ビー玉日記
きのう  もくじ  あした

2002年06月30日(日)  遊園地。

知人から豊島園の1日券を500円で買えるチケットをもらったので、友人と3人で出かける。
梅雨前線で微妙な天気だったけれど、行ってみたら晴れた。
さすが晴れ女!

久しぶりの遊園地。
何しろこういうところはデートでもなきゃなかなか来れないので、長いことヒトリモノの私はとってもご無沙汰。
乗り物酔いと無縁の私だけれど、さすがに最初はちょっとドキドキだった。
ジェットコースターで心臓が止まらないかしら?
……そんな心配は結局無用だったけど。

豊島園といえば結構ハードな遊園地。
ぐるぐる回されるか、スピード勝負か、浮いたり沈んだり。
一緒に出かけた友人も強心臓だったので、何かの修行みたいに乗り物に乗り続けた。
さすがに三半規管がイカレタ。

一番恐ろしい思いをしたのは、Magic Carpet。
友人の一人の足が残り二人の足よりも一回り太かったため、椅子と安全バーの間に隙間が。
上空で私たちは無重力体験を味わった。
しかも更にびっくりしたのが、地上に降りてくる時に、空をたくさんのお札が舞ったこと。
同乗したお客さんの一人が財布の中身をぶちまけてしまったらしい。
こんなことってあるのね。

とにかくよく笑ってよく叫んだ一日でした。

2002年06月29日(土)  ボーダーライン

世の中には、境界線ってモノが存在する。
これを知ってるか知らないか、または本能的に感じるか感じないか、越えるか越えないかで、その人の人生が変わってくる。

境界線で区切られるのは、生きるためのルールが違う世界。
ここからここまでは一般人の立ち入りは自由だけど、この先は関係者以外立ち入り禁止、というような場所というのは、東京にはたくさん存在する。(他の土地であっても同じ)
一つ路地をはさんだ向こうは行ってはいけないところ、ここは行ってもいいけど○×には気をつけなくてはいけない、そういうことを知らないと、一歩間違えたら今までと違う生活を送ることになる。

都内であってもよく知らない街に行くとうっかりそういうところに迷い込んでしまってドキッとすることがある。
まして他の土地から来た人が、知らないうちにその境界線を踏み越えてしまうのはよくあること。
東京に長く住んでいる人なら決して行かないところに平気で行ったり、知っていたら警戒するはずの甘い言葉に乗ってしまったり。

だけど、境界線を越えた先が、その人にとって居心地のいい場所だとしたら、その人は元々そっちの世界の方が向いていたということなんだろう。

人の人生なんて紙一重で変わっちゃうんだ。
だから知らない土地に行くのは好奇心もあるけど、こわい。
とにかく、そういう境界線があるってことだけは知っておくことだ。

知らないから教えてほしいと言われたらもちろん教えもするけれど、そういうものを嗅ぎ分けるチカラとか、おかしいと思ったらちゃんと元の世界に戻ってくるチカラなんかは自分で身につけるしかない。
それが生きていくためのチカラじゃないか、と最近思う。

2002年06月28日(金)  仁義なき戦い4(あっけなく完結編)

今日はいよいよAさんの最終出社日。
昨日送別会だったので、今日は帰り際に簡単にご挨拶をした。

「Aさん、いろいろ気を遣っていただいてどうもありがとうございました」
「いや、こちらこそ、なんだかすみませんでした」
「いえいえ、ホント、ごめんなさい」
「来週からは遠慮なく温度変えてください」
「あははは」(^^;)

Aさんが赴任するところはアメリカの中でも暑いところ。
でもアメリカはエアコンの強さも並じゃないから、彼にはちょうどいいかもしれない……。

でも彼がいなくなるとなんだか物足りないような?(笑)

2002年06月27日(木)  仁義なき戦い3(特別編)

仁義なき戦い(6月6日、7日日記参照)を繰り広げてきた私とAさん。
しかしついにAさんの海外赴任の日が迫り、戦いにピリオドを打たれる時がやってきたのだった。
今日は特別編としてエピソードを一つ。

