ビー玉日記
きのう  もくじ  あした

2004年08月31日(火)  まぬけ道

今日で8月もおしまい。
宿題が終わってない……という気分になる試験2週間前。
(来週末に会社の業務関係の資格試験がある)
そろそろマジメに受験勉強しなきゃなー。
と言いつつ、全然関係のない小説に読みふけるだけの日々……。
うおーい。いいんか、それで。

今日は自分のマヌケ度を100%発揮。
初めてお会いした方の名刺を紛失。
もしかしたら、その方の前で落としてしまったかも知れず。
その方に拾われてしまったかも知れず。
はい。社会人としてあるまじきマヌケ行為です。

2004年08月30日(月)  台風来たる

台風です。
しかも二つ続けて。
こういう天気図を見ると、もう秋だなあ、と思う。
台風シーズン到来。

残業して12時近くに帰宅。
外は嵐の前の風が吹きはじめていた。

1時をまわる頃、雷の音を聞く。
台風が東京を通ります。

2004年08月27日(金)  引越し

何回やったら気が済むんだよ、とうんざりしながらのオフィスの引越し。
今回はフロアが変わるので、棚のものも全部段ボールに詰めて本格的な荷造り。

今のところに引っ越してきたのは12月。
1年も経たないうちにまた引越しだ。
こうなると避難訓練と同じ。
この会社に勤めて3年半の間に、小さいものも含めると今回を入れて6回くらいは動いている。
(このうち、引越し屋を使うものは3回。引越し屋を使うのに相当するものは1回。)
多いよ、やっぱり。
以前、派遣会社の営業担当者に「またですか。引越し屋だけにさすがお好きですね」と感想を言われた。
(この会社は引越しの事業もやっている)

うちの部署は、現在7名。
1人休暇中、1人長期海外出張中、1人金曜日定休、2人午後外出、1人体調不良につき早退。
さて何人残ったでしょう。
回答。私1人……。
と言っても、自分の荷物は各自でまとめてもらったので、残るはファイル類、本、など共有で使っているものだけなんだけどさ。
不思議なことに引越しの時はどこも大抵男子不在。
お隣さんも女ばかりでばりばり荷造り。
午後9時。荷造り完了。

頼むから二度と引越ししないでください。
部署名も変えないでください。
これは事務担当者からの嘆願です。
……実現されるとは思えない。
だから食いっぱぐれないとも言える。仕方ないかー。

2004年08月25日(水)  患者

連日の暑さの疲れなのか、オリンピックで寝不足なのか、急に涼しくなったせいなのか、体調不良の人が続出。
いつも声が大きくて元気なのがとりえみたいな部長さんも珍しく病を患い、おとなしい。

週末に絶不調で一週間の休暇に入った上司は、家族で海外旅行中で連絡はとれないはずなのになぜかメールを返信している。
体調不良で休んだ人も、夕方になって報告書をメールで送信してきた。
皆さん、働きすぎです。

私一人だけ食欲も落ちないっていうのは風邪を引かないという病気みたいでなんとなく気が引ける。
自分は元気でも周りに病人があふれているだけで気分的に不調になりそう……。

オリンピック見て元気出そ。

2004年08月24日(火)  オリンピック

国際レベルのスポーツの祭典は世界選手権とかワールドカップとかいろいろあるけど、やっぱりオリンピックに尽きるんだね。
テレビや新聞でみんな見てるし、会社でも普通に話題に上る。
ほとんど共通言語と化している。
私はスポーツとはまったくと言っていいほど縁がないけど、もし子供の頃やっていた水泳を極めようと考えたらやっぱりオリンピックを目指していただろうと思う。

年を経てオリンピックの観戦の仕方も変わってきた。
小学校とか中学の頃は心惹かれる競技があると「私もやってみたい」とか思ったものだ。(やってみたものは一つもないが)
今は、自分がこれまで経験したことなどを考えると、オリンピックに出る人というのは途方もない努力をしてやってきているわけで、会ったことも話したこともない選手なのに、親戚の子供でも見るみたいに「はあー、よかったねえ」とか「うんうん。悔しいのわかるよ」とか勝手な思い込みで泣けてきてしまう。
この見方はかなりおばさんくさいと思うんだけど。まあそういう年に近付いているということだね。

