東南アジアサッカー調査メモ...ogaoga2k

 

 

番外編:日本サッカー事情 - 2001年02月27日(火)

つい最近、東南アジアのサッカーチームは港湾関係とか
銀行が多くて、地方代表とかカフェとか良くわからんが
オモシロイ、ということを話していたら、

「そんなの楽しいんなら、都道府県リーグてのがあるぞ」

と言われた次第デアリマス。


都道府県リーグ?そんなの聞いたことないぞ。

某「J2って知ってるだろ?」
僕「うん」
某「JFLって知ってるだろ?」
僕「うん」
某「J2の下がJFLってわかるよナァ?」
僕「バカにすんなボケ!」

某「じゃあJFLの下ってのわかるか?」
僕「・・・JFL2」

某「キミキミ、死んでもいいよ。地域リーグってのがある。」
僕「ウソくせえ・・ママさんバレーっぽいぞ。」

某「地域リーグってのは、関東とか関西の代表のチームが
  争うんだよ。」
僕「そんなの知らんぞ。」

某「まーいいや。関東とか関西の代表ってどう決めると
  思う?」
僕「神戸とか大阪とか京都の代表が戦うんだろ?」

某「その都道府県の代表が決まるリーグが、都道府県リーグ
  だ。」
僕「ナルホド・・」

某「それに、天皇杯とかでナントカ教員SCとか見たことある
  だろ」
僕「ああ、そういえばあったナァ・・」


つーワケで、イロイロ漁ってみました。
すると・・・おぉ!まるでミャンマーやラオスの香りが!



で、気になったチームや大会。

<神奈川県>
・海自厚木FC(結構強いらしい)
・横浜税関
・神奈川県警

<東京都>
天皇杯東京代表決定戦(東京カップ)で見つけたチーム
・警視庁
・郵政省

<大会>
・国民体育大会
・関東社会人大会
・県選手権大会


コレを全部英語にして、プノンペンニュースとかタイトル
をつけたらマンマと騙されると思うぞ(俺だけか?)
やっぱりラオスとかミャンマーとかカンボジアって、
日本からJ1・J2をゴッソリ抜いた感じぽいなぁ・・。

プロ・リーグの下って(下って言い方もなんかイヤな感じだけ
ど、言い方がワカランのでカンベン)似ているんだナァ。
(日本にカフェチームがないとは思うが。)
あ、アジアだけなのか?アフリカのチームとかも警察とか
軍隊とか多いのかナァ・・。
スッゲー強そうだけど。

ちょっとアジアの匂いを、無理やり日本のチームに当て
はめてるけど、Jリーグ以外にも日本にサッカーはあるって
コトがわかったのと、興味が出たってコトはいいことだろう。
うむ。




Ps

・海自厚木FC vs NCR-Navy (Philippines)
・郵政省 vs KL Malay Mail (Malaysia)
・警視庁 vs Cong An TPHCM (Vietnam)

ケッコー、いい試合しそう。つーか観てえぇ〜!
(もちろん、こんな予定はアリマセン)



...

ミーティングはカフェで - ラオス - 2001年02月22日(木)

最近、ASEANガチンコ対決を集計しながらも、
”この国ってどーなんだ?”と思いながらつまみ食
い調査状態。

そんな中、ラオスの情報だけがどーしても出てこな
かったワケです。

LAOSとFOOTBALLで出てくるのは、大抵
自分の出身国を選択する入力フォームにLAOS、
ってのがほとんどで、ウンザリしてました。

で、ある日LAOSってのがガンでは?
と思い、LAOに変えて検索したところ、コッチの
方が確実にラオスの情報ということがわかりました。

ラオスのサッカーの協会って、
the Lao National Football Federation (LNFF).
って言うんですねぇ。LAOSじゃなくて。

FOOTBALLの前には”S”がつかないのか?
フランス語関係なのか?というナゾを残して調査を
進めていくうち、イロイロ興味深い大会が出てきま
した。


今回は、そんななかの1つ、Trio Cupというラオス
国内大会の記事を見つけましたのでご報告します。

あ、ラオスのサッカーの記事は、VientianeTimes
という新聞からがほとんどです。しかも、記者が1
人らしく、Sisay Vilaysackという人がスポーツ担
当のようです。検索する時にご参考を・・。




