東南アジアサッカー調査メモ...ogaoga2k

 

 

アジアカップ・中国2004 予選ラウンド・グループA - タイ - 2003年09月24日(水)

アジアカップ予選ラウンドの季節であります。
って、どんな季節なんだ(日本はタイトルホルダー
なので、予選ラウンド免除)。


予選ラウンドのグループはAからGまでの7グループ。
各グループは4チームで構成されております。

ちゅーことは28チームで予選を行うわけです。


各グループの4チームが総当り戦を行い、上位2チームが
本大会に出場します。

この総当たり戦は、H&Aだったり、集中開催だったりと
各グループで様々です。


てなわけで28チームが予選ラウンドで半分に減り、
本大会に進むのは14チーム。

これに、日本とホストの中国を加えて、アジアカップ・
チャイナ2004は16チームで行われます。



アセアンズからは、予選ラウンドにタイ・マレーシア・
インドネシア・ミャンマー・ベトナム・シンガポール、
と11カ国中名・実共に上位6チームが揃ったわけで
あります。

(ミャンマー、シンガポールは予備予選を勝ち抜き。
 他チームは予選ラウンドから。 
 
 ブルネイ、東ティモール、ラオスは予備予選で
 進出できず。カンボジア・フィリピンは不参加。)


そんな状況になった現在、Football Asia9月号が
各グループの総評をやっていたので翻訳します。



-------
■グループA:香港・タイ・ウズベキスタン・タジキスタン

(前半は香港についてなので略)


タイは98年以降、元イングランド代表選手、ピーター・
ウィズ監督の下でエキサイティングなチームとなっている。

チームには、ベテランのMFであるSurachai Jaturapattarapong、
そしてタイガーカップ2000のヒーローとなったWorrawoot Srimaka
といった、代表経験豊かな選手もいるが、タイの次のステップを
担う若手選手達も数多くいる。


A代表に選ばれている多才な若手選手たちには、Phaitoon Thiabma
Manit Noyvach、そしてSakda Joemdeeがいる。

Sakdaは2003年Vリーグ(ベトナムリーグ)チャンピオン、
HAGLに所属し、Kiatisuk "Zico" Senamuang、Dusit Chalermsan、
Choktawee Promrutといったタイ代表の常連である選手とともにプレイした。

Phaitoon、Manit、Sakdaは釜山で行われたアジア大会のタイ代表
チーム(U23)のメンバーであり、レギュラーの多くが怪我を
して出場ができなかったタイガーカップ2002ではA代表として
プレイした。


彼ら若手選手は、タイのタイガーカップ連続優勝の大きな
力となった。

準決勝でタイはベトナムを相手に4−0で勝利したが、
ManitとSakdaはその試合で得点を決めた選手である。


タイが東南アジアで最強のように、ウズベキスタンは中央アジア
で強豪でありつづけている。

(後半はウズベク・タジクについてなので略)


:From Football Asia 9月号"TARGET:China2004" - Group Aより
-------


この記事に出ている選手は、結構アジア大会やACC、ACWC
で日本のチームと当たったときに対戦している選手も多いので、
なんとなくぼやーんとイメージできる方もいるかな、と思います。
(当方、読み方は未だにしっかりしてないですが)


現在、ピーター・ウィズさんは五輪予選敗退で事実上の更迭を
されてしまったのでありますが、予選ラウンドがウズベキスタン
とバンコクの2都市で行われることを考えると(グループAは
H&Aではないのです)、ウズベク・タイが抜けるかなぁ、、、
という印象であります。


ちっと香港にも頑張って欲しいけど、パフタコールスタジアムと
スパチャラサイ要塞だしな・・・。



次は、グループCのインドネシアを取り上げる予定であります。



...

君にひとつだけ 強がりを言えるのなら - シンガポール - 2003年09月22日(月)

アルビレックス新潟のSリーグ参戦は、かなり知られたニュースと
なったと思いますが、実はその裏には、なかなか厳しい現実があったり
します。


以下の記事でも述べられているように、現在12チームでシンガポール
リーグ(Sリーグ)が構成されているのですが、それが来期10チーム
に削減されるという方向でシンガポール内では進んでいるようです。


