調査メモ...ogaoga2k

 

 

シンガポールファンから見た日本代表ベテラン起用案への感想 - シンガポール - 2004年10月26日(火)

BBSにも書きましたが、日本代表のジーコ監督がシンガポール戦で
ベテランを起用云々に関して、シンガポールサッカーの掲示板で
どう書かれているかをざーっと訳してみました。


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JFA: No exhibitionism
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● AnTHonY84 : 10-23-2004, 05:29 AM
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日本サッカー協会は、シンガポールを軽くみているのではないかという
批判が出たこと対し、そのようなことはないと否定した。

この批判は、来月行われるW杯予選の対シンガポール戦で、3人の
ベテラン選手を召集するとの報道から出たものである。


先週オマーンに1−0に勝利し、最終予選を決めた日本だが、JFAの
川淵三郎氏は日本のメディアに対し、日本代表監督のジーコがベテランの
三浦知良、中山雅史、秋田豊をシンガポール戦で代表メンバーに入れる
だろうと語った。


ヴィッセル神戸の三浦は37歳で、90年代の日本を象徴する
ストライカーだった。一方ジュビロ磐田の中山37歳、名古屋
グランパスエイトのDF秋田は34歳だが、共に長い間日本代表の
レギュラーであった。


埼玉で行われるこの試合のメンバーに、彼らを入れるという案は
批判を受けた。日本とシンガポールの新聞は、ジャラン・ベサール
スタジアムで3月に1−2で日本に敗れたシンガポールに対して、
無礼なことかどうかを論じたのである。


この批判はJFAを動かし、JFAはAFCのウェブサイトに声明を
出すことになった。JFAのスポークスマンは


「ジーコの今回の大きな狙いは、シンガポールに勝つことが
 出来るチームの準備をすることだ」

「これが彼の狙いである。もちろん、どんな試合であろうとも、
 選手選考は監督が担っている。

 だが、我々はこの試合を、たんなる天覧試合(エキシビジョン
 マッチ)と捉えているなどどいうことは決してない。

 我々は常に国際試合は真剣に取り組んできたし、また今後も
 そうするつもりだ」


この3人のベテラン選手を招集する考えに関して、日本代表DFの
宮本恒靖は、ロイターへ曖昧なコメントを残した。

「ジーコはジーコの考えがあるし、JFAにはJFAの考え
 があるんだと思う」

「でも僕ら選手にもそれぞれの感じ方がある。お互い話し
 合って欲しい」


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● cRi5tiAn0:10-23-2004, 07:16 PM
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ジーコは、もし仮に彼自身が戦力が落ちるチームを使いたいと
思っているとしても、ベテランの代わりに若手を入れるべき
なんじゃないのか?


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● ghost : 10-23-2004, 11:13 PM
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ジーコはあえて、東京の大観衆の前で、シンガポールと引き分けたり
負けたりするようなリスクは背負わないだろ……

そうなったらジーコは恥をかくし、キャリアにも傷がつく可能性があるぞ……


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● Shawn : Yesterday, 09:11 PM
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声明だと

「ジーコの狙いはシンガポール勝つようなチームの準備」

ってことだけど、言い換えりゃ

「(いつもよりは)強くないチームを作る」

ってことですな…(苦笑)


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● cRi5tiAn0 : Yesterday, 10:21 PM
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でもさ、なんで将来有望な若手選手の代わりに、ベテランに
プレイさせる機会をあたえるんだ?

理解できん。


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● ghost : Yesterday, 10:23 PM
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その答えはジーコのみが知る…


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● cRi5tiAn0 : Yesterday, 10:30 PM
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思うに、ジーコは孤独を感じているんじゃないか…
ジーコが彼と年齢の近い選手を集めているってことから考えると。

実のところ、彼は日本で友達があまり居ないと思うんだよね…


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JFA: No exhibitionism

まー、今はどーなっているのかはこのへんで調べてください。


とりあえず


> 思うに、ジーコは孤独を感じているんじゃないか…
> 実のところ、彼は日本で友達があまり居ないと思うんだよね…


爆笑

確かにシンガポール戦、勝ち越すまでの顔は悲しげだったからなー(笑)


んでもやっぱり

> 言い換えりゃ「強くないチームを作る」ってことですな…(苦笑)

ってとこは相変わらずシンガポールのサッカーファンて
シニカルだなー。


...