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Draw for Trio Cup 2001 by Sisay Vilaysack

series-B所属の全てのチームの代表者が出席する中、
第2回Trio Cupの公式開催がTrio Lao Export Company
の会議室で1月6日に決定された。

この大会は、1月14日の午後にキックオフとなる。
試合はTrio Company football fieldにて、毎週土・日の
午前または午後である。

準々決勝から決勝は、National Stadiumでプレーされる。
決勝は、5月1日に予定される。


昨年第1回Trio Cupは18チームが争った。
優勝はLao National Radioであった。彼らは決勝にて
Vientiane municipality Customersを破り、銀のカップと
300万キップを手に入れた。


今年は、the series-B 所属の32のチームが、6つのグループ
に分かれて開かれる予定である。


グループA:
Vientiane municipality Customers(昨年の準優勝チーム)with Kang Vane
Savang Printing
Mekong Hotel
Sapeur
Trio-I team


グループB:
 Clinic Phetsiviseng
 Mak Look Cafe
 Industry Ministry
 Engineering and Architecture Faculty
 Meung Lao Tourism
 Trio-II.


グループ-C:
 National Police School
 Ban Beungkhayong
 Ban Nakhoun
 D.H.L Company
 the Prime Minister’s Office


グループ-D:
 Aprone Lao Company
 Dong Dok Campus
 Vientiane municipality Police
 Micro Tek Computer
 the Agriculture Promotion Bank


グループ-E:
 National Radio(昨年の優勝チーム)
 Lao Stainless Company
 Asia Car for Rent Company
 Skyline
 Savanh Banhao Travel


グループ-F:
 Ban Thongkhankam
 Morning Market
 the Police General Logistics Department
 Habitech Company and Lao Garment



組織委員会メンバーSomphiene Saiyadethは次の様に語る。

“このトーナメントは、series-Bとseries-Cの大会であり、
 また、我々が建て直しを図る代表の候補メンバーを確認
 の為でもある。

 我々は、スポンサー(Trio Lao Export Company)に感謝
 すると共に、我々が毎年トーナメントを行うことができる
 ように、人気が高まることを期待している”

優勝チームは、銀のカップと500万キップの賞金を手にし、
準優勝は300万キップ、3位は150万キップの賞金が出る予定
である。

:ビエンチャンタイムスより
63.84.186.130/Current_affairs/Security_force_notice_to_preve/ HIV_campaign_in_school/Health_Ministry_and_JICA_prima/Lao_and_Myanmar_/body_draw_for_trio_cup_2001.html (キャッシュのみ)
---


どうやら、ラオスにはseries-A、B、Cというカテゴリーが
あるようです。series-Aのチームは他の記事で読みました
が、行政区代表、みたいな感じで、以前ラオスで調べた
National Gamesのような、メジャー?な大会に出るチームが
所属しています。(詳しくは後日また書きます)



それにしても頑張って欲しいのは・・・
グループBのMak Look Cafe!!

カフェのチームなのか?うーむ!タマラン!
エンブレムはマグカップがモチーフなハズだ。

ミーティングはカフェでやるのかなぁ・・。
マッタリしそうだ・・。



...

GTO - 2001年02月21日(水)

ツーワケで行って来ました。台湾。

午前便の羽田発のチャイナエアラインと言う、
まるで渡辺満里奈のような便で一気に台北へ。

空港につくと、シンガポール航空やベトナム
航空の看板がオレを襲う!ああ、見ちゃいかん!
と、気分はセールの季節のOLの様(よく知らんけど)。



で、今回は一応台南市ってトコに行くのが大きな
目的でしたが、まあ紀行文は別の機会として。



とりあえず書店に入って、サッカーの本を探しまし
たが、雑誌は全滅。におさんのとこで知った「体育
世界」というのも探してみたけど、まるでナシ。
CCTVも見られるご時世なのに、中国からの輸入
モノはナイのかなぁ・・。