現在の12チームに、アルビレックスが入るとして13チーム。


そのうち、3チームはあぶれるのでOUTまたは残留するチームと
合併して…な形になると思いますが、今のところ候補は、

- Sembawang Rangers
- Sengkang Marine
- Tanjong Pagar United

というのが可能性が大とのこと…


そんな、悲しい状況のなかで、アルビレックスに対する
各クラブの反応は?という記事です。


----------------
■ようこそシンガポールへ…たとえ、我々が去ることになろうとも。

2003/09/18 ストレイトタイムス紙

- Sリーグのクラブは、アルビレックスの参入は
リーグにとってプラスとの見方 -

By Peh Shing Huei


シンガポールリーグのクラブのいくつかは、たとえ
日本のチームにSリーグ所属の座を明け渡さなければ
ならないと分かっているとしても、アルビレックス新潟の
シンガポールリーグ参戦を暖かく迎える雰囲気である。

アルビレックスの参戦は、実力に劣るシンガポールの
チームの存在を脅かすことになる。

なぜなら、来期のリーグ参加チームは、12チームから
たった10チームになると予想されているからだ。



Balestier Khalsaチェアマン、Balbeer Sign氏はこう語る。


「新潟の参戦は良いニュースだ。リーグがよりコンパクトになるのも
 あって、シンガポール人選手のプレーの質も向上するだろう。

 そう、多くのクラブはより質を上げなければいけないし、
 そうなるべきなんだ。

 発展がなければ、Sリーグはただ没落する一方になるだろう。」


もし仮に、Balestie KhalsaがSリーグから外されるという決定がされた
としたら、どうするかという問いに対し、


「我々のチームがリーグのレベルに到達できないのであれば、
 シンガポールサッカーのために犠牲になる覚悟は出来ている。

 我々は、シンガポールリーグが消えてしまうことを望んではいない。」



シンガポールサッカー協会の関係者によると、J2のクラブ、
アルビレックス新潟とは正式な契約はまだ交わしていないものの、
ほぼ参加するという話になっているとのことである。

アルビレックスのシンガポールリーグ参戦への主なハードルは、
日本サッカー協会からの承認を得てほぼクリアとなったという。

アルビレックス新潟の企画部部長、Tsuchida Kazushige氏は昨日、
Timesport紙に以下のように述べた。

「たった今、アルビレックスが来期Sリーグに参加
 ということが確認されました。私たちは、来月の初め
 シンガポールを訪れることを計画しています。」



来期リーグ不参加の可能性が高いといわれているクラブ、
Tanjong Pagar Unitedからも、アルビレックスの参入に
賛同の声があがった。

アルビレックスの参入によって、リーグから外されるという
ような脅威は感じないのかという質問に対し、クラブのGM
であるRichard Woon氏は次のように返答した。

「どんな脅威なんですか?我々が来期リーグから外れなければ
 ならないのなら、外れるまでです。

 ファンはなにか新しいものを見つけるでしょう。

 たとえば、日本のチームがSリーグのトップチームである、
 Home United や Singapore Armed Forcesとの対戦や、
 新麒(Sinchi)FCとの戦いにね。」



Sリーグで今シーズン初の外国チームとなった中国のクラブ、
新麒FCは、アルビレックスの参入に大きな喜びを得ている。


現在新しいスポンサーを獲得するため北京にいる、新麒FC
副会長のWang Jinhui氏は、


「恐らくアルビレックスの加入は、中国のスポンサーにとって
 大きな魅力があります。この件に関しては、新麒FCが
 最も利益を得るでしょう。
 
 これは新たな競争であり、とても興奮しますよ。
 日本と中国は強いライバル心がありますし、彼らに
 負けるわけには行きません。
  
 シンガポールのチームに負けるのはいいですが、日本の
 チームに負けた場合、中国の人々に顔向けすることが
 出来ないのです。
 
 彼らがトップ3を目指すなら、我々はトップ2を目指します。」


と語った。

新麒FCはすでにアルビレックスに親善試合を申し込んだという。



アルビレックスは、シンガポールで結成された新麒FCとは違い、
Jリーグで生まれたチームである。Jリーグは恐らくアジアで
最も競争が激しいリーグであり、アルビレックスは、若手の育成
としてSリーグの効果を期待している。