日本のクラブチームの東南アジア遠征結果(1970〜1974) - アジア - 2004年10月25日(月)

古いサカマガをチョコチョコ読んでおりますが、地味に書き留めた
ものをとりあえずアップしておきます


-------
●インドネシア招待大会(@ 日本)
 
1970/06/20 日本リーグ古川+日立 3 - 1 パルデデテックス
1970/06/22 ヤンマー 1 - 4 パルデデテックス
1970/06/24 東洋+新日鉄 5 - 5 パルデデテックス
 
 
●古川・東南アジア遠征
 
1971/01/16 シンガポール選抜軍 2 - 1 古川 @ シンガポール
1971/01/18 スランゴール選抜 0 - 3 古川 @ マレーシア
1971/01/20 クランタン   0 - 2 古川 @ マレーシア
1971/01/22 ペナン   2 - 0 古川 @ マレーシア
1971/01/26 ポートオーソリティー 1 - 3 古川 @ タイ
 
 
●日立・東南アジア遠征
 
1971/01/23 スランゴール  1 - 2 日立 @ マレーシア
1971/01/26 クランタン州選抜 1 - 7 日立 @ マレーシア
1971/01/28 クアラトレンガヌ 1 - 1 日立 @ マレーシア
1971/01/31 シンガポール選抜 1 - 3 日立 @ シンガポール
1971/02/02 シンガポール大統領選抜 0 - 0 日立 @ シンガポール 
 
 
●ヤンマー・東南アジア遠征
 
1972/02/27 ポートオーソリティ 4 - 4 ヤンマー @ タイ
1972/02/29 タイU23代表 1 - 3 ヤンマー @ タイ
1972/03/03 マカオ選抜 2 - 3 ヤンマー @ マカオ
1972/03/05 香港東昇(香港リーグ) 0 - 3 ヤンマー @ マカオ
 
 
●日立・東南アジア遠征
 
1972/01/22 エーシャン・モーターズクラブ 0 - 11 日立 @ マレーシア
1972/01/23 スランゴール 1 - 2 日立 @ マレーシア
1972/01/26 クランタン選抜 1 - 7 日立 @ マレーシア
1972/01/28 クアラ・トレンガヌ 1 - 1 日立 @ マレーシア
1972/01/31 シンガポール選抜 1 - 3 日立 @ シンガポール
1972/02/02 シンガポール 0 - 0 日立 @ シンガポール
 
 
●日立・東南アジア遠征
 
1973/03/12 インドネシアユース 2 - 3 日立 @ インドネシア
1973/03/14 イリアンジャヤ 1 - 2 日立 @ インドネシア 
1973/03/16 スラバヤ選抜 2 - 1 日立 @ インドネシア
 
 
●永大産業・東南アジア遠征
 
1974/03/02 シンガポールユース 0 - 1 永大産業 @ シンガポール
1974/03/06 シンガポール選抜 2 - 0 永大産業 @ シンガポール
1974/03/09 マカオ群力足球総隊 1 - 3 永大産業 @ マカオ
 
 
●読売クラブ・東南アジア遠征
 
1974/03/01 シンガポール選抜 0 - 1 読売クラブ @ シンガポール
1974/03/03 プレジデント・イレブン 0 - 2 読売クラブ @ シンガポール
1974/03/06 香港FC 0 - 1 読売クラブ @ 香港
1974/03/08 香港U23代表 1 - 1 読売クラブ @ 香港
1974/03/10 香港英国駐留陸軍 1 - 2 読売クラブ @ 香港
 
 
●トピック
 
・PFF会長及び代表監督がスペインに6−9人の選手をスカウト。
 輸入選手には、フィリピンで2年間プレイしてもらうことに('70/12月号)
 
・マレーシアGKのチョー・チー・ケオン、69年にサウスチャイナ(香港)
 でプロデビュー。その後ブラジルのクルゼイロからオファー('73/10月号)
 
・望月センセによる絵古ヒイ記は、74年6月号より連載開始。
 当初は3ページあった(今ほどネチッこくないが、言っていることは同じ)
 