* * * * * * * * * *
私の席の傍に大きいテーブルがあり、時々そこでミーティングが行われることがある。
打ち合わせのためにそこに座ったBさんが、ふと私を振り返って言った。
「森崎さん、ここ寒いね」
私は、背後にAさんがいることをさりげなく確認した。
内心「もっと言ってくれ」と思ったが、うかつなことを言ってはイケナイ。
遠慮がちに答える。
「そ、そうですね……」
Bさんは長袖の上着を着ていた。
私もカーディガンを羽織っている。(+ショールで膝掛け)
Bさんと打ち合わせしていた男性も長袖のシャツを着ている。
「確かにこれは膝掛けがいるよね。ちょうどいいのはお前だけだな、A」
突然、半袖シャツのAさんに声が掛けられる。
ぶぶ。やっぱ有名なんだ、Aさんの暑がり。
Aさんの足元の冷気の噴出し口を指して、Bさんが続ける。
「ここお前にうってつけの席だな。専用席か」
「え、ええ。そうですね……」
気ぃ遣いーのAさん。汗をふきふき口篭もる。
「森崎さん、寒いですか? 大丈夫ですか?」
「大丈夫ですよー。上着着てますから」
さすがにもう慣れました。
「そうですか、いつもすみません」

そんなことがあってから、クーラーが超低温に設定されることはなくなった。
気を遣われちゃったかしら……。
ところが、久しぶりに晴れて暑かった日の午後、あまりに冷たい風が体に吹きつけるので、Aさんが長く席を外しているのをいいことに設定を見に行った。

気温21度。まあこれはいつものこと。2度くらい上げます。
風の強さを弱めとこ。
ん?
「急」
急って何?
風の強さを変えるボタンを押すと、「急」が「強」「弱」「微」と変化した。
ひえーっ。「急風」っていうのがあるのか。

早速席に戻って女性陣に報告。
「今クーラーの設定見たんですよ」
「うん」
「急風になってました。急速冷凍されるところでした」
「えーっ」

はー。解凍解凍。

2002年06月26日(水)  My MVP

今回のワールドカップ。
私の中でMVPを決めるなら、ベッカムでもロナウドでもリバウドでもなく、迷わずドイツのオリバー・カーン。
前回はパラグアイのチラベルトだったので、もしかしてゴールキーパー・フリークかもしれない。
日本チームでは楢崎、要チェックだし。

さて、カーン。

あの、いかにもドイツ人、というゲルマン顔が、イイ。(顔かよ……)
うごぉーって感じで吼えるのも、イイ。
とはいえ、もちろんプレイがいいんです。
例えば韓国戦で、ボールを弾くのに、ただ必死でパンチングして跳ね返すのではなく、ちゃんと外に弾き出してコーナーキックに持ち込んだり、すごい場面でも冷静に頭を使っているところ。
それから体が柔らかくてジャンプ力があって守備範囲が広いこととか。
見た? あのエビ反りジャンプ。
美しい。

決勝戦では、私は断然ドイツの味方。
ブラジルも悪くないんだけど、やっぱりドイツ。
カーンよ。日曜も吼えてくれ。

(後日談。テレビで見たんだけど、ドイツのサッカーのポスターに、吼えるカーンのドアップの写真の横に日本語で「走れ、ぐず共」と書いてあるのがあって、笑った。)

2002年06月21日(金)  ついに最後の時

ここんとこサッカーのことしか書いてないな。
それでもなお懲りずにサッカーネタ。

ついに、イングランド敗退!
いやー。是非とも画面で見たい試合でした。
こっそりYAHOO!の文字だけ確認してる自分がこれほど空しかったことはない。
シュートの嵐! これぞサッカーの真髄!!