シンガポールU23チームも来期、Sリーグに参戦したいとしている。

チームマネージャーのJohn Yap氏は、


「日本のチームということは、きっとキッチリとしてくるだろう。
 彼らはSリーグと同レベルあるいはそれ以上のチームを送って
 くると思う。人気は出るだろうね。」

「ヤング・ライオンズ(シンガポールU23代表チーム)は、
 多くを学ぶだろうし、それは彼らにとって収穫となるだろう。」 



Geylang Unitedのコーチ、Scott O'Donellも同じような感想だ。

「アルビレックスに関しては何も知らないが、もし彼らがリーグに
 ファンの興味をもたらしてくれるなら、それは良いことだ。
 リーグは今後より強化されるだろう。」


http://straitstimes.asia1.com.sg/sports/story/0,4386,210388,00.html
----------------

ちなみにSリーグ掲示板では、3チーム削減には反対の声が
多いのが現状です(書き込み読むと泣けてくるっす)。


そりゃそうだよな。。。。



でもシンガポールは日本じゃないし、都市国家には都市国家
ならではの生き残り方があるはずなので、俺がむやみに
「地域密着は…」とか受け売りのフレーズを吐いても
しょうがないとは思うけど。




うう・・・でも、各クラブのコメント読んでると、なんか、

「自分を振った彼女に、新たな彼氏ができてオメデトウと言いたい」

とかっつー、槙原敬之が書きそうな状況である。


…泣ける、泣けるぜ、俺!(←バカ)


でもアルビレックス、やっぱり「日本のチーム」ってことで
期待されているのは確実だと思います。

ちゅーわけで、白鳥がうまく南風に乗っていくのを応援しつつ、
10月4日の等々力では、イルカにブチ落とされるシーンを
期待しております(笑)



...

10minutes: 「アザーファイナル」 - 2003年09月15日(月)

…というブータン代表vsモントセラト代表のドキュメンタリー、
という映画を観たのだが、どーもドキュメンタリー映画にしては
物足りんかったです。


感動イベントに参加したブータン代表とモントセラト代表チーム
でした、なノリなのであります(もちろん、試合がそうだった、
ということではナイ)。


このどーも物足りなさを感じるというのは、この映画、サッカーの
主役たる"チーム"が見えてこないんですな。製作者のイメージ映像、
っぽいボールが飛んでいくシーンとか、そういうのは目立つんだけど。



きちんと試合とか試合前の準備、それにハーフタイムの
ロッカールームとか、そういうチームの面を見せてくれ〜と
感じていたわけであります。



いや、勝敗は関係ない、サッカーは美しい、とかいう感じの
ニュアンスはわかるんですが、元はといえば、”勝つため”に
やってるんだし、そーいうとこを見せてくれんとなぁ。


仮にガチンコ・ラーメン道で、


「ラーメンの美味しさ…そういうのものは関係ない。
 作っている者たちの姿、それが美しいのだ。」

 (BGM:オアシスかなんかのバラード系)

とかナレーションが入ったら、

美味いもん作るのが目的だろ、ふざけんなボケ

と言うと思うのだが。



コマーシャリズムとかFIFAへの皮肉が入っているとか
いうことですが、元はといえば、FIFAランキングが元ネタだし、
しかもFIFAランキングはコカコーラがスポンサーだし。


感動とかそういうのは、意図せんでも、アジアカップ予選とか
ACLでしっかりとドラマは起こっているんじゃー!ボケー!


というわけで、NHKかBBCかディスカバリーチャンネルか
フットボールムンディアルのスタッフが、この試合の
ドキュメンタリーを3時間くらいで作ってください。


悪いことばっかり書いてしまいましたが、ブータンのスタジアムと、
ブータンでアーチェリーしている人々には相当ハアハアしますんで、
観てもソンはない…かも…。



...

感動しまくり なんで? - マレーシア・インド - 2003年09月09日(火)

さてさて、東南アジアクラブ選手権で優勝したイースト・ベンガル。

そのチームのFWで、インドのスター選手、バイチュン・ブティア
は、大会に参加していたマレーシアのPerak(ペラ)に、才能を
見込まれ、マレーシアカップでプレイしてくれよぉ!とオファー
を受けておりました。

その後色々チーム同士で交渉があった後、2ヶ月限定と言う短期
レンタルでマレーシアにやって来たのであります。

そんなインドのスター選手から見たマレーシアとは??
以下は適当訳で。


--------
■ブティア、マレーシアで活躍

- Bhutia thrives in Malaysia

2003/09/04 from FootballAsia.com


[マレーシア] - 現在East Bengal(イースト・ベンガル)から
マレーシアのクラブ・Perak(ペラ)へレンタル移籍をしている
インドのストライカー・Baichung Bhutia(バイチュン・ブティア)は、
アジアで熱い視線を注がれるサッカー選手のうちの1人として、
その評判に応えた活躍をしている。