 
●その他試合
 
・クルゼイロ(ブラジル)遠征
1972/03??? フィリピン代表 0 - 6 クルゼイロ(ブラジル) @ フィリピン
 
・豪州代表アジア遠征
 
1972/10/07 インドネシア 1 - 4 オーストラリア @ インドネシア(ジャカルタ)
1972/10/11 インドネシア 1 - 1 ニュージーランド @ インドネシア(ジャカルタ)
1972/10/14 南ベトナム 0 - 2 オーストラリア @ ベトナム (サイゴン)
1972/10/15 南ベトナム 0 - 1 オーストラリア @ ベトナム (サイゴン)
 
・平壌4・25(北朝鮮)東南アジア遠征
 
1973/03/04 シンガポール 0 - 10 平壌4・25 @ シンガポール
1973/03/?? シンガポール 0 - 6 平壌4・25 @ シンガポール
1973/03/?? シンガポール 0 - 3 平壌4・25 @ シンガポール
1973/03/?? シンガポール 1 - 4 平壌4・25 @ シンガポール
1973/03/17 マレーシア 0 - 1 平壌4・25 @ マレーシア(クアラルンプール)
1973/03/19 マレーシア 2 - 3 平壌4・25 @ マレーシア(クアラルンプール)
 
 
・北京 北ベトナム遠征
 
1973/5-6?? 北ベトナム 3 - 2 北京 @ ベトナム
1973/5-6?? ハイフォン市代表 1 - 0 北京 @ ベトナム
1973/5-6?? 郵便電信総局 1 - 1 北京 @ ベトナム

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この頃はカマモト、グレート!セルジオ越後はファンタジスタ!
な感じの時代です。

若手では、西野朗が当時のギャルサポ(笑)から注目を浴びてまして、
”メガネをかけた異色選手”と書かれた岡田武史と共に写真に映っております。


中国は当時FIFAから脱退しており、ベトナムは南北に
分断されてました。


この辺の時代、各クラブは結構東南アジア(香港・マカオ含む)に
お世話になっていますね(特に柏レイソル)


ちなみに、平壌4・25(北朝鮮)は日本にも来ておりまして、
そのときのスコアは4−0で日本に勝っております。当時の
代表監督は長沼健氏です。

このころのサカマガによれば、平壌4・25は、実質北朝鮮
代表みたいなもんだったそうです(パフタコールみたいなもんか?)

まーこの辺の記録はPDFファイルを見てください。


こうみると、日本はマレーシアよりも弱くて、シンガポールより
微強だったのかなー。

こりゃ当時の日本代表がタイガーカップに出ても勝てんな、きっと。
(すげー妄想だけど)


てなわけで、オールドサッカーにすんげー憧れる管理人でした。

では!!


※得点や勝敗で、間違いがある可能性がありますんで、気づいた方教えてください。


...

タイガーカップ2004各国プロフィール - フィリピン - 2004年10月21日(木)

てなわけで、タイガーカップ2004のプロフィールの
続きで、フィリピン。

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■タイガーカップ2004:フィリピン プロフィール

監督:(不明)

1954年に創立されたAFCのメンバーであったフィリピン。
しかし、タイガーカップでは草刈場としての立場を、
彼ら自身が十分認識させられる結果となっている。

タイガーカップでは16試合これまで戦い、0勝1分14敗と
いう記録を残しているからだ。


2002年大会では、対カンボジア戦で、フィリピンは2回目と
なる引き分けを得る寸前だったが、試合終了直前にゴールを
決められ、0−1と破れた。

しかし、記録としては、ミャンマー、ベトナム、インドネシア
相手に23失点をした方が注目されてしまうだろう。


アジアカップ2004とW杯2006の予選の棄権という、
国際試合の経験不足から考えると、今回のタイガーカップで
著しい発展をみる事は難しいが、新顔の東ティモール相手に
勝ち点1を得ることができるかもしれない。

タイガーカップ戦歴:

2002 - グループステージ敗退
2000 - グループステージ敗退
1998 - グループステージ敗退
1996 - グループステージ敗退

http://www.tigercup.org/en/tournament/teams.asp?cid=1108&sqid=1054&ccd=PHI&tbl=Y
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文中にあるように、W杯予選もアジアカップ予備予選も
棄権してしまったフィリピンです。

