小馬鹿なさっかの処刑人日記
GET TO HEAVEN.
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2000年09月30日(土)
インドネシア

明日おとんが、インドネシアへ出張する。
なんか昇進してからいきなりこき使われるようになってますけど、
おとん騙されてない?!


ゴルフの予定を飽きもせず組み込んだおとん、大喜び。
ところが国内で暴動発生! おとんホテルを変えられる。
でもゴルフはやるらしい。なんでもゴルフ場は一番安全だそうな。
確かにゴルフ場で暴動してもしょうがないよなあ。
で結局、取引先の会社の敷地内の宿泊施設に泊まるようだ。
「つまり、一歩も出さんつもりなんや!」
と、おとん、なんだか嬉しそう。
なにしろゴルフがあればそれで悔いはないらしい。
私が「いいねえ、いいねえ、いいねえ」と言ってたら、
風呂上りに歯を磨いてたおとんはわざわざ出てきて、
「ネシアと呼んでくれたまえ!」
と言った。
ネシア?!


今朝なんだか混乱したネルは、
「あー、今日早かったんだっけ、あれ、あれれ、しまった??」
とひとしきり騒ぎ、昨日ちゃんと確認したとおり、遅くていいと判明。
「いやー、寝ぼけた」
すると浮かれたおとんが嬉しそうにつっこんでくる。
「そんな、偉そうに! いっつもぼさっとしてるくせに、
 寝ぼけたとか、偉そうに!」
気に入ったらしくて、三回ほど言ってました。

2000年09月26日(火)
聞き上手になりてえ

私の生涯の目標は、「聞き上手になること」。
これは周知の事実だ。
おそらく。
そんな私の憧れの人が、きょっプーなる人物であります。
彼女の適度なお喋り具合と絶妙に織り交ぜられる質問、
人の話を聞きながら自分もあなたもおもしろいその芸術性ときたら、もう。
なにがなんだか。


しかしここで事件発生。
きょっプーの双子の姉妹、えプー登場!!
もうどっちがどっちだか。


ところで東海道線の大船(おおふな)駅にある巨大な観音像は、
付近の住民にはよく知られている。
そんな大船駅を出てすぐのにぎわい商店街に、
あるふざけた飲み屋が存在する。
その名も「観音」。
私はぼけっとその看板を、感心して眺めながら歩いていた。
その看板の上には、こう書いてあった。
「さかなとサカナは魚で肴」


これは……作戦会議に小学生が参加していたのか。
それともこの店は代々木ゼミナール大船校の学生たちに、
果敢にも喧嘩を売っているのか。
突然一人で弾けるような笑顔を浮かべるわけにもゆかず、
咳き込んで苦しんだ私は他にどうするすべがあったのか。
いや、ない。(反語?)
とりあえずそれは今度、きょっプーに意見を仰ぐとして、
カメラを用意した。
撮らねば。

2000年09月25日(月)
開国

「のほほん」って茶の横に、
「タンポポ茶入りました」と書いてある。
それをテーブルの上でぐーるぐーる回しながら、
バカがひとことこう言った。
「遠心力、入りました」


今日は兄貴から、1389キロバイトのメールが届いた。
何事?! と開くと、たった一言、
「はい」と書いてある。
問題は添付のMP3。
「Unknown artist--開国」
というタイトルで始まったそいつは、なんと六分の大長編。
へんな外人(ニセ外人?? わからん)が、
「開国し〜てく〜ださ〜いよォ〜。ね〜、開国〜〜」と、
絶妙なイントネーションで語り出す。そして逆ギレ。
「なんで? なんで開国しないの? こっ、こ、この……
 ちょんまげ!!
 それで何を表現したわけ? 怒り? 悲しみ?」
そして話は何故か孫が生まれた話にそれたりしながら、
えんえん六分続く。
「開国した方がいいよ。
 ユニットバス! 気持ちいいねー。
 オーブントースター! 便利だねー」
誰だ、お前は?
おもしろいぞ?