野球、バスケ、テニス、ゴルフ、はたまた山登りま
で台湾語翻訳の雑誌があるのになぁ。
サッカーは輸入雑誌すら発見できず。


で、今度はスポーツ本コーナーへ。
おお、足球とかいてあるぜ!と思い、手に取ると、
練習方法の本とか、教育関係バッカリでガッカリ。
しかも、みんな表紙はマラドーナ。


しょーがねぇなぁ・・と思いながらも、
シクロ、トライショーとかの自転車系人力車の資料
本を買ってしまう。何故かサイズと正面・側面図つ
き。ああ、やっぱラングーンとかハノイのシクロっ
てモヤモヤ度大だなぁ。
(ラングーンはsai carrというらしい)



こりゃ本はダメだな、と思い、TVへ。
STAR☆SPORTS!キー!アジアのサッカー見まくるぜ!
と思いきや、ずっとラグビーとNBAとビリヤード。
(ビリヤードは台湾でえらい人気らしい。夜市にも
 ビリヤード屋台があってビビッた。)

でも、亞洲足球雑誌と言う番組を新聞で発見。
これがASIAN FOOTBALL SHOWに違いない、と思い、
その時間にはソッコー、ホテルに帰って正座。

ビンゴ!



そんで内容は、タイ・ファーマーズ・バンクからS
リーグへ移ったSuteeの特集。
ナイナイの岡村に似ているナァ。

次はUAEのAl-Wahda vs Al-Jazeera戦のダイジ
ェスト。どっちのチームか分からないけどFWスゲー!
ナイジェリア人らしいけど。

で、この試合中、鹿島の柳沢の応援歌?

”やなーぎさーわー”

がTVから聞こえてくるので、ナゼ?と思いながらも
よく聞いてみると、

”あるーじゃぜーらー”

でした。音程もリズムも全く同じ。
この応援歌、元ネタがあるのか?

あとは、W杯アジア予選の第4組特集。
4カ国を監督のインタビューと最近の戦況を報告。
試合メインは、クウェートVSバーレーン。

で、あっという間の1時間。



くそー・・アンテナ買おうかな・・。
チャネル[ヴーイ]も面白いしなぁ。
映画ザ・カップのガキの気分だ。



で、台湾て球技場があるのか?と思いつつも、台南市に
行ったりして調べる事が出来ず、最終日ボケーとTVを見
ていたら、”反町隆史IN中山球技場”とテロップが。

反町に教えられるとは・・トホホ。
でも、さすがグレート・ティーチャー・オニズカ(GTO)
だぜ!こんな世の中じゃ、ポイズン、な気分。


ツーワケでして、台湾サッカーの収穫は殆どナシであり
ました。やっぱ、事前調査は必要デアリマス。



期待した方(あんまりいないと思いますが)、
スマーンな台湾サッカー調査報告でした、、、



...

ご連絡 - 2001年02月15日(木)

いつもごひいきにして頂いているみなさん、
もしくは初めて訪れた方、どうもです。


ちょいと台湾に行ってきます。
つーことで、19日まで更新が止まります。

一番楽しみなのは!Asian Football Showを
ナマで見られる可能性があると言う事であります!

その他、台湾のサッカーなど、チョビチョビと調べ
てくる予定であります。ついでに英語-ベトナム語
・ビルマ語等、翻訳ソフトの安いのを狙うつもり。

どーぞ、来週にご期待あれ!



ps
現在の調査状況:

ひとまず、東南アジアのガチンコ対戦を調べましたが、
ブルネイVSベトナムってのがここんトコなぜかないので、
むりやり昔から引っ張ってくるべきかなぁ・・と悩んで
おります。

あと、JFAニュースというのを買ったら、日本代表の全試
合結果が載っていて、日本代表VSインド印刷局など、かな
りグッと来る試合に、妄想を膨らましている次第でありま
す。




...