前回のタイガーカップ前には一度シンガポールと親善試合を
やったのですが、それ以上に、2002年のタイガーカップ
以降、一度もAマッチを行っていないという、かなり不安に
させられることになっています。

(たしかフィリピン代表を日本に呼ぶとか
 JFAの人が言ってたんだけどなー)


とは言うものの、フィリピンでサッカーが全滅したという
わけではなく、新聞にはなにかしらサッカーの記事は
載っていると言えば載っています。

でも、大抵はU14以下だったり、大学サッカー、フットサル、
もしくは女子といった記事が多く、全国規模のクラブチームの
大会や、U17以上の代表となると、なかなか情報が入って
きません(最近だと、これくらいでしょうか。


ベトナムでプレイしたゴンザレス君も、インドネシアでプレイ
しているとの情報以降、音沙汰ないし。。。

うーん…SEA GAMES2005のホスト国なんで、
それに向けてある程度若手主体で来るとは思うんだけど、
あんまり前向きな情報が最近手に入らないのであります。


てなわけで、今後の情報に期待です。


...

タイガーカップ2004各国プロフィール - 東ティモール - 2004年10月19日(火)

迫ってきやがったぜ…

東南アジアが一番ホットになる大会、タイガーカップがよぉ!!
(なんか前大会のときも言ったセリフな様な気もするが)

ちゅーわけで、プロフィールをご紹介。

今回はタイガーカップのチェリーボーイ、東ティモールをば。


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■タイガーカップ2004:東ティモールプロフィール

監督:(不明)

東南アジアサッカー連盟からの招待を受け入れ、今回の
タイガーカップ2004で戦う東ティモール。

今回のタイガーカップは、アジアで最も若い国にとってA代表が
参加する国際大会としては、昨年行われたアジアカップ2004
予備予選に次いで2回目となる。

東ティモールの国際経験の不足は、東ティモールの実力がまだ
未知数であることも意味する。

12月12日、彼らは対マレーシア戦で、タイガーカップの
デビュー戦を行うが、その未知数ゆえに彼らが1,2回の大きな
驚きを見せる可能性が残っていると言える

タイガーカップ戦歴:なし

http://www.tigercup.org/en/tournament/teams.asp?cid=1108&sqid=918&ccd=TLS&tbl=Y
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東ティモールはグループB、マレーシアで戦います。
同グループには…

・マレーシア(開催国)
・タイ(前回優勝チーム)
・ミャンマー
・フィリピン

であります。


うーむ、未知数ゆえに、書くことがなくて苦労しますが
(2003年の情報はココ)
このグループは、東ティモールにとってかなりエグイです。

前回優勝&アセアン最強のタイにボコボコにされて、やる気
を無くされるのはカンベン。


ちなみに、アジアカップ2004予備予選はスリランカで
行われたのですが、結果は


2003/03/21 スリランカ代表 3 - 2 東ティモール
2003/03/23 台湾代表 3 - 0 東ティモール


と、そんなに弱いチームではないと思いますんで、フィリピン
にはもしかしたら引き分けぐらいはするかなー、と思います。
(そもそもこの前まではインドネシアだったし)


まー、さすがにフィリピンも新参者にボコられるのだけは
避けたいでしょうから、結構ナイスゲームになるかと思います。

てなわけで、OFCのラブコールを吹っ切ってアジアを選んだ
東ティモールは注目度大であります。




...

優勝・昇格の喜びはシェアしましょう - インドネシア - 2004年10月16日(土)

いつものインドネシアのアレマ・マランサポ、
ダニー君からのメールでございます。


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すぐ返事できずにゴメンよ、オガ。

とにかく忙しかったんだ。僕は2週間仕事を休んでた。
(訳注※彼はサラリーマンではないです)。

というのは、僕の周りのアレマニアたちが、マランから
2万人やってきて、ジャカルタに滞在している間、
その世話に追われてたんだ。

彼らアレマニアの多くは、ルバックやセナヤン・
スタジアムの周りにキャンプを張って、そこで1週間
を過ごした。


素晴らしい風景だったよ! 
こんなサポは、アレマニア以外にいないハズさ。


すごく重要だった試合だったけど終了の瞬間は、僕が
生きてきた中で一番誇らしい時間だった。


マルテン・タオが延長終了2分前にゴール!
僕らはついにやったよ。優勝したんだ、オガ……!