日本の女性諸君、イタリアチームに引き続きベッカムが消えたからってサッカーを見るのをやめてはいけない。
……でもやっぱり視聴率は下がるだろうね。

ベッカム。確かにカッコよかったよ。
次回も懲りずに出てくれ。

やっぱり今大会はドイツ、かな。
ブラジルも強いけど、ドイツが来そうな気がするなー。

2002年06月18日(火)  やっぱりキムチ。

ついに。
日本が負けてしまいました。
はー。

残念です。
けれど。
とにかくお疲れ様。
こうやって一歩ずつ上り詰めて行くものなのよ。
スキップはそうそうありえない。
うんうん。

さて。
驚いたのは、韓国でしょう。やっぱり。
あの執念。さすが、韓国。
ああいうしつこさがなければ、勝てないのかもしれない。

いつも思うんだけど、韓国って、一番敵に回したくない国だ。
なんか、みんなが一途に一点を見つめていく姿って、ちょっとこわい。
日本人は潔さや諦めをよしとするところがあるから、あっさりさっぱりして、怒りとか恨みの感情を一時的なもので収めてしまう。
韓国人は、決して過去に受けた傷を忘れない。
それはたぶんどちらも、長所であり短所でもあるけれど。

日本人はもっとキムチを食べて、ああいう粘り強さを身につけるべき?
韓国人は寿司なんか食べて、ちょっとさっぱりしてみてくれるといいかもね。

意味不明……

2002年06月14日(金)  気もそぞろ

今回の日本戦は平日昼間。
その時間、仕事休んでみんなでテレビ見ようよー!
と思うものの、そこは派遣社員。
そんな大それた発言はできませぬ。

ちょうど午後、上司と打ち合わせをして、それが終わった時、ふと気付くと4時半。
やば。もう前半終わってんじゃん。

ちょっと休憩、と見せかけて会議室の方に足を向けて見たら。
なんと一番大きい会議室で、OHP用の大画面がテレビに接続されていた。
いやーん。こんなことされたら!!!

「静かに見るようにって」
「はーい」

少ししてからまた見に来よう。
なんて席に戻ったら、結局、ゴールシーンは見逃してしまいました。
上司が見に行ったら一緒に見られたけど、上司が席にいたから、なんとなく遠慮。
(;_;)
たぶんヒトコト言ったら「いいよ」って言ってくれただろうけど、結構仕事山盛りだったし。
みんな観に行ってるから空席が目立つ。
電話番もしなきゃいけないよねえ。

1回目のゴールの後、15分くらい(残業時間の休憩時間分)観戦。
うーん。1−0でいくかな。
後ろ髪を引かれる思いで席に戻り、YAHOO!!のライブ中継(5分置きに文字で実況が更新)でチェックする。

二点目が入ったところで少し人が戻ってきた。
「誰でした?」
「中田」
「そうですかー」

中田。よかったね。ホントに。
なんか中田が入れたと聞いて、ホッとした。
1点が追加されたということよりも、中田が入れたコトの方に喜びを感じた。
やっぱり彼は大変なプレッシャーだったと思うんだ。
みんなが「彼ならやってくれる」「何かするはず」って期待してるし、世界でも日本の中では一番名が知れてるからマークきついし。
今までチャンスはあったけど得点にならなくて、きっと思うところあったよね。
おねえさんは安心しました。(笑)

おめでとう。決勝トーナメント進出!!

え? 何?
次も平日?昼間? 火曜日?
困るよー。
(思わずスケジューラーをチェックする)
何も予定はないな……。
とりあえずオフィスにいるってことは。
今度はテレビ観戦しちゃうぞ。


(追記)
昼過ぎに「送るからデータ加工よろしく」と電話で予告されていたメールを待っていたら、試合終了5分後に送られてきた。
観ーターナー。

2002年06月12日(水)  なんてこと!

高校の頃の友達と話をしていて、たまたま話題に出た、学校のホームページを見に行ったら、なんと。
Σ( ̄ロ ̄lll) ガビーン
10年近く前の私の写真が……。

使うなよぉ、こんなの!!

2002年06月11日(火)  ホントにジダンダ

フランス、どうしたのー!?
ホントにジダンダじゃんかー。
「おれはジダンなのに」
日本に来られなかったね……。

ひょっとして、今回、組み合わせ次第では日本もいいとこまでいけるかも。なんて甘いこと考えたりして。

2002年06月10日(月)  Let's speak English!?