彼は2試合目でゴールおよびアシストを決め、すでにペラの
スタッフやファンに、クラブにとって価値ある選手である、
との信頼を得ている。


クラブは、7月にイースト・ベンガルが優勝した東南アジア
クラブ選手権で、ブティアの才能に驚いたという経歴がある。



ブティアは、マレーシアへ来てまだ12日しか経っていない。
その12日には、謎の虫を取り除く為に病院に行った日も含まれている。

だが、彼はマレーシア・サッカーのプロとしての姿勢、そして組織
された体制に興奮しており、もしインドでのサッカーをより発展
させるのであれば、全インドサッカー連盟(AIFF)は、
マレーシアの例に習うことができるであろうと述べた。


 「彼らはまさにプロなんだ。素晴らしい設備があり、
  そしてよく組織されている。」


ブティアは、タイムズ・オブ・インディア紙にこう語った。


 「チームは大きなグラウンドを持っている。だから僕らは、
  グラウンドがプレーするのに適していないから、良い
  サッカーが出来なくなる、なんて覚悟をしなくても良いんだ。

  サブ・グラウンドでフェデレーションカップを行うなんて
  状況で、サッカーが発展するとは思えないよ。」


 「ペラはプロフェッショナルな設備があり、マレーシアでは
  ファンの人気が高いチームの一つだ。

  チームには2人のコーチいて、整備されたグラウンドがある。
  それに、あるクラブやジムとつながりがあって、チームの
  選手達はそこで体を鍛えることができるんだ。」



インド初の海外移籍を行い、イングランドの2部リーグチーム・
バリーでプレイしたブティアは加えてこう語った。。


 「クラブは試合のチケットを売ることによって、ほとんどの費用
  を稼いでいる。クラブが金銭の面で強くなり、かつ良い選手を
  獲得する場合には、インドではこういったシステムが必要
  なんだと思うよ。」



ブティアは、クラブが昇格する場合、その前にAIFFは
基準となるものを主張すべきだ、とも述べた。


 「昇格するチームは、トレーニングや試合のグラウンドの管理
  も含んだ基準のもとで、その条件を満たす必要がある。

  僕は別に自グラウンドを持っていないチーム全部が、マレーシアと
  同じ設備や環境にすべきだ、と言っているわけじゃないんだ。

  でも、大きな大会は、良いコンディションのグラウンドで
  開催されると言うことを保証すべきだ。

  そういう環境が、選手達の質を高め、いいサッカーをプレイ
  することを可能にするんだから。」



ブティアのクラブ、ペラは昨晩の水曜日、ジョホールFCを3−0で
破り、マレーシアカップの準々決勝に進出した。

この大会は、アジアで最も古い歴史を持つトーナメントの大会である。


http://www.asian-football.com/mrel/news_54899_E.html

---------

ブティアはこの人↓

(今回はカワイイであろう写真をば)


"マレーシア"のチームに"ブティア"、というインドネシア・サカヲタに
とって、野次りパワーMAX!なチームは、ぜひともセナヤンでプレイ希望。
(笑、つっても笑い事じゃないケド。)

ちなみに、原文は恐らく■コレ■です。

ブティア曰く、インドとマレーシアリーグのレベルは
それほど変わらないそうであります。



それにしても、モルジブに引き続き、インドの選手も
東南アジアってイカす〜♪なノリが見えるな。
(ブティアの場合はマレーシア・オンリーだけど)

うーむ、そんなに南アジアはヒドイのか?

人気はソコソコあるようなイメージがあったのだが、
インドの環境はあまりヨロシクないのだろうか。

ブティア、とりあえずイースト・ベンガルと、モフン・バガン
という、インド2大チームでプレイしたはずなので、
そんなにヨロシクないとは思えないのだが…。



つーか、マレーシアは確かに環境は良いかもしれん。

マレーシアとかは俺が見た限り、まちの真ん中に
どかーんとスタジアムあったりするし、各州FAの
建物の写真見たりすると、立派なビルだったりするしな…。


でもマレーシア発のメディアだと、たいていはファンが暴動
起こしたとか、賃金未払いとか、セミプロ時代と全然変わってない
とかボロカス言ってたりするんで、マレーシアはイイのか悪いのか
よくわからなくなってきたぞ。


マレーシアはいいクラブと悪いクラブの差が激しいのだろうか?