僕らはディビジョン1(ディビジ・サトゥ)の優勝
チーム。そしてプレミア(ディビジ・ウタマ)で
来期からプレイだ。



そして、君のメールで川崎フロンターレが昇格して、
優勝したって知って、僕もとても嬉しいよ!

僕ら2人は同じ幸せを感じているんだね。


結局、世界中のアレマニアが昇格を祝い、マランじゃ
2日間パーティーだよ。報道によれば、多くの素晴らしい
インドネシア人選手と来期契約するみたいだ。

アレマはもう貧乏チームなんかじゃない。

アレマのオーナー、PTベントエル・インターナショナル
TDKは来期150億ルピアをアレマの運営資金に当てる。
僕が知る限り、インドネシアのサッカー界ではもっとも
巨額な数字だ。

(プルシジャ・ジャカルタは100億だからね)


川崎サポはどうだった?
チームは昇格決定後、パーティーをやったかい?
川崎の選手達は来期も川崎にいるのかな?


それじゃ。
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ちーと補足すると、インドネシアの下部リーグである
ディビジョン1の昇格方法は、

1)全土を東西2つに分け、リーグ戦
2)リーグ上位3チーム計6チームが2つに別れ、
  総当たり戦のプレイオフ(BABAK 6 BESAR)
3)プレイオフ上位2チーム、計4チームがトーナメント
4)上位3チームが昇格

というシステムでありました。

ですから、
>ジャカルタに1週間サポが来て

云々というのは、(2)以降のプレイオフがジャカルタ
1都市の総当り戦だったからです。

あと、インドネシアではジャカルタに住む人が、
地方から来た人の世話をする、というのは良くあること
だそうで、僕が行った時もその話をよくされました。


>キャンプを張って

というのは、文字通りテントを張ることであります。

これはプルシジャ・ジャカルタのサポから聞いた話ですが、
以前PSMマカッサルがあるスラウェシで似た様なプレイオフ
があり、キャンプを張ったそうですが、とにかく暑くて
皮がムケまくったそうです(笑)


でも、ちょっと日本と違ったのは、メディアの扱いが
昇格そのものよりも優勝にチカラを入れていたこと。

winnerであることを最も誇りにするんでしょうか。
そのへんよくワカリマセンが……



BBSにも書いたけど、やっぱ昇格の喜びってのに
国境はないよなー(涙・涙)しかも、可能性は低いけど、
ACLで会えるかもしれないんだから、アジアならではの
楽しみだよな(再度涙)

あー、川崎のブルーと、アレマのブルーが等々力で
激突する日を夢見ながら、今後試合観戦に行こう。
うーむ、エイジアン・ロマンだ。


>チームは昇格決定後、パーティーをやったかい?

あ…地元商店街と…です…
報道も少なかった…です…


...

10 minutes: 熱き夢の日〜日韓ワールドカップ裏側の真実〜 - 2004年10月15日(金)

ちゅーのがTVでやっていたので観た。


どーせ韓流ブームで親睦を深める両国の・・・とか
思っていたら、結構韓国が悪役でビックリした。

んなことはどうでもいいのだが、俺が一番気になって
いたのが


「AFC事務局長のピーター・ベラパンは、
 どんな人が演じるのだろうか??」

ということであった。


「もちろん、ベラパン氏は変なシャツ
 着たりするんだろうな!」

「日韓両サッカー協会幹部をベラパン節で叱ったり
 すると最高!」


などなど、相当期待していたら、

ベラパン氏らしき人は


全く出てこなかった


ショックだ。


どーでもいいが、AFCのロゴが最近の奴になってたぞ、
フジテレビ!

あの当時(94年ぐらいか?)は盾型のマークだったはずだ。
そこまでこだわってくれ、フジ!


ついでに、時代考証が適当でOKなら、マレーシア・クアラ
ルンプールをイメージするシーンは、ツインタワーに
してやってくれ。海外ドラマ「24」でもKLを象徴する
シーンはツインタワーだ。



まー、内容はさておき、サッカーをとりまく”環境”が
TVドラマになるとは、サッカーもそのうち野球漫画
「あぶさん」ぽいアプローチができるのかもしれぬ。。。


と、そういうところで、ちょっと嬉しくなるドラマでした。
(これまでNHKではソコソコあったけど)


あと、これの韓国側制作版が見たいかな。

「私、もうスシは食べないわ!」
「あの国は、エゴマの代わりにシソの葉を巻く国だ!」

とか言う市民レベルの罵倒をドラマ中のセリフで
聞いてみたい気がする。

PS
最近10 minutesが多いので、今後自粛します。


...