先日、スペインの系列会社の人がやってきた。
みんなの会議が一通り終わった後、突然会議室に呼ばれて、上司に、今作っている資料について(ちょうどスペインの調査をしていた)プレゼンをしろと命ぜられた。
当然英語で。
うっと息を飲む私に、上司が意味不明な励ましをする。
「大丈夫。彼は、スペイン語もイタリア語も英語もドイツ語もフランス語もわかるから。日本語はわからないけど」
……何が大丈夫なの?
その場にいるのは、私と、私の上司と、スペイン人一人。
「練習だと思って。ほら」
「OK. Let's try!」
スペイン人もやさしく促す。
ともかく、資料に書いてある英語を読むだけになってしまったが、一応説明をし、それに上司が詳細を加え、なんとか無事終了。

はー。まじで英語使えないなあ。
超落ち込む。
これからの時代、英語使えないと仕事にならないのね!(T△T)

と思っていたのも束の間、7月にヨーロッパからやってくるご一行とのミーティングに参加することになってしまった。
それも午後の時間ずーっとの長丁場!!
やばい。
先方の要求をある程度は受け入れつつ、拒否するところは拒否しなくてはいけない、という難易度の高い問題について。
これまではメールでなんとか流してきたんだけど、ついにヤツラが「このままじゃ埒があかねえ」とばかりに強引にやってくることになってしまったといういわく付きの問題。
出席したところで理解できるのか!? 大ピーンチ。
しかも日本側の出席者、上司も含めて英語力若干弱めっぽいし。

あわててビジネス用語単語集をカバンに入れて通勤するも、開くことなく電車で爆睡。
ああー。泣けますなぁ。

2002年06月09日(日)  ばんざーい!

勝った!!
日本、がんばったね。
稲本がまたまためちゃ活躍したねえ。攻守ともに。
今日は一人一人にいいシーンがあった。
チーム全体がいい感じ。
前のワールドカップと明らかに違うのは、ゲームのテンポのよさ。
前回はボールを止める時間が長くてかなりいらいらしたけど、今回はどんどん攻めていっているのがいい。
次の試合もこの調子でGO!!

中田のシュートがゴールポストに当たった時(あれ絶対あと15センチ下だったら入ってたね)、開け放した窓から「うおおおー」という男の人の叫びが聞こえてきて、思わず笑った。

ところでテレビで見ていて思うのが、試合見に行ってる人ってみんなユニフォーム持ってんだなー、ということ。
あれって試合会場で思わず勝っちゃってるのかな。
野球では見られない光景ではある。

2002年06月08日(土)  SHOCK!!

オレンジのシャツが色落ちして、洗濯物がみんなやられた。
もう自暴自棄。
なんだよ、もぉ。
(混ぜて洗っちゃった自分がいけないんだけどさ)

2002年06月07日(金)  仁義なき戦い2(背中合わせの二人編)

(前回のあらすじ)
宿敵エアコンの弱点を発見した変温動物の私。
お陰でその日の午後は快適。
平和な一日が終わろうとしていた。
----------------------------------------

残業をしていると、なんだか体がいつの間にか冷えていることに気付いた。
ぶるっ。

そうか。
20度を26度に上げたからな。
さすがに暑かったのか誰かが設定温度を下げたんだろう。
しょうがないや。

しばらく私も我慢して仕事を続けていたが、しかし、寒い。
キーボードを打つ指が動かなくなりつつある。
指に息を吹きかける。(ここはどこ?)
生命の危機。

エアコンの弱点であるコントローラーを見に行くと、21度。
うーむ。1度は譲歩してくれたのだな。
じゃあ私も譲って25度。

イッキに足元をかけ上がる風の勢いが変わった。
(床から風が出てきているため、なお寒いのである)
快適快適。
これで仕事も進むってものよ。頑張るぞ。

またしばし。
後ろの席のAさんが、おもむろに立ちあがり、コピー機の方に行った。
コントローラーを覗き込み、「あっ」と小さくつぶやいたのを、私は聞き逃さなかった。

あなたでしたか、Aさん!