ついつい日本人をメインで見てしまうけれど、時にはよその国の人にも心を奪われる。
柔道の男子(何級だったかは忘れた)の3位決定戦。
準決勝で負傷して片手がまるで使い物にならない状態で、もう片手だけが頼りで戦った人がいた。
たしかロシアの人だったと思うけど、ものすごい気合で相手を投げて銅メダルを勝ち取った。
一緒になって力の入るすごい試合だった。
柔道は日本人の戦い方が好きだったけど(外国人選手の「なんとしても襟だけは死守」みたいなやり方はずるい感じがした)、この人の試合は本当によかったなあと思う。

2004年08月15日(日)  なんでもない一瞬

印刷会社で働いていた頃、特攻隊員の戦時中の日記を本にしたことがある。(いわゆる自費出版)
本が出来上がった時に作成者の特権で余ったものを一冊手元にいただいた。

休日を終えて夜のニュースで終戦記念日の話題を見て、ふとその本のことを思い出して久しぶりに手にとった。

新撰組の近藤勇や土方歳三が私と同年代で国のことを考えてあれだけの行動を起こしたことにも驚くけど、特攻隊員はそれよりももっと若かったりする。
いわゆる学徒動員の学生が多いから、20代前半で、誇らしげに胸を張る写真はどこか子供っぽさの残る顔ばかり。
結末を知っている私が見るとどうしてもマイナスな感覚でとらえてしまいがちなんだけど、彼らにしてみれば、オリンピックの選手に選ばれたくらい名誉なことだったんだろう。

この中で私が一番好きな写真は、出撃前のつかの間の休日に散髪をする場面。
上官らしき人物に坊主頭をそってもらっている男の子と、何か冗談でも言ったのかその横でおかしそうに笑っている男の子。
戦いに行っている人にもそんな時間があったんだなあと思う。
こんな風に笑っているいい人たちがやはり家族や友だちのいる誰かを殺すために戦わなければならないことが戦争の最も悲しいところだ。

まだイラクでは戦いが終わっていない。
地球上の誰もが、愛する人と時間を過ごし、笑ったり泣いたりしてなんでもない瞬間をたくさん積み重ねていける日がやってきますように。

2004年08月14日(土)  開会式

やっぱりオリンピックの開会式はいい。
なんか見ちゃう。

考えてみたら学校の運動会の開会式にこんなふうにわくわくする仕掛けがあったことはなかった。(当然資金の違いはあるけど)
運動会も趣向を凝らしてみたらどうかな。
例えば校長先生が火事の時に使う滑り台みたいなので3階から滑り降りてきて登場、とか。
予告なく大玉が列の後ろから転がってきて、見物の保護者も児童も大パニック、とか。
……はい。話がそれてます。しかも意味不明。

評論家みたいな意見を加えるとしたら、各国の選手団入場の時、画面に国旗と地図を入れてくれるといい。
せっかく滅多に地図でも見つけないような遠い国が現れたりするのに、それがどこの国なのかがわからないでそのまま過ぎてしまうのがなんだかもったいない。
アナウンサーが口頭で「○○諸島の南側」とか説明してはくれるんだけど、ラジオじゃないんだからそのあたり工夫してくれないかなと希望。
地図を片手にその場で自分で調べろ、って言われたらそれまでなんだけどサ。

2004年08月10日(火)  逆襲の行方

今まで受け入れられていたものが突然拒絶されてしまった。
中国向けの商品。
今までスルーだったのに、いきなり役人がやってきて、中身をチェックして商品を守るため緩衝材として使っていたものが「ゴミ」と断言され、「日本はゴミを輸出している。ゴミを中国国内に入れる訳にいかない」と商品を没収されてしまったらしい。
たしかにね。エコの時代にどうかと思うくらい過剰梱包してたと思うよ。
でもそうじゃなきゃ海外の粗雑な扱いに耐えられないし、それだけやっても無事届かないことも多いってこと。

イマイチ基準がはっきりしていない。
何がよくて何がよくないのかを言ってくれない。
イヤガラセとまではいかないまでも感情的な判断ではないか、と。
サッカーで負けた恨み? としか思えないこのタイミング。
この嵐をじっとこらえるしかないのですねえ。

2004年08月06日(金)  2004年の8月6日

今日は広島に原爆が落ちた日。
以前に比べて近頃は戦争の特集番組もほとんどない。
すっかり忘れてしまうことのないように、テレビは毎年節目節目に事実をきっちり伝え続けてほしいなあと思う。
そういう意味で、この時期はそういう役割を果たしているNHKを見てしまう。

