ビー玉日記 | きのう もくじ あした |
2003年04月27日(日) 世界が終わる日 戦争や、原因不明の肺炎の世界的な流行。 いくら楽観主義者の私でも、不安になる。 世界はこうして終わっていくのだろう。 いますぐではなくても。 徐々にこういうことの積み重ねで。 それは歴史が物語っている。 エジプトのピラミッドもインカもマヤもアンコールワットも、 今じゃただの廃墟。 争い、病気、天災。 日本でも、京都は長い歴史の中で何度も荒廃した。 日本が太平洋戦争の影響から立ち直ったのはつい最近のこと。 メソポタミア文明の遺産が強奪された後のイラクの博物館の映像を眺めながら、ぼんやりと砂山が風で崩れていく様子を想像していた。 |
2003年04月25日(金) 発言に注意 私の部署は、会社の中でもちょっと変わったポジションで、ちょっぴり研究者とか学者っぽい業務担当。 上司も年上のお兄さんも直球で理数系学部出身。 文系も女の子も私一人。 私はハッキリってバリバリの(死語だ!)文系で、「物理? 力学? 関数? なにそれ、わかりませーん」という人間なので、彼らからすると時々エイリアンみたいに異質の存在となるらしい。 特に業務上の会話に入っていくと、時々目を丸くされ、呆れられる。 「ここに紙を一枚入れればいいんだよ」 「え? なんでですか?」 「なんでって?」 「板じゃなくて、紙なんかで役立つんですか?」 上司のそんなことも知らないのかビームに、わかりません光線で応戦。 力学の初歩の初歩の初歩の初歩くらいのことらしい原理の説明を絵入りでしてもらう。 「なるほど! わかりました」 「またひとつ賢くなったね」 「はい。ありがとうございます」 「コンテナに水を入れた容積を出すという案も出てたよ」 「コンテナに水を入れるんですか!?」 ……妄想中。 コンテナの天井の一部に穴があって、そこから大きな水道の蛇口がどーっと水を流し込む、図。(学校のプールみたいな感じね) 楽しそうだ。是非見てみたい。 上司も私の突飛な発言に慣れてきているのか、切り返しが早い。 「計算で出すんだよ」 「あ、そうですか……」 残念そうな私の顔を見て、 「コンテナに水なんかどうやって入れるんだよ」 「たしかにそうですケド。でももしやったら、計るの大変ですよね」 「一杯ずつバケツで測るんじゃないの?」 「天秤で測るにしても、反対側は何をぶら下げたらいいのか困りますよね」 高尚でインテリジェンスな会話をいつも乱して申し訳ありません。 そんな私に上司の一言。 「君は賢いようだけど、意外と基本的なことが抜けてるね」 まったくもってその通りでございます。 |
2003年04月24日(木) 色と音の感覚 色彩や音(人の声、楽器の音、ありとあらゆる音)の感覚が敏感な方だと思う。 たとえば、記憶。 誰かの着ていた洋服だとか、誰かの話した言葉とか、どこかで聞いた音楽とか。 そういうものを見たまま、聞いたままに脳裏に焼き付けることがある。 ビデオかレコーダーのような記憶。 歴史の授業なんかはそれを応用して授業を録音しておいて、もう一度聴いて、それをそのまま記憶していた。 楽器をやっていた頃は、楽譜よりも自分の音の記憶が頼りなので、CDを繰り返し聴いて頭の中でフルオーケストラで再現できるようにしていた。(だから初見ができない) 「ショーシャンクの空に」の主人公が服役生活が長くなって、「フィガロの結婚」(だったかな?)をレコードで聴いて「よし、これで頭の中に入れたぞ」みたいなことを言うシーンがあるんだけど、あれ、すごくよくわかる。 ウォークマンを持ち歩かない時は、頭の中で、好きな曲を何度もリピートしたりする。ちゃんと好きな歌手の声や楽器の音で。 何かの言葉を目にした時、そこから音や色で想像が広がったり。 誰もがそうなのかな。 色とか音とか、そういう感覚的なものの感じ方は、自分自身でも結構気に入っている。 そのせいなのか、私の見る夢は大抵フルカラーで、時々自作のBGMがついていることすらある。 あのBGMとか歌(笑)を書き取れたら、ひょっとしたら作曲家になれるんじゃないかと思ったこともあるけど、残念ながら楽譜を書くだけの知識やセンスが皆無なので無理だ。 色のついた夢はよくない、って聞いたことがあるけど、何がいけないんだろう? そうやって考えると、私ってつくづく直感型で、ちっとも論理性がない。 いかにも文系だ。 そんなことはわかりきったことだけどね。 |
