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ドラゴン、アジアの片隅で一休み - シンガポール - 2003年12月31日(水) さてさて、12月初旬に、ちょびっとだけシンガポールに 行ってきました。 まー、日数が少なかったのであんまし話のネタがなかった わけでありますが、色々写真を撮ったのでご紹介。 ■SEA GAMES2003 シンガポール-カンボジア戦 シンガポールでは、SEA GAMES期間中は、 毎晩大会ハイライト番組をやっていたようです。 サッカーは一応、シンガポールの試合全部をTVプログラムで 放映しておりましたが、リキの入れようがマレーシアの方が断然 上でありました。 (マレーシアのTVもホテルでは映ったのです) ![]() ![]() ![]() ![]() ![]() ベトナムの観客のみなさま。多分メインスタンド。 ![]() 前半終了。しかしバックスタンド客少ない。。 一応、各ゴール裏は、その国の選手団が応援に来てたようですが、 カンボジアの方が声多し。ま、開催国ベトナムの隣国だしな。 試合はというと、シンガポールの方が基本技術が全然しっかりして おりました(特にGKは差がありました)。 途中までは、お互い中盤をすっぱ抜いた試合をしておったのですが、 カンボジアが点を取ると、シンガポールがブチ切れで怒涛のごとく 攻めまくっておりました。 うーむ、カンボジア、なかなかまだアセアントップ5までの 道は長そうだなーという印象です。 ■シンガポール・ナショナルスタジアム かつて日本代表がタイ代表にチンチンにされた、シンガポール・ ナショナルスタジアムであります。キャパは55,000(だったかな)。 オヤジ達が競技場に集まっていたので、「む?試合か?」と 思ったら、馬券売り場でした。。。 ![]() メイン側入場口。 ![]() バック側入場口。 ![]() 内部の様子。うーむ・・・風格あり・・・タマラン!! ここにはシンガポールサッカー協会(FAS)の展示物があると 聞いてたので、スタッフの人に尋ねてみると、なんとFASは つい最近ジャラン・ベサールスタジアムに引越したとの こと。トホホ・・・。 ちゅーわけで、行ってみましたです。 ■ジャラン・ベサール・スタジアム 住宅地の中に突然出てきてビビリますが、規模は小さめです。 遠くから見ると、高校くらいかも。 でもすげー新しいです。おまけにサッカー専用。 ![]() バックスタンド側入り口 ![]() メインスタンド側入り口?隣はプールです。 ![]() すばらしいことに、スタジアムにはフードコートがあります。 タマラン!日本のスタジアムも見習え! ![]() タイガービールのロゴ入りオブジェ。 ハァハァ。 ![]() バック側からみたメインスタンド。 ![]() メイン側からみたバックスタンド。 ![]() メインスタンドのシート。 ![]() ゴール裏は壁になってます。 サポが居なくても、ダンマクがあるので安心・・・かも 「俺達がついてるぜ、シンガポール代表!」 つー感じでしょうか? ![]() スタジアム内、FASの受付に飾ってあるTシャツのオブジェ。 タイガーカップ2002の時みんなが着てた奴です。 バックプリントは、"There's a Tiger behind every Lion." 「ライオンには、タイガーがついてるぜ!」 ライオン=シンガポール代表、タイガー=スポンサー、てな具合かな? ちなみに、シンガポール代表ユニを別の場所で買ったのですが、 普通はアパレルメーカーのロゴがある場所に、タイガービールの ”タイガー”ロゴとしか入ってません。 (何故アパレルメーカーでないかは謎) 以前ナショナルスタジアムにあった展示物は、もうココでは 展示してないそうです。ガッカリ。 ■激萌え、シンガポールのフードコート ![]() うーむ、大英帝国ミーツ屋台文化!な感じっすな。 ![]() だれがどう見ても、シンガポールのマスコットである! イイ髪型にいい下着、それに短パンでもコーヒーとトースト。 うーむ、東洋・ミーツ・西洋である。 さすが、シンガポール。 スバラシイ出来である。