蹴文修記

2003年10月31日(金) 靭帯リハビリ日記その10


病み上がりながら、お腹以外は元気な僕。。。

今日の通院はリハビリも兼ねて自転車で(笑)
ってこれがどれくらいの距離かわかんないと
読んだ人は話が理解できないと思うので一応説明
しますと、JR南武線2駅分。。。
要は電車で5分の距離を自転車で行ったという訳だ。

そんな大したことはないし、時間的にも20分強
くらいだったけど、久しぶりの長時間自転車は
かなり足にこたえた。普通に進んでいるときは問題
ないけれど、段差乗り越えるときとか衝撃が足に
きて痛みを感じたりする。

この程度であの痛みだから、ボール蹴るなんて
まだまだ出来ないんだろうな、とちょっとへこむ。

でもまあ、よくここまで回復したもんだ。
初めはタクシーでも疲労困憊しながらたどり着き、
バスに恐々乗り込んで通院を続け、階段の恐怖と
戦いながら一般的な交通手段に戻った。
普通元気なときでも溝の口行くのに自転車は
考えないだろうに。。。

リハビリは佳境を迎えております。
かなりきつい角度まで曲げられ耐える練習。
別に耐えるのが目的じゃないとは思うけど、苦痛に
耐える練習をしてるとしか思えないよ。。。
おまけに片足で飛んでみましょうなんて言われるし、
そんなことは痛くてできませんて(涙)

どうやら思ってたよりも片足立ちとかが出来ないらしい。
足首の回復度合いとか曲がる角度とかから考えて、
片足立ちするときに痛みが多すぎるってことかな。
だって痛いんだからしょうがないじゃないか〜。
土踏まずからくるぶしの下を通ってアキレス腱方面に
向かう腱が何をするにも痛い。

大先生の診察も受けたけど、まだスポーツはだめです
よ〜、と釘を刺されてしまった。もうなわとびが出来る
きら様に差をつけられた感じ。。。ああ。。。


                               



2003年10月30日(木) 番外通院記


昨晩の日記を書き終えた後、強烈な腹痛に襲われ
ほとんど寝れなかった。不規則な生活がいかんのか?

トイレに5〜6回も通うことになり、気がつけばもう
世間はすっかり朝になってた。お腹が弱い僕は下痢
することはしょっちゅうなんだけど、これほどひどい
のは久しぶりで、かな〜りつらい思いをした。

思えば先週水曜日の観劇後、久しぶりにビールを
飲んで油モノたくさん食べて以来、お腹の調子は
よくなかった。決め手は一昨日くらいに食べた
某スーパーで買ってきた寿司かなぁ。。。

これは病院に行って薬をもらってこなければ、
とフラフラしながらネットで内科胃腸科を検索。
中原にはもともと病院少ないし、小杉には総合病院が
多い。おまけに木曜日って休診が多いのね〜。
と見つけ出した病院は、夜遅く7時半まで診察
している新城のクリニック。

朝寝れなかったから、痛みが落ち着いた昼間はずっと
寝ていて、目が覚めたらもう5時半くらいだった。
それから自転車に乗り新城を目指して出発。足はまだ
痛いけど、自転車乗るくらいならなんとか。。。

ところが事前にプリントアウトしておいた地図を忘れ、
きら様に電話で地図を見ながらナビしてもらうことに。
うーっ、地図もわかりにくいし、説明受けてもあまり
来たことない新城の地理が全然わからん。。。

やっとのことでたどり着いたクリニックは、路地裏に
位置するちょっと怪しげな医院でした。待ち患者は
ゼロ。。。大丈夫かいな?でももう行くしかない。

受付を済ませ、すぐに診察室に通される。
問診の後、ベッドに横たわり診察開始。
押されても痛みはない。特に調子の悪い箇所はなさそう。
で、結論は、原因はわかりません、と。。。
まあそうだわな。僕も何が原因だかわからないし、
問診で色々説明はしたもののこれだけじゃねぇ。

とりあえず下痢止めとか整腸剤を処方され、経過を見る
ことになりました。って言うか、もともと薬だけもらい
に行ったようなもんだけどね。

でも飛び込みで行った割にはいい先生だった。
色々話は聞いてくれたし、下痢患者への注意書きも
くれた。暇だったから親切だったのかな?

薬もらって精算した後、
「どうやってうちの電話番号調べたんですか?」
(事前に診察時間を電話で聞いていた)
「あ、川崎市のHPから調べたんですよ」
「そんなのあるんですか?」
「はぁ、医者探しのインターネットに載ってますよ」
「そうですか、インターネット見たことないもんで」
と、受付のお母さんとの会話がありました。

そうだね、電話番号なんか載ってても載せられている
方は知らなかったりするもんね、ネットの世界では。
便利なのはいいけど、ちょっと怖い気もするね。

てなわけで、帰ってきておかゆ食べて、薬飲んだら
お腹は落ち着いてきています。お腹の風邪かな?
ちょっとは大人しくしてることにするか。


                               




2003年10月29日(水) 香港代表×U22日本代表


ビデオに撮ってまだ観てない人、読まない方がいいです。

僕にとってはもう思い出の地となった香港で、残念ながら
何回も足を運んだ香港スタジアムではなかったけど、
香港代表対U22日本代表の試合が行われた。

ちょっと照明が足りないモンコックスタジアムは、日本で
言えば等々力競技場の2階スタンドを取り外したくらいの
規模のスタジアムだったと思う。当然芝生はボコボコで、
選手はやりにくかったろう(香港スタジアムもボコボコ
だけどね)。

そんな中で行われた一戦。試合開始直後から我慢我慢が
続く。と言っても選手ではなく、観る方が(苦笑)。
10分経過、まあまだ慣れないピッチだからしょうがない、
15分経過、みんなケガを怖がって積極的じゃないなぁ、
20分経過、う〜ん、まあせめて30分くらいは観てやるか、
30分経過、ええ加減にせぇよ、エクレア食うぞ。。。
35分経過、鈴木2枚目黄紙で退場、審判は今村並みね。

とまあ、前半終了まではエクレアとコーヒーとタバコで
なんとかごまかしながら深夜のテレビ東京を観てました。
そして思いがけず日本は前半ロスタイムに1点先取。
誰かとのワンツーから青木が抜け出し、高松に松井もどき
のラストパス。思い切り振りぬいた左足から放たれた
シュートは見事にファーサイドネットに突き刺さった。

この五輪代表でいい時間の得点ってのは記憶にないだけに、
おーっ、入っちまったよ、てな感じ。
それにしても前半、那須は消えてるわ茂庭は隠れてるわ
林はボーっとしてるわ、イライラしどうしの45分。
鈴木が退場になってやる気を出さざるを得なくなったのか、
徐々に試合が締まってきたのは怪我の功名だったのか。

ここまで観たらお付き合いしてやろうと思い、後半も
テレビの前で頑張った。残念なのは香港代表が6人も選手
を交代させたこと。明らかに前半の選手よりレベル低下。
元気な突貫プレスは相変わらずだったが、那須に代わり
森崎和が入った中盤はより安定して見えた。アウェーで
それも不利な状況で1点を守り抜く戦術練習にはなった
んじゃないかな。

お決まりのポカもやってくれたが失点には結びつかず、
後半は大した見せ場もなかったが前半よりは明らかに
上手い試合運びで終了のホイッスルを聞いた。

でも不満はいっぱい。松井はもっと楽しいプレーが出来る
はずなのに、荒いプレーをしてくる相手には荒い捌きが
多くなる。京都で負けが込んでいるせいもあるのか生彩なし。
石川も田中達もタイトなマークを振り切れなくてスペースを
作れず、得意のスピードに乗ったプレーは影を潜めていた。

途中出場選手は森崎を除いて全て持ち味出せず。
特に大久保は滑ってばっかりだし(いつもだよね?)、
時間は短かったけど田中隼と平山もいいとこ見せられず。
言わずもがなの前田遼。。。

もっと君たちはアピールしないと。小さい香港選手なんか
吹っ飛ばして見せ場作らないと(今日の審判なら即黄紙だが、
最後の方は明らかに出しすぎを反省していた、若しくは出す
のが面倒になっていた)。フル代表とは言え香港との実力差
は歴然としていたのに、圧倒的な力の差を見せ付けられな
かったのが残念。

しかし香港代表も変わったねぇ。英国人コーチがいた頃は
もっと守備的だったんだけど、よりアジアのサッカーに近く
なったというか、ちょこまかちょこまかするようになってた。
日本のワールドカップあたりのサッカーがひょっとして手本
になっているのかな?