2000年09月23日(土)
未知との遭遇

コーヒー牛乳というと、なんだかモダンで高級な雰囲気。
なんかわからんけど、幼い頃から憧れの的。
普段はブラックを好むワタクシも、何故か家では無意識に、
「コーヒー+牛乳=コーヒー牛乳」
チーン! ジャラジャラジャラ……。
というふうに、コーヒー牛乳を完成させて飲んでいる。


さて、そんなわけで先日。
小学校5年の頃、かずちゃんに貰ったマグカップを出し、
コーヒーを注いで冷蔵庫を開けた。
牛乳が無い。
ずしゃあーーーん!! (ちゃぶ台をひっくり返した音)


いやいや、落ち着け。
冷蔵庫を開けてがっかりしたら、次はチルド室だ。
それで駄目なら冷凍庫に、賞味期限切れのバニラアイスがある。
いざとなったらあれも乳製品だからいけるだろう。


とりあえずチルド室をオープン。
ビヒダス・ヨーグルトとヤクルトを歴史的大発見。
あなたな〜らどうする〜?
私ならヤクルト。
小学校5年の頃、かずちゃんに貰ったマグカップを持ち、
ヤクルトを一本ぶち込んだ後、迷わずそれを飲んだ。
口の中に広がる、香りたつ苦味とビフィズス菌と甘味。
「ムウ?!」


「え? むう?」おかんが振り向く。
「……」もう一口飲んでみた。「う〜ん…?」
考え込まずにはいられない、思慮深い味が脳天を駆け巡る。
「なんやの?」たずねるおかん。
なんなんだろう。
前代未聞の味わい。無理に日本語にしてみるとすると…。
…コーヒにヤクルト…って感じかなあ…。
うまい、というのか……いやむしろ不味い…?


とにかく確かに得られた「酸味」。

2000年09月21日(木)
あねご来日

あねごがうちに来ました。
おかんが帰ってきました。
一緒に夕食を食べました。
びっくりです。
ところが彼女にどうしても聴かせなくてはならない曲を、
聴かせ忘れた。悔やんでも悔やみきれない。
でもサイト用のイラストは頼んどいたから、
もうすぐイラストが充実するようになるだろう(未来形)。


さて、みんなの大好きなバカの時間だゼ!
バカが大好きなケンちゃんは、エコ指数86の奇人である!
地球を守るためにフランス核実験海域に漁船で進入したりする、
超過激な逆テロエコ組織「グリーンピース」に入りたい、
などとほざくのです。しかも人を誘うのです。
その関係でバカも、寄付金で土地を買って自然を守ろうとする、
経済制裁的エコ組織「ナショナルトラスト」も愛している。
バカは言った。


「ナショナル・トラスト………国際、信じて」


直訳?!

2000年09月17日(日)
賑わいジャバーウォック

TRPGウェブリングから、本登録完了の通知メールが来た。やったね!
でもまあ、よほどのことが無い限り、
申請すりゃ認められるだろうと思ってたんだけど。
たださあ、ほら、
「さっかさんは、何という天才なんだ、これはよほどのことだ!」
なーんてことになったら、どうしちゃおっなかあ〜、
なーんて心配してたわけなのよ。うひゃひゃ。
言うだけならタダです。


今日は熱が出て家で休止。急死じゃないよ?(あたりまえだ)
気圧が乱れたときに睡眠をしっかりとらないと、
さっかは風邪をひくんです。しかしもうひとつ原因がある。
例のあのバカ。「風邪ひいてるよ〜」とか言ってたんだよ、昨日。
なのに一緒に弁当食った私のワン、ツー、スリー、ダウン。負け。
奴の午後ティー奪って飲んでたら、今頃死んでたかなあ。
死因「バカ」。当然嫌だ。


地元駅ビルに「デビット・カード使えます」という垂れ幕が
でーんと吊るされていることに関して、どうでもいいやつに
「うれしいでしょ〜、デビット、デビット」とか言われた。
確かにボウイはいいが、そんなことで喜んでたら、
デビット伊東がテレビに出る度にチェックしなきゃなんないじゃんか!!
そんなことより野村勝ったよ! よかった、よかった。
そしたらそいつに、「え? 田村でしょ〜?」と言われた。
野村だよ!!

2000年09月11日(月)
投票者バンザイ

タイトルにも記したとおり、さっかは気付いた。
いや、前から気付いてるんだけどさ。
どこの誰だか知らないが、
バカな日記に地味に投票して下さっている、
月光仮面のような御方がいらっしゃるのだ!
え、嬉しくない?
やっぱ、失礼だとは思いますが、とか言いながら、
あしながおじさん、と呼ばせて頂かなきゃ駄目なのかな。
つーか、誰? なにしろステキ! ありがとう!!
ユーラシア大陸の、二分の一のサイズの感謝を、
今、等身大で送ります! 送りました! 日記は続けます!


