2011年07月31日(日) |
夏のライブのお知らせをしてみます |
わたしがうたをうたっているバンド ソラネコのライブの お知らせです。
夏はライブが2本。
うちひとつは 大自然の中での川遊びとセットになった ワイルドライブというものを 企画してみました。
ぜひ、夏のおわりのひとときを ともにすごしましょう!
そういえば 今日は新月でしたね。
*ソラネコのライブ*
■2011年8月28日(日) 『うぇるかむ とぅー ざ にゅーわーるど 〜リャマからの残暑見舞い編〜』
*出演:オサケーニョス/ソラネコ *場所:新世界『のこされ島』http://www.nocoto.com/ *open19:00/start19:30 *料金:2000円+ドリンク *お問い合わせ・ご予約:のこされ島06-6633-5565(19:00〜)または、 ソラネコsolaneco☆sun.zaq.jp(←☆を@に変える)まで
「うぇるかむ とぅー ざ にゅーわーるど」も6月に続いて2回目です。 会場ののこされ島は、大阪は新世界、通天閣のふもとにあります。 大きなやさしいイキモノの体内のようで、異様に落ちつく場所です。 今回は、アンデスの歌とお酒をこよなく愛するグループ 「オサケーニョス」さんとご一緒します。魂が踊りたくなる楽しさですよ! アンデスのリャマたちからも「飛行機が高くていけないけど、アンデスから 応援しているよ!」と連絡をもらいました。リャマたちも、きてくれたら もっとおもしろくなるのにねぇ。
■2011年9月4日(日)美山『ケモノがえりだ!ワイルドライブ!』
京都・美山の大自然の中で、川あそびとライブです。 数年前から、田歌舎さんでライブができたらすてきだなあ…と 思っていたので、実現できてうれしいです。 川、7月にも行ったのですが、すごく気持ちいいですよ! リバートレッキングでは、ヤマメを手づかみできるかもしれないそうです。 みんなで野性にかえりましょう!
*完全予約制です。
*場所:京都・美山 田歌舎
*スケジュール(ライブのみの参加もOK!) ・朝10時、田歌舎集合。美山川でガイド付きリバートレッキング(天候により内容変更あり) ・昼食はトレッキングの休憩中に田歌舎自家製アウトドアランチ ・夕方4時頃田歌舎に戻り、5時頃から美味しい料理とお酒を飲みながらソラネコのライブ!
*料金:1日参加…9000円/夕食&ライブのみ参加…3000円 (飲み物は別料金です。持ち込みOK。南風楽天からオーガニックワイン・ベルギービールの販売予定)
*持ち物:水着、化繊のアンダーウェア(肌着上下)、濡れてもかまわない短パンまたはズボン、着替え、タオル (リバートレッキングに参加される方のみ。詳しくは田歌舎までお問い合わせください。)
*宿泊:田歌舎にて宿泊できます。前泊・後泊などご希望に合わせて。朝食付き1泊3000円(持参テント泊:無料)
*アクセス ☆自家用車の方は現地集合。 ☆南風楽天から申し込む場合、朝7時JR高槻駅集合。 みんなで乗り合わせて向かいます。車をお持ちでない方、車に空席のある方はゼヒこちらから! ☆公共交通機関をご利用の方は、田歌舎からお申し込みください。 朝(JR園部駅)と夕方(南丹市営バス知見口)から田歌舎が送迎します。(燃料代500円)
*ご予約・お問い合わせ ○田歌舎 0771-77-0509/www.tautasya.com mailto:field-songs@tautasya.com ○南風楽天 072-685-6395/www.h3.dion.ne.jp/~nampu00/ mailto:rakuten@f8.dion.ne.jp ○ソラネコ www.tanoshiya.com/soraneko solaneco☆sun.zaq.jp(←☆を@に変えてください)
白い道がまっすぐに のびている。
まんなかよりも 少し左を ゆっくりと あるく。
透明なコップに入った 日本酒を のみながら。
わたしは 日本酒が 好きだ。
日本酒は お米の味が するから。
白い道は 古びた石の鳥居を くぐる。
平戸の島の 海のそば。
わたしが 結婚した人が うれしそうな顔して 手招きをしている。
ここは わたしの しらない場所だけど とても なつかしい気がして 涙がでる。
彼がうれしそうに はしゃいで
神社の境内で 手招きする。
わたしは ゆっくり ゆっくり 白い道を
まんなかより すこし左を あるいて
ちかづいて ゆく。
2011年07月29日(金) |
芋の焼酎をよくのんだ夜 |
猫が ないている。
しっぽのきれた猫が。
猫の模様は くもりぞらの模様。
蝉のぬけがらをけって そらをみあげる。
そらは うすぐもり。
やあ!やあ!とお!