                               



五輪代表親善試合

香港A代表 0−1 U−22日本代表

       得点 (高松 44分)



2003年10月28日(火) 靭帯リハビリ日記その9


雨の通院は嫌だねぇ。ちょうど家を出る直前、バケツ
をひっくり返したような雨音が聞こえてきてメゲそう
になったけど、今しっかり動かさないとだめだと自分
に言い聞かせ、家を出た。雨で濡れた駅構内を緊張
しながら歩き、混み始めた電車に乗り込み、選挙運動
でうるさい溝の口にたどり着いた。

雨のせいか、今日はリハビリ室もガラガラ。
だいたい月曜日が混んで、火曜日は空いてる日も多い
けど、今日は特に少ないようだ。あの雨じゃねぇ。

「今日は1人なんですか?」

ってみんなに聞かれたよ。。。
そりゃこの前書いたように2人で同じケガで同じ時期
に通院しているのも珍しかろうけれど。。。
きら様は昨日に引き続き体調不良でダウン。

今日もいつもの超音波治療をこなし(さすがに慣れて
きたのか嫌な痛みを外すツボがわかってきた)、
マッサージとリハビリへと移る。

週末挟んだせいでちょいと足は固まり気味。ちょいと
手荒に揉み解された後、足首曲げにかかる。
伸ばすのはまだいい、曲げるのもまだ耐えられる、
でも内側に捻るのはかなり痛いよ。ヒールホールド
並みに捻り上げられている気分だ。

今日初めて左足(普通の)と曲がり具合を比べた。
風呂なんかで自分でやってみたことはあるけど、
ちゃんと先生が様子を見たのは初のこと。

それを見ると、決してムリして曲げているわけじゃない
と再認識させられた。足首伸ばすのは少しの角度の差
しかない状態まで頑張れるけど、曲げる(アキレス腱
伸ばし状態)は角度にして左足の半分くらいしか右足
は曲がっていない。内側にしても全然違う。

決して足首極められて痛いわけじゃないんだ〜(苦笑)
ケガしている箇所を攻められるプロレスラーって
こんな感じの痛さなのかな?そりゃ痛いわ。

今日は包帯ともサヨナラってことで、念のために検査。
と言っても、座ってみたり片足立ちしたりするだけ
なんだけど。。。かなり内側のくるぶし下が痛む。
突っ張る感じなんだけど、腱が伸ばされるような
嫌な痛み。。。でもまあ、合格らしい。

包帯も取って、しっかり動かしましょう。階段降りるの
怖いって言ってないで、ゆっくりでいいから努力しま
しょう。暇があったらアキレス腱伸ばしの要領で足首を
曲げる練習をするように、と指示を受けました。
はい、頑張ります。

包帯を取って歩く足取りはかなり軽くなった。
けど調子に乗って歩いてるとジンジン痛み出す。
雨のせいもあったのかな。

駅前を散策して帰宅。きら様所望のなわとびロープは
見つかったけど、昨日ネットで見当をつけておいた
ひげトリマーは見つからず。近い内に伸ばしている
ひげは剃り落とすつもりだけど、せっかくだからその
前にきれいに揃えたり遊んだりしてみたいじゃない?
どこ行けば売ってるかなぁ。。。


                               



2003年10月27日(月) 靭帯リハビリ日記その8

お気付きの方もいるかと思うけど、この日記は回想を
元に書くのがほとんどなのです(苦笑)

理由は、単に毎日書けないからということ、気分的にね。
パソコンに向かっていろいろしてはいるんだけど、日記を
書こうと思うのは最後の最後。もう眠くなる頃。

それじゃいかん、日々の思いをそのまま書き残すのだ。
これからは毎日書こう。ん、できるだけ(笑)

今日も通院する予定だったけど、崩れまくっている生活
パターンときら様の体調不良によりリハビリはおサボり。
リハビリがてら洗濯(これが結構キツイんだよ)を1回
して(明日は雨だっつうじゃん)、簡単に部屋を掃除して、
買い物には歩いて出かけました。

見た目は普通に歩いてるかな。まだ外出時には包帯巻いた
ままなのでどうしても歩き方は変になるけど。
明日先生に診せたら、包帯も取られる予定なのだ。
階段は普通に上れるようになった。下りは身体を斜めに
すればなんとか、かなりアキレス腱付近が痛いけど。

外を歩いていて、順調だと思った瞬間、走り出しそうに
なった自分を自制。なんか走れそうな気分だったから。
きっと痛みでうずくまることになってたんだろうな〜。

個人的にはさほど興味ない日本シリーズも終わりまして、
世間は選挙戦一色か?(違うよな)


                               



2003年10月26日(日) 靭帯リハビリ日記その7

ケガして以来、何回目かの精神的に厳しい一日。

仕事探しも出来ず、外にも自由に出れず、家の中での
テレビとパソコンにも疲れてきた。
前向きになれないがために、本を買ってきてもすぐに
飽きるし、新聞もたまったまま。パソコンに向かって
するべき仕事も全然進まないし、家の掃除は少し力を
入れると痛い足が邪魔してやる気になれない。

煮詰ってきているんだろうな。頭の中が。

サッカー観戦も遠くまで出かけられず、唯一のストレス
発散機会?だった球蹴りももちろん出来ない。
あれもこれも出来ないと思うだけで、やれることを
見つける気にもなれない。これは問題だね。

今でもやれることはあるはず。前向きにできることが
あるはず。そろそろ隠せば普通に歩けることだし、
新しいことを発見しに行かないと。仕事探しも人と
接することも。

まずは身の回りをきれいにすることから始めるか。

今日のテレビ観戦は、新潟×甲府。くそぉ、面白くない
サッカーできっちりと勝ちやがって(苦笑)
夜中のセリエもヤナギは初の先発ながら途中交代。
頑張っちゃいるけど外国人助っ人としては物足りない。
ユーベは余裕の勝利、今期もユーベとミランかな。
相変わらず暇なので数だけは観てます。



                               



2003年10月25日(土) モンテディオ山形×川崎フロンターレ


テレビでサッカー観戦三昧の一日。

13時から水戸×広島の結果を気にしつつ、
14時から山形×川崎を中心に観戦。
15時からは神戸×鹿島もザッピング対象となり、
17時からは録画していたチェルシー×ラツィオ。
19時からの市原×磐田の途中で寝ちゃったけど、
23時からのチェルシー×マンチェスター・シティへ。
寝る前にはレアル・マドリー×ラシン・サンタンデールも。

半分くらいしか観てないのもあるけど7試合、よく観たね。
でもサッカー評論とか生業としている人たちは週末には
もっと観てるんだろうな。だいたい粕谷さんなんかは
どうでもいいこと詳しいもんな〜。彼の斜に構えたプレミア
好きの態度は好きだけどね(笑)

でも観る順番がこれでよかったと感じたよ。
明らかにボールスピードとかトラップ一つの技術が違うもん。
J2→J1→CL(→J1、寝る)→プレミア(→リーガ、
おまけ)だったからなんとか集中して観れたんだと思う。
逆だったらもう観れないだろうね。

でもJ2好きだよ。何と言っても一番身近に感じられるリーグ
だし、44試合のリーグ戦を年間通して観れば色んなドラマが
あるし、地元チームが頑張っていれば応援に熱も入る。
J1はしょせん短期決戦だから面白くない。トーナメントは
ナビスコも天皇杯もあるのに、リーグ戦くらい年間通した
ドラマを期待したい。色々難しいことはあるだろうけど、
チームもっと増やして1シーズン制に戻してほしいよ。

で、今日の山形×川崎。負けなくてよかった。。。
ありがとう山形県総合運動公園陸上競技場のゴールポストと
バーさま。君たちが吉原の上に横に立ちはだかっていたこと
を1週間は忘れないよ。

苦戦は予想していた。アウグストの出場停止。昇格圏内に
入ったことによる重圧感。相手はこんなときに上位を苦しめ
る山形とあれば、簡単に勝てないことはわかっていた。
試合開始から川崎の動きは硬く、いつもの前線からのプレス
も思い切りよさが感じられない。失点を恐れるあまりに
箕輪と伊藤宏がカードをもらう。より萎縮してしまう川崎。

どうせなら1点取られればよかったのに(苦笑)。
そしたら目が覚めて攻撃にも必死さが出ただろうに。
でもまあ、点は取られないにこしたことはないわけで(笑)。

山形もいいサッカーをしていたのは事実。勝ちたい気持ちが
より前面に押し出されており、気負いの目立つ川崎を圧倒する。
アウグストの代役となった塩川は新潟戦のような活躍が期待
されていたけど、今日は中途半端な役割しかできなかった。
ケガかなんかで1週お休みをもらっていたホベルチも精彩を
欠き、ジュニーニョは孤立するだけ。今野はお疲れかな。