ミャンマー、インドを制圧す - インド・ミャンマー - 2004年10月13日(水)

FIFAに2006年W杯予選参加を禁止されたミャンマー。


 W杯予選のドキドキに参加できずに…カワイソウだぜ…


とか思っていたら、なんとなんと、ミャンマーの強豪クラブ
チーム、ファイナンス&レベニュー(F&R)がインドのクラブ
トーナメント、IFAシールドという大会で、優勝してしまいました。


F&Rはかつてジュビロ磐田と戦ったことがありまして、
ミャンマー代表にも多くの選手を出しているチームです。
現在は9名の代表選手がいるとのこと。


インドのクラブチーム(イースト・ベンガル)は、2003年に
行われた東南アジアクラブ選手権に招待されたのですが、その
大会で決勝戦まで勝ちあがりました。



その決勝戦、あのタイのBECテロサーサナを相手に3−1で
破って優勝しやがりまして、日本では俺とホアンさんが

 「南アジアのくせにナマイキだぞ!」

ジャイアン風に憤慨していたのですが、その雪辱をまさか
ミャンマーのチームが晴らすとは…。

その時イーストベンガルに所属していたFWが、インド代表で
最も知られたストライカー、バイチュン・ブティアであります。



▽IFAシールド


ちなみに、IFAシールドとはなんじゃらホイ、ですが、これは
インドでは1893年からの歴史を持つ大会。今回で110回目
(!)であります。


IFAとはインドサッカー協会のことで、この1893年に
IFAが生まれたのであります。


フットボール・ムンディアルとか後藤健生氏の本が好きな方は

「インド人のクラブチームが、初めて英国人のクラブに勝利し、
 それがインドの独立運動云々」

というエピソードをおそらく聞いたことがあると思いますが、
その大会は「トレードカップ」でありまして、これは1889年に
できた大会。IFAシールドとは違う大会です。



そんなIFAシールドになんでミャンマーが???
てか、外国チームが??


という疑問が沸きますが、はじめは英国人クラブがメインの大会で、
インドのクラブ参加はあまり認められていなかった(1909年から
認められた)という歴史からか、外国云々にはこだわっていない
ようです。うーむ、天皇杯も見習うべしではないのか。


過去の歴史を見たりすると、カザフスタンとかソ連とか北朝鮮とか
ブラジルとかのチームも出場してたりします。


最近の外国クラブの優勝は、93年のパフタコール(ウズベク)、
85年のペニャロール(ウルグアイ)くらいで、ほとんどが
イースト・ベンガルかモフン・バガンが制覇しております。


ちなみにブラジルのチーム(パルメイラス・U19)とイースト
ベンガルは、2001年決勝戦で大乱闘を起こし、IFAは
AFCから怒られた過去があります(笑)


このときの外国チーム(南アジア以外)は2チームあり、
前述のパルメイラスと、ベトナムのナム・ディンでした。
(ナム・ディンは12チーム参加の大会でベスト8の成績)


それで「外国チームはロクなことにならん!」と思ったか、
あるいはAFCに許可されなかったかは知りませんが、その次の
大会はインドのクラブチームのみで行われたのであります。



▽IFAシールド2004

そんで今大会は外国チームの招待が復活。

はじめはイラクのアル・タラバと北朝鮮のチームを呼ぶ予定
(すげー組み合わせだな)だったのですが、連絡が途絶えたり、
資金難との報告が入ったりで、スリランカとミャンマーのチームに
矛先が向いたようです。


結局6チームでの大会となり、参加チームは

■グループA:
−モフン・バガン(インド)
−F&R(ミャンマー)
−レナウン・スポーティング・クラブ(スリランカ)

■グループB:
−モハメダン・スポーティング・クラブ(インド)
−イースト・ベンガル(インド)
−モハビディアロヤ・サムサッド・クリラチャクラ(バングラディッシュ)



ということになりました。

GLでF&Rはモフン・バガンに1−1で引き分け、2戦目の
スリランカのチームには11−1と大勝。準決勝のモハメダンSCに
3−1で勝つと、決勝は再びモフン・バガンと対戦。

90分で0−0、延長戦で双方共に1点を入れた試合でしたが、
PK戦で勝利したのであります!