手足を おもいきり のばして 空をける。
わたしは みたいものが みれるし であいたいものに であえるし
すべてが うまくいっていることに 感謝の祈りを ささげようと おもう。
いつも いつまでも
そうおもいつづけられますように。
おちつかない。
とんがりの先が 胸のなかを 内側から ついてくる。
トントントンと ついてくるので おちつかない。
なにを あばれているのだ。
ぶあつい雲が おしあいへしあい 空をながれてゆく。
とんがりを ひっこぬいて 目の前の沼に すててしまいたい。
でも そうしては いけないような 気がして
なにもできないで いる。
足元に野の花が ふんわりしている。
いいにおいの霧が たちこめる。
そうだった ここはお花畑だったのだ。
ぼくは 淡いいろいろの 野の花たちに かこまれて
ぼんやりして いたのだった。
息を吐いて 息をすって 息を吐いて
霧のにおいは もりをとおってきた においだ。
木のにおい。 沢のにおい。 岩のにおい。 苔のにおい。 土のにおい。
息を吐いて 息をすって 息を吐いて。
いつしか とんがりは ねむりについて
穏やかな ねがえりをうつ。
沢をのぼっていった。
あまりに美しくて なにも考えず 沢をのぼった。
苔むした大きな岩 やさしい山紫陽花 谷をすべる涼しい風
流れは 白い砂の上を曲線を描き 岩をまるく削って流れ落ち がれきを運び 倒木をくぐり
どこまでも どこまでも。
水の音以外 きこえない だれも いない。
オレンジ色の午後の光が 葉っぱの模様の影をつくる。
とおくに 美しい滝がみえる。
二段に連なった滝。
おもわず 近づいてみる。
落ちる水の線と オレンジの光の模様。
手をいれると 水がはねて 顔やお腹に かかる。
きもちがよくて なんて 美しいのだろうと おもう。
おちる水のそばにいて もうずっと ここにいたいとおもう。
「なんか かえりたくなくなってきた」
そういいながら 滝のそばにいる。
陽はかたむき 山をおりなければ いけない。
そこで わたしたちは 突然 正気に戻る。
もう 予定では 山をおりている時間だということ
おりているはずの時間よりも 1時間もたっているのに 沢を登っているということ
そもそも 沢を下るので 登るはずはないということ。
方位磁石と地図をみて 随分と 正反対の道を あるいてきてしまったということに
気がついて ぞっとする。
山の日暮れははやい。
真っ暗になる前に もとの道に 戻らなければ。
はしるようにして 来た道をかえる。
いそいでいそいで 随分とのぼってきたことに 気がつく。
ケモノの糞のにおいがする。 雲が太陽をかくす。 冷たい風がふく。
はしってはしって もときた道まで戻ったら
さっきはみつからなかった もうひとつの道が みえた。
方角も山のカタチも あっている。
これが 山をくだる道。
これで おうちに かえれそうだ。
すこしだけ ほっとする。
ふりかえると ケモノのにおいのする ほそいほそい沢の道。
木々の上の方で つくつくぼうしが 一斉に響きあう。
あの 美しい滝は いったい なんだったんだろう。
地図にない道の先に こっそりあった 美しい滝。
やさしかった
岩の上に石をつむ
山をおりてほっとして みあげた空
やまやまやま やまやま
やま
やまやまやま
みどり あお あかむらさき おうどいろ
いろんないろの
やまやま やま やまやまやま
やまたちが おしよせてきて びっくりしていたら
やまのすそは スカートのようになっていて
すそのなかには 細めの足が 二本あるのがみえた。
やまの足は ふといとおもっていたのだけど 案外細かったんだ。
おうちにかえったら その話を しようと おもった。
川が流れている。
細くて 急な 川。
緑がかった水の色。
触ったら痛そうなほど 強い流れ。
この 流れに どうやって のっていったら よいのだろう?
ぼくは 川のほとりで 戸惑っている。
川は 手招きをする。
ほらほら この流れに のりなさい。
…でも
どうやって のっていったら よいのだろう。
身体ひとつで?
筏をつくって?
ぼくは これから なにを すると よいのだろうか。
雲の切れ間から 光がさす。
なんて きれいなんだろう?
とうとつに うんこが したくなった。
うんこをするために すこし影になった岩のうしろに かくれる。
うんこは 腸の中から
ぎゅーっと 目をつぶって でてくる。
顔をだしたとたんに 呼吸が楽になるみたいだ。
ぷはーっと 呼吸をしている。
ぼくは うんこになりたいと おもった。
そうだ うんこに なろう!