2003年04月23日(水) 写生の授業 駅から会社まで、桜並木に沿って歩いていると、小学校の授業のことを思い出す。 毎年この時期の図工の時間は、教室を出て、外で写生をすることになっていた。 3年と4年は校庭、5年と6年は学校の前の桜並木の通りで、各自思い思いの場所で絵を描いた。 いつも仲良しの友達がいても、この時は自分のお気に入りの場所を見つけて散らばるので、近くに友達がいるとは限らない。 私はこういう作業に没頭すると、一人の世界に入ってしまう方なので、友達とおしゃべりしながら絵を描いていた記憶はない。 若い葉の明るい緑色、藪の中の深い緑色。 一本の木の幹を描くのに、茶色一色じゃ表現できないこと。 枝のうねり。 花壇を囲う石のデコボコ具合。 いろんな発見をしながら一枚の絵を、1ヶ月かけて描く。 見たものをどうやって表現すればいいのか頭を悩ませるのもまた楽しい。 まもなく創立100年になろうという学校の、7不思議のひとつである柳の木。 校門の手前で咲き乱れるピンクのつつじの花。 歩道橋の下に座って眺めた、遠くまでずっと続く桜の木のトンネル。 あの頃眺めて描いた風景は今でも強烈に脳裏に焼きついている。 時々、どこか遠くに行って一人で絵を描いていたいと思うことがある。 あの時のように。 ああいう時間は本当に贅沢で幸福だ。 |
2003年04月22日(火) 風光る この時期の緑の色が好きだ。 晴れてぽかぽかの天気によく似合う、生まれたばかりの葉の色。 太陽の中できらきら光るのが、ちょっと誇らしげ。うれしそう。 朝、そんな木々を見ながら歩いていると、思いがけず幸福な気持ちになる。 私は植物虐待をしてしまう性質なのでしばらく家に置いていたのは、丈夫で根性のあるアイビーと野放しのへっちゃらなアロエだけだった。 先日母がやってきて、床に転がしたままになっていたチューリップの球根をプランターに植えていった。 休日に気分よく挨拶しながら水をあげたら、翌日すごく芽が伸びていたので驚いた。 同じタイミングで植えたパセリも、がんばって伸びていた。 植物は人の言葉がわかるって本当なんだなあ。 それ以来、声をかけながら水をやるようにしている。 |
2003年04月21日(月) もういっちょウィークエンドシアター 実はもう一本見てました。←暇人 3つ見た後だからか、他と比べると、可もなく不可もない、という感じ。 「恋の方程式」 (THE THIRD WHEEL) これでもか、ってくらいラブストーリーのダメ押しに挑戦。 でもこれは微妙、かな。 5段階で点をつけるなら、あくまで3。 たぶんA級にもB級にもなりきれない中途半端さがそう感じさせるんだろうけど。 人一倍シャイな男性が、ある日勇気を出して友人作の「デートの誘い方マニュアル」通りに職場の憧れの女性をデートに誘い出す。 当然デートもシナリオ通りに進めるはずだったのに、思いがけないことが次々と起こって……という、一夜の物語。 職場の仲間が彼らのデートを見守って、勝手に集まってデートの結末を賭けて騒いでいるのがおもしろい。 主人公の人のよさをみんなが気に入っていて応援している、というのが微笑ましい。 あと、男性はいいところを見せたくてあせるんだけどなぜかうまくいかなくて、しっかりものの女性に助けられてしまう、っていうのが情けないけど、なんかわかる。あるある、こういうの。 |
