東南アジアサッカー調査メモ...ogaoga2k

 

 

魔法のじゅうたん、空を飛ぶ - シンガポール - 2003年10月30日(木)

アルビレックス新潟が、シンガポールリーグに正式に参加するとの
報道があったので、とりあえず訳して見ました。

誤訳があったらカンベン。

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■アルビレックス、Sリーグ参戦。トップ3を目指す。

2003/10/30 - Albirex are in, and gunning for S-League's top 3 spots

By G. Sivakkumaran


日本のサッカーが、シンガポールへの第一歩を踏み出した。

アルビレックス新潟は、来期のSリーグへの参戦が正式に
決定したのである。


アルビレックスは昨日、初の記者会見を行い、Jリーグ
ディビジョン2クラブの社長Ikeda Hiromu氏が、その野心を
自信たっぷりと語った。



「私たちは来年、トップ3に食い込みたいと思っている。
 そして、この地に日本でのサッカーに感する経験を
 持ち込みたい」



大学、サッカーアカデミー、ホテルを保有する億万長者で
あるIkeda氏はその場でこう語った。



「2月、私はSリーグを視察したが、レベルは悪くないと
 感じた。しかし私は、我々がSリーグの発展をさらに
 向上させることが出来ると信じている。」



SリーグC.E.OのChan King Fook氏は



「日本人はなんでも上手くこなす。アルビレックスはそれが
 出来ると思う。だから、アルビレックスと戦う他のSリーグ
 チームも、ゲームの質をさらに上げるべきである。
 それがリーグにとって利益となるのだ。」



アルビレックスは4ゲームを残し、勝ち点3差でトップには
いるが、来期J2かもしれない。しかし、予算の面で言えば、
Sリーグではトップレベルである。

チームの年間予算は、S$1800万〜S$2000万としているが、
SリーグチームのHome UnitedやSingapore Armed Forces FCの
予算はS$120万〜S$150万である。

アルビレックスは上記のチームと同額レベルの年間予算をSリーグ
のチームに用意していると推測される。



来期Sリーグ10チームの中で新参となるアルビレックスは、
メンバーをJ2のベテラン選手がサッカーアカデミーの若手選手
を引っ張っていくという形の混合チームを予定しているという。

Ikeda氏は次のように述べる。



「Sリーグへの参入によって、選手達は海外への道を開くチャンス
 が生まれると思う。
 
 またこの参入は、選手達にとって将来Jリーグでプレイすることへの
 ステップとなるのは明らかなことだ。」



興味深いことに、アルビレックスは初のシンガポールでの選手獲得
の活動をすでに行なったかもしれない。

FWの田中洋明選手及びMFの中村彰宏選手(2人はそれぞれ
Tanjong Pagar, Singapore Armed Forcesでプレイする選手である)が
記者会見に参加していたからである。

シンガポールの永住権を持つビジネスマンであり、(シンガポールの)
アルビレックスの代表者になると言われているKonno Masao氏により、
この2人の選手は紹介されたが、彼らはコメントを避けた。



将来的には、アルビレックスはシンガポールにサッカーアカデミーを
開校し、日本へ選手を送る構想もあるとIkeda氏は語る。



アルビレックスは、日本とシンガポールでクラブスポンサーを探す
ことになりそうだ。

しかし、昨日の会見から判断する限り、アルビレックスがスポンサー
探しに躍起になるという問題は当面無いように見える。

会見への出席者には、在シンガポール日本国大使のMakita Kunihiko氏、
それにパイオニア、日立といった企業からの人物も多く居た。
”QBハウス・ジャストカット”ヘアサロンチェーン店のオーナー、
Konishi Kuniyoshi氏も出席者のうちの一人だ。



アルビレックスのホームグラウンドは、Clementi Stadiumの可能性が
高い。このスタジアム周辺には、クレメンティ・ロード沿いの日本人
学校があり、概算2万人以上の邦人が住むコミュニティーがある。

Ikeda氏は、新潟からシンガポールまでのアルビレックス応援ツアーも
計画していると言う。

SリーグC.E.OのChan King Fook氏の興奮は、昨日の会見だけに
終わらないようだ。



「我々(Sリーグ)は、(新潟の参戦という)魔法のじゅうたんに
 乗ろうとしている。これからの旅は、エキサイティングになるだろう。
 約束しますよ。」

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【アルビレックス新潟について】

■新潟県はシンガポールの6倍の面積であり、人口は
 250万人。東京から300km離れた地域である。

■池田社長は、いくつかの日本のホテルおよびサッカー
 アカデミーを経営する億万長者である。

■名前は白(albi) + 王(reo)=白鳥を意味し、白鳥は
 チームのマスコットである。

■新潟のホームスタジアムは42,706人収容の”ビッグスワン”
 であり、W杯でも使用された。

■今年の平均観客動員数は、26,421人であり、J2ではトップ、
 またほとんどのJ1のチームをも上回る数値である。

■この理由としては、これまで新潟が野球や他のメジャー・
 スポーツのフランチャイズではなかったことが挙げられる。


■チームは2000年、J2で7位、2001年は4位であり、
 2002年に3位という成績であった。現在、J2でトップ、
 4ゲームを残して川崎に勝ち点3の差である。

 上位2チームはJ1へと昇格する。

■年間の予算はS$1800万〜2000万である。シンガポールのクラブに
 対しては、S$120万〜S$150万の予算を持つようである。



http://straitstimes.asia1.com.sg/sports/story/0,4386,217210,00.html?

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うーむ、相当喜んでいるようだ。シンガポール。

んでも、文中に”川崎フロンターレ”が英語で書いてあるのを
読んで、ちょっと萌え。


新潟-シンガポール応援ツアーかー。

なんだが全然イメージ出来ないけど、実はアウェイで国内の遠方
に行くより、航空運賃だけならタメ張れるかもなー(成田発なら)。


ま、どうなるか全然ワカランけど、とりあえず新潟のパイオニア
スピリッツには、ちょっと脱帽っす。

サポもちょっと「異国でサポート」つー夢も出るだろうし、
シンガポールの記事ネタも増える(つーか日本語で読める)し、
ちょっと嬉しいぞ。


てなわけで、魔法のじゅうたんに乗るのは、Sリーグだけじゃなくて
サポも俺も乗るってな具合っすか。

ま、多分オレンジの集団の中に、一人だけ青黒のシャツ着て小さく
座ってなきゃいけないだろうけど・・・・。



...