金沢にかえって おいやめいたちと 外であそぶ。
虫とり。
おいっこが 蝉を見つける役。
とどくところであれば みごとな網さばきて とらえるが
届かないところとなると
「さとちゃんなら きっととどくよ!」
と身長だけは大人のわたしに 声がかかる。
そして わたしは 本気で とりにかかる。
こちらの気配をけして 蝉に近づけるところまで 近づいて
ぱっと網をかぶせて ざーっと地面にふせる。
やった! とれた!
網の中に 手をつっこんで みんみんあばれる 蝉をつかんで
籠にいれる。
ひさびさに このどきどき感と 達成感。
「なんか どきどきする」
となりでみていた めいっこも 同じ気持ちだったんだと おもってうれしくなる。
そういえば わたしは 子どもの頃 せみとりが大好きだったんだ。
最高記録は 今でも忘れない26匹。
ひとつの籠に みんみんと つめこんで 母に かわいそうだと 怒られたっけ。
夏休みの登校日を わすれてしまうくらい まいにち 夢中になって せみとりばかり していたっけ。
あのころは ほとんどがアブラゼミだったが いまはニイニイゼミが多い。
ニイニイゼミが5に対して アブラゼミ1くらいの 割合だろうか。
蝉以外にも バッタも手づかみしたし トノサマガエルの子どもを3匹とらえた。
カナブンもとって 甥っ子の虫籠の中へ。
甥っ子は いろんな種類の カナブンを飼っている。
コフキカナブンが とっても味わいのある 質感で黒目がかわいい。
オケラが狩人蜂に しとめられている現場も 目撃。
大人になって しばらく 忘れていた この夏休みの わくわくする感覚。
子どもの頃の夏に タイムスリップしたよう。
蝉をさがす虫とり相棒(おいっこ)
とらえた蝉を 網戸にとまらせてみる。
そのうち 部屋の中でとびまわり うちの妹(つまりおいやめいたちの母)が 「ほらほら!蝉を部屋ではなさない!」と 怒りだす。
ああ この大人に怒られる感じも 夏休み。
*これからのソラネコライブ*
数日中に、詳細アップします。
■8月28日(日)新世界 のこされ島 「うぇるかむ とぅー ざ にゅーわーるど 〜リャマからの残暑見舞い〜」 w/オサケーニョス
あのペルーのリャマからの 残暑見舞いだよ!
■9月4日(日) 美山 田歌舎 「ケモノがえりだ!ワイルドライブ」
午前中は川あそびで夕方からライブです。 ライブのみの参加もOK!
でも、せっかくなので 朝からたっぷり川であそんで ワイルドにケモノがえり しましょう。
予約制です。
■11月20日(日)熊本 天草青年の家
普賢岳を海のむこうにのぞむ すばらしいロケーションの場所。
ライブは午前中です。 土曜日の夜は、 青年の家にかなり安く 団体様も宿泊できるので 熊本まで直通になった新幹線でぜひ! 旅行気分であそびにいらしてください!!
みんなで天草にいくツアー くみましょうか。
とりいそぎ日程だけ。 詳細はまたお知らせします。
時間がたつのが早い。
昔よりも ちょっとの時間で たくさんのことが 起こっているような 気がする。
昨年10月の バリの旅の日記を
何度も何度も 手をつけてはとまり 手をつけてはとまり…と 繰り返していたのだが
1週間ほど前に 急に火がついたように 書き始めている。
書き始めると あのときのいろいろな感覚が よみがえってきて
いま 現実をおくりながらも バリを旅しているような ふしぎな感じになっている。
そのせいかどうか お酒もおいしいし 二日酔いというよりも 昼間もずっと酔っているような そんな感じもする。
つぎからつぎへと いろいろなことが 目の前にやってきては 過ぎ去って それをつついたり たべたり けったり コココココケコッコーと ないてみたりして
まるで ニワトリのおっさんみたいな まいにちだ。
でも このまいにちの一瞬一瞬が ぴっかぴかにつまっているような 気がするし
風や空や太陽が やさしくはなしかけてくるような 気がするし
つねに 暗闇の気配を背中に感じながら つなわたりのように 自分が選んだ 最高の今をわたってゆくこの感覚。
これを しあわせと いうのかもしれないと おもう。
きょうは 満月のひとつ前の月。
手のひらに 月の光が おいしかった。
*これからのソラネコライブ*
■8月28日(日)新世界 のこされ島 「うぇるかむ とぅー ざ にゅーわーるど 〜リャマからの残暑見舞い〜」 w/オサケーニョス
あのペルーのリャマからの 残暑見舞いだよ!
■9月4日(日) 美山 田歌舎 「ケモノがえりだ!ワイルドライブ」
午前中は川あそびで夕方からライブです。 ライブのみの参加もOK!