2003年04月20日(日) ウィークエンドシアター 2 どんなに暇なヤツと思われようと、見ちゃったもんは仕方ない。 例のごとく、ネタバレ含みます。 「恋する遺伝子」 (SOMEONE LIKE YOU) これねえ。これを見て理解できない女性がいたら、その人は本当の失恋をしたことがない人だと思う。 失恋で打ちのめされた記憶のある人なら絶対わかる。 −−そう思ったんだけど、見た人のコメント(全洋画ONLINE)を見ると、イマイチな評価が多いなあ……。 やっぱちょっと展開と理論が無茶過ぎるからか。 私は好きだけど。好みがずばっとわかれる話かもね。 女の子が恋をして、振られて傷ついて、自分が捨てられた理由をなんとか正当化しようとあがいて、未練に迷って、恋の終結を現実的に受け入れるまでの経過がすべて詰まっている。 主人公を演じるAshley Juddのかわいさ炸裂。 Hugh Jackmanの女たらしぶりも結構好き。 いつものことながら、感情移入しやすい私は、女心を揺さぶっては打ちのめす俳優さんが嫌い。あの顔好みじゃないし。(すごい極端) "He is not the last man you're ever going to love." そうか。そうかなあ。 絶対に奇跡がもう一度起こるって本当? 自分にはもう何もないって絶望している時にあんな風に言ってくれる人がいたら、完全ノックアウトでしょう。 弱さとかみっともないところとかを認めてくれる、それを受け止めて見守ってくれる人っていい。 安心して心を開ける関係が築ければ最高だよね。やっぱり。 |
2003年04月19日(土) ウィークエンドシアター 一部ネタバレを含むので、これから見る予定の人は読まない方がいいかも。 「彼女を見ればわかること」 (THINGS YOU CAN TELL JUST BY LOOKING AT HER) 年老いた母と二人暮しの医者。ティーンエイジャーの息子と暮らすシングルマザー。余命いくばくかの恋人(女性)と暮らす占い師。不倫中の銀行の支店長。盲目の妹と刑事の姉。 5人の独身女性の生活と心の動きを淡々と撮っているドキュメンタリテイストの映画。 ずっと見たいと思ってて、ようやく見れた。 鑑賞後の感想としては、「まあまあかな」って感じだけど、わりと好きな感じ。 うん。いろいろ考えること、あるよ。 たぶんこれは、見る人によって感じることが違うと思う。 見る時の感情とか状況によっても違うだろうし。 今の私が思うのは、銀行の支店長が、自分の行き着く先に見えなくもなかった。(もちろん、美人であることと、支店長というステイタスは別にして) 不倫をする、ということではなく。 仕事をして、結婚はしないで、恋愛だけの関係を築いて、年齢を重ねて。 で、ちょっと魔が差して子供をつくってみて、でもやっぱり堕胎して。 ……やだな、それ。 でも、あんなかわいい人が40代ってちょっと罪じゃない? あれは女優さんの実年齢なのか?? 「愛しのローズマリー」 (SHALLOW HAL) 登場人物はみんな、何かしらのコンプレックスとか偏見をもっている人たち。 否。人間誰しもそれを持っているわけで、ここで描かれているのが、人間のコンプレックスや偏見、という言い方の方が正しい。 基本的にコメディなんだけど、なぜか笑えないところも多い。 自分の心が痛くて。 「メリーに首ったけ」もそういうところがあったけど、あれは直球でかなり爆笑できた。こっちは単純には笑い飛ばせない感じ。 主人公は外見でしか女を見られない男なんだけど、それが催眠術をかけられて、「その人の内面を映し出した顔やスタイル」で他人を見るようになる。 心やさしい人は美人だし、意地悪な人は醜く見える、ってこと。 最初は主人公の理想の高さとか外見にこだわりすぎなところをバカにしてみてたけど、話が進むにつれ、だんだん自分にも思うところあっていろいろ考えさせられた。 顔に傷を負った女の子に、初めて会った瞬間から普通に接することができるだろうか。 一瞬の驚きがどれだけ彼女の心を傷つけるだろう。 哀れみとか同情ではなく、人として接するって難しい。 そんなことを思わず考えたお話でした。 それにしても、ローズマリーの食欲。あれはどうなの。 女として(人間として)行ってはいけない領域まで達し過ぎ。 さすがアメリカ人。スケールが違う。 |