このキャラの紙コップを持ち帰ったのは 言うまでもないっす。 ![]() タイガービールをストローで飲むのが、アセアン風なのか? ![]() シンガポールから見たアジアはこんな感じなのだろうか? すばらしいアジアだ。南アジアと東アジアってのが興味深いです。 んでもこのメンツは、ストリートファイター2のキャラっぽいな。 ![]() ![]() うーむ、いい日本だ。俺の理想の日本でもある。 ■その他諸々気づいたこと。 ちょっと色々回って、夜11時ごろにバスから電車に乗り換えた時 のこと。 シンガポールはやたら団地があるのですが、団地にはフードコートが しっかりありまして、その団地の住民が集まって飯食ったり、ビール 飲んだりしておりました。 んで、そのフードコートにある1台TVの前には10人ほどが集まり、 イングランドのプレミアリーグをマジ観戦しておりました。 うーむ。 日本のラーメン屋じゃ、せいぜいスポーツといえば 野球か相撲だと言うのに。 たまたまにしても、日本じゃトヨタカップを流すラーメン屋 はねーだろうなぁ。。 とか思っておりました。 ちょっとサッカーが日本に比べて身近な存在っぽいですな。 (プレミア・リーグも含めて) あと、街にはユニ姿の人も結構居るのですが、80%くらいはマンU。 ターバン巻いてる人もマンUユニだったりします。さすが大英帝国。 いやー、でもすげー都会だったな。シンガポール。 地下鉄とかバスとか、全部suicaみたいなシステムだったしな。 (suicaを使ったことがない俺は、改札でモタついてカッペ丸出し) なんとなく、欧米に留学して帰ってきた中国人が、マレー半島に都市 つくりました、なトコだったな。同じ都市国家の香港に比べて、 いい意味でも、悪い意味でも。 とか1回行っただけで、何が分かるんだ俺、と軽く自分に突っ込みながら、 今回のご報告終わりっす。 ... Persik Kediriについて - インドネシア - 2003年12月27日(土) Persik Kediriについてチョコチョコ調べて、わかった事を とりあえず挙げておきます。 ■読み方 プルシック・クディリです。 インドネシア語の単語の最後にKがあるときは、言うか言わないか 微妙な力加減で発音するそうです。ですから、一応Kがある、という ことでプルシックと表記するのいいのでは、という助言を頂きました。 ■ホーム地、クディリについて クディリは、東ジャワ州に位置する小都市ですが、有名なのはインド ネシアでおなじみの、ガラムタバコ(グダンガラム社)の 本社工場があるそうです。 ガラムってなんじゃ、と思う方もいるかもしれませんが、誰かが バリ旅行とかから帰ってきた後、喫煙室が甘ったるい匂いになって たりすることがあると思います。そのタバコであります。 クディリを訪れた人によると、町じゅう丁子(ちょうじ、クローブ)くさい そうで、アウェイで訪れると、とても印象に残りそうであります。 チームのホームスタジアムはBrawijaya Stadium. キャパは1万2千人らしいのですが、リガ・インドネシア2003の 優勝が決まる試合には、2万人が集まったとのこと。 ■こんな感じ■ すげーな。 ■チームの最近の成績 ・リガ・インドネシア2003
・JVC CUP 2003 @ ベトナム 参加チーム:6 ▽グループA 2003/11/01 Persik 0 - 0 ベトナムU23代表 2003/11/03 Persik 2 - 0 The Cong(ベトナム) ▽準決勝 2003/11/07 Persik 0 - 3 SL Nghe An(ベトナム) (優勝:SL Nghe An 2 - 1 Perak(マレーシア)) ・Piala Emas Bang Yos(プレシーズンの大会) @ インドネシア (=ジャカルタ特別州知事スティヨソ知事ゴールデン・カップ) 参加チーム:8 ▽グループB 2003/12/07 Persik 1 - 1 PSM Makassar 2003/12/09 Persik 0 - 1 Semen Padang 2003/12/11 Persik 1 - 1 Persebaya グループ最下位で予選敗退. ■チームについて 2003年にプレミアディビジョン(ディビジ・ウタマ)に 昇格してきた、新顔のチームでしたが、あれよあれよと優勝して しまいました。 