でも、せっかくなので 朝からたっぷり川であそんで ワイルドにケモノがえり しましょう。
■11月20日(日)熊本 天草青年の家
普賢岳を海のむこうにのぞむ すばらしいロケーションの場所。
ライブは午前中です。 土曜日の夜は、 青年の家にかなり安く 団体様も宿泊できるので 熊本まで直通になった新幹線でぜひ! 旅行気分であそびにいらしてください!!
みんなで天草にいくツアー くみましょうか。
とりいそぎ日程だけ。 詳細はまたお知らせします。
2011年07月11日(月) |
かいぶんブイブイ、ブンブイカ! |
ブンブイカという種類のイカが この世界のどこか まだ発見されていなくても どこかに生息しているということを 祈ってつくった 回文タイトル。
さて、 一緒にのみにいった友が 回文にこっていた。
上から読んでも 下から読んでも おんなじ言葉。
仕事のファイルの前半が 回文ノートになっていて びっしりと回文を かきとめている。
仕事のファイルというより 回文ノートがメインでは…?
新世界のイカ戦士
かすうどん、どうすか?
神様は正美か? 神様黙る、車田正美か?
車田正美、気になる人物の登場だ。
こんなに回文ブームならば
その日にいれた ボトルにも 回文を書かねばならぬ。
そう思って わたしも いろいろ回文を 考えてみる。
ボトルキープの名前書き用の マジックをつかって 手の平で試行錯誤するも
なかなか 難しい。
「回文の世界は そう簡単ではないですよ…」
不敵な笑みをうかべる友人。
結局 わたしが考えた ボトルに書いた回文は
「ようよ」(酔うよ!)
であった。
試行錯誤の末…。
シンプルだし、
まあええか、ええアマ。
*これからのソラネコライブ*
■8月28日(日)新世界 のこされ島 「うぇるかむ とぅー ざ にゅーわーるど 〜リャマからの残暑見舞い〜」 w/オサケーニョス
あのペルーのリャマからの 残暑見舞いだよ!
■9月4日(日) 美山 田歌舎 「ケモノがえりだ!ワイルドライブ」
午前中は川あそびで夕方からライブです。 ライブのみの参加もOK!
でも、せっかくなので 朝からたっぷり川であそんで ワイルドにケモノがえり しましょう。
■11月20日(日)熊本 天草青年の家
普賢岳を海のむこうにのぞむ すばらしいロケーションの場所。
ライブは午前中です。 土曜日の夜は、 青年の家にかなり安く 団体様も宿泊できるので 熊本まで直通になった新幹線でぜひ! 旅行気分であそびにいらしてください!!
みんなで天草にいくツアー くみましょうか。
とりいそぎ日程だけ。 詳細はまたお知らせします。
9月4日に 川遊びとライブがセットになった ワイルドライブをしよう! というもくろみがあり
下見とうちあわせを兼ねて 美山の田歌舎さんへ。
田歌舎さん http://www.cans.zaq.ne.jp/fuajs500/index.html
今回の川あそびは ラフティング。
いちにちたっぷりと 川とたわむれる。
流されてみたり 高いところから 飛び込んでみたり
頭の中はからっぽで なんだか はしゃいだ。
ラフティングの間の ランチにもときめく。
ずっしりした手作りのパン ヤギのチーズ(田歌舎にはヤギがいます) 手作りのピクルス 鹿肉の生ハム 鹿肉のソーセージのスープ。 鹿肉も狩猟でとったもの。
野性の香りがして 豊かな気持ちになる。
スタッフの方々みんな 自然のリズムとなじんでいて いいなあとおもう。
自然のリズムと 調和して生きている人って 魅力的なんだよなあ。
川とあそんで おいしくたべて またあそんで うちあわせをして イベントのカタチがみえてきて うれしい。
いろんな人と であってつながって つながって ひろがって なみなみと おどる人生が たのしい。
9月4日は 午前中から川あそび(ランチつき)。 夕方から おいしいものをいただきながら ライブの予定です。
朝から難しい方は ライブだけでも参加OK! また詳細を おしらせします。
みんな 野性にかえろう!
田歌舎のすわったらたそがれてしまうベンチ
***
きょうは ブヨにかまれたところが かゆくてかゆくてかゆくて おかしくなりそうでした。
耳のうしろとか かまれていました。
ブヨって 水がきれいなところに いるんだって。
すべてを そぎおとして さいごにのこる
いちばんたいせつなもの たいせつなやくそく
それを カタチにしてみた。
赤い糸 緑の糸 すずの音 輝く炎 みつめる眼と眼
とおくてちかい ちかくてとおい なかまたちと
おはなしをした。
まいにちが はやくてはやくて 時間とおいかけっこしてたけど
ひさしぶりに 時間もなにもかんけいなく ただ存在している感覚に なれた。
ああ なつかしい 場所。
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