2003年04月18日(金) 過去・現在・未来 誰かの本で、「過去と現在と未来はつながっている。未来に起こることは既に過去からはじまっている」というような文章を読んだことがある。 最近、そのことをよく考える。 その人も何かの本の引用をしていたと思うから、又聞きもいいところで、私の理解はおそらく最初の意味とは違うと思うけど。 私の年下の友人が今、出会いを求めている。 彼女は先月占いで「4月に出会いがある」と言われたので、大喜びで周囲に「4月こそは彼氏ができるから」と宣言していた。 先週会った時に「調子はどう?」と聞いたら、 暗い顔で、「全然ダメ。やっぱり無理かもー」などと言う。 まだ4月もはじまったばかりなのに。 「出会いがある」とは言ったけど、「彼氏ができる」とは言われてないし。 今月出会った人と、ゆくゆくはそんな関係になるかもね、って意味かもしれないじゃん。 ……と言ったら、彼女も納得していた。 人との出会いいうのはやっぱり、過去から未来につながる点と線。 本当はもう既に知っている人と思いがけず恋をすることがあるかもしれない。 友達の友達として見たことのある人が意外と近くに住んでたり。 毎日乗っている電車で顔を合わせる人が電話でしか知らない取引先の人だったり。 職場の上司が以前からWeb上で親しくしている人だったり。 それは何も恋の話に限らず、友達とか、ビジネスチャンスをもたらす人とか、ひょんな時に助けてくれる人とか、そういう人との出会いもそうだ。 それと、今自分がやっていることというのは、近い未来にも遠い未来にも、思いがけず影響する。 これはたかだか2X年生きてるだけでも何度も感じた。 今を一生懸命生きるってことは、きっと未来につながる。 そう思う。この頃。 (別に頭を打っておかしくなったわけではない) |
2003年04月17日(木) スバラシキ休日 昨日急に、今日の代休を決定した。 「予定してると休めなくなるから当日突然休んじゃえば?」 なんて同じ部署の人に冗談で言われていたのだけど、実際にそういう展開になってしまった。 もちろん昨日のうちに手は打っておいたけど。 最大の理由は、情けないことに、腰痛。 このところ机に張り付いていたのが祟り、腰痛がかなり悪化。 もともと姿勢が悪いのを、時折整体で治してもらっていたのだが、最近はなかなか行く機会ができないままだった。 このままだとどっかのタイミングでギックリ腰なるものになりそうな予兆があったので、平日であるのも構わず予約を入れたという訳。 水曜の夜、実家に帰って泊まり、今日は朝から整体へ。 背骨と骨盤が相当やばいことになっていたらしい。 こんなになる前に来なさい、と叱られつつ、治してもらった。 体が軽くなったところで、あんまり晴れていい天気なので、平日休み系の人に電話をかけてみたが、仕事だった。 でも、いろいろと「ここ行ったら?」「こっちの温泉なんかどう?」と提案をしてくれたので、ついその気になって、品川で文庫本を買い、いらない荷物をロッカーに押し込んで、横須賀線で逗子まで行ってみた。 海です。海。 海は、ワクワクする。 一歩ずつ近づく幸せ。 海からの風。潮のニオイ。 あてずっぽうに歩いていて、キラキラ光る波と砂浜を見つけた時は、感動して涙が出そうになった。 