▽F&R

大会に関する記事を引っ張ってくると、スリランカチームのボコられっ
ぷりに「なんだ、強いって言ってたぞ!と」IFA幹部が怒っていたり(笑)
して楽しいのですが、ここはF&Rの事に関して引用すると、、、



 キャプテンのミョ・ライン・ウィンはチームのゲームメーカー。
 ソー・ミャ・ミンはボールの扱いが素晴らしく、アウン・チョウ・モウ、
 ヤン・パインは、素晴らしい技術を持っている(テレグラフインディア紙)

 
 http://www.telegraphindia.com/1041005/asp/sports/story_3842166.asp


 彼らのパス主体のゲームは街の話題となっている(テレグラフインディア紙)

 「F&Rは(インドのクラブチームの)デンポやエアー・インディア
  といった所だ」

 「彼らにパスで向かって行くのではなく、ロングボールで守備の裏を 
  突くつもりだ」

 (モフンバガン監督)

 「ミョ・ライン・ウィン、ソー・ミャ・ミン、アウン・チョウ・モウに
  注意しないと。守備への脅威となる選手だ」(モフン・バガンDF)


 http://www.telegraphindia.com/1041010/asp/sports/story_3864777.asp


 ミャンマーのチームは、中盤でのボール支配が中心だ(ステーツマン紙)

 http://www.thestatesman.net/page.news.php?clid=15&theme=&usrsess=1&id=56668


 「F&Rはいいチームだ。特にFWらにスピードがある」(モフンバガン監督)
 
 モフンバガンのDFは、アウン・チョウ・モウに注意しなければならない
 (ラディフ紙)


 http://inhome.rediff.com/sports/2004/oct/09ifa.htm




てな感じです。

ミャンマーはなんだかんだで元気ッス。
あ、F&RのGKはアウン・アウン・ウー君でしたよ。



その他の記事
http://www.telegraphindia.com/1040925/asp/sports/story_3801334.asp


...

どーもすいません - 2004年10月12日(火)

なんだか色々重なって、全然更新が出来ぬ…
みなさん、どうもスイマセン…


とか思ってたら、ジオシティーズが新しくなった
どーたらで、更新できんし、画像のリンクが外れて
いるようになっているし(掲示板のGIFとか、
日記内の写真とか)、うう、どっから手をつけるべきか…

ちゅーわけで最近思ったことを、10 minutes ハイライト風に…


1)Unofficial FootballAsia

正直言って、激オモロなのでついつい読み込んで
時間がかかってしまいます。


そのせいもあって、本体のドラゴンフットボールの更新が
停滞気味。


うー…なんだか、昔TVで「自給自足の人紹介」みたい
なのがあったんですが、


 自給自足のために時間・資金がなくなり、
 吉牛でバイトしながら自給自足生活する


というエピソードを見て、


 これぞ本末転倒だなー(笑)


とか思ってたんですが、まさに今の俺がそうだなー。
反省だ。


もーちょっと身の丈にあったコンパクトさにするべきか、
とか考えてますが、コンパクトにしすぎるとヤフーの
ヘッドラインみたいになって、すんげー無味乾燥な文章に
なってしまうのが悩みどころ。

「おぉー、アジアのサッカー界は動いているんだなー」

と感じられるようなブログにしたいだけに、このへん
ちょっと考え直さなきゃ。。。



2)球団再編成問題

今日寝ぼけながらTVを見ていたら、やたら「Jは素晴らしい」
的なことを言っているデブヒゲの人がいた。

どーも「サカヲタから見た日本プロ野球の欠点」風に語る奴が
雑誌ではやたら多いので、僕はサカヲタからみたプロ野球の
羨ましいことを書いてみたいと思いますです。


★用語がカッコイイ

サッカーの用語は、なんとなく「知ってるぜ、俺」的な
優越感に浸れる系の言葉が多く、ぱっと聞いて意味が
わからない言葉が多すぎる。

楔(くさび)とか、ボランチとか4−4−2とか1.5列目とか。


個人的に思う野球用語で2大カッコイイのは、

・遊撃手
・ピンチヒッター

である。

遊撃手!