ニックネームは、"白い虎"。 システムは3-5-2が多かったのですが、最新の練習試合(12/24) では、4-4-2を使ってます。 キープレイヤーはFrank Bob 'Bobby' Manuele(ナイジェリア)と、 Musikanの2トップです。 リーグでの72得点中、2人で50得点(Bobby;28, Musikan;22) とっております。 MFではKhusnul Yuli、Harianto(キャプテン)に代表入りの噂が 出ていたほか、DFをみると、チリ人のJuan Carlos Tapia、それに ベテランのSiswantoroがおり、GKのWahyudiも代表に近い立場との ことです。 その他の外国人勢は、Bessala (FW/ナイジェリア)、Ebi Sukore (MF/ナイジェリア)と、結構アフリカ色が強いチームですね。 数字を見る限り、リーグ最高得点及び最少失点という、なかなか 手強そうなチームです。 ・スタメン(Piala Emas Bang Yos時) GK:27-Wahyudi DF:14-Siswantoro, 5-Juan Carlos Tapia, 4-Aris Susanto MF:25-Khusnul Yuli, 12-Harianto (c), 8. Ebi T Sukore, 3-Wawan Widiantoro, 19-Suswanto FW:22-Musikan, 10-Bamidele Frank Bob Manuel 参考:rsssf 協力:水嶋真人さん もーちょいいろいろ調べたら、ページ作りますです。 ... 敵の敵は味方 - インドネシア - 2003年12月24日(水) AFCチャンピオンズリーグで横浜Fマリノスと同組になった インドネシアのPersik Kediriについてネタを集めているのですが、 全然ワカランので、インドネシアサポの方にメールしている トコです。 んで、とりあえず返ってきたのがコレっす。 ----- オガ、川崎フロンターレが昇格できなかったってこと聞いたよ。 でもアレマ(マラン)も同じだ。 アレマもディビジョン1に落ちたけど、僕たちには問題ないよ。 (*インドネシアのディビジョン1は実質2部です。) 「アレマがどこに居ようとも、 俺たちゃ、やっぱりアレマニア!」 だからね。 Persik Kediriについて聞きたいってメールを読んだけど、 Persikのホーム、クディリはマラン(アレマのホーム地)から 115km離れた場所にある。 横浜Fマリノスと川崎は同じ地区にあるって君は言ってたけど、 アレマとPersikも同じ、東ジャワ(州)にあるんだ。 僕らアレマニアは、Persikのことがみんな大嫌いだね。 あのチームのことをみんな「裏切り者(Tritor)」って呼んでるよ。 あのチームは90%くらいの選手やスタッフがアレマから 離れていったメンバーなんだ。アレマになんの感情もなしにね。 だから、僕らアレマサポーターは、Persikが横浜に虐殺されるのを 望んでるよ!! (以下略) ----- クディリとマランは東ジャワ州ちゅーことでは同じであります。 まー、わかりやすい地図ですと、 コレはインドネシア全土の地図でありますが、 地図上の黒字のある"JAWA"島をクリックします。 ここで出てきた画面は、ジャワ島でありますが、右半分、赤字で ”JAWA TIMUR”と書いてあるのが、東ジャワ州です。 ここで地図上の”SURABARA”と書いていある赤い点をクリックすると、 Malang(マラン)、そしてKediri(クディリ)と 地名が出てきます。 うーむ、でも東ジャワ州で「同じ地区じゃいー」と言うあたりは、 国土のデカさっちゅーか、なんちゅーか、スケールのデカい話で あります。 にしても、「Persikが横浜に虐殺されるのを望んでる」とは、 サスガである。115km離れたところまで、アレマニアが 大挙して横浜の応援に行ってくれたら、マジもんだと思うが、 そーいうワケにもイカンだろうなぁ。 他のアレマニアにもメール書いたのですが、一様に「あそこは気に食わん!」 