ほうじ茶飲話【JOYWOW】
2005年08月31日(水)
また来年の夏に
まだまだ暑い日が続くにもかかわらず、心情的には夏最終日。 7,8月を振り返ると、記憶を探ることも難しいほど早かった。 曜日も時間感覚も置き去りにして駆け抜けた気がする。 できたこと、できなかったこと、やりのこしたこと、いろいろあるけれどとにかく今年の夏はオシマイ。あとは来年に期待だね。
そういえば、8月中にサイトのリニューアルをお約束していたが 無理、ということがずいぶん前に判明していた。 とうぶん、このままでいくことに決定。待っていた方ごめんなさい。
明日から9月。 何が変わるわけじゃないけれど、気持ちに糊がきくようなシャリ感が、胸のどこかに存在する。もう一週間もしたら彼岸花も開花し始めるけれど、今年はどんな気持ちであの花の朱色を見るんだろう。
2005年08月29日(月)
おいしい夜
夕刻の打ち合わせでオドロキの相談を受ける。 ある意味、思っていたとおりの事態と展開なのだが この会社にとって意味あることであり、いい方向に向かうための ハードルと警鐘であることは確かなのだ。
さて、夜は銀座で知人のご招待を受ける。 カウンターだけのいわゆる小料理屋なのだが、火元は七輪だけ。おまかせで次々出される小皿料理、というか酒の肴のおいしいこと!食べることが大好きな私の心と胃袋をいっぱいに満たして頂いた。ひとりで切り盛りしている福岡出身のママさんは、もしかしたら私より若いのかもしれない。手際のよさと押し付けない心遣いが、品のいい団塊の客を掴んでいるんだろうと納得させる。
「女将」「店主」「ママ」「おねえさん」・・・・ 上で「ママさん」としているが、彼女にぴたりとくる呼び名が見つからない。次回行く時はなんと呼びかけたらいいんだろう?なんてことをカウンターのこちら側から考えてしまった。
多々ある銀座の飲食店、個人で「あたり」の店を探すことは難しい。この店に連れてきてくれた知人に感謝。
2005年08月27日(土)
怒って欲しいの?
夜、幼馴染とその義弟という不思議なトリオで寄り集まった。 八月に入ってまだ2日目の休み!だという働き者の義弟と三年ぶりの海だと言い切る幼馴染のため、海辺のレストランで食事をと思ったが、あいにくの結婚パーティーで貸切。ええ〜い、ままよと普通の海の家に席を取ったが、これが思いのほか正解。BGMなし、適当に気の利く店員さん。誉めたいものはひとつもないのに、妙にこっていないから美味しい家庭のつまみ、やきそばが細麺なのもいい。ウーロン茶\200とソフトドリンクでぼったくらない姿勢も好感度。真夏のおでんもかなりイケていた。
実は義弟N、前々から私に怒られたがっていた。 名誉のために付け加えると、彼にMっ気があるわけではない。 いろいろなことで思い悩む時、私にすこーんと言い放たれるとすっきりするらしい。Nの向こうにいる幼馴染は、義弟と私の会話を聞きながらハンカチで涙を拭っている。海に向かって扇のように♀♂♀の席順、周囲にはどんな風に写っているのだろうか?
なにはともあれ18時から23時まで、暗い海の向こうのイルミネーションを眺めながら、夏の夜を満喫。
2005年08月26日(金)
ついに!!