下敷きにはキャティサック、キーホルダーにはホン・ソン - アジア - 2003年10月27日(月)

さてさて、1999年と古い話題ではあります。

が、スカパーとかケーブルにある、カートゥーン・
ネットワークが99年10月から12月にかけて、
アジア・オセアニアの7歳から18歳までを対象に、
29都市・12カ国で7700人の調査を行ったわけで
あります。

以下、その結果をば


■好きなスポーツは?
--------------------------------------
: 男子 :女子
--------------------------------------
日本 :football :badminton
中国 :football :badminton
韓国 :football :swimming
香港 :football :badminton
台湾 :basketball :badminton
インド :cricket :badminton
豪州 :A. football:netball
NZ :rugby :netball
インドネシア:football :jogging
マレーシア :football :badminton
フィリピン :basketball :volleyball
シンガポール:basketball :swimming
タイ :football :swimming/badminton
ベトナム :football :badminton
--------------------------------------


さすが、インド・豪州・NZな結果だよなぁ。
(A.Footballは、AUSTRALIAN RULES FOOTBALL)

でも、インドネシア女子のジョギングってのが妙に気になる。
セナヤンの周りで走ってたしな。

あ、98年のあとだから、日本はサッカーなのか?
相撲であって欲しかったな。

でも野球が見当たらんな。


もういっちょ。



■好きなスポーツ選手は?
----------------------------------------------------------------------
: 男子 :女子
----------------------------------------------------------------------
日本 :Hidetoshi Nakata :Hidetoshi Nakata
中国 :Michael Jordan :Michael Jordan
韓国 :Chan Park-Ho :Chan Park-Ho
香港 :Ronald/Michael Jordan:David Beckham
台湾 :Michael Jordan :Michael Jordan
インド :Sachin Tendulkar :Sachin Tendulkar
豪州 :Michael Jordan :Cathy Freeman /Michael Jordan
NZ :Jonah Lomuh :Jonah Lomuh
インドネシア:David Beckham/Ronald :Susi Susanti
マレーシア :David Beckham :David Beckham
フィリピン :Michael Jordan :Michael Jordan
シンガポール:David Beckham :David Beckham
タイ :David Beckham :Sicco Kiatsak
ベトナム :Hong Son/Yunh Duc :Hong Son
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--- from The Cartoon Network New GenerAsians survey.


おお、キャティサックが!クラスの女子、キャティサック萌え〜
だったのか???


「下敷きにキャティサックを入れている、
 憧れのあの娘・・・。
 
 俺もサッカーが上手くなれば・・・。」

と思っているガキがいると見た(笑)


あと、ベトナムのグエン・ホン・ソンは女の子に人気があるのか?
なぜ、ヒュン・ドゥック様が女子に入っていないんだ!


「キーホルダーにホンソンを入れている、
 憧れのあの娘・・・。」


って、ちょっとクドイので止めておきますが。



ちなみにインドネシアのSusi Susantiは、インドネシアの女子
バトミントン選手です。

インドのSachin Tendulkarはクリケットの選手。

豪州のCathy Freemanはマラソン選手です。

韓国のChan Park-Hoは野球だと思います。


まー、99年ですんで、あんまりどーだこーだ言えませんが、
地元の選手が好き、つーのは中々面白いもんです。
(日本もだけど)


では。


...

06年ドイツ・ワールドカップ(W杯)アジア地区予選開催方式 - アジア - 2003年10月25日(土)

◎参加チーム

・39カ国(44カ国中)
 (フィリピン・カンボジア・ブルネイ・ブータンは棄権、
  ミャンマーは制裁により出場停止)


◎本大会出場チーム数

・4.5
 =4チーム+0・5(大陸間プレーオフへ)


◎開催時期

・予備予選:2003年11月28日まで
・1次予選:2004年9月−11月
・最終予選:2005年


◎フォーマット

▽予備予選(−2004年11月29日)

FIFAランキング・アジア地区下位14チームがH&A方式で対戦。

◎出場14チームのうち、勝者 = 7チーム
 が1次予選進出。

組み合わせは以下の通り。


・バングラデシュ  − タジキスタン
・トルクメニスタン − アフガニスタン
・台湾       − マカオ
・パキスタン    − キルギス
・ラオス      − スリランカ
・モンゴル     − モルディブ
・グアム      − ネパール




▽1次予選(2004年2月−11月)

◎予備予選から進出の7チーム + 上位25チーム =計32チームで
 争う形となる。

 32チームは

 【4チーム × 8グループ】

 に別れ、各グループ1位 = 8チームが
 最終予選進出。

 1次予選の組み合わせは2003年12月5日に決定


▽最終予選(2005年)

 1次予選通過の8チームは、

 【4チーム × 2グループ】

 に別れ、各グループ2位まで 
 = 2チーム × 2グループ
 = 4チームがW杯出場

 各グループ3位のプレイオフの勝者が、大陸間プレーオフに参加。
 プレーオフの組み合わせは2003年12月5日に決定。


 ○ワールドカップ予選の順位決定方法

  1.全試合終了時の勝ち点(以下、複数チームが並んだとき)
  2.当該チーム間の勝敗(勝ち点)
  3.当該チーム間の対戦での得失点差
  4.当該チーム間の対戦での得点数(※アウェイ2倍ルールでない)
  5.全試合の得失点差
  6.全試合の得点数
  7.中立地でのプレイオフ

  (サッカーマガジン2004/09/07 989号 p43ページより)
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参考:以下のニュースより


■予備予選組み合わせ決定 サッカー、W杯アジア予選

 【チューリヒ24日AP=共同】国際サッカー連盟(FIFA)は24日、2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会のアジア1次予選に出場する32チームのうち、7チームを決める予備予選の組み合わせ抽選を行った。日本などFIFAランク上位25チームは予備予選なしに1次予選から出場する。

 ホームアンドアウエーで行われる予備予選はことし11月29日までに終了することになっている。
 組み合わせは次の通り。

 バングラデシュ  − タジキスタン
 トルクメニスタン − アフガニスタン
 台湾       − マカオ
 パキスタン    − キルギス
 ラオス      − スリランカ
 モンゴル     − モルディブ
 グアム      − ネパール

(共同通信)[10月25日1時20分更新]



■アジア予選の日程決まる 来年1月から予備予選

 アジア・サッカー連盟(AFC)は15日、ドーハで競技委員会を開き、06年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会のアジア予選について、来年1月末までに予備予選、その後、2月から11月に32チームによる1次予選、05年に8チームによる最終予選を行うことを決めた。

 アジア予選には39カ国・地域が参加。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング(9月現在)下位の14チームがホームアンドアウエー方式の予備予選を行い、勝ち抜いた7チームと、日本を含む25チームを合わせた32チームで1次予選を行う。

 1次予選は4チームずつの8組で、各組1位が最終予選に進む。最終予選は4チームずつの2組に分け、各組2位までが本大会出場権を獲得。各組3位同士のプレーオフの勝者が大陸間プレーオフに臨む。