ジャバーのメンバー全員が暇な電脳市民になったら、
絶対奴らに毎回投票させよう。当然だ。
それにサイトが完成したら検索にものッける。当然だ。
これでおめえ、何故か処刑人日記の人気はうなぎ上りよ。
しかしそういえば、この日記って、
サイトを賑わす目的で書きはじめたんだった。
イヤ〜、私も忘れてたネ〜〜〜!
うん、この破滅ぶり。これが噂の自己破滅型ってやつかな。
さっかもいよいよ時代の最先端ですね。


ところでメンバーの一人、「あねご」ことアルシェが、
受験に挑みそうな勢いであります。私が推進したんです。
ジャバーウォックは、受験推進組織だったらしい。
イヤ〜、私もネルも知らなかったネ〜〜〜!
「こんなに大勢が挑戦して、人生や自分の未来について考えて、
自分の可能性を勝ち取るために戦う、こんなおもしろそうなもんを、
お前だけやらずにすますなんて損だとは思わないのか?!」
と言ったら、
「そ、そんな気がしてきた」
と、まんまと言いくるめられた、そんなあねご。
がんばれ…あねご…。年下だけど…あねご…。


しかし、ニックネームとは実に、おもろいっすね。
兄貴の友達に、「アンディ松本」と呼ばれる存在がいるので、
誰なんだろうとどきどきして尋ねたことがある。
そしたら「アンディ」と「松本」の二人だって言うんだよ。
しっか〜も。
「アンディ」の実態は、ただの日本人「安藤」だったのです!
安藤君と松本君。
……地味じゃん!
それであわせてアンディ松本だってんだから、
日本は先進国だよね〜?

2000年09月06日(水)
デビット・ボウイ

音楽が好きだ。ポップもいいけど、ロックが一番好きらしい。
そして実は、デビット・ボウイが大好きなのだ。


と、ここまで書いたけど、ジャバーと関係無いし、
趣味の合わないお方には何も楽しくない。いいのかなあ。
いや、私の日記なんだぞ、なにをためらうことがあろうか!
ズバリ無いでしょう! マルイ君応援ありがとう!(自作自演)
デビット・ボウイが好きだ! ワウ!
……がんばれ自分。


待った、言っとくけど、私もうハイじゃないよ?
まああの、確かにコーヒーは飲んだ。ブラックで濃いめで。
あれ……自信無くなってきたなあ。しらふじゃないかも。
しかしデビット・ボウイは好きだ! イェァゥ!
……が、がんばれ、自分、負けるな〜。


ボウイについて語り出すと時間がかかるのでそれは自粛。
しかしあの生き様っすよ。あれっすよ。
音楽を心の底からあふれるほど愛し、ただ、今、この時を生きる、

一人の男の横顔っすよ!

……いや、あの〜、まだ続くよ?
私は今日は頑張ってるよ……?


確かにボウイの音楽には好き嫌いがあるし、
一回聞いただけじゃよくわからん。ががががが、私は好きダッ。
何故今日こんなことを書いてるかというと……。
今日です、奥さん。
今日駅でボウイ・シングルズ・コレクションを聞いていたところ、
そのサウンドのすばらしらにがつんと心臓を殴られ、
クラアッと、よろけた。
す、すばらしい……。感動した。駅で!!
すると「大丈夫ですか」
って、え???
知らない姉さんに、余計な心配をかけてしまったのでした。


帰りのバスは3本見送って音楽に陶酔:病気。
ベンチで空を眺めながら好きな歌を聴いているってのは、
一見ロマンチックな風景でありますし、気分は最高であります。
しかし、薄ら笑いを浮かべてリズムをとってる私ってば、
「近所の危ない人」とかいう条件枠にジャストフィットですね?
しかしさっかがそんなことを気にすると思うか。
いや、気にしない。
とか言って、ちゃんと電車に乗ったらボリューム落として、
隅っこに行くんだけど。いい子?


