うさぎ日記
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朝から風が強い。
建設予定地にこの冬空の下、矢車草がたくましく咲いている。
1日セロ弾きのゴーシュの如く胡弓を練習。 練習曲の舞曲を先生はダンスシューズで軽やかに舞う如く奏で 私はさしずめ泥だらけのスニーカーでドタンドタンといったところか?
夜、鯛の潮汁、鯛の兜煮、おせちの残り。 天然鯛で臭みもなく美味。
1日暖かく風も無い良いお正月であった。
毎年大晦日、紅白が終わるのを合図のように家々からいっせいに バタバタと初詣に出掛ける車の気配を、寝ながら聞いたものだけれど、 ここ最近聞いた記憶がなくなっている。 昨夜も静かだった。 日中も隣近所、街中、人の気配が無い。 道路も閑散としている。
10時、新年祝祷会
門前には信者さんが寄進された門松が今年も威儀を正して飾られている。
若師匠の水行で法要が始まる。
こちら側と玄関奥、本堂で大勢の信者さんが合掌して水行が終わり 若師匠が着替えて堂上するまで唱題を続ける。 毎年、気が引き締まり、新年らしい清々しさに満ちた瞬間です。
南無妙法蓮華経
新年ということで普段はあまり読むことの無い序品第一から念入りに読経。 ご祈祷に祈念を込め、師匠、若師匠、お弟子の方々が木しょうと共に相和して 読まれる読経は普段に増して厳かで有り難いものです。
終わって、乾杯、お茶と和菓子、お子さんは高校生まで年齢に応じたお年玉を お寺から頂きました。
和やで暖かい、仏と共にあることを実感できたお正月でした。
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