機種変更した。 FOMA N901is、NECの一番新しいモデル。 実はNECの機種があまり好きではなく、ずっと避けていたのだが 今回はすんなりコレの白にしてしまった。 なぜかdocomoの携帯は、つまらないモデルと色しかなく auやVodafoneを羨ましく思う気持ちは常に持っているのだが 乗り換えれてはいけない理由がないにもかかわらず、昭和30年代生まれの性(さが)ゆえか会社変更の思考が浮かばない。
家人は富士通の最新機種に変更した。 が、なんたってアナログな人なので、新機種2台の設定や使い方は私がやる&教えるしかない。ただ富士通モデルはアナログな人に優しいつくりになっていて「ここかな?」と、わからず押すボタンが仕掛けなく答えになっている場合がほとんどなのだ。ありがたいモデルである。私のNは便利機能がたくさんついていて手がついていかず(携帯のくせにポインターがある!)、四苦八苦しながらようやく慣れた。
機種変はたいへんなのだけれど、新鮮な気持ちにしてくれる。 とてもとても嬉しい私なのだった。 付け加えておくと、TV電話は恋愛まっさかりの人にしか用がないということもよくわかった。笑。
夜は友人たちと5人で地元イタリアンで食事をし、 気持ちのいい一日の〆となる。
2005年08月25日(木)
振り返りヒトコト記
8/20:Ken研の山本校長宅で北海道産地直送BBQに舌鼓を打つ。まるで旅行のような移動だったが、毛蟹がブラボーなおいしさで、文句ない一日を過ごさせていただいた。
8/21:友人とそのお嬢さんの三人で海辺でランチ。その後他のパーティーに三名で合流。日中のビーチに繰り出している人の多さに驚く。
8/22〜24:ただただ仕事に明け暮れる。22日は大好きな伯母の祥月命日であったが墓参の時間が取れなかった。朝、お経をあげて弔う。
8/25:松戸から友人来訪。台風警報が発令されているなか、早い夕方には駅まで送る。無事に帰宅したようで一安心。
目まぐるしく忙しい日々が続いているが、茶飲話の更新しっかりしなくちゃねー!と自分を叱咤激励。とにかく更新!!
2005年08月19日(金)
暑さに乗じていっちゃおう
今日の日中はものすごく暑かったのに、夕方になったら はたと鈴虫が鳴いていた。秋・・・?と思えば、この熱帯夜。 むわぁんと身体にまとわりつく、この夏名残の猛暑をいざ楽しまん。
友人から相談があるので会いたいと連絡があったのだが、 どこをどう操作しても都会でその時間がひねり出せない。 意識の上ではそれほど忙しいつもりはないのだが、予定表を見ると今月一杯隙がない。友人にまずは電話でと、私が自宅に落ち着いている日を探す。・・・探す、探す。・・・・なかった。かろうじての日程をメールで入れておいたが、なんというか、自分の予定の混み具合に自分で驚いてしまった。
といいつつ、8月も残すところあと二週間。 このまま一気にいくしかない。まだまだ夏だし、 暑さと陽気でいけてしまうに違いないのだ。 (涼しくなってがっくりこないようにしないとね、 と、自分に言い聞かせつつ)
2005年08月17日(水)
晩夏のはじまり
お盆も終り、ツクツクボウシが鳴き始め、今朝は秋色の日差しで目覚めた。新たに雑草を刈り終えた庭にはいくつもの穴が点在している。長い眠りから覚めたセミが這い出した跡だ。よくみると樹木の下部のそこかしこの葉にセミの抜け殻がディスプレイされている。どうやら、大好きな夏が終りに近づいている。
この夏学んだこと。 仕事、プライベートに限らず、停滞していたようないろいろな物事が、小さなきっかけや大きな努力に周囲の協力を併せ、ことりと前に動いた。動く時には動く。ようは自分次第なんだといまさらながらに実感させられた。なによりも、一緒に喜んだり悲しんだりしてくれる友人たちからのあたたかいエール。生きているっていいね。
まだ夏は終わっていない。この夏を思い返したときに、よくがんばったねと自分にいえるよう、まだまだ頑張ろう。おいしいビールを飲むために、今日ももうひと働き!