「すみません。私です」
正直に私は名乗り出て頭を下げた。
「い、いや、いいんだよ」
人のいいAさんは汗を拭き拭き、笑って片手を上げた。
しかし、その手はすかさずコントローラーに伸びるのであった。

年はずっと上なのに下っ端の私にもいつも丁寧語で接してくれる、とっても人のいいAさん。
まさかあなたと戦うことになるなんて。
しかも背中合わせで攻防を繰り広げることになるなんて。

こうして、戦いの火蓋は切って落とされたのである。

(後日談/証言集)
「Aさんは温度だけは譲らないんです。あんなにもイイ人なんですけどねえ」
「前に隣の席だったHさんなんか、冬の上着着て仕事してましたよ」

2002年06月06日(木)  仁義なき戦い1(冷凍マグロ編)

「今日は冷えますねぇ」
……これは冬の挨拶では決してナイ。

夏が来る。ということは。
オフィスに南極到来!ということなのだ!!!

会議室は狭い空間であるために、寒さが厳しい。
「寝るな! 寝たら死ぬぞ!」
会議中に訪れる眠気に、自ら頬を叩く。
あと少しで冷凍マグロいっちょあがりぃ! ってなもんである。

席にはショール(膝掛け、更に寒い時にはかぶる用)を欠かせない。
長袖のシャツやブラウスは必携。
なんといっても冷え性の私は、自ら体温を保持する力に欠ける。
気付いたら冷たくなっているのです。(なんだか死人っぽい)
恒温動物とはとても言えない。
爬虫類?

女性陣はみんな私の同胞である。
「ホント、殺す気かって感じですよね」
「なんか寒気がしてきた。帰る。私」

ともかく、エアコンは私の宿敵なのである。
そんな私は、宿敵の威力を弱める方法をようやく見切った。
コピー機の奥の壁に、コントローラーを発見したのだ。
ふふ。ここの男性陣はみんな優しいから、こっそりこんなことをしても笑って許してくれるハズ。
帰る。と言っていたおねえさんにメールを出すと「ありがとう!!」と大感謝の嵐。
イイコトをした。ふふふ。
女性陣が羽織モノを脱ぎはじめる。
イイ光景だ。

ところが、ほくそ笑む私に、戦いを挑む者が現れた!
(つづく)

2002年06月05日(水)  ワイドショーネタ

サッカーに隠れてあまり目立たなかったけど、中山美穂の結婚。
私は見逃さなかった。

よりによって相手は辻仁成とは。
前から噂はテレビで見て知ってたけど。

ランチタイムはもっぱらその話。
やっぱりみんな私と同じ感想を抱いていた。

「今まで待ったんだから、もうちょっと待てばよかったのにね」
「辻仁成ねー」(ため息)
「南果歩がなんかかわいそう」
「辻仁成ってナルシストっぽいよね」
「あー。それは絶対、そう」

辻仁成。
いい小説書くんだけど。(「ビー玉書房」でも紹介してる通り小説は好き)
やっぱり結婚相手としてはどうかと思ってしまう。

でも逆に私も、人にそういう印象を与えるのかしら。ほほほ。

好き勝手なこと言ってゴメンナサイ。
ともかく中山美穂には幸せになってほしいと思うのですよ。

2002年06月04日(火)  ワールドカップ日本初戦

ビンボな私は今宵もこつこつ残業。(本当に仕事が山積なんだけど)

7時を過ぎた頃、ぞろっとたくさんの人が席に戻ってきた。
「ん? 何の会議だったんだろ。こんな時間に」
と首を傾げる私の耳に、「ワールドカップ」という単語が飛びこんできた。

がーん。そうだ。
今日は日本対ベルギー戦じゃないか!!
いいないいな。私も見たーい。

しばらくして、トイレに立った私は、席に戻る途中、会議室に人がいるのを見てピンと来た。
見ちゃお。ちょっとだけ。

会議室では社長と課長がワイドテレビで試合を観戦中。
我が家のチビTVと違い、フラットで大画面で画像がとってもきれい。

1−0。
後半がはじまったばかり。
前半は動きがあまりなくつまらなかったらしい。
もうみんな興味を失って、見てる人は私を含めて5人だけ。
一点入っちゃってるし、日本はいつも後半弱いからダメかもなー。
なんてちょっと私も興味を失いかけてた。