ウィンドサーフィンのメッカ。という感じで、たくさんのサーファーが波に乗っていた。 どれくらい? 30はいたかな? それが、午後の日の光の中で、透明な帆を光らせて目の前を動き回る。 喩えるなら、トビウオの群れみたいだった。 しばらく砂浜を歩いてそれを眺め、座って眺め。 波の音を聴く。押し寄せる白い飛沫を観察する。 海を見ると自分がいかにもちっぽけで、悩みとか辛いと思うこととかがバカバカしく思えてくるから不思議だ。 気持ちも大きくなる。 しばらくマイナスイオンを浴びた後、海岸沿いのファミレスに入った。 海の見えるレストランの窓辺でピンクレモネードを飲みながら、本を読んだ。 実は行きの電車で既に1冊読み終わっていて、既に2冊目だ。 1冊目は、自らの恋愛について女性小説家が書いた愛についてのエッセイ。 2冊目は、ちょっとほろ苦いような切ないようなミステリーの短編集。 読みつかれたら、目を上げる。海がやさしい光を返してくれる。 夕方になって、太陽が直接光を差し込んでくるようになったので暑くなってきたのと、遅くなってはいけないと思い、席を立った。 帰りは大船あたりから急に眠気に襲われ、品川の手前で目が覚めた。 今日は最高に贅沢な休日でした。 誰がなんと言おうとも。 明日からまたがんばろ。 時にはこんな充電方法もあるんだな。 |
2003年04月12日(土) 免許の写真 先日免許の更新に行った。 前回とったのは、平成12年だから、3年前のことになる。 その時の写真と、更新した免許の写真を見比べると、明らかに新しいものの方が若く見える。 これには笑ってしまった。 前回のはグレーのVネックのセーターを着ていていかにも冬っぽいのと、メイクがファンデーションを塗って口紅を塗っただけ、って感じだからなのか、いやに肌が白いのに口紅の濃さが目立って、寒々しい。 今回は暖かい日だったので、カラーシャツに紺のベストを着ていて、春らしい服装だったのと、チークを入れて顔の血色がいいからなのかな。 なんか若返った気分だ。 うれしくなってセットで持ち歩いて、一部の人に見せている。 見せられた方も「たしかに」と言うので、私だけの思い込みではない。 |
2003年04月11日(金) 怒涛の出張 帰路につく編 朝、7時に起きようと目覚ましをかけたものの、怠け者の私は眠気にかなわず、思いっきり2度寝をして、実際に起きたのは8時前。 まだ帰りの電車予約してないし、ま、いっか。みたいな。 9時前にご飯を食べてチェックアウトして駅に向かうと、ちょうど9時に電車が行ったところで、次の電車がくるのは40分後。 さすが。 もともと自分で好んで出かけた出張じゃなかっただけに、「ここまでやってるんだから、いいじゃん。のんびり行こうぜ」と自分にひたすら甘い私。 帰りの指定をとったところ、のぞみを使っても会社に着くのは13:00頃。 そうするとお昼が微妙だから、また駅弁だな。と、名古屋でカツサンドを購入。 ホントは会社で話題のホームのきしめんが食べたかったけど、立ち食いに一人ではいるのはさすがの私もまだ勇気が要る。 持参したPCが重く、バッグも資料とPCと服でパンパンだったので、泣く泣くおみやげ購入を断念。 せっかくここまで来たけど、帰り重くてつらいのは勘弁だし。 車中で資料作りをやろうと思ってたけど、たかだか1時間半程度でPC開いて作ったってたいしたことないので止める。 読み途中だった田辺聖子の「甘い関係」を読破する。 カツサンドは、食べてみたらなんと「みそかつ」だった。 いやっほう。さすが名古屋。 おみやげときしめんを断念しただけに、思わぬ名物でちょっと感動。 道中、山の方はずっと黒い雲で覆われていた。 明日は雨かな。 新横浜を過ぎて、終点の東京に近づくにつれ、「あーなんか帰ってきたなあ」って気がすごくした。 やっぱり私も東京の人なんだなあってしみじみ思う。 老後は(?)海辺の家で細々と引退生活を送りたいなどと思っていたりするけれど、なんだかんだ言って東京を離れることはできないかもしれない。 東京駅の赤いレンガを眺めて、そんなちょっと感傷的な気分に浸ったのでした。 会社に戻ったらたまった仕事と資料作りでまた残業……。 ♪負けないで、もう少し……♪←なぜかZARD。ふるっ。 |