週末はプノンペン - 2001年02月12日(月)

東南アジア10カ国の全対戦成績を調べるぜ!と張りきった
が早く、とりあえずまだデータすらないカンボジアとブルネイ
にひとまず絞る。

うーむ、この2カ国はちっとも東南アジア以外のの国と対戦
しないのう。楽でいいんだけド(笑)。

あー、データ持ってきたはいいけど、どーやって順位をつけ
よう・・。分析の方法って・・めんどくさいな・・明日だな。

というワケで、今日は対戦成績分析から逃れるために、カン
ボジアを調べよう。

で、オレの相棒、GoogleでGO!
”Cambodia” ”Football”で出てきたのは・・。

まずはSports asia。
「カンボジア、タイガーカップで初勝利」、か・・。
で、適当訳アンド要約。
----
(省略)

カンボジア代表のドイツ人監督 Joachim Fickert は意気
揚揚とした様子だった。
「この勝利は、カンボジアサッカーの今後にとって希望
ある勝利だった」

それは、カンボジア国内リーグが設立されて4年後の
勝利であった。この8チームからなる国内リーグは、
ストライカーHok Sochetraをカンボジア初の海外移籍
選手として、ドイツ3部リーグに送りだしたのである。

(以下省略)

:Cambodia earn first Tiger Cup win :11 November 2000
(http://www.sports.com/sg/ce/multi/0,2911,3011218,00.html)
----


カンボジアはドイツ人監督か・・本当に昔の上海みたいに
いろんな欧州の人が来てるなぁ。日本はフランス、韓国は
オランダ。フィリピンは日本か・・。
うう、勝手に上海バンスキングな音楽が頭で鳴るぜ・・

おっと、まだ妄想には早い時間だ。
カンボジアの国内リーグ、8チームか・・。ちゃんとリーグあ
るじゃん。調べるぜ!



で、イロイロ調べたら、カンボジアのTVチャンネルスケジュ
ール表に、CAMBODIA PREMIER LEAGUE!の文字が!
(http://www.tv5cambodia.com/pro_structure.htm)

でも、コッチだと・・
(http://www.tv5cambodia.com/pro_sat.htm)

FOOTBALL (LIVE) (CAMBODIA.L.)
FOOTBALL (REMIER LEAGUE)
って分かれているなぁ。

プレミアリーグって、もしかしたらイングランドのやってい
るんじゃないのか?不安・・。


つーワケで、”Cambodia footabll League”で検索開始。



オット、ビンゴ!
CELLcard Premier Leagueって言うのか・・。 

石油会社?モービル・カンボジアのHPより発見。
要約行きます。


記事は2000年12月です。
---------
今、CELLcard Premier Leagueの優勝争いに試合は
白熱している。現在、5チームは優勝争いから外れたぞ。
さあ、チームを応援しに、地元のスタジアムへ行こう!
プノンペン・スタジアムでは毎週土日の2時から、
その他地方のスタジアムは毎週金曜日3時からだ。
でも注目カードはTV5、3時30分から観られるぞ。
おっと!毎週ビッグな景品が当たるチャンスもある。
見逃すなヨ!

:CELLcard Premier League
(http://www.mobitel.com.kh/Mobitel/Eng/ENews.asp)
---------

もういっちょ。

---------
カンボジアサッカー大会(premier football competition)、
CELLcard Premier Leagueは12月、まさに興奮!
決勝は 2000年12月16日、Old Stadiumだ。
10チームが大会を戦っているけど、モチ優勝チームは1つ。
週末はカンボジア最高のサッカーを観にOld Stadiumへ!

TV5は、毎週土曜3時30分よりTV5で中継、金曜夜9時30分
からは毎週の試合のハイライトを放送!

:Finals Time in CELLcard Premier League
(http://203.41.58.108/default.php?pg=7)
---------

地方CM風に読むといいかも。まあ訳は適当なので許しても
らうとして、CELLcard Premier Leagueがあって、8または
10チームある、というコトだけでも大きな戦果ということで。




あ、TV番組表みてたら・・

Friday 9.50 PM - 10.20 PM TV 5
CELLcard Premier League Highlights
Saturday 8.00 AM - 9.00 AM TV 3
Good Morning Phnom Penh
Saturday 3.30 PM - 5.30 PM TV 5
CELLcard Premier League Live Match

Good Morning Phnom Penh って・・
きっとNHKの朝やっているヤツみたいなのだろうなぁ・・。
野菜持ってニッコリ笑うオバちゃんとか・・。






...