 予備予選の抽選は18日に当地で、1次予選の組み合わせ抽選は他大陸の抽選と合わせ12月5日にフランクフルト(ドイツ)で行われる。アジア、南米、北中米カリブ海、オセアニアの各大陸連盟から1チームずつが進む大陸間プレーオフの組み合わせは、16日のFIFA・W杯組織委員会で討議される。

(ドーハ共同)(毎日新聞)[10月16日10時23分更新]



■下位14チームで予備予選 アジア・サッカー連盟

 【ドーハ15日共同】アジア・サッカー連盟(AFC)は15日、当地で競技委員会を開き、2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会のアジア予選について、国際サッカー連盟(FIFA)ランキング(9月現在)下位の14チームによる予備予選を来年1月までに行うことを決めた。

 18日、当地で予備予選の組み合わせ抽選を行う。アジア予選には当初予定の40チームから1チーム減り39が参加。ホームアンドアウエー方式の予備予選を勝ち抜いた7チームと25チームを合わせた32チームが1次予選に進む。1次予選の組み合わせ抽選は他大陸の抽選と合わせ、12月5日フランクフルトで行われる。

(共同通信)[10月16日1時31分更新]



■32チームで1次予選実施 06年W杯アジア予選

 【ドーハ15日共同】アジア・サッカー連盟(AFC)は15日、当地で競技委員会を開き、2006年ワールドカップ(W杯)ドイツ大会のアジア予選について、来年1月末までに予備予選、その後、2月から11月に32チームによる1次予選、05年に8チームによる最終予選を行うことを決めた。

 アジア予選には39カ国・地域が参加。国際サッカー連盟(FIFA)ランキング(9月現在)下位の14チームがホームアンドアウエー方式の予備予選を行い、勝ち抜いた7チームと、日本を含む25チームを合わせた32チームで1次予選を行う。

 1次予選は4チームずつの8組で、各組1位が最終予選に進む。最終予選は4チームずつの2組に分け、各組2位までが本大会出場権を獲得。各組3位同士のプレーオフの勝者が大陸間プレーオフに臨む。

 予備予選の抽選は18日に当地で、1次予選の組み合わせ抽選は他大陸の抽選と合わせ12月5日にフランクフルト(ドイツ)で行われる。アジア、南米、北中米カリブ海、オセアニアの各大陸連盟から1チームずつが進む大陸間プレーオフの組み合わせは、16日のFIFA・W杯組織委員会で討議される。

(共同通信)[10月16日9時0分更新]


...

AFC(アジア)チャンピオンズリーグ 2004の開催方式 - アジア - 2003年10月18日(土)

AFCチャンピオンズリーグ(アジア・チャンピオンズリーグ、CL)は、
来季から開催方式を変更。


◎参加チーム

競技力の高い14か国のクラブに限定。
(従来:これまでアジア全域の国のクラブが参加)


◎開催方式

東西2地区に分けた1次リーグを経て、決勝トーナメントを
行う。決勝も含め、すべてホームアンドアウエー方式。



◎開催時期

・1次リーグ   :2004年2月−5月
 詳細はココ

・決勝トーナメント:2004年9月−11月

*全試合、原則は水曜日の開催


◎その他

・優勝クラブは05年開催予定の世界クラブ選手権
 出場権が得られる。


・AFC(アジア・サッカー連盟)は来季から、CLに
 出場できない14リーグから構成される「AFC杯(AFCカップ)」
 を新設する。

 14カ国・地域のクラブチームにより、CLと同じフォーマット 
 で開催予定。


◎フォーマット

▽1次リーグ(2004年2月−5月)

- 各国2チーム×14カ国(東:6+西:8) = 28チームが参加

<東地域:6ヶ国>
 ・日本
 ・中国
 ・韓国
 ・タイ
 ・インドネシア
 ・ベトナム

6カ国×2チーム = 12チームを
【4チーム × 3グループ】で、H&Aのリーグ戦。


<西地域:8ヶ国>
 ・サウジアラビア
 ・イラク
 ・バーレーン
 ・カタール
 ・アラブ首長国連邦(UAE)
 ・クウェート
 ・イラン
 ・ウズベキスタン

 8カ国×2チーム = 16チームを
 【4チーム × 4グループ】で、H&Aのリーグ戦。


◎東西ともに、各グループ1位(3+4)=7チームが
 決勝トーナメントへ進出。



▽決勝トーナメント(2004年9月−11月)

◎1次リーグ進出の7チーム + アル・アイン(前回優勝チーム)、
 計8チームでH&Aのトーナメント戦。


参考:

- サッカーマガジン2004年11月4日号/”FIFA,AFC理事会REPORT”
- および以下各ニュースメディアより。







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■アジアCLは2月開幕

 日本サッカー協会の平田竹男専務理事は10日、アジアのクラブ王者を決める来季のアジア・チャンピオンズリーグの1次リーグが来年2月に始まることを明らかにした。同専務理事はクアラルンプールでのアジア・サッカー連盟(AFC)競技会委員会を終えて同日、帰国した。
 平田専務理事によると、各組の4チームがホームアンドアウエーで行う1次リーグは2月11、15日、4月7、21日、5月5、19日に行われる。日本からは今年のJリーグを制した横浜Mと昨年覇者の磐田が参加する。

[ 共同通信社 2003年12月10日 12:22 ]

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/headlines/20031210-00000016-kyodo_sp-spo.html



■サッカー・アジアCL、日本からも2チームが参戦

 【ドーハ=助川武弘】サッカーのアジア・チャンピオンズリーグ(CL)は来季から開催方式を変更、競技力の高い14か国のクラブに絞り、グループリーグは東西地域別とすることが17日、分かった。

 レベルを高め、長距離移動を減らして負担を抑えるのが狙い。

 新方式では、各国から前年の国内リーグ王者など2チームずつが出場。4チーム7組でホームアンドアウエー方式のグループリーグを行い、各組首位に前回大会優勝チームを加えた8チームで、同方式による決勝トーナメントを争う。この変更に伴い、AFC(アジア・サッカー連盟)は来季から、CLに出場できない14リーグから構成される「AFC杯」を新設する。

 日本からは来季、今季のJ1優勝チームの出場が確定、もう1枠は、元来、来季出場予定だった昨季J1覇者・磐田になる見込み。

 ◇出場国は以下の通り。 ▽東地域 日本、韓国、中国、タイ、インドネシア、ベトナム▽西地域 サウジアラビア、イラン、イラク、バーレーン、カタール、アラブ首長国連邦、クウェート、ウズベキスタン

(2003/10/17/20:31 読売新聞 無断転載禁止)

http://www.yomiuri.co.jp/sports/news/20031017ie28.htm




■アジアCL 格上14か国限定へ - 開催方法変更

 【ドーハ(カタール)17日=伊藤和範】アジアNO1のクラブを決めるアジア・チャンピオンズリーグ(CL)の開催方法が2004年から変更されることが17日、明らかになった。これまでアジア全域の国のクラブが参加していたが、格上の14か国のクラブに限定し、東西2地区に分けた1次リーグを経て決勝トーナメントを行う方式になる。