次もアウェーで甲府戦。誰を出せとかはあまり言わない方
だけど、ぜひ気分転換の意味でも我那覇とホベルチの2トップ
&ジュニーニョのトップ下を最初から試して欲しい。
何が何でも勝つんだとの意気込みを示すためにね。
そしてサイドは長橋と茂原。ボランチが山根と今野。
攻撃的だけどね。。。オグはきんちゃんに張り付かせて(苦笑)

何にせよ、最終節の広島戦まで昇格レースがもつれるのは
間違いないから、最後の最後まで楽しませてほしいね。
昇格ねぇ。。。ちょっと考えちゃうけどさ(笑)
試合数少なくなるしチケット代は上がるだろうし、浦和とか
来たらスタジアム占拠されるんだろうし(苦笑)
のんびりした等々力が好きなんだけどな。。。
でも地元でJ1が観れるのはいいよな。。。

フクザツだ。


                               



2003Jリーグ ディビジョン2 第40節第1日

14:04キックオフ 山形県総合運動公園陸上競技場
【入場者数】3,733人【天候】晴のち曇 20.6℃ 41%
【主審】太田 潔【副審】唐木田 徹/抱山 公彦

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モンテディオ山形   0  0 前半 0  0   川崎フロンターレ
            0 後半 0

           11 SH 13
           10 CK 7
           27 FK 17

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【山形】 GK 16 桜井 繁   【川崎F】 GK 17 吉原 慎也
    DF 2 太田 雅之        DF 2 伊藤 宏樹
    DF 3 古川 毅         DF 30 渡辺 匠
    DF 30 小林 久晃       DF 5 箕輪 義信
    DF 13 内山 俊彦       MF 6 山根 巌
    MF 19 星 大輔        MF 14 茂原 岳人
    MF 8 永井 篤志        MF 20 長橋 康弘
    MF 14 井上 雄幾       MF 15 塩川 岳人
     MF 7 高橋 健二        MF 18 今野 章
    FW 9 大島 秀夫        FW 10 ジュニーニョ
    FW 17 中村 幸聖       FW 9 ホベルチ

    GK 21 阿江 孝一       GK 1 浦上 壮史
    DF 4 鷲田 雅一        DF 32 岡山 一成
    MF 5 ニヴァウド        MF 7 鬼木 達
    MF 25 川崎 健太郎      MF 26 中村 憲剛
    FW 20 根本 亮助       FW 27 我那覇 和樹
    監督 柱谷 幸一       監督 石崎 信弘

--------------------------------------------------------------

【交代】 75' OUT 中村 幸聖  【交代】 59' OUT 塩川 岳人
      IN 根本 亮助        IN 我那覇 和樹
    80' OUT 永井 篤志      71' OUT ホベルチ
      IN ニヴァウド        IN 中村 憲剛
    89' OUT 高橋 健二      82' OUT 今野 章
      IN 川崎 健太郎       IN 岡山 一成

【警告】 36' 内山 俊彦    【警告】 22' 箕輪 義信
                  27' 伊藤 宏樹



2003年10月24日(金) 靭帯リハビリ日記その6


やっぱり通院しなきゃ足の調子が悪い。
電気治療も少しは役に立ってるんだろうか。
マッサージしてもらわなきゃ足首がどんどん
固まっていく気がする。しっかりと右足をつけて
歩けばいいんだろうけど、まだ痛みが先に立つ。

そんなわけで昨日もサボってしまった通院に行く。
またまた久しぶりですね〜、って感じで。
ちょっとはまともに歩けるようになったぞと、
スタスタとリハビリ室に入っていった。

ちょっと怖そうな女医さん。
「チームって何人くらいいるんですか?」
「はぁ?30人弱くらいですね」
「フットサルって何人でやるんですか?」
「GK入れて5人ですね」
「そうなんですか〜」

いきなり僕を相手に的を突いた質問が。
今までこの女医さんと話したことはなかったのに。
後できら様に聞いたところによると、3日間
来なかった間にうちらのことが話題になっていた
らしい。医者変えたんじゃないか、とか。。。

まあ、同じ整形外科に同じ時期に同じケガをして
一緒に通院している二人組みは目立ってもおかしく
ないか(笑)話のネタにされていた様子。

そして電気治療が終わり、いつもの先生に
マッサージをお願いする。昨日までサボっていた
お仕置きなのか、今日から厳しくなりますよ〜、
と嫌な宣告をされる。怖い〜。

マッサージの後、軽く足首の曲げ伸ばしをするんだ
けど、前回までは痛くなったら言ってください、
そこで我慢、はい1、2・・・10だったのに、
今日からは、我慢できなくなる直前で止めて〜、
はい1、2・・・10に変わった。

当然、我慢できなくなる寸前ってのは、かなり痛い。
足首極められてるんじゃないかと思うくらい痛い。
思わずタップしそうになるくらいツライ(苦笑)
そこまで足が耐えられるくらいに回復したんだ、
と思う反面、このリハビリはかなりしんどい〜。

でも正念場なんだろうな。ちゃんと足首の受傷箇所
以外の筋や筋肉を回復させないとまたケガしてしま
うんだろうな。我慢してやらねば。

左足もそろそろ右足をかばうのが限界って言ってる。
ひざは寝てる間に曲げ伸ばしするだけで痛みが走り、
左足人差し指は足の裏に力を入れるたびに電気が走る。
早く右足にしっかり体重かけて歩いてあげないと
左足も痛めそうだ。。。

頑張って歩きます。
リハビリは痛くてつらいけど、マッサージ受けた後は
すこぶる快調に歩ける。普通に歩いても痛みも少ない。
気分良く歩いて帰りましたとさ。


                               



2003年10月22日(水) 靭帯リハビリ日記その5(東京ヴォードヴィル)


リハビリはお休みにして、今日は外出&観劇。
ケガ後、松葉杖&ギプスなしで初の遠出だね。

自転車で武蔵中原まで出て、南武線で登戸へ。
小田急線に乗り換え目指すは下北沢、本多劇場。
きら様推薦の演目は「その場しのぎの男たち」
作は三谷幸喜、演じるは東京ヴォードヴィルショー
with伊東四郎って感じですかね。

本格的な芝居は観るの初めてで、喜劇はもちろん
ナマでは観たことなかった僕にとって、まず驚いた
のはステージの近さ。これはこの劇場の特徴だと
思うけど、舞台から汗の匂いが漂ってきそうな近さ。
劇中に出てきて空中に撒き散らされた胃薬の匂いが
実際に感じられるくらいの目の前で演じられていた。
この良席ゲットしてくれたきら様にいつもながら感謝。
チケ取りの達人だね。

今まで学生芝居とミュージカルしかナマで観たことが
なかった僕にとっては新鮮な体験だった。いつしか
気持ちは明治の世界に引き入れられていた気がする。
本もいいし役者もいい。伊東四郎の一言が特に重い。
重いってったってそりゃ面白いんだけど、雰囲気と
か間の取り方とか抜群なんだよな〜。
「戦争だ、腹立ってきた!」なんて言われたら怖い
んだけど(笑)笑いが巻き起こる。

劇の内容を簡単に書くと、明治24年のロシア皇太子
暗殺未遂事件(大津事件)を題材に、その当時の内閣
の慌てぶりを風刺したもの。
「やることなすこと裏目裏目」みたいな慌てぶりは、
今の政治家にも言えるんじゃないかな(笑)

今の日本にはその政治を笑ってしまう雰囲気はないね。
無関心なんだろうな。結局は誰がやっても変わりは
ないからなぁ。いいのか悪いのか。平和ってことか。
日本国内はね。危機が迫ったときに慌てないように。
何年か経ったら笑われちゃうからね。

面白かった。2時間じっと座って観てるのはケガの足
にはつらかったしオードブルショーはいらなかった
けど、久しぶりに笑って時間を過ごせた気がする。
この演劇がいいものかどうかはわからない。だって
比較対照が出来ないから(苦笑)
でも面白かった。満足。

帰りに劇場向かいの台湾料理で夕食。ケガ後初めて
ビールを飲んだ。美味かった〜。雨のせいもあってか
寝るときにピリピリ受傷箇所が痛かったけど。。。


                               



2003年10月21日(火) 靭帯リハビリ日記その4


回想で書いてるとこうなってしまうのだけど、
昨日の通院は友人に車で送ってもらいました。
やっぱ車はいいなぁ、感謝感謝(笑)

途中で港北のスポーツショップに行き、シエスタの
ソックス&パンツをお買い上げ。これで上下揃った。
早く着て試合したいよーっ。
ユニホーム揃えるまでは色々ありまして、団体を
まとめることの難しさを思い知らされました。

今までの人生経験で人の上に立つことはあれど、
こんなに大人数を、また同等の立場としてまとめる
のは初めての体験なので、いい勉強になりました。
何回か代表辞めようかとも思ったんだけどな〜、
せっかくここまで創り上げてきたんだし、と思い
止まることを繰り返してきた。これからも苦労は
あると思うけど、みんなの力を借りつつ頑張って
行きたいと思ってます(決意表明?)