ばっかりで、全然PERSIKのコトを教えてくれません(笑) ちなみに、アレマニアのチームカラーは、横浜と同じ トリコロールなので、アレマニアの方々は横浜のユニを 欲しがっていたりします。 ま、敵の敵は味方ってな具合で、横浜Fマリはインドネシア でも応援している人々がいるってコトで。 ... AFCカップ2004について - アジア - 2003年12月19日(金) ・AFC(アジア・サッカー連盟)は来季から、ACL(AFC チャンピオンズリーグ)に出場できない14リーグから構成される 「AFC杯(AFCカップ)」を新設する。 14カ国・地域のクラブチームにより、CLと同じフォーマット で開催予定。 ◎参加チーム 基本は”発展国”のカテゴリーとなるアジア14カ国 ◎開催方式 基本的にACLと同様。以下、ACLの開催方式 東西2地区に分けた1次リーグを経て、決勝トーナメントを 行う。決勝も含め、すべてホームアンドアウエー方式。 ◎開催時期 基本的にACLと同様。以下ACLの開催時期 ・1次リーグ :2004年2月-5月 (2月11、15日、4月7、21日、5月5、19日) ・決勝トーナメント:2004年9月-11月 *全試合、原則は水曜日の開催 ◎今回のフォーマット <東・東南地域:6ヶ国> ・香港 ・北朝鮮(不参加) ・マレーシア ・シンガポール ・ミャンマー(不参加) ・モルジブ *香港は1チームのみ参加 *インドのチームが1チーム東・東南地区へ よって、 6ヶ国×2チーム=12チーム 不参加は、 2カ国(計4チーム)不参加 + 香港1チーム=5チーム インドから、 1チーム 合計:12-(4+1)+1 = 8チーム →8チームを2グループに分け、各グループ1位が準々決勝へ。 2グループの2位で、成績が良いほうが準々決勝へ。 <西・南・中央地域:8ヶ国> ・レバノン ・バングラディッシュ ・トルクメニスタン ・イエメン ・インド ・シリア ・オマーン ・ヨルダン(不参加) *オマーンは1チームのみ参加 よって、 8ヶ国×2チーム=16チーム 不参加は、 1カ国(計2チーム)不参加 + オマーン1チーム インド1チームが東地区へ =4チーム 合計:16-(2+1+1) = 12チーム →12チームを3グループに分け、各グループ1位が決勝トーナメントへ。 3グループの2位で、成績が良い2チームが決勝トーナメントへ。 ▽決勝トーナメント(2004年9月-11月) ◎各グループ1位(東2+西3)+2位(東1+西2)=8チームが 決勝トーナメントへ進出。 ■AFC Cup 2004 組み合わせ - West, South and Central Asia Group (A to C) Groups A Nejmeh (Lebanon) Muktijoddah (Bangladesh) Nisa (Turkmenistan) Al Sha'ab Ibb (Yemen) Group B Mahindra United (India) Al Wahda Sanaa (Yemen) Al Wahda (Syria) Dhofar (Oman) Group C Olympic Beirut (Lebanon) Mohammedan (Bangladesh) Nebitchi (Turkmenistan) Al Jaish (Syria) - Asean and East Asia (Group D and E) Group D Perak (Malaysia) Happy Valley (Hong Kong) Home United (Singapore) Valencia (Maldives) Group E Negri Sembilan (Malaysia) East Bengal (India) Geylang United (Singapore) Island FC (Maldives) ----- ■East Bengal(イーストベンガル)、楽なグループに East Bengal get easy grouping BY RAJU BHATTACHARJEE TIMES NEWS NETWORK[ MONDAY, DECEMBER 15, 2003 07:58:15 AM ] ニューデリー発: アジア大陸のクラブ王者を決めるAFCチャンピオンズリーグの フォーマットが第1回大会を終えて変更がなされた。 