 1次リーグには日本、韓国、中国など東地区から12チーム、中東勢など西地区8か国16チームが参加し、4チームずつの7組に分かれ争う。各組1位と前回優勝クラブを合わせた8クラブが決勝トーナメントに進出する。決勝も含め、すべてホームアンドアウエー方式となる。

 今回の改革案は日本側が提案。日本サッカー協会の平田竹男GS(43)は「これまでは1次リーグから西アジアまで遠征して、お金もかかり、選手も疲労するため、二の足を踏むクラブもあったが、これなら行きやすくなる」と話した。日本からは今季のJリーグ覇者と昨季覇者の磐田が出場する見込み。アウエーの試合数が増えることになるが、平田GSは「代表に入る前から海外慣れ、アウエー慣れができるシステムができたことになる」と満足げだった。

 ◇アジア・チャンピオンズリーグ アジアのサッカークラブ王者を決める大会として、アジア・クラブ選手権とアジア・カップウイナーズカップを統合。2003年の第1回大会は決勝でアルアイン(UAE)がBECテロ・サーサナ(タイ)を下し優勝した。優勝賞金は50万ドル(約5500万円)。日本からは鹿島と清水が出場したが、ともに1次リーグで敗退した。

[ スポーツ報知 2003年10月17日]

http://www.yomiuri.co.jp/hochi/soccer/oct/o20031017_70.htm




■開催方式を変更 サッカーのアジアCL

 【ドーハ17日共同】アジアのサッカークラブ王者を決めるアジア・チャンピオンズリーグ(CL)が、来年から参加を14カ国のクラブチームに絞り、東西2地区に分けた1次リーグを経て決勝トーナメントを行う方式に変更されることが17日、明らかになった。 1次リーグには日本、韓国、中国と東南アジア3カ国の東地区から12チーム、西、南、中央アジアの西地区8カ国から16チームが参加。4チームずつの7組に分かれ争う。各組1位と前回優勝クラブを合わせた8クラブで決勝トーナメントを行う。決勝も含めすべてホームアンドアウエー方式となる。
 日本協会の平田専務理事によると、日本からは今季のJリーグ覇者と昨季覇者の磐田が出場する見込み。
 また、格下のアジア連盟(AFC)カップが新設されることになり、CLに参加できない14カ国・地域のクラブチームにより、CLと同じフォーマットで行われる。
                           (了)

[ 共同通信社 2003年10月17日 15:25 ]

http://sportsnavi.yahoo.co.jp/soccer/jtoto/headlines/20031017-00000017-kyodo_sp-spo.html




■アジアCL大変革、来年2月開幕

 【ドーハ(カタール)17日=中村基也】アジアクラブ王者を決めるアジアチャンピオンズリーグ(CL)が、来季から大改革されることが分かった。日本などアジアの強豪14カ国のクラブに絞り(28チーム)、東西2地区に分けた1次リーグを経て、決勝トーナメントを行うというもの。決勝も含めすべてホームアンドアウエー方式となり、日本代表が推し進めるアウエー戦重視の路線をJクラブレベルから実施できる改革ともなった。新方式のアジアCLは来年2月に開幕、決勝は11月に行われる予定。

 アジアCLの開催方式が変更されることになり、改革は日本サッカーの強化にもつながりそうだ。W杯、五輪を控える日本のA代表、U−22代表は現在ともにアウエー戦を重要視し強化を進めている。だが代表メンバーしか「世界基準」を体験できないのも事実だった。今回の改革でアウエー戦が増え、Jクラブレベルから世界を知る選手を育てることができるようになった。

 来年2月に開幕する新方式では参加を14カ国のクラブチーム(各国2チーム、計28チーム)に絞った。1次リーグは東西2地区に分け、東地区は日本、韓国、中国と東南アジア3カ国から12チーム、西地区は西、南、中央アジアの8カ国から16チームが参加。4チームずつの7組で5月まで争う。各組1位に前回優勝チームを加えた8チームで、9〜11月の期間に決勝トーナメントを実施する。

 決勝を含め、すべてがホームアンドアウエー方式となる。移動の負担の少ない東西分割方式に加え、全試合を水曜日に行うため、出場選手が週末のJリーグに出場することも十分可能。優勝チームは05年開催予定の世界クラブ選手権の出場権利を得ることにもなり、クラブ側もアジアCLに力を入れることができる。

 U−22日本代表の山本監督は「旅行慣れするだけでも大変」とアウエー戦に不慣れな日本選手の現状を話す。クラブレベルで数多くのアウエー戦を経験することはクラブ、選手の強化はもちろん、さらにその先の代表強化につながってくる。日本サッカー協会の平田専務理事によると日本からは今季J覇者と、前年度王者磐田が出場する見込み。

[2003/10/18/07:20 日刊スポーツ紙面から]

http://www.nikkansports.com/ns/soccer/p-sc-tp0-031018-0013.html




■来季アジアCLは14カ国の有力クラブで開催へ

 【ドーハ(カタール)17日=片倉尚文】アジアのサッカークラブ王者を決めるアジア・チャンピオンズリーグ(CL)が来年から日本を含む有力14カ国のクラブによる新方式で開催されることが17日、明らかになった。大会のレベルアップ、出場クラブのモチベーションアップを図るのが狙い。優勝クラブは05年開催予定の世界クラブ選手権出場権が得られる。また、日本が07年世界クラブ選手権招致に乗り出すことも分かった。



 アジアが変わる。アジア最強クラブを決めるCLが来年から大幅リニューアル。出場するのは有力14カ国から2クラブずつの計28チームだけ。日本からは昨季Jリーグを制した磐田と、今季のJ覇者が挑む予定だ。

 「強いチームとのアウエー戦に慣れることが、代表の強化にもつながる。均衡したレベルのチームが戦うべき」と日本サッカー協会・平田竹男GSが説明した。

 これまでのアジアCLは、アジア40数カ国からの出場チームが多いためレベル格差も著しく、ワンサイドゲームも頻発し、日程も長期化。この改革で、Jクラブの負担は激減する。

 来年2、4、5月の1次リーグには日本、韓国、中国と東南アジア3カ国の東地区から12チーム。西、南、中央アジアの西地区8カ国から16チームが参加。9、10、11月にホーム&アウエーの決勝トーナメントを行い最強クラブを決める。

 優勝クラブには05年スタート予定の世界クラブ選手権出場権も与えられる。新方式のCL開催で、クラブ、選手のモチベーションアップはもちろん、注目度も飛躍的に高まりそうだ。