でもやっぱり今が一番つらい。自分が蹴れないのに
練習とかイベントの日程組んで、みんなの反応が
ないのは寂しいね。動いてくれる人はいるけれど、
忙しいのはわかるけど、もっと協力してくれれば
いいのにな、とも思う。そういうクラブに今まで
持ち上げていけなかったのも力不足なんだろうけど。

話は変わって久しぶりのスポーツショップ探検。
掘り出し物はなかったけど、きら様がサポーターを
発見。うん、これなら復帰時に再発防止に役立ち
そうだと見てみると、高い。。。1万円近いよ。
1万出せばレプリカ買える、でも足首のケアは
しっかりとしておきたい、う〜ん。。。

で、これは昨日の話。

今日は通院お休みでした。


                               





2003年10月20日(月) 靭帯リハビリ日記その3


ギプスとサヨナラ記念日。

ケガしたのが9月27日。
今やどんな状態でケガしたのかよくわからない。
右足首外側から強い力が加わって受傷したのか、
その際にボールに半乗りになって外側に強く
捻って両側を痛めたのか。。。治り具合から判断
すると外側よりも内側が重傷だった感じだし。
でも最初は外側が大きく腫れて痛くて。。。
内側は治りにくいとも言われたし。。。
どっちでもいいや、現状と向かい合って治すことだ。

病院行ったのが9月29日。
松葉杖生活が始まって、足の痛みとむくみとの戦い
が始まった。靭帯損傷でむくみが強敵とは知らなかった。
そして伏兵が松葉杖をつくことによる手の痛み。
家の中を這いずり回ることによる手足の痛み。
右足をかばっているがための左足の痛み。
人間少しバランスが崩れるだけであちこちに痛みが。

片松葉杖になったのは10月12日。
前週から外してもよかったけど埼スタ遠征の護衛の
ため週末は両松葉を借りておいた。
そして松葉杖を完全に返却したのが10月15日。
本格的なリハビリ生活が始まった。

そして今日、予定通りギプスにサヨナラ。
3週間に渡って僕の足首を固めていたギプス
は記念にお持ち帰りになったんだけど、どうしよう?
ちょっと臭うし(苦笑)
ファブリーズして天日干しして保存かなぁ。
次に捻挫したときも使えそうかな。いや絶対にもう
こんな目に会いたくないよ〜。

もう家の中ではギプス外して歩いてはいたんだけど、
まだ外はかなり怖い。均等に体重をかけるどころでは
なく、歩行スピードがかなり遅くなる。。。
でも左右同じ靴を履ける喜びはひとしお。
バンテージ代わりみたいな包帯はしたままだけど、
外見はケガ人に見えないようになりました。


                               



2003年10月18日(土) 川崎フロンターレ×コンサドーレ札幌


2週間前、ケガした1週間後に松葉杖で等々力に来たとき、
そりゃ大変な思いをして観戦し、その思いが通じたのか快勝。
その勝利を無駄にしないためにも、札幌戦は絶対に落とせない。

松葉杖も取れて下り階段以外は普通に歩けるようになったが、
それでもヒョコヒョコ歩きではスタジアムはつらい。
ケガ人オーラも薄れてきたみたいで、人ごみは怖いし。
でも頑張って雨が降り出した等々力競技場にはせ参じました。

開放された2階バックスタンドに陣取り、まずは腹ごしらえの
ためにカレーを食べに行く。きら様がお弁当(おかず)を
作ってくれたので、いつもより充実したスタジアム食に(笑)
カレー食べれば勝つというジンクスは破れてしまったけど、
それでも好きだからねあの味。

選手紹介を聞きながら食事を終えた後、席に戻り試合開始。
きら様の席取り(寄せ?)の才能のおかげでAゾーンでは
ほぼ中央よりの良席で観戦。感謝しております。

この日の川崎には硬さが目立ち、一方的に攻めながらも攻撃に
人数がかけられない。札幌が堅守カウンターを狙ってきていた
こともあり、非常に慎重なサッカーを展開していた。
中盤はいつものように圧倒的に支配しているものの、何人いる
のか数えるのも面倒なくらいの最終ラインで跳ね返される。

特にジュニーニョへのマークはきつく、自由にボールを持た
せてくれない。ホベルチ欠場(なぜなんだろうね?)の影響か
ボールの収まりどころがない(なんとかしろよ我名覇)。
一方的に中盤を支配しながらもフィニッシュまでなかなか
持っていけない嫌な展開。今期の札幌戦はいつもこんな感じで
ドローが多い。

ただ、アウグストの突破は効果的で何度かチャンスを作って
いたし、カウンターに注意して根気良く攻めていればなんとか
なるんじゃないかな、と前半終了。

ハーフタイムにタバコを吸いに行けるくらい足元が回復した
僕達は、売店近くで札幌サポな友人と再会。どんなつながりかは
忘れちゃったけどきら様の友人で、WC観戦時にも一緒に宿泊
した仲。おまけにその札幌サポな知り合いに僕の旧同僚がいた
というなんやらわけのわからん人間関係。日本は狭いもんだ。

「CK蹴ってるの誰?」
「きんちゃん(今野)だよ」
「下手だね(笑)」
「うん、一日一本くらいいいのあるけどね(苦笑)」
と、弱点を突かれてしまいました。。。
どうせだからシゲに蹴らせるとか、ジュニーニョに蹴らせるとか
すればいいのにね。CKから点を取るのは背の高いDFたち
なんだからさ。そもそもCKからの得点少ないし。。。
最後の切り札になんかセットプレーのオプション増やしといた
方がいいと思うんだけどな。

さて後半、幸運なことに早々に相手MFが2枚目の黄紙で退場。
ますます守備的になる札幌に対し、じわじわと圧力をかけ続ける
川崎。そして訪れた我名覇のゴール! やっとかよ(実感)

これで相手も1人少ないし追加点取って試合を決めちゃおう。
と思いきや、札幌も粘る粘る。。。川崎の決定力も。。。
最後までハラハラしましたが、時間稼ぎまでする余裕もあり、
1−0で勝つには最高の内容で結果を残してくれました。
1点を最後まで守るシミュレーション、これはこの先昇格
争いには必要なこと。上手く出来たと思います。

残念ながら今日アウグストが黄紙をもらって次節から2試合の
出場停止。アウェーで山形、甲府と続く苦しい試合に精神的にも
支えとなっている彼がいないのは厳しい。けど1人抜けたくらい
で勝てないようじゃ昇格しても勝ち残れない。これでゆっくり
休養してもらって最後の大事な場面で活躍してもらおう。

頑張れシオ!

なんとまあ、広島が負けてくれて2位浮上、新潟もコケてくれて
1位から3位までダンゴ状態に。一般的に見ても昇格レースは
非常に面白くなってきた。これでお客さんも増えるといいな〜。


                                       



2003Jリーグ ディビジョン2 第39節第2日

14:04キックオフ 等々力陸上競技場
【入場者数】7,119人【天候】曇のち雨 19.3℃ 57%
【主審】穴沢 努【副審】蒲澤 淳一/森 直之

---------------------------------------------------------

川崎フロンターレ  1   0 前半 0   0  コンサドーレ札幌
            1 後半 0

             25 SH 2
            14 CK 4
            17 FK 23

-----------------------------------------------------------

【川崎F】 GK 17 吉原 慎也  【札幌】 GK 21 藤ヶ谷 陽介
     DF 2 伊藤 宏樹       DF 28 田畑 昭宏
     DF 30 渡辺 匠       DF 5 佐藤 尽
     DF 5 箕輪 義信       DF 22 吉川 京輔
     MF 6 山根 巌        MF 25 西田 吉洋
     MF 14 茂原 岳人      MF 2 森下 仁志
     MF 20 長橋 康弘      MF 27 三原 廣樹
     MF 4 アウグスト       MF 20 和波 智広
     MF 18 今野 章       MF 23 砂川 誠
     FW 10 ジュニーニョ     FW 7 酒井 直樹
     FW 27 我那覇 和樹     FW 16 堀井 岳也

      GK 1 浦上 壮史       GK 29 井上 敦史
     DF 32 岡山 一成      DF 33 岡田 佑樹
     MF 7 鬼木 達        MF 32 市村 篤司
     MF 26 中村 憲剛      MF 8 ビタウ
     FW 34 小林 康剛      FW 17 新居 辰基
     監督 石崎 信弘      監督 張 外龍