2005年08月14日(日)
こんな関係
外出時、携帯電話は持ち歩いているが、バッグに入れっぱなし。 うちにいる時は机の上においてあるものの、自分が移動してもその部屋に置きっぱなし。というわけで、電話やメールの着信音が鳴ってもたいてい気がつかない。24時間以上バッグの中に放置されている場合もたまにある。 ・・・こんな私と携帯の薄い関係をまず理解して欲しい。
家族のような付き合いをしているとある友人がいる。 平日であればPCのメールでやり取りをすることが多いが 休日は携帯メールでやりとりをする。ここまでは普通。 普通じゃないのは、携帯をあまり気にしない私がふと携帯を 取り上げる時に限って必ず、彼女からのメールが着信するのだ。
最初は何も思わなかった。 二回目は偶然だと笑った。 三回目は「え?」と思った。 それ以降はそういうもんなんだと諦めた。笑。
ちょっとコワいけど、確率としてはかなりおもしろい。
2005年08月12日(金)
知恵比べ
お盆の施餓鬼法要行事で、朝から寺に出向く。 法要自体は朝10時から一時間ぐらいのものだが、読経するお坊さんたちが10人以上に檀家さん勢揃い、会場整理等担当要員の方々も両手で数えられずで足の踏み場もない。焼香を終えるのを待って席を立ち、墓に向かうことにした。
我が家の墓は海を一望する小高い丘の斜面にある。 墓の後ろは当然、山。自然にかこまれたすばらしい場所なのである。が。これまた当然虫も一杯、蟻、蜂、蝶々、よくわからない昆虫はあたりまえ、一番手強いのは薮蚊軍団なのだ。露出している身体部位に外出前の虫除けスプレー噴射はなにはなくとも絶対である。
さて、今日のこと。水道の下で花入れを洗っている時「ぶぅぅぅん」というあのイヤは羽音がしたが、防虫態勢を取っている私には関係ない。洗い物に専念していた。
『チクっ』
と、感じた時にはもう遅い。 完全な死角・・・右のコメカミでゆっくりと血を吸われてしまった。 まさか顔には防虫スプレー噴射はしないわけで・・・。 蚊に一本取られてえらくショックを受けてしまった。がっくり。
がっくりついでにお墓のはしご。 離れた町にある祖母と伯父のお墓参りにも行ってきたのだが、蚊なんてまったくいなかった。平地って、いいもんだねぇ(苦笑)
2005年08月08日(月)
オトナの事情
打ち合わせに出向いたら、挨拶もそこそこに「ほらっ!」と笑顔でご印籠をかざされた。もちろん彼女は黄門さまではないので、新しいdocomoの携帯を私に見せびらかした、が正しい状況説明であるが、出し方がまるで印籠だったのだ(笑)。
彼女は私に携帯を見せ、画像解像度がすばらしくいい、オートフォーカスだし、軽いのよとさかんに宣伝する。最後に「でね、FomaだからTV電話ができるのよ」と笑いかける。ここで、すべてを理解した。早く私の携帯をFomaに変えろと催促しているのだ。
実はここ半年ほど、機種変更したくてどれにしようか迷っていたのだが、「コレ!」という決め手がなく、ずるずるとここまできていた。家人が機種変更したら決めやすいかもと何度かそそのかしてみたが、アナログな家人はツーカー並の機能しか求めない&わからないわけで、新機種を選ぶなんてことはとうてい無理な話であった。でも自分だけ選んで変更すればいいのだが、とうぜん変えるならFomaにしたい。だが、誰かがFomaを持っていないとTV電話が試せない。なんだかそれは損した気がする。で、今日に至る。
というわけで、彼女もTV電話をする相手が欲しくて、私に携帯を早く変えろと印籠ヨロシク差し出したわけだ。その気持ちは痛いほどよくわかる。さ、友達を得たのでそろそろ機種変だ!