★アジア・チャンピオンズリーグ(Asian Champions League)
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 アジアのサッカークラブ王者を決める大会として、既存のアジア・クラブ選手権とアジア・カップウイナーズ・カップを統合。今年の第1回大会は決勝でアルアイン(UAE)がBECテロ・サーサナ(タイ)を下し優勝した。優勝賞金は50万ドル(約5500万円)。日本からは鹿島と清水が出場したが、ともに1次リーグで敗退した。


★川淵キャプテン、講演で夢語る

 日本サッカー協会の川淵三郎キャプテンが16日、AFCのフォーラム「ビジョン・アジア」で講演、日本サッカー界の大きな夢をぶち上げた。川淵キャプテンは、映像を交えて日本サッカーの歴史や普及政策を紹介し「日本の夢は2050年までにもう一度W杯を開催し優勝すること」と宣言。ハマムAFC会長も「われわれもその時まで生き延びて日本の優勝を祝おう」と答えた。


★日本が07年世界クラブ選手権招致へ
 日本サッカー協会は07年開催予定のクラブチーム世界一を決める世界クラブ選手権を日本に招致したい意向だ。「立候補しようという動きになっている。その意味でも日本のクラブがアジアCLで好成績を残さねばならない」と日本協会・平田GS。同選手権は00年1月に第1回大会が開催されたが、磐田が出場予定だった01年大会は直前で延期。05年から再開予定だ。

[2003/10/17 Sanspo.comから]

http://www.sanspo.com/soccer/top/st200310/st2003101804.html



...

10 minutes: 浦和レッズ史上最悪のアウェイ戦 - 香港 - 2003年10月16日(木)

最近、「日本にも東南アジアサッカーの資料はあるはずだッ!」
と、探してみると、60年代あたりのサッカーマガジンには
相当デカデカと載っているのであります。

まぁ、当時の実業団チームの東南アジア遠征の記事、萌え〜!
とか見ておったわけですが、相当面白い記事があったのでご紹介。



--- プロローグ

時は1969年。

メキシコ五輪で日本代表が大活躍し、空前のサッカーブームが
日本に起こりました。

東洋工業(後のサンフレッチェ広島)が、JSL4連覇をなしとげ、
"ストップ・ザ・東洋工業"とばかりに、新興のクラブ、ヤンマー(
後のセレッソ大阪), や三菱重工(後の浦和レッズ)が頭角を出して
きた、そんな時代であります。

後述の2チームはシーズンオフに更なる飛躍を目指し、東南アジア
遠征に出かけたのであります。

三菱重工はシンガポール-マレーシア-バンコクと3戦を行い、東南
アジアツアー最後の第4戦は、香港でありました。

その試合の模様をサッカーマガジン’69年5月号
「東南アジア遠征レポート」よりご紹介。

以下、抜粋(太字は当方で付けました)


-----

…3月5日、香港で最終戦。1万2千人の観衆は、”かけ”を
している関係もあって興奮気味。試合の中身もだいぶエキサイト
していたようだ。

清水のパスから森が得点して、1−0で三菱の勝利となったが、
退場者もとびだした。三菱は清水主将、香港はFBのツァン。

このツァンは香港でも名うてのあばれん坊だそうで、しばしば
ラフプレーをやった。


後半に入って香港ペナルティエリア内で倒れている森の頭部を
けったり
笛の鳴ったあとでもボールを森めがけてキックすると
いう悪者ぶり。

これをみた清水がとめに入っていると、後ろから足をけとばす。
たまりかねた清水が胸ぐらをつかむと、シャツが破れ、審判は
とうとう清水とツァンの二人に退場を命じてしまったという。


一方敗色こい試合にやけを起こした日本ゴール裏のカメラマン
までがGK横山へどろをぶつけるいやがらせをはじめた。

横山が追いかけていくと大事な商売道具のカメラを置いて逃げ出す
ザマで、三菱イレブンは
「いやはやとんでもないところです」

…以下略

-----

まー、当時の香港は反日感情がどーたらという類いの記事は結構
目にしますが、カメラマンというのも中々めずらしい(笑)

しかも、当時の書き方は妙に淡々としていて、ノホホン具合が程よい。

「森の頭部をけったり」
「どろをぶつけるいやがらせ」

と、”ひらがな”によって、ただのイタズラにしか読めん(笑)
実際は、もっとエゲツないことされたんだと思うが、妙に
微笑ましくなる。




その様子の写真がまたスバラシイ。



審判の困った顔が、とてもスバラシイ。
さらに、彼のさりげない手が、人柄を表していると思う。


コメントの「清水(左)もたまりかねて……」
の”……”も、とても好きだ。


この”……”は、

”想い出の夏……”とか
”二度と戻れない……”とか
”何かを信じてこれたかなぁ……”

などの、ちょっとセンチメンタルな気分にさせる”…”である。


このあと、ツァンと清水は、

「いがみ合った時もあった2人。

 でも、そんな2人は、その後

 草むらでクスぐりあって転げたのだった……」

という、後のエピソードすら想像してしまう。


書いた人、もしかしてスピッツ好きなのかも?


というわけで、60年代の日本チームの遠征は大変だった&
当時のサッカーマガジンはスピッツ風だった、ということで。



...

AFCチャンピオンズリーグ02/03 決勝第2戦 BECテロサーサナ vs アル・アイン - 2003年10月14日(火)

AFCアジアチャンピオンズリーグ(ACL)02/03
決勝戦・第2戦はバンコクで行われたのであります。

ちなみに、AFCアジアチャンピオンズリーグ、という
表記は、若干ヘンテコな気もするのですが、
(UEFAヨーロッパ、とはあんまし見ないですし)
ま、NHKもテレ朝もそう表記してたんで。


第1戦、アルアインのホームでは2−0でアルアインが
勝利しておりまして、テロサーサナは2−0以上で
勝たなくてはイカンわけであります。

とは言っても、第1戦、第2戦の合計が同じ場合は、
今回はアウェイゴール2倍、というルールがあります。

たとえば3−1で第2戦をテロサーサナが勝った場合、
合計は3−3なのでありますが、アウェイのアルアイン
の点数は、バンコクでの1点が2倍となります。

BEC:0(A) + 3(H) = 3
ALA:2(H) + 1(A) = 2+1×2=4

てな感じになりまして、3−4でテロサーサナは
敗れてしまうのです。

ですから、このバンコクでの第2戦は、テロサーサナに
とっては”失点をしないように最低2点は取らなきゃいけない”
という、結構シビアな戦いなのであります。


というわけで、とりあえずVTRをば。。


----

当方にとってテロサーナを見るのは結構久々であります。


(テレ朝は、今回のACLでグループリーグの試合の放映時
 タイチームがらみ試合だけ外す、というとんでもない暴挙を
 行いやがったのです。)


過去日本平、そして鹿島スタジアムで見たテロサーサナ
は寒そうで動きが硬く、しかも日本のチームのプレスに
つぶされてなかなか攻撃までは行かない感じだったので、
まさか決勝戦にまで上りつめるとは、以外でありました。