---------------------------------------------------------------

【得点】 63' 我那覇 和樹    【得点】


【交代】 58' OUT 長橋 康弘   【交代】 45' OUT 酒井 直樹
      IN 小林 康剛         IN 新居 辰基
    80' OUT 我那覇 和樹      82' OUT 砂川 誠
      IN 鬼木 達          IN 市村 篤司
    89' OUT アウグスト       89' OUT 田畑 昭宏
      IN 岡山 一成         IN 岡田 佑樹

【警告】 24' 我那覇 和樹    【警告】 05' 吉川 京輔
    44' 伊藤 宏樹         22' 森下 仁志
    86' アウグスト         50' 森下 仁志
    89' 山根 巌          59' 砂川 誠

【退場】           【退場】 50' 森下 仁志



2003年10月17日(金) 靭帯リハビリ日記その2


通っている整形外科にはリハビリ担当の先生が数人いて、
一人の患者に対して一人の先生が面倒を看る仕組み。
他の医院がどんなのかは知らないけど、受ける感じは
すごくいいし、設備も充実しているような気がする。

リハビリは担当医との相性が大事。

うちらの性格を知ってか知らずか、きら様と僕を担当して
くれる二人の先生は、お互いに相性がぴったしな気がする。

まずきら側の先生だが、話を聞くところによるとかなり
スパルタ的なリハビリを施しているらしい。だいぶ前から
片足立ちとか足を深く曲げて座れだの飛んでみろだの。
(口調はこんなではないと思うけど。。。)
これはきっと負けず嫌いで言われたことが出来ないと
悔しくて頑張ってしまうきら様とは相性はぴったし。
負けずにやろうとするからね。痛くても動かさなきゃ
いけないのがリハビリであり、怖さとの戦いでもあるし。

反面、僕を担当してくれている先生はすごく慎重。
無理はしないし優しく痛みと戦わせてくれる。痛みに対し
ての恐怖心が強い僕にとっては有難い限り。きちんと
どこの筋が痛いやら、この痛みはしばらく動かしてなかった
から起こるなど、きちんと説明しながらリハビリを進める。
松葉杖を外すときにも、外出するときにも注意事項や痛みが
増した場合の対処方法などを教えてくれる。

客観的に見れば、どっちも長短ありでどちらが優秀という
わけでもない気がする。ただ、この2人にはこの組み合わせ
がベストだったと感じる。ひょっとして、担当医を決める
大先生?が僕らの心を読める名医だったりして?
そんなことはないか。。。偶然だよな。

これが逆だったらきっとここまで順調な回復はなかったかも
しれないな(特に精神的にね)。

来週にはギプスともサヨナラだよ〜。



                                       



2003年10月16日(木) 靭帯リハビリ日記その1

松葉杖も取れたので、靭帯リハビリ日記に衣替え。

思えば先週は痛みとケンケン生活の疲れでかなり
へたっており、前向きな気持ちになれなかったし。
今週はきちんとお風呂を洗い、お湯につかり足を
動かす訓練をし、自分でマッサージもしている。

それでもまだ松葉杖の後遺症(手のひらの痛み)は
残っており、体重を1本で支え続けていた左足の
疲労度はかなりのもの。右足回復は順調とは言え、
寝ている間に動かしてしまうとまだ激痛が走る。

通院時のリハビリメニューは大きな変化はなし。
超音波10分間と先生によるマッサージ。
あと、少し足を動かす訓練が加わってきたくらい。

超音波治療は効いているのかいないのか、よくわからん。
気持ちいい実感もないし、終わった後に軽くなった
とか痛みがなくなったとか感じられることがない。
たまに骨に響いたり患部がピリっと痛くなる。
でもこの音波で硬くなった腱や筋肉をほぐす作用が
あるらしい。痛くても我慢だ。。。

マッサージは良く効く。
マッサージ後に足首を少し曲げたりするんだけど、
いつもは痛くてしょうがない程なのにかなり曲げて
も大丈夫なくらいにまで耐えることが出来る。
先生によると、マッサージ後は血流が良くなり、
刺激を与えることによって痛みに耐える力が
増すのだそうな。よって通院帰りの足取りはすごく
軽くなる。

頑張れば普通に歩けるような気がして挑戦してみるの
だけど、道路が少しでもうねっていたり段差があったり
すると痛みが走る。まっすぐだともうかなり体重を
かけても大丈夫なんだけど。。。


                                       



2003年10月15日(水) 松葉杖戦記最終回


今日で松葉杖とはオサラバです。
人生初の松葉杖生活は17日間で終わりました。

とは言え、まだスタスタと歩けるわけでもなく、
ヒョコヒョコ歩きで右足に体重をかけることは
かなり怖くて痛い状態です。

松葉杖が取れた帰り道、今までは誰が見ても
重傷者だったのが、ちゃんと見なきゃケガしてる
とわからない姿になり、周りの人が急に怖く
見え出した(苦笑)

松葉杖オーラの力はすごかったんだな(笑)

足の腫れはかなり引いてきて、しばらく見え
なかった甲の血管とか筋もはっきりしてきた。
むくみがだいぶ取れてきたんだろうな。

これからつらい(と言われる)リハビリ生活が
本格化します。

                               



2003年10月14日(火) 松葉杖戦記その9


松葉杖で電車は怖い。

先週埼玉スタジアムまで出かける時、駅のバリアフリー
状況について調べてみたが、ほとんどの駅でエレベーター
やエスカレーターが不十分。階段には車椅子用の昇降機が
設置されてはいるけど、あれって当然松葉杖な人には
使えないし、実際に車椅子の人でも利用するのに躊躇する
んではなかろうか?駅員呼んで大掛かりな作業が必要だし。
エレベーターが設置されているのはわずかで、JRは特に
不備が目立つ。

電車の中では松葉杖ついてればほとんどの人が席を譲って
くれる。有難いことだ。でも一番怖いのは前に立つ人。
足を蹴られないかどうかビクビクしながら時を過ごす。
松葉杖でガードしても満員電車ではかなり緊張するよ。

そして乗るときはまだしも、電車降りるときが一苦労。
動いてる間に席を立つのは怖いから停車を確認してから
腰を上げるのだけど、さて松葉杖をついて、足元確認して
荷物を持って、歩き出すときにはもう人が乗り込んでくる。
迷惑だなと思うし、乗ってくる人はケガ人の存在に気付いて
いないことが多くて、空席をめがけて突進してくる。
時間かかっちゃうからドアが閉まりはしないかと不安になる。

松葉杖でバスも怖い。

ノンステップバスが増えてきて、乗降は簡単になっている
けど、降りるときにバス停と道路との段差がかなり怖い。
中途半端に停車されると、バスから一旦道路に降り、また
歩道に上らなきゃいけない。これが結構やっかいなもの。
段差は大きいし、バスは走り出そうとするし、短時間での
昇降はきついものがある。

そしてバスの優先席。あれは優先座席ではないよね。
だいたいはバスの内側に向かって座りやすいように出来て
いるようだけど、確かに座ったり立つのは楽かもしれない。
でも人が増えるにつれ、立っている乗客の足が自分の足元
まで迫ってくる。これはケガ人にとっても、例えば他に
優先席を必要とする人にとっても怖いのではないだろうか。

片松葉になってから、優先ではない普通の席に座るように
なりました。ここだと立っている人に足を踏まれる危険は
ないからね。座るのは大変だし松葉杖も邪魔だけど、怖い
思いをするよりは全然ましだから。

ホスピタリティーの差。

埼玉スタジアムでも味わったように、いくらいい設備が
あってもそれを運営する人間に知識や思いやりがないと、
立派な施設の意味が全くない。

ワールドカップや大きな催し物などが開催されたとき、
運営者は世界に恥ずかしくないようにスタッフに教育や
指示を与え、十分な準備をもって本番に臨む。
それと施設がマッチしたとき、本当に人にやさしいイベント
になる。ほとんどの会場でそう感じた。(一部には人を人と
思っていないような造りのスタジアムもあるけど)

いくらいいモノがあってもそれを使うヒトが成長しないと
全然役に立たない無用の長物となる。日本人っていわゆる
弱者への対応の仕方を知らなさ過ぎるよね。自分も含めて
だけど。。。今回はいい勉強になりました。

で、明日には松葉杖とサヨナラです。


                               



2003年10月13日(月) 高円宮杯決勝

静岡学園高校×市立船橋高校

怪我してなかったら埼スタと言えどきっと観戦に
出かけてたであろうこの試合、まったりとテレビで。

みんな上手いよなぁ、静学なんか信じられないくらい
パスはつながるし、船橋の勝ち方なんてプロに教えて
やりたいくらいに憎らしいし。

カレンの決勝シュートも見事だったし、静学の横山の
ボレーも素晴らしかった。個々のレベルはすごく
高く(毎年言ってる気がするけど)なっている。

でもなんか寂しい気がした。

ユースはまだしも、高校生はもっと高校生らしい競技を
見せてほしい気がする。レベルが上がってきたのは
もちろん歓迎すべきだけど、負けたら終わりなんだと
いう切迫感が感じられなかった。

こんなこと言うと時代錯誤的かもしれないけど、試合
終了間近になっても自分たちのサッカーを崩さない
静学も、決してリスクを冒して攻めに転じなかった
船橋も、大人すぎるサッカーをしている。

一人くらい俺が決めてやる、とか俺に任せれば大丈夫
とか言うやつはいなかったのか。。。まあそんなやつは
この両校では生き残っていけないんだろうけど。
また今の日本サッカー界でも。。。

選手権ではまた違った姿が見えるんだろうか。
今回も予選リーグではそんな選手がいたんだろうか。

名古屋に入った片桐元気かな?