AFCの掲げるテーマ”ビジョン・アジア”のもと、AFCチャン ピオンズリーグは、3つの大会に分割された。 アジアのトップレベルのクラブは、AFCチャンピオンズリーグに 参加するが、インドのような”発展国(developing nations)”は、 AFCカップに出場することとなる。そして、さらにその下部に位置する クラブの大会として、AFCプレジデントカップが創立される。 AFCカップの組み分けは、マレーシアのクアラルンプールで 12月12日金曜日に行われた。当初この大会は、14ヶ国・ 28チームが参加予定であった。 しかし、AFCからは、ヨルダン・北朝鮮・ミャンマーが棄権し、 香港とオマーンからは1チームのみの参加との情報である。 参加チームは3地区(西地区、南・中央地区、東地区)、 そして5グループに分かれ、2月11日からH&A形式で 戦うこととなる。 インドのNational League優勝チーム、イーストベンガルは今年 初め、東南アジアクラブ選手権を制したが、実力に劣る東地区に 入った。 一方、Federation Cup優勝のマヒンドラ・ユナイテッドは、 イースト・ベンガルよりも厳しい西地区のグループに入った。 http://timesofindia.indiatimes.com/articleshow/358751.cms ■Perak(ぺラ)、来年のAFC CUPで準々決勝進出に自信 Perak confident of reaching AFC Cup quarter-finals next year Tuesday December 16, 2003 BY S. SIVABALAN クアラルンプール発: マレーシア・プレミアリーグ優勝チームのぺラは来年のAFCカップ 準々決勝進出に自信を見せた。 日曜日、ブキッ・ジャリにあるAFC本部で行われた抽選で、ペラは AFCカップのグループDで同グループに入った。 他のチームは、ハッピーバレー(香港)、ホームユナイテッド(シンガポール)、 クラブ・バレンシア(モルジブ)である。 ペラのチームマネージャーDatuk Jamal Nasir Rasdi氏は、組み合わせに関して 以下のように述べた。 「シンガポールのチーム以外とは対戦したことがないが、準々決勝進出には 自信を持っている。」 マレーシアを代表するチームとして、FAカップ優勝のネグリ・センビランも この大会に参加するが、チームはグループEに入った。グループEの他の顔ぶれは、 キングフィッシャー・イースト・ベンガル(インド)、ゲイラン・ユナイテッド (シンガポール)、アイランドFC(モルジブ)である。 この大会では、5グループ、全20チームで行われる。 各グループ1位のチームは準々決勝に進出し、残りの3枠は西・中央・南地区の 2位チームに2枠、東・東南地区の2位チームに1枠与えられる。 http://thestar.com.my/news/story.asp?file=/2003/12/16/sports/6909475&sec=sports ■ダービー氏、シンガポールの威信を賭け、AFCカップに挑む Darby aim to do Singapore proud in AFC Cup シンガポール発: ホーム・ユナイテッドのSteve Darby監督は、来年行われるAFCカップへの 意気込みと、そこでのチームの勝利を信じている。 AFCカップではグループDに入り、マレーシアのペラ、香港のハッピーバレー、 モルジブのクラブ・バレンシアという組み合わせだ。 Darby監督は、シンガポールのチームはAFCチャンピオンズリーグで 戦うことが出来ないが、この大会で全力を尽くすと明らかにした。 「選手の何人かは、我々がAFCチャンピオンズリーグで戦うことが出来ない ことに対してガッカリしてしまったようだ。 だが、AFCチャンピオンズリーグで戦うことよりも、AFCカップで 勝利することが、我々にとってはより良い結果をもたらすと思う。 