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■ The Figure in the Shadows/John Bellairs
「ルイスと魔法使い協会」シリーズ2作目。 ジョナサンおじさんから、おじいさんのラッキー・コインのついたお守りをもらったルイスは、そのお守りに、ミセス・ツィマーマンの本で読んだ魔法をかける。本当にかかったのかどうかもわからないものの、その後、何やら影のようなものにつきまとわれるようになった。
今回は、ルイスのガールフレンド、ローズ・リタも加わってのお話。 前作を読んだ感じで、2巻目はルイスではなく、ミセス・ツィマーマンが主役になるのだろうと思っていたのだが、やはり主役はルイス・バーナベルト。 1巻目と同様、最初はルイスの最活から入り、中ほどから事件が起き始めるというスローペース。これがベレアーズの作風なのだろう。
1巻目で少々拍子抜けしたので、1巻目よりも2巻目のほうが面白いに違いないと勝手に思い込んで期待していたのだが、予想を裏切り、1巻目のほうが起伏があって、面白かった。1巻目ほど怖くもなかったし、再び拍子抜け。ドタバタなファンタジーでないというところは買いだけれど。ハロウィーンに合わせて読んだが、むしろクリスマスのほうが合っていたかもしれない。
2001年10月09日(火)
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