歴史あるところは、すごーくイイのかもしれんな。
やっぱ、スランゴールとか見に行けばよかったぜ・・・。


で、文中にある"謎の虫を取り除く為に病院に”ってなんだ??
とても恐ろしいぞ。


...

難攻不落の要塞目指して - タイ - 2003年09月02日(火)

東南アジアはプレミアばかり…な雰囲気に風穴をあけるか?
と、ちょいと期待させてくれる記事をば。

-----
■ ファンは代表チームの大きな後押し。

− Fans give national team a big boost

2003/08/11

ほぼ売り切れとなった昨日のラーチャマンカラー・
スタジアムには、大勢の人々がレアル・マドリードの
スター軍団を見ようと押しかけた。


その一方、タイ代表チームにも、しっかりと応援する
一団がいた。

60,000人の観客で一杯になったスタジアムの中では小さな
集団ではあったが、タイ人と外国人が、タイ代表チームを
応援していたのである。


”チアー・タイFC”は約30名からなるグループで、
歓声、カードディスプレイ、ドラム、歌などの応援の
リハーサルの為、日曜日の午後の試合開始時間前に
スタジアム付近に集まった。

彼らは14m×20mの、巨大なタイ国旗も準備
していた。

このグループのメンバーは、昨日の試合に向けて
8,000バーツを集め、巨大なフラグを購入したのである。


スタジアムにはレアル・マドリードを見るため
集まった多くの人々がいたが、その中でメンバー達は
タイ代表を応戦するために踊り、歓声をあげ、ドラムを
叩き、そして旗を振った。


 「僕はタイ人がタイのサッカーにもっと興味を
  もつべきだと訴えたい。みんな、海外のサッカーに
  夢中になりすぎだと思う。」


チアー・タイFCの代表、Pinit Ngarmpring氏は
こう述べる。

Pinit氏は、自国のチームをサポートしなければ、
タイ・サッカーは発展しないと言う。


 「海外サッカーはファンからの大きなサポートが
  あったからこそ成功している。僕はタイの選手の
  能力が、海外の選手とは大きな隔たりがあるとは
  思わない。
 
  僕らが応援すれば、未来はあると思う。」

タイ代表は、タイ人以外の人々からも応援を受けていた*。
(*原文は逆の意味ですが、多分原文の単語抜けだと
  思ったので直しました。)

3人のスウェーデン人はチェンマイからバスで駆けつけ、
幸運にもダフ屋からチケットを受け取って、タイ代表を
応援することが出来たのであった。

彼らの不満に思う点は、タイでチケットを手に入れるのが
ほとんど不可能だったというのみであり、彼らにとって
金額は問題ではなかった。

彼らはただ、タイ代表のヒーロー達を応援したかったのだ。


 「タイ代表に、決して諦めるなと伝えたい。
  僕はタイ代表は勝つと信じてる。」


タイ代表が負けた後、故郷を離れたスウェーデン人の一人は、
北方の町へと岐路に着く際に、こう語った。

By Witt Boriboonsukkul

THE NATION

http://www.nationmultimedia.com/page.news.php3?clid=9&id=18839&usrsess=1
(多分リンクはありません)

----

うーむ。頑張るのだ。チアー・タイFC。

つーか、バンコク要塞+強力サポが居たら、相当どの国も
てこずると思うが、かなりスタジアムがイカスようになる
ハズである。


西アジアのバリバリ・ノイズ混じりの拡声器+アラビアンな
笛とか、韓国のジャンジャン・バリバリな金属っぽい太鼓
とか、カッコイイしな。


”サイアムでバンコック”な感じの応援を確立してほしい
ものよ。


それにしても、映画「ザ・ビーチ」にも出てきたが、
スウェーデン人はタイ大好きだな。確かにアジアン・
リゾートでスウェディッシュ良く見るが。

何気にタイで行われるキングス・カップに、そこそこ
スウェーデン代表来てたりするし、実はスウェーデン、
タイ激ラブ!なのかもしれん。

ま、インドネシア代表を見に行く日本人、ちゅーのも
居るわけで、タイ代表を応援するスウェーデン人、てのは
なかなか親近感があるわけであります。はい。



...



 

 

 

 

もくじ
前の日記  次の日記




メール ホームへ