そんで試合のフォーメーションは、多分こんな感じ
(選手名は、NHKの表記に合わせました)


−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
    セイクサン  ウォラウット
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
        ターサック
−                    −
  ドゥシット       チャトゥポン
−                    −
    ダッサコーン  サックチャイ
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
 タノンサック ウオラチャイ ピラタット
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
         パンサー  
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−


ちなみにこの試合は3−5−2だったのですが、
前の試合は4−4−2だったそうで。

ちょっとアフリカ系のDFを見たかったのだが(昔は
アデバヨ・ガデボという選手が居たはず)この試合は
出なかった模様。

     
テレ朝もNHKも、長身FWのウォラウット・シーマッカ
とMFのターサック・チャイマンの説明に走っておりました
が、個人的には、左のドゥシットとダッサコーンにハァハァ
しておりました。



ドゥシットは、昨シーズンまでベトナムリーグであの
キャティサック”ジーコと共に、HAGLというチームで
プレイしたベテラン選手。FKとクロスが上手い、イカス
野郎です。

ちなみにターサックは、Jか中国に行きたいよーと言っていた
そうですが、来期はベトナムリーグ入りが濃厚との情報がある
とのことです(by ホアンさん) 


ダッサコーンは、ドイツのカイザースラウテルンのユース
に居た若い選手で、アジア大会とかタイガーカップに
出てたと思います。





つーわけで、試合がスタート。

うーむ、しょっぱなからアルアインのシュートがバーを
叩くとは・・・いやなムードである・・・

と思いきや!

ターサックが効いているッ!

日本で見たテロサーサナは、この辺がいなくてボールが前に
行けなかったいたのだが、うーむ。見事である。真ん中で前に
ボールを送っている。

パスが上手い、って感じはしないけど、ガンガン前に突っ込んで、
前線にボールが行くなぁ。

(アルアインも無理しなかったからだと思うけど)


チームの流れを見ると、アルアインがボールを持っても、
思いのほか金髪のボランチ、サックチャイがアルアインの
攻撃の目を摘み取り、注目のターサックへとボールを集める。


その球をターサック、ドリブルが早い!

アルアインも手が出せない、キレのあるドリブル!
(踵でボールを切り返すドリブルは相当萌えだった)


そこから一度右のチャトポン、あるいは左のドゥシットへはたいて、
両サイドからのクロスでFWのシーマッカへ!

こぼれた球には、セイクサン!ターサックの波状攻撃!


”!”ばっかりで申し訳ないが、あんた上がって大丈夫か?
なDFタノンサックとかまで攻撃参加。



これを要塞バンコクでやられたら、どんなチームも
ひとたまりもないであろう。


イメージ的には、重い盾と、長い槍を持つアル・アインに
対して、短剣で細かく攻撃をさばいて、一気に突く!的な
展開でタマラン。ハァハァ。



スタジアムでうらやましいのは、観客の歓声。

盛り上がるとき(ゴールに近づく、ドリブルで抜けるとか)、
あのイングランド・プレミアリーグと同じ盛り上がりの音だ。

「ぶおえー!」

前半最大のチャンス、ターサックがシュートするも、
GKに阻まれたときは、TV音声が音の大きさでバリバリ
割れていて、とてもイカス。


相手側CKの時のブーイングも、日本的な「ぶうう」ではなく

「どぉえー!」

という、憎しみのノイズでうらやましい。


ナマで見てぇぜ!ちきしょう。



そんで、後半も同じく波状攻撃の嵐!

そんななか、前半あまり動きが見えなかったダッサコーン
(柳沢似)が前半よりも攻撃にからんでくるようになり、
見事なドリブル!

倒されPK!どおぇー!

ターサックが見事に決め、どおぇー!

1−0!

続いてCKからピラタットが頭で追加点!2−0!どおぇー!

思わずガッツポーズをとる俺!

・・・のはずが、なぜかゴールが認定されず。
ビデオ見返しても、よくわからん。

多分、なんかユニ掴んだりしてたように見えたのであろう。。。。


にしても、レフリーはこの試合の場合、東アジアの人とかに
するべきではないのか・・・と考えたが、

”日本人レフリー?
 タイと同じブッダの国のレフリーとは、許せん!”

とトンチンカンな西アジアの人は(居たらだが)思うよな。

南アジアか中央アジアの人にすべきかもしれん。


パナイ(アイマール風髪型)コワンチャイ(横浜の松田風髪型)
と投入するも、BEC側にガッカリ&ターサックの疲れが
出てきたっぽく、押される場面が・・・ひー!またポストに!

くそ、なんとかもう1点!

と思っていると試合終了。

----

結果は準優勝だが、見ていて相当エキサイティングだったぞ!
どしょっぱなからフルスロットルだったしな。

あと、俺的に押したいのは、ターサックも勿論だけど、
守備で貢献した金髪のサックチャイ、イカすクロスのチャトゥポン
もグーであった。ダッサコーンとセイクサンはアジアカップが
楽しみかなぁ。



うーむ、この試合見たら、そりゃ鹿島も引き分けるわ。


あの引き分けで、鹿島がガクーっと萎えちゃって、テロサーサナ
は「俺ら、全然できるじゃん!」になっちゃった様な気がします。
(ま、昨年鹿島は1−2でバンコクでは負けたりしたんですが)


実はグループリーグ以降、テロサーサナが唯一バンコクで
勝っていないのは鹿島のみです。

あの引き分けで、テロサーサナ勢いづいちゃったかもしれません。



ちなみに来期ACLのタイ勢は、これまでどおりだとクルン・タイ銀行
(リーグ優勝)がシードで、BECテロサーサナ(リーグ2位)が1回戦から、
のはず(違うかも)なので、また

「シーマッカに当てといて、みんなで突っ込むんだー」

が見られる…かな?



あ、ちょっと驚いたのは、アル・アインサポもバンコクに来てたこと。
関係者が殆どかもしれんが、H&Aな感じでちょっと嬉しい。

これからもこんな感じになって、色々な国の人たちが出会うと
楽しいだろうなあ。


あと50年後ぐらいに、どこでもドアが発明されて、等々力の半分が
エステグラルサポに占拠とか、パフタコールサポで埋められる日を
もやもやと想像しつつ、来期ACLのアセアン勢と日本勢に期待っす。



てなわけで、来期も楽しみなACLでありました。

あと、テレ朝は来期のACL放送時は解説者変えなさい。
ついでにFOOTBALL ASIAも再開しなさい。



...