なんかゲリラっぽいし、軽やかだけど必殺!
な感じが最高にカッコイイ。すこしニンジャな香りも漂うし。

ピンチヒッター!

最高な造語だ。

「ここで登場!」「頼りにしてるぜ!」感がタマラナイ。

”スーパーサブ”?

でもサブなんだろ?な匂いがプンプンする。
とてもイカサない。


言葉の文化で、大きく野球界にサッカー界は
遅れを取っていると思う。この言葉の難解さから

「けっ!サッカーはヲタのスポーツだろ?」

と思われても、それは仕方ないよなー。
素晴らしい翻訳ジジイがこの世に登場してくれ。。。


★漫画文化が素晴らしい


むかし、野球漫画の「あぶさん」を読んで驚いたのは、

「あぶさんが、温泉に行った」

というだけで、1話完結していたことである。


こ、これは野球の漫画ではないのか…

と唖然としたが、それでも野球漫画っす、と言い切れる
懐の深さは、サッカーでは太刀打ちできないと思う。


しかも、今回の球団再編成問題も「あぶさん」は、


「飲み屋でTV中継を見ながら、常連が語る」


という素晴らしい手法で、なんなく題材にしている
のである!!


サッカーならどうなってただろうか。

おそらく、サポの一人に焦点を当て、ドラマチックに
書いてしまうだろう(少年マガジンのなんとか物語風に)。

もし仮に、「サポがサッカーバーで飲みながら語る」という
手法を取ったとしても、リアリティーが出るだろうか。


俺はサッカー(界)がそうなるには、あと10年以上は必要
だと思う。



いずれにせよ、きちんとジャパニーズ・ベースボールが
野球として市民権を得ているように、ジャパニーズ・フット
ボールも市民権を得ないと、厳しいよなー。

その点、野球はいいなーと思う。


ラーメン屋や居酒屋で、Jリーグが見られるようになるとか、
TVの「アッコにおまかせ!」で、和田アキコと峰竜太が

アウグストの怪我が気になるところだよね」

とか言える世の中になるまでは、まだまだプロ野球に
学ぶことは多いのではないでしょうか。。。




...

10 minutes: あなどれぬフットボールアジア・ドット・コム - 2004年10月05日(火)

ちゅーわけで、Unoffical FootballAsiaをコツコツやっている
わけでありますが、1ヶ月翻訳してみて思ったのは

「思ったよりAFCは、シッカリやってんだなー」

ということであります。


結構Jリーグの状況なんかはスーパーサッカーのVTRより
全然わかり易い
のであります。


ここんとこ、ずーっとJリーグ記事のタイトルは浦和レッズ
バッカリなんですが、ちゃんとACLの観点から見て横浜は…
磐田は…と書いていて、アジアのサッカーファンにとって
気になるところはツボを抑えています(これはどの国に
対してもそう)。


妙な煽りや注目はもちろんない(ヒラヤマ、モリモト、ナカムラ)
ので、ざーっと各国の状況を知るには結構いいんじゃないかと
思います。

これで日本語で出てくれれば言うことないのですが・・・。


逆に言えば、いかに日本のスポーツメディアが、代表と選手
煽りばっかり書いていて、まともな情報を発していないかを
認識させられたワケでありますが。


ただ、少ない情報は

・南アジア
・日中韓以外の東アジア

偏り気味の情報は

・東アジア:日本・韓国
・東南アジア:マレーシア・インドネシア
・中央アジア:ウズベク
・西アジア:湾岸諸国

という感じです。ま、9月なんでアジアユースとかACLとか
アジアのイベントが多かったのもありますが。


結構日本はAFCに嫌われて云々とか聞きますが、報道の数で
言えばむしろ多い部類かと思います。思ったより湾岸諸国も
多くないし。


ちょっとびびったのは「レッズの山瀬、怪我」がどーんと
1タイトルになっておりました。

結構アジアじゃ注目選手なのかな。それともAFCに記事
送っている人、レッズファンなのかもしれん(笑)


にしても、なぜKawasakiがPromotedという記事がナイのだ、AFC!!



...



 

 

 

 

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