                               



2003年10月12日(日) 松葉杖戦記その8


今日はシエスタの試合の日。
本当に楽しみにしていた試合だったのですごく残念。
格上チームとの試合があったので、実力を試して
みたかったんだけど。。。

車でお迎えに来てくれるってので、方松葉で参戦。
みんなにケガ以来剃っていないヒゲ面と松葉杖姿を
見せに行きました。ユニお披露目試合だったし。

体育館ではハイになって、右足をついてヒョコヒョコ
歩いておりました。まだ体重はほとんどかけられない
状態だけど、じっとしてられなくてね。

みんなの試合を観ていると、本当に悔しかった。
自分でプレーしたかった。ユニ出来たってのにさ。
しっかり治そうと改めて決意。頑張って杖なしでも
歩けるようにした。そりゃ痛いけど、足をつかない
期間が長いほど、治りが遅いって言うし。。。

早く走りたい。ボール蹴りたいよ。


                               



昨日の代表戦の結果↓
川口、もういいよ。。。

2003/10/11(土)13:15 [ 日本時間:10/11(土)19:15 ]
国際親善試合 ルーマニア×日本 @ブカレスト

ルーマニア   1  1 前半 0  1   日 本
          0 後半 1
  ムトゥ(前半16分) 得点  柳沢  敦(後半13分)
       バンク  警告  三都主アレサンドロ
       ムトゥ     高原 直泰
      コドレア
            退場  

ルーマニア代表

GK 1 ロボンツ
DF 2 ストイカン
  4 イェンクシ
  5 キブ
  3 ラツ
MF 7 ディカ
→16 ショアバ
(後半18分)
  6 ラドイ
→18 コドレア
(後半29分)
  8 ムテアヌ
→19 ズィク
(後半36分)
 11 バンク
→13 クリステア
(後半36分)
FW 9 ガネア
→15 ブラトゥ
(後半18分)
 10 ムトゥ

日本代表

GK12 川口 能活
DF14 三都主
アレサンドロ
 22 中沢 佑二
  3 坪井 慶介
  2 山田 暢久
MF18 小野 伸二
  6 稲本 潤一
 10 中村 俊輔
  7 中田 英寿
FW 9 高原 直泰
→20 大久保嘉人
(後半32分)
 13 柳沢  敦



2003年10月11日(土) 大宮アルディージャ×川崎フロンターレ


試合内容には特筆すべきものなし。

悪いながらもきちんと押さえるべき試合は押さえる、
これが出来なきゃ過酷なJ2を勝ち抜けるわけがない。
吉原にもたまには助けてもらわないとね(苦笑)

それよりも何よりも、埼玉スタジアム(怒)
いや、試合運営が悪すぎる。
松葉杖をついてわざわざ観戦に行ったのに、エレベーター
を使わせてもくれないってどういうことだよ?
ワールドカップ仕様で作られたスタジアムだから、
その辺の施設は必ずあるはず。いくらいい箱を作っても
その運営が稚拙なものであれば、意味はない。宝の持ち腐れ。

だいたい、係員がチケットの種類や座れる席さえも理解
していないってどういうことだ?
大宮さんがどういう事情でこの日のホームゲームを埼スタで
開催したのか知らないけどさ、初めて来た人にまた来たいと
思わせなきゃダメじゃないのかな?
プレゼントはいいけど、大宮得点ゼロなんて十分考えられる
ことだし(どんな強いチームでも)、得点しなきゃプレゼント
なしなんて考えられないよね。サッカー関係者が考えた
アイデアとは思えない。

スタジアム内の変な違和感もあった。

珍しくメインスタンドに陣取ったんだけど、周りには当然
大宮を応援する人がもちろん多かった。
でも何か違う。歓声が起こるポイントが違う、拍手を送る
場面が違う。。。最後には川崎サポの応援テンポに合わせ
子供たちがリズムを取る始末。。。

恐らく普段試合を観に来ていない人たちだったんだろう。
僕らの周りに座っていた人たちは。
大きなお世話かもしれないけど、そんな人たちを引き込む
ことができなかったのは大宮の失敗なのかもしれない。
これがもっと小さなスタジアムなら、そんな人たちも
サポーターの渦の中に引き込むことは可能だったろうに。

背伸びして大きなスタジアムで試合なんかすることないよ。
ホームで入りきらなくなったときに大きな場所を借りれば
いいだけなんだから。本日の入場者数は14,000人。
大宮公園じゃ入りきらないだろうけど、ホームを満員に
した方がよかったんじゃないかなぁ。
営業的にはこれでOKなのかなぁ?


                               






Jリーグ ディビジョン2 第38節第1日

14:04キックオフ 埼玉スタジアム2002
【入場者数】14,338人【天候】曇 24.6℃ 50%
【主審】大西 弘幸【副審】相葉 忠臣/佐幸 欣治

-----------------------------------------------------------

大宮アルディージャ   0  0 前半 2  2   川崎フロンターレ
             0 後半 0

              13 SH 10
             6 CK 3
             20 FK 18

------------------------------------------------------------

【大宮】 GK 1 安藤 智安  【川崎F】 GK 17 吉原 慎也
    DF 26 ディビッドソン
        純マーカス       DF 2 伊藤 宏樹
    DF 4 トニーニョ       DF 30 渡辺 匠
    DF 2 奥野 誠一郎      DF 5 箕輪 義信
    DF 33 村田 達哉       MF 6 山根 巌
    MF 14 大塚 真司       MF 14 茂原 岳人
    MF 7 氏家 英行       MF 4 アウグスト
    MF 31 鈴木 将太       MF 20 長橋 康弘
    MF 17 島田 裕介       MF 18 今野 章
    FW 12 盛田 剛平       FW 10 ジュニーニョ
    FW 11 バレー         FW 27 我那覇 和樹

-----------------------------------------------------------

    GK 20 荒谷 弘樹       GK 28 相澤 貴志
    DF 13 木谷 公亮       DF 32 岡山 一成
    MF 32 大沢 朋也       MF 7 鬼木 達
    MF 16 竹村 栄哉       MF 26 中村 憲剛
    FW 27 横山 聡        FW 34 小林 康剛
    監督 菅野 将晃       監督 石崎 信弘

------------------------------------------------------------

【得点】          【得点】 25' ジュニーニョ
                 41' ジュニーニョ


【交代】 45' OUT 鈴木 将太  【交代】 67' OUT 我那覇 和樹
      IN 大沢 朋也        IN 小林 康剛
    68' OUT 島田 裕介      76' OUT アウグスト
      IN 竹村 栄哉        IN 岡山 一成
    85' OUT ディビッドソン
         純マーカス      80' OUT 山根 巌
      IN 横山 聡         IN 鬼木 達

【警告】 36' トニーニョ    【警告】 19' 長橋 康弘



2003年10月10日(金) 松葉杖戦記その7


「明日から違う電気治療始めますね」

との予告どおり、寂しい個室ベッドからはお別れ。
その新しい電気治療とは、超音波?治療。

まずは足にほとんど成分的には水というジェルを塗り、
電極を自分で手に持って患部に当てる。そしてゆっくり
と通電を機械で確認しながら回し当てる。

「たまに患部とか骨とかに超音波が当って痛いことが
 ありますから注意してくださいね」

試しに電極を足にくりくりと押し当てる。徐々に電極が
暖かくなり、なんか変な感じが。。。次の瞬間、骨に
嫌な痛みが走った。。。うっ、痛いっ!