しばし罵倒。 - 2001年02月10日(土)

やっとこさ、マレーシアの国内をまとめた・・・。
けど、まだチョット分からんトコが色々あるなぁ。
まー、そのうちやっていくのさ・・オレ・・。

と思ってボケーとしていてたココ数日。
会社の人と話してて、ふと東南アジアのサッカーの
質問が出た。


A:「そういえばアジアって、今W杯の予選てやってるんでしたっけ?」
僕:「やってるよ。この前シンガポールがキルギスタンに負けた。」

A:「シンガポールって強いんですか?」
僕:「うーん・・中堅どころじゃないかなぁ・・よくワカランよ。」

A:「中堅どころっていったら、中国とかくらいなんすか?」
僕:「中国はかなり強いぞ。」

A:「じゃ、アジアで強いトコってドコですか?」
僕:「イランとかじゃないの?」
A:「そこは中東じゃないですか。アジアで、ですよ。」
僕:「中東もアジアだろ、ハゲ!」
   (しばし罵倒。)
僕:「東南アジアなら・・タイかなぁ・・。」

A:「東南アジアって、タイとマレーシアとシンガポールとナニがいましたっけ?」
僕:「インドネシア、ベトナム、カンボジア、ラオス、ミャンマー、ブルネイ、フィリピン。あー、全部行きてぇ・・!」

A:「どうでもいいすよ。じゃあ、強い順に言ってって下さいよ。」
僕:「・・うーむ・・強い順つってもなぁ・・」
A:「あ、電車きましたよ。」



という会話になったワケです。

まあ、彼のアジアという言葉の意味は、東南アジアで
あって、”中国と韓国と日本”と”中東”に、アジア
は使ってません。まー凄くわかります。かく言う僕も、
インドはアジアじゃなくてインドじゃん、と思ってた
クチです。(いや、よく考えれば分かるんですが)


まー、そんなことはドーでもよくて(良くないけど)。
ちょっと思いついたのが、東南アジア限定国別ランキング
てないなぁ・・と思って。

FIFAのランキングから引っこ抜いて、むりやり東南ア
ジアランキング作るのはできるけど、ちょっと違う気がす
るなぁ。

ちょっと調べてみっかなぁ。

たとえば、タイだったらベトナムに何勝何敗か、ブルネイ
に何勝何敗かって感じの、東南アジア限定・ガチンコ国別
対戦成績表。

うーむ、ナンカ見えてくるかもしれない。
国の成績・折れ線グラフとかつくったら頭よさそうにみえ
るし。こう言っている時点でバカっぽいけど。

ま、とりあえず、97年くらいの3年くらいを調べてみるか。
あと、ランキングの計算式とか統計方法とかもついでに。


というわけで、来週からはちょっと目を東南アジア全域に。
過去3年間、全10カ国の直接対戦成績を調べてみます。

思ったより困難だろうなぁ。


...

ベテランの2トップ - 2001年02月06日(火)

先日ちょいと大きめの本屋に行って、アジアの
サッカー本をあきらめつつも探してたワケです
が・・・。

なんと、中国・韓国・サウジ・イラン・香港・
マレーシア・タイ・シンガポールのリーグ情報
が載っている本を発見!
(全部7・8行だけど。)


その名は
”ワールド サッカー コレクション2000
 世界ユニフォーム情報年鑑”!
(発行:バウハウス)


2000年は、アジアカップがあったとかで、
ちょっとアジアに目がいったみたい。

やっぱこうして色々なユニフォーム見ると、アル
ビレックス新潟の”亀田製菓”とか、コンサドー
レ札幌の”キリンビール”とかカッコいいよなぁ。
ベガルタ仙台の”カニトップ”ってのもグーだ。

韓国のハングルもかなりイカス。衝動買いするなら、
テジョン(大田)シチズンだ。


てなわけで、今回はマレーシア・シンガポール・
タイのうち、最近ご無沙汰だったタイについて要約。


------
▽タイリーグ

石油会社「カルテックス」をスポンサーに「プレミアリ
ーグ」と呼ばれている。タイの国内リーグは、バンコ
ク市郊外のクラブが集まったセミ・プロリーグ。そ
のため地域性に乏しく、平均観客数も2000人程
度である。