他のチームとは接戦になるだろうし、エキサイティングな大会になるだろう。」 アジアのサッカーに慣れているDarby監督は、昨シーズン、Sリーグのカップ戦・ リーグ戦の2冠という偉業を成し遂げたが、この成績こそが、よりチームの強化に つながるのであって、選手達を放出するのは反対であると説明した。 「私は、モルジブと香港にコンタクトを取って、チームの詳細なレポートを 入手している所だ。また私自身ジョホールFAで指揮をした際、ペラに 行っている。2度対戦しているが、2部リーグの時はカップ戦で3-1で勝ち、 プレミアⅠリーグの時は0-8で敗退した」 シンガポールに来る前は、ベトナムで過ごしたDarby監督は、また以下のようにも 語った。 「多くのアジアのクラブチームが持つ問題として、毎年選手の顔ぶれが常に 変わってしまう点だ。だから、チームの今後について予想することが出来ない。 私は、こういった流れを、まずこのホーム・ユナイテッドで止めようと努めた。 2冠を成し遂げた選手達とは、2年か3年契約を結んだよ。 ホームタウンのビシャンでは、素晴らしい観客がスタジアムに足を運ぶだろうし、 そして我々は満員のスタジアムになることを期待している。すでに多くの人が チケットの問い合わせの電話をしてきているんだ。 結果を予想することは不可能だが、私たちに勝つチームは、良いチームじゃ なきゃいけないってことは言っておくよ!」 http://www.asian-football.com/mrel/news_56319_E.html --------- 自信たっぷりなインドでした。負けんな、マレー半島! ... 日本サッカー協会・台湾支部 - 台湾 - 2003年12月15日(月) うーむ、シンガポールで得た資料が、やたらクソ面白い。。。 シンガポールサッカーの歴史とか、マレーシアカップの 歴史とか、イングランドでの南アジア系選手情報とか、 相当萌え(ちなみに最後の資料のタイトルは 「Asian Can't Play Football」)。 そんな中でも、いちばん興味を引いたのが、アセアン・チャイニーズ の選手達(シンガポールは特に)と、日本人が祖母のシンガポールの ヒーロー、Mohammed Nohとか、東アジア-東南アジアのサッカー 関係である。 ま、このへんもアップしたいし、マレーシア五輪代表と マレーシアサッカーについてもまとめたいところですが、 来るシンガポール戦に向け、随時資料を溜め込んでいる ところであります。 (その前にタイガーカップ2002とシンガポール訪問記を まとめたいところっす) 今回は、日本の資料で、かつ東アジアのネタですが、中々 興味深いネタがあったのでとりあえずご紹介。 ------- ■JFA地方支部・地方協会 ●台湾 1935年(昭和10年)の時点で、この地域のチームを JFAに加盟させるため、本格的な手続きを取ることは組織力 微弱で間に合わないため、単に一括JFAの台湾支部としての 連携を取り付け、鉄(くろがね)蹴球団が明治神宮大会に参加した。 (…以下略…) [日本サッカーのあゆみ 50年史:日本蹴球協会編より抜粋] ------- ちなみに1938年では、台湾支部は台湾協会になっております。 あと、明治神宮(体育)大会つーのは、今の”国民体育大会”の前身で、 主催は内務省、という今の日本じゃ決して観ることが出来ない大会 であります。 明治神宮大会は、「天皇陛下に奉納する総合スポーツ大会」とのことで、 ゆえに内務省かあ、と合点が行くわけです。 ”日本国民として、陛下に素晴らしいスポーツを見せるのじゃー!大会” という感じでしょうか。 このへん、当時日本の植民地だった朝鮮の京城蹴球団の活躍、とか、 五輪でも台湾人選手が国籍は日本人となって、、、という話もあった わけで、サッカーでも同じことがあっても当然なのはわかるのだが、 全然イメージできなかった。 んでも、鉄蹴球団、選手はみんな実質台湾の人だったのだろうか。 満州国代表は、日本人ぽい名前の選手も結構いたのだが。 創氏改名とかあのへんがあるから、正確なことは判らないけど。 