2003年04月10日(木) 怒涛の出張 さて、今日は出張初日なわけだが。 運転免許を明日までにとらなくては失効してしまうので(放置しすぎ)、午前中半休で免許更新に警察署へ出かける。 12:30東京発の新幹線で一路名古屋へ。 東京駅で奈良の柿の葉寿司を買って、昼食に食べた。 久々においしい。 食べ終わったら、予習で、持参した書類を読みあさる。 移動中に仕事なんかやりたかないけど、仕方ない。 名古屋で乗り換え。 岐阜方面に向かう特急に乗る。 ところどころで桜や桃や菜の花が咲き乱れて、旅行気分になって楽しくなってきた。 そこへ上司が海外から携帯にかけてきた。 びっくり。なんだ、このバーコードみたいな番号の羅列は……(笑) 資料を読んでの私の考えと上司のアドバイスをミックスする。 なんかにわかに「特命」を受けているって感じがして面白くなる。 予定通り15:30には目的の駅に到着。 事前に予約してくれている駅前のホテルにとりあえずチェックインして着替えなどを置いて、タクシーで訪問先に向かう。 忙しそうなところ押しかけることになって申し訳ないなあと気を使いつつ、打ち合わせをする。 ……23時を過ぎてようやく終了。 駅前のお店まで車で行って、ラーメンを食べる。 ベトコンラーメンというのだけど、名古屋あたりでは有名なのだそうだ。 ベトコンといってもベトナム風味という意味ではなく、「ベストコンディション」の略だと解説が書かれていた。 「働きすぎてお疲れの方に。明日も仕事で頑張る方に」って売り文句がいかにも当たっていたので思わず注文してしまったが、ニラやらにんにくやらがたっぷり入っていて、ニオイが明日まで響きそうなものだった。 でもめちゃうまいから気にしない。 ホテルに戻ったのはほとんど12辞近く。 ホテルの中に温泉があったので、ゆっくり足を伸ばして入る。 さすがに平日の夜中に(しかもこんな辺境の地(失礼!)で)入る女性客はなく、一人で貸切状態。 (でもちょっと怖かった) すっかりぽかぽかになったところでベッドに入って眠りについた。 |
2003年04月09日(水) 緊急事態発生 今週は上司が海外出張でいなくて、うちの部署は私一人お留守番。 あわただしかった先月のイベントの後だし、今週はゆっくり仕事して早く帰ろう、とのんびりしていた。 木曜は送別会。金曜日は免許更新をしなくてはならないので先日の休出の代休、とまさに久々の優雅な生活! と思ったのも束の間。 本日夕刻、木曜夕方から1泊で岐阜方面出張決定。 (上司のメール&電話指示) がくっ。そうきたか。 今誰もいないので、留守番部隊の私が出動することとなったわけだが。 「しょうがないか」ってあきらめるだけだから、なんだか笑うしかない。 人使いの荒い会社だなあ。 派遣会社に2度目(!)の代休撤回と出張の予告を電話でしたら、 「緊急事態ですね!? 相変わらず忙しそうですねえ」 って。 他人事かよ。なんとかしろぃ。 これを機に時給100円くらい上げてくんないかなあ(笑)。 ああー。優雅な生活よ、さらば。 明日は午前中に警察署に行って免許更新をして、名古屋経由で現地に向かう。 必要なデータを全部ノートPCにぶちこんだので、持参しなくてはならない。 女手には重いよう。(;_;) やっぱり踏ん張り時ってあるなあ、って思うよ、ホント。 がんばっていきまっしょい。 |
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