ところで、今年は中国で行われているサッカーが話題。
過去の戦争の爪あとはこんなところまで残ってるわけです。
もちろん中国サポーターのやり方は大人気ないけど、日本はそれだけのことをしたということ。
このことで逆に中国を憎んだりやり返してはいけないのです。
憎しみは憎しみでしか返ってこないから。

サッカーは、もともと泥臭いスポーツ。
テニスやバレーボールのように敵と味方が別の陣地に分けられているわけではなく、両者入り乱れて戦わなくてはいけない。
バスケットボールと逆に手を使うことを禁じられている。
体のぶつかり合いも多くて、危険度も高い。観客の感情も昂ぶる。
スポーツの中で行われる戦争みたいなもの。
これで中国の人の鬱憤が晴れるんならいいじゃないのかな。
審判に異常に偏った判定をされたり、観客の大多数が敵に回る中で頑張るうちに、日本のチームもすごく強くなった気がするし。
はっきり言って、最近の日本の試合は決め手に欠けてイライラするだけでストレスたまるから観なかったんだけど、今は観ない訳にいかないもんね。
甲子園の阪神巨人戦って感じで、決勝は見逃せません。


中国と韓国と日本。
仲良くしたり、嫉妬して張り合ってみたり、うらやんだり、憎んだり。
なんかちょっと兄弟みたいだなと思う。
どの国が一番上とかそういうんじゃなくて、切磋琢磨しつつ、一緒になって一つのものを目指したら、きっと最強タッグなのにね。
例えばEUみたいにさ。
アメリカは淋しがるかもしれないけど。

会社でも思う。なんでみんな小さな区分けにこだわるんだろう。
どうだっていいじゃん、そんなの。って思うことばかり。
個人のプライドとか、メンツとか、名誉とか。
自分の周りばかり見てないでもっと先のこと、全体のことを見ればいいのに、って思う。
小さいよ、みんな。世界は広いんですよ。
大河ドラマの「新撰組」(←最近何気に見てる)でも同じようなこと言ってたな。
人間のやることなんて、ずっと変わらないねえ。

2004年08月05日(木)  Welcome to Japan

お仕事で成田空港に行きました。
空港には行くけれども、用事があるのは空港から車で行くところなので、空港は電車の駅として使うのみ。
最近ここでの仕事が多くてちょこちょこ行きます。

それにしても遠い。
国際空港でこれだけ中心地から離れてるところも珍しいのでは。
考えてみたら新幹線で名古屋まで行くのと時間的には変わらない。

帰り道、出発ロビーを素通りして地下の京成とJRの駅に降りると、改札に「Welcome to Japan」の文字がある。
ただいま、日本。
などと思ってみる。

2004年08月04日(水)  東京の暑さに思う

最近の暑さは変。
子供の頃はこういう暑さはなかったと思う。
クーラーなくても耐えられたし。
今住んでいる部屋が風通しが悪いのもあるけど、大げさに言うとクーラーつけないと命が危ないんじゃないかとさえ思う。
扇風機派の私がクーラーを毎日こんなに使うのは初めてだ。
(電気代はこの際必要経費としてやむを得ず)

先日、同じ部署のおじさま方二人とランチに出かけて、日の当たる道を歩いて信号待ちで振り返ったら、二人とも死にそうになっていた。
(犬がめい一杯走った後ではあはあしているみたいな感じ?←すごく失礼)
思わず、昼休みに日射病で死亡、という新聞記事が頭に浮かんだ。
「ランチで死亡なんて、しゃれになんないですね」
「労災出るかな」
「おれなんか髪薄いから、人より暑さ直撃でさー」
……それは笑っていいんですか? 判断に苦しむ。

この前名古屋から帰ってきた時、夜だったのに、新幹線を降りたらサウナのような気温差を感じた。
その日の名古屋も暑くて、アスファルトが熱で溶けて柔らかく感じたのに、その場所よりも東京の方が暑いと思ったんだ。
これはおかしいでしょ。絶対。

東京がこんなに暑いのは、湾岸の開発で建設されたビル群が海からの風を遮ってしまったから、という話を聞いた。
確かにそうかもしれない。
そういうことまで考えた都市計画というのはないもんですか。
あと10年したら、東京の8月の平均気温は45度、とか平気で言っていそうな気がする。

暑さにはかなり強いと思っている私も、さすがに暑すぎると思う今日この頃でした。
9月になったら体調崩しそうだなあ……。


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