朝、慌ててノースリーブのシャツを着た。
するとその胸元に、
なんだか見覚えのない飾りがついていた。
胸元に踊る小さな四角い布、それは
タグ。
裏返し。
+
前後ろ。
簡単な足し算じゃないか。
そう、簡単な足し算だ。
簡単な……。
ひつじちゃんより、
「人は皆、レポートに追われて生活が厳しい」
というメールが届きました。
事実上の「革細工を作る合宿」中止命令です。
はかない夢でした。
ところで今日さっかは、
宿題もせず、二度目の少林サッカーを鑑賞しました。
(エンドロール時の歌はアンディ・ラウです)
とても楽しく拝見させていただきました。
その後、冷蔵庫からチーズを出して食べようとすると、
チーズの袋がまるごと落ちてきました。
私はすかさずそのまま落として、呆然としました。
やれやれ、と拾い上げた私の頭上には、
開きっぱなしの冷蔵庫のチルド室のドアがありました。
みなさん、
ごちん
という結末を、
想像していますね。
さっかはちゃんと注意してよけました。
少林クンフーはすごいのです。
ひつじちゃんは賢い。
処刑人日記をいつもきちんと読んでいる。
しかも実際に会ったとき、ふっとそれを口にする。
この前に銀行に寄った時、
彼女は紙袋を見てこう言った。
「重い手ごたえがあったらしい…」
私の記憶の奥底の、重たいドアが叩かれた。
ひつじちゃんは目ざとい。
処刑人が日記をサボると、
突然「前回から○日経ってるよ」など、
売り子バイトで身に付けた絶妙な計算力を駆使し、
ピンポイント脱毛的スマッシュをラインすれすれに打ってくる。
まわりくどくなったが、とにかく私はいつもビビる。
ところで、
そんなひつじちゃんとさっかがこの9月に計画していた、
「革細工を作る合宿」は、
双方の宿題の出来なさっぷりにより、
中止となるかもしれない危うさを見せている。
はかない夢だった。
さて、ちょっとばかし話題は変わるが、
とにかく我が友人・バカ(作戦名)の話をしたい。
ので、話す。
私は九月、バカの下宿に行くと勝手に意気込んでいたが、
レポートのあまりの出来なさっぷりに勝手に意気消沈し、
勝手に計画を中止した。
バカの返信はこうだ。
「実は私も教習所がほぼ休み無く九月いっぱい
ありまくってみたり。でも仮免受かって仮う
れしい。そして夏休みの宿題と化したレポー
トが、なんていうか小学生的に言うと、8月
31日に私はそれをやるわけで、さめざめな気
分なわけよ?(いやない)」
ここから、次のような事が読み取れる。
1.バカは仮免受かって仮うれしい。
2.バカは反語が使えた気がしてうれしい。
3.人は皆、レポートに追われて生活が厳しい。
バイト先の先輩、うるりん氏は、
とっても頭がよくて、何をするにも手際が良い。
心底尊敬できる男だ。
しかし実は、機械には弱いのだとかおっしゃる。
彼はこんな質問をしてきた。
「みんながよく言ってる、ホットメールって何なの?」
ホットメールはウェブメールの一種で、
ネットに接続されたPCさえあれば、
どこからでも使えるメールのことですよ、
などと解説。
うるりん氏は全てを一瞬で理解した。
「なるほど」
満足していただけたようだ。
しかし続けて、うるりん氏はこうも言った。
「実は僕、ずっと、
ホットメールはHTMLと同じものだと思ってたんですよ」
ここでやや得意げな表情。
「ホッ ト メー ル」
衝撃だった。
衝撃的すぎて、私は一度、笑顔でその場を離れた。
しかし瞬時に我に返って振り向いた。
「使わせて下さい!」
「えっ?」
我ながら、ビビられて当然の動作だ。
恐るべし処刑人日記。
イギリス小説を英語で読むのが学校の宿題です。
読んでません。
だって読めないよ、トマス・ハーディは。
トマス無理だよ。トマ無理だよ。…よ。(エコー
一応この本、イギリスにも持って行ったのですが、
ある夜、ふと手にとってみたところ、
1ページ目から、イキナリ☆読解不能!って感じでした。
寝っころがって、じたばた暴れたい程に理解不能でした。
別れを告げて寝ました。
結果的に、この本はただ重いだけの荷物でした。
まあ、家でゆっくり辞書をひけば、
こなせないこともないレベルでしょう。
とまあ、そんな風に考えてから、はや一週間。
読んでません。
あの体験以来、気が乗らないのです。さらば、昴ですよ。
さらすば、ですよ。…よ。(エコー
さて本日は、
そんな(?)イギリスで知り合ったナイスなお兄さん、
mory氏のサイトをリンクに登録しました。
普通に熱いサッカーサイトなので、
ジャバーウォックからいきせきかけてく人間がいるかどうかは
まったく予想不能です。
ていうかあんまりいないだろう。
しかもこのサイトを、さっかは彼と知り合う前に、
普通にネットサーフィン中に見たことがあります。
そんなこともあるんだなぁ。
時を超えて、って感じだな。
……感じかなぁ。
いや、読んでくれる人がいるって事は、
ほんとに幸せなことだしね。
書きたい気持ちはあるんだけどね。
特に書くことないんだよね。
そういえば昨日、
父方のじいちゃんから電話があったらしくて、
おかんがそれに出たらね。
「あ、間違えました」
ガチャン ツー ツー
声でばれてるんだよね。
ちなみにすちの携帯に電話をかけたらね、
さっか 「もしもしー? こんばんはー」
す ち 「あ? ああ、さっかか」
……電話に出る前に、画面で名前見ようね。
ナンジャタウンへ行った。
しかしその朝、出発直前に、
無関係なはずのひつじちゃんからメールを受信。
「明日ナンジャタウン行かない?」
朝から刺激強すぎ。
しかしとりあえず何の疑問も抱かずに、
2日連続でナンジャタウンへ行ってみました。
1日目、入園カードに不思議な空欄を発見。
名前を書く欄だろう、と何故か素早く納得。
2日目、昨日のカードを見てみると、
なんと、例の空欄に、
昨日の日付が浮かんでいるではないか!
ア、アンビリーバボー!!
レッツバリボー!!
お子様心臓発作モノだよ!!
これはすごいよ!!
とまあ、一枚のカードを前にココロ大冒険を果たした。
2日目、本日ぶんの入園カードを入手。
例の空欄をじっくり観察する。
ここに魔法のインクが眠っているのか…。
(さっか20歳)
すごいな、なんも見えないけど、
一日経ったら浮かび上がってくるんだなあ。
と、しみじみ感激しながら入り口の改札を通ったら、
機械に印字されて日付が出てきた。
ばかな。 (自分)
ちなみに1日目、
私はマスコットキャラの猫を「ナンジャヴー」と呼んでいた。
2日目、ひつじちゃんに「ナジャヴだよ」と訂正された。
一文字くらい……。
でも「ナンジャブー」って、
「ランデヴー」に似すぎだからやっぱまずいかな。