2005年08月07日(日)
美貌の青空
出演は市川右近、段治郎、春猿、ナビゲーターに古藤芳治、歌姫としてDo As Infinityの伴都美子。永遠の革命家チェ・ゲバラをモチーフに書き下ろされた売野雅勇の新作『美貌の青空』を観に行く。
過日のヤマトタケルで肩透かしをくらった一観客としては、 このリーディング劇にはあまり期待していなかった。 ところがなんと今回、汚名挽回どころか鳥肌が立つほどいいものをみせて貰った。役者うんぬんというより、たまたまこの舞台を通して、すばらしい話を心に刻ませてもらったというのが正しい感想だろう。(余談:歌姫はいなくてもよかったかな〜)
そもそもチェ・ゲバラがどこで何をしていたかぐらいは世間常識として知ってはいた。が、この人が何を目指し、どんな思いで39年間を生き、なぜ金銭や地位でなく最後まで一革命家にこだわって死んでいったのかまでは知る由もなかった。革命家がすばらしいかどうかは私にはわからないし、判断基準も持っていない。ただ、彼の信条に心を掴まれたのだ。
劇中のキーワードとして使われていた、 チェが子供たちにあてた最後の手紙の一節。 「世界のどこかで、誰かが、不正な目にあっていたなら こころに深く痛みを感じる人になりなさい。 それが、革命家の最も美しい資質です」 観劇前には私にもよくわからない言葉だった。 地球には億万の人生があり、この言葉をどう理解するかは 人の数だけ違いがあるはず。ただ、幸せになりたいという思いは みんないっしょなんだと信じさせてくれた舞台だった。
この日、お台場は暑かった。 ZEPP東京の空調は誰を冷やすつもりなのか冷蔵庫なみで、 観劇後のお客さん達はみなひとまわり小さくなっていた気がする。
2005年08月05日(金)
夏の中間報告
先月、昨秋京都で知り合いになった都内在住の女性からメールがきた。ぜひ会いたいという旨だったのだが、先月から予定がかみ合わずやっと会える運びとなった。
彼女の外見は線が細くて色白、涼しげな目元のお嬢さん。 仕事はてきぱきこなすが、内面は恐がりで頑固。 けれど、とても素直で柔軟な部分が見え隠れしている。
直感か、印象なのか、一度しか会ったことのない私に会うため何度もメールをやりとりし、遠いところから電車に揺られてきた彼女の強い意思と行動に敬意を表したい。あいにく予定が入っていたためランチと食後のお茶をご一緒しただけだが、一度しか会ったことがないというのが不思議なほど、ごく自然に会話と時間の経過を楽しんだ。きっとこれからも折々会うことになるのかなと、そんな予感でしめくくられた夏の午後。
彼女と別れた後は、打ち合わせだの、飲み会だのが都内であり、 ハプニングとともに楽しい時間が過ぎていくことになる。
なんというか、不思議で楽しい日々が続く2005年夏。 忙しいけれどもわくわく〜で、すばらしくいい感じなのだ。
2005年08月03日(水)
おしごと満喫
朝から代官山で研修講師の日。
若い人たちに向かって話をするといっても、おおよそはこちらが一方的に話をしているが、参加者の反応を感じながら言葉と気を飛ばし、それに応えてくれるたくさんの気をおかえしに頂いている。 こんなに楽しい仕事をしていていいのだろうか?と ふと考えてしまうほどなのだ。
成長していく人たちに何かを伝えられることは本当に楽しい。 もちろん仕事として受けているわけなのだから、内容はクライアントの意向に沿ったプログラムを企画・実施する50:50の関係だ。にもかかわらず、研修後にみなさんから受けてよかったという言葉を頂戴するたびに申し訳ないほど恐縮する。何かを伝え、感じ取ってもらえるこの機会をもらえたことに、こちらこそ大きな感謝をしているからだ。あえていうなら「私ごとき」の人間が若い人たちの役に立てることが、嘘偽りなくありがたい。
日々、これ、感謝。 みなさん、ほんとうにありがとう。
2005年08月01日(月)
おすすめの一品
8月開幕、明日からは「残暑お見舞い」となる。 今年は一分でも多く夏を満喫せんがため、ぼけぼけせずに仕事をこなしているエラさである。
ところで、最近我が家では「日本手ぬぐい」が一大ブームとなっている。タオルに比べ、軽くて速乾、使い心地が抜群。夏場の雑事中、汗拭きのため首に引っ掛け、キッチンのお手拭に、外出先での日よけ(!)、酒瓶のラッピング、友人への挨拶手土産にと、ひっぱりだこなのだ。浅草や、歌舞伎鑑賞に出かけた折に数枚ずつ購入してくるのだが、最近の手ぬぐいは色柄も豊富で選ぶことからして楽しい。
日本人に生まれてよかったなぁ・・・なんて、 手ぬぐいに頬擦りしながら過ごす夏。 うーん、渋いっ。
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