アジアカップ・中国2004 予選ラウンド・グループF - ミャンマー・マレーシア - 2003年10月08日(水)

最後にグループF

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■グループF:イラク・マレーシア・バーレーン・ミャンマー


WAFF選手権(西アジアサッカー連盟選手権)優勝を
遂げたイラクは、このグループのトップシードである
チームだが、予選ホスト国となるマレーシア、バーレーンは
予選突破に自信をもっており、また伏兵・ミャンマーも
その可能性は十分にある。

(・・・イラクに関してなので略・・・)

ミャンマーはマレでモルジブを2−0、ブルネイを5−0と
順調に勝利し、この予選グループに入ることとなった。*
(*予備予選を勝ち抜いたということ)

デビッド・ブース監督のもと戦ったタイガーカップ2002
では、ホスト国であり、最終的に準優勝となったインドネシア
と0−0で引き分けるという誇るべき成績を残した。

ミャンマーはその調子を、トップ2チームに食い込むべく、
アウェイであるクアラルンプールでも持続して保ち続ける
必要がある。




対するマレーシアは、東南アジアのチームで最もエキサイティング
なチームであることは間違いない。

チームはアラン・ハリス監督が指揮する若い選手で構成されて
いるが、彼らの多くは1999年にU19代表監督だった
アラン・ハリス監督と共にプレイしつづけている選手達である。

チームは過去2年間、賞賛に値する発展を遂げ、ブラジル代表、
マンチェスター・ユナイテッド、チェルシー、バーミンガム
といった、彼らにとってよき糧となるような対戦を行ったのである



(・・・以下、バーレーンについてなので略・・・)


:From Football Asia 9月号"TARGET:China2004"より
-----

ミャンマーは、多分日本五輪代表とやったメンバーがほとんどです。
でも、GKのアウン・アウン・ウー君が怪我との情報があったりします。

ちなみにデビッド・ブース監督は、今はインドのクラブチームの監督に
なっているハズであります。


マレーシアは実は、タイガーカップ2002でタイ代表を破り、
東南アジアサッカー界に衝撃を与えました(そしてシンガポールを
一蹴し、間接的にはシンガポール前代表監督のヤン・ポールセンを
辞任に追いやったのです)。

しかし、マレーシア代表は現在怪我人が多くアラン・ハリス監督も
相当頭が痛いハズであります。

あと、マレーシアの記事後半に書いてあったブラジル代表はW杯キャンプ、
マンUはアジアツアー?(忘れた)、他のプレミアリーグのチームは
FAPLというプレミアリーグ公認のプレシーズンマッチINマレーシア、
であります。結構豪華な対戦相手ですね。




てなわけで、アジアカップ予選のアセアンズ紹介はこれにて。
あとは結果を待ちましょう!!



...

アジアカップ・中国2004 予選ラウンド・グループE - ベトナム  - 2003年10月07日(火)

グループEです。

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■グループE:韓国・ベトナム・オマーン・ネパール


(・・・韓国についてなので略・・・)


グループEでは、オマーン・ベトナム・ネパールが
狭き2位の座を争うことになりそうだ。


(・・・ネパール・オマーンについてなので略・・・)


オマーンと同様、ベトナムも前監督を呼び戻したチームであり、
今回の代表監督Alfred Riedl氏は、98年のタイガーカップで
ベトナムを準優勝に導いた監督である。

もし仮にこのグループを予想するとなると、ベトナム−オマーン
戦を勝利したチームが、韓国と共に本大会進出となるだろう。

ちなみに、ベトナム−オマーン戦は、FIFAの記録上は対戦
経験がない、初対面となるカードである。


:From Football Asia 9月号"TARGET:China2004"より
------


ま、ココで記載されている監督さんは、ベトナム五輪代表の
監督さんでして、A代表の監督さんはHenrique Calisto氏と
いう、別の監督さんがおります。


これは、SEA GAMESという東南アジア競技大会
(東南アジア五輪みたいなもん)というのが年末頃に
ありまして、今大会のホストがベトナムなわけであります。


この大会、サッカーはU23なので、ベトナムはメンツもあり、
強化じゃー!とばかりに韓国にU23を送り込んだわけです。



当初ベトナムサッカー連盟は、Henrique Calisto監督に
U23も頼むよ〜!といったのですが、Henrique Calisto監督
は断り、結果Alfred Riedl氏がU23の監督になった経緯が
あります。


Alfred Riedlは自分のホームページを持っていたりして、
なかなかお茶目な方です。



つーかAFC、ベトナムの情報が少ねーじゃねーか!


ちなみに、第1戦・韓国ラウンドのオマーンとの対戦は、
0−6で負けてしまいました。

ついでにネパール代表に目を向けると、代表選手3人が
韓国で失踪したりしてます(もう見つかったかな?)。


...

アジアカップ・中国2004 予選ラウンド・グループC - インドネシア - 2003年10月06日(月)

今回はグループC。

-----
■グループC:サウジアラビア・イエメン・インドネシア・ブータン


2000年のアジアカップで準優勝となった
サウジアラビアは、すでにこのグループCでは
実力で他のチームを圧倒しており、しかもこのグループの
ホスト国である。ジェッダのPrince Abdullah Al Faisal Stadiumで
このグループの全試合が行われる。


このことはイエメンとインドネシアの直接対決による2位
争いが、このグループの焦点と言える。

(・・・ブータンに関してなので略・・・)


インドネシアは、攻撃のオプションで悩む必要はないであろう。

FWの本命は、オランダのEHC Noradでプレイした経験をもつ、
タイガーカップ2002の得点ランキング1位のBambang Pamungkas。

もう一人は、Gundut Christiawan, Zaenal Arif,あるいは
プルシジャでのチームメート、Budi Sudarsonoであると予想される。


このような攻撃陣を持つインドネシアは、FIFAランキングでは
イエメンに対し、優位な順位を保っている。

(・・・イエメンに関してなので略・・・)


イエメンがインドネシアと最後に対戦したのは、98年フランス
W杯予選。このときは、ジャカルタで0−0、サナーでは1−1
と共に引き分けている。

今回は、サウジアラビアでの対戦とはいえ、イエメンには
ホーム・アドバンテージがあるだろう。

(以下略)


:From Football Asia 9月号"TARGET:China2004"より
------

うーむ、最近インドネシア代表、あんまし良くないからなー。

JFL選抜にはセナヤンで負けるし(ベストメンバーじゃなかったけど)、
けが人続出のマレーシア代表には引き分けるし(アウェイだけど)


ここで突破してくれないと、TVで流れないんだよぉ。
テレ朝はあてにならんし。


中国までなんとか飛んで来いよー!ガルーダ!


...

