きょうの読書
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2009年02月11日(水) |
「夜明けの街で」 東野圭吾 |
渡部の働く会社に、派遣社員の仲西秋葉がやって来たのは、去年のお盆休み明けだった。僕の目には若く見えたが、彼女は31歳だった。その後、僕らの距離は急速に縮まり、ついに越えてはならない境界線を越えてしまう。しかし、秋葉の家庭は複雑な事情を抱えていた。両親は離婚し、母親は自殺。彼女の横浜の実家では、15年前、父の愛人が殺されるという事件まで起こっていた。殺人現場に倒れていた秋葉は真犯人の容疑をかけられながらも、沈黙を貫いてきた。犯罪者かもしれない女性と不倫の恋に堕ちた渡部の心境は揺れ動く。果たして秋葉は罪を犯したのか。まもなく、事件は時効を迎えようとしていた・・・。
やっぱり不倫は駄目ですよ・・それが事件の解決に繋がったとしても。 自分も主婦になってしまった今、渡部の奥さんの心情になってしまうのでした。
2009年02月10日(火) |
「ダイイングアイ」 東野圭吾 |
誰もが少しずつ嘘をつき、 誰かを陥れようとしている。
記憶を一部喪失した雨村慎介は、自分が交通事故を起こした過去を知らされる。 なぜ、そんな重要なことを忘れてしまったのだろう。 事故の状況を調べる慎介だが、以前の自分が何を考えて行動していたのか、思い出せない。 しかも、関係者が徐々に怪しい動きを見せ始める……。
俺をみつめるマネキンの眼。 そいつは、確かに生きていた。
交通事故を起こした当事者、被害者、関係者がその事故をきっかけとして徐々に破綻に追い込まれていくといった話です。ちょっとホラー的な要素もあって今までの東野さんと作品とはちょっと違った面が見られるかもしれません。
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