君(誰?)には情熱をささげられるマスターピースがあるか!
本当にねえ、そういうもんに出会えるかどうかってのはまったく運
だと思うけど、意欲的に探しながら生きる姿勢が大事ですね。
いいですか、明日死ぬかも知れない人生です。
親が自分にかけてくれた養育費の、三倍はとり返すつもりで
悔いなく生きるべし。今日の講義は終わり。宿題はありません。

2000年09月04日(月)
活動しないジャバーウォック

最近さっかの日記が「秀才バカ観察日記」と化している。
ジャバーウォックの為の日記なのに、危機な兆候だ。
それもこれも、バカが面白いのがいけないんだ!!
……とか言ってみたが、
ジャバーウォックは一部メンバーの受験のため、
今年はもう活動しないんであります。


でもとりあえず2日の土曜日、
全然別の用でメンバーのヒロノに会った。
しかし奴が制服を着て来たほかに特記すべき事件も無し。
サイトのことも少し話して、アップしたい物があったら
渡してくれとか言ったところ、ちょっと目が、
キラーン★
と輝いた。
つうかお前は勉強しろよ!!


他のメンバーは行方知れず。
電話すりゃいいんだろうけど、
先日あまりの眠さにコーヒーをブラックで
ぎゃんぎゃんと飲んだ。
そして夜型人間に変身。かっこいい?
仮面ライダーみたい?
うひゃひゃひゃ!!
だから電話しよっかな〜、と思うと夜中なんだよ!!


そんなわけで朝まで起き続け、
ケーブルテレビで「ゴレンジャー」を見て大爆笑。
続いて「冒険野郎マクガイバー」を堪能。
そのまま後ろに倒れ、気付いたら夕方の四時だった。
時が消えた?!
動揺のあまり、しばし部屋の中を動物園の虎のように
ぐるぐる。
しかしすぐに落ち着いて友達にメールを打ちまくる。
そしてまた朝まで起き続け、昼寝るネルねるねるねるねー!
あ〜、これがナチュラル・ハイかあ。

2000年09月03日(日)
そしてホイミンへ…

前述の友人、
わりと尊敬する理系秀才の「バカ」は、
本当にすばらしい人間であります。


さっかとバカは買ってきたおにぎりを食べてました。
バカは食べ終わりました。
バカは、コンビニの小さな袋の口をぎゅっと縛りました。
空気が入って、二つ、耳のような、足のような突起物を持つ、
白いビニールが出来あがりました。
それを逆さまに持ってふよふよさせながら、
バカは言いました。
「ライアンさ〜ん」


こここここれってば、ドラクエネタとしては、
未だかつて無いほどのハイクオリティ!!
ネルはその場でバカを絶賛。
調子に乗るバカ。
私は「これは使える、一生使える、使う!!」と興奮。
バカは「著作権料金は一回千円です」と、ますますつけあがる。


しかしその後、トイレに行く時に、
バカは私に飲みかけの缶ジュースを持たせた。
ふふふ、バカはやはりバカだったようだ。
戻ってきたバカに、勝ち誇って言い放つ。
「これで千円分です。ホイミ一回分のMPが稼げました」
バカは秀才なのに、こんなくだらない敗北にとっても悔しそう。
「いや、うう、くそう…。返事が無い、ただのしかばねのようだ!」
そう言って、バカはつらそうに走り出した。


って、返事、しちゃってんじゃん!!

みんな、ホイミンネタはバカにばれないようにやろう。

2000年09月01日(金)
日本建築永遠物語

建築というのは、どこの国のどんな文化でも、
永遠を手に入れようとするものらしい。

でもそうすると、日本の木造建築は残りませんね、と、
今日おかんが、兄貴の大学の教授と懇談会で話したところ、
めちゃめちゃ感動する返事が返ってきた、それを書きますよ、
いいですか皆さん、心の準備は!!

確かにエジプトとかメソポタミアとか、
もし当時パソコンがあったとしても、
やっぱ結局残るのは石だし、
木なんてどんなに頑張ったって五千年は無理。
火事もあるし。日本の建物は歴史に残らない。
ヨーロッパの古い石造りの町並みには負ける。

そこに驚きの旧展開。いい? 準備はいい?
おい日本人、よーく聞いとけよ!!
その教授(藤沢彰先生)はこうおっしゃったのだ!!
「いや、伊勢神宮を御覧なさい」と。
あの建物は毎年毎年、同じものを部分部分取り替えて、
ずっと建て直し続けているんだとか。
「それはつまり、永遠を意味するんですよ」

さあみんな、京都で宮大工になろう。
日本人が生きてさえいれば、日本の建築は
永遠を手に入れられるんです。

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 noted by さっか