「黒い」
ぽつりとAさんがつぶやく。
ホントだ。
画面でボールを受け取った日本の選手の髪が黒かった。(モリシマ?)
他はみんな金や赤だから、かえって珍しい。

お。何?
鈴木がゴールに駆込む。
「入ったーっ!!!」
思わず大声を出して飛びあがる私とAさん(女性・同年齢)。

「何、何ー??」
みんなが騒ぎを聞きつけて入り口に集まってくる。
「入ったの。一点。同点」
「誰?」
「鈴木ー」

ほとぼりが冷めるとぞろぞろ席に戻って行く人。
入り口で控えめに覗く人。
私はもうやめられなくなって会議室に居残る。

「なんだ、そんなとこで。入ってきて座って見ればいいじゃないか」
と、社長。
「ただし残業時間からひいとけよ」
釘を刺すのも忘れない。(役員は年俸制なので残業時間は関係ない)
「はーい」
もちろんでっす。

ベルギーが日本陣地を侵すたびに、どきどき、ひやひや。
思わず手足に力が入る。
「あそこに人をポンと置きたくなるよな」
うんうん。
「あー、もう!」
「そっちいっちゃダメー」
「乱入して蹴とばしたくなりますねぇ」

野球も悪くない。悪くないが、サッカーほど感情移入できない。
サッカーはフィールドに自分がいるような錯覚を起こしやすい。

稲本のゴール。
「きゃーっ!!」
「えらいッ」
再び集う人々。

結局追いつかれて同点で終わったけど、久しぶりに日本戦で楽しませてもらった。
こんなに攻めてた試合は初めて見たかも。
今まで日本はストレスがたまる試合ばっかりだったから。
この調子で頑張ってほしいもんです。(ってお前は何様だ?)

2002年06月02日(日)  My Universe

私は、私という人間だけでなく、親や友人や会社の上司や同僚や学校の先生や、いろんな人たちとの関わりと共に存在している。
例えば地球に月があるように、太陽に地球や水星や木星や金星があるように、私は決して一人ではなく、切っても切れない何かで誰かと必ずつながっている。

たくさんの人との関わりの中で、今の私は作られた。
この先私が変わるとしたら、そのきっかけを与える誰かがいるわけで、その人との関わりの中で私は変わっていくのだ。

今まで遠い未来のことを想う時、私は動物以外の誰かが傍にいる生活を想像することができなくて、漠然と結局人間が行きつくところは一人なのだと思っていたし、その覚悟を決めていた。
だけど最近ふと思うのは、結婚とか出産とかそういうこととは関係なく、どんなに年をとっても、私はきっと誰かと関わって生きているだろうということ。
家族や友人でなくても、郵便配達の人であれ、警察の人であれ、とにかく私は誰かと言葉を交わし、助けられて生きているはずだ。
まったくの一人きりで暮らしていることなんて、私にはあり得ない。

私という星の周りにはたくさんの星があって、その星にはまたそれぞれの星があって、宇宙は無限に広がっていく。

うまく言えないけど。
真夜中に友人と電話で話しながら、そんなことを考えていた。

2002年06月01日(土)  ようこそ、日本の夏

暑い。
もう夏がそこまで来てる。
この湿度たっぷりの暑さが、日本の夏。
うっとうしくはあるけれど、一年ぶりに感じるこの感じがなんだか懐かしい。

私はクーラーの風が苦手なので、もっぱら家では扇風機派だ。
もちろん暑さが厳しい時はクーラーも併用するけれど、人よりは暑さに耐えられる。
じっとしていてもじわっと汗が噴出す程度なら扇風機で済ます。
そろそろ扇風機を出さなくちゃ。

ワールドカップがはじまった。
よその国の人にこの蒸し暑さが耐えられるかな?
意外とそういう意味で日本は有利かも!

(ドイツ、強いなあ。野球じゃなくてサッカーなのに8得点ってスゴイ!!)


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