国内では、アジアのタイトルホルダー、タイ農業銀行
が有名だが、最近はシンタナが頭角を表している。

▽タイ・リーグ戦最終成績(98/99)

 1 タイ空軍
 2 タイ港湾会社
 3 BECテロサーサナ
 4 オーソットサパー
 5 タイ電話公社
 6 タイ農民銀行
 7 シンタナ
 8 バンコク銀行
 9 バンコク
10 クルンタイ銀行
11 タイ陸軍
12 バンコ商業銀行

▽タイ・カップ戦決勝(99)

バンコク銀行 2−1 オーソットサパー

------


タイ農民銀行(ファーマーズ・バンク)は今年なく
なっちゃうとか聞いたナァ・・・。あと、BECテ
ロサーサナは今年の4月に日本に来るんだよな。
絶対行くぜ!


でも、東南アジアのチームって、軍隊・銀行・運輸
関係が多い気がする。

昔、ジュビロとやったミャンマーのチームも、金融
・国税局みたいな感じだったし、ベトナムのサイゴ
ン・ポートとかも、港湾関係、みたいなことふみき
さんが書いてたし。フィリピンとシンガポールも強
豪は軍隊チームだったしなぁ。

軍隊と運輸が強いつーのは何となく肉体!でわかる
んだけど、なんで銀行なんだ?頭の中で、3−5−
2!とか、4−4−2!とか相手の背番号を覚える
のがズバ抜けているのか?

あ、逃げる負債者をチームワークと足の早さで追い
詰めてる気がしてきたぞ。


若き借金取りのイレブン、か・・・・
2トップは長渕 剛と、哀川 翔のベテラン組。。
すぐ払うから許してください!



...

オレ、ガラタマのウタマだぜ! - 2001年02月04日(日)

で、前回同様79年のサカマガより、東南アジア情報の要約。
今回は、インドネシア。


---
▽インドネシア

インドネシアは、第23回ムルデカ大会に新メンバーを
連れて来た。インドネシアの言葉でウタマ(1軍)。

インドネシは79年まで14の企業チームでリーグ戦を
行ってきた。チームは首都ジャカルタに9、スラバヤ、
ボゴール、ランプーン、メダン、バンルーンに1チーム
づつある。

80年からは、リーグの組織が変わり1部(ガラタマ)
と2部に分け、1部を8チーム、2部を6チームにする
という。

(中略)

インドネシアは、東南アジアのチーム独特である、
ボールをしっかり止める、ある意味では技巧的なサッカー
をする。だが、ダイレクトパスなども使うが、まだスロー
テンポなサッカーに留まっている。

:サッカーマガジン79年 No220
:「ムルデカで見た五輪予選のライバルたち」より
---

ウタマ!ガラタマ!うーん、インドネシアンな響きだ・・・。
「オレ、ガラタマのウタマだぜ!」ってカッコつけたいぞ。

”スローテンポなサッカー”つーのは確かにイメージではある
けど、観光客相手にバトミントンやってたインドネシア人、
メチャクチャ本気な鋭いスマッシュ打ってたぞ。
(相手は太っていたオッサン。多分、オージー。)

あの姿を見て、「黒ヒョウの様だ・・インドネシアと言う国は」
と妄想が膨らんだんだけどな。

あ、東南アジアのサッカーは、ボールをしっかり止めるのか・・。
どういうコトかよくわからんが、まあボールの扱いは上手いと
いうことで。



つーわけで、
第23回ムルデカ大会の予選リーグ成績。

1 韓国    (6勝0敗1分)
2 マレーシアA(4勝1敗2分)
3 日本    (3勝1敗3分) 
4 ビルマ   (4勝3敗0分)
5 インドネシア(1勝2敗4分)
6 シンガポール(1勝3敗3分)
7 マレーシアB(0勝4敗3分)
8 タイ    (0勝5敗2分) 

決勝は韓国0-0マレーシアAで、同時優勝。

韓国は3年連続優勝、マレーシアは3年ぶり。
という結果であります。韓国強ええ!