50年代後半から60年代前半、台湾は結構強豪で、ローマ五輪 (’60)に出場をはじめ、アジア大会とかムルデカ大会じゃ 優勝してるし、(香港人選手を連れてきたりしてたらしいが) はたまた中国本土との問題でオセアニアサッカー連盟に所属させ られたり、と激動なサッカーの歴史の国である。うーむ。 一度、ゆっくり話が聞きたいものよ。 とくに、シンガポールで得た情報だと、戦前のアセアンは相当 チャイニーズ・プレイヤーの影響はあったみたいだし、やはり 東南アジアのサッカーを調べる上でも、香港・台湾あたりは チェックするべきかも知れぬ(出来んけど)。 ・・・そういえば、話は変わるが、渡辺満里奈の台湾熱は 冷めたのか? - - - - - - - - - - - - - - - - - - その他今回の日記の参考書籍・ウェブ: ・東アジアサッカー選手権2003決勝大会公式ガイドブック 講談社 ・明治神宮外苑ホームページ>明治神宮外苑の歴史 http://www.meijijingugaien.jp/gaien/g15_2/g15_2.html ・2002World.com>日本サッカーの歴史 http://www.2002world.com/index.html ... 10 minutes: たまには意地悪してみたり - 2003年12月03日(水) つーわけで先日、雑誌「クウネル」がヘンテコな方向に走って いる(不愉快系癒しが増えてきた)ので、新たな雑誌を探す のだーと息巻いて某書店に行ったのであります。 そこで、色々雑誌を物色していたのですが、クウネルの鹿サポ弁当記事 以来の衝撃が再び襲ったのです。 その本は、 『アルビレックス新潟オフィシャル・サポーターズマガジン第1号』 ![]() J1昇格の夢を砕かれた、水色の不気味なマスコットを持つ某チーム サポの俺としては、 「”マルクス・ゴール”は、”アルプス・ゴール”に しか聞こえネーんだ、コノヤロウ」 「カモメだの白鳥だの、なんで鳥のチームは俺をイライラ させやがるんだ、コノヤロウ」 「シンガポールは英語と中国語だから、野次り甲斐がないんだ、 コノヤロウ。」 などなど、 ・某チームサポという立場からの罵倒電波 ・何故かカモメへの罵倒電波 ・アセアンサッカー管理人の俺としての浅い知識電波 と、色々な電波を受信・発信しながら読んでおったのですが、 その本は、俺の毒電波を、リスペクト電波に変えてしまったので あります。 その内容はというと、スタジアムに来るサポの特集があり、 「アルビレックス浴衣」を、旗から自作(多分)した女性 とその一家の写真を見つけたのであります。 ・・・うーむ。 ”サッカーのサポート+家族+民族衣装+コスプレ” である。 ・・・なんて、なんてジャポンなのだっ!!! 「チームの一員としてのアイコン」のユニを着る、というところ までは、俺も理解は出来る。 しかしほとんどの人は、「じゃあ、ユニ買うべ」という所で 停止してしまうハズだ。 「同じ世界観のモノを自作し、それを着て仲間意識」というのは、 コスプレ界(よく知らんが)ではごく当たり前のことかもしれんが、 サッカーサポ界では、あまりみたことがない。 というか、コスプレという文化土壌がなければ、そこまで意識は 向かわないハズである! もちろん、W杯において、民族衣装でサポートという人もいる。 民族衣装のハッピを着て応援、もある。 オリジナルTシャツで仲間、という集団も存在する。 が、これらの場合、属している集団、あるいは個人への注目の度合いが 上がってしまい、ヘタすると”チームを応援する人”度合いが"チーム” に勝ってしまう危険もあるのだ。 彼女の場合は ・チームへのサポートを家族で、という形態 ・民族衣装という手段 ・チームとの一体感を、押さえたコスプレ手法により損なっていない のである! うーむ。。。欧州でも南米でも中々見られんと思う。 相当高度なテクであり、まさにジャポンだ。 すばらしい。 なんて素晴らしいんだ。 まさにジャパニーズ・フットボール・サポーターである。 と、大絶賛したのですが、本を買わずに立ち読みで終わらせたのは、 J1昇格を逃した恨みです。 ...
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