思わず声に出すと、電圧を少し緩めてくれたが、たまに
骨に針を刺したような(刺されたことはないけど)嫌な
痛みが走る。それが嫌で、痛くないところを探しながら
電極を当てる。

でもよく考えたら、患部ってくるぶしのとことか足首とか
どことっても骨に当るじゃん。痛いの我慢しながら治療を
続けるしかないのか? う〜ん、つらい治療だ。
この手の治療のつらいところは、効いてるのか効いてない
のかすぐに確認できないとことだね。

痛みに耐えること10分間。次はマッサージに移る。
腫れも引いてきたことなので、少しずつ患部を柔らかく
したりして動きを加えていきましょう、とのこと。
マッサージクリームを塗り、先生がマッサージを開始。
足はまだつけないほど痛いのに、大丈夫かなと恐々。

しかし不思議なもの。かなり力を入れてマッサージされ
ても、痛みを感じるどころか、少しだけだけど動かせたり
足がつけたりする。恐るべしマッサージの威力。
マッサージが終わり、ギプスをつけ包帯を巻くと、もう
方松葉でいいくらいな感じでもあった。

でも明日は埼玉スタジアムまで出かけるつもりなので、
両方松葉を借りたままにする。護衛のためにね(苦笑)
電車とかバスの中でケガ人アピールしないと。。。危ない。
外出時の注意事項などを受け、治療終わり。
少し気分は明るくなったかな?


                               



2003年10月09日(木) チュニジア×日本


柳沢が点取ってよかった。勝ててよかった。
DF陣のバックアップが確認できてよかった。

でもなぁ、勝つだけじゃ満足できないんだよな。
欧州組の中盤はいつまで経っても成熟の欠片も
感じられないし、鈴木とヤナギのコンビネーションも
鹿島時代以上のものは感じられないし。。。

海外でプレーすることの重要性。
厳しい状況に身を置いて助っ人として結果を残すこと。
そしてその経験を代表戦では十分に発揮すること。
上手くなるってのは別の話で、やはり経験を持ち帰って
生かしてもらわないとなぁ。

ヒデが唯一経験をいい方向に使っているけど、中村も
小野もいまいち代表に還元しきれていないと思う。
中村はヒデがいる時に遠慮しすぎる。ジーコ監督の下では
心配することはないのに、代表に残りたいためのプレーを
している。小野はまだフィジカル面と精神面が甘い。
上手いし僕は好きなんだけどね、代表としては。。。

期待するのは稲本かな。今期からレギュラーに定着して、
年齢的にも選手としてのピークを迎えつつあるころ。
もっと大きくなって、態度ももっとビッグになっていいから
日本代表に刺激を与えてほしい。あのプレミアで毎試合
経験を積んでいるんだから。

ヤナギはセリエでもっとよくなる。日本ではムダ走りと
言われた動きも、セリエでは球が出てくる。周りが呼応して
いいプレーになる。決定力をもっと身に付ければ、高原以上
のストライカーになれると思う。

なんていろいろ書いてみたけど、この時期にチュニジアと
試合する意味があったんだろうか???
いつも対戦相手は消去法的選択によって決められている。
極東の国にとってはしょうがないことなのかな?



                               




2003/10/08(水)20:30 [ 日本時間:10/09(木)04:30 ]
国際親善試合 チュニジア×日本 @チュニジア・チュニス

チュニジア   0  0  前半  1  1   日 本
          0  後半  0
             得点  柳沢  敦(前半39分)
       ブザイエン 警告  
             退場  

チュニジア代表

GK16 ファデル
DF 2 パドラ
  3 ブザイエン
  6 トラベルシ
 19 アヤリ
MF 8 ナフティ
→20 スガイア
(後半44分)
 14 シェドリ
 18 ベンアシュル
→13 ブアジジ
(後半29分)
FW 5 ジャジリ
7 ムハズビ
→12 ミセウイ
(後半34分)
9 ブラハム
→17 セリティ
(後半17分)

日本代表

GK 1 楢崎 正剛
DF17 茂庭 照幸
 22 中沢 佑ニ
  5 三浦 淳宏
 21 加地  亮
MF18 小野 伸二
  6 稲本 潤一
 10 中村 俊輔
  7 中田 英寿
FW11 鈴木 隆行
→20 大久保嘉人
(後半48分)
 13 柳沢  敦
→ 8 藤田 俊哉
(後半32分)



2003年10月08日(水) 松葉杖戦記その6


「お久しぶりです」と先生が顔を出した。

腫れは少し引いたように感じられるが、痛みはまだ
ひどく、家の中を這いずり回ってる状態が続く。
片足でケンケンしながら移動するのも疲れる。
月・火は外出する気力もなく家で過ごしていた。

ケガしてから1週間以上が経過したのに、回復の
兆しが少しも見られないのに苛立つ。足のむくみも
ひどくなっていて、歩けないのがこんなに人の身体に
影響を与えるものかと考えさせられる。

やっぱり無理してでも通院しておいた方がよかったのか。
この日も引き続き電気治療、終わった後にむくみを
解消させるためなのか、患部を温められる。

「お風呂に入るようにしてくださいね」
「う〜ん、シャワーだけですね」
「それならバケツにお湯を張ってでも足を温めて」
「(風呂洗いが大変なんだよなぁ。。。)」

とにかく、温めるのがいいらしい。
しかし通院するのが精一杯で、それ以上のことが
考えられなかったよ。両手は痛いし、階段の上り下り
でお尻は痛くなってくるし、這いずり回って膝が痛く
なってくるし。。。ああ。。。


                               



2003年10月04日(土) 川崎フロンターレ×アルビレックス新潟


思い出されるのは去年の等々力満員大作戦。
セレッソ大阪相手に劇的勝利を収めて昇格への夢を
なんとかつないだ試合。今年も再現なるか?
等々力超満員大作戦だと(笑)来年はどうする?

去年よりは昇格という言葉を現実味のある言葉として
使える現在のフロンターレ。上位との差を詰めるには
新潟と広島の直接対決は絶対に落とせない。
特に今期3敗と天敵ぶりを発揮している新潟には
一矢報いておかないと、結果的に昇格したとしても
気分のいいものではない。

気合入れて行って来ました。松葉杖ついて。
ケガ後、初の自転車に乗って(正確にはケガした日に
自転車乗って帰ってきたけど。。。)。
去年の経験から、早く行かなければ良席は取れないと
わかっていたので、12時前には出発。

でもやはり、松葉杖では行動がかなり制限されるし
一つ一つの動作に時間がかかる。自転車止めるのも
スタンド立てるのも一苦労だし、途中買い物で
スーパーに立ち寄った時にはバランスを崩して
負傷している右足をついてしまい、足の裏に電気が
走って驚く。。。足首は痛くなかったけど。

そんなこんなで、スタジアムに到着したのは予定時刻を
大きく過ぎていたのでした。友人と待ち合わせて
きら様分のチケットを受け取り、松葉杖が物珍しかった
のか寄ってきたテレビクルーを振り切り(この辺は
妙に冷たい僕)、入口へと向かう。
この辺はお気楽日記に詳しく書かれていると思うけど、
なんとか見晴らしのいい席にたどり着く。。。ふぅ。

さてキックオフ。スタジアムはほぼ満員ながらも、この
時点では空席がちらほら見える、今年はムリなのかな?
なんて思ってる内にスルスルとジュニーニョが抜け出し
強烈なシュート。相手GKが弾いたボールを塩川が折り返し、
ホベルチが落ち着いて押し込む。あっという間の先取点!

立ち上がりが悪いと言われている新潟だけど、まさか開始
1分もたたない内にゴールが決まるとは。。。驚き。
出場停止のヤスに代わって先発の塩川がきっちり結果を
出した。ホベルチも空振りせずしっかりと決めた。

さあこれから新潟の反撃が。。。と思っていたら、予想した
ほど攻めてこない。いつもの嫌らしさはないし、単調な攻め
を続けているだけ。ミドル打ちゃあ入ると言われた吉原も
しっかりゴールを守り、その前にミドルを打たせない川崎
DF陣の集中力も高かった。

そっか、新潟は攻めてこないんじゃなくて川崎が攻めさせ
なかったんだな。今年のテーマである前線からの早いプレッ
シングが徹底され、ジュニーニョもホベルチも今日はサボ
らずにしっかりプレスをかけていた。

気がつけばスタジアムも満員。空席が見られなくなっただけ
ではなく、立ち見客も増えてきた。試合は膠着状態が続いた
けれど、途切れることのない声援に選手の足が止まることも
なかった。これが試合終了まで続けば必ず勝てると確信。

結果、新潟には何もさせなかった。攻め手を変えてはきた
けれど、それを実行に移させなかったフロンターレの完勝。
試合終了間際の追加点はおまけみたいなもの。内容で圧倒的
に上回っており、新潟にサッカーをさせなかった。