当時の日本代表が、2000年のタイガーカップに入ったら
どの辺だろうか・・とムチャを考えつつ今日のトコはこの辺で。



...

日本代表メンバー(カッコ内は宗教) - 2001年02月01日(木)

サッカーグッズ収集家兼、アジアにきた外国人選手消息
追跡者、akinovicさんから、78、79年のサッカーマ
ガジンをタダで頂戴する。


メチャクチャおもしれー!

この頃は‘78年のW杯アルゼンチン大会が終わった年
代。表紙はパオロ・ロッシとケンペス。日本はJSL時
代であります。

オリジナル写真通信販売で取り上げられている選手は、
・ジーコ
・アルディレス
・トニーニョ・セレーゾ
と、マア、Jリーグの監督勢ぞろい!
「20年くらい待てば、日本に来るよ」と当時写真を買
ったファンに憎たらしく言ってやりたい(笑)


この頃のサカマガの内容を見ると・・・

なんかチビッコ大会のニュース、筋肉つけるヘンテコな
機械の広告とか、かなりガキンチョむけなコンテンツが
多いぞ。サッカー切手のコーナーとか。
あ、小学生の頃のレッズの福田発見(笑)

海外の情報は北米サッカーリーグが写真付きでバーン。
今じゃ考えられん・・。


で、頂いた号はマレーシア主催のムルデカ大会の特集。
う・・もうコレだけでご飯3杯食べられるくらいの東南
アジア情報が詰まっております。マジ。


まず試合のカラー写真。暗えぇ!こんな暗いトコでやっ
てたのか?選手はユニフォームしか見えない・・。

次は練習のカラー写真。なんか、バナナとかイスラムの
寺院とか、サッカーと関係ないコトばっかり載ってるな
ぁ。エキゾチカ爆発!みんな憧れだったハズ。


特派員は千葉圭一氏。ライバル国の分析しとります。
要約。

----
サッカーマガジン79年220号
特集 第23回ムルデカ大会

▽マレーシア

マレーシアのサッカーは、国内を13の州に分け、各州
がそれぞれのリーグを持っている。各州はそれぞれのリ
ーグ戦を運営する。

基本となるのはこの13州それぞれのリーグだが、これ
を国内的に発展させているのがマレーシア・カップであ
る。各州の選抜チームに、シンガポール・ブルネイ・陸
軍・軍隊の領土選抜の17チームによって、1回総当り
のリーグを行う。そして上位4チームで準決勝・決勝と
なる訳である。

また、FAMカップは、13州のリーグチャンピオンに
よって争われるイベントである。

選手は全て労働者であり、代表選手に選ばれる様になる
と、リーグ戦期間中は4時半頃に仕事を終えて、練習や
試合に行く。この辺りは、試合が続くと疲労が激しくな
ることから、問題視されている。

さらに問題なのは”モスリム”。いわゆるイスラム教徒
達の1ヶ月にわたる断食の習慣である。これがプレーの
マイナスになることは否めない。
(*注:ラマダンのことか?)


:ムルデカで見た五輪予選のライバル達 より
----


今はM−LEAGUEだから少し違うと思うけど、でも
少しは参考になったなぁ。でもまだワカラナイとこは、
今のM−LEAGUEのチームって、各州の代表を勝ち
ぬいたチームなのかなぁ。ここがわからないから、まだ
マレーシアレポートが書けないんだけど。

ま、マレーシア・サッカー協会にでも聞いてみるか。
ブルネイ代表の管理人はすぐにメール返してくれたし。
(でも、すぐにSPAMが回ってきたけど(笑))

あ、akinovicさんからも聞いたけど、この時のマレーシ
ア代表メンバーに”新婚旅行の為、出場せず”ってヤツ
がいるぞ。しょーがないなぁ、のどかで。



あと、マレーシア代表のリストに”モスリム”の欄があ
ってグウ!日本代表にも”仏教”とかつけてほしいゾ!
”日本代表メンバー(カッコ内は宗教)”とか出る時代
が来るのか?


サカマガ78年、79年はマジで面白いので次回に続く。
いや、akinovicさん、本当にありがとうゴザイマシタ。



...



 

 

 

 

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