10 minutes: きみがおしえてくれたもの - 2003年10月05日(日)

10月3日。

AFCチャンピオンズリーグ決勝第1戦。

BECテロサーサナ、アルアインに2−0で敗れる。


10月4日。

Jリーグディビジョン2にて3位の川崎フロンターレ、
首位のアルビレックス新潟と対戦。

観客数は2万1千人を超える(歴代1位)。



こんな緊張感に張り詰めたスタジアムに、俺は当日朝
髪の毛を切り(by スキカル)、青のTシャツおよび
タオルマフラーを持参して向かった。


「今日は絶対負けるわけには行かないっ!」

「アルなんとかに敗れた大連、そしてテロサーサナの
 仇は等々力で討つ!弔い合戦じゃー!」



いつもは着いたらすぐにアメリカンドッグを食いにいく
俺だが、今日の俺は一味違った。

J1昇格弁当(味はイマイチ)をほお張り、
ウォーミングアップを始めた選手がいるピッチを
一生懸命見つめる。


頼りにしてるぜ!アウグスト!


とか、いっぱしのサポ的なフレーズが頭をよぎる。



…くそ、オレンジ集団がまぶしいぜ。

等々力でゴール裏びっしりのアウェイサポなんか、
あんまりみたことがない。


すこし、ビビっている俺がいる。

不安がよぎるたびに、ビールを口に押しこんで
誤魔化そうとする俺がいる。



「だめだ、もっと現実を見なきゃ」


敵サポーターたちをしっかりと目に焼き付け様とした
その瞬間、信じられないものが飛び込んできた。






…こんなときに、なぜ?

なぜだい?

アウェイサポと交流を深める、ふろん太君・・・

君の真意がわからないよ!



今日は決戦だぜ?ふろん太君!

なぜおちゃらけているんだい?ふろん太君!



あ・・・っ!



ふろん太くん、君のメッセージ、読み取ったよ。

「どんなときも、普段のお前でいろ」

って、その背中で教えてくれたんだね。


ケ・セラ・セラ、ってやつだろ?
ふろん太君。


俺、俺…間違ってたよ。

いつもどおり、

「アメリカンドッグ、カラシ少な目」

って言ってくるよ!



…そして、キックオフのホイッスルが等々力に響き渡った。




...

10 minutes: コノヤロウ論(悦楽編) - 2003年10月03日(金)

10月3日は、ACL決勝、BECテロサーサナ(タイ)vs
アル・アイン(UAE)の第1戦。

アセアンズ&微妙に大連実徳を応援している身として、
アル・アインは、なんだかよくわからんが憎い存在である。

(大連はアル・アインに準決勝で負けてしまったのです)


ブルーノ・メツ(アル・アイン監督)の写真を見るたびに、


「スーツの下にTシャツ?マイアミ・バイスか?」
「ハーレクイーン・ロマンス気取りの長髪野郎!」

とか心の中で罵倒しまくりであります。



そして、10月4日は、J2第37節。

アル・ビレックスという、おそらくはオマーンか
クウェートあたり
のチームが、わが川崎のホーム、等々力に
やってきやがるのであります。


(J2は川崎が3位で、このアルなんとかという
 チームを叩いておくと、J1への昇格(上位2チーム)の
 可能性が大きくなります。アルなんとかは現在1位。)



この「どーにもならない不安」とか、「アルなんとか、憎いぜ!」
という気持ちがフツフツと沸いてきているのでありますが、
この感情の動きは、ちょっと嬉しいのであります。


よく鹿サポさんの「磐田コノヤロウ!」的な感情という
ものは、どういう気持ちなのかがしっかり把握できなかった
のでありますが、少し理解できたと思うわけです。


この感情は、マンチェスターだろうが、テヘランだろうが、
カルカッタだろうが、おそらくLAだろうが、はたまた
元になるにはサッカーかもしれないし、野球かもしれないし、
クリケットかもしれんが、要は

「世界共通のどうしようもないバカ族」

への第一歩な気がする。



だからといって、「俺もバカになるように、精進するぜ!」とは
あんまり思わないが、とりあえず、バカと同じ感情を、皮膚の感覚で
共有できるという点において、俺的に進歩であり、幸福なんです…。



とか偉そうなこと言ってますが、テロサーサナも川崎も、
アルなんとかに負けたら来週は相当凹むだろうな、俺。



...

アジアカップ・中国2004 予選ラウンド・グループB - シンガポール - 2003年10月01日(水)

前回の続きで、今度はグループBです。

-----
■グループB:パレスチナ・カタール・シンガポール・クウェート

(前半はカタール及びパレスチナについてなので略)


昨年(2002年)12月に行われたアラブカップで、
パレスチナに引き分けたホスト国のクウェートは、
Radojko Avramovic監督を解任。

クウェート代表監督には、Pauro Cesar Carpeggiani氏
が新たに就任した。

Avramobic監督は、昨年の西アジア競技大会でチームを
優勝に導き、シドニー五輪でも実績を上げた人物である。



98年W杯でパラグアイを第2ラウンドまで率いた
ブラジル人のPauro Cesar Carpeggiani監督にクウェート
代表監督の座を受け渡すと、次はシンガポール代表の
アジアカップ予選突破という新たな任務を負うこととなる。

湾岸諸国のサッカーに熟知した元ユーゴ代表選手である
Avramovic監督の存在は、西アジアの対戦相手にとって
大きな脅威ではあるが、シンガポール代表監督に6月に
就任したこともあって、あまりにも準備期間が短い。



シンガポールはAvramovic監督のもと、香港を4−1で
破ると言う好スタートを切った。しかし次の対日本五輪
代表戦では、日本側が万全の体制でなかったにも関わらず、
0−1で破れた。



歴史的に見て、西アジアでは成功を収めているチームの
一つであるクウェート代表だが、今回のグループで対戦する
シンガポールとの対戦は、クウェートにとっての悪夢を
思い起こさせる。



2年前のW杯アジア地区予選で、シンガポールでの対戦時、
Bashar Abdullaは、シンガポール相手に先制点となるゴール
を決めたものの、4分後、Noa Alam Shahに同点弾を叩き込まれ、
結局1−1で引き分けた。

この引き分けは後に、同グループのバーレーンとの試合での敗北
(ホームで0−1)に影響し、W杯最終予選に進出することが
出来なかったのである。

(以下略)


:From Football Asia 9月号"TARGET:China2004"より
-----

Radojko Avramovic監督は、イングランドかどっかでプレイしてた
とき(多分、ノッツ・カウンティとコベントリーのGK)、Radojko
(Rah-doy-koh、ラドイコ)の読み方が誰も出来ないので”ラディー”
と呼ばれて以降、Raddy Avramovicと書かれる場合もあったりします。

ま、アジアカップで日本もカタールと当たると新旧監督が…
的な話もあったりしますが、シンガポールとクウェートは
そんな感じなわけであります。

ちなみにラディー・アブラモビッチ監督の見た目は…



てな感じで、ワルサーとか、ルガーとか、コルトとか
が似合いそうでカッコイイです。

てなわけで、次こそインドネシア。


...



 

 

 

 

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