こんなサッカーがずっと続けられれば、J1でも勝てる。
ただ、専守カウンターサッカーには弱いけれど(苦笑)。
そのままでJ1に通じるような戦術完成を目指していた
監督の成果がやっと出た感じがする。

後は選手がこのサッカーを続けられるかどうか。
取りこぼしをいかに少なくするか。
体力的にも厳しい後半戦、選手は大変だろうけど観る方と
してはすごくサッカーを楽しめることになる。

今年はまだJ1昇格は早いし、上がられても困る(苦笑)
と思っていたのだが、ここまで来たら最後まで頑張って
J2を盛り上げてほしい。新潟と広島がすんなり昇格じゃ
面白くないもんね。

                               



******************************


2003Jリーグ ディビジョン2 第37節第1日

14:04キックオフ 等々力陸上競技場
【入場者数】21,393人【天候】晴 23.0℃ 42%
【主審】砂川 恵一【副審】伊藤 力喜雄/中熊 光義

------------------------------------------------------------

川崎フロンターレ  3   1 前半 0  0   アルビレックス新潟
            2 後半 0

             22 SH 6
             4 CK 7
            18 FK 19

-------------------------------------------------------------

【川崎F】 GK 17 吉原 慎也 【新潟】 GK 21 野澤 洋輔
     DF 2 伊藤 宏樹      DF 19 三田 光
     DF 30 渡辺 匠      DF 3 アンデルソン
     DF 5 箕輪 義信      DF 2 丸山 良明
     MF 6 山根 巌       DF 35 鈴木 健太郎
     MF 14 茂原 岳人     MF 6 秋葉 忠宏
     MF 4 アウグスト      MF 8 山口 素弘
     MF 15 塩川 岳人     MF 23 深澤 仁博
     MF 18 今野 章      MF 9 ファビーニョ
     FW 10 ジュニーニョ    FW 10 マルクス
     FW 9 ホベルチ       FW 11 上野 優作

      GK 1 浦上 壮史      GK 20 前田 信弘
     DF 32 岡山 一成     DF 4 杉山 弘一
     MF 7 鬼木 達       MF 12 宮沢 克行
     MF 26 中村 憲剛     MF 15 本間 勲
     FW 27 我那覇 和樹    FW 28 船越 優蔵
     監督 石崎 信弘     監督 反町 康治

--------------------------------------------------------------

【得点】 01' ホベルチ     【得点】
     85' 我那覇 和樹
    88' ジュニーニョ


【交代】 45' OUT 茂原 岳人   【交代】 69' OUT 三田 光
      IN 鬼木 達          IN 本間 勲
    74' OUT ホベルチ        78' OUT ファビーニョ
      IN 我那覇 和樹        IN 宮沢 克行
    76' OUT 山根 巌        86' OUT 秋葉 忠宏
      IN 岡山 一成         IN 船越 優蔵

【警告】 23' ジュニーニョ   【警告】 89' マルクス
    28' 吉原 慎也
    63' ホベルチ




2003年10月03日(金) 松葉杖戦記その5


孤独な電気治療。。。

昨日と同じく、カーテンで仕切られたベッドに
寝かされ、足首に電気パッドをあてられ治療開始。
ジンジン度は慣れもあってだんだん快適になって
きていて、楽なもんだ〜、と快適なひととき。

が、カーテンの外から色んな会話が聞こえてくる。
マッサージしてるのか、他のリハビリしてるのか、
先生たちと楽しく話しながら治療を進めている。

ああ、寂しいな(苦笑)

孤独な治療は10分間続いた。

精神的にもかなり疲れていたので、行き帰りともに
タクシーで。


                               



2003年10月02日(木) 松葉杖戦記その4


この日記、毎日数件だけど読んでくれる人がいるなぁ。
HPはほとんど閉鎖状態なのに、誰なんだろう?

今日もちゃんと医者行って来ました。毎日通院ってのは
気分的にめげるけど、それしかすることがないと言えば
その通りなので、今はケガのケアに集中しようっと。

簡単な触診の後、今日からリハビリに入りますね、と
別室に呼ばれました。腫れも引いてきたのでそろそろ
少しずつ動くようにしていきましょう、と。

でもまだまだ痛いよ。。。昨晩なんか無意識に伸びを
しようとしたらしく、また右足首に激痛が走ってしまった。
びっくりしたけど身体自体は動かしたがっているんだな。

まずは電気(低周波)治療から始めるらしく、ベッドに
寝かされ温かいパッドを足首の両側にあてる。電気を
流し始め、
「どうですか、感じますか?」
「いやまだ何も。。。」
「これくらいはどうですか?」
「まだです。。。」
(鈍いのかな俺ってば)
「ではこれくらいで」
「おお、来ました〜」
「じゃあもうちょっと強くしてみましょうか」
「え?」
「強い方が効きますからね」

足首がじんじんし始め、足がしびれた後のような感じに。
電気治療なんかほんとに久しぶり。小学校4年生の時に
プロレスして鎖骨を折っていらいの体験だ。
あのころはもっと鋭い痛みを感じた記憶があるけど、
今回はじんわりと電気が伝わってくるような感触。

電気通すこと10分間。
しばらくすると慣れてきたのかじんじんしなくなってきた。
でも代わりに足首内側に痛みを感じるように。
痛みを感じて1分くらいで規定時間終了。

そして今日からは自分で取り外し可能な包帯。
巻き方を指導され、温浴してくださいね、とのこと。
シャワーばっかりだからなぁ、どうしよう。。。
まずは風呂掃除しなきゃムリだよ(苦笑)

今日は頑張ってバスで帰りました。
明日も行くつもりです。
でもこんなので土曜日等々力行けるのかなぁ?


                               



2003年10月01日(水) 松葉杖戦記その3


何気なく最近の日記に「松葉杖戦記」ってタイトル
付けたんだけど、どういう意味なんだろう。
松葉杖はわかるが「戦記」って?

「松葉杖で戦う日記」(振り回したら危ないな)
「松葉杖と戦う日記」(あれは別に敵じゃない)
・・・・・。

昨晩遅くまで(早朝まで)チャンピオンズリーグ、
オリンピアコス×ユヴェントスを観ていたおかげで、
目が覚めたのはまたしても昼過ぎ。
時間にしたらそんなに寝ていないんだけど、寝すぎ
のような頭痛と共に目が覚めた。

じっとしているだけで体力使ってないから本当は
そんなに寝たくないんだろうなこの身体は。

寝ている間、ケガした右足首を必死に動かす自分に
気がついた。痛くて目が覚めるんだけど、気がつけば
痛みも構わず動かそうとする自分に気がつく。
そのせいか、目覚めた時は昨日より痛みが増して
いてシャワーに行こうという気力は湧かなかった。

昨日かなり松葉杖で歩いたことがたたり、かなり手の
ひらや胸部に痛みが残り、今日のバス通院は断念。
タクシーを呼び溝の口に向かう。

包帯とギプスを外してもらうと、かなりむくんでいた
のか跡がくっきり。ところどころ黄色から紫に変色
している。

それでも昨日と違ったところは、腫れがかなり引いて
きたこと。全体的な腫れは相変わらずだけど、足首の
両側や前方に大きく腫れていた部分が治まって来た。
回復は順調なようだけど、でもまだ内側の痛みは激しい。
消毒液で足を拭いてもらったんだけど、それだけで
かなり両くるぶし付近は痛みが走る。

ボールを蹴る時、インサイドは特にくるぶし付近で
蹴る癖があり、こんなんで本当にまた蹴れるように
なるんだろうか、と不安がよぎる。。。
でもまだケガしてから5日目だ、ゆっくり考えよう。

治療は数分で終わり、また包帯をきつく巻きなおして
もらう。自分で取り外しができる包帯は明日以降に
なるみたいだ。

「明日は来れますか?」
「(ちょっと休みたいな)う〜ん」
「腫れも引いてきてるし明日から取り外し可能な
 包帯に変えられますよ」
「はぁ、じゃあ頑張って明日も来ます」

松葉杖で歩くこと自体には慣れてきた。でも手の
痛みは尋常じゃなく、外出自体が億劫。
でもまあこれで引きこもってもしょうがないしな。
頑張って通院することにしよう。

今日は精神的につらかった。
一日中機嫌が悪かった。
いつもなら何でもないことにやたらと腹が立った。

一般人でこんな感情に陥るんだから、サッカー選手、
蹴ることが仕事である人たちがケガをした時、本当に
精神的に大変なんだろうと思った。もちろん僕ら
よりもケガに対するケアは十分に受けられる立場に
あるんだろうけど、精神的なところまでケアする
のは非常に難しいのではなかろうか。

一日練習できなければ自分の能力は少しずつ落ちて
いく。怪我する前まで必死の努力で築いてきたものが
どんどん削